JP3035233U - カセットコンロ用焼き肉グリル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】カセットコンロに載置して使用する焼き肉専用
のグリルの提供。 【解決手段】カセットコンロの上に焼き肉用の陶板ある
いは鉄板１を着脱自在に嵌着したグリル。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

本考案はカセットコンロに使用する焼き肉専用のグリルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のカセットコンロは主に家庭内において卓上で鍋をかけて調理しながら使 用するもので、このため中央にバーナーが露出して、この周囲に汁受け皿があり 五徳が突出していて鍋をかけるのに安定して手軽に使用するもので鍋物用として 使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、カセットコンロが一般に広く普及されて来て、焼き肉料理などに使用 することが望まれ鉄板や焼き網をコンロの上に載せる場合がある。

【０００４】 この際に鉄板をコンロ上に覆うように載置すると、ガスが不完全燃焼となるか 、コンロの温度が上昇してボンベが爆発するような事故発生の原因となっている 。

【０００５】 また焼き網を使用する場合には焼き汁が落下してコンロを汚すばかりでなく、 焼く面積が小さいため焼き上り具合が均一に欠け不便を感じるという欠点があっ た。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、この焼き肉用としての要望にこたえるために考案したものであって 、上面中央に大きく開口部（２）を設け、この開口部（２）の周囲に多数の通気 孔（３）を設け、さらに下部に環状のコンロ載置部（６）を設けてなるもので、 この上面の開口部（２）に焼き肉用の陶板あるいは鉄板（１）を着脱自在に嵌合 させるものである。

【０００７】 したがって、この焼き肉用グリルＡは、図３に示すようにカセットコンロＢに かけて調理している場合でも通気孔（３）が多数設けてあるためガスの不完全燃 焼やコンロ自体が加熱されることがない。

【０００８】

【考案の実施の形態】

添付図面により本考案の実施の態様を説明すると、図１は本考案の焼き肉用グ リルＡの正面図を示し、図２は断面図を示している。また図３は本考案の焼き肉 用のグリルＡをカセットコンロＢにかけた実施例図である。

【０００９】

【実施例】

本考案の焼き肉用グリルＡは図１および図２に示すように上面の中央に大きく 開口部（２）を設け、この開口部（２）の周囲に多数の通気孔（３）が設けてあ る。この開口部（２）の形状については図示においては円形となって示されてい るが、これに限ることなく四角状でもよく、また通気孔（３）の数や位置につい ても図面に限定されることはない。 そして、この上面の開口部（２）に調理用の陶板あるいは鉄板（１）を着脱自在 に嵌合するものである。

【００１０】 またこのグリルＡの下部は高さを設けて環状の載置部（６）を設け、図３の実 施例図に示すようにカセットコンロＢの五徳（５）上に安定して載置できるよう に形成する。図中の符号（４）は点火ツマミ、Ｇはバーナーを示している。

【００１１】

【考案の効果】

したがって、この焼き肉用グリルＡを使用するときは、カセットコンロＢの全 面にグリルＡが載置されているとしても通気孔（３）が多数設けられているため コンロＢとグリルＡとの間に熱がこもることなくガスの不完全燃焼や器具の加熱 による事故の発生がなく簡単に焼き肉料理が楽しめる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 平面図

【図２】 断面図

【図３】 実施例図

【符号の説明】

（１）…陶板又は鉄板 （２）…開口部 （３）…通気孔 Ａ…焼き肉用グリル Ｂ…カセットコンロ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上面中央に大きく開口部（２）を設け、該
   開口部（２）の周囲に多数の通気孔（３）を設けてな
   り、下部に環状の載置部（６）を設け、前記開口部
   （２）に陶板あるいは鉄板（１）を着脱自在に嵌合した
   ことを特徴としたカセットコンロ用焼き肉グリル。