JP3807102B2 - 車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、軽トラック等の車体の外側に装備されていてミラーユニットにより後方を視認する車両用アウトサイドミラー装置に係り、特に固定側のベースに回転側のミラーアセンブリを所謂両持ちで支持する支持機構のうち、上部支持機構の部品点数が少ない車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用アウトサイドミラー装置としては、例えば、実用新案登録第2570778号公報に記載のものがある。
この車両用アウトサイドミラー装置は、上部支持アーム及び下部支持アームを有するベースと、支持部を有するミラーアセンブリと、上部支持機構及び下部支持機構とを備え、前記ミラーアセンブリの支持部が前記ベースの上部支持アームと下部支持アームとの間に回転軸に対して交差する方向にセットされると共に、前記ミラーアセンブリの支持部の上部及び下部が前記ベースの上部支持アーム及び下部支持アームに前記上部支持機構及び下部支持機構により前記回転軸回りに回転可能に支持されているものである。
この車両用アウトサイドミラー装置は、固定側のベースに回転側のミラーアセンブリが所謂両持ちで支持されているので、片持ちで支持されている車両用アウトサイドミラー装置と比較して、ミラーアセンブリを確実に支持することができ、しかも確実な後方視認が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来例に係る車両用アウトサイドミラー装置において、固定側のベースに回転側のミラーアセンブリを所謂両持ちで支持する支持機構のうちで、上部支持機構は、ミラーアセンブリ(2)のブラケット(5)にネジにより固定されたサブブラケット(5a)と、このサブブラケット(5a)に止めリング(7)やコイルスプリング(8)等を介して取り付けられた上部スライダ(6)と、この上部スライダ(6)をベース(1)の上部支持アーム(1a)に固定する止めネジ(12)とから構成されているものである。
このために、上述の従来の車両用アウトサイドミラー装置は、上部支持機構の部品点数が多いと言う課題が有り、
かつ、前記のミラーアセンブリをガタ無く支承するためには、該ミラーアセンブリを回転可能に支持している機構の構成部材の寸法精度を高くしなければならないと言う課題がある。
【0004】
本発明の目的は、固定側のベースに回転側のミラーアセンブリを所謂両持ちで支持する支持機構のうち、上部支持機構の部品点数が少なく、かつ、簡単な構成で該ミラーアッセンブリをガタ無く回転可能に支承し得る車両用アウトサイドミラー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために、上部支持アーム及び下部支持アームを有するベースと、支持部を有するミラーアセンブリと、上部支持機構及び下部支持機構とを備え、前記ミラーアセンブリの支持部が前記ベースの上部支持アームと下部支持アームとの間に回転軸に対して交差する方向にセットされると共に、前記ミラーアセンブリの支持部の上部及び下部が前記ベースの上部支持アーム及び下部支持アームに前記上部支持機構及び下部支持機構により前記回転軸周りに回転可能に支持されている車両用アウトサイドミラー装置において、
前記上部支持機構は、弾性力を有する弾性係合爪及び弾性力を有する弾性当接部とを外周に一体形成したブッシュから構成され、
前記ブッシュを前記ベースの上部支持アームに設けられた透孔及び前記ミラーアセンブリの支持部の上部に設けられた透孔に前記回転軸方向に圧入することにより前記ブッシュを前記ベースの上部支持アームに回転不可能に係止し、
前記圧入により前記ブッシュの弾性係合爪が前記透孔に係合してブッシュが前記透孔から脱落しないように係止し、
前記圧入により前記ブッシュの弾性当接部が前記ミラーアセンブリの透孔の内面に弾性的に当接してミラーアセンブリを回転可能に支持すること、を特徴とする、車両用アウトサイドミラー装置。
【0006】
上述のように構成された本発明の車両用アウトサイドミラー装置は、ブッシュをベースの上部支持アームの透孔中及びミラーアセンブリの支持部の上部の透孔中にそれぞれ圧入することにより、ブッシュがベースの上部支持アームに回転不可能に取り付けられ、かつそのブッシュにミラーアセンブリの支持部の上部が回転可能に支持されることとなる。
このように、本発明の車両用アウトサイドミラー装置は、ブッシュのみで上部支持機構を構成するものであるから、従来の車両用アウトサイドミラー装置の上部支持機構と比較して部品点数が少なく、
しかも、前記の上部支持機構を構成しているブッシュに、「ミラーアッセンブリの透孔の内面に対して弾性的に当接する弾性当接部」が設けられているので、ミラーアセンブリの支持軸にガタを生じない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用アウトサイドミラー装置の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。この例は、例えば、軽トラックのドアーに装備される車両用アウトサイドミラー装置について説明する。
なお、図中、O−Oは固定側のベースに対して回転側のミラーアセンブリの回転軸を示す。
【0008】
図1において、1は軽トラックの左側のドアーD(図2参照)に固定されるベースである。本例のベース1は合成樹脂からなり、図6に示した単品拡大図のように、固定板部10と、この固定板部10の上下に一体に設けられた上部支持アーム11及び下部支持アーム12とから構成されている。
【0009】
上述の上部支持アーム11は、回転軸O−O方向に円形の透孔が設けられた筒形状をなす。この円形透孔は、中間部の段部110を介して、上半分の大径の円形透孔111と、下半部の小径の円形透孔112とからなる。
前記小径の円形透孔112の内面は、上から下にかけて内径が徐々に小さくなるテーパ面をなす。また、このテーパ面112には、回転止めの凹部113が回転軸O−O方向に設けられている。
【0010】
一方、上述の下部支持アーム12は、上面が閉塞されかつ下面が開口された中空形状をなす。この下部支持アーム12の上面には、スクリュウ13(図3参照)を挿通する3個の小円形の挿通孔120が等間隔に設けられている。また、この下部支持アーム12の上面のうち前記固定板部10と反対側の縁には、ガイド兼位置決め用の凹部121が回転軸O−O方向及び前記固定板部10に対してほぼ直交する方向に設けられている。
【0011】
図1乃至図3において、2は上述のベース1を外側から覆うベースカバーである。このベースカバー2は、例えば合成樹脂からなる。このベースカバー2とベース1とは、例えば、弾性係止爪(図示せず)と係止部(図示せず)との弾性係止により固定されている。
【0012】
図1において、3はミラーアセンブリの一構成部品であるミラーハウジングである。本例のミラーハウジング3は合成樹脂からなり、図2及び図13に示すように、前面(ドアーDに装備された際に、軽トラックの後方側の面)に開口部30を有する中空形状をなす。このミラーハウジング3の一側(この例では右側)には中空状の角筒形状の張出し部31が一体に突設されている。この張出し部31の上面には円形の透孔32が設けられていると共に、この張出し部31の下面が開口されている。
【0013】
図1において、4はミラーアセンブリの一構成部品であるユニットブラケットである。本例のユニットブラケット4は合成樹脂からなり、図10乃至図12に示すように、板部40と、その板部40のほぼ中央に一体に設けられた球凹部41と、その球凹部41の中心に一体に突設されたボス部42と、前記板部40の一端に一体に設けられた支持部43とから構成されている。この支持部43の上下両端部には、円形の透孔44、45がそれぞれ設けられている。また、この支持部43の下端面には、後に図11及び図12を参照して説明するように3個のボール46が等間隔に転動可能に保持配置されている。さらに、この支持部43の下端面の円形透孔45の周辺には、扇形状の溝部47及びストッパ凸部48がそれぞれ設けられている。
【0014】
図1において、5はミラーユニットである。このミラーユニット5は、図4及び図5に示すように、表面にミラー面を有するミラーボディー50と、そのミラーボディー50の裏面に配設されたバックボードのミラーホルダ51とから構成されている。このミラーホルダ51の中央部には、球凸部52が後方に一体に突設されている。
上述のミラーハウジング3及びユニットブラケット4及びミラーユニット5がミラーアセンブリを構成する。
【0015】
図1において、6は下部支持機構としてのシャフトホルダである。本例のシャフトホルダ6はダイカスト製であって、図3及び図6乃至図9及び図17に示すように、円盤形状の板部60と、その板部60の上面の中心から一体に突設された軸部61とから構成されている。この板部60の軸部61の付け根には、扇形状のストッパ凸部62が一体に設けられている。また、この板部60の上面には、3個の台形凹部63と3個の球形凹部64とが同一円周上に設けられている。台形凹部63の縁のうち、前記ボール46の軌跡方向に溝が設けられている。さらに、この板部60の下面には、ガイド兼位置決め用の凸部65が径方向に一体に突設されている。さらにまた、この板部60の下面には3個のネジ穴66が等間隔に設けられている。
【0016】
図1において、7は上部支持機構としてのブッシュである。
本発明におけるブッシュは、以下に実施形態を挙げて説明するように、軸受けとしての機能だけでなく、回転軸としての役目を果たす部材である。
本例のブッシュ7は合成樹脂製であって、図3及び図14乃至図16に示すように、上部が閉塞されかつ下部が開口された中空状の円筒形状をなす。このブッシュ7の上部には、鍔部70が一体に設けられている。また、このブッシュ7の上端部の外面には、回転止め用の凸部71が軸方向に一体に突設されている。また、このブッシュ7の上端部の外面72は、上部から下部にかけて外径が徐々に小さくなるテーパ面、すなわち、ブッシュ7の圧入方向に傾斜したテーパ面をなす。さらに、このブッシュ7の中間部には、弾性係合爪73が一体に設けられている。この弾性係合爪73の左右両側及び下側にはスリットが設けられていてこの弾性係合部73に弾性が付与されている。さらにまた、このブッシュ7下端部には、4本の弾性当接部74が等間隔に軸方向に一体に設けられている。この弾性当接部74の左右両側にはスリットが設けられていてこの弾性当接部74に弾性が付与されており、かつ図16に表されているように、この弾性当接部74の外径Rは他の部分の外径rよりも若干大である。
【0017】
以下、上述の構成部品からなる本発明の車両用アウトサイドミラー装置の組み付け工程について説明する。まず、シャフトホルダ6の軸部61をユニットブラケット4の下円形透孔45中に回転可能に挿入し、かつユニットブラケット4のボール4をシャフトホルダ6の台形凹部63にセットし、また、シャフトホルダ6のストッパ凸部62をユニットブラケット4の溝47中に位置させ、さらに、シャフトホルダ6のストッパ凸部62の両端面とユニットブラケット4のストッパ凸部48の両端面とを対向させる。この状態で、シャフトホルダ6の軸部61の上端部の周溝にワッシャ67を固定し、このワッシャ67とユニットブラケット4の支持部43の下端部上面との間に圧縮コイルスプリング68を介装することにより、ユニットブラケット4とシャフトホルダ6とが相互に回転可能に組み付けられることとなる。
【0018】
次に、ユニットブラケット4とシャフトホルダ6とをミラーハウジング3にセットする。すなわち、ユニットブラケット4の支持部43及びシャフトホルダ6をミラーハウジング3の張出し部31中に収納すると共に、シャフトホルダ6の板部60の下面をミラーハウジング3の張出し部31の下面開口に位置させ、かつユニットブラケット4の板部40をミラーハウジング3にスクリュウ33により固定する。
【0019】
それから、ミラーハウジング3の張出し部31、ユニットブラケット4の支持部43、シャフトホルダ6をベース1の上部支持アーム11と下部支持アーム12との間に回転軸O−Oに対してほぼ直交する方向にセットする。このとき、ベース1のガイド兼位置決め凹部121とシャフトホルダ6のガイド兼位置決め凸部65とのスライド係合により、ミラーハウジング3、ユニットブラケット4、シャフトホルダ6がベース1の所定位置にガイドされかつ位置決めされることとなる。
【0020】
続いて、スクリュウ13を、ベース1の挿通孔120中に挿通させかつシャフトホルダ6のネジ穴66にねじ込んで、シャフトホルダ6の板部60とベース1の下部支持アーム12とを一体に固定する。この結果、ミラーアセンブリとしてのユニットブラケット4の支持部43の下部が下部支持機構としてのシャフトホルダ6を介してベース1の下部支持アーム12に回転可能に支持されることとなる。このように、シャフトホルダ6は、前工程で軸部61にミラーアセンブリ側のユニットブラケット4の支持部43の下部が回転可能に支持され、後工程で板部60がベース1側の下部支持アーム12に固定されることとなる。
【0021】
上述のシャフトホルダ6とベース1との固定作業と相前後して又は同時に、ブッシュ7をベース1の上部支持アーム11の円形透孔111、112及びミラーハウジング3の円形透孔32及びユニットブラケット4の円形透孔44中に圧入すると共に、ブッシュ7の鍔部70の下面をベース1の段部110の上面に当接する。すると、ベース1の回転止め凹部113とブッシュ7の回転止め凸部71との係合により、ブッシュ7がベース1に対して、回転軸O−O回りに回転するのを防止されている。また、ベース1のテーパ面112とブッシュ7のテーパ面72とにより、ブッシュ7がベース1に圧入され、かつ、そのブッシュ7に圧入方向(図1中の実線矢印方向)と逆方向に逃げる力がかかる。一方、ブッシュ7の弾性係合爪73がミラーハウジング3の円形透孔32の下面周辺に弾性係合することにより、ブッシュ7が上述の円形透孔111、112、32、44中から抜けるのを防止されている。さらに、ブッシュ7の弾性当接部74がユニットブラケット4の円形透孔44の内面に弾性当接することにより、ブッシュ7がユニットブラケット4に径方向のがたを防止されている。この結果、ミラーアセンブリとしてのユニットブラケット4の支持部43の上部が上部支持機構としてのブッシュ7を介してベース1の上部支持アーム11に回転可能に支持されることとなる。このとき、ブッシュ7の軸と、シャフトホルダ6の軸部61の軸とは、相互に一致し、かつ回転軸O−Oと一致することとなる。
【0022】
そして、カバー2をベース1に固定し、これと相前後して又は同時に、ミラーユニット5をユニットブラケット4にピボット機構52を介して回動可能に取り付ける。
かくして、本発明の車両用アウトサイドミラー装置が組み立てられることとなる。図2に示すように、この本発明の車両用アウトサイドミラー装置のベース1の固定板部10を軽トラックのドアーDに固定することにより、本発明の車両用アウトサイドミラー装置が軽トラックのドアーDに装備されることとなる。
【0023】
上述のドアーDに装備された本発明の車両用アウトサイドミラー装置のミラーアセンブリ3、4、5をベース1に対して後方(図2中の実線矢印B方向であって、軽トラックの後方)に又は前方(図2中の実線矢印F方向であって、軽トラックの前方)に傾倒回動させることができる。このとき、図9に示すように、ミラーアセンブリ側のストッパ凸部48が実線矢印B方向にα°又は実線矢印F方向にβ°回動してベース1側のシャフトホルダ6のストッパ凸部62に当接すると共に、図17に示すように、ミラーアセンブリ側のボール46がベース1側のシャフトホルダ6の台形凹部63から抜け出て一点鎖線矢印B方向にα°又は二点鎖線矢印F方向にβ°転動して球形凹部64に嵌合する。この結果、ミラーアセンブリ3、4、5は、図2中に示す使用状態から後方傾倒位置又は前方傾倒位置に回動することとなる。なお、前方傾倒において、ボール46が球形凹部64に嵌合する前にストッパ凸部48、62同士が当接して、ミラーアセンブリ3、4、5が前方傾倒位置に回動するものであっても良い。
【0024】
このように、本発明の車両用アウトサイドミラー装置は、上部支持機構が、ベース1の上部支持アーム11の円形透孔111、112と、ミラーアセンブリとしてのミラーハウジング3の円形透孔32及びユニットブラケット4の支持部43の上円形透孔44中に圧入することにより、ベース1の上部支持アーム11に回転不可能に取り付けられ、かつミラーアセンブリとしてのユニットブラケット4の支持部43の上部が回転可能に支持されたブッシュ7から構成されているものであるから、従来の車両用アウトサイドミラー装置の上部支持機構と比較して部品点数が少ない。
【0025】
特に、この実施形態においては、ミラーアセンブリとしてのミラーハウジング3及びユニットブラケット4及びシャフトホルダ6をベース1にセットする際、ミラーハウジング3の張出し部31をベース1の上部支持アーム11と下部支持アーム12との間に回転軸O−Oに対してほぼ直交する方向にセットするものであり、しかも、ベース1のガイド兼位置決め凹部121とシャフトホルダ6のガイド兼位置決め凸部65とがスライド係合して、ミラーアセンブリ(ミラーハウジング3、ユニットブラケット4、シャフトホルダ6)がベース1の所定位置にガイドされかつ位置決めされるものであるから、ミラーアセンブリをベース1に簡単にセットして取り付けることができる。
【0026】
なお、上述の実施の形態において、ベース1側の回転止めは凹部113であり、ブッシュ7側の回転止めは凸部71であるが、その逆でも良い。
また、上述の実施の形態において、ベース1側のガイド兼位置決めは凹部121であり、シャフトホルダ6側のガイド兼位置決めは凸部65であるが、その逆でも良い。
さらに、上述の実施形態において、ミラーユニット5を上下左右方向に傾動させるパワーユニット、ミラーユニット5のミラー面の曇を取るヒータ、ミラーアセンブリ3、4、5を起立位置(使用位置)と格納位置(後方傾倒位置)との間を回動させる電格ユニット、を単独で若しくは組合せで装備しても良い。
さらにまた、上述の実施の形態においては、軽トラックのドアーDに装備する例について説明したが、本発明の車両用アウトサイドミラー装置は、その他の自動車やフェンダ等に装備しても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明の車両用アウトサイドミラー装置は、上部支持機構の部品点数が少なく、しかも、ミラーアセンブリがガタ無く回動可能に支持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用アウトサイドミラー装置の一実施の形態を示した分解斜視図である。
【図2】軽トラックのドアーに装備した状態の斜視図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図2におけるV−V線断面図である。
【図6】ベース及びシャフトホルダの分解斜視図である。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図である。
【図8】シャフトホルダの斜視図である。
【図9】図8におけるIX矢視図である。
【図10】ユニットブラケットの斜視図である。
【図11】図10におけるXI−XI線断面図である。
【図12】図10におけるXII矢視図である。
【図13】ミラーハウジングの斜視図である。
【図14】ブッシュの斜視図である。
【図15】図14におけるXV−XV線断面図である。
【図16】図14におけるXVI−XVI線断面図である。
【図17】図9におけるXVII−XVII線断面図である。
【符号の説明】
1…ベース、10…固定板部、11…上部支持アーム、12…下部支持アーム、120…挿通孔、121…ガイド兼位置決め凹部、13…スクリュウ、2…カバー、3…ミラーハウジング、30…開口部、31…張出し部、32…透孔、33…スクリュウ、4…ユニットブラケット、40…板部、41…球凹部、42…ボス部、43…支持部、44、45…透孔、46…ボール、47…溝、48…ストッパ凸部、5…ミラーユニット、50…ミラーボディー、51…ミラーホルダ、52…球凸部、53…ピボット機構、6…シャフトホルダ(下部支持機構)、60…板部、61…軸部、62…ストッパ凸部、63…台形凹部、64…球形凹部、65…ガイド兼位置決め凸部、66…ネジ穴、67…ワッシャ、68…コイルスプリング、7…ブッシュ(上部支持機構)、70…鍔部、71…回転止め凸部、72…テーパ面、73…弾性係合爪、74…弾性当接部、D…ドアー、O−O…回転軸。

Claims (1)

  1. 上部支持アーム及び下部支持アームを有するベースと、支持部を有するミラーアセンブリと、上部支持機構及び下部支持機構とを備え、前記ミラーアセンブリの支持部が前記ベースの上部支持アームと下部支持アームとの間に回転軸に対して交差する方向にセットされると共に、前記ミラーアセンブリの支持部の上部及び下部が前記ベースの上部支持アーム及び下部支持アームに前記上部支持機構及び下部支持機構により前記回転軸周りに回転可能に支持されている車両用アウトサイドミラー装置において、
    前記上部支持機構は、弾性力を有する弾性係合爪及び弾性力を有する弾性当接部とを外周に一体形成したブッシュから構成され、
    前記ブッシュを前記ベースの上部支持アームに設けられた透孔及び前記ミラーアセンブリの支持部の上部に設けられた透孔に前記回転軸方向に圧入することにより前記ブッシュを前記ベースの上部支持アームに回転不可能に係止し、
    前記圧入により前記ブッシュの弾性係合爪が前記透孔に係合してブッシュが前記透孔から脱落しないように係止し、
    前記圧入により前記ブッシュの弾性当接部が前記ミラーアセンブリの透孔の内面に弾性的に当接してミラーアセンブリを回転可能に支持すること、を特徴とする、車両用アウトサイドミラー装置。
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