JP3805772B2 - アンテナ装置及び携帯無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明はアンテナ装置及び携帯無線通信装置に係り、特に携帯無線通信装置の筐体に内蔵されるアンテナ装置及び該携帯無線通信装置に関する。
携帯無線通信装置用のアンテナは、これまでの主流であった使用時に筐体外部に引き出せるように実装されるホイップ型アンテナに類似したタイプから、内蔵型のタイプに移行しつつある。内蔵型アンテナを用いることにより、使用時及び収納時の取り扱いが、従来のタイプのアンテナを用いる場合に比べてはるかに容易になり、また筐体デザインの自由度が増す等の利点があるが、中でも筐体をさらに薄く構成することができるという利点が大きい。
従来用いられている内蔵型アンテナにおいては、筐体の小型化が進んで基板にきわめて近接して配置されるようになると、アンテナ素子と周辺回路等の金属部分が近接するためにインピーダンスが低下する。これにより、給電回路との間でインピーダンス不整合を生じて性能の低下を招く場合がある。
これに対して、矩形ループ、L型ループ、ヘリカルダイポール等の平衡給電型のアンテナを用いれば上述したインピーダンス低下の問題は回避することができるが、原理上インピーダンスの適切な設定そのものが難しい上に、基板から給電する場合にバラン(平衡−不平衡変換器)を必要とするために給電損失が増加するという別の問題がある。また、ダイポール型等に比較してアンテナ利得の面でも不利であり、適切な解決手段とはいえない。
そこで従来、折り返しモノポール型又は折り返しダイポール型と名付けられたアンテナの発明がなされている(例えば、非特許文献1又は非特許文献2参照。)。このうち折り返しモノポールアンテナとは、直線状のダイポールアンテナを中央付近で折り返し、折り返された部分どうしを近接させてもとのダイポールアンテナの半分の長さに構成したアンテナをいう。また、折り返しダイポールアンテナとは、1対の折り返しモノポールアンテナの両端どうしを短絡して閉ループを形成すると共に、該ループ中の1点に給電するようにしたものをいう。
これらのアンテナは、略平行の2線からなる伝送線路を放射素子として用いるから、線状素子の幅又は太さ及び2線間の距離によって(金属部分を含む基板との距離によらず)インピーダンスを調整することができる(非特許文献2参照。)。折り返しモノポールアンテナの折り返し部の両側における線間距離は波長に比べて十分小さいことが望ましいが、その値の大小に関わらず、基板との距離によるインピーダンスへの影響を軽減する効果を発揮する限りにおいては、折り返しモノポールアンテナであるということができる。
また折り返しダイポールアンテナは、別の見方をすれば、2つの直線状のダイポールアンテナを近接させて両端をそれぞれ短絡したものと等価である。これら2つの直線状のダイポールアンテナが半波長ダイポールアンテナである場合は、各折返し点(別の見方における短絡点)の両側で素子に流れる電流ベクトルが反転するから、空間的に見ると2つの半波長ダイポールアンテナに同じ向きの電流ベクトルが励起されたのと等価である(例えば、非特許文献3又は非特許文献4参照。)。
ところで折り返しダイポールアンテナは、電気的に閉ループを形成するため基本的に平衡給電に向き、インピーダンスの低下を避けることができるので、単一周波数での使用を前提とする限り携帯無線通信装置への応用に適したアンテナであると考えられる。
しかし今日では、携帯無線通信装置のアンテナに対する要求はこれらにとどまらず、多周波化の要請が強まっている。これは、例えば周波数帯域の異なる複数の通信モードに対応する等、携帯無線通信装置の利用上の広範性と柔軟性がより一層求められているためである。従来技術の一つである折り返しダイポールアンテナは基本的に平衡給電に適しているため、例えば不平衡給電型のアンテナを付加して給電回路を共有するようなシンプルな方法で多周波化することが難しいという問題があった。また、モノポール型に比べてサイズが大きい上、不平衡型の給電回路との間にバランを挿入した場合に給電線損失が増加するという問題があった。
田中他「携帯端末用内蔵型折り返しダイポールアンテナ」、2003年電子情報通信学会全国大会予稿B−1−197(第1ページ、図1) Y.Kim et al."A Folded Loop Antenna System for Handsets Developed and Based on the Advanced Design Concept"、電子情報通信学会英文論文誌 Vol.E84−B、pp.2468−2475、2001年9月(第1乃至第3ページ、Fig.1) 電子情報通信学会編「アンテナ工学ハンドブック」、オーム社、東京、平成8年10月(第112ページ、図4.1、図4.2) 内田、虫明「超短波空中線」、コロナ社、東京、昭和36年8月(第8.4節、図8.7)
従来の携帯無線通信装置用のアンテナは、不平衡給電型のものは基板との近接によってインピーダンスが低下するという問題があり、従来技術の折り返しダイポールアンテナは多周波化することが難しいという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、シンプルな構成を保って多周波化することのできるアンテナ装置及び該アンテナ装置を用いた携帯無線通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、往路部及び復路部並びに前記往路部及び復路部の間の折り返し部からなり、前記往路部の始点が基板の給電部に接続されると共に前記復路部の終点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されることにより、前記往路部、前記折り返し部及び前記復路部からなる全長により定まる第1の周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、前記往路部に含まれる分岐点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有し、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより、前記始点から前記分岐点を経て前記端点までのアンテナ素子長によって定まり前記第1の周波数よりも高い第2の周波数に共振するように構成された付加アンテナ素子とを備え、前記折り返しモノポールアンテナは、前記往路部が前記分岐点及び前記折り返し部の間の短絡箇所において前記復路部と短絡され、前記分岐点から前記短絡箇所を経て前記復路部の終点までの長さが前記付加アンテナ素子のインピーダンス整合をとり得る値であることを特徴とする。
本発明によれば、給電端の反対側を接地した折り返しモノポールアンテナに給電部を共有する別のアンテナ素子を付加してアンテナ装置を構成するので、ほぼ閉ループを形成してインピーダンスの低下及び基板との近接の影響を抑えることができるという折り返しモノポールアンテナの特徴を生かしつつ、シンプルな構成を保ったままで多周波化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図である。図中の1は、図示しない携帯無線通信装置に内蔵された基板である。また、2は本実施例に係るアンテナ装置であり、同じく図示しない携帯無線通信装置に内蔵されている。アンテナ装置2は、基板1の給電部11から給電されている。アンテナ装置2は、また分岐点20を有している。
アンテナ装置2は、折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rから構成される。折り返しモノポールアンテナ2Lは、給電部11に接続された始点(以下の説明では、給電部11と区別しない。)から分岐点20までの部分を含む往路部21L、折り返し部22L及び復路部23Lから構成され、復路部23Lの終点は基板1の接地電位に接続された接地点24Lである。付加アンテナ2Rは、分岐点20において折り返しモノポールアンテナ2Lから分岐し、往路部21R、折り返し部22R及び復路部23Rから構成され、復路部23Rの終点は基板1の接地電位に接続された接地点24Rである。付加アンテナ2Rに給電部11から分岐点20までの部分を含めたものは、折り返しモノポールアンテナを構成する。アンテナ装置2は、図示しない携帯無線通信装置の筐体の内部に、基板1の長手方向に沿って収容されている。ただし、アンテナ装置2が収容される位置は必ずしも基板1の長手方向に沿った部分に限る必要はない。
さて、往路部21L(給電部11から分岐点20までの部分を除く)と復路部23L、及び往路部21Rと復路部23Rとは、それぞれ平行である。ここで「平行」とは、厳密に平行ではなくても、背景技術の説明において述べたように往路と復路からなる伝送線路が折り返しモノポールアンテナを構成するといえる程度に平行である場合を含むものとする。またそれぞれの線間距離は、同様にして折り返しモノポールアンテナを構成するといえる程度に波長に比べて十分小さいものとする(以下の説明においても同様とする。)。
給電部11と接地点24Lとの間の距離及び給電部11と接地点24Rとの間の距離も、同様の意味でそれぞれ波長に比べて十分小さいものとする。これを、「接地点24L及び接地点24Rは、それぞれ給電部11の近傍において基板1の接地電位に接続された」という(以下の説明においても同様とする。)。
往路部21L及び復路部23Lから主に構成される折り返しモノポールアンテナ2Lは、全長が半波長に相当する周波数に共振するから、それぞれの長さは当該共振周波数の約4分の1波長である。ここでそれぞれの長さの対波長比は、設計上の目的とする周波数から導かれる値に厳密に一致しなくても、その周波数においてモノポールアンテナとして動作するといえる程度の値まで含むものとする(以下の説明においても同様とする。)。給電部11から分岐点20までの部分を加えれば折り返しモノポールアンテナを構成する付加アンテナ2R並びに往路部21R及び復路部23Rのそれぞれの長さについても同様であり、往路部21Rは往路部21L(給電部11から分岐点20までの部分を除く)に、復路部23Rは復路部21Lにそれぞれ等長(厳密に等長でなくても実用上共振周波数が同一であるといえる程度の範囲を含む。以下同様。)である。すなわち、全体としてアンテナ装置2は、分岐点20を挟んで対称(「等長」の場合と同じく、厳密に対称でない範囲を含む。以下同様。)に構成されたものである。
次に図2を参照して、アンテナ装置2の電流分布について説明する。図2(a)は、アンテナ装置2における電流の向きの分布を表す図である。図中の符号は、すべて図1と共通である。また、図2(b)は電流分布の原理を説明する図である。このような電流分布は、図2(b)に示す2つの折り返しモノポールアンテナの合成として生じる。折り返しモノポールアンテナの電流分布については、非特許文献3又は非特許文献4に述べられた折り返しダイポールアンテナの半分と等価であるから、ここでの説明は省略する。それぞれの電流の向きは互いの正逆関係を維持しながら、この図に示したのと同じ向き及び逆の向きを反復することになる。
折り返しモノポールアンテナは、非特許文献3又は非特許文献4に述べられた折り返しダイポールアンテナと同様の原理により、モノポールアンテナよりも入力インピーダンスを高くすることができる。したがって、アンテナ素子に基板や周辺回路の金属部分が近接した場合でも比較的容易にインピーダンス整合をとることができる。
このような特徴を持つ折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rから構成されたアンテナ装置2は不平衡給電されているから、異なる共振周波数を有する不平衡給電型のアンテナ素子を追加して同一の給電部11から給電するように構成すれば、きわめて容易に多周波化することができる(この点については、後の実施例で詳述する。)。
本発明の実施例1によれば、一端に不平衡給電し他端を給電点の近傍で接地して実質的に閉ループを形成した折り返しモノポールアンテナを給電点を挟んで対称に配設することにより、基板の近接等によるインピーダンスの低下を抑えつつ、多周波化への拡張を容易に行えるように構成することができる。なお、2筐体連結型の携帯無線通信装置の場合、基板又はアンテナ装置は通常2筐体のいずれか一方に内蔵されるが、これに限らず、例えば2筐体の連結部に内蔵されても差し支えない。
以下、図3を参照して、本発明の実施例2を説明する。図3は、本発明の実施例2に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図である。図中の1は、図1におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、4は本実施例に係るアンテナ装置である。アンテナ装置4は、折り返しモノポールアンテナ4L及び付加アンテナ4Rから構成される。アンテナ装置4は、基板1の給電部11から給電されている。またアンテナ装置4は、分岐点40を有している。
折り返しモノポールアンテナ4Lは、給電部11から分岐点40までの部分を含む往路部41L、折り返し部42L及び復路部43Lから構成される。復路部43Lの終点は基板1の接地電位に接続された接地点44Lである。また、付加アンテナ4Rは、分岐点40において折り返しモノポールアンテナ4Lから分岐し、往路部41R、折り返し部42R及び復路部43Rから構成され、復路部43Rの終点は基板1の接地電位に接続された接地点44Rである。付加アンテナ4Rに給電部11から分岐点40までの部分を加えたものは、折り返しモノポールアンテナを構成する。アンテナ装置4は図示しない携帯無線通信装置の筐体の内部に基板1の長手方向に沿って収容されているが、アンテナ装置4が収容される位置は必ずしも基板1の長手方向に沿った部分に限る必要はない。
ここで折り返しモノポールアンテナ4L及び付加アンテナ4Rは、それぞれ図1における折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rと同様の特性を示す。しかし図3においては、往路部41L(給電部11から分岐点40までの部分を除く)が往路部41Rよりも長く、復路部43Lが復路部43Rよりも長く形成されており、この点で図1と異なる。その結果、折り返しモノポールアンテナ4Lの共振周波数は付加アンテナ4Rの共振周波数よりも低くなる。したがって、アンテナ装置4は異なる2つの周波数において共振するアンテナである。
なお、折り返しモノポールアンテナ4Lの往路部41L(給電部11から分岐点40までの部分を除く)及び復路部43Lを、それぞれ付加アンテナ4Rの往路部41R及び復路部43Rよりも短く構成して、折り返しモノポールアンテナ4Lの共振周波数を付加アンテナ4Rの共振周波数よりも高くすることも可能である。
単一周波数に共振する実施例1のアンテナ装置2と、2の周波数に共振する実施例2のアンテナ装置4の電圧定在波比(VSWR)特性をシミュレーションにより比較評価した例を、図4に示す。図4(a)は、実施例1の基板1及びアンテナ装置2の模式図と、アンテナ装置2のVSWR特性である。アンテナ装置2は、2の折り返しモノポールアンテナを対称に構成したものであるから、そのVSWR特性は1の共振周波数を有し単峰型の特性を示す。
一方、図4(b)は、実施例2の基板1及びアンテナ装置4の模式図と、アンテナ装置4のVSWR特性である。アンテナ装置4は、線路長の異なる2の折り返しモノポールアンテナを非対称に構成したものであるから、そのVSWR特性は2の共振周波数を有し双峰型の特性を示す。
本発明の実施例2によれば、分岐点40を挟んで線路長の異なる折り返しモノポールアンテナを配設することにより、2つの異なる周波数において使用することができるという付加的な効果が得られる。
以下、図5を参照して、本発明の実施例3を説明する。図5(a)は、本発明の実施例3に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図である。図中の1は、図1におけるのと同じ基板である。また、5Lは本実施例に係るアンテナであり、図1における折り返しモノポールアンテナ2Lの往路部21Lが折り返し部22Lの先にさらに延伸された形になるよう、折り返しモノポールアンテナ2Lと同様の往路部51L、折り返し部52L及び復路部53L(終点が接地点54Lにおいて基板1に接地される。)に、折り返し部52Lから端点55Lまでの部分が付加されて構成されたものである。
図5(a)において、往路部51L、折り返し部52L及び復路部53Lから構成される部分は図1における折り返しモノポールアンテナ2Lと同じであり、給電部11から接地点54Lまでの全長がほぼ共振周波数の2分の1波長に相当する。これに対して、給電部11から端点55Lまでの部分によってもアンテナ素子が構成される。このアンテナ素子は実施例3における付加アンテナであり(その機械的な分岐点は往路部51Lの終点即ち折り返し部52Lの始点である。)、その全長が4分の1波長に相当する周波数で共振する4分の1波長モノポールアンテナとして動作する。したがって、アンテナ5Lは異なる2つの周波数において共振するアンテナである。
次に図5(b)は、本発明の実施例3に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第2の図である。図中の1は、図5(a)におけるのと同じ基板である。また、5は本実施例に係るアンテナ装置であり、図5(b)におけるその左半分は、図5(a)におけるアンテナ5Lと同じである。
また、アンテナ装置5の図5(b)における右半分は、分岐点50を挟んでアンテナ5Lと対称に構成されたアンテナ5Rであり、往路部51R、折り返し部52R、復路部53R(端部の接地点54Rにおいて基板1に接地される。)に、折り返し部52Rから端点55Rまでの部分が付加されて構成されたものである。
図5(b)において、往路部51L、折り返し部52L及び復路部53Lから構成される部分と、往路部51R、折り返し部52R及び復路部53Rから構成される部分とは、図1におけるアンテナ装置2と同じく対称に配設された1対の折り返しモノポールアンテナである。したがって図5(a)の場合と同様に、給電部11から接地点54L(又は54R)までの全長がほぼ共振周波数の2分の1波長に相当する周波数で共振する。
これに対して、給電部11から端点55Lまでの部分及び給電部11から端点55Rまでの部分とは、全長が2分の1波長に相当する周波数で共振するダイポールアンテナとしての付加アンテナを構成する。したがって、アンテナ装置5は異なる2つの周波数において共振するアンテナである。
この実施例の変形として、往路部51L又は往路部51Rのいずれか一方のみが延伸された形も考えられる。その場合には、図1のアンテナ装置2と等価なアンテナに4分の1波長モノポールアンテナが付加される形になる。異なる2つの周波数において使用することができる点は同じである。
さらに別の変形として、図3のアンテナ装置4の往路部41L若しくは往路部41R又はその双方を、図5と同様に延伸することが考えられる。その場合には、異なる3つの周波数で使用することができるアンテナ装置が得られる。
本発明の実施例3によれば、折り返しモノポールアンテナの往路部を折り返し部の先に延伸する形で別のアンテナ素子を付加することにより、2つ以上の周波数において使用することができるという付加的な効果が得られる。
以下、図6を参照して、本発明の実施例4を説明する。図6(a)は、本発明の実施例4に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図である。図中の1は、図1におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、6は本実施例に係る第1のアンテナ装置である。アンテナ装置6は、アンテナ6L及びアンテナ6Rから構成される。アンテナ装置6は、基板1の給電部11から給電されている。またアンテナ装置6は、分岐点60を有している。
アンテナ6Lは、給電部11から分岐点60までの部分を含む往路部61L、折り返し部62L、復路部63L(終点が接地点64Lにおいて基板1の接地電位に接続されている。)及び短絡部65Lから構成される。短絡部65Lは、往路部61Lと復路部63Lの線間を短絡する。
アンテナ6Rは、分岐点60においてアンテナ6Lから分岐し、往路部61R、折り返し部62R、復路部63R(終点が接地点64Rにおいて基板1の接地電位に接続されている。)及び短絡部65Rから構成される。短絡部65Rは、往路部61Rと復路部63Rの線間を短絡する。
図6(a)において、往路部61L、折り返し部62L及び復路部63Lから構成されるアンテナは図1における折り返しモノポールアンテナ2Lと同じであり、給電部11から折り返し部62Lを経て接地点64Lまでの全長がほぼ2分の1波長に相当する周波数で共振する。これに対して、往路部61Lのうち給電部11から短絡部65Lまでの間の部分、短絡部65L、及び復路部63Lのうち短絡部65Lから接地点64Lまでの間の部分から構成されるアンテナはやはり折り返しモノポールアンテナであるが、より高い周波数において共振する。短絡部65Lを通る経路に沿って形成されるアンテナ素子の全長は、折り返し部62Lを通る経路に沿って形成されるアンテナ素子の全長よりも短いからである。したがって、アンテナ6Lは異なる2つの周波数において共振するアンテナである。図6(a)において、給電点60を挟んでアンテナ6Lと対称に構成されたアンテナ6Rも、アンテナ6Lと同じく2つの周波数において共振するアンテナである。
図6(b)は、本発明の実施例4に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第2の図である。図中の1は、図6(a)におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、7は本実施例に係る第2のアンテナ装置である。アンテナ装置7は、アンテナ7L及びアンテナ7Rから構成される。アンテナ装置7は、基板1の給電部11から給電されている。またアンテナ装置7は、分岐点70を有している。
アンテナ7Lは、給電部11から分岐点70までの部分を含む往路部71L、折り返し部72L、復路部73L(終点が接地点74Lにおいて基板1の接地電位に接続されている。)及び短絡部75Lから構成される。短絡部75Lは、往路部71Lと復路部73Lの線間を短絡する。このアンテナ7Lの構成は、図3のアンテナ4Lと同じ折り返しモノポールアンテナの線間を、短絡部75Lによって短絡したものである。また、アンテナ7Rは図3のアンテナ4Rと同じ付加アンテナであって、分岐点70においてアンテナ7Lから分岐した往路部71R、折り返し部72R及び復路部73Rから構成され、復路部73Rの終点は基板1の接地電位に接続された接地点74Rである。
したがって、給電部11から分岐点70までの部分を含む往路部71L、折り返し部72L及び復路部73Lから構成される折り返しモノポールアンテナがある第1の周波数で共振し、付加アンテナ7Rが別の第2の周波数で共振する。このとき、図6(b)の往路部71Lのうち分岐点70から短絡部75Lまでの部分と往路部71Rとを等長(厳密に等長でなくても、次に述べる効果が得られる程度に等長であるといえる範囲を含む。以下同様。)に構成することにより、上記の第2の周波数と第3の周波数とは等しくなるが、その値と第1の周波数との差が比較的大きいような場合に、付加アンテナ7Rがスタブとして作用することによりインピーダンス整合を容易にするという効果が得られる。
本発明の実施例4によれば、折り返しモノポールアンテナの線間を短絡することにより、複数の周波数において使用することができるという付加的な効果が得られる。
以下、図7を参照して本発明の実施例5を説明する。図7(a)は、本発明の実施例5に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図である。図中の1は、図1におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、8Aは本実施例に係る第1のアンテナ装置である。アンテナ装置8Aは、実施例1における折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rと、モノポールアンテナ81とから構成される。折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rの構成は、実施例1において説明した通りである。また、モノポールアンテナ81は分岐点20において折り返しモノポールアンテナ2Lから分岐されている。
図7(a)において、折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rの動作は、実施例1において説明した通りである。また、モノポールアンテナ81は、給電部11から分岐点20までの部分を含む全長が4分の1波長に相当する周波数に共振する。その周波数は、図7(a)に示したようにモノポールアンテナ81が往路部21L又は往路部21Rよりも短い(給電部11から分岐点20までの部分は共通とする。)場合は、折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rの共振周波数よりも高く、逆にモノポールアンテナ81の方が長ければ低い。これにより、アンテナ装置8Aは異なる2つの周波数において使用することができる。
次に図7(b)は、本発明の実施例5に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第2の図である。図中の1は、図7(a)におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、8Bは本実施例に係る第2のアンテナ装置である。アンテナ装置8Bは、実施例1における折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rと、ダイポールアンテナ82とから構成される。
ここでダイポールアンテナ82は、その長さが2分の1波長に相当する周波数に共振する。その周波数は、図7(b)に示したようにダイポールアンテナ82の全長が折り返しモノポールアンテナ2L又は付加アンテナ2Rの全長よりも短い場合は、折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rの共振周波数よりも高く、逆にダイポールアンテナ82の方が長ければ低い(給電部11から分岐点20までの部分は共通とする。)。これにより、アンテナ装置8Bは異なる2つの周波数において使用することができる。
なお、ダイポールアンテナ82は2つのモノポールアンテナの合成と考えられるから、分岐点20からの両端までの長さを相互に異なる値にすることにより、アンテナ装置8Bを異なる3つの周波数において使用することもできる。
さらに図7(c)は、本発明の実施例5に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第3の図である。図中の1は、図7(a)におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、8Cは本実施例に係る第3のアンテナ装置である。アンテナ装置8Cは、実施例1における折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rと、無給電素子83とから構成される。
ここで無給電素子83は、折り返しモノポールアンテナ2L又は付加アンテナ2Rと容量結合され、その長さが2分の1波長に相当する周波数に共振する。その周波数は無給電素子83の長さにより選ぶことができるので、アンテナ装置8Cは異なる2つの周波数において使用することができる。なお、以上の実施例5の変形として、実施例2乃至実施例4で説明した各アンテナ装置に、モノポールアンテナ、ダイポールアンテナ又は無給電素子を付加する構成も考えられる。
本発明の実施例5によれば、実施例4までに示したアンテナ装置に共振周波数の異なるモノポールアンテナ、ダイポールアンテナ又は無給電素子を付加して共通に給電又は励振することにより、容易に多周波化することができる。
以下、図8を参照して本発明の実施例6を説明する。図8は、本発明の実施例6に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図である。図中の1は、図1におけるのと同じ基板であり、給電部11を有している。また、9は本実施例に係るアンテナ装置である。アンテナ装置9は、実施例1における折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rに、別の折り返しモノポールアンテナ3を加えて構成される。折り返しモノポールアンテナ3は分岐点20において折り返しモノポールアンテナ2Lから分岐され、終点は給電部11の近傍において基板1の接地電位に接続される。
アンテナ装置2に別の折り返しモノポールアンテナ3を付加したアンテナ装置9は、実施例5で説明したアンテナ装置8A又は8B(折り返しモノポールアンテナの対に別のモノポールアンテナ又はダイポールアンテナを付加したもの)に等価な構成を有するものといえる。したがって、折り返しモノポールアンテナ3の共振周波数を折り返しモノポールアンテナ2L及び付加アンテナ2Rの共振周波数と異なる値に選ぶことにより、アンテナ装置9を異なる2つの周波数において使用することができる。
なお、実施例6の変形として、さらに別の折り返しモノポールアンテナを、折り返しモノポールアンテナ3と対称又は非対称にして付加することができる。また、実施例2乃至実施例4で説明した各アンテナ装置に、折り返しモノポールアンテナ3のような別の折り返しモノポールアンテナを付加することもできる。いずれの場合にも、本発明に係るアンテナ装置の特徴を生かして多周波化することができる。
本発明の実施例6によれば、実施例4までに示したアンテナ装置に共振周波数の異なる別の折り返しモノポールアンテナを付加して共通に給電することにより、容易に多周波化することができる。
以下、図9及び図10を参照して本発明の実施例7を説明する。図9は、本発明の実施例7に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図で、実装形態の10通りのバリエーションを(a)乃至(j)として示したものである。これらの各図において共通に、1は基板であり、11は給電部である。各図のアンテナ装置は、実施例1におけるアンテナ装置2又はその一部をなす折り返しモノポールアンテナ2Lを変形したものであり、各図共通に符号10を付している。
まず図9(a)は、アンテナ装置10を基板1に接続するときの開きの角度を任意の値に設定できるようにしたものである。アンテナ装置10のインピーダンスは基板1との間隔によって受ける影響が少ないから、携帯無線通信装置の実装設計にマッチするよう、開きの角度を自由に選ぶことができる。
図9(b)は、アンテナ装置10を基板1の長辺ではなく短辺側に実装したものである。アンテナ装置10のインピーダンスは基板1との間隔によって受ける影響が少ないから、基板1が矩形である場合にその長辺又は短辺いずれの側にも実装することができる。また、基板1が矩形でない場合でも基板1との位置関係を自由に選ぶことができる。
図9(c)は、アンテナ装置10を基板1の長辺側に実装し、かつ、同図(a)と同様に基板1との間の開きの角度を任意の値に設定できるようにしたものである。また、図9(d)は、基板1が反るようにして形成又は実装されているとき、アンテナ装置10もこれに合わせて反るように形成されたものである。これらの構成も実装の自由度を高める効果がある。
図9(e)は、アンテナ装置10を構成する折り返しモノポールアンテナのうち、片側のアンテナの折り返し部を含む部分を基板1の内側に向けて折り返すように形成したものである。一方、図9(f)は、アンテナ装置10を構成する両側の折り返しモノポールアンテナの折り返し部を含む部分を基板1の内側に向けて折り返すように形成したものである。これらの構成は、より小型の筐体にアンテナ装置10を内蔵する場合に効果がある。
図9(g)は、アンテナ装置10を鋸歯状に形成したものである。また、図9(h)はアンテナ装置10をメアンダ状に形成したものである。これらの構成も、より小型の筐体にアンテナ装置10を内蔵する場合に効果がある。
図9(i)は、アンテナ装置10を基板1の角の部分に実装し、両側の折り返しモノポールアンテナをそれぞれ基板1の長辺と短辺に沿わせるようにして形成したもので、これは実装の自由度を高める効果がある。また、図9(j)は、アンテナ装置10を構成する折り返しモノポールアンテナの両側の線間距離が異なるようにしたもので、これは給電部11との整合がとれるインピーダンスの範囲を拡大する効果がある。
次の図10は、図9と同じく本発明の実施例7に係るアンテナ装置及び携帯無線通信装置の基板からなる構成を表す図で、実装形態について他の10通りのバリエーションを(a)乃至(j)として示したものである。これらの各図において共通に、1は基板、10はアンテナ装置、11は給電部である。
図10(a)は、アンテナ装置10を基板1と平行であって基板1を含まない段違いの面内に形成したものである。また図10(b)はその変形であって、アンテナ装置10を構成する両側の折り返しモノポールアンテナの接地端を共通にしたものである。これらも、実装の自由度を高める効果がある。
図10(c)は、1の折り返しモノポールアンテナに別のモノポールアンテナを付加したものである。次に図10(d)は、1の折り返しモノポールアンテナの折り返し個所を2以上設けたものである。また図10(e)はその変形で、一部に短絡素子を追加したものである。
図10(f)は、アンテナ装置10を構成する折り返しモノポールアンテナの往路部及び復路部から形成される面と、アンテナ装置10の他の部分(給電及び接地のラインから構成される)から形成される面とが任意の角度をなすように構成したものである。また図10(g)は基板1の内側の位置にアンテナ装置10を配設するようにしたものであり、図10(h)はアンテナ装置10の一部をメアンダ状に形成したものである。さらに図10(i)はアンテナ装置10を構成する素子の一部を折り曲げ、図10(j)は両側のアンテナ素子を折り曲げて全体として「コ」の字状に形成したものである。
なお図9又は図10の各図におけるアンテナ装置10は、実施例1のアンテナ装置2若しくはその一部をなす折り返しモノポールアンテナ2Lと同じか又はこれを変形したものとして説明したが、これに限らず、実施例2以降の各実施例で説明したアンテナ装置と同じか又はこれらを変形した若しくは組み合せたものであっても差し支えない。
図9又は図10に示した以外にも、本発明の以下のようなバリエーションが考えられるので以下に付記しておく。まず、携帯無線通信装置の筐体にアンテナを貼り付けることができる。また、筐体にアンテナ素子のパターンを導電性メッキで形成することもできる。これらは、実装スペースを効率的に利用できる効果がある。
アンテナ素子の一部又は全部を誘電体で覆ったり、アンテナ素子を誘電体に貼り付けて実装したりすることもできる。これらは、誘電体の波長短縮効果によりアンテナ素子を小型化することができるという利点をもたらす。
本発明の実施例1に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図。 (a)は本発明の実施例1に係るアンテナ装置の電流の向きを表す図、(b)はその原理を説明する図。 本発明の実施例2に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図。 (a)は実施例1の基板1及びアンテナ装置2の模式図並びにアンテナ装置2のVSWR特性を表す図、(b)は実施例2の基板1及びアンテナ装置4の模式図並びにアンテナ装置4のVSWR特性を表す図。 (a)は本発明の実施例3に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図、(b)は同じく第2の図。 (a)は本発明の実施例4に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図、(b)は同じく第2の図。 (a)は本発明の実施例5に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す第1の図、(b)は同じく第2の図、(c)は同じく第3の図。 本発明の実施例6に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を表す図。 本発明の実施例7に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を実装形態の10通りのバリエーションについて表す図。 本発明の実施例7に係る携帯無線通信装置の基板及びアンテナ装置の構成を実装形態の他の10通りのバリエーションについて表す図。
符号の説明
1 基板
11 給電部
2、4、5、6、7、8A、8B、8C、9、10 アンテナ装置
2L、4L 折り返しモノポールアンテナ
2R、4R、7R 付加アンテナ
5L、5R、6L、6R、7L アンテナ
20、40、50、60、70 分岐点
21L、21R、41L、41R、51L、51R、61L、61R、71L、71R 往路部
22L、22R、42L、42R、52L、52R、62L、62R、72L、72R 折り返し部
23L、23R、43L、43R、53L、53R、63L、63R、73L、73R 復路部
24L、24R、44L、44R、54L、54R、64L、64R、74L、74R 接地点
55L、55R 端点
65L、65R、75L 短絡部
81 モノポールアンテナ
82 ダイポールアンテナ
83 無給電素子

Claims (5)

  1. 往路部及び復路部並びに前記往路部及び復路部の間の折り返し部からなり、前記往路部の始点が基板の給電部に接続されると共に前記復路部の終点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されることにより、前記往路部、前記折り返し部及び前記復路部からなる全長により定まる第1の周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、
    前記往路部に含まれる分岐点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有し、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより、前記始点から前記分岐点を経て前記端点までのアンテナ素子長によって定まり前記第1の周波数よりも高い第2の周波数に共振するように構成された付加アンテナ素子とを備え
    前記折り返しモノポールアンテナは、前記往路部が前記分岐点及び前記折り返し部の間の短絡箇所において前記復路部と短絡され、前記分岐点から前記短絡箇所を経て前記復路部の終点までの長さが前記付加アンテナ素子のインピーダンス整合をとり得る値であることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 基板の接地導体の1の辺の中央近傍に配設された給電部に始点が接続され前記1の辺に略垂直に配設された部分と前記1の辺に略平行に配設された部分とを含む往路部と、前記給電部の近傍において終点が前記基板の接地導体に接続され前記1の辺に略垂直に配設された部分と前記1の辺に略平行に配設された部分とを含む復路部と、前記往路部及び前記復路部の間の折り返し部とからなる全長により定まる周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、
    前記往路部の前記1の辺に略垂直に配設された部分上の前記始点とは反対側の端点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有し、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより前記往路部の前記1の辺に略垂直に配設された部分を対称軸として前記折り返しモノポールアンテナと略対称に構成された付加アンテナ素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 接地導体が設けられた基板の第1の辺に略平行に配設された部分をそれぞれ含む往路部及び復路部並びに前記往路部及び前記復路部の間の折り返し部からなり、前記往路部の始点が前記基板の給電部に接続されると共に前記復路部の終点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されることにより、前記往路部、前記折り返し部及び前記復路部からなる全長により定まる第1の周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、
    前記往路部に含まれる分岐点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有し、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより前記始点から前記分岐点を経て前記端点までのアンテナ素子長によって定まる第2の周波数に共振するように構成され、前記分岐点と前記折り返しの間及び前記折り返しと前記端点の間の一部が、前記基板の第1の辺に略直交して接地導体が設けられた前記基板の第2の辺に略平行にそれぞれ配設されて構成された付加アンテナ素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 筐体と、
    前記筐体に内蔵され、給電部を有する基板と、
    往路部及び復路部並びに前記往路部及び復路部の間の折り返し部を有して前記筐体に内蔵され、前記往路部の始点が前記給電部に接続されると共に前記復路部の終点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されることにより、前記往路部、前記折り返し部及び前記復路部からなる全長により定まる第1の周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、
    前記往路部に含まれる分岐点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有して前記筐体に内蔵され、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより、前記始点から前記分岐を経て前記端点までのアンテナ素子長によって定まり前記第1の周波数よりも高い第2の周波数に共振する付加アンテナ素子とを備え、
    前記折り返しモノポールアンテナは、前記往路部が前記分岐点及び前記折り返し部の間の短絡箇所において前記復路部と短絡され、前記分岐点から前記短絡箇所を経て前記復路部の終点までの長さが前記付加アンテナ素子のインピーダンス整合をとり得る値であることを特徴とする携帯無線通信装置。
  5. 筐体と、
    前記筐体に内蔵され、給電部を有する基板と、
    前記基板の接地導体が設けられた第1の辺に略平行に配設された部分をそれぞれ含む往路部及び復路部並びに前記往路部及び復路部の間の折り返し部を有して前記筐体に内蔵され、前記往路部の始点が基板の給電部に接続されると共に前記復路部の終点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されることにより、前記往路部、前記折り返し部及び前記復路部からなる全長により定まる第1の周波数に共振するように構成された折り返しモノポールアンテナと、
    前記往路部に含まれる分岐点において前記折り返しモノポールアンテナから分岐すると共に端点を有して前記筐体に内蔵され、前記端点が前記給電部の近傍において前記基板の接地導体に接続されるように折り返されることにより前記始点から前記分岐点を経て前記端点までのアンテナ素子長によって定まる第2の周波数に共振するように構成され、かつ、前記分岐点と前記折り返しの間及び前記折り返しと前記端点の間の一部が、前記基板の第1の辺に略直交して接地導体が設けられた前記基板の第2の辺に略平行にそれぞれ配設されて構成された付加アンテナ素子とを
    備えたことを特徴とする携帯無線通信装置。
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