JP3806719B2 - アンテナ切換モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

アンテナ切換モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、誘電体セラミック層を積層した積層体にアンテナ切換回路の少なくとも一部を形成したアンテナ切換モジュールおよびその製造方法に関するものである。
携帯電話等の移動体通信機器には、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムにおいて通信が可能な、いわゆるマルチバンド対応の通信機器が知られている。マルチバンド対応の通信機器は、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応した送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部と、これら複数の送信回路および受信回路とアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路を形成するアンテナ切換モジュールとを備える。
従来、アンテナ切換モジュールには、小型化・高集積化を図るため、誘電体セラミックス層を積層した積層体にアンテナ切換回路の少なくとも一部を形成したアンテナ切換モジュールが知られている。積層体の最下層表面には、通信システムの各送信回路に接続される送信端子,通信システムの各受信回路に接続される受信端子,信号経路の切換を制御する制御回路へと接続される制御端子などの種々の接続端子が設けられている。下記特許文献には、種々の接続端子が積層体の最下層表面に設けられたアンテナ切換モジュールが開示されている。
特開2003−23370号公報
しかしながら、従来、積層体の各接続端子の配置については十分な検討がなされていなかった。積層体は小型化が図られている一方、積層体に設けられる接続端子には、半田付け可能な程度の大きさを確保する必要であるため、各接続端子は、互いの漏洩信号による干渉を受け易い距離で近接することとなる。その結果、受信端子が他の接続端子からの漏洩信号の干渉を受け、受信信号にノイズが発生してしまう場合があった。
本発明は、上記した課題を解決することを目的としてなされ、受信端子に対する他の接続端子からの漏洩信号の干渉を抑制し、受信信号の耐ノイズ性能を向上させることができるアンテナ切換モジュールを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本発明のアンテナ切換モジュールは、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路の少なくとも一部を、誘電体セラミック層を積層した四角柱状の積層体に形成したアンテナ切換モジュールであって、前記複数の通信システムの各送信回路に接続される複数の送信端子,前記複数の通信システムの各受信回路に接続される複数の受信端子,前記信号経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子,前記積層体に形成されたアンテナ切換回路をグランドに接続するグランドパターンを、それぞれ前記積層体の最下層表面に形成し、前記複数の送信端子は、前記最下層表面の一辺に並設され、前記複数の受信端子は、前記最下層表面の前記一辺の対向辺に並設され、前記制御端子は、前記複数の送信端子と共に前記一辺に並設され、前記グランドパターンは、前記最下層表面の中央に位置する領域であって、前記一辺に並設された送信端子および制御端子と、前記対向辺に並設された受信端子と、の間に挟まれた領域に設けられたことを特徴とする。
本発明のアンテナ切換モジュールによれば、受信端子と、送信端子および制御端子とが、積層体の最下層表面の対向する2辺にそれぞれ隔離して並設されているため、受信信号に対する送信端子および制御端子からの漏洩信号の干渉を抑制することができる。さらに、受信端子と、送信端子および制御端子とが、2辺に並設された距離的な隔離に加え、グランドパターンによっても隔離されるため、一層、漏洩信号の干渉を抑制することができる。その結果、受信信号の耐ノイズ性能を向上させることができる。
上記の構成を有する本発明のアンテナ切換モジュールは、以下の態様を採ることもできる。例えば、前記アンテナ部に接続されるアンテナ端子は、前記最下層表面の前記一辺に位置する領域であって、前記並設された送信端子および制御端子の並びの一端に隣り合う領域に、該送信端子および該制御端子と共に並設されても良い。これによって、受信信号に対する送信端子および制御端子からの漏洩信号の干渉を抑制するとともに、アンテナ端子からの漏洩信号の干渉も抑制することができる。さらに、前記制御端子は、前記並びの前記一端に位置しても良い。これによって、アンテナ端子と送信端子との間における漏洩信号の干渉の影響を低減することができる。
また、前記並設された複数の送信端子および複数の受信端子は、前記通信システムに対応する送信端子の並びの順序と受信端子の並びの順序とが同一であることとしても良い。これによって、複数の通信システムのそれぞれに対応した送信端子および受信端子に各々接続される積層体内部における導体パターンの不要な交差をなくし、積層体に形成される導体パターンの取り回しの簡素化を図ることができる。
また、前記アンテナ切換回路は、前記複数の通信システムのうち所定の通信周波数帯域以上の高周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う高周波側スイッチ回路と、前記複数の通信システムのうち前記高周波側通信システムとは異なる低周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う低周波側スイッチ回路と、前記高周波側スイッチ回路および前記低周波側スイッチ回路と前記アンテナ部との間における各受信信号および各送信信号の分配を行うダイプレクサ回路とを備えたアンテナ切換モジュールに適用しても良い。さらに、前記高周波側スイッチ回路に接続する全ての前記送信端子および前記制御端子を一群に並設するとともに、前記低周波側スイッチ回路に接続する全ての前記送信端子および前記制御端子を一群に並設しても良いし、前記高周波側スイッチ回路に接続する全ての前記受信端子を一群に並設するとともに、前記低周波側スイッチ回路に接続する全ての前記受信端子を一群に並設しても良い。これらによって、高周波側スイッチ回路と低周波側スイッチ回路とに各々接続される積層体内部における導体パターンの不要な交差をなくし、積層体に形成される導体パターンの取り回しの簡素化を図ることができる。
上記した課題を解決するため、本発明のアンテナ切換モジュールの製造方法は、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路の少なくとも一部を、誘電体セラミック層を積層した四角柱状の積層体に形成したアンテナ切換モジュールの製造方法であって、前記複数の通信システムの各送信回路に接続される複数の送信端子を、前記積層体の最下層表面の一辺に並設し、前記複数の通信システムの各受信回路に接続される複数の受信端子を、前記最下層となる面の前記一辺の対向辺に並設し、前記信号経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子を、前記複数の送信端子と共に前記一辺に並設し、前記積層体に形成されたアンテナ切換回路をグランドに接続するグランドパターンを、前記最下層表面の中央に位置する領域であって、前記一辺に並設された送信端子および制御端子と、前記対向辺に並設された受信端子と、の間に挟まれた領域に設けることを特徴とする。このアンテナ切換モジュールの製造方法によれば、受信端子に対する他の接続端子からの漏洩信号の干渉を抑制し、受信信号の耐ノイズ性能に優れたアンテナ切換モジュールを製造することができる。

本発明のアンテナ切換モジュールの製造方法は、前記送信端子および前記受信端子,前記制御端子,前記グランドパターンのうち少なくともいずれかを、前記誘電体セラミックス層の積層に先立って形成する態様を採ることもできる。これによって、誘電体セラミック層の積層の後の工程で接続端子を形成する場合に比べて、製造工数の低減を図ることができる。
以上説明した本発明の構成および作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用したアンテナ切換モジュールについて、次の順序で説明する。
A.第1の実施例(トリプルバンド)
A−(1).アンテナ切換モジュール10の構造
A−(2).アンテナ切換モジュール10の回路構成
A−(3).アンテナ切換モジュール10の製造方法
B.第2の実施例(クワッドバンド)
B−(1).アンテナ切換モジュール20の構造
B−(2).アンテナ切換モジュール20の回路構成
C.その他の実施形態
A.第1の実施例(トリプルバンド):
本発明の第1の実施例であるアンテナ切換モジュール10は、EGSM(Extended Global System for Mobile Communications),DCS(Digital Communication System),PCS(Personal Communication Service)の3つの通信システムに準拠した、いわゆるトリプルバンドの携帯電話に搭載されるモジュールである。
A−(1).アンテナ切換モジュール10の構造:
アンテナ切換モジュール10の構造について説明する。図1は、アンテナ切換モジュール10の外観構造を示す斜視図である。アンテナ切換モジュール10は、誘電体セラミックス(ガラスセラミック)層を積層した四角柱状の積層体100を備え、携帯電話における通信周波数の異なる複数の通信システムと、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間に実装されるモジュールである。積層体100には、その各層に形成された導体パターンによって、携帯電話における複数の通信システムのそれぞれに対応した送信回路および受信回路と、アンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路AC1の少なくとも一部が形成されている。なお、積層体100の積層面の一辺は、5ミリメートル(以下、mmと表記する)程度である。
積層体100の最上層表面には、各層の導体パターンと共にアンテナ切換回路AC1を形成するSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ121,122、ダイオード131,コイル141,抵抗器151などの種々の実装部品(チップ部品)が実装されている。これら実装部品の上部は、積層体100の最上面に半田付けされた導体金属製のシールドキャップ160によって覆われている。シールドキャップ160は、アンテナ切換モジュール10が実装された際に、積層体100の最上面を介してグランドに接続される。
図2は、アンテナ切換モジュール10の底面図である。積層体100の最下層表面には種々の接続端子として、アンテナ部に接続されるアンテナ端子ANTの他、EGSM系に関する接続端子としては、EGSM系の送信回路に接続される送信端子TX2と、EGSM系の受信回路に接続される受信端子RX2a,RX2bと、EGSM系の送受信経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC2とが設けられている。
DCS/PCS系に関する接続端子としては、DCS/PCS系の送信回路に接続される送信端子TX34と、DCS系の受信回路に接続される受信端子RX3a,RX3bと、PCS系の受信回路に接続される受信端子RX4a,RX4bと、DCS/PCS系の送信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC34と、PCS系の受信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC4とが設けられている。
積層体100の最下層表面に設けられた接続端子の位置関係について説明する。積層体100の長方形状の最下層表面の長辺の一辺には、図2の紙面左側から順に、アンテナ端子ANT,制御端子VC4,制御端子VC34,送信端子TX34,制御端子VC2,送信端子TX2が並設されている。アンテナ端子ANT等が並設された一辺に対向する対向辺には、図2の紙面左側から順に、受信端子RX4a,受信端子RX4b,受信端子RX3a,受信端子RX3b,受信端子RX2a,受信端子RX2bが並設されている。各接続端子は、長方形状の導体パターンであり、各接続端子間は、接続端子の幅と同程度の間隔を空けて並設されている。
最下層表面の一辺に並設されたアンテナ端子ANT等の接続端子と、対向辺に並設された受信端子RX4a等の接続端子との間には、アンテナ切換モジュール10が実装された際にグランドに接続されるグランドパターン191,192,193,194が設けられている。なお、グランドパターンを一体に形成することも可能であるが、本実施例では、ガラスセラミックスと、グランドパターンを形成する導体との熱膨張率の差による応力の発生を抑制するため、グランドパターンを分割して形成する。
グランドパターン191,194は、最下層表面における各接続端子が並設されていない2つの短辺に、長方形状の導体パターンとして形成されている。その長方形の長辺の長さは、接続端子の幅の3倍程度である。グランドパターン192,193は、グランドパターン191,194間に、長方形状の導体パターンとして形成されている。その長方形の各辺の長さは、接続端子の幅の3倍程度である。
A−(2).アンテナ切換モジュール10の回路構成:
アンテナ切換モジュール10が形成するアンテナ切換回路AC1について説明する。図3は、アンテナ切換回路AC1を示す回路図である。アンテナ切換回路AC1は、EGSM系の信号経路の切換を行うスイッチ回路SW2と、DCS/PCS系の信号経路の切換を行うスイッチ回路SW34と、スイッチ回路SW2,SW34に対して各受信信号および各送信信号の分配を行うダイプレクサ回路DPとを主要な回路として構成されている。
アンテナ端子ANTとダイプレクサ回路DPとを接続する信号経路には、ローパスフィルタ回路LPF1が配設されている。ローパスフィルタ回路LPF1には、アンテナ端子ANT側から順に、片側がグランドに接続されるコンデンサC11,C13,C15が接続されている。コンデンサC11,C13間には、コンデンサC12とコイルL12とが並行して接続され、コンデンサC13,C15間には、コンデンサC14とコイルL14とが並行して接続され、多段のローパスフィルタ(LCエリピティックフィルタ)として構成されている。このローパスフィルタ回路LPF1は、DCSシステムの通信周波数帯域に対する二次高調波(3.42〜3.57GHz)以上の信号を減衰させる。
ダイプレクサ回路DPには、スイッチ回路SW2に接続する信号経路にローパスフィルタ回路LPF2が配設され、スイッチ回路SW34に接続する信号経路にハイパスフィルタ回路HPFが配設されている。
ローパスフィルタ回路LPF2には、ローパスフィルタ回路LPF1側にコイルL21が接続され、その後段は、コイルL22およびコンデンサC22を介してグランドに接続され、LCフィルタとして構成されている。このローパスフィルタ回路LPF2は、EGSMシステムの通信周波数帯域(0.880〜0.960GHz)の信号を通過させ、それよりも高い周波数の信号を減衰させる。
ハイパスフィルタ回路HPFには、ローパスフィルタ回路LPF1側から順に、コンデンサC25,C27が直列して接続されている。コンデンサC25,C27間は、コイルL26およびコンデンサC26を介してグランドに接続され、LCフィルタとして構成されている。このハイパスフィルタ回路HPFは、DCSシステムおよびPCSシステムの通信周波数帯域(1.710〜1.990GHz)の信号を通過させ、それよりも低い周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW2における受信端子RX2a,RX2b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、片側がグラントに接続されるコンデンサC31と、コイルL32と、カソード側がコンデンサC33を介してグランドに接続されるダイオードD33とが接続されている。ダイオードD33とコンデンサC33との間は、抵抗器R34を介して制御端子VC2が接続されている。スイッチ回路SW2における送信端子TX2側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD35と、片側がグランドに接続されるコイルL36とが接続されている。このスイッチ回路SW2は、制御端子VC2に印加される制御電圧によるダイオードD33,D35のON/OFFによって、受信端子RX2a,RX2b側および送信端子TX2側の信号経路の切換を行う。
スイッチ回路SW2と受信端子RX2a,RX2bとの間の信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW2が接続され、受信端子RX2a,RX2b間には、コイルL62が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW2は、EGSMシステムの受信周波数帯域(0.925〜0.960GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。なお、SAWフィルタ回路SAW2は、SAWフィルタ121に形成されている。
スイッチ回路SW2と送信端子TX2とを接続する信号経路には、ローパスフィルタ回路LPF3が配設されている。ローパスフィルタ回路LPF3には、スイッチ回路SW2側から順に、片側がグランドに接続されるコンデンサC41,C43が接続され、コンデンサC41,C43間には、コンデンサC42とコイルL42とが並列して接続され、ローパスフィルタ(LCエリピティックフィルタ)として構成されている。このローパスフィルタ回路LPF3は、EGSMシステムの送信周波数帯域(0.880〜0.915GHz)の信号を通過させ、それよりも高い周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW34における受信端子RX3a,RX3b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、コイルL51が接続され、その後段は、カソード側がコンデンサC53を介してグランドに接続されるダイオードD52が接続され、ダイオードD52とコンデンサC53との間は、片側がグランドに接続される抵抗器R53が接続されている。スイッチ回路SW34における受信端子RX4a,RX4b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD54と、コンデンサC54およびコイルL54とが並列に接続され、その後段は、コイルL55を介して制御端子VC4が接続されている。このスイッチ回路SW34は、制御端子VC4に印加される制御電圧によって、受信端子RX4a,RX4b側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行う。
スイッチ回路SW34における送信端子TX34側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD57と、コンデンサC57およびコイルL57とが並列に接続され、その後段は、コイルL58を介して制御端子VC34が接続されている。このスイッチ回路SW34は、制御端子VC34に印加される制御電圧によって、送信端子TX34側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行う。
スイッチ回路SW34と受信端子RX3a,RX3bとを接続する信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW3が接続され、受信端子RX3a,RX3b間には、コイルL63が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW3は、DCSシステムの受信周波数帯域(1.805〜1.880GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW34と受信端子RX4a,RX4bとを接続する信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW4が接続され、受信端子RX4a,RX4b間には、コイルL64が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW3は、PCSシステムの受信周波数帯域(1.930〜1.990GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。なお、SAWフィルタ回路SAW3,SAW4は、SAWフィルタ122に形成されている。
これらの回路構成によって、アンテナ切換回路AC1は、制御端子VC2,VC34,VC4の各制御電圧に基づいて、EGSM,DCS,PCSの3つのシステムの各送受信系と、1つのアンテナ部との間における信号経路の切換を行うことができる。
以上説明した本発明の第1の実施例のアンテナ切換モジュール10によれば、受信端子RX2a,RX2b,RX3a,RX3b,RX4a,RX4bが、グランドパターン191,192,193,194によって、送信端子TX2,TX34および制御端子VC2,VC34,VC4から隔離される。このため、受信信号に対する送信端子および制御端子からの漏洩信号の干渉を抑制することができる。その結果、受信信号の耐ノイズ性能を向上させることができる。
また、並設された各送信端子および各制御端子の端に、アンテナ端子ANTを設けたため、受信信号に対する送信端子および制御端子からの漏洩信号の干渉を抑制するとともに、アンテナ端子ANTからの漏洩信号の干渉も抑制することができる。さらに、端に設けたアンテナ端子ANTに隣り合う端子は、制御端子VC4であるため、アンテナ端子ANTと送信端子TX34との間における漏洩信号の干渉の影響を低減することができる。
また、並設された各送信端子は、図2の紙面左側から送信端子TX34,送信端子TX2の順であると共に、並設された各受信端子は、図2の紙面左側から受信端子RX4a,受信端子RX4b,受信端子RX3a,受信端子RX3b,受信端子RX2a,受信端子RX2bの順であり、並設された送信端子および受信端子は、それぞれ対応する通信システムがPCS,DCS,EGSMの並びの順序で同一である。これによって、複数の通信システムに各々接続される積層体内部における導体パターンの不要な交差をなくし、積層体100に形成される導体パターンの取り回しの簡素化を図ることができる。
また、スイッチ回路SW34に接続する全ての送信端子TX34および制御端子VC34,VC4を一群に並設すると共に、スイッチ回路SW2に接続する全ての送信端子TX2およびVC2を一群に並設するため、スイッチ回路SW34とスイッチ回路SW2とに各々接続される積層体内部における導体パターンの不要な交差をなくし、積層体100に形成される導体パターンの取り回しの簡素化を図ることができる。また、スイッチ回路SW34に接続する全ての受信端子RX3a,RX3b,RX4a,RX4bを一群に並設すると共に、スイッチ回路SW2に接続する全ての受信端子RX2a,RX2bを一群に並設するため、送信端子および制御端子の場合と同様の効果を得ることができる。
A−(3).アンテナ切換モジュール10の製造方法:
アンテナ切換モジュール10の製造方法について説明する。図4は、アンテナ切換モジュール10の製造工程の概略を示す説明図である。アンテナ切換モジュール10を製造する際には、始めに、誘電体材料の一つである低温焼成可能なガラスセラミックス材料から成るグリーンシートを複数用意する(工程S110)。グリーンシートの大きさは、複数個分の積層体100の大きさである。
その後、各グリーンシートに、積層体100の隣接する各層を導通させるスルーホールと、アンテナ切換回路AC1を形成する導体パターンとを、積層体100の各層に対応させて形成する(工程S120)。スルーホールについては、スルーホールを形成する箇所に穴を開けた後、その穴に導体ペーストを充填させることによって形成する。導体パターンについては、導体ペーストを印刷することによって形成する。なお、本実施例の導体ペーストの材料は、銀を主体とする材料を用いる。
この工程において、積層体100の最下層表面に対応するグリーンシートには、図2に示した種々の接続端子およびグランドパターン191,192、193、194となる導体パターンが形成される。
導体パターンを形成した後(工程S120)、積層体100の各層の導体パターンが形成されたグリーンシートを、積層体100における各層の並びの順で積層し(工程S130)、積層したグリーンシートを焼成する(工程S140)。その後、焼成したグリーンシートにおける各積層体100の表面に現れている導体パターンにニッケル−金メッキを施し(工程S150)、各積層体100の最上層表面に、ダイオード131やSAWフィルタ121等の実装部品やシールドキャップ160を半田付けする(工程S160)。その後、各積層体100を形成する個片毎に分割することで(工程S170)、アンテナ切換モジュール10が完成する。
以上説明した第1の実施例のアンテナ切換モジュールの製造方法によれば、受信端子に対する他の接続端子からの漏洩信号の干渉を抑制し、受信信号の耐ノイズ性能に優れたアンテナ切換モジュール10を製造することができる。さらに、各接続端子およびグランドパターン191,192,193,194を、ガラスセラミックス層の積層に先立って形成するため(工程S120)、ガラスセラミック層の積層の後の工程で接続端子を形成する場合に比べて、製造工数の低減を図ることができる。
B.第2の実施例(クワッドバンド):
本発明の第2の実施例であるアンテナ切換モジュール20は、EGSM,DCS,PCSに加え、GSM850(System for Mobile Communications 850GHz)システムに準拠した、いわゆるクワッドバンドの携帯電話に搭載されるモジュールである。なお、アンテナ切換モジュール20の外観構造および製造方法は、第1の実施例のアンテナ切換モジュール10と略同様である。
B−(1).アンテナ切換モジュール20の構造:
アンテナ切換モジュール20の構造について説明する。図5は、アンテナ切換モジュール20の底面図である。アンテナ切換モジュール20は、第1の実施例の積層体100に代えて積層体200を備え、第1の実施例のアンテナ切換回路AC1に代えてアンテナ切換回路AC2を形成する。
積層体200の最下層表面には種々の接続端子として、アンテナ部に接続されるアンテナ端子ANTの他、GSM850/EGSM系に関する接続端子としては、GSM850/EGSM系の送信回路に接続される送信端子TX12と、GSM850系の受信回路に接続される受信端子RX1a,RX1bと、EGSM系の受信回路に接続される受信端子RX2a,RX2bと、GSM850/EGSM系の送信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC12と、EGSM系の受信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC2とが設けられている。DCS/PCS系に関する接続端子は、第1の実施例と同様に、送信端子TX34と、受信端子RX3a,RX3b,RX4a,RX4bと、制御端子VC34,VC4とが設けられている。
積層体200の最下層表面に設けられた接続端子の位置関係について説明する。積層体200の長方形状の最下層表面の長辺の一辺には、図5の紙面左側から順に、アンテナ端子ANT,グランド端子GND,制御端子VC4,制御端子VC34,送信端子TX34,制御端子VC2,制御端子VC12,送信端子TX12が並設されている。アンテナ端子ANT等が並設された一辺に対向する対向辺には、図5の紙面左側から順に、受信端子RX4a,受信端子RX4b,受信端子RX3a,受信端子RX3b,受信端子RX2a,受信端子RX2b,受信端子RX1a,受信端子RX1bが並設されている。各接続端子は、長方形状の導体パターンであり、各接続端子間は、接続端子の幅と同程度の間隔を空けて並設されている。
最下層表面の一辺に並設されたアンテナ端子ANT等の接続端子と、対向辺に並設された受信端子RX4a等の接続端子との間には、アンテナ切換モジュール20が実装された際にグランドに接続されるグランドパターン291,292,293,294が設けられている。グランドパターン291,292,293,294については、第1の実施例のグランドパターン191,192,193,194と同様である。
B−(2).アンテナ切換モジュール20の回路構成:
アンテナ切換モジュール20が形成するアンテナ切換回路AC2について説明する。図6は、アンテナ切換回路AC2を示す回路図である。アンテナ切換回路AC2は、第1の実施例のアンテナ切換回路AC1のEGSM系を、GSM850/EGSM系に代えた点が異なる他は、第1の実施例と同様である。アンテナ切換回路AC2は、第1の実施例のスイッチ回路SW2に代えて、GSM850/EGSM系の信号経路の切換を行うスイッチ回路SW12を備える。
スイッチ回路SW12における受信端子RX1a,RX1b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、コイルL71が接続され、その後段は、カソード側がコンデンサC73を介してグランドに接続されるダイオードD72が接続され、ダイオードD72とコンデンサC73との間は、片側がグランドに接続される抵抗器R73が接続されている。スイッチ回路SW12における受信端子RX2a,RX2b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD74と、コンデンサC74およびコイルL74とが並列に接続され、その後段は、コイルL75を介して制御端子VC2が接続されている。このスイッチ回路SW12は、制御端子VC2に印加される制御電圧によって、受信端子RX2a,RX2b側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行う。
スイッチ回路SW12における送信端子TX12側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD77と、コンデンサC77およびコイルL77とが並列に接続され、その後段は、コイルL78を介して制御端子VC12が接続されている。このスイッチ回路SW12は、制御端子VC12に印加される制御電圧によって、送信端子TX12側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行う。
スイッチ回路SW12と受信端子RX1a,RX1bとを接続する信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW1が接続され、受信端子RX1a,RX1b間には、コイルL61が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW1は、GSM850規格の受信周波数帯域(0.869〜0.894GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW12と受信端子RX2a,RX2bとを接続する信号経路には、第1の実施例と同様の平衡型のSAWフィルタ回路SAW2が接続され、受信端子RX2a,RX2b間には、コイルL62が接続されている。スイッチ回路SW12と送信端子TX12とを接続する信号経路には、第1の実施例と同様のローパスフィルタ回路LPF3が配設されている。
これらの回路構成によって、アンテナ切換回路AC2は、制御端子VC12,VC2,VC34,VC4の各制御電圧に基づいて、GSM850,EGSM,DCS,PCSの4つのシステムの各送受信系と、1つのアンテナ部との間における信号経路の切換を行うことができる。
以上説明した本発明の第2の実施例のアンテナ切換モジュール20によれば、受信信号の耐ノイズ性能を向上させるなど第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
C.その他の実施形態:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、アンテナ切換モジュールが対応する通信システムは、トリプルバンドやクワッドバンドに限るものではなく、デュアルバンドや5つ以上の通信方式に対応するものに適用できることは勿論である。また、各接続端子の並設の順序は、実施例の順序に限定ものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。また、並設された送信端子と受信端子との間のグランドパターンや各接続端子の形状・大きさは、実施例のものに限定するものではなく、円形や多角形など種々の態様を採ることができる。また、各接続端子やグランドパターンを、積層工程前のグリーンシートに形成するのではなく、焼成後に形成することとしても良い。また、本実施例では、ダイオードを用いて構成されたスイッチ回路を用いたが、GaAs(ガリウム・ヒ素)スイッチを用いて構成されたスイッチ回路を採用することも可能である。
アンテナ切換モジュール10の外観構造を示す斜視図である。 アンテナ切換モジュール10の底面図である。 アンテナ切換回路AC1を示す回路図である。 アンテナ切換モジュール10の製造工程の概略を示す説明図である。 アンテナ切換モジュール20の底面図である。 アンテナ切換回路AC2を示す回路図である。
符号の説明
10,20...アンテナ切換モジュール
100...積層体
121,122...SAWフィルタ
131...ダイオード
141...コイル
151...抵抗器
160...シールドキャップ
191,192,193,194...グランドパターン
200...積層体
291,292,293,294...グランドパターン
AC1,AC2...アンテナ切換回路
ANT...アンテナ端子
TX12,TX2,TX34...送信端子
VC12,VC2,VC34,VC4...制御端子
RX1〜4a,RX1〜4b...受信端子
GND...グランド端子
DP...ダイプレクサ回路
SW12,SW2,SW34...スイッチ回路
HPF...ハイパスフィルタ回路
LPF1,LPF2,LPF3...ローパスフィルタ回路
SAW1,SAW2,SAW3,SAW4...SAWフィルタ回路

Claims (8)

  1. 通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路の少なくとも一部を、誘電体セラミック層を積層した四角柱状の積層体に形成したアンテナ切換モジュールであって、
    前記複数の通信システムの各送信回路に接続される複数の送信端子,
    前記複数の通信システムの各受信回路に接続される複数の受信端子,
    前記信号経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子
    前記積層体に形成されたアンテナ切換回路をグランドに接続するグランドパターンを、それぞれ前記積層体の最下層表面に形成し、
    前記複数の送信端子は、前記最下層表面の一辺に並設され、
    前記複数の受信端子は、前記最下層表面の前記一辺の対向辺に並設され、
    前記制御端子は、前記複数の送信端子と共に前記一辺に並設され
    前記グランドパターンは、前記最下層表面の中央に位置する領域であって、前記一辺に並設された送信端子および制御端子と、前記対向辺に並設された受信端子と、の間に挟まれた領域に設けられた
    アンテナ切換モジュール。
  2. 前記アンテナ部に接続されるアンテナ端子は、前記最下層表面の前記一辺に位置する領域であって、前記並設された送信端子および制御端子の並びの一端に隣り合う領域に、該送信端子および該制御端子と共に並設された請求項記載のアンテナ切換モジュール。
  3. 前記制御端子は、前記並びの前記一端に位置する請求項記載のアンテナ切換モジュール。
  4. 前記並設された複数の送信端子および複数の受信端子は、前記通信システムに対応する送信端子の並びの順序と受信端子の並びの順序とが同一である請求項1ないしのいずれか記載のアンテナ切換モジュール。
  5. 請求項1ないしのいずれか記載のアンテナ切換モジュールであって、
    前記アンテナ切換回路は、
    前記複数の通信システムのうち所定の通信周波数帯域以上の高周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う高周波側スイッチ回路と、
    前記複数の通信システムのうち前記高周波側通信システムとは異なる低周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う低周波側スイッチ回路と、
    前記高周波側スイッチ回路および前記低周波側スイッチ回路と前記アンテナ部との間における各受信信号および各送信信号の分配を行うダイプレクサ回路と
    を備えた
    アンテナ切換モジュール。
  6. 前記高周波側スイッチ回路に接続する全ての前記送信端子および前記制御端子を一群に並設するとともに、前記低周波側スイッチ回路に接続する全ての前記送信端子および前記制御端子を一群に並設した請求項記載のアンテナ切換モジュール。
  7. 前記高周波側スイッチ回路に接続する全ての前記受信端子を一群に並設するとともに、前記低周波側スイッチ回路に接続する全ての前記受信端子を一群に並設した請求項5または6記載のアンテナ切換モジュール。
  8. 通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路の少なくとも一部を、誘電体セラミック層を積層した四角柱状の積層体に形成したアンテナ切換モジュールの製造方法であって、
    前記複数の通信システムの各送信回路に接続される複数の送信端子を、前記積層体の最下層表面の一辺に並設し、
    前記複数の通信システムの各受信回路に接続される複数の受信端子を、前記最下層となる面の前記一辺の対向辺に並設し
    記信号経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子を、前記複数の送信端子と共に前記一辺に並設し、
    前記積層体に形成されたアンテナ切換回路をグランドに接続するグランドパターンを、前記最下層表面の中央に位置する領域であって、前記一辺に並設された送信端子および制御端子と、前記対向辺に並設された受信端子と、の間に挟まれた領域に設ける
    アンテナ切換モジュールの製造方法。
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