JP4177282B2 - アンテナ切換モジュール - Google Patents
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Description
A.実施例
A−(1).アンテナ切換モジュール10の回路構成
A−(2).アンテナ切換モジュール10の構造
A−(3).積層体100の上面の詳細構造
A−(4).積層体100の各層の詳細構造
A−(5).積層体100の底面の詳細構造
A−(6).アンテナ切換モジュール10の製造方法
B.その他の実施形態
本発明の実施例の一つであるアンテナ切換モジュール10について説明する。アンテナ切換モジュール10は、GSM(Global System for Mobile Communications)およびDCS(Digital Communication System)の2つの通信システムに準拠した、いわゆるデュアルバンドの携帯電話の基板上に実装されるモジュールである。アンテナ切換モジュール10には、携帯電話におけるGSMシステムおよびDCSシステムのそれぞれに対応した送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路AC1が形成されている。
アンテナ切換モジュール10に形成されたアンテナ切換回路AC1について説明する。図1は、アンテナ切換回路AC1を示す回路図である。なお、以下の説明において、アンテナ切換回路AC1の一部を構成する複数の回路素子のうち他の回路素子間を電気的に接続するコンデンサを「非接地コンデンサ」という。図1では、非接地コンデンサの符号に下線が付されている。
アンテナ切換モジュール10の構造について説明する。図2は、アンテナ切換モジュール10の外観構造を示す斜視図である。アンテナ切換モジュール10は、9層の誘電体(ガラス)セラミック層を積層した四角柱状の積層体100と、積層体100の最上層表面に実装された種々の表面実装部品と、これらの表面実装部品の上部を覆う導体金属製のシールドキャップSCとを備える。既述したアンテナ切換回路AC1は、積層体100および種々の表面実装部品によって形成されている。なお、積層体100の積層面の一辺は、5ミリメートル(以下、mmと表記する)程度である。
積層体100の上面の詳細構造について説明する。図4は、積層体100の最上層表面のオーバコート材195を示す上面図である。図5は、積層体100の最上層である第9セラミック層190を示す上面図である。
積層体100の各層の詳細構造について説明する。図6〜図13は、積層体100の第8セラミック層180から第1セラミック層110の順に各層を示す上面図である。図6〜図13には、図5に示したSAW接地ランドパターン部LSGが第9セラミック層190に占める領域を積層体100の積層方向に沿って各層に投影した接地投影領域GPAが示され、非接地コンデンサの符号に下線が付されている。なお、図6〜図13では、図面の認識の容易化を図るため、各導体パターンには左下がりのハッチングが施され、各スルーホールには右下がりのハッチングが施され、導体パターンの下に位置するスルーホールの図示は省略されている。
積層体100の底面の詳細構造について説明する。図14は、積層体100の底面図である。なお、図14に示す積層体100の底面は、図13に示した第1セラミック層110の裏面でもある。
アンテナ切換モジュール10の製造方法について説明する。図15は、アンテナ切換モジュール10の製造工程の概略を示す説明図である。アンテナ切換モジュール10を製造する際には、始めに、誘電体材料の一つである低温焼成可能なガラスセラミック材料から成るグリーンシートを複数用意する(工程S110)。グリーンシートの大きさは、複数個分の積層体100の大きさである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
100...積層体
110...第1セラミック層
112,116,122,132,142,152,162,172,182,187,192...導体パターン
114,124,134,144,154,164,174,184...スルーホール
120...第2セラミック層
130...第3セラミック層
140...第4セラミック層
150...第5セラミック層
160...第6セラミック層
170...第7セラミック層
180...第8セラミック層
185...第8.5セラミック層
190...第9セラミック層
195...オーバコート材
GPA...接地投影領域
OPT...開口部
AC1...アンテナ切換回路
SAW1,SAW2...SAWフィルタ回路
DP...ダイプレクサ回路
LPF1〜3...ローパスフィルタ回路
C1〜20...コンデンサ
D1〜4...ダイオード
GP1〜3...グランドパターン
L1〜11...コイル
R1,R2...抵抗器
SC...シールドキャップ
SW1,SW2...スイッチ回路
ANT...アンテナ端子
TX1,TX2...送信端子
RX1a,RX1b,RX2a,RX2b...受信端子
VC1,VC2...制御端子
GND1〜6...グランド端子
Claims (6)
- 通信周波数の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行うアンテナ部との間における信号経路の切換を行うアンテナ切換回路を、複数の誘電体セラミック層を積層した積層体に形成したアンテナ切換モジュールであって、
前記アンテナ切換回路の一部を構成するSAWフィルタ回路をチップに形成したSAWチップを備え、
前記積層体の最外層表面に、前記SAWチップに対してグランド電位を提供する複数のSAW接地ランドを、該複数のSAW接地ランドを一体的に連結した導体パターンによって形成し、
前記積層体の内部に、前記アンテナ切換回路の一部を構成する複数の回路素子のうち他の回路素子間を電気的に接続する少なくとも一つの非接地コンデンサを導体パターンによって形成し、
全ての前記非接地コンデンサは、前記SAW接地ランドが形成されている層よりも下層に形成されると共に、前記SAW接地ランドを形成する導体パターンが前記最外層表面に占める領域を前記積層体の積層方向に沿って該内部に投影した接地投影領域の外に形成された
アンテナ切換モジュール。 - 前記最外層に隣接する誘電体セラミック層の面上における前記接地投影領域に、グランドに接続されるグランドパターンを導体パターンによって形成した請求項1記載のアンテナ切換モジュール。
- 前記接地投影領域に、前記アンテナ切換回路の一部を構成するコイルを導体パターンによって形成した請求項1または2記載のアンテナ切換モジュール。
- 請求項1ないし3のいずれか記載のアンテナ切換モジュールであって、
前記アンテナ切換回路は、
前記複数の通信システムのうち所定通信周波数以上の高周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う高周波側スイッチ回路と、
前記複数の通信システムのうち前記高周波側通信システムとは異なる低周波側通信システムに対する前記信号経路の切換を行う低周波側スイッチ回路と、
前記高周波側スイッチ回路および前記低周波側スイッチ回路と前記アンテナ部との間における各受信信号および各送信信号の分配を行うダイプレクサ回路と
を備えた
アンテナ切換モジュール。 - 請求項4記載のアンテナ切換モジュールであって、
前記ダイプレクサ回路は、前記低周波側スイッチ回路に接続する信号経路に内部ローパスフィルタ回路を備え、
前記接地投影領域に、前記内部ローパスフィルタ回路の一部を構成するコイルを導体パターンによって形成した
アンテナ切換モジュール。 - 請求項4または5記載のアンテナ切換モジュールであって、
前記接地投影領域に、前記高周波側スイッチ回路および前記低周波側スイッチ回路の少なくとも一方の一部を構成するコイルを導体パターンによって形成した
アンテナ切換モジュール。
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