JP3805695B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱調理機に関し、詳しくは、トッププレートの歪みが防止された加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
バーナを備えた加熱調理器のトッププレートには様々な材質のものがあるが、ステンレス製の薄板は、耐腐食性と耐久性と美観に富み、多用されている。しかし、ステンレス製のトッププレートは一枚板であるため、加熱調理器の上部に固定したときに歪みやすい。特に、トッププレートのバーナ周りは開口しているため、上下方向に不安定な、いわゆる「ベコつき」が発生しやすい。また、加熱時にはステンレスが膨張して熱歪が発生し、ガタつくことがある。
【0003】
上述の不具合を防止する工夫が施された従来の加熱調理器の一例を図5を用いて説明する。図5は従来の加熱調理器の一例の部分縦断面図である。なお、図5ではバーナの一部や五徳等の図示を省略している。図5に示す加熱調理器50は、バーナ64と、これを収納するケーシング54と、これらを覆うトッププレート56を備えている。ケーシング54はキッチンカウンタ52に設けられた取付け孔52aに落し込まれて設置される。ステンレス製の薄板であるトッププレート56はキッチンカウンタ52の取付け孔52aより大きい面積を有し、パッキン58を介してキッチンカウンタ52上に載置されることによって、トッププレート52が、キッチンカウンタ52の取付け孔52aとケーシング54の開口部を覆う。
【0004】
トッププレート56にはバーナ64に対応する位置に開口部56aが設けられている。開口部56aの周縁の下面の2箇所には、トッププレート固定板58,60が取付けられている。トッププレート固定板58には上端にフランジ58a、下端にフランジ58bが設けられており、トッププレート固定板60には上端にフランジ60a、下端にフランジ60bが設けられている。各トッププレート固定板58,60の下端のフランジ58b,60bは、ケーシング54の底部の2箇所にそれぞれビス止めされている。各トッププレート固定板58,60の上端のフランジ58a,60aは、トッププレート開口部56aの周縁の下面の2箇所にそれぞれビス止めされている。即ち、トッププレート56の開口部56aの周縁の2箇所が、トッププレート固定板58,60を介してケーシング54の底部に固定されている。
トッププレート56の開口部56aを覆うように汁受け62が設置される。このとき、トッププレート56の開口部56aの周縁には汁受62の外周縁が重ねられるため、各トッププレート固定板58,60の上端のフランジ58a,60aをトッププレート56に固定しているビスは隠される。
【0005】
また、図示しないが、従来の加熱調理器の別の例では、先の例と同様に加熱調理器のトッププレートのバーナ部分の開口部を覆うように汁受けが設置される。この汁受けをケーシングの底部に固定する。即ち、トッププレート開口部の周縁に汁受の外周縁が重ねられ、先の例でトッププレートをケーシングの底部に固定した要領で、汁受けの外周縁近傍の2箇所と底面とを板状部材を介して固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、トッププレートとケーシングとをトッププレート固定板によって部分的に固定する方法では、トッププレート開口部のうち、大部分は何ら固定されておらず、歪みやガタつきの発生を確実に防ぐことができない。
また、汁受けとケーシングとを板状部材によって固定する方法では、汁受けの外周縁によってトッププレート開口部の全周縁を押え付けるため、歪みの発生を防止することは可能である。しかしながら、汁受けをケーシングに固定してしまうと、使用時に汚れやすい汁受けを取外すことができず、使い勝手が悪くなってしまう。
【0007】
本発明では、バーナ近傍のトッププレートの開口部の全周縁を確実にケーシング側に押し付け、トッププレートが肉薄の板部材であっても歪みやガタつきの発生が禁止でき、しかも汁受けを取り外すことができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用と効果】
本発明の加熱調理器は、キッチンカウンタの取付け孔に落し込んで設置され、上方が開口したケーシングと、ケーシングに支持されたバーナと、キッチンカウンタの取付け孔の周縁とケーシングの開口部を覆って設置され、バーナに対応する部分に開口部を有しているトッププレートとを備えている。本発明の加熱調理器は、トッププレートの開口部を覆う皿状板部材であり、外周縁はトッププレートの開口部の周縁に重なっており、中央部に開口部を有しているトッププレート押え板と、鉛直方向に伸びる板状部材であり、上端はトッププレート押え板に固定され、下端はケーシングの底部に固定されているトッププレート押え板固定板とを備える。
【0009】
本発明によれば、薄板状のトッププレートをケーシング上部に載置する際、トッププレート押え板を、トッププレート押え板固定板を介してケーシングに固定する。このとき、トッププレート押え板は、トッププレートの開口部の全周縁をケーシング側に押し付けた状態で固定される。このことにより、トッププレートの歪みやベコつきを防止し、安定した状態でケーシングに固定することができる。これによってトッププレートをさらに肉薄化することも可能となり、コストダウンにつながる。また、加熱時や加熱後において、トッププレートのバーナ周辺部が熱によって膨張しても、トッププレートの開口部の全周縁が拘束されているため、ガタつきが起こりにくくなる。なお、このトッププレート押え板は、汁受けによって覆われてしまい、使用時には視覚できないため美観に影響しない。
【0010】
さらに本発明の加熱調理器は、鉛直方向に伸びる板状部材であり、上端はトッププレートの開口部の近傍の下面を支持し、下端はケーシングの底部に固定されているトッププレート支持板を備えていることが好ましい。
【0011】
トッププレート支持板を備えていると、トッププレート押え板とトッププレート押え板固定板によって、トッププレートの開口部の全周縁がケーシング側に押された状態で固定されるのに加えて、トッププレートの開口部の近傍の下面がトッププレート支持板によって支持された状態で固定される。即ち、トッププレートは、上方からはトッププレート押え板で拘束され、下方からはトッププレート押え板固定板とトッププレート支持板によって拘束されて固定される。このことにより、さらに安定した状態でケーシングに固定することができ、加熱時や加熱後の熱歪によるガタつきを禁止することができる。
【0012】
トッププレート押え板の上方に、トッププレート押え板を被覆する脱着可能な汁受けを備えることが好ましい。
汚れやすい汁受けを取り外して清掃でき、バーナ回りの外観がすっきりと整理される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1) トッププレートのバーナに対応する開口部の全周縁が、リング状パッキンを介してトッププレート押え板によってケーシング側に押え付けられる。
(形態2) トッププレートとトッププレート押え板との間のパッキンの上端は、トッププレート押え板の上端より高くなっている。
(形態3) トッププレートのバーナに対応する開口部の全周縁がケーシング側に押え付けられているとともに、トッププレートの開口部の近傍が、下方から局所的にトッププレート支持板によって支えられている。トッププレート支持板はケーシングの底部に固定されている。
【0014】
【実施例】
本発明を具現化した第1実施例を図1、図2を用いて説明する。図1は第1実施例の加熱調理器の平面図(バーナと五徳と汁受けが外された状態の平面図)であり、図2は図1の加熱調理器の部分縦断面図であり、図1のA−A断面の要部を示した図である。なお図1、図2では、発明に関する部分を明確にするため、バーナの一部や五徳等の図示を省略している。
図1、図2に示す加熱調理器10は、バーナ34と、これを収納するケーシング14と、これらを覆うトッププレート16を備えている。ケーシング14は、矩形状の底面と側面によって構成され、キッチンカウンタ12に設けられた取付け孔12aに落し込まれ、側面上端に設けられたフランジ14aが取付け孔12aの周縁に支持された状態で設置される。ケーシング14の上部の開口部は、ステンレス製の矩形状の薄板であるトッププレート16によって覆われる。詳しくは、特に図2に示すように、トッププレート16はキッチンカウンタ12の取付け孔12aより大きい面積を有し、トッププレート16の外周縁は内側に折り返されている。この折り返し部分がパッキン18を介してキッチンカウンタ12上に載置されることによって、トッププレート12がキッチンカウンタ12の取付け孔12aの周縁とケーシング14の開口部を覆う。
【0015】
トッププレート16には3箇所に円形の開口部16a,16b,16cがあり、これらの開口部16a,16b,16cにはそれぞれバーナ34が設置されている。これらの開口部16a,16b,16cは、円形皿状のトッププレート押え板20,22,24によって覆われている。詳しくは、図2に示した開口部16b近傍の縦断面図を用いて説明する。なお、他の開口部16a,16c近傍についても開口部16b近傍と同様の構造となっている。よって、開口部16b近傍についての説明を以って、他の各開口部16a,16c近傍についての説明を省略する。図2に示すように、開口部16bの全周縁が、断面略コの字形状のリング状パッキン26によって上下方向から挟まれている。トッププレート押え板22は、このパッキン26の段部に外周縁22bが重なるように取付けられる。トッププレート押え板22は、略円形状の開口部22aを有しており、この開口部22aの縁の下面の2箇所には、トッププレート押え板固定板28,30が取付けられている(図1参照)。トッププレート押え板固定板28には上端にフランジ28a、下端にフランジ28bが設けられており、トッププレート押え板固定板30には上端にフランジ30a、下端にフランジ30bが設けられている。各トッププレート押え板固定板28,30の上端のフランジ28a,30aは、トッププレート押え板22の開口部22aの周縁の下面の2箇所にそれぞれビス止めされている。また、各トッププレート押え板固定板28,30の下端のフランジ28b,30bは、ケーシング14の底部の2箇所にそれぞれビス止めされている。即ち、トッププレート押え板22は、外周縁22bがパッキン26に支持され、開口部22aの周縁の2箇所がトッププレート押え板固定板28,30に固定されている。なお、トッププレート押え板固定板28,30の上下方向の長さは、トッププレート押え板固定板28,30を固定したときに、トッププレート押え板22の外周縁22bがパッキン26を上方から軽く押圧するように調整されている。このようにトッププレート押え板22が固定されると、トッププレート16の開口部16bの全周縁がトッププレート押え板22によって上方から押え付けられて固定されることとなる。
【0016】
以上のように、本実施例の加熱調理器10では、トッププレート16をケーシング14上部に載置する際、バーナ34に対応するトッププレート16の開口部16aの全周縁にリング状のパッキン26を取付け、このリング状パッキン26を軽く押し付けるようにトッププレート押え板22を取付ける。このことから、トッププレート16の開口部16aは部分的ではなく全周縁が均一に固定されるため、トッププレート16の設置時や加熱時に歪みやベコつきが発生することを抑制することができる。
【0017】
トッププレート16の開口部16bの全周縁に取付けられたパッキン26の上面は、トッププレート16の上面よりも高い。パッキン26が一種の堤防となって、トッププレート16上の液体がケーシング14内に侵入するのを防止する。また、パッキン26の側の部分は、トッププレート押え板22の外周縁22bよりも高くなっている。この高くなっている上端部には、皿状板部材であり、中央部に開口部32aを有する汁受け32の外周縁32bが載せられる。なお、この汁受け32は、パッキン26のみによって支持されており、脱着可能である。汁受け32は、この下方に取付けられているトッププレート押え板22より大きく、開口部32aはトッププレート押え板22の開口部22aより小さいため、汁受けを設置することによってトッププレート押え板22は視覚できなくなる。この汁受け32の開口部32aにバーナ34が設置される。使用時には、さらに汁受け32の上方に図示しない五徳が設置される。
【0018】
以上のように、本実施例の加熱調理器10では、汁受け32を設置すればトッププレート押え板22等の固定部材を視覚できなくなるため、美観を損なうことなくトッププレート16の開口部16a近傍を固定することができる。また、汁受け32も、トッププレート16の開口部16aの全周縁に取付けられたパッキン26の上に、外周縁が重ねられて設置されている。このように汁受け32を設置すれば取外しは容易であり、汚れやすい汁受け32を手入れしやすくなる。さらに、汁受け32はパッキン26に支持されているため、汁受け32の外側に煮汁等がこぼれても、このパッキン26によって煮汁等がケーシング14内部に侵入するのを防止することができる。汁受け32をトッププレート16に直に載せる場合に比べて安定性や耐久性を向上させる効果も得られる。
【0019】
次に、本実施例を具現化した第2実施例を図3、図4を用いて説明する。図3は第2実施例の加熱調理器の平面図(バーナと五徳と汁受けが外された状態の平面図)であり、図4は図3の加熱調理器の部分縦断面図であり、図3のB−B断面の要部を示した図である。なお、本実施例は、第1実施例とほぼ同様の構造であるため、ここでは、第1実施例と同様の部分についての説明を省略し、主に相違する部分について説明する。図3、図4中に付した符号についても、図1や図2と共通するものに関しては同様の符号としてある。
図3、図4に示す加熱調理器40は、第1実施例の加熱調理器10(図1、図2参照)と同様に、ケーシング14がキッチンカウンタ12に設けられた取付け孔12aに落し込まれて設置される。トッププレート16の外周縁の折り返し部分がパッキン18を介してキッチンカウンタ12上に載置されることによって、キッチンカウンタ12の取付け孔12aの周縁とケーシング14の上部開口部を覆う。
【0020】
トッププレート16には、円形皿状のトッププレート押え板20,22,24によって覆われた、円形の開口部16a,16b,16cがあり、これらの開口部16a,16b,16cにはそれぞれバーナ34が設置されている。詳しくは、図4に示した開口部16b近傍の縦断面図を用いて説明する。なお、開口部16b近傍についての説明を以って、他の各開口部16a,16c近傍についての説明を省略する。図4に示すように、トッププレート押え板22は、外周縁22bが断面コの字形状のリング状のパッキン26の段部に支持され、開口部22aの縁の2箇所がトッププレート押え板固定板28,30に固定されている。トッププレート押え板固定板28,30の上下方向の長さは、トッププレート押え板固定板28,30を固定したときに、トッププレート押え板22の外周縁22bがパッキン26を上方から軽く押圧するように調整されている。このようにトッププレート押え板22が固定されると、トッププレート16の開口部16bの全周縁がトッププレート押え板22によって上方から押え付けられて固定されることとなる。以上については、実施例1の加熱調理器10と同様である。
【0021】
次に、本実施例の加熱調理器40が第1実施例と異なる点について説明する。トッププレート16の下方の3箇所(図3参照)には、それぞれトッププレート支持板42,44,46が取付けられている。なお、トッププレート支持板46の取付け方法については、トッププレート支持板42,44の場合と同様であり、ここでは説明を省略する。トッププレート支持板42には上端にフランジ42a、下端にフランジ42bが設けられており、トッププレート支持板44には上端にフランジ44a、下端にフランジ44bが設けられている。各トッププレート支持板42,44の下端のフランジ28b,30bは、ケーシング14の底部にそれぞれビス止めされている。各トッププレート支持板42,44の上端のフランジ42a,44aは、トッププレート16の下面に溶着、または接着されている。即ち、トッププレート16の下面の3箇所が、トッププレート支持板42,44,46によって下方より支持されている。なお、トッププレート支持板42,44,46の上下方向の長さは、トッププレート16をケーシング14の上に載置したときに、トッププレート支持板42,44,46がトッププレート16を下方から軽く押圧するように調整されている。このようにトッププレート支持板42,44,46が固定されると、トッププレート16の下面の3箇所がトッププレート支持板42,44,46によって下方から支えられて固定されることとなる。
なお、汁受け32やバーナ34、五徳(図示省略)等は第1実施例と同様に設置される。
【0022】
以上のことから、トッププレートは、開口部の全周縁がトッププレート押え板によって上方から拘束され、下面の3箇所がトッププレート支持板によって下方から支えられて固定されることとなる。即ち、トッププレートは、上方からはトッププレート押え板で拘束され、下方からはトッププレート押え板固定板とトッププレート支持板によって拘束されて固定されていることとなる。このことから、トッププレートの開口部の全周縁が均一に、且つ強固に固定されるため、トッププレートの設置時や加熱時に歪みやベコつきの発生を禁止することができる。
【0023】
薄板状のトッププレートをケーシング上部に載置する際、従来のように、トッププレートの取付け時にトッププレートのバーナに対応する開口部の周縁を部分的に固定するだけでは、トッププレートに歪みやベコつきが生じやすかった。また、加熱時や加熱後においては、バーナ近傍に熱歪が生じ、ガタつきが生じることがあった。本発明では、開口部の全周縁が拘束されて固定される。このことにより、上記の不具合を解消し、安定した状態でケーシングに固定することができる。さらにトッププレートを肉薄化することも可能となり、コストダウンも可能となる。
【0024】
なお、本実施例では、トッププレートのバーナに対応する開口部の全周縁にリング状パッキンが取付けられており、このパッキンに、トッププレート押え板の外周縁が重ねられて取付けられている。しかし、このパッキンが取付けられておらず、トッププレート押え板の外周縁が直接トッププレートの開口部の全周縁に重ねられても、トッププレート押え板によってトッププレートの開口部を充分に拘束して均一に固定することができる。また、煮こぼれの際の煮汁等のケーシング内への侵入については、トッププレートの開口部の全周縁に上向きのフランジを設けておくことによって防止することができる。
また、本発明において、トッププレート押え板固定板と、トッププレート支持板の数は、その役割が果たせればいくつでも取付けることができる。
【0025】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の加熱調理器の平面図。
【図2】 図1の加熱調理器の要部縦断面図。
【図3】 第2実施例の加熱調理器の平面図。
【図4】 図3の加熱調理器の要部縦断面図。
【図5】 従来の加熱調理器の要部縦断面図。
【符号の説明】
10:加熱調理器
12:キッチンカウンタ
12a:取付け孔
14:ケーシング
16:トッププレート
16a,16b,16c:開口部
18:パッキン
20,22,24:トッププレート押え板
20a:開口部
20b:外周縁
26:パッキン
28:トッププレート押え板固定板
28a,28b:フランジ
30:トッププレート押え板固定板
30a,30b:フランジ
32:汁受け
32a:開口部
32b:外周縁
34:バーナ
40:加熱調理器
42:トッププレート支持板
42a,42b:フランジ
44:トッププレート支持板
44a,44b:フランジ
46:トッププレート支持板
Claims (3)
- キッチンカウンタの取付け孔に落し込んで設置され、上方が開口したケーシングと、
ケーシングに支持されたバーナと、
キッチンカウンタの取付け孔の周縁とケーシングの開口部を覆って設置され、バーナに対応する部分に開口部を有しているトッププレートとを備えた加熱調理器であって、
トッププレートの開口部を覆う皿状板部材であり、外周縁はトッププレートの開口部の周縁に重なっており、中央部に開口部を有しているトッププレート押え板と、
鉛直方向に伸びる板状部材であり、上端はトッププレート押え板に固定され、下端はケーシングの底部に固定されているトッププレート押え板固定板とを備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 鉛直方向に伸びる板状部材であり、上端はトッププレートの開口部の近傍の下面を支持し、下端はケーシングの底部に固定されているトッププレート支持板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
- トッププレート押え板の上方に、トッププレート押え板を被覆する脱着可能な汁受けを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
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