JP2001211097A - マルチバンド用高周波スイッチモジュール - Google Patents
マルチバンド用高周波スイッチモジュールInfo
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Abstract
イッチモジュールを得る。 【解決手段】 通過帯域の異なる複数の送受信系を各送
受信系に分ける分波回路、及び前記各送受信系のそれぞ
れに送信系と受信系を切り替えるスイッチ回路を有する
マルチバンド用高周波スイッチモジュールであって、前
記分波回路は分布定数線路からなるローパスフィルタ回
路と、コンデンサからなるハイパスフィルタ回路と、分
布定数線路およびコンデンサで構成される第1の直列共
振回路と第2の直列共振回路とを備え、複数の送受信系
に共通の共通端子とスイッチ回路との間に前記ローパス
フィルタ回路を接続し、該ローパスフィルタ回路の後段
で、ローパスフィルタ回路の一端とグランドとの間に第
1の直列共振回路を配置し、前記共通端子と他のスイッ
チ回路との間に前記ハイパスフィルタ回路を接続し、該
ハイパスフィルタ回路の後段で、ハイパスフィルタ回路
の一端とグランドとの間に第2の直列共振回路を配置す
ることを特徴とした。
Description
高周波帯域で用いられる高周波複合部品に関し、通過帯
域の異なる送受信系を取り扱うマルチバンド用高周波ス
イッチモジュールに関するものである。
ものがあり、携帯電話の機能、サービスの向上が図られ
ている。この新たな携帯電話として、デュアルバンド携
帯電話等の提案がなされている。このデュアルバンド携
帯電話は、通常の携帯電話が一つの送受信系のみを取り
扱うのに対し、2つの送受信系を取り扱うものである。
これにより、利用者は都合の良い送受信系を選択して利
用することが出来るものである。例えば、デュアルバン
ド携帯電話では、DCS1800システム(送信TX.
1710〜1785MHz、受信RX.1805〜188
0MHz)、第2の送受信系としてGSMシステム(送信
TX.880〜915MHz、受信RX.925〜960M
Hz)の2つのシステムに対応する。
数に応じた信号経路、及び複数の周波数を切り替えるた
めのスイッチとして分波回路とスイッチ回路を用いて構
成されるスイッチモジュールが用いられ、前記デュアル
バンド携帯電話に用いられるマルチバンド用高周波スイ
ッチモジュールとして、本発明者等は既に特開平11−
313003号に記載の高周波スイッチモジュールを提
案している。図6に一例として前記高周波スイッチモジ
ュールの回路ブロック図を示す。この高周波スイッチモ
ジュールは、第1の送受信系としてDCS1800シス
テム(送信TX.1710〜1785MHz、受信RX.
1805〜1880MHz)、第2の送受信系としてGS
Mシステム(送信TX.880〜915MHz、受信R
X.925〜960MHz)の2つのシステムに対応し、
デュアルバンド携帯電話のアンテナANTと、GSM
系、DCS系のそれぞれの送受信回路との振り分けに用
いられる。
13003号に記載の高周波スイッチモジュールは、L
C並列接続のノッチ回路を2つ用い、前記2つのノッチ
回路の一端同士を接続して前記複数の送受信系に共通の
共通端子とし、前記それぞれのノッチ回路の他端を前記
スイッチ回路に接続した構成の分波回路を用い、前記分
波回路及び前記スイッチ回路の少なくとも一部を、電極
パターンと誘電体層との積層体に内蔵し、ダイオード等
のチップ素子を前記積層体上に配置して構成している。
前記分波回路は、少ない部品点数で、かつ低損失で所望
の周波数帯の高周波信号を分波し得る優れたものである
が、キャパシタを構成する誘電体層の厚さのばらつきに
より共振周波数が変動し、所望の周波数帯での挿入損失
特性がばらつき、製品歩留まりを下げる一因となってい
た。また、前記の携帯電話においては、従来各受信系の
高周波信号を、マルチバンド用高周波スイッチモジュー
ルとは別に実装基板に配置されたフィルタ回路を通し
て、所望の高周波信号を得ていた。このフィルタ回路と
して専らSAWフィルタが用いられているが、マルチバ
ンド用高周波スイッチモジュールとの接続を前記実装基
板に構成した整合回路を介して行っており、機器の大型
化や高コスト化の一因となっていた。そこで本発明は、
このような問題点を解消する為になされたものであり、
小型で電気的特性に優れたマルチバンド用高周波スイッ
チモジュールを提供し、またSAWフィルタを実装した
ワンチップのマルチバンド用高周波スイッチモジュール
を提供することを目的とするものである。
の異なる複数の送受信系を各送受信系に分ける分波回
路、及び前記各送受信系のそれぞれに送信系と受信系を
切り替えるスイッチ回路を有するマルチバンド用高周波
スイッチモジュールであって、前記分波回路は分布定数
線路からなるローパスフィルタ回路と、コンデンサから
なるハイパスフィルタ回路と、分布定数線路およびコン
デンサで構成される第1の直列共振回路と第2の直列共
振回路とを備え、複数の送受信系に共通の共通端子とス
イッチ回路との間に前記ローパスフィルタ回路を接続
し、該ローパスフィルタ回路の後段で、ローパスフィル
タ回路の一端とグランドとの間に第1の直列共振回路を
配置し、前記共通端子と他のスイッチ回路との間に前記
ハイパスフィルタ回路を接続し、該ハイパスフィルタ回
路の後段で、ハイパスフィルタ回路の一端とグランドと
の間に第2の直列共振回路を配置するマルチバンド用高
周波スイッチモジュールである。
イオードと分布定数線路を主構成とし、前記分波回路及
びスイッチ回路の少なくとも一部は、電極パターンと誘
電体層との積層体内に、前記電極パターンにより構成さ
れ、前記ダイオードを前記積層体上に配置して構成する
のが好ましい。また、前記ダイオードスイッチ回路の各
受信系にバンドパスフィルタ回路を配置し、当該バンド
パスフィルタ回路を積層体上に配置して構成されるSA
Wフィルタとするのも好ましい。また、前記スイッチ回
路の各送信系に分布定数線路とコンデンサで構成される
ローパスフィルタ回路を配置し、当該ローパスフィルタ
回路の分布定数線路とコンデンサの少なくとも一部は、
電極パターンと誘電体層との積層体内に、前記電極パタ
ーンにより構成するのも好ましい。
受信系を各送受信系に分ける分波回路と、前記各送受信
系のそれぞれに送信系と受信系を切り替えるスイッチ回
路と、当該スイッチ回路の各受信系の特定の信号を通過
させるフィルタ回路と、前記スイッチ回路とフィルタ回
路との整合回路を備え、前記分波回路はLC回路で構成
され、前記スイッチ回路はダイオードと分布定数線路を
主構成とし、前記フィルタ回路はSAWフィルタで構成
され、前記整合回路はコンデンサ又はLC回路で構成さ
れ、前記分波回路のLC回路及び前記スイッチ回路の分
布定数線路は、電極パターンと誘電体層との積層体内に
前記電極パターンにより構成され、前記ダイオードとS
AWフィルタは前記積層体上に配置して構成され、前記
積層体の外表面には、前記複数の送受信系の共通端子、
前記各送受信系のそれぞれの送信系端子、受信系端子が
形成され、前記積層体の各側面には、少なくとも1つの
グランド端子を形成したマルチバンド用高周波スイッチ
モジュールである。
の各送信系に分布定数線路とコンデンサで構成されるロ
ーパスフィルタ回路を配置し、当該ローパスフィルタ回
路の分布定数線路とコンデンサの少なくとも一部を、前
記積層体に内蔵するのが好ましい。
積層体は複数のグランド電極を有し、前記スイッチ回路
の分布定数線路用の電極パターンは、前記グランド電極
に挟まれた領域に形成され、前記分波回路のコンデンサ
用の電極パターン及びスイッチ回路の各送信系に配置さ
れるローパスフィルタ回路のコンデンサ用の電極パター
ンは、前記スイッチ回路の分布定数線路用の電極パター
ンを挟むグランド電極の内、上側のグランド電極の上部
に誘電体層を介して形成され、前記分波回路の分布定数
線路用の電極パターン及び前記スイッチ回路の各送信系
に配置されるローパスフィルタ回路の分布定数線路用の
電極パターンは、前記コンデンサ用の電極パターンの上
部に誘電体層を介して形成されている。
スイッチ回路の各送信系に配置されるローパスフィルタ
回路とは、前記積層体の水平方向の別領域にそれぞれ別
れて形成するのが好ましい。また、前記積層体の外表面
にはSAWフィルタを実装するための電極パターンを形
成し、当該電極パターンの少なくとも一つを、積層体の
内部に形成されたグランド電極とスルーホールを介して
接続するのが望ましい。
ィルタを実装するための電極パターンの内、前記グラン
ド電極と接続する電極パターンの面積を他の電極パター
ンよりも大きく形成するのも好ましい。さらに前記積層
体の外表面に形成されたSAWフィルタを実装するため
の電極パターンとスイッチ回路の分布定数線路用の電極
パターン及び前記分波回路の分布定数線路用の電極パタ
ーンとを積層方向に少なくとも80μm以上離して配置
するのが望ましい。
れたチップ素子を包囲する金属ケースを前記積層体上に
配置したマルチバンド用高周波スイッチモジュールであ
る。
図5を用いて以下詳細に説明する。図1は、本発明に係
る一実施例の回路ブロック図でありデュアルバンド用高
周波スイッチモジュールの回路ブロック図である。図2
は前記回路ブロック図を構成するための一例の等価回路
図である。なお、前記等価回路図において破線で囲まれ
た部分が本実施例部分であり、その破線の外側のコンデ
ンサCG2、CP2、抵抗R、インダクタンスLG及び
LPは外付け部品として、回路基板上などに配置される
が、この外付け部品を、積層体内に又は積層体上に構成
することも可能であり、特に限定されるものではない。
この実施例の回路ブロック図では、第1の送受信系とし
てGSMを、第2の送受信系としてDCSを用いてい
る。そして、このGSMとDCSの2つの送受信系とア
ンテナとを接続する構成となっている。アンテナANT
に接続される分波器部分は、2つの直列共振回路を用
い、分布定数線路LF2とコンデンサCF1で一つのノ
ッチ回路を構成し、分布定数線路LF3とコンデンサC
F3でもう一つのノッチ回路を構成している。そして、
一方のノッチ回路はアンテナANTとダイオードスイッ
チ回路との間にローパスフィルタとして機能する分布定
数線路LF1を接続し、この分布定数線路LF1の後段
で、分布定数線路LF1の一端とグランドとの間に配置
され、もう一方のノッチ回路は、アンテナANTとダイ
オードスイッチ回路との間にハイパスフィルタとして機
能するコンデンサCF2を接続し、このコンデンサCF
2の後段で、コンデンサCF2の一端とグランドとの間
に配置してなる。さらにその後段で直列にコンデンサC
F4を接続しても良い。このコンデンサCF4は、分波
特性のハイパスフィルタ特性を向上させる目的で接続さ
れている。またこのコンデンサCF4は、後述する第2
のスイッチ回路のDCカット用コンデンサとしても使用
される。このように構成することで、分波回路部分にお
いて所望の周波数帯で広帯域な挿入損失特性を示し、不
要な周波数帯で優れた減衰特性を発現できるものであ
る。
る。第1のスイッチ回路は、図1上側のスイッチ回路で
あり、GSM系の送信TXと受信RXを切り換えるもの
である。このスイッチ回路SWは、2つのダイオードD
G1、DG2と、2つの分布定数線路LG1、LG2を
主構成とし、ダイオードDG1はアンテナANT側にア
ノードが接続され、送信TX側にカソードが接続され、
そのカソード側にアースに接続される分布定数線路LG
1が接続されている。そして、アンテナ側と受信RX間
に分布定数線路LG2が接続され、その受信側にカソー
ドが接続されたダイオードDG2が接続され、そのダイ
オードDG2のアノードには、アースとの間にコンデン
サCG6が接続され、その間にダイオード制御用の電圧
端子VC1が配置される。本実施例においては、電圧端
子VC1に回路基板に配置されたインダクタLGが直列
に接続されるが、マルチバンド用高周波スイッチモジュ
ールの積層体内に分布定数線路を形成してインダクタL
Gを形成してもよい。そして、送信系(送信TX回路
側)にはローパスフィルタ回路が挿入され、このローパ
スフィルタ回路はインダクタLG3と、コンデンサCG
3、CG4、CG7から構成され、スイッチ回路SWの
ダイオードDG1と分布定数線路LG1の間に挿入され
ている。前記ダイオードDG2のカソード側には整合回
路CG5を介してSAWフィルタSGが接続される。本
実施例では、整合回路CG5はコンデンサで構成されて
おり、スイッチ回路のDCカットコンデンサとしても機
能している。
る。第2のスイッチ回路は、図1下側のスイッチ回路で
あり、DCS系の送信TXと受信RXを切り換えるもの
である。このスイッチ回路SWは、2つのダイオードD
P1、DP2と、2つの分布定数線路LP1、LP2を
主構成とし、ダイオードDP1はアンテナANT側にア
ノードが接続され、送信TX側にカソードが接続され、
そのカソード側にアースに接続される分布定数線路LP
1が接続されている。そして、アンテナ側と受信RX間
に分布定数線路LP2が接続され、その受信側にカソー
ドが接続されたダイオードDP2が接続され、そのダイ
オードDP2のアノードには、アースとの間にコンデン
サCP6が接続され、その間にダイオード制御用の電圧
端子VC2が配置される。本実施例においては、電圧端
子VC2に回路基板に配置されたインダクタLPが直列
に接続されるが、マルチバンド用高周波スイッチモジュ
ールの積層体内に分布定数線路を形成してインダクタL
Pを形成してもよい。そして、送信系(送信TX回路
側)に挿入されるローパスフィルタ回路は、インダクタ
LP3と、コンデンサCP3、CP4、CP7から構成
され、スイッチ回路SWのダイオードDP1と分布定数
線路LP1の間に挿入されている。また第1のスイッチ
回路の分布定数線路LG1と第2のスイッチ回路の分布
定数線路LP1とは、接続されコンデンサCGPでアー
ス接続されるとともに、回路基板に配置された抵抗Rを
介してアース接続されている。また前記抵抗R部をアー
スに接続することなくダイオード制御用の電圧端子VC
3として使用しても良い。前記ダイオードDP2のカソ
ード側には整合回路CP5を介してSAWフィルタSP
が接続される。本実施例では、整合回路CP5はコンデ
ンサで構成されており、スイッチ回路のDCカットコン
デンサとしても機能している。
記SAWフィルタSG、SPの後段に平衡信号入力のロ
ーノイズアンプが配置される。そこで前記SAWフィル
タSG、SPとして平衡出力のSAWフィルタを用いて
もよいし、SAWフィルタSG、SPを不平衡出力のS
AWフィルタとする場合には、さらに積層体内に又は積
層体上に平衡−不平衡変換回路としてバルントランスを
構成することも可能である。
系の送信を有効とする場合、電圧端子VC1に所定の電
圧をかける。同様に、DCS系の送信を有効とする場
合、電圧端子VC2に所定の電圧をかける。GSM系、
DCS系の受信時には、電圧端子VC1、電圧端子VC
1、VC2には電圧をかけない。電圧端子VC3を備え
る場合には、GSM系、DCS系の受信時に、電圧端子
VC3に所定の電圧をかける。この関係を表1に示す。
めの一実施例の内部構造を図3に、その実施例の積層体
部分の斜視図を図4に、SAWフィルタやダイオードを
実装したマルチバンド用高周波スイッチモジュールの上
面図を図5に示す。この実施例は、分波回路、ローパス
フィルタ回路、スイッチ回路の分布定数線路を積層体内
に構成し、ダイオード、チップコンデンサ、SAWフィ
ルタをその積層体上に搭載して、ワンチップ化した高周
波スイッチモジュールを構成したものである。
ュールに用いる積層体の内部構造について説明する。こ
の積層体は、低温焼成が可能なセラミック誘電体材料か
らなるグリーンシートを用意し、そのグリーンシート上
にAgを主体とする導電ペーストを印刷して、所望の電
極パターンを形成し、それを適宜積層し、一体焼成させ
構成する。
る。まず、下層のグリーンシート15上には、グランド
電極31がほぼ全面に形成されている。そして、側面に
形成される端子電極81、83、84、87、90、9
2、94、96、97、99に接続するための接続部が
設けられている。
ミーのグリーンシート14、13を積層する。その上の
グリーンシート12には、2つのライン電極42、43
が形成され、その上のグリーンシート11には、4つの
ライン電極44、45、46、47が形成されている。
その上に、スルーホール電極(図中二重に丸を付けたも
のがスルーホール電極である)とライン電極48、4
9、50が形成されたグリーンシート10を積層し、そ
の上に、スルーホール電極が形成されたグリーンシート
9を積層し、その上に、グランド電極32が形成された
グリーンシート8が積層される。このグランド電極32
は、スルーホール電極をさけるように一部切り欠いた
り、切り抜いた形状となっている。
れた領域に形成されたライン電極はスルーホールを介し
て適宜接続され、第1及び第2のスイッチ回路SW用の
分布定数線路を形成している。ライン電極42と46と
48はスルーホール電極で接続され、等価回路の分布定
数線路LG1を構成し、ライン電極43と47はスルー
ホール電極で接続され、等価回路の分布定数線路LP1
を構成し、ライン電極45と50はスルーホール電極で
接続され、等価回路の分布定数線路LG2を構成し、ラ
イン電極44と49はスルーホール電極で接続され、等
価回路の分布定数線路LP2を構成している。
ンシート7には、コンデンサ用の電極61、62、6
3、64、65、66、67、68が形成されている。
その上に積層されるグリーンシート6にもコンデンサ用
の電極69、70、71とグランド電極33が形成され
ている。その上に積層されるグリーンシート5には、コ
ンデンサ電極72、73、74が形成されている。
53,54,55が形成されたグリーンシート4が積層
され、その上に、ライン電極56、57、58、59が
形成されたグリーンシート3が積層される。更にその上
のグリーンシート2には、配線パターンが形成され、そ
して、最上部のグリーンシート1には、搭載素子接続用
のランドが形成されている。
ーンシート8の上に積層されたグリーンシート7のコン
デンサ用電極の内、コンデンサ用電極61、62、6
3、64、65、67、68,69は、グランド電極3
2との間で容量を形成し、コンデンサ用電極61は、等
価回路のCG4を、コンデンサ用電極62は、等価回路
のCG3を、コンデンサ用電極63は、等価回路のCP
4を、コンデンサ用電極64は、等価回路のCP3を、
コンデンサ用電極65は、等価回路のCF1を、コンデ
ンサ用電極67は、等価回路のCG6を、コンデンサ用
電極68は、等価回路のCF3の一部を構成している。
たコンデンサ電極は互の間で容量を形成し、コンデンサ
電極61、62と69の間で、等価回路のCG7を構成
し、同様にコンデンサ電極63、64と70の間で、等
価回路のCP7を構成し、コンデンサ電極66と71の
間で、等価回路のCF4を構成し、コンデンサ電極71
と73の間で、等価回路のCF2を構成し、コンデンサ
電極72とグランド電極33の間で、等価回路のCP6
を構成し、コンデンサ電極74、68とグランド電極3
3の間で、等価回路のCF3の一部を構成し、コンデン
サ電極67とグランド電極33の間で、等価回路のCG
6の一部を構成している。
極51、56が等価回路のLG3を構成し、ライン電極
52、57が等価回路のLP3を構成し、ライン電極5
5、59が等価回路のLF3を構成し、ライン電極5
4、58が等価回路のLF1を構成し、ライン電極53
が等価回路のLF2を構成している。
成して積層体を得た。この積層体の側面に端子電極8
1、82、83、84、85、86、87、88、8
9、90、91、92、93、94、95、96、9
7、98、99、100を形成した。
ンドと金属ケースを接続するためのランド109、11
0、111、112が形成されている。搭載素子接続用
のランドの内、SAWフィルタが搭載されるランド10
1、102、103、104、105、106、10
7、108の内、ランド101、105を他のランドよ
りも大きな面積で形成し、このランド101、105で
SAWフィルタのグランドと接続し、さらに前記ランド
101、105のそれぞれを誘電体層に形成したスルー
ホールを介して前記グランド電極33と接続し、積層体
側面の端子電極84、87、90、92へ引き出すこと
で、SAWフィルタの性能を発揮させている。また、マ
ルチバンド用高周波スイッチモジュールの挿入損失特性
が劣化することが無いように、ランド101、105と
前記スイッチ回路の分布定数線路用の電極パターン5
6、57、前記分波回路の分布定数線路用の電極パター
ン58、59とを積層方向に少なくとも80μm以上離
して配置している。また、金属ケースを接続するための
ランド109、110、111、112は、スルーホー
ルを介してグリーンシート2に形成された引出し線路に
より、積層体側面の端子電極81、83、94、96と
接続する。
G2、DP1、DP2、チップコンデンサCG1、CG
5、CP5、CGP、SAWフィルタSG、SPを搭載
し、さらに、ダイオード、チップコンデンサ上に、SP
CCからなる金属ケースを被せ、搭載素子接続用のラン
ドと金属ケースを接続するためのランドとそれぞれはん
だ付けした。図5に、前記素子を搭載した様子を平面図
として示す。図5において破線で示した部分は、SPC
Cからなる金属ケースの内部を理解が容易なように図示
したものである。また図5においては、図2で示した等
価回路図に対応する端子対応を併記している。
ッチ回路の分布定数線路を積層体内に形成する際に、グ
ランド電極で挟まれた領域内に配置している。これによ
り、スイッチ回路と分波回路、ローパスフィルタ回路と
の干渉を防いでいる。そして、このグランド電極で挟ま
れた領域を積層体の下部に配置し、アース電位を取り易
くしている。そして、アースとの間に接続されるコンデ
ンサを構成する電極を、その上側のグランド電極に対向
させて形成している。
積層体の下側に構成することにより、グランド電極を積
層体の下側に配置して、実装基板の影響を少なくしてい
る。さらに、グランド電極と対向させるコンデンサ形成
用の容量電極をその次に配置し、上部にローパスフィル
タ回路と分波回路のインダクタンス成分を配置すること
により、インダクタンス成分をグランド電極から離すこ
とができ、短い線路長で必要なインダクタンス値を得る
ことができる。これにより、マルチバンド用高周波スイ
ッチモジュールの小型化を図れる。
れた端子電極において、アンテナANT端子に対して積
層体を2分した反対側に、GSM系の送信TX端子、受
信RX端子、DCS系の送信TX端子、受信RX端子が
それぞれ形成されている。この高周波スイッチモジュー
ルは、アンテナと送受信回路の間に配置されるので、こ
の端子配置により、アンテナと高周波スイッチモジュー
ル、及び送受信回路と高周波スイッチモジュールを最短
の線路で接続することができ、余分な損失を防止でき
る。
片側に、GSM系の送信TX端子、DCS系の送信TX
端子が形成され、もう一方の片側に、GSM系の受信R
X端子、DCS系の受信RX端子が形成されている。2
つの送信回路、2つの受信回路は、それぞれかたまって
配置されるので、高周波スイッチモジュールの送信端子
どうし、受信端子どうしを近くに配置して、最短経路で
の接続が可能となり、余分な損失を防止できる。
成されたアンテナANT端子、GSM系の送信TX端
子、受信RX端子、DCS系の送信TX端子、受信RX
端子、及び電圧端子VC1、VC2、VC3はいずれ
も、側面の周回方向で見た場合、各端子間にはアース端
子が形成されており、各端子はアース端子で挟まれてい
る。各入出力端子(RF端子)は、アース端子に挟まれ
た配置となっている。これにより、各端子間の信号の漏
洩が遮断され、干渉が無くなり、信号端子間のアイソレ
ーションが確実なものとなる。
なる構造となっている。
して、素子を金属ケースに封止した単体デバイス、いわ
ゆる管封止パッケージ型SAWフィルタを用いている
が、積層体の少なくとも一面にSAWフィルタを裸状態
でボンディング実装しても良く、積層体に凹部を形成し
て、この凹部にSAWフィルタを配置してもよい。SA
Wフィルタを裸状態で実装する場合には、金属ケースで
封止するとともに、必要に応じてアルゴンガスや窒素ガ
スでSAWフィルタの周囲を不活性雰囲気とすればよ
い。
価回路図に対応するものであるが、本発明の範囲内で他
の回路とすることは容易にであって、例えば、インダク
タ成分、コンデンサ成分の電極パターンを変更し、接続
方法を変更することで可能である。
ップに構成することができるとともに、マルチバンド携
帯電話において、複数の送受信系と1つのアンテナを接
続する部分に用いることができ、このため、複数の回路
素子を別々に搭載し、接続する方法に比較し、部品点数
の削減、工数の削減、小型化などの利点を有する。また
分波回路を適宜選択することにより、積層体構造に起因
する電気的特性のばらつきを減少させるとともに、分波
回路部分での挿入損失特性の広帯域化が可能となりマル
チバンド用高周波スイッチモジュールのトリプルバンド
化対応も容易となる。
に用いられるマルチバンド用高周波スイッチモジュール
を、積層構造を用い、複数の回路機能を積層体に内蔵・
実装することで小型で電気的特性に優れたマルチバンド
用高周波スイッチモジュールを得ることが出来るので機
器の小型化に有効なものであり、また前記回路機能の分
波回路部分を適宜選択することにより、優れた電気的特
性を備えたマルチバンド用高周波スイッチモジュールを
得ることが出来る。
る。
価回路図である。
としての積層体の内部構造図である。
る。
スイッチモジュールの上面図である。
2、13、14、15誘電体シート 42、43、44、45、46、47、48、49、5
0、51、52、53、54、55、56、57、5
8、59 ライン電極 31、32、33 グランド電極 61、62、63、64、65、66、67、68、6
9、70、71、72、73、74 コンデンサ電極
Claims (12)
- 【請求項1】 通過帯域の異なる複数の送受信系を各送
受信系に分ける分波回路、及び前記各送受信系のそれぞ
れに送信系と受信系を切り替えるスイッチ回路を有する
マルチバンド用高周波スイッチモジュールであって、前
記分波回路は分布定数線路からなるローパスフィルタ回
路と、コンデンサからなるハイパスフィルタ回路と、分
布定数線路およびコンデンサで構成される第1の直列共
振回路と第2の直列共振回路とを備え、複数の送受信系
に共通の共通端子とスイッチ回路との間に前記ローパス
フィルタ回路を接続し、該ローパスフィルタ回路の後段
で、ローパスフィルタ回路の一端とグランドとの間に第
1の直列共振回路を配置し、前記共通端子と他のスイッ
チ回路との間に前記ハイパスフィルタ回路を接続し、該
ハイパスフィルタ回路の後段で、ハイパスフィルタ回路
の一端とグランドとの間に第2の直列共振回路を配置す
ることを特徴とするマルチバンド用高周波スイッチモジ
ュール。 - 【請求項2】 前記スイッチ回路はダイオードと分布定
数線路を主構成とし、前記分波回路及びスイッチ回路の
少なくとも一部は、電極パターンと誘電体層との積層体
内に、前記電極パターンにより構成され、前記ダイオー
ドを前記積層体上に配置して構成されていることを特徴
とするマルチバンド用高周波スイッチモジュール。 - 【請求項3】 前記ダイオードスイッチ回路の各受信系
にフィルタ回路を有し、当該フィルタ回路が積層体上に
配置して構成されるSAWフィルタであることを特徴と
する請求項1又は2に記載のマルチバンド用高周波スイ
ッチモジュール。 - 【請求項4】 前記スイッチ回路の各送信系に分布定数
線路とコンデンサで構成されるローパスフィルタ回路を
有し、当該ローパスフィルタ回路の分布定数線路とコン
デンサの少なくとも一部は、電極パターンと誘電体層と
の積層体内に、前記電極パターンにより構成されること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマル
チバンド用高周波スイッチモジュール。 - 【請求項5】 通過帯域の異なる複数の送受信系を各送
受信系に分ける分波回路と、前記各送受信系のそれぞれ
に送信系と受信系を切り替えるスイッチ回路と、当該ス
イッチ回路の各受信系の特定の信号を通過させるフィル
タ回路と、前記スイッチ回路とフィルタ回路との整合回
路を備え、前記分波回路はLC回路で構成され、前記ス
イッチ回路はダイオードと分布定数線路を主構成とし、
前記フィルタ回路はSAWフィルタで構成され、前記整
合回路はコンデンサ又はLC回路で構成され、前記分波
回路のLC回路及び前記スイッチ回路の分布定数線路
は、電極パターンと誘電体層との積層体内に前記電極パ
ターンにより構成され、前記ダイオードとSAWフィル
タは前記積層体上に配置して構成され、前記積層体の外
表面には、前記複数の送受信系の共通端子、前記各送受
信系のそれぞれの送信系端子、受信系端子が形成され、
前記積層体の各側面には、少なくとも1つのグランド端
子が形成されていることを特徴とするマルチバンド用高
周波スイッチモジュール。 - 【請求項6】 前記スイッチ回路の各送信系に分布定数
線路とコンデンサで構成されるローパスフィルタ回路を
有し、当該ローパスフィルタ回路の分布定数線路とコン
デンサの少なくとも一部を、前記積層体に内蔵している
ことを特徴とする請求項5に記載のマルチバンド用高周
波スイッチモジュール。 - 【請求項7】 前記積層体は複数のグランド電極を有
し、前記スイッチ回路の分布定数線路用の電極パターン
は、前記グランド電極に挟まれた領域に形成され、前記
分波回路のコンデンサ用の電極パターン及びスイッチ回
路の各送信系に配置されるローパスフィルタ回路のコン
デンサ用の電極パターンは、前記スイッチ回路の分布定
数線路用の電極パターンを挟むグランド電極の内、上側
のグランド電極の上部に誘電体層を介して形成され、前
記分波回路の分布定数線路用の電極パターン及び前記ス
イッチ回路の各送信系に配置されるローパスフィルタ回
路の分布定数線路用の電極パターンは、前記コンデンサ
用の電極パターンの上部に誘電体層を介して形成されて
いることを特徴とする請求項4又は6に記載のマルチバ
ンド用高周波スイッチモジュール。 - 【請求項8】 前記積層体において、前記分波回路と前
記ローパスフィルタ回路とは、前記積層体の水平方向の
別領域に別れて形成されていることを特徴とする請求項
4、6又は7のいずれかに記載のマルチバンド用高周波
スイッチモジュール。 - 【請求項9】 前記積層体の外表面にはSAWフィルタ
を実装するための電極パターンが形成され、当該電極パ
ターンの少なくとも一つが、前記グランド電極とスルー
ホールを介して接続することを特徴とする請求項7に記
載のマルチバンド用高周波スイッチモジュール。 - 【請求項10】 前記積層体の外表面に形成されたSA
Wフィルタを実装するための電極パターンの内、前記グ
ランド電極と接続する電極パターンの面積を他の電極パ
ターンよりも大きく形成することを特徴とする請求項7
又は9に記載のマルチバンド用高周波スイッチモジュー
ル。 - 【請求項11】 前記積層体の外表面に形成されたSA
Wフィルタを実装するための電極パターンとスイッチ回
路の分布定数線路用の電極パターン及び前記分波回路の
分布定数線路用の電極パターンとを積層方向に少なくと
も80μm以上離して配置することを特徴とする請求項
3、5ないし10のいずれかに記載のマルチバンド用高
周波スイッチモジュール。 - 【請求項12】 前記積層体上に配置されたチップ素子
を包囲する金属ケースが前記積層体上に配置されている
ことを特徴とする請求項2ないし11に記載のいずれか
のマルチバンド用高周波スイッチモジュール。
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