JP3228101B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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Description
備えた誘導加熱調理器に関するものである。
するため、専用鍋を備え、その専用鍋が天板上で滑りに
くくする構造を施す配慮が考えられている。
する。図7において、1は本体外郭、2は天板、3は専
用鍋、4は加熱コイルで、天板2は専用鍋3を置く面の
内面直径D1を専用鍋3の底部外径D2より大とし、内
面直径D1から外をフランジ状に高くすることで、専用
鍋3と嵌合して専用鍋3の位置が定まっている。また天
板2は本体外郭1の内周部7で接着され、天板2の外径
D3はコストやデザイン上の配慮から、専用鍋3上部の
最大径D4よりも小さく構成されている。また、専用鍋
3の外周底部の形状は調理性を考えた内面のRaの大き
さと略均一厚さとするため、天板フランジ部5の高さA
よりも専用鍋3底外周角のコーナーR部の終端部の高さ
Bが大きくなっていた。
の構成では、天板2の外径D3よりも専用鍋3外径D4
のほうが大きいため、専用鍋3からにこぼれが生じた際
には、図7に示すように本体外郭1の上面に直接煮こぼ
れが落ち、さらに本体外郭1の表面を伝わって卓上6を
容易に汚してしまったり、煮こぼれが本体外郭1の上面
と天板2の外周裏面との接合隙間に達しやすいうという
問題点を有していた。
Aよりも、専用鍋3の底外周角部のコーナーR部の終端
部の高さBの方が大きいので、調理中に専用鍋3の中の
被調理物をかき混ぜる際の横向きの力に対し、専用鍋3
の底外周角部のコーナーRによって天板2の外周部のフ
ランジ段差Aを小さな力で乗り上げやすく、調理時に専
用鍋3が動きやすいという問題点があった。
で、専用鍋からの煮こぼれが本体外郭に達しにくくする
ことを目的とする。
の本発明の手段は、外周がフランジ状に内面より高くな
った天板の外径を専用鍋の外径より大とし、天板フラン
ジ部は、その幅を専用鍋の側面底部半径と最大半径との
差よりも大としたものである。
らの煮こぼれが生じた際には専用鍋の外径よりも天板の
外径の方が大きいことから、煮こぼれは通常天板上に滴
下し、天板は外周がフランジ状に高くなった皿状の形を
しているので、煮こぼれは天板内部に一定量が溜まり、
本体外郭に達しにくくできる。また、天板フランジ部
は、その幅を専用鍋の側面底部半径と最大半径との差よ
りも大にしたため、専用鍋の位置が天板上でずれる最大
範囲であるフランジ部に当たるまでずれた場合でも、専
用鍋の最大外周位置は天板外周よりも内側にあるので、
天板上で専用鍋の位置がずれても煮こぼれが本体外郭に
達しにくくできる。
を参照しながら説明する。 (実施の形態1) 図1において、11は誘導加熱調理器の本体外郭、12
は天板、13は調理用の専用鍋、14は加熱コイルで、
天板12は外周部15が専用鍋底面16より高いフラン
ジ形状となっており、外径D5は専用鍋13の外径D6
よりも大きく構成されている。
いて動作を説明する。専用鍋13を用いた調理時に、煮
こぼれが生じた際、専用鍋13の外径D6と天板12の
外径D5の関係はD5>D6であるので、煮こぼれは通
常天板12上に滴下する。天板12は外周15がフラン
ジ状に高くなった皿状の形をしているので、煮こぼれは
天板12内側にも流れて一定量が溜まり、本体外郭さら
には卓上面に達しにくくする効果がある。また、調理器
使用時には専用鍋13の外周よりも天板12の外周のほ
うが使用者の体に近いので、専用鍋13の側面に触れ難
くすることができ、高温になる専用鍋に対する安全性を
向上する効果がある。
ながら説明する。図2において、21は誘導加熱調理器
の本体外郭、22は天板、23は調理用の専用鍋、24
は加熱コイルで、天板22は外周部25が専用鍋底面2
6より高いフランジ形状となっており、外径D7は専用
鍋23の外径D8よりも大きく、以上は図1の構成と同
様なものである。図1の構成と異なるのは天板22のフ
ランジ上外周部の幅Aを専用鍋23の最大径D8と側面
底部径D9との差の半分Bよりも大にした点である。
ついて動作を説明する。図2のように専用鍋23の位置
が、天板22上でずれる最大範囲である外周フランジ部
25に当たるまでずれた場合でも、専用鍋23の最大外
周位置は天板外周よりも内側である天板22のフランジ
状の外周幅Aの中にあるので、天板22上で通常生じる
最大位置まで専用鍋23の位置がずれても、煮こぼれは
天板22内側にも流れて一定量が溜まり、本体外郭21
さらには卓上面に達しにくくする効果がある。
明する。図3において、31は誘導加熱調理器の本体外
郭、32は天板、33は調理用の専用鍋、34は加熱コ
イルで、天板32は外周部35が専用鍋底面36より高
いフランジ形状となっており、以上は図1の構成と同様
なものである。図1の構成と異なるのは、本体外郭31
の天板固定面37を固定周囲面38よりも段差Cを設け
て高くし、天板32の外径D10を本体外郭31の天板
固定面37の径D11よりも大きくかつ本体外郭31の
最大外形D12よりも小さくした点である。
いて動作を説明する。専用鍋33で生じた煮こぼれが天
板32の内部に溜まった後、本体外郭31の上面に落ち
るが、天板固定面37のほうが本体外郭31の固定周囲
面38より高くなっていることから、本体外郭31と天
板32との接合隙間にあたる天板固定面37に達しにく
くできる効果がある。
体外郭31の最大形D12よりも小さいので、本体移動
時などに天板32を物に当てて破損するのを防ぐ効果が
ある。
明する。図4において、41は誘導加熱調理器の本体外
郭、42は天板、43は調理用の専用鍋、44は加熱コ
イルで、天板42は外周部45が専用鍋底面46より高
いフランジ形状となっており、以上は図1の構成と同様
なものである。図1の構成と異なるのは、天板フランジ
部45の高さFよりも専用鍋43底外周角のコーナーR
部の終端部の高さGを低くした点である。
いて動作を説明する。図4は調理時に専用鍋43の中の
被調理物をかき混ぜるなどして、専用鍋43に力が加わ
り専用鍋側部の平面部47が天板42のフランジ立ち上
がり部48に当たった状態を示したもので、接触部では
専用鍋43と天板42の接触角度が小さくなり、調理時
に専用鍋43にかかる力を天板42のフランジ立ち上が
り部48が大きく受け止め、専用鍋43が天板45の外
周から外れにくくできる効果がある。
明する。図5において、51は誘導加熱調理器の本体外
郭、52は天板、53は調理用の専用鍋、54は加熱コ
イルで、天板52は外周部55が専用鍋底面56より高
いフランジ形状となっており、以上は図1の構成と同様
なものである。図1の構成と異なるのは、専用鍋53底
外周角部57の断面形状を天板52のフランジ立ち上が
り部58の断面形状と略同一とした点である。
いて動作を説明する。図5は調理時に専用鍋53の中の
被調理物をかき混ぜるなどして、専用鍋53に力が加わ
り底外周角部57が天板52のフランジ立ち上がり部5
8に当たった状態を示したもので、専用鍋の底外周角部
57と天板52のフランジ立ち上がり部58が面接触
し、摩擦力が最大となって外れ難さを向上する効果があ
る。
板52上に置く際など専用鍋の底外周角部57が天板5
2のフランジ立ち上がり部58に若干乗り上げても、専
用鍋の底外周角部57と天板52のフランジ立ち上がり
部58との断面形状が略同一のため、両面がなじもうと
するので専用鍋が天板フランジ部55の内側に滑り落ち
て専用鍋が天板に嵌まり、使い勝手が向上する効果があ
る。
ば、外周がフランジ状に高くなった天板の外径を専用鍋
の外径より大としているので、煮こぼれは通常天板上に
滴下し、煮こぼれは天板内部に一定量が溜まり、本体外
郭に達しにくくできる。また、専用鍋の側面底部半径と
最大半径との差よりも天板外周フランジ部の幅を大とし
ているので、専用鍋の位置が天板上でずれる最大範囲で
あるフランジ部に当たるまでずれた場合でも、専用鍋の
最大外周位置は天板外周よりも内側にあるので、煮こぼ
れが本体外郭に達しにくくできる。
理器の断面図
理器の断面図
面図
面図
面図
Claims (1)
- 【請求項1】 本体外郭の上面に固定され外周をフラン
ジ状に内面より高くした天板フランジ部を有する天板
と、前記天板上に載置され側面底部半径と最大半径が異
なる専用鍋とを備え、前記天板の外径を前記専用鍋の外
径より大とし、前記天板フランジ部は、その幅を専用鍋
の側面底部半径と最大半径との差よりも大としてなる誘
導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30870395A JP3228101B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30870395A JP3228101B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09148058A JPH09148058A (ja) | 1997-06-06 |
JP3228101B2 true JP3228101B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17984271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30870395A Expired - Fee Related JP3228101B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3228101B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3797927B2 (ja) * | 2001-12-26 | 2006-07-19 | 株式会社東芝 | 土鍋料理用電磁調理装置 |
JP2004288477A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
CN100427831C (zh) * | 2006-05-04 | 2008-10-22 | 佛山市顺德区东泽智能电器有限公司 | 一种电磁炉 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30870395A patent/JP3228101B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09148058A (ja) | 1997-06-06 |
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