JP3806257B2 - オイル供給装置 - Google Patents
オイル供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3806257B2 JP3806257B2 JP00517999A JP517999A JP3806257B2 JP 3806257 B2 JP3806257 B2 JP 3806257B2 JP 00517999 A JP00517999 A JP 00517999A JP 517999 A JP517999 A JP 517999A JP 3806257 B2 JP3806257 B2 JP 3806257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- passage
- clutch
- oil passage
- oil pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力伝達系内の湿式多板クラッチと潤滑又は冷却要部とに一つのオイルポンプを用いて給油するのに適したオイル供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等の動力伝達系には歯車からなる動力伝達部や、動力伝達部を切換え操作するクラッチ、これを作動する各種の油圧アクチュエータが多数配備され、これらの部位には潤滑及び冷却あるいは制御用圧油が供給されている。
【0003】
ところで、上述したクラッチとして湿式多板クラッチから成る発進クラッチがある。この発進クラッチ100は、例えば、図5(a)に示すように、エンジン110と変速機120の間に設けられたり、図5(b)に示すように、変速機120と駆動輪130間に設けられる。この発進クラッチ100は車両発進時に動力断状態より動力接状態に切換えが成され、その際に多板クラッチの摩擦結合が徐々に進んで、スムーズな発進が行われている。このような湿式多板クラッチは発進時に摩擦係合部が発熱することから、冷却用のオイルが比較的多量に供給されている。このように発進クラッチではその冷却油量の確保が重要な問題であり、一般に必要吐出量を十分に確保できるオイルポンプが使用されている。
【0004】
一方、発進クラッチの他にも動力を断続操作するための各種油圧アクチュエータや歯車等、潤滑が必要な部分が多数あり、これらへもオイルポンプより圧油が供給されている。
このように、冷却、潤滑要部はそれぞれの使用態様に応じて圧油供給を必要とするが、レイアウト上の制約やコスト増を防ぐため、通常、これらは潤滑油路としてまとめられ、同回路の上流側に設けた一つあるいは複数のオイルポンプの吐出油を分岐して受けるように構成されている。
【0005】
なお、オイルポンプの吐出路にフローデバイダを配備し、これに接続される一方の分岐路を油圧クラッチの冷却用のオイルスプレーに連結し、他方の分岐路を流量制御弁を介し油圧式クラッチ及びトランスミッションに連結するというオイル回路が実公平7−16930号公報に開示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、単一のオイルポンプの吐出油を分流し、発進クラッチやオイル潤滑要部へ給油する構成を採った場合、次のような問題が生じる。
車両が発進運転域にある場合、発進クラッチは多量の吐出油を受けオイル冷却される必要がある。この際、オイルポンプからの吐出油は潤滑要部にも同様に供給される。ところが、発進クラッチ以外では、発進時に多くの油は必要としていない。即ち、発進クラッチ冷却のためだけにポンプ吐出量を高めるよう高回転で稼動させなければならず、発進クラッチ以外への多量のオイル供給は動力損失、燃費の低下を招くこととなり問題となっている。一方、オイル潤滑要部は、定常運転時や高回転時に比較的多くの油量を必要とする。ところが、この運転域でそれほど冷却用の油を必要としない発進クラッチが、吐出油を比較的多量に受け、この場合も必要以上にオイルポンプを駆動させることとなり、動力損失、燃費の低下を招き問題となっている。
【0007】
なお、実公平7−16930号公報に開示されるオイル回路の場合、油圧式クラッチ及びトランスミッションに給油する分岐路に流量制御弁を設け、定流量化を図っているが、この流量制御弁は余剰オイルをドレーン側に戻すリリーフバルブであり、このような流量制御弁ではオイルポンプの無駄な稼動を防止できず、動力損失、燃費の低下を招くことなる。
本発明の目的は、発進クラッチとその他の各種のオイル潤滑要部への給油をオイルポンプを共用化したままで行え、しかも、オイルポンプの無駄な稼働を防止でき、動力損失、燃費の低下を防止できるオイル供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、多数の潤滑又は冷却要部を備えた自動車の動力伝達系に吐出油を供給するオイルポンプと、上記オイルポンプの吐出路に設けられ吐出油を分流する分岐部と、上記分岐部で分岐して延出し上記オイルポンプからの吐出油を上記動力伝達系の湿式多板クラッチを有する発進クラッチに導く第1の油路と、上記分岐部で分岐して延出し上記発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に圧油を導く第2の油路と、上記第2の油路の途中の流路断面積を増減して第2の油路の流量を所望の量に調整する流量制御弁と、上記オイルポンプの吐出油量をアイドル時より発進時に多くするよう上記オイルポンプを制御するコントローラと、を具備している。
【0009】
ここでは、オイルポンプの吐出油のうちの所望の量は常に第2の油路を通過し発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に供給され、その所望の量を上回る部分の油が全て第1の油路側の発進クラッチに供給される。このため、オイルポンプの吐出油のうちの所望の量を常に発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に供給でき、発進時に多くの油量を必要とする場合にオイルポンプの吐出量を急増させると、吐出油の増加分を発進クラッチに容易に振り分けて供給でき、発進クラッチが発進時に必要とする油量を容易に確保できる。しかも、オイルポンプの無駄な駆動を防止でき、動力損失、燃費の低下を防止できる。更に、発進クラッチに給油するオイルポンプを発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に給油するオイルポンプとして共用できるので、低コスト化を図れる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1のオイル供給装置において、上記流量制御弁は上記第2の油路に設けたオリフィスの上流及び下流の油圧差に応じて第2の油路の流路断面積を増減調整するスプールであることを特徴とする。
この場合、第2の油路にオリフィスを設けてその上流及び下流の油圧差に応じてスプールを駆動し、第2の油路の流路断面積を増減調整するので、容易に第2の油路の流量を一定に保持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の適用されたオイル供給装置1を示した。このオイル供給装置1は図示しない自動車の動力伝達系(図2参照)2内の多数の潤滑/冷却要部に圧油を供給するように構成される。
【0012】
図2に示すように、この動力伝達系2はエンジン3の回転力をトルクコンバータ4、前後進切換機構5、無段変速機6、減速機7、発進クラッチ8、デファレンシャル9を介して駆動輪10に伝達するという構成を採る。ここで発進クラッチ8は湿式多板クラッチから成り、車両の発進時にクラッチ制御圧を受ける図示しない油圧室と、クラッチ制御圧を受け相互に圧接して摺動する図示しない摺動板部を備え、これらが潤滑/冷却要部を成している。更に、前後進切換機構5、減速機7及びデファレンシャル9は各種ギア列から成る多数の摺動部を備え、この摺動部が潤滑/冷却要部を成す。更に、無段変速機6のプライマリ及びセカンダリの各プーリ及びベルト6a,6b,6cも潤滑/冷却要部となっている。
【0013】
このような動力伝達系2の多数の潤滑/冷却要部に圧油を供給するオイル供給装置1は、図1に示すように、オイル溜11のオイルをフィルタ12を介し吸入し、吐出口131より吐出するオイルポンプ13を備える。オイルポンプ13はその吐出量を増減調整可能なよう、電動モータMを介し後述するコントローラ23(図3参照)に駆動制御される。
【0014】
オイルポンプ13の吐出口131には主吐出路14が連結され、主吐出路14の途中にはレギュレータバルブ15が配備される。レギュレータバルブ15によって調圧されたライン圧は第1吐出ポート15a、主吐出路14を介し無段変速機6に供給される。レギュレータバルブ15からの排圧は第2吐出ポート15bを介して副吐出路17に供給される。無段変速機6はプライマリプーリ6a及びセカンダリプーリ6bの図示しない油圧アクチュエータに適時に圧油が供給される。
【0015】
副吐出路17は途中にオイルクーラC及びバイパス路Bを並設して配備し、同部の下流に分岐部aを有する。この分岐部aは第1の油路としての冷却油路18と、第2の油路としての潤滑油路19を分岐してそれぞれ延出している。更に、副吐出路17はオイルクーラCの上流位置に油圧制御バルブ20を取り付けている。油圧制御バルブ20は副吐出路17とポンプ吸入路側であるドレーン側を結ぶリーク路203に配備される。油圧制御バルブ20は、副吐出路17に過度な油圧が加わった際にリーク路203を開放し、副吐出路17の油圧の過度な上昇を防止する。
【0016】
冷却油路18の下流側は発進クラッチ8に接続され、同発進クラッチの図示しない摺動板部への給油が成される。潤滑油路19はその途中に流量制御弁21及びオリフィス22をこの順に備え、その下流を前後進切換機構5、減速機7及びデファレンシャル9等の多数の潤滑/冷却要部Lに連結する。
流量制御弁21はその流入ポート21aと流出ポート21bを潤滑油路19に連結し、流入ポート21aの流路断面積をスプール211で増減調整し、第2の油路としての潤滑油路19の流量を一定に保持するという機能を備える。
【0017】
スプール211はその一端側に設けたオリフィス22の上流側油圧を上流側油路191を通して受け、他端側にはオリフィス22の下流側油圧を下流側油路192を通して受け、しかも、この他端側には戻しばね212の押圧力が加えられる。なお、上流側油191及び下流側油192には各パイロット圧の変動を緩和させるため、ダンパオリフィス193,194が配設されている。スプール211は上流側油圧により油路絞り方向(図中右側)に付勢されるとともに、下流側油圧と戻しばね212の押圧力との合力で油路開方向(図中左側)に付勢され、そのバランス位置に摺動することで潤滑油路19のオイルを設定流量に絞り調整している。
【0018】
オイルポンプ13は図3に示すように、電動モータMを介しコントローラ23で駆動制御される。コントローラ23は図示しないエンジンの制御機能に加え、特に、オイルポンプ13の吐出量制御機能を備える。即ち、コントローラ23は車両の運転情報を取り込み、同運転情報に応じてオイルポンプ13の吐出量、即ち流量相当回転数をアイドル域、発進域、走行域に区分して制御する。なお、コントローラ23には吐出量制御で用いる車両の運転情報として、車速センサ24で検出される車速V、スロットル開度センサ25で検出されるスロットル開度θth、ブレーキスイッチ26で検出されるブレーキ信号Sb、入力回転数センサ27で検出される無段変速機6の入力回転数Nci、出力回転数センサ28で検出される出力回転数Nco等の運転状態信号が入力される。
【0019】
このようなオイル供給装置1の作動を図示しない自動車の動力伝達系の作動と共に説明する。
コントローラ23が車速Vとスロットル開度θthとブレーキ信号Sbより、車両が停車時でアイドル運転域にあると判断したとする。この場合、前後進切換機構5は前進保持状態、無段変速機6は発進段に保持状態、減速機7及びデファレンシャル9は非作動状態にある。更に、発進クラッチ8はクラッチ断状態にあることよりアイドル時油量Q1相当の低回転出力をモータMに出力し、アイドル時油量Q1をオイルポンプ13に吐出させる。
【0020】
ここで副吐出路17の排油はオイルクーラCで冷却された上で分岐部aに達し冷却油路18と潤滑油路19に分流される。
この場合、潤滑油路19の流量制御弁21は潤滑油路19の流量が比較的低いことより、オリフィス22の上流及び下流側油圧差は比較的小さく、流入ポート21aの流路断面積、即ち潤滑油路19の流路断面積を大きく保持し、副吐出路17の圧油を分岐部aより確実に潤滑油路19に流し込み、下流側の前後進切換機構5、減速機7及びデファレンシャル9内の多数の潤滑/冷却要部Lへの圧油供給を確実に行う。一方、潤滑油路19に比較し流路抵抗の高い冷却油路18は停止状態の発進クラッチに比較的低量の圧油を供給することとなる。
【0021】
次に、コントローラ23が車速Vと、スロットル開度θthとブレーキ信号Sbより、車両が発進時であると判断したとする。この場合、前後進切換機構5は前進保持状態、無段変速機6は発進段に保持状態、減速機7及びデファレンシャル9は低作動状態にある。ここで発進クラッチ8はクラッチ接状態に移行中のため、同部への多量の冷却油の供給が必要な状態にある。
【0022】
ここで発進時油量Q2(>Q1)相当の高回転出力でモータMが駆動され、発進時油量Q2をオイルポンプ13が吐出する。アイドル時に比べて副吐出路17に供給された多量の油はオイルクーラCで冷却された上で分岐部aに達する。
【0023】
この場合、潤滑油路19の流量制御弁21はオリフィス22の上流及び下流側油圧差が高いことより、流入ポート21aの流路断面積、即ち潤滑油路19の流路断面積を十分絞り、潤滑油路19の圧油流量を設定値に保持し続ける。これにより、圧油が潤滑油路19を経て、前後進切換機構5、減速機7及びデファレンシャル9内の潤滑/冷却要部Lへ過度に流入することを防止でき、余剰分の圧油を分岐部aより確実に冷却油路18側に振り向け、無駄な圧油の流れを防止できる。このため、副吐出路17の多量の圧油はオイルクーラCで冷却された上で発進クラッチ8の摺動板部に供給され、発進時に同部が発する熱を確実に排除できる。
【0024】
コントローラ23は車速Vとスロットル開度θthとブレーキ信号Sbに加え、無段変速機6の入力回転数Nciと出力回転数Ncoの差分が所定値を下回るのを検出した際に発進完了と見做す。この場合、前後進切換機構5は前後進保持状態、無段変速機6は変速状態、減速機7及びデファレンシャル9は作動状態にある。ここで発進クラッチ8は完全に接合状態に保持され続け、冷却油の消費は低減した状態に入ったことより、走行時油量Q3(Q2>Q3>Q1)相当の中回転出力をモータMに出力し、定常運転時や高回転時に必要とされる量として設定された走行時油量Q3をオイルポンプ13に吐出させる。
【0025】
この場合、副吐出路17の圧油はオイルクーラCで冷却された上で分岐部aに達する。潤滑油路19の流量制御弁21はオリフィス22の上流及び下流側油圧差が発進時より低い中程度に保持されることより、流入ポート21aの流路断面積、即ち潤滑油路19の流路断面積を適量拡げ、副吐出路17の圧油を分岐部aより潤滑油路19に十分に流し込む。これにより、潤滑油路19側には定常運転時や高回転時に必要とする比較的多くの油量を確実に供給でき、冷却油路18側にはクラッチ接状態の発進クラッチ8に低量の圧油を供給することができる。
【0026】
図1のオイル供給装置が装備された動力伝達系2は、エンジン3の回転力をトルクコンバータ4を介し前後進切換機構5側に伝達するという構成を採っていたが、これに代えて、図4に示すようなハイブリットカー用の動力伝達系2aにオイル供給装置1を装着することもできる。この動力伝達系2aでは、エンジン3aの回転力をフライホイール30、モータ/ジェネレータ31を介し前後進切換機構5側に伝達するという構成を採り、その他の動力伝達系2aの構成及びオイル供給装置1の構成は図1のオイル供給装置1で説明したものと同様となり、ここでは重複説明を略す。
【0027】
このようなハイブリットカーの動力伝達系2aに本発明を適用した場合、モータ/ジェネレータ31の冷却は上述した潤滑/冷却要部Lにより行えばよく、図1のオイル供給装置1を用いた場合と同様の作用効果を得られる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の発明は、第2の油路の流路断面積を絞り調整し、これにより生じた余剰分のオイルを第1の油路側に流動するので、オイルポンプの吐出油のうちの所望の量を常に発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に供給でき、発進時に多くの油量を必要とする場合にオイルポンプの吐出量を急増させると、吐出油の増加分を発進クラッチに容易に振り分けて供給でき、発進クラッチが発進時に必要とする油量を容易に確保でき、発進クラッチが発する熱を確実に排除できる。しかも、オイルポンプの無駄な駆動を防止でき、動力損失、燃費の低下を防止できる。更に、発進クラッチに給油するオイルポンプを発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に給油するオイルポンプとして共用できるので、低コスト化を図れる。
【0029】
請求項2の発明は、特に、第2の油路にオリフィスを設けてその上流及び下流の油圧差に応じてスプールを駆動し、第2の油路の流路断面積を増減調整するので、容易に第2の油路の流量を一定に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例としてのオイル供給装置の要部オイル回路図である。
【図2】図1のオイル供給装置を装備した車両の動力伝達系の概略図である。
【図3】図1のオイル供給装置で用いるポンプ制御系のブロック図である。
【図4】本発明の他の実施形態例としてのオイル供給装置を装備した車両の動力伝達系の部分説明図である。
【図5】従来の移動体の動力伝達系の概略ブロック図で、(a)は第1態様、(b)は第2態様を示す。
【符号の説明】
1 オイル供給装置
2 動力伝達系
8 発進クラッチ
13 オイルポンプ
14 主吐出路
17 副吐出路
18 冷却油路
19 潤滑油路
21 流量制御弁
22 オリフィス
a 分岐部
L 潤滑/冷却要部
Claims (2)
- 多数の潤滑又は冷却要部を備えた自動車の動力伝達系に吐出油を供給するオイルポンプと、
上記オイルポンプの吐出路に設けられ吐出油を分流する分岐部と、
上記分岐部で分岐して延出し上記オイルポンプからの吐出油を上記動力伝達系の湿式多板クラッチを有する発進クラッチに導く第1の油路と、
上記分岐部で分岐して延出し上記発進クラッチ以外の潤滑又は冷却要部に圧油を導く第2の油路と、
上記第2の油路の途中の流路断面積を増減して第2の油路の流量を所望の量に調整する流量制御弁と、
上記オイルポンプの吐出油量をアイドル時より発進時に多くするよう上記オイルポンプを制御するコントローラと、
を具備したことを特徴とするオイル供給装置。 - 上記流量制御弁は上記第2の油路に設けたオリフィスの上流及び下流の油圧差に応じて第2の油路の流路断面積を増減調整するスプールであることを特徴とする請求項1記載のオイル供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00517999A JP3806257B2 (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | オイル供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00517999A JP3806257B2 (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | オイル供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000205301A JP2000205301A (ja) | 2000-07-25 |
JP3806257B2 true JP3806257B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=11604020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00517999A Expired - Fee Related JP3806257B2 (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | オイル供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3806257B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106481796A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-03-08 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种冷却润滑控制系统 |
CN106481794A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-03-08 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种冷却润滑控制系统 |
KR20170103916A (ko) * | 2015-03-26 | 2017-09-13 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 유압 제어 회로 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10302016A1 (de) * | 2003-01-21 | 2004-07-29 | Zf Friedrichshafen Ag | Hydrauliksystem eines Getriebes mit einer Anfahrkupplung |
JP2004324664A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
JP4890409B2 (ja) * | 2007-09-29 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | 小型車両用パワーユニット |
US8166933B2 (en) | 2007-09-29 | 2012-05-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Power unit for small-sized vehicle |
JP5123642B2 (ja) | 2007-10-31 | 2013-01-23 | 本田技研工業株式会社 | 小型鞍乗り型車両 |
JP5446809B2 (ja) * | 2009-12-09 | 2014-03-19 | 株式会社ジェイテクト | 自動変速機用油圧制御装置 |
JP5644999B2 (ja) * | 2009-12-15 | 2014-12-24 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトDaimler AG | ハイブリッド電気自動車のクラッチ及びモータハウジング構造 |
US20130152570A1 (en) * | 2010-08-24 | 2013-06-20 | Takeshi Hoshinoya | Fluid flow path control unit for vehicle drive system |
CN103711808B (zh) * | 2013-12-13 | 2016-04-27 | 杭州发达齿轮箱集团有限公司 | 一种控制湿式离合器的三级压力控制阀及其控制方法 |
JP6579015B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-09-25 | トヨタ自動車株式会社 | 油圧制御装置 |
CN107504164A (zh) * | 2017-10-13 | 2017-12-22 | 盛瑞传动股份有限公司 | 自动变速器润滑系统及混动自动变速器润滑系统 |
CN108571584B (zh) * | 2018-06-27 | 2024-01-23 | 吉林大学 | 一种全动力换挡换向拖拉机变速箱液压控制系统 |
JP2020165461A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用駆動装置 |
CN110925400B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-10-29 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 机械式自动变速箱以及汽车 |
-
1999
- 1999-01-12 JP JP00517999A patent/JP3806257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170103916A (ko) * | 2015-03-26 | 2017-09-13 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 유압 제어 회로 |
KR101988784B1 (ko) * | 2015-03-26 | 2019-06-12 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 유압 제어 회로 |
CN106481794A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-03-08 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种冷却润滑控制系统 |
CN106481796A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-03-08 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种冷却润滑控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000205301A (ja) | 2000-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3806257B2 (ja) | オイル供給装置 | |
US4733582A (en) | Control valve system for a continuously variable belt driven transmission for motor vehicles | |
US7951043B2 (en) | Method and device for controlling the oil supply of an automatic gearbox and a starting element | |
CN102165222B (zh) | 动力传递装置和安装该动力传递装置的车辆 | |
JP3938897B2 (ja) | ベルト式無段変速機の油圧制御装置 | |
JP6036277B2 (ja) | 車両用伝動装置 | |
JP3182960B2 (ja) | ハイブリット車輌における油圧制御装置 | |
JP2000046166A (ja) | 自動変速機の作動流体供給装置 | |
US20160146338A1 (en) | Hydraulic control system for vehicles (as amended) | |
CN101135369A (zh) | 用于车辆动力传动设备的液压控制装置 | |
CN1945061B (zh) | 车辆传动装置 | |
CN103154580B (zh) | 车辆用自动变速器的液压控制装置 | |
JP2000046165A (ja) | 車両用駆動装置の制御装置 | |
JPH04272556A (ja) | 自動変速機ユニットの調整装置 | |
EP0890761B1 (en) | Hydraulic pressure control device of automatic transmission | |
US8141355B2 (en) | Hydraulic system for an automatic transmission | |
JP2007010090A (ja) | 油圧制御装置 | |
JP2005180620A (ja) | 車両用無段変速機の潤滑・冷却装置 | |
US6527668B2 (en) | Hydraulic system | |
KR100282899B1 (ko) | 차량용자동변속기의유압제어장치 | |
JP6989367B2 (ja) | 電力制御システム | |
JP2003166558A (ja) | 潤滑装置 | |
JP3892511B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JP3551976B2 (ja) | ハイブリッド型車両 | |
JPH10141456A (ja) | 無段変速装置の油圧制御回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060327 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060512 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |