JP4803154B2 - アンテナ装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置及び電子機器に係り、特に、設置環境によらず良好なアンテナ特性を確保することが可能なアンテナ装置及び電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピューター、複写機、及びプリント装置等の電子機器にアンテナ装置を搭載して無線通信機能を持たせる技術が知られている。
このような技術は、近年、FPD(flat panel detector)などの医療用の電子機器に対しても応用されており、例えば、導電性材料からなる扁平な筐体の上面にアンテナ装置を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−089058号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、アンテナ装置が扁平な筐体の上面に設けられているため、例えばこの上面に物が載置された場合にはアンテナ装置としての機能が十分に発揮されないなど、使用環境に応じてアンテナ特性が劣化してしまう懼れがあった。
また、設置環境によっては上面に近接して金属や誘電体等のアンテナ特性に影響を与える部品が備えられる場合もあり、このような場合には金属や誘電体等の影響を直に受けてしまうためアンテナ特性が劣化してしまうおそれがあった。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、アンテナ装置の使用環境や設置環境によらず良好なアンテナ特性を確保し、通信特性の劣化を抑制することが可能なアンテナ装置、及び電子機器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
支持板によって一面が当該支持板に対向する状態で支持される扁平直方体状の電子機器の非金属部に配置されるアンテナ装置において、
給電部と、当該給電部の両側のそれぞれから延出する導電部と、を備え、
前記導電部は、前記電子機器における前記一面に直交する周面の短手方向のほぼ全域に亘って延在すると共に、当該導電部の先端部が前記周面のうち角部を形成する連続する2つの側面にそれぞれ振り分けられるように延在していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記導電部の少なくとも1つは、前記周面内で階段状に屈曲した状態で延在するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記導電部の少なくとも1つは、前記周面内で当該周面の短手方向に対して傾斜して延在するように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記給電部は前記2つの側面に挟まれる辺に位置し、前記導電部は前記給電部を中心として互いに同一の長さを有していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記給電部は前記2つの側面のうちのいずれか一方に位置し、前記導電部のそれぞれは互いに異なる長さを有していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記導電部の先端部は、前記給電部を基点にして拡がるように前記周面の長手方向に沿っていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記給電部と前記導電部とからなるユニットが複数備えられており、当該複数のユニットのそれぞれは、前記電子機器の前記周面からなる複数の角部のうち、異なる角部に配置されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の電子機器において、
前記複数のユニットのうち、少なくとも1つのユニットの前記給電部は前記周面における前記短手方向の一端部に配置されていて、残りのユニットの前記給電部のうち、少なくとも1つの前記給電部は、前記周面における前記短手方向の他端部に配置されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
支持板によって一面が当該支持板に対向する状態で支持され、非金属部を備えた扁平直方体状の電子機器において、
前記非金属部に配置されるアンテナ装置を備え、
前記アンテナ装置は、給電部と、当該給電部の両側のそれぞれから延出する導電部と、を備え、
前記導電部は、前記電子機器における前記一面に直交する周面の短手方向のほぼ全域に亘って延在すると共に、当該導電部の先端部が前記周面のうち角部を形成する連続する2つの側面にそれぞれ振り分けられるように延在していることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の電子機器において、
放射線画像検出器であることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ装置が、当該アンテナ装置が設置される扁平な電子機器の周面においてその側面の短手方向のほぼ全域に亘って延在すると共に、アンテナ装置に備えられた2つの導電部の先端部が電子機器の周面のうち角部を形成する連続する2つの側面にそれぞれ振り分けられるように延在していることで長手方向にも拡がりを持った構成となるため、周囲に金属や誘電体等が配置された場合であっても、アンテナ装置の少なくとも一方の導電部は金属部又は誘電体から所定距離以上離して配置されることとなり、アンテナ装置の特性を確保することができる。
また、アンテナ装置の給電部は周面の角部に位置し、導電部の各々は、前記角部を形成する2つの側面にそれぞれ振り分けられて延在するように構成されているため、各々の導電部により異なる2方向の偏波を受信することが可能となる。したがって、良好なアンテナ特性を確保し、通信特性の劣化を抑制することが可能となる。
以下に、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ機能付き電子機器の実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。なお、図面上に表示したXYZ軸は共通の軸を示すものとする。
[第1実施形態]
図1は本実施形態に係る電子機器10が支持板11の上方に設置された図を示す側面図であり、図2は電子機器10の要部拡大図である。
電子機器10として、本実施形態においては、例えば輝尽性蛍光体シートを収納したカセッテやFPD等の放射線画像検出器を例示して説明する。なお、これ以外に、例えば、パーソナルコンピューター、複写機、及びプリンタ装置等の電子機器にも適用可能である。
図1及び図2に示すように、電子機器10は扁平直方体状の筐体を備えている。なお、ここでいう直方体状とは完全な直方体でなくとも外観上直方体状であれば良い。また、電子機器10の筐体は非金属から形成されている。非金属とは、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂やカーボン等が挙げられる。
電子機器10の下面(一面)は図示しない支持部により支持され、金属からなる支持板11と略平行となるよう対向している。このとき、電子機器10の下面と支持板11の上面との間には、10mmの間隙が設けられている。
なお、図2に示すように、以下の説明において、電子機器10の下面と直交する方向をY方向とし、Y方向と直交な平面において、互いに直交する2方向をX方向,Z方向とする。
また、電子機器10の周面において、Z方向と平行な側面を側面d、X方向と平行な側面を側面eとし、側面d及び側面eに挟まれる辺を辺aとし、これら側面d、eにより形成される角部を角部12とする。
また、側面dの上辺及び下辺をそれぞれ辺b1,b2とし、側面eの上辺及び下辺をそれぞれ辺c1,c2とする。
図2に示すように、電子機器10の角部12には、アンテナ装置1が備えられている。
アンテナ装置1は、給電部1Aと、給電部1Aの両側からそれぞれ延出する第一導電部1B及び第二導電部1Cと、を備えており、その給電部1Aが電子機器10の辺aの中央に位置するように配置されている。
第一導電部1Bは、辺aに沿って給電部1Aから電子機器10の上面の方向に延出し、電子機器10の上面に達すると屈曲して辺b1に沿ってZ方向に延出している。また、第二導電部1Cは、辺aに沿って給電部1Aから電子機器10の下面の方向に延出し、電子機器10の下面に達すると屈曲して辺c2に沿ってX方向に延出している。すなわち、第一導電部1B及び第二導電部1Cの各先端部は、側面d,eにおいてねじれの位置の関係にある辺b1,c2上にそれぞれ配置されており、電子機器10の周面において、辺aを挟む2つの側面d,eにそれぞれ振り分けられて延在するように構成されている。
このように、本実施形態におけるアンテナ装置1においては、第一導電部1B及び第二導電部1Cは、電子機器10の周面の短手方向(Y方向)全域に亘って延在すると共に、この各導電部の先端部が角部12を形成する2つの側面d,eにそれぞれ振り分けられるように延在している。また、各導電部の先端部は、給電部1Aを基点にして拡がるように周面の長手方向(Z方向及びX方向)に沿っている。
このとき、第一導電部1Bの先端部はZ方向と平行であり、第二導電部1Cの先端部はX方向と平行であるため、アンテナ装置1はX方向の偏波及びZ方向の偏波を送受信可能となっている。
次に、本実施形態のアンテナ装置1の通信作用について説明する。
所定の周波数の電波が外部機器より送信されると、アンテナ装置1は、第一導電部1B又は第二導電部1Cにより当該電波を受信する。電波が受信されると、給電部1Aに向かって受信した電波に応じた振幅及び位相の電圧電流が発生し、給電部1Aに供給された電流は、図示しない無線通信回路に伝達され、電気信号として処理される。
一方、アンテナ装置1が電波を送信する場合、図示しない無線通信回路からの電気信号に基づいて、給電部1Aに所定の振幅及び位相で電流が供給される。給電部1Aに供給された電流は、第一導電部1B及び第二導電部1Cに供給され、第一導電部1B及び第二導電部1Cに電流が流れる。そして、第一導電部1B及び第二導電部1Cに電流が流れると、アンテナ装置1から外部機器に対して電波が送信される。
次に、本実施形態におけるアンテナ装置1のアンテナ特性について説明する。
まず、一般的に金属がアンテナに与える影響について説明する。
図3に示すように、第一導電部7B及び第二導電部7Cが給電部7Aを介してL字状に形成されたアンテナ装置7を、電子機器70の周面における辺aの3箇所に設置した。3箇所とは、具体的には、辺aにおいて支持板11から最も離れた位置A、辺aの中央の位置B、辺aにおいて支持板11と最も近い位置Cである。このとき、それぞれの位置A〜Cにおいて、第一導電部7B及び第二導電部7Cは支持板11と平行となっている。
ここで、アンテナ特性の指標の一つとしては、入力電力と反射電力の比から求められるリターンロス特性が挙げられる。リターンロスは反射係数ともいい、その値が小さいほどアンテナ装置としてマッチングがとれていることを示し、一般にはその値が−10dB以下の範囲が使用帯域として好ましいとされている。
図4に示すように、アンテナ装置7を位置Aに備えた場合にはそのリターンロスは−10dB以下の値となるものの、アンテナ装置7を位置B、Cに備えた場合にはその値は−10dB以上となる。また、アンテナ装置7が金属の支持板11から離れる程その値が大きくなり、特性が劣化することがわかる。
図5は、本実施形態におけるアンテナ装置1のアンテナ特性を示す図である。なお、図5には比較例として電子機器10の下方に支持板11(金属)が配置されていない場合の特性曲線を破線で示す。
図5に示すように、本実施形態のアンテナ装置1によれば、支持板11がある場合においてもリターンロスの値が−10dB以下となっており、支持板11がなしの場合と略同様の値となっている。このように、支持板11の影響をあまり受けずアンテナ装置1のアンテナ特性はほとんど劣化しないことがわかる。
図6は、本実施形態におけるアンテナ装置1のXY平面内における放射パターンを示す図であり、図7はYZ平面内における放射パターンを示す図である。なお、図6及び図7において(a)はZ成分の放射パターンを示し、(b)はX成分の放射パターンを示す。
図6及び図7に示すように、本実施形態のアンテナ装置1によれば、XY平面内においてもYZ平面内においてもX成分及びZ成分の放射が確認できるため、X方向の偏波とZ方向の偏波にを受信可能となっていることがわかる。すなわち、Z方向と平行な第一導電部1Bと、X方向と平行な第二導電部1Cにより、アンテナ装置1はX方向及びZ方向の偏波に対応する。
また、ここで、図8に支持板11として比誘電率εr=9.8の誘電体を用いた場合のアンテナ装置1のアンテナ特性を示す。なお、誘電体の比誘電率はこれに限定されるものではない。
図8には比較例として電子機器10の下方に誘電体からなる支持板11が配置されていない場合の特性曲線を破線で示している。
図8に示すように、誘電体がある場合と誘電体がない場合とを比較すると、共振周波数の低域へのシフトは見られるものの、リターンロスの値が弱くなるような影響はみられず、アンテナ特性自体は向上していることがわかる。したがって、本実施形態におけるアンテナ装置1によれば、誘電体からの影響も抑えることができることがわかる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置1及び電子機器10によれば、第一導電部1B及び第二導電部1Cが電子機器10の周面の短手方向全域に亘って延在するとともに、電子機器10の周面の長手方向にも拡がりを持って延在した構成とすることにより、金属又は誘電体からなる支持板11による影響を低減することができる。
また、アンテナ装置1の導電部の先端部をX方向及びZ方向の2方向に沿うようにすることで、X方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信が可能となるためその通信特性を良好にすることができる。
また、アンテナ装置1をこのような構成とすることによって電子機器10が給電部1Aを中心に点対称な構成となるため、2つの導電部のうち少なくとも一方が支持板11より所定距離以上離れることとなり、電子機器10を表裏の区別なく使用することが可能となる。
また、アンテナ装置1の第一導電部1B及び第二導電部1Cが屈曲しているので、第一導電部1B及び第二導電部1Cの全長(いわゆるL長)が、一直線状に形成したものと比べて長くなるため共振周波数が低下し、アンテナ自体を小型化することも可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の電子機器20について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。
なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付してその説明は省略する。また、以下の実施形態においても、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
図9に示すように、本実施形態におけるアンテナ装置2は、その給電部2Aが電子機器20の辺aの中央にくるように備えられている。給電部2Aから延出した第一導電部2Bは、側面dにおいて階段状に曲折し、その先端部は辺b1に沿って延在している。また、給電部2Aから延出した第二導電部2Cは、側面eにおいて階段状に曲折し、その先端部は辺c2に沿って延在している。
すなわち、本実施形態におけるアンテナ装置2においては、第一導電部2B及び第二導電部2Cは電子機器20の周面の短手方向(Y方向)全域に亘って延在すると共に、この各導電部の先端部が角部12を形成する2つの側面d,eにそれぞれ振り分けられるように延在している。また、第一導電部2B及び第二導電部2Cは周面内で階段状に屈曲した状態となっており、さらに、各導電部の先端部は、給電部1Aを基点にして拡がるように周面の長手方向(Z方向及びX方向)に沿っている。
次に、図10に本実施形態におけるアンテナ装置2のアンテナ特性を示す。
図10に示すように、本実施形態のアンテナ装置2によれば、リターンロスが−10dB以下の値であるため良好なアンテナ特性であり、支持板11による影響をあまり受けていないことがわかる。
次に、図11に本実施形態におけるアンテナ装置2のXY平面内における放射パターンを示し、図12にYZ平面内における放射パターンを示す。なお、図11及び図12において(a)はZ成分の放射パターンを示し、(b)はX成分の放射パターンを示す。
図11及び図12に示すように、本実施形態のアンテナ装置2によれば、XY平面内においてもYZ平面内においてもX成分及びZ成分の放射が確認できるため、X方向の偏波とZ方向の偏波を送受信可能となっている。
以上より、本実施形態のアンテナ装置2及び電子機器20によれば、第一導電部2B及び第二導電部2Cが電子機器20の周面の短手方向全域に亘って延在するとともに、電子機器10の周面の長手方向にも拡がりを持って延在した構成とすることにより、支持板11による影響を低減することができる。
また、アンテナ装置2の導電部をX方向及びZ方向の2方向に沿うようにすることでX方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信が可能となり、その通信特性を良好にすることができる。
また、アンテナ装置2をこのような構成とすることによって電子機器20が給電部2Aを中心に点対称な構成となるため、2つの導電部のうち少なくとも一方が支持板11より所定距離以上離れることとなり、電子機器20を表裏の区別なく使用することが可能となる。
また、アンテナ装置2の第一導電部2B及び第二導電部2Cを階段状に屈曲させることで、第一導電部2B及び第二導電部2Cの全長(いわゆるL長)が第1実施形態のアンテナ装置1と比較してより長くなるため共振周波数が低下し、アンテナ自体をより小型化することも可能となる。
[第3実施形態]
図13に示すように、本実施形態の電子機器30においては、アンテナ装置3は、その給電部3Aが辺aの中央にくるように配置されている。第一導電部3Bは、側面d上を直線状に延在し、その先端部が辺b1に達するように構成されている。また、第二導電部3Cは、側面e上を直線状に延在し、その先端部が辺c2に達するように構成されている。
すなわち、本実施形態におけるアンテナ装置3においては、第一導電部3B及び第二導電部3Cは電子機器30の周面の短手方向(Y方向)全域に亘って延在すると共に、この各導電部の先端部が角部12を形成する2つの側面d,eにそれぞれ振り分けられるように延在している。また、第一導電部3B及び第二導電部3Cは、周面内で当該周面の短手方向に対して傾斜して延在するように構成されている。
なお、本実施形態においては、第一導電部3B及び第二導電部3Cの先端部は、辺b1及び辺c2に達するまで延在することとしているが、各先端部は、辺b1及び辺c2に達しなくとも、第一導電部3B及び第二導電部3Cが全体として電子機器30の周面の短手方向の全域に亘って延在するように配置されていれば良い。
次に、図14に本実施形態におけるアンテナ装置3のアンテナ特性を示す。
図14に示すように、本実施形態のアンテナ装置3によれば、リターンロスが−10dB以下の値であるため良好なアンテナ特性であり、支持板11による影響をあまり受けていないことがわかる。また、第1実施形態のアンテナ装置1のアンテナ特性(図5参照)と比較しても、リターンロスの値がより低くなっているため特性がさらに向上したことがわかる。
次に、図15に本実施形態におけるアンテナ装置3のXY平面内における放射パターンを示し、図16にYZ平面内における放射パターンを示す。なお、図15及び図16において(a)はZ成分の放射パターンを示し、(b)はX成分の放射パターンを示す。
図15及び図16に示すように、本実施形態のアンテナ装置3によれば、XY平面内においてもYZ平面内においてもX成分及びZ成分の放射が確認できるため、X方向の偏波とZ方向の偏波に対応可能であることがわかる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置3及び電子機器30によれば、支持板11の影響を低減するとともに、アンテナ装置3の導電部をX及びZの2方向に沿うようにすることで、X方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信を可能とし、その通信特性を良好にすることが可能である。
また、アンテナ装置3をこのような構成とすることによって電子機器30が給電部3Aを中心に点対称な構成となるため、2つの導電部のうち少なくとも一方が支持板11より所定距離以上離れることとなり、電子機器30を表裏の区別なく使用することが可能となる。
[第4実施形態]
図17に示すように、本実施形態における電子機器40は、その筐体の1つの角部12にABS樹脂等の樹脂からなる非金属部14が設けられており、その他の部分は例えば銅などの金属によって形成されている。
アンテナ形成部14にはアンテナ装置4が備えられている。アンテナ装置4は、給電部4A、第一導電部4B、及び第二導電部4Cを備えており、その形状は前記した第1実施形態と同様であるためその説明は省略する。
次に、図18に本実施形態におけるアンテナ装置4のアンテナ特性を示す。
図18に示すように、本実施形態のアンテナ装置4によれば、リターンロスが−10dB以下の値であるため良好なアンテナ特性であり、支持板11及びアンテナ形成部14近傍の金属部分によるアンテナ特性の劣化の影響をあまり受けていないことがわかる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置4及び電子機器40によれば、第一導電部3B及び第二導電部3Cが電子機器30の周面の短手方向全域に亘って延在するとともに、電子機器30の周面の長手方向にも拡がりを持って延在した構成とすることにより、金属の影響を低減することができる。
また、アンテナ装置4の導電部をX及びZの2方向に沿うようにすることで、X方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信を可能とし、その通信特性を良好にすることが可能である。
また、アンテナ装置4をこのような構成とすることによって電子機器40が給電部4Aを中心に点対称な構成となるため、2つの導電部のうち少なくとも一方が支持板11より所定距離以上離れることとなり、電子機器40を表裏の区別なく使用することが可能となる。
また、アンテナ装置4の第一導電部4B及び第二導電部4Cが屈曲しているので、第一導電部4B及び第二導電部4Cの全長(いわゆるL長)が一直線状に形成したものと比べて長くなるため共振周波数が低下して、アンテナ自体を小型化することも可能となる。
[第5実施形態]
図19に示すように、本実施形態におけるアンテナ装置5は、その給電部5Aが電子機器50の辺c2上にくるように備えられている。給電部5Aから延出した第一導電部5Bは、辺c2、辺a、辺b1に沿うよう屈曲し、その先端部がZ方向と平行となっている。また、給電部5Aから延出した第一導電部5Bは、辺c2に沿って第一導電部5Bと反対のX方向に延出する。このとき、第一導電部5B及び第一導電部5Bは、互いに異なる長さとなっている。
すなわち、本実施形態におけるアンテナ装置5においては、第一導電部5B及び第二導電部5Cは、電子機器50の周面の短手方向(Y方向)全域に亘って延在すると共に、この各導電部の先端部が角部12を形成する2つの側面d,eにそれぞれ振り分けられるように延在している。
図20は、本実施形態におけるアンテナ装置5のアンテナ特性を示す図である。
図20に示すように、本実施形態のアンテナ装置5によれば、給電点5Aをアンテナ装置5全体の中心からシフトさせるとともに第一導電部5B及び第一導電部5Bを互いに異なる長さとしたことにより新たな共振点ができるため、第1実施形態のアンテナ装置1のアンテナ特性(図5参照)と比較して、2GHz付近の共振を維持したまま4GHz付近にも共振が得られることがわかる。そして、2GHz付近及び4GHz付近においてリターンロスが−10dB以下の値であるため、アンテナ装置5はこの2点において良好なアンテナ特性であり、支持板11の金属部分によるアンテナ特性の劣化の影響をあまり受けていないことがわかる。
図21は、本実施形態におけるアンテナ装置5の1つめの共振点である2.02GHzでのXY平面内における放射パターンを示す図であり、図22は2.02GHzでのYZ平面内における放射パターンを示す図である。また、図23及び図24は、2つめの共振点である4.051HZzでのXY平面内及びYZ平面内における放射パターンをそれぞれ示す図である。なお、図21〜図24において(a)はZ成分の放射パターンを示し、(b)はX成分の放射パターンを示す。
図21〜図24に示すように、本実施形態のアンテナ装置5によれば、XY平面内においてもYZ平面内においてもX成分及びZ成分の放射が確認できるため、X方向の偏波とZ方向の偏波に対応可能であることがわかる。すなわち、第一導電部5BのZ方向と平行な部位がZ方向の偏波を受信し、X方向と平行な第一導電部5Bの一部及び第二導電部5Cにより、X方向の偏波を受信する。
また、2.02GHzと4.051HZzとを比較しても、その放射形状に大きな違いはなく、2つの周波数帯ともで良好なアンテナ特性であることがわかる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置5及び電子機器50によれば、第一導電部5B及び第二導電部5Cが電子機器50の周面の短手方向全域に亘って延在するとともに、電子機器50の周面の長手方向にも拡がりを持って延在した構成とすることにより、金属からなる支持板11による影響を低減することができる。
また、アンテナ装置5の導電部の先端部をX方向及びZ方向の2方向に沿うようにすることで、X方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信が可能となり、その通信特性を良好にすることができる。
また、第一導電部5B及び第二導電部5Cの長さを変えることによって共振点が増加しリターンロスが−10dB以下となる周波数帯ができるため、アンテナとして利用可能な周波数帯を増やすことができる。
[第6実施形態]
図25に示すように、本実施形態におけるアンテナ装置6は、給電部6Aと、第一導電部6B及び第二導電部6Cとからなるユニット61を2つ組み合わせて構成される。
ユニット61,61のそれぞれの形状は、前記した第5実施形態のアンテナ5と同様であるためその説明は省略する。
2つのユニット61A,61Bは、電子機器60の周面の2つの異なる角部12,13にそれぞれ備えられている。
また、ユニット61A,61Bにおける給電部6A,6Aは、電子機器60の周面において、一方が電子機器60の上面側であって、他方が電子機器60の下面側となるようにそれぞれ位置している。
すなわち、一方のユニット61の給電部6Aが、電子機器60の周面における短手方向の一端部に配置されていて、他方のユニット61の給電部6Aは短手方向の他端部に配置されるようになっている。
なお、本実施形態においては2つのユニット61A,61Bを備えることとして説明しているがユニットの数はこれに限定されるものではなく、3つ以上のユニットが備えられた場合には、そのうち少なくとも1つのユニットの給電部6Aが電子機器60の周面の短手方向の一端部に配置され、残りのユニットのうちの少なくとも1つの給電部6Aが、短手方向の他端部に配置されるようにすればよい。
図26は、本実施形態におけるアンテナ装置6を構成するユニット61A,61Bのアンテナ特性を示す図である。なお、図26においては、ユニット61Bのアンテナ特性を実線で示し、ユニット61Aのアンテナ特性を破線で示している。
図26に示すように、ユニット61A,61Bによれば、給電点6Aをアンテナ装置6全体の中心からシフトさせるとともに第一導電部6B及び第一導電部6Bを互いに異なる長さとしたことにより新たな共振点ができるため、第1実施形態のアンテナ装置1のアンテナ特性(図5参照)と比較して、2GHz付近の共振を維持したまま4GHz付近にも共振が得られることがわかる。
また、ユニット61Aとユニット61Bとを比較すると、ユニット61Aにおいては金属の影響により4GHz付近におけるリターンロスの値が若干小さくなっているものの、両者とも4GHz付近においても−10dB以下の値を維持できることがわかる。
そして、2GHz付近及び4GHz付近においてリターンロスが−10dB以下の値であるため、アンテナ装置6はこの2点において良好なアンテナ特性であり、支持板11のの影響をあまり受けていないことがわかる。
図27は、本実施形態におけるアンテナ装置6の1つめの共振点である2.02GHzでのXY平面内における放射パターンを示す図であり、図28は2.02GHzでのYZ平面内における放射パターンを示す図である。また、図29及び図30は、2つめの共振点である4.06HZzでのXY平面内及びYZ平面内における放射パターンをそれぞれ示す図である。なお、図27〜図30において(a)はZ成分の放射パターンを示し、(b)はX成分の放射パターンを示す。
図27〜図30に示すように、本実施形態のアンテナ装置6によれば、XY平面内においてもYZ平面内においても強いZ成分の放射が確認でき、Z方向の偏波に高感度なアンテナであることがわかる。
なお、図示しないがアンテナ装置4の2つめの共振点である4.06GHzにおいても同様の放射パターンを得ることができる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置6及び電子機器60によれば、2つのユニットのうち少なくとも一方が支持板11より所定距離以上離れることとなり、電子機器60を表裏の区別なく使用することが可能となる。
また、アンテナ装置6の導電部の先端部をX方向及びZ方向の2方向に沿うようにすることで、X方向の偏波及びZ方向の偏波の両方の送受信が可能となるためその通信特性を良好にすることができる。
さらに、複数のユニットを備えたことによって、互いの指向性を補完しあうため全体として特性の良いアンテナ装置とすることができる。
なお、上記第1実施形態から第6実施形態は、支持板11が金属からなる場合の金属からの影響を考えた構成であるが、支持板11が例えば木材等の非金属からなる場合であってもそのアンテナ特性は実用にたえうるものとなることは勿論である。さらに、非金属の支持板11の一部に金属部があったとしてもそのアンテナ特性は実用にたえうるものとなることは勿論である。
さらに、電子機器の近傍に支持板11がない場合にも、電子機器に備えられたアンテナ装置のアンテナ特性は実用にたえうるものとなることは勿論である。
また、上記第1実施形態から第6実施形態においては、Y方向を上方向として説明しているが、電子機器の向きとしてはこれに限定されず、X方向又はZ方向を上方向として実施することも可能である。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
第1実施形態の電子機器を示す側面図である。 第1実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 金属のアンテナ装置への影響を説明するために用いる斜視図である。 図3に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図1に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図1に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図1に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図1に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 第2実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 図9に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図9に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図9に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 第3実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 図13に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図13に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図13に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターンを示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 第4実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 図17に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 第5実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 図19に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図19に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターン(2.02GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図19に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターン(2.02GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図19に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターン(4.06GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図19に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターン(4.06GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 第6実施形態の電子機器と電子機器に備えられたアンテナ装置の要部構成を示す斜視図である。 図25に示すアンテナ装置のアンテナ特性を示す特性曲線である。 図25に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターン(2.02GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図25に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターン(2.02GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図25に示すアンテナ装置のXY平面における放射パターン(4.06GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。 図25に示すアンテナ装置のYZ平面における放射パターン(4.06GHz)を示す図であり、(a)はZ成分(b)はX成分の偏波を示している。
符号の説明
1 アンテナ装置
1A 給電部
1B 第一導電部
1C 第二導電部
10 電子機器
11 支持板
a〜c 辺
d 面

Claims (10)

  1. 支持板によって一面が当該支持板に対向する状態で支持される扁平直方体状の電子機器の非金属部に配置されるアンテナ装置において、
    給電部と、当該給電部の両側のそれぞれから延出する導電部と、を備え、
    前記導電部は、前記電子機器における前記一面に直交する周面の短手方向のほぼ全域に亘って延在すると共に、当該導電部の先端部が前記周面のうち角部を形成する連続する2つの側面にそれぞれ振り分けられるように延在していることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記導電部の少なくとも1つは、前記周面内で階段状に屈曲した状態で延在するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記導電部の少なくとも1つは、前記周面内で当該周面の短手方向に対して傾斜して延在するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電部は前記2つの側面に挟まれる辺に位置し、前記導電部は前記給電部を中心として互いに同一の長さを有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記給電部は前記2つの側面のうちのいずれか一方に位置し、前記導電部のそれぞれは互いに異なる長さを有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記導電部の先端部は、前記給電部を基点にして拡がるように前記周面の長手方向に沿っていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記給電部と前記導電部とからなるユニットが複数備えられており、当該複数のユニットのそれぞれは、前記電子機器の前記周面からなる複数の角部のうち、異なる角部に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記複数のユニットのうち、少なくとも1つのユニットの前記給電部は前記周面における前記短手方向の一端部に配置されていて、残りのユニットの前記給電部のうち、少なくとも1つの前記給電部は、前記周面における前記短手方向の他端部に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 支持板によって一面が当該支持板に対向する状態で支持され、非金属部を備えた扁平直方体状の電子機器において、
    前記非金属部に配置されるアンテナ装置を備え、
    前記アンテナ装置は、給電部と、当該給電部の両側のそれぞれから延出する導電部と、を備え、
    前記導電部は、前記電子機器における前記一面に直交する周面の短手方向のほぼ全域に亘って延在すると共に、当該導電部の先端部が前記周面のうち角部を形成する連続する2つの側面にそれぞれ振り分けられるように延在していることを特徴とする電子機器。
  10. 放射線画像検出器であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
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