JP2003101436A - 高周波デバイス - Google Patents

高周波デバイス

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JP2003101436A
JP2003101436A JP2001288663A JP2001288663A JP2003101436A JP 2003101436 A JP2003101436 A JP 2003101436A JP 2001288663 A JP2001288663 A JP 2001288663A JP 2001288663 A JP2001288663 A JP 2001288663A JP 2003101436 A JP2003101436 A JP 2003101436A
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varistor
high frequency
frequency device
diplexer
antenna terminal
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JP2001288663A
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Kotaro Suzuki
孝太郎 鈴木
Yoshiharu Omori
吉晴 大森
Riho Sasaki
理穂 佐々木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧雑音が侵入したとしても、確実にアン
テナ端子の後に接続された回路を保護することのできる
高周波デバイスを提供することを目的とする。 【解決手段】 アンテナ端子10にダイプレクサ11を
接続し、GSM帯とDCS帯の周波数成分を分波・合波
し、ダイプレクサ11には、GSM帯の周波数成分を取
扱う回路とDCS帯の周波数成分を取扱う回路を接続
し、GSM帯の回路においては、ダイプレクサ11に
送、受信信号を切り分けるスイッチ13をダイオード4
0を用いて形成し、ダイプレクサ11は、GSM側にお
いて、アンテナ端子10とスイッチ13との間に直列に
インダクタンス30を接続し、並列にコンデンサ31と
バリスタ32を接続し、さらにバリスタ32の一端はグ
ランド端子33に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話などの移動
体通信機器、特に送、受信切り替えのアンテナ共用器部
に用いることのできる高周波デバイスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話などの移動体通信機器に
おいては、アンテナ端子から静電気など瞬時に高電圧に
なるような雑音が入力し、内部の電気回路を破壊する危
険があることが認識されている。
【0003】そこで、特開2001−127663号公
報においては、図6に示されるようにアンテナ端子1と
スイッチ回路2との間にコンデンサとインダクタンスと
からなるハイパスフィルタ3を接続し、スイッチ回路2
の保護を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話などの移動体
通信機器においては、年々小型化が進み、中に収納され
るデバイスも小型化が求められている。
【0005】また、上記ハイパスフィルタ3において、
通過帯域外減衰量を大きくしようとすると、コンデンサ
とインダクタンスとを多段に接続しなければならない。
また帯域外減衰量を大きくするために多段に接続する
と、挿入損失が大きくなるだけでなく、デバイスも大き
くなってしまう。従って、ある程度の特性で妥協しなけ
ればならない。
【0006】しかしながら、信号通過帯域近傍の周波数
の高電圧雑音が侵入すると、このハイパスフィルタ3を
通過し、アンテナ端子1に接続したスイッチ回路2に侵
入して破壊してしまう恐れがある。
【0007】そこで本発明は、たとえ信号通過帯域に近
い周波数の高電圧雑音が侵入したとしても、確実に後に
接続された回路を保護することのできる高周波デバイス
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下の構成を有するものである。
【0009】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
ダイオードを用いたスイッチとバリスタを用いたダイプ
レクサを有する高周波デバイスにおいて、アンテナ端子
とダイオードとの間にバリスタを並列に接続するもので
あり、アンテナから侵入した高電圧雑音をバリスタで吸
収することにより、ダイオードを含む回路を保護するこ
とができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、特に、
バリスタは導体パターンとセラミック層とを積層した積
層セラミック基板上に配設したものであり、バリスタを
有する高周波デバイスを容易に形成することができる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、特に、
セラミック層と電極層とを交互に積層した積層バリスタ
を用いるものであり、所望の特性のバリスタを使用する
ことができる。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、特に、
ダイプレクサはバリスタに加えてインダクタンスを有
し、バリスタとインダクタンスとはセラミック層と導体
層とを交互に積層した一つの積層素子で形成し、回路基
板上に実装したものであり、小型化が図れると共に所望
の特性を有する高周波デバイスを得ることができる。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、特にバ
リスタは回路基板の上に印刷形成したものであり、低背
化を図ることができ、移動体通信機器への適用範囲が広
がるものである。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、特に、
バリスタを積層セラミック回路基板の内部に構成するも
のであり、生産性良く、低背化を図ることができ、移動
体通信機器への適用範囲が広がるものである。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、特に、
−10〜75℃における容量変化率が±0.1%以下の
バリスタを用いるものであり、容量変化率が小さいの
で、挿入損失を小さくすることができ、安定した特性を
有するものとなる。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、特に、
比誘電率が30以下のセラミック材料を用いて形成した
バリスタを用いるものであり、静電容量が3pF以下と
小さくなり、高周波デバイスの特性劣化を抑制すること
ができる。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、特に、
酸化亜鉛を主成分とし、副成分としてSi化合物を添加
した材料を用いてバリスタを作製したものであり、静電
容量が3pF以下と小さいものとなる。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、特
に、セラミック層と内部電極層とを交互に積層したもの
であり、セラミック層は酸化亜鉛を主成分としたもので
あり、内部電極層はAgを主成分とするバリスタを用い
るものであり、内部電極として導電率の小さいAgを用
いることにより、挿入損失が小さいものとなる。
【0019】本発明の請求項11に記載の発明は、特
に、ダイプレクサは、グランド端子に接続するバリスタ
及びコンデンサを有するものであり、アンテナ端子とダ
イオード間において前記アンテナ端子に近い方にバリス
タを並列接続するものであり、より確実に高電圧雑音を
除去することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の特に請求項1〜4、7〜10に
記載の発明について説明する。
【0021】図1は実施の形態1における高周波デバイ
スの回路図であり、欧州携帯電話規格のGSM/DCS
デュアルバンド携帯電話におけるアンテナ共用器として
用いることができる。図1において、10はアンテナ端
子、11はアンテナ端子10に接続したダイプレクサ
(図中点線で囲んだ部分)であり、GSM帯とDCS帯
の周波数成分を分波・合波する。また図1において点線
で囲んだ部分の左側は、GSM帯の周波数成分を取扱う
回路(図中A)であり、右側はDCS帯の周波数成分を
取扱う回路(図中B)である。それぞれの回路において
は、ダイプレクサ11に送、受信信号を切り分けるスイ
ッチ13(図中一点鎖線で囲んだ部分),14を接続
し、このスイッチ13,14には送信信号の高調波成分
を除去するローパスフィルタ(以下LPFとする)1
5,16及び、それぞれの帯域を通過帯域とするSAW
フィルタ17,18が接続されている。そして各フィル
タ15,16,17,18には端子19,20,21,
22が接続されている。
【0022】ダイプレクサ11は、アンテナ端子10か
ら見てGSM側においては、アンテナ端子10とスイッ
チ13との間に直列にインダクタンス30を接続し、並
列にコンデンサ31とバリスタ32を接続したものであ
る。またアンテナ端子10から見てDCS側において
は、アンテナ端子10とスイッチ14との間に直列にコ
ンデンサ34,35を接続するとともに、コンデンサ3
4,35間に並列にインダクタンス36とコンデンサ3
7との直列回路を接続している。さらにバリスタ32の
一端はグランド端子33に接続している。
【0023】スイッチ13は、アンテナ端子10と端子
23間に直列にダイオード40及びインダクタンス41
を接続するとともに、ダイオード40と並列にインダク
タンス42とコンデンサ43の直列回路を接続し、イン
ダクタンス41と端子23間に並列にコンデンサ44を
接続している。またアンテナ端子10とSAWフィルタ
17との間には直列にインダクタンス45を接続すると
ともに、並列にコンデンサ46、ダイオード47、コン
デンサ48、インダクタンス49からなる回路を接続し
ている。そしてダイオード40とインダクタンス45と
の間に並列にコンデンサ50を接続している。
【0024】図2に本実施の形態1における高周波デバ
イスの断面図を示す。
【0025】図において、60は積層セラミック回路基
板であり、セラミック層62と導体パターン63とを交
互に積層することにより内部及び外周面にアンテナ端子
10、スイッチ13(ダイオード64を除く),14、
LPF15,16を形成している(図示せず)。またダ
イプレクサ11はバリスタ32及びインダクタンス36
を除いた部分を積層セラミック回路基板60の内部に形
成している。そして表面にダイオード64、SAWフィ
ルタ65、バリスタ32とインダクタンス36の積層複
合素子61を形成し、図1に示す回路を実現している。
【0026】積層複合素子61は、セラミック層と内部
電極層とが交互に積層された積層体の両端面に外部電極
が形成されたものである。バリスタ32を構成するセラ
ミック層は、比誘電率が30以下と小さいものであり、
具体的には酸化亜鉛を主成分とし、副成分としてSi化
合物を添加したバリスタ材料を用いて形成したものであ
る。また内部電極層は、導電率の低いAgあるいはAg
を主成分とする金属を用いて形成されたものである。そ
してこのような構成を取ることにより、静電容量が3p
F以下と小さいだけでなく、−10〜75℃における容
量変化率も±0.1%以下と小さいバリスタ32を得る
ことができるのである。バリスタ32は、通常使用時に
はコンデンサとして作用し、高電圧雑音が侵入してきた
ときに、バリスタ本来の機能を発揮し、高電圧雑音を除
去するのである。
【0027】つまり、アンテナ端子10から静電気など
の高電圧雑音が侵入してきた場合、まずバリスタ32に
てこの高電圧雑音を除去し、必要な信号のみをスイッチ
13に送信することができるのである。
【0028】従って、高電圧雑音により特性が劣化する
可能性の高いダイオード40,47及びSAWフィルタ
17を確実に保護し、信頼性に優れた高周波デバイスを
得ることができるのである。
【0029】ここで高電圧雑音対策としては、アンテナ
端子10とダイプレクサ11との間に並列にバリスタを
接続しても行うことができる。しかしながらバリスタの
有する静電容量が大きく、また温度変化に対する容量変
化率が大きいと、高周波デバイスを構成する他の回路と
の整合性を取るのが非常に困難となり、整合性が取れて
いないと挿入損失が大きくなり、高周波デバイスの特性
が劣化する。しかしながら本実施の形態1においては、
バリスタ32をコンデンサとしても作用させる構成のた
め、このバリスタ32の静電容量を考慮して設計するこ
ととなり、他の回路との整合性にも優れたものとなるた
め、高電圧雑音の除去はもちろんのこと、挿入損失の小
さい高周波デバイスとなるのである。
【0030】さらに、バリスタ32がコンデンサとして
作用すること、およびバリスタ32とインダクタンス3
6とを一つの積層部品で構成することにより、積層セラ
ミック回路基板60内に形成する機能を削減することが
でき、小型化を図ることができる。
【0031】また本実施の形態1においては、通過周波
数帯域が約900MHzのGSM側の回路にのみバリス
タ32を設け、通過周波数帯域が約1.8GHzのDC
S側の回路には設けていない。これは、ダイプレクサ1
1の回路構成に起因するのである。即ち、DCS側回路
の最もアンテナ端子10に近い部分には、インダクタン
ス36とコンデンサ34によりハイパスフィルタが形成
されている。つまり通常周波数が約500MHzと低い
周波数の高電圧雑音が侵入できないようになっている。
仮にアンテナ端子10に近い部分にハイパスフィルタが
形成されていないような場合は、本実施の形態1におけ
るGSM側の回路と同様に、その静電容量も考慮した上
で、バリスタを並列接続することが望ましい。
【0032】なお、SAWフィルタ65は、SAWフィ
ルタ17,18を一つのパッケージに収納したものであ
る。
【0033】(実施の形態2)以下本実施の形態2を用
いて、本発明の特に請求項5について説明する。
【0034】図3は、本実施の形態2における高周波デ
バイスの上面図である。その回路構成は実施の形態1で
示したものと同様であるので説明を省略する。
【0035】本実施の形態2と実施の形態1との相違点
は、バリスタ32の形状である。
【0036】本実施の形態2においては、バリスタ32
は積層セラミック回路基板60の表面に、実施の形態1
で示したバリスタ材料を印刷し、この上に電極を印刷し
た後、熱処理することにより形成している。
【0037】従って、実施の形態1と比較すると、高周
波デバイスを低背化することができ、移動体通信機器へ
の適用範囲が広がることとなる。
【0038】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて、本発明の特に請求項6に記載の発明について説明
する。
【0039】図4は、本実施の形態3における高周波デ
バイスの断面図である。その回路構成は実施の形態1で
示したものと同様であるので説明を省略する。
【0040】本実施の形態3と実施の形態1との相違点
は、バリスタ32の形状である。
【0041】本実施の形態3においては、図4に示すよ
うにセラミック層62と導体パターン63とを積層し、
内部や外周面にアンテナ端子10、ダイプレクサ11、
スイッチ13,14、LPF15,16を有する積層セ
ラミック回路基板60を形成する際、バリスタ材料で形
成したセラミック層66と内部電極層67とを同様に積
層し、バリスタ32を積層セラミック回路基板60の内
部に形成しているのである。
【0042】従って、実施の形態1と比較すると、高周
波デバイスを低背化することができ、移動体通信機器へ
の適用を広げることができるのはもちろん、積層セラミ
ック回路基板60を形成した後、わざわざ、バリスタ3
2を形成する必要が無いので、生産性に優れたものとな
る。
【0043】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の特に請求項11に記載の発明について説
明する。
【0044】図5は実施の形態4における高周波デバイ
スの回路図であり、欧州携帯電話規格のGSM/DCS
デュアルバンド携帯電話におけるアンテナ共用器として
用いることができる。図5において、10はアンテナ端
子、11はアンテナ端子10に接続したダイプレクサ
(図中点線で囲んだ部分)であり、GSM帯とDCS帯
の周波数成分を分波・合波する。また図5において点線
で囲んだ部分の左側は、GSM帯の周波数成分を取扱う
回路(図中A)であり、右側はDCS帯の周波数成分を
取扱う回路(図中B)である。それぞれの回路において
は、ダイプレクサ11に送、受信信号を切り分けるスイ
ッチ13(図中一点鎖線で囲んだ部分),14を接続
し、このスイッチ13,14には送信信号の高調波成分
を除去するLPF15,16及び、それぞれの帯域を通
過帯域とするSAWフィルタ17,18が接続されてい
る。そして各フィルタ15,16,17,18には端子
19,20,21,22が接続されている。
【0045】ダイプレクサ11は、アンテナ端子10か
ら見たときGSM側においては、アンテナ端子10とス
イッチ13との間に直列にインダクタンス30を接続
し、並列にコンデンサ31a,31bとバリスタ32を
接続したものである。またアンテナ端子10から見てD
CS側においては、アンテナ端子10とスイッチ14と
の間に直列にコンデンサ34,35を接続するととも
に、コンデンサ34,35間に並列にインダクタンス3
6とコンデンサ37との直列回路を接続している。バリ
スタ32、コンデンサ31bの一端はグランド端子3
3,38に接続している。
【0046】スイッチ13は、実施の形態1と同様の構
成であるのでその説明を省略する。
【0047】本実施の形態4においては、ダイプレクサ
11において、GSM側の信号を送、受信する部分に、
一端をグランド端子33,38に接続するバリスタ32
とコンデンサ31bとを有するものである。このように
ダイプレクサ11のGSM側と信号を送、受信する部分
において、一端をグランド端子33,38に接続するコ
ンデンサ31bやバリスタ32が複数ある場合は、アン
テナ端子10に最も近い部分にバリスタ32を配置する
ことにより、より俊敏に高電圧雑音を除去することがで
きる。
【0048】本実施の形態4においても、バリスタ32
は通常使用時にはコンデンサとして作用するものであ
り、静電容量を考慮して、高周波デバイスを設計するこ
とにより、挿入損失の小さいものとなる。
【0049】またこの場合、高周波デバイスの具体的な
構成は上記実施の形態1〜3に示したいずれの形態を取
っても構わない。
【0050】なお、上記実施の形態1〜4においては、
GSM/DCSデュアルバンドシステムへの応用を例に
とって示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、たとえばシングルバンド、トリプルバンドであって
も、アンテナ端子から侵入する高電圧雑音に対する対策
の必要なものについては、アンテナ端子と、このアンテ
ナ端子に接続する回路との間に並列にバリスタを接続す
ることにより、同様の効果が得られるものである。
【0051】
【発明の効果】以上本発明によると、たとえ信号通過帯
域に近い周波数の高電圧雑音がアンテナ端子から侵入し
たとしても、後に接続された回路を確実に保護すること
のできる高周波デバイスを提供することができる。さら
に、バリスタを通常使用時にはコンデンサとして作用さ
せることにより、挿入損失の小さいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜3における高周波デバ
イスの回路図
【図2】本発明の実施の形態1における高周波デバイス
の断面図
【図3】本発明の実施の形態2における高周波デバイス
の上面図
【図4】本発明の実施の形態3における高周波デバイス
の断面図
【図5】本発明の実施の形態4における高周波デバイス
の回路図
【図6】従来の高周波デバイスの回路図
【符号の説明】
10 アンテナ端子 11 ダイプレクサ 13 スイッチ 14 スイッチ 15 LPF 16 LPF 17 SAWフィルタ 18 SAWフィルタ 19 端子 20 端子 21 端子 22 端子 23 端子 30 インダクタンス 31 コンデンサ 32 バリスタ 33 グランド端子 34 コンデンサ 35 コンデンサ 36 インダクタンス 37 コンデンサ 40 ダイオード 41 インダクタンス 42 インダクタンス 43 コンデンサ 44 コンデンサ 45 インダクタンス 46 コンデンサ 47 ダイオード 48 コンデンサ 49 インダクタンス 50 コンデンサ 60 積層セラミック回路基板 61 積層複合素子 62 セラミック層 63 導体パターン 64 ダイオード 65 SAWフィルタ 66 セラミック層 67 内部電極層
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 理穂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E034 DB15 DE07 5K011 AA06 DA21 KA03 KA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ端子と、このアンテナ端子に接
    続したダイプレクサと、このダイプレクサに接続した複
    数のスイッチと、このスイッチに接続したSAWフィル
    タ及びローパスフィルタとを備え、前記スイッチはダイ
    オードを、前記ダイプレクサはバリスタを用いて形成し
    たものであり、前記バリスタは前記ダイオードと前記ア
    ンテナ端子間に並列に接続した高周波デバイス。
  2. 【請求項2】 バリスタは回路基板上に配設したもので
    ある請求項1に記載の高周波デバイス。
  3. 【請求項3】 バリスタはセラミック層と電極層とを交
    互に積層した積層素子である請求項2に記載の高周波デ
    バイス。
  4. 【請求項4】 ダイプレクサはインダクタンスを有し、
    バリスタとインダクタンスとはセラミック層と導体層と
    を交互に積層した一つの積層素子であり、この積層素子
    を回路基板上に実装した請求項3に記載の高周波デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 バリスタは印刷形成されたものである請
    求項2に記載の高周波デバイス。
  6. 【請求項6】 バリスタは導電パターンとセラミック層
    とを積層した回路基板の内部に構成されたものである請
    求項1に記載の高周波デバイス。
  7. 【請求項7】 バリスタは−10〜75℃における容量
    変化率が±0.1%以下である請求項1に記載の高周波
    デバイス。
  8. 【請求項8】 バリスタは比誘電率が30以下のセラミ
    ック材料を用いて形成したものである請求項1に記載の
    高周波デバイス。
  9. 【請求項9】 バリスタは酸化亜鉛を主成分とし、副成
    分としてSi化合物を添加したものである請求項8に記
    載の高周波デバイス。
  10. 【請求項10】 バリスタはセラミック層と内部電極層
    とを交互に積層したものであり、セラミック層は酸化亜
    鉛を主成分としたものであり、内部電極層はAgを主成
    分とするものである請求項1に記載の高周波デバイス。
  11. 【請求項11】 ダイプレクサは、グランド端子に接続
    するバリスタ及びコンデンサを有するものであり、アン
    テナ端子とダイオード間において前記アンテナ端子に近
    い方にバリスタを並列接続する請求項1に記載の高周波
    デバイス。
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