JPH10179284A - コンロ台 - Google Patents

コンロ台

Info

Publication number
JPH10179284A
JPH10179284A JP8356634A JP35663496A JPH10179284A JP H10179284 A JPH10179284 A JP H10179284A JP 8356634 A JP8356634 A JP 8356634A JP 35663496 A JP35663496 A JP 35663496A JP H10179284 A JPH10179284 A JP H10179284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
stove
gas stove
cabinet
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8356634A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Matsuo
昭則 松尾
Yoshiaki Hamada
義明 浜田
Masanori Takagi
正典 高木
Sukeaki Kotani
祐昭 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cleanup Corp
Original Assignee
Cleanup Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cleanup Corp filed Critical Cleanup Corp
Priority to JP8356634A priority Critical patent/JPH10179284A/ja
Publication of JPH10179284A publication Critical patent/JPH10179284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムキッチンなどの天板に組込むコンロ
のゴトク頂部とその周囲の天板との高さについて、例え
ば、段差をなくしたり、高さを同じくしたりすることに
よって、やかんや鍋釜類の左右への移動を容易にさせよ
うとしていたが、ガスコンロへの2次空気の供給に支障
が出て不完全燃焼を起こしやすかった。 【解決手段】 ガスコンロ3を掛け止める方形の開口2
1の周縁に低い段部21aを形成し、ガスコンロ3の汁
受け皿部32がほぼ天板2と同一又は低い位置となるよ
うにし、天板2には開口21に向かって間隔をあけて多
数の突起22を設け段差解消、2次空気供給を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムキッチ
ンや流し台と一体化される複合調理器の一部として組み
込まれるガスコンロを搭載するコンロ台に関するもので
あり、特に、ゴトク頂部とコンロ台の天板の高さの差異
を小さくして使い勝手が良好となるようにしたコンロ台
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりシステムキッチンの天板に組込
まれたコンロのゴトク頂部とその周囲の天板との高さに
ついて、例えば、段差をなくしたり、高さを同じくした
りすることによって、やかんや鍋釜類の左右への移動を
容易にさせようとする考えがあった。同じ出願人による
実開昭63−178709号はその一つの手段で、コン
ロの両側に天板側に徐々に低くなる傾斜部を有する補助
ゴトクを配置して、本体ゴトクと周囲の天板の段差をな
くそうとするものである。これを更に発展させて、本体
ゴトクをより低くなるようにし、ゴトク頂部と天板との
段差を無くし同じ高さとする構造(特開平8−2568
50号)も提案されている。
【0003】また最近では、特開平8−215078号
のように、キャビネットそのものを低くすることによっ
てガスコンロを流しの天板や調理面より低くし、加熱調
理作業を良好にすることが考えられ、商品化も行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した実開
昭63−178709号の手段では、わざわざ補助ゴト
クを製作する必要があること、補助ゴトクを嵌め込むた
めに天板やコンロの特別な設計、加工が必要となるこ
と、かつ掃除の手間も増えるという問題があった。これ
を避けるために、特開平8−256850号に開示され
た手段のように、本体ゴトクを低くすると燃焼時に鍋底
などを伝った炎が拡がりコンロ周囲の天板が焦げたり、
ステンレス製の天板の場合は裏打材が焦げたり炭化する
恐れがあった。また、大きな平底の鍋などを用いると鍋
の周囲から空気を取り入れるスペースが極めて少なくな
ることから、バーナーの炎へ十分な2次空気が供給でき
ず不完全燃焼を起こすという問題もあった。
【0005】更に、特開平8−215078号に提示さ
れている手段では、コンロ用の天板構造において隣接す
るキャビネットの側板との間をサイドガード等で覆う必
要がある。しかし、このサイドガードとキャビネット側
板との間を耐久性良く固着し、また隣接するキャビネッ
トの天板側端に連続して意匠性よく仕上げる手段は提示
されていない。すなわち、前縁の厚みに対応するサイド
ガードが示されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになしたもので、請求項1の要旨とするの
は、天板のガスコンロを掛け止める方形の開口の周縁に
低い段部を形成しガスコンロの汁受け皿部がほぼ天板と
同一又は低い位置となるようにし、天板には開口に向か
って間隔をあけて多数の突起を設け、ガスコンロのゴト
ク頂部と天板との段差を少なくし、かつ、ガスコンロの
バーナーへの2次空気を供給することができるようにし
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明の要旨とするのは、上記の
構成を前提に、ガスコンロ側及び天板左右端側を残して
多数の突起が天板前縁とほぼ平行をなすように形成した
ことを特徴とするものである。請求項3の発明の要旨と
するのは、同じく上記の構成を前提に、前面を除く天板
の三方にはバックガード及びサイドガードを立設し、一
方のサイドガードは低くすると共に取付片を折曲連設
し、隣接するキャビネットの側板上部を被覆し、また、
取付片により隣接する天板裏面に取り付けるようにした
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に即し
てこの発明の内容を説明する。図1はこの発明に係るコ
ンロ台1を流し台5乃至システムキッチンに隣接して取
り付け固定したものである。コンロ台1は別体にて構成
するもので、上面を開放したキャビネット11上に裏打
材12を有する天板2を被せるようにしてなるものであ
る。ガスコンロ3の本体31はその鍔31aを天板2の
開口21の周縁に掛け止めるようにしてなり、汁受け皿
部32上にゴトク33を乗せ、前面には魚焼機34及び
操作用の摘み35、35を設けるようにしてある。
【0009】天板2はステンレス鋼板からなるもので、
中央の方形の開口21の周縁を低い段部21aとなるよ
うにプレスにて段押し、この段部21aにガスコンロ3
の本体31の鍔31aを掛け止め、汁受け皿部32を乗
せる。ガスコンロ3の汁受け皿部32の上端は段部21
a内に納まるかあるいはほぼ同一の高さとなるようにす
る。換言すれば、ガスコンロ3の汁受け皿部32がほぼ
天板2と同一又は低い位置となるようにする。天板2の
開口21の左右には、開口21に向かって間隔をあけて
多数の突起22を設けてある。この突起22は型押しに
より形成される。突起22の間隔は、この突起22の上
にヤカン、鍋釜などを乗せても傾かない程度としてあ
り、かつガスコンロ3のゴトク33の頂部33aと天板
2の最高の高さ(突起22の頂部)との段差を少なくし
3mm程度とする。これにより、ヤカンや鍋釜などの調
理器具のゴトク33から天板2の左乃至右方向への移動
を安全かつ速やかになし得る。そして、平底の大きなフ
ライパン等をゴトク33に乗せた場合でも、天板2の突
起22間の谷間から2次空気が流入するため燃焼に支障
が生じない。すなわち、天板2の上下に突起22と低い
段部21aを形成しているので、天板2とゴトク33頂
部に関する高さの調整とガスコンロ3のバーナーへの2
次空気の供給が二つながら可能となるのである。
【0010】突起22を図示のように、ガスコンロ3側
及び天板2の左右端側を残すようにして天板2の前縁と
ほぼ平行をなすように形成すれば、突起22の谷間から
ガスコンロ3のバーナーへの空気の供給が容易になし得
ることになる。天板2の前面を除いた、背面にはバック
ガード23を、側面にはサイドガード24、25を設け
て調理作業時の吹きこぼれが床面に落ちることがないよ
うにする。バックバード23と側端となるサイドガード
24は同じ高さとし、隣接する流し台5の天板51のバ
ックガード51aと同じ高さとする。サイドガード25
は隣接する流し台5のキャビネット52の側板53上部
を被覆し、かつ、天板51裏面と繋げるもので他のガー
ド23、24より低いものとしてある。
【0011】このサイドガード25は隣接する流し台5
の天板51の側端面とほぼ面一となり、流し台5の側板
53上部を被覆するようになっている。図1の例では天
板51の側端にサイドキャップ51bを被せてあるので
サイドキャップ51bに合わせるようにする。また、こ
のサイドガード25の上端からは複数の取付片25a、
25aが折曲連設してあり、これを隣接する流し台5の
天板51裏面に直接乃至裏打材に当接させ、下側からビ
スなどでねじ込むことにより固着するようにしてある。
取付片25aを介して接着剤などで固着するようにして
もよい。
【0012】コンロ台1のキャビネット11と天板2
は、予めキャビネット11の上部に一片を固定したL型
金具6によりにキャビネット11内よりビスを天板2裏
面にねじ込むことにより一体とする。流し台5のキャビ
ネット53と天板51の連結も同様にL型金具6により
連結する。サイドガード25の前面側には切欠25bを
設けて流し台5のキャビネット52の天板51の前縁の
厚みの逃げとなり体裁よくなるようにしてあり、この切
欠25bにはアルミダイキャストや金属のキャップ4を
嵌め込んで取り扱いに際し怪我の発生を防ぐようにして
ある。
【0013】このような構成からなるコンロ台1の隣接
する流し台5のキャビネット52及び天板51との関係
での施工は次の通りである。まず、台所の所定の箇所に
コンロ台1のキャビネット11及び隣接する流し台5の
キャビネット52を並べて置く。次いでコンロ台1の天
板2をキャビネット11上に垂直に降ろし、同じく隣接
する流し台5のキャビネット52上に天板51を同じよ
うに降ろす。このとき、天板51の裏面に取付片25a
を挟み込むようにする。このような仮組みが行われた後
キャビネット11内からビスを取付片25aから流し台
5の天板51にねじ込み繋げるようにする。
【0014】コンロ台1の天板2とキャビネット11の
連結は、キャビネット11の上部に予め取り付けたL型
金具6を介してビスを天板2にねじ込むことにより一体
とする。流し台5のキャビネト52と天板51の固着
も、同様に、キャビネット52の上部に予め取り付けた
L型金具6を介してネジを天板51にねじ込むことによ
りなす(図5参照)。続いて、ドロップイン型のガスコ
ンロ3を天板2の開口21から落とし込ませ掛け止める
ようにして組み込み、汁受け皿部32及びゴトク33を
乗せるようにする。
【0015】これまでの実施の形態ではコンロ台1の天
板2の素材をステンレス鋼板によるものとしたが、これ
に限定されるものではなく、人工大理石、メラミン化粧
合板などとしてもよい。また、人工大理石上に鋼材を埋
め込み突起22を形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明ではゴトク頂部とコンロ台天板
を面一とすることによる不完全燃焼の危険を避けつつ、
ゴトク頂部とコンロ台天板の段差をなるべく小さくする
ことにより、鍋釜などの調理器具の天板の左乃至右方向
への移動を安全かつ速やかになし得るようにしたもので
ある。
【0017】特に請求項2の発明では、ガスコンロ側及
び天板左右端側を残して多数の突起が天板前縁とほぼ平
行をなすように形成したので、バーナーヘの2次空気の
供給が突起の谷間の天板から段部を経て確保されること
になるのである。
【0018】さらに、請求項3の発明では、前面を除く
天板面の三方にはバックガード及びサイドガードを立設
し、一方のサイドガードは低くして隣接する天板との間
を塞ぎ、かつこのサイドガードに天板裏面に固着する取
付片を形成したので接合が確実でしかも一体となり、意
匠性よく仕上げることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンロ台の斜視図である。
【図2】この発明に係るコンロ台の天板の斜視図(a)
及び一部拡大斜視図(b)である。
【図3】コンロ台の天板とガスコンロの取付状態の要部
断面図である。
【図4】コンロ台の天板の突起の断面図である。
【図5】この発明に係るコンロ台と流し台の施工状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンロ台 11 キャビネット 2 天板 21 開口 21a 段部 22 突起 3 ガスコンロ 31 本体 33 ゴトク 5 流し台 51 天板 51a バックガード 51b サイドキャップ 52 キャビネット 53 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 祐昭 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 ク リナップ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板のガスコンロを掛け止める方形の開
    口の周縁に低い段部を形成しガスコンロの汁受け皿部が
    ほぼ天板と同一又は低い位置となるようにし、天板には
    開口に向かって間隔をあけて多数の突起を設け、ガスコ
    ンロのゴトク頂部と天板との段差を少なくし、かつ、ガ
    スコンロのバーナーへの2次空気を供給することができ
    るようにしたことを特徴とするコンロ台。
  2. 【請求項2】 ガスコンロ側及び天板左右端側を残して
    多数の突起が天板前縁とほぼ平行をなすように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のコンロ台。
  3. 【請求項3】 前面を除く天板の三方にはバックガード
    及びサイドガードを立設し、一方のサイドガードは低く
    すると共に取付片を折曲連設し、隣接するキャビネット
    の側板上部を被覆し、また、取付片により隣接する天板
    裏面に取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のコンロ台。
JP8356634A 1996-12-27 1996-12-27 コンロ台 Pending JPH10179284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8356634A JPH10179284A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 コンロ台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8356634A JPH10179284A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 コンロ台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179284A true JPH10179284A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18450012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8356634A Pending JPH10179284A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 コンロ台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10179284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357328B1 (ko) * 2000-09-26 2002-10-18 주식회사 파세코 가스렌지가 결합된 식기세척기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357328B1 (ko) * 2000-09-26 2002-10-18 주식회사 파세코 가스렌지가 결합된 식기세척기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4126778A (en) Cooking-stove structure
JPH10179284A (ja) コンロ台
KR19980010448U (ko) 솥뚜껑용 고기구이판
JP3711050B2 (ja) ドロップインコンロ
JP3711051B2 (ja) コンロ
JPS6028265Y2 (ja) ガス燃焼器具に隣接配置された廚房家具の防熱構造
US20180317704A1 (en) Stovetop grill
KR200359184Y1 (ko) 구이기
JPH10205781A (ja) コンロ台
CN220001534U (zh) 一种可站立锅盖
JPS5829966Y2 (ja) 「ちゅう」房用家具の防熱継目板装置
JPH029303Y2 (ja)
JP2785109B2 (ja) 厨房家具
JP2518984Y2 (ja) ガスこんろ
JPS5829771Y2 (ja) テ−ブルコンロ
JPH0116965Y2 (ja)
JP3694561B2 (ja) 調理器用ガード固定装置
KR20040053051A (ko) 다용도 구이용불판
JPH0537131Y2 (ja)
KR200364471Y1 (ko) 다용도 취사용기 받침대
JPS6314251Y2 (ja)
JP3745110B2 (ja) ドロップインコンロ及びこれに用いる庇状ガード
JPS644010Y2 (ja)
JPH07190387A (ja) ゴトク
JP3035233U (ja) カセットコンロ用焼き肉グリル