JP3806957B2 - 調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、てんぷら等調理油を使用する調理器具の誤って消し忘れた時の油過熱を防止し、未然に油火災を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
調理油過熱防止装置の性能は、200mlで300℃以下で消火し、1000mlで220℃以下で消火しないことと、工業会で統一されており、その規格を守るために、例えば自動消火温度は265℃等の一点制御で上下限の規格を遵守していた。
【0003】
図10の従来の自動消火の概略フローチャートにて説明をすると、S45ステップで所定温度(265℃等)以上か否かを判定し、所定温度以上であればS46ステップへ進み、燃焼を停止し、所定温度以上でなければS47ステップへ進み、燃焼を継続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例の構成では、加熱手段が2500Kcal/h程度までの発熱量までは、前記の規格が遵守できるがそれ以上の発熱量では、少量油の300℃に合わせて自動消火温度を設定すると多量油の220℃が守れず220℃以下で切れてしまう。
【0005】
また逆に多量油の220℃を守って自動消火温度を設定すると少量油の300℃が守れず300℃を越えて自動消火する等の不備が発生するのが実態であり、例えば4000Kcal/hのような高カロリーの加熱手段には調理油過熱防止装置が取り付けられないという問題があった。
【0006】
また、鍋底の形状により油の対流のしかたに違いがあり、丸底鍋以外の鍋で自動消火温度を決定すると、丸底鍋では油煙、発火等が発生し、丸底鍋で自動消火温度を決定すると、丸底鍋以外の鍋では早切れするといった問題があった。
【0007】
そこで本発明は、上記の不具合点を解消することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の調理器は、鍋を加熱する加熱手段と、加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知温度から調理油過熱防止の自動消火温度を演算する過熱防止温度演算手段とを有し、前記過熱防止演算手段には、予め設定した調理油過熱防止用の最低自動消火温度と最高自動消火温度を有し、前記最低自動消火温度は鍋に少量油を入れて加熱したとき油温が発火に至らない最高油温度に余裕を減算した温度とし、前記最高自動消火温度は鍋に多量油を入れて加熱したとき油調理で確保すべき調理油温度に余裕を加算した温度とし、前記過熱防止演算手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定温度に到達したときから、一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、調理油過熱防止の自動消火温度を最高自動消火温度と最低自動消火温度の範囲で無段階に可変させる構成とした。
【0009】
この構成により、加熱調理時の鍋底の温度勾配の大きさにより、前記調理油過熱防止の自動消火温度を無段階に可変させるため、油量に応じた自動消火温度を自動設定し、少量油でも多量油でも同程度の温度で自動消火させることが可能となり少量油では煙が発生する程度の温度で消火し、多量油では早切れするなどの使いにくさを解消することできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記目的を達成するために、本発明の調理器の第1手段は、鍋を加熱する加熱手段と、加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知温度から調理油過熱防止の自動消火温度を演算する過熱防止温度演算手段とを有し、前記過熱防止演算手段には、予め設定した調理油過熱防止用の最低自動消火温度と最高自動消火温度を有し、前記最低自動消火温度は鍋に少量油を入れて加熱したとき油温が発火に至らない最高油温度に余裕を減算した温度とし、前記最高自動消火温度は鍋に多量油を入れて加熱したとき油調理で確保すべき調理油温度に余裕を加算した温度とし、前記過熱防止演算手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定温度に到達したときから、一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、調理油過熱防止の自動消火温度を最高自動消火温度と最低自動消火温度の範囲で無段階に可変させる構成としている。
【0011】
また、本発明の第2手段は、請求項1の過熱防止温度演算手段には、鍋形状判定手段を有し、前記温度検知手段の検知温度が所定温度に到達したときから、一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、鍋形状を丸底鍋か否かを判定し、丸底鍋の場合は丸底鍋以外の鍋と異なった最低自動消火温度と、最高自動消火温度を決定し、前記調理油過熱防止の自動消火温度を最高自動消火温度と最低自動消火温度の範囲で無段階に可変させる構成としている。
【0012】
また、本発明の第3手段は、請求項1の過熱防止温度演算手段にて、前記調理油過熱防止の自動消火温度を決定後、前記過熱防止温度演算手段は、前記温度検知手段による検知温度の一定時間の温度勾配が所定値下降した場合、最高自動消火温度範囲内で前記調理油過熱防止の自動消火温度を一定値上昇させる構成としている。
【0013】
また、本発明の第4手段は、請求項1の過熱防止温度演算手段は、前記温度検知手段の初期検知温度が所定温度以上の場合、所定温度に、初期検知温度に対比した温度を加算したものを一旦、自動消火温度とし、さらに所定時間経過後から一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、自動消火温度を所定値上昇させる構成としている。
【0014】
また、本発明の第5手段は、請求項1の過熱防止温度演算手段にて、前記調理油過熱防止の自動消火温度を決定後、過熱防止温度演算手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定値以下になったとき、前記調理油過熱防止の自動消火温度をキャンセルする構成としている。
【0015】
本発明は、上記した第1手段によれば、油量に応じて自動消火温度を最適化させる作用がある。
【0016】
また、第2手段によれば、中華鍋に最も適した油過熱防止用として、しかも油量に合わせた自動消火温度を得られる作用がある。
【0017】
また、第3手段によれば、油の入った鍋内に調理物が投入されると油の対流が活発になり発火温度に余裕ができ、自動消火温度を上昇させ早切れを防ぐ作用がある。
【0018】
また第4手段によれば、消火直後の再調理時においても、温度に応じた自動消火温度を設定することで、早切れを防止し、さらに油量に応じて自動消火温度を変更することで最適化させる作用がある。
【0019】
また第5手段によれば、調理途中で鍋を交換した場合など、交換した鍋での最適な油過熱防止をはたらかせる作用がある。
【0020】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の本体斜視図である。1は過熱防止装置付きこんろバーナ、2は温度センサ、3は普通こんろバーナ、4はグリル部、5は左こんろ点消火ボタン、6は右こんろ点消火ボタン、7はグリル点消火ボタン、8は左こんろ火力調節レバー、9は右こんろ火力調節レバー、10はグリル火力調節レバー、11は電池消耗お知らせLEDを示している。
【0021】
図2は本発明の過熱防止装置の構成概略図である。12はコックブロックを示し、13〜16はコックブロック内の部品を示す。13は火力調節ニードル、14はコックスイッチ、15は手動弁、16は電池駆動安全弁を示す。17はノズル、18は点火プラグ、19は熱電対、20は制御基板、21は乾電池を示している。6の点消火ボタンを押すと、14のコックスイッチがONとなり、20の制御基板内の点火器を介して18の点火プラグから火花放電し、また16の電池安全弁に吸着保持用電力が供給される。同時に15の手動弁が開状態となり、更に6の点消火ボタンを押し込むことにより、16の電池駆動安全弁が押し込まれ、電気的に保持される。この状態でガスは17のノズルを通り、1のバーナに供給され、点火し、19の熱電対を加熱し、19の熱電対の熱起電力を20の制御基板内の熱起電力判定回路で判定し燃焼を継続させる構成としている。2の温度センサーは、異常温度にならない限り燃焼を遮断する信号を出力することはない構成としている。消火をさせる場合は、6の点消火ボタンを再度押し込むことにより、15の手動弁が閉となり、14のコックスイッチもOFFとなり、ガスを遮断し燃焼を停止する。
【0022】
図3は本発明の第1の実施の形態の自動消火温度算出の概略フローチャートである。S1ステップでは検知温度が所定温度以上になったか否かを判定し、所定温度以上になればS2ステップへ進む。S2ステップでは一定時間経過したか否かを判定し、一定時間経過すればS3ステップへ進む。S3ステップでは温度勾配を算出し、S4ステップでは温度勾配に応じた自動消火温度を一時的に算出する。S5ステップではS4ステップで一時的に算出した自動消火温度が最高自動消火温度よりも高いか否かを判定し、高くなければS7ステップへ進み、高ければS6ステップで最高自動消火温度を自動消火温度として決定する。S7ステップではS4ステップで一時的に算出した自動消火温度が最低自動消火温度よりも低いか否かを判定し、低くなければS9ステップへ進み、低ければS8ステップで最低自動消火温度を自動消火温度として決定する。S9ステップではS4ステップで一時的に算出した自動消火温度を自動消火温度として決定する。
【0023】
図4は本発明の第2の実施の形態の自動消火温度算出の概略フローチャートである。S10ステップでは検知温度が所定温度以上になったか否かを判定し、所定温度以上になればS11ステップへ進む。S11ステップでは一定時間経過したか否かを判定し、一定時間経過すればS12ステップへ進む。S12ステップでは温度勾配を算出し、S13ステップではS12ステップで算出した温度勾配が所定値以上か否かを判定し、所定値以上の時は丸底鍋以外の鍋であると判定しS14ステップへ、所定値以上でなければ丸底鍋であると判定しS15ステップへ進む。S14ステップでは丸底鍋以外自動消火温度算出を行う。S15ステップでは丸底鍋自動消火温度算出を行う。S14,S15ステップの処理内容をそれぞれ図5、図6にて説明する。
【0024】
図5は第2の実施の形態の丸底鍋以外自動消火温度算出の概略フローチャートである。S16ステップでは温度勾配と丸底鍋以外の定数より自動消火温度を一時的に算出する。S17ステップではS16ステップで一時的に算出した自動消火温度が丸底鍋以外最高自動消火温度よりも高いか否かを判定し、高くなければS19ステップへ進み、高ければS18ステップで丸底鍋以外最高自動消火温度を自動消火温度として決定する。S19ステップではS16ステップで一時的に算出した自動消火温度が丸底鍋以外最低自動消火温度よりも低いか否かを判定し、低くなければS21ステップへ進み、低ければS20ステップで丸底鍋以外最低自動消火温度を自動消火温度として決定する。S21ステップではS16ステップで一時的に算出した自動消火温度を自動消火温度として決定する。
【0025】
図6は第2の実施の形態の丸底鍋自動消火温度算出の概略フローチャートである。S22ステップでは温度勾配と丸底鍋の定数より自動消火温度を一時的に算出する。S23ステップではS22ステップで一時的に算出した自動消火温度が丸底鍋最高自動消火温度よりも高いか否かを判定し、高くなければS25ステップへ進み、高ければS24ステップで丸底鍋最高自動消火温度を自動消火温度として決定する。S25ステップではS22ステップで一時的に算出した自動消火温度が丸底鍋最低自動消火温度よりも低いか否かを判定し、低くなければS27ステップへ進み、低ければS26ステップで丸底鍋最低自動消火温度を自動消火温度として決定する。S27ステップではS22ステップで一時的に算出した自動消火温度を自動消火温度として決定する。
【0026】
図7は本発明の第3の実施の形態の自動消火温度更新の概略フローチャートである。S28ステップでは温度勾配を算出し、S29ステップでは検知温度が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であればS30ステップへ、所定値以上でなければS28ステップへ進む。S30ステップではそれまでに決定している自動消火温度に一定値を加算したものを一時的に自動消火温度とする。S31ステップではS30ステップで一時的に算出した自動消火温度が最高自動消火温度よりも高いか否かを判定し、高くなければS33ステップへ進み、高ければS32ステップで最高自動消火温度を自動消火温度として更新する。S33ステップではS30ステップで一時的に算出した自動消火温度を自動消火温度として更新する。
【0027】
図8は本発明の第4の実施の形態のホット開始時の自動消火温度算出の概略フローチャートである。S34ステップでは調理開始時に検知した初期検知温度が所定温度以上か否かを判定し、所定温度以上であればS35ステップへ進む。S35ステップでは初期検知温度とホット開始時の定数より自動消火温度を算出し決定する。S36ステップでは所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間経過すればS37ステップへ進む。S37ステップでは温度勾配を算出し、S38ステップではS37ステップで算出した温度勾配が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であればS39ステップへ、所定値以上でなければS37ステップへ進む。S39ステップではS35ステップで決定した自動消火温度に所定値を加算したものを自動消火温度として更新する。
【0028】
図9は本発明の第5の実施の形態の温度低下時の自動消火温度キャンセルの概略フローチャートである。S40ステップでは自動消火温度が決定したか否かを判定し、決定すればS41ステップへ進む。S41ステップでは検知温度が所定値以下か否かを判定し、所定値以下ならばS42ステップへ、所定値以下でなければS43ステップへ進む。S42ステップでは自動消火温度をキャンセルし、再度自動消火温度を決定するためにS40ステップへ進む。S43ステップでは検知温度が自動消火温度以上か否かを判定し、自動消火温度以上であればS44ステップへ進み、S44ステップで燃焼を停止する。また、S43ステップで検知温度が自動消火温度以上でなければ燃焼を継続し、S41ステップへ進む。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から本発明の請求項1による調理器では、温度勾配の大きさにより、前記調理油過熱防止の自動消火温度を無段階に可変させるため、油量に応じた自動消火温度を自動設定し、少量油でも多量油でも同程度の温度で自動消火させることが可能となり、誤って消し忘れた場合でも少量油では煙が発生する程度の温度で消火し、多量油では早切れするなどの使いにくさを解消する調理器が提供できる。
【0030】
また、本発明の請求項2では、温度勾配の大きさにより、最低自動消火温度と、最高自動消火温度を決定することにより、同一発熱量であっても、鍋の形状によって温度検知手段の温度と鍋中の自動消火時の油温のばらつきが少なくなり、使いやすい器具が提供できる。
【0031】
また、本発明の請求項3では、自動消火温度を決定後、前記温度検知手段の検知温度から、再度自動消火温度を可変させることにより、鍋中に油のみの場合は調理がされていないと判断し比較的自動消火温度を低い目に設定し安全度を高め、かつ油煙の発生を押さえる効果を持たせ、鍋中に調理物が投入された場合は、自動消火温度を安全の範囲で高い目に移行させ、早切れを防止し使いやすい器具が提供できる。
【0032】
また、本発明の請求項4では、温度検知手段の初期検知温度が所定温度以上の場合に、所定温度に、初期検知温度に対比した温度を加算したものを一旦、自動消火温度とし、さらに温度勾配に応じて自動消火温度を変更することで、消火直後の再調理時にも、早切れを防止した使いやすい器具が提供できる。
【0033】
また、本発明の請求項5では、温度検知手段の検知温度が、所定値以下になった場合、自動消火温度をキャンセルすることにより、燃焼継続中に鍋を交換した場合など、設定している自動消火温度を、再度設定し直して最適状態を作り出す効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の本体斜視図
【図2】同過熱防止装置の構成概略図
【図3】第1の実施の形態の自動消火温度算出の概略フローチャート
【図4】第2の実施の形態の自動消火温度算出の概略フローチャート
【図5】同丸底鍋以外自動消火温度算出の概略フローチャート
【図6】同丸底鍋自動消火温度算出の概略フローチャート
【図7】本発明の第3の実施の形態の自動消火温度更新の概略フローチャート
【図8】本発明の第4の実施の形態のホット開始時の自動消火温度算出の概略フローチャート
【図9】本発明の第5の実施の形態の温度低下時の自動消火温度キャンセルの概略フローチャート
【図10】従来の自動消火の概略フローチャート
【符号の説明】
1 過熱防止装置付きこんろバーナ
2 温度センサ
3 普通こんろバーナ
4 グリル部
Claims (5)
- 鍋を加熱する加熱手段と、加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知温度から調理油過熱防止の自動消火温度を演算する過熱防止温度演算手段とを有し、前記過熱防止演算手段には、予め設定した調理油過熱防止用の最低自動消火温度と最高自動消火温度を有し、前記最低自動消火温度は鍋に少量油を入れて加熱したとき油温が発火に至らない最高油温度に余裕を減算した温度とし、前記最高自動消火温度は鍋に多量油を入れて加熱したとき油調理で確保すべき調理油温度に余裕を加算した温度とし、前記過熱防止演算手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定温度に到達したときから、一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、調理油過熱防止の自動消火温度を最高自動消火温度と最低自動消火温度の範囲で無段階に可変させることを特徴とした調理器。
- 過熱防止温度演算手段には、鍋形状判定手段を有し、温度検知手段の検知温度が所定温度に到達したときから、一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、鍋形状を丸底鍋か否かを判定し、丸底鍋の場合は丸底鍋以外の鍋と異なった最低自動消火温度と、最高自動消火温度を決定し、調理油過熱防止の自動消火温度を最高自動消火温度と最低自動消火温度の範囲で無段階に可変させることを特徴とした請求項1記載の調理器。
- 過熱防止温度演算手段にて、調理油過熱防止の自動消火温度を決定後、前記過熱防止温度演算手段は、前記温度検知手段による検知温度の一定時間の温度勾配が所定値下降した場合、最高自動消火温度範囲内で前記調理油過熱防止の自動消火温度を一定値上昇させることを特徴とした請求項1記載の調理器。
- 過熱防止温度演算手段は、温度検知手段の初期検知温度が所定温度以上の場合、所定温度に、初期検知温度に対比した温度を加算したものを一旦、自動消火温度とし、さらに所定時間経過後から一定時間の温度勾配を算出し、温度勾配の大きさにより、自動消火温度を所定値上昇させることを特徴とした請求項1記載の調理器。
- 過熱防止温度演算手段にて、調理油過熱防止の自動消火温度を決定後、前記過熱防止温度演算手段は、温度検知手段の検知温度が所定値以下になったとき、前記調理油過熱防止の自動消火温度をキャンセルすることを特徴とした請求項1記載の調理器。
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