JP2785109B2 - 厨房家具 - Google Patents

厨房家具

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JP2785109B2
JP2785109B2 JP6301680A JP30168094A JP2785109B2 JP 2785109 B2 JP2785109 B2 JP 2785109B2 JP 6301680 A JP6301680 A JP 6301680A JP 30168094 A JP30168094 A JP 30168094A JP 2785109 B2 JP2785109 B2 JP 2785109B2
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top plate
stove
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plate
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洋行 吉田
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SANUEEBU KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流し台キャビネ
ットと加熱器具キャビネットとが並設されて設置される
システムキッチン等の厨房家具に係り、特に、コンロ台
天板の成形性が大幅に簡略化され、かつ、流し台天板と
の段差を大きく形成することができる厨房家具に関す
る。
【0002】
【従来技術】コンロ台を流し台と並設して設置する場
合、従来では、図3乃至図5に示すように、平板状に形
成された流し台の天板1の一側方に、加熱機器の受け皿
2が取り付けられる開口部3を開設すると共に、上記天
板1の他側方には水槽4を取り付けるための開口部5を
開設し、上記開口部3には上記受け皿2を上方から落と
し込んで受け皿2の周縁部を開口部3の周縁部に係止さ
せ、また、上記水槽4は、天板1の下方から開口部5の
周縁部に溶接固定して構成したものがある。
【0003】しかしながら、加熱機器の受け皿2が天板
1とほぼ面一の高さに設定されている上記従来のシステ
ムキッチンにあっては、加熱機器に鍋等の調理器具を載
置したときに、鍋等の開口部が天板1よりも上に位置す
ることになるため、加熱調理時に調理器具を覗き込んだ
りするのが非常に面倒であり、また、調理器具を持ち上
げにくい、という問題を有していた。
【0004】このような問題を解決するためには、コン
ロ台の天板を流し台の天板よりもいちだん低く落とし込
むのが望ましく、このようなシステムキッチンとして
は、従来、例えば、図6乃至図8に示すものが公知であ
る。
【0005】このシステムキッチンは、水槽14が取り
付けられた流し台キャビネット10に隣接させてコンロ
台キャビネット16を設置し、このコンロ台キャビネッ
ト16のコンロ台天板17の高さを、上記流し台キャビ
ネット10の天板11の高さ位置よりも一段低く形成す
ることで、加熱調理時に調理器具を覗き込んだりするの
が非常に楽であり、また、調理器具の持ち上げが容易と
なるように構成されている。
【0006】ところで、上記天板の高さが異なる従来の
システムキッチンにあっては、美感を損ねないように段
差を形成するため、コンロ台天板17を、プレス加工等
で図7に示すように曲げ加工すると共に、段部18,1
8の手前側開口部にはサイドピース19,19を溶接固
定し、かつ、背面側にはバックガード20を溶接固定し
て形成しているのが現状である。
【0007】
【従来技術の課題】しかしながら、このような天板の高
さが異なる従来のシステムキッチンにあっては、コンロ
台天板17を曲げ加工し、かつ、サイドピース19,1
9やバックガード20を溶接固着して段落ちコンロ台天
板17を製造しなければならないため、加工が非常に難
しく、また、組み立て工程も非常に複雑であり、コスト
が嵩む、という問題を有していた。
【0008】また、上記コンロ台天板17を、使い勝手
が良好な段差を得るために、プレス絞り加工だけで製造
しようとすると、絞りが深くなるため、絞り形状等に多
くの制約が加わり、加工性が大幅に悪くなる、という問
題を有していた。
【0009】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、コンロ台天板
をプレス絞り加工することにより浅い段差を形成し、こ
の段差部に流し台側天板の端部に配設されたサイドキャ
ップを重ね合わせることで、コンロ台天板と流し台側天
板との段差を理想的な高さに形成することができ、製造
コストを大幅に低減することができると共に、浅い絞り
加工ですむため、形状等の制約が殆どなく加工が非常に
容易であり、また、防火安全性も高い厨房家具を提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、厨房家具を、金属板を浅く絞
り成形して、底板部と、該底板部の周辺から上方に立ち
上がり形成された段部と、からなるコンロ台天板を形成
する一方、流し台の天板のコンロ台側端部に、防火用の
サイドキャップを配設し、このサイドキャップをコンロ
台天板の一側段部上面に載置して構成したことを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す発明の実
施の一形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0012】図1には、この形態例に係るコンロ台21
が流し台キャビネット22の右端側に並設されている流
し台Kが示されている。
【0013】このコンロ台21は、コンロ台キャビネッ
ト28と、このコンロ台キャビネット28の上部に取り
付けられるコンロ台天板29と、から構成されており、
このコンロ台天板29は、一枚の金属板を浅くプレス絞
り加工して、加熱器具取付用の開口30が開設された底
板部31と、該底板部31の周辺から上方に立ち上がり
形成された段部32a,32b,32c,32dと、背
面側段部32dの背面側に一体に立ち上がり形成された
バックガード33と、から構成されている。
【0014】段部32a,32b,32c,32dは、
上記底板部31を囲繞するように形成されており、各断
面形状が略逆凹状に形成されている。勿論、上記段部3
2a,32b,32c,32dの各断面形状は、略逆凹
状に形成されている場合に限定されるものではなく、前
記天板34の端部34aが載置される平面部が形成され
る形状であれば構わない。
【0015】このように浅いプレス絞り加工によってコ
ンロ台天板29を形成することにより、従来の曲げ加工
および溶接によって段差を形成していた従来のコンロ台
天板の成形工程と比較して、成形工程が大幅に削減さ
れ、かつ、省力化されて生産性が大幅に向上される。
【0016】また、この形態例では、コンロ台天板29
の段部32a,32b,32c,32dが上記底板部3
1を囲繞するように形成されているため、加熱調理中の
煮こぼれ汁が床方向に流下することがなく、清掃が非常
に容易となり、さらに、誤ってやかん等を倒した場合で
も、前縁段部32aがブロックとなって、熱湯を調理者
側へと飛散するのを防止するため、安全性が高い、とい
う効果が得られる。
【0017】そして、上記コンロ台天板29の左側段部
32bに重ね合わされる流し台キャビネット22の天板
34の端部34aには、図2に示すように、防火用のサ
イドキャップ35が嵌装され、このサイドキャップ35
をコンロ台天板29の左側段部32bに重ね合わせるこ
とで、流し台キャビネット22の天板34の端部34a
をコンロ台天板29の方向に延長させることなくコンロ
台天板29と天板34とを連結することができるので、
特注品ではなく、従来の長さを有する天板であっても、
この発明を適用することができるため、製造コストを低
減することができる。
【0018】尚、上記バックガード33は、段部32c
と同じ幅寸法を有して構成されており、流し台キャビネ
ット22がコンロ台21の左右どちら側であっても並設
できるように構成されている。
【0019】また、この形態例では、上記段部32a,
32b,32c,32dにより囲繞された底板部31全
体を覆う大きさを有する五徳(図示せず)を、上記段部
32a,32b,32c,32dにより囲繞された凹部
に装着することで、重たい鍋等の調理器具を持ち上げる
ことなくスライドさせるだけで、上記調理器具を熱源か
ら遠ざけたり近づけたりすることができるので、調理作
業を迅速、かつ、容易に行なうことができて便利であ
る。
【0020】さらに、この形態例では、上記流し台キャ
ビネット22の天板34の端部34aをコンロ台天板2
9の左側段部32bに重ね合わせて理想的な段差を形成
することで、バーナーをコンロ台天板29の奥行側に配
置することができるので、調理者が直火から離れて調理
することができて安全であり、また、鍋等の内底を容易
に目視確認することができると共に、バーナーを奥行側
に配置することでレンジフードによる捕煙効果が向上
し、室内環境を良好な状態に保つことができる、という
効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る厨房家具は、以上説明し
たように、コンロ台天板をプレス絞り加工することによ
り浅い段差を形成し、この段差部に流し台側天板の端部
に配設されたサイドキャップを重ね合わせることで、コ
ンロ台天板と流し台側天板との段差を理想的な高さに形
成することができ、しかも、特注品ではなく、従来の長
さを有する天板を用いることができるため、製造コスト
を大幅に低減することができると共に、浅い絞り加工で
すむため、形状等の制約が殆どなく加工が非常に容易で
あり、また、防火安全性も高い等、幾多の優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るコンロ台が流
し台キャビネットの右側に並設された流し台の部分斜視
図である。
【図2】同コンロ台と流し台側天板の端部との重合状態
を示す断面図である。
【図3】平板状の天板に加熱機器が組み込まれた従来の
流し台の斜視図である。
【図4】同従来の流し台における天板部の分解断面図で
ある。
【図5】同従来の流し台における天板部の断面図であ
る。
【図6】コンロ台天板と流し台側天板とに段差を形成し
てなる従来の流し台の斜視図である。
【図7】同従来のコンロ台天板の分解斜視図である。
【図8】同従来のコンロ台天板と流し台側天板との接合
部の構成を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
21 コンロ台 22 流し台キャビネット 29 コンロ台天板 30 開口 31 底板部 32a,32b,32c,32d 段部 33 バックガード 34 流し台側天板 34a 流し台側天板の端部 35 サイドキャップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を浅く絞り成形して、底板部と、
    該底板部の周辺から上方に立ち上がり形成された段部
    と、からなるコンロ台天板を形成する一方、流し台の天
    板のコンロ台側端部に、防火用のサイドキャップを配設
    し、このサイドキャップをコンロ台天板の一側段部上面
    載置してなる厨房家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6083441U (ja) * 1983-11-15 1985-06-08 松下電工株式会社 調理台の構造

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