JP3804760B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコンパクトディスク等のディスクの記録及び/又は再生を行うディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクの記録及び/又は再生を行うディスク記録再生装置としては、ディスクをターンテーブルに手動あるいは着脱機構によって着脱するものが知られており、例えば、特開平10−269722号公報や特開平10−134462号公報などに記載されている。
【0003】
具体的には、ディスクをターンテーブルに手動で着脱するディスク記録再生装置として、利用者が、ディスクの中心孔の位置をターンテーブルの嵌合部の位置に合わせた後、ディスクを手動で強制的にターンテーブル側に押圧することによって、ディスクをターンテーブルに装着するとともに、ディスクを手動で強制的にターンテーブルから引き抜くことによって、ディスクをターンテーブルから分離するものが知られている。なお、このようなディスク記録再生装置においては、ディスク記録再生装置の利用者がディスクを手動で強制的にターンテーブル側に押圧すると、ターンテーブルの嵌合部に形成された複数の突起物が、ディスクの中心から遠ざかる方向に付勢しながらディスクの中心孔の内周部に係合することによって、ディスクを保持するようになっている。
【0004】
また、ディスクをターンテーブルに着脱機構によって着脱するディスク記録再生装置として、ターンテーブル上に設けられ、バネによって付勢された可動式の複数の突起物が、ディスクの中心から遠ざかる方向に付勢しながらディスクの中心孔の内周部に係合することによって、ディスクを保持するとともに、ディスクの中心孔の内周部に対する係合を解除することによって、ディスクを分離するものが知られている。
【0005】
以下、ディスクをターンテーブルに着脱機構によって着脱するディスク記録再生装置について、より詳細に説明する。
【0006】
図13及び図14において、ディスク記録再生装置900のディスク保持機構910のターンテーブル911にディスクが搭載される前、ディスク保持機構910の突起部材912の突起部912aは、ターンテーブル911の嵌合部911aの内部に収納されている。ここで、ディスク保持機構910は、ターンテーブル911と、ターンテーブル911上に搭載されたディスクの中心孔の内周部にディスクの中心から遠ざかる方向に付勢しながら係合することによって、ディスクを保持する突起部912aを有する複数の突起部材912と、突起部材912に設けられた円柱部912bに係合するカム溝部913aを有し、ターンテーブル911に形成された軸911bを支点としてターンテーブル911に回転可能に支持されたカム部材913と、突起部材912と同数設けられて、それぞれ突起部材912を付勢する複数のバネ914とから構成されている。
【0007】
ターンテーブル911にディスクが搭載されると、図15及び図16に示すように、ディスクの記録再生を実行するピックアップ920が、ターンテーブル911に搭載されたディスク(図示していない。)の中心に近づく方向、即ち、矢印900aの方向に移動し、端面920aで動力伝達レバー931と係合する。ピックアップ920は、動力伝達レバー931と係合した後も、矢印900aの方向に移動するので、ピックアップ920の動作力が伝達された動力伝達レバー931は、カム部材913を矢印900bの方向に回転させる。カム部材913が矢印900bの方向に回転すると、突起部材912に設けた円柱部912bが、カム部材913に溝幅が一定に設けられたカム溝部913aをガイドにして、カム部材913に対して摺動するので、突起部912aはディスクの中心から遠ざかる方向へ移動する。このとき、突起部材912が、バネ914によって、突起部912aがディスクの中心から遠ざかる方向に付勢されているので、突起部912aは、ディスクの中心から遠ざかる方向に付勢しながらディスクの中心孔の内周部に係合することによって、ディスクを保持することができる。
【0008】
ディスクの保持が解除される場合には、図13及び図14に示すように、ピックアップ920が、ターンテーブル911に搭載されたディスクの中心から遠ざかる方向、即ち、矢印900cの方向に移動し、係合部920bで動作切り替えレバー932と係合する。ピックアップ920は、動作切り替えレバー932と係合した後も、矢印900cの方向に移動するので、ピックアップ920の動作力が伝達された動作切り替えレバー932は、動力伝達レバー931を介してカム部材913を矢印900dの方向に回転させる。カム部材913が矢印900dの方向に回転すると、突起部材912に設けた円柱部912bがカム部材913のカム溝部913aをガイドにして摺動するので、突起部912aはディスクの中心に近づく方向へ移動し、再びターンテーブル911の嵌合部911aの内部に収納される。したがって、突起部912aによるディスクの保持が解除され、ディスクがターンテーブル911から分離可能な状態となる。
【0009】
なお、ディスクの記録再生状態においては、動作切り替えレバー932は動作切り替え機構(図示していない。)によってピックアップ920の係合部920bの移動経路から回避されるようになっているので、ピックアップ920が矢印900dの方向に移動したとしても、ディスクがターンテーブル911から分離可能な状態となることはない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスク記録再生装置900においては、ディスクを保持するための複数の突起部材912に対して、突起部材912と同数のバネ914を有しており、部品点数が増大するため、製造コストが高くなり、組立て作業が困難であるという問題があった。
【0011】
また、上記従来のディスク記録再生装置900においては、カム部材913に設けられたカム溝部913aの溝幅が一定であるため、カム溝部913aをガイドにして摺動された複数の突起部912aの何れかがディスクに接触した時点でカム部材913の回転が抑止され、その他の突起部912aがディスクに接触することができず、十分なディスクの保持力を確保することができないという問題があった。
【0012】
また、上記従来のディスク記録再生装置900においては、ピックアップ920を介して動力伝達レバー931を動作させるため、ディスク保持機構910の動作に必要な力を確保するためにピックアップ920の移動に対する動作トルクが増加し、ディスクの記録再生速度が遅くなるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、簡素な構成で部品点数の増加を招来するのを防止しつつ、必要となるディスクの保持力と、ピックアップに必要とされる動作の速度とを十分に確保することによって、精度の良い安定した記録再生動作を行うことができるディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のディスク記録再生装置は、突起部を有する複数の突起部材と、複数の前記突起部材に係合しながら回転することによって、回転中心と前記突起部との間の距離を変更するカム部材と、前記突起部を前記カム部材の回転中心から遠ざかる方向に付勢する付勢手段とを有するディスク保持機構を備え、前記ディスク保持機構は、前記突起部をディスクの中心孔の内周部に係合させることによって、前記ディスクを保持するようにしたディスク記録再生装置において、前記カム部材が、複数の前記突起部材に係合する複数のカム溝部を有するとともに、複数の前記カム溝部の溝幅を前記カム部材の回転中心と前記突起部との間の距離が大きくなるに従って広くした構成を有している。この構成により、本発明のディスク記録再生装置は、全ての突起部が均一且つ十分な付勢力でディスクの中心孔の内周部に係合することができるので、従来のディスク記録再生装置と比較して、十分なディスクの保持力を確保することができる。
【0015】
また、本発明のディスク記録再生装置は、前記ディスクの記録再生を行うピックアップと、前記ピックアップを駆動する駆動手段と、前記カム部材に係合しながら移動することによって、前記カム部材を回転させるカム回転レバーと、前記駆動手段の駆動力を前記カム回転レバーに伝達させるか否かを切り替える動力切り替え機構とを備えた構成を有している。この構成により、本発明のディスク記録再生装置は、ピックアップに必要とされる動作の速度を十分に確保することができ、精度の良い安定した記録再生動作を行うことができる。
【0016】
また、本発明のディスク記録再生装置は、ビデオレコーダに用いられる構成を有している。この構成により、本発明のディスク記録再生装置を備えたビデオレコーダは、必要となるディスクの保持力を十分に確保することによって、精度の良い安定した記録再生動作を行うことができるディスク記録再生装置を備えているので、耐振性及び耐衝撃性が高く、高アクセス、高転送レートを実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
【0020】
まず、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の構成について説明する。
【0021】
図1において、ディスク記録再生装置100は、ディスクを搭載するターンテーブル111を有してディスクを保持するディスク保持機構110と、ディスク保持機構110によって保持されたディスクの記録再生を行うピックアップ120と、ピックアップ120を駆動するための駆動手段としてのピックアップ駆動用モータ121と、回転動作をピックアップ120の移動方向に伝達するリードスクリュー122と、ピックアップ駆動用モータ121からリードスクリュー122に動力を伝達するギヤ列130とを備えている。
【0022】
また、ディスク記録再生装置100は、ディスク保持機構110に動力を伝達する動力伝達レバー140と、ディスクを保持する際、ターンテーブル111の回転を規制する付勢部材150と、これらの各構成を搭載するベース160と、ディスクの記録再生時以外の時にベース160をロックするロック手段170と、ターンテーブル111を駆動するためのターンテーブル駆動用モータ180(図2参照)と、ディスクの記録再生時に外部からの振動や衝撃を吸収するダンパー(図示していない。)とを備えている。
【0023】
ディスク保持機構110は、図3〜図5に示すように、ターンテーブル111と、ターンテーブル111上に搭載されたディスクの中心孔の内周部にディスクの中心から遠ざかる方向に付勢しながら係合することによって、ディスクを保持する突起部112aを有する複数の突起部材112と、突起部材112に設けられた円柱部112bに係合するカム溝部113aを有し、ターンテーブル111に形成された軸111aを支点としてターンテーブル111に回転可能に支持されたカム部材113と、突起部材112を付勢する付勢手段としての弾性部材114とから構成されている。ここで、突起部材112は、回転軸112cを中心に回転可能にターンテーブル111に保持されている。また、カム溝部113aは、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きいときに突起部材112の円柱部112bに係合する部分、即ち、ターンテーブル111の軸111aから離れた部分ほど溝幅が広くなっている。換言すると、カム溝部113aは、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きくなるに従って、溝幅が広くなっている。また、弾性部材114は、外周端部に突起部材112と同数の腕部114aが形成されており、腕部114aの先端には曲げ部114bが形成されている。曲げ部114bは、それぞれ突起部材112の端面と接触し、常に突起部112aをカム部材113の回転中心、即ち、ターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向へ付勢している。
【0024】
また、ギヤ列130は、図1及び図6に示すように、ピックアップ駆動用モータ121に取り付けられたギヤ131と、ギヤ131に接続するギヤ132と、ギヤ132に接続し、ピックアップ駆動用モータ121の駆動力をディスク保持機構110に伝達するか否かを切り替える切り替えギヤ133と、切り替えギヤ133に接続するギヤ134及びギヤ135とから構成されている。
【0025】
なお、動力伝達レバー140は、カム部材113に係合しながら移動することによって、カム部材113を回転させるカム回転レバーを構成しており、切り替えギヤ133は、ピックアップ駆動用モータ121の駆動力を動力伝達レバー140に伝達させるか否かを切り替える動力切り替え機構を構成している。
【0026】
次に、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0027】
ターンテーブル111にディスクが搭載される前、ピックアップ120は図1に示す位置に待機しているとともに、ベース160がロック手段170によってロックされ、ダンパーの機能は不能となっている。また、ギヤ列130内の切り替えギヤ133は、ロック手段170の先端部170aによって、動力伝達レバー140の動力入力部141に設けられた入力ラック141aとギヤ134を介して接続するように位置規制されている。切り替えギヤ133がギヤ134を介して入力ラック141aと接続するように位置規制されていると、ピックアップ駆動用モータ121の駆動力が、ギヤ131、ギヤ132、切り替えギヤ133、ギヤ134を介して動力伝達レバー140に伝達されるので、動力伝達レバー140は図1に示すように位置規制されている。動力伝達レバー140が図1に示すように位置規制されている場合、図2に示すように付勢部材150のターンテーブル回転規制部150aがターンテーブル111の凹部111bに係合してターンテーブル111の回転を規制するとともに、図1に示すように動力伝達レバー140の動力出力部142に設けられた出力ラック142aがカム部材113を矢印100aの方向に回転して保持する。したがって、図3に示すように、突起部材112の円柱部112bは、カム部材113のカム溝部113aに沿ってターンテーブル111の軸111aに近づく方向に引き寄せられており、突起部112aは、ターンテーブル111の嵌合部111cの内部に収納されている。
【0028】
ディスク記録再生装置100が図1に示す状態であるとき、ターンテーブル111にディスクが搭載されると、図示していない感知手段によって、ディスクがターンテーブル111上に搭載されたことが感知され、ピックアップ駆動用モータ121が、ギヤ131、ギヤ132、切り替えギヤ133、ギヤ134を介して、動力伝達レバー140を矢印100bの方向へ移動させるように回転する。
【0029】
動力伝達レバー140が矢印100bの方向へ移動し、ディスク記録再生装置100が図7に示す状態になるとき、動力伝達レバー140の動力出力部142に設けられた出力ラック142aがカム部材113を矢印100cの方向に回転させる。したがって、図8に示すように、突起部材112の円柱部112bがカム部材113のカム溝部113aに沿ってターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に移動させられ、突起部材112の突起部112aが、ターンテーブル111の嵌合部111cから外部に突出する。
【0030】
そして、突起部材112は、弾性部材114に形成された突起部材112と同数の曲げ部114bに、突起部112aがターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に付勢されているので、ディスクの中心孔の内周部に係合し、ディスクをターンテーブル111に保持することができる。ここで、カム溝部113aは、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きくなるに従って溝幅が広くなっているので、突起部112aがターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に移動する際、複数の突起部112aの何れかが先にディスクと係合したとしても、カム部材113は回転動作を継続することができる。したがって、ディスク記録再生装置100においては、全ての突起部112aがディスクと係合することが可能である。
【0031】
また、ディスク記録再生装置100が図7に示す状態になると、動力伝達レバー140の凸部140aによって付勢部材150のターンテーブル回転規制部150a(図2参照)がターンテーブル111の凹部111b(図2参照)との係合を解除する方向に押圧され、ターンテーブル111の回転に対する規制が解除される。更に、ベース160をロックしていたロック手段170の移動に伴い、切り替えギヤ133は、ギヤ付勢バネ139によって動力伝達レバー140との係合が解除される位置(図7参照)へ移動する。これによって、ピックアップ駆動用モータ121から伝達される動力は、ギヤ131、ギヤ132、切り替えギヤ133、及び、ギヤ135(図6参照)を介してピックアップ120のみに伝達されるとともに、ベース160のロックが解除され、ダンパーの機能が回復されてディスクの記録再生が可能となる。
【0032】
ディスクの保持を解除する際には、再びロック手段170が矢印100dの方向に移動してベース160をロックすることによって、ディスク保持機構110は図1に示す状態に戻る。
【0033】
このように本実施の形態では、弾性部材114を一部品で構成しているため、部品点数を増加させることなく、簡素な構成で組立て作業も容易となる。また、カム部材113のカム溝部113aが、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きくなるに従って溝幅が広くなっているので、全ての突起部112aがディスクと係合することができ、必要となるディスクの保持力を十分に確保することができる。さらに、切り替えギヤ133を用いることによって、ピックアップ120を駆動するピックアップ駆動用モータ121の駆動力で、ターンテーブル111上のディスクの保持、記録再生及び解除を行うことができるので、ピックアップ120に必要とされる動作の速度を確保することができ、精度の良い安定した記録再生を行うことができる。
(第2の実施の形態)
【0034】
まず、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の構成について説明する。なお、第1の実施の形態に係るディスク記録再生装置の構成とほぼ同様な構成については、第1の実施の形態において使用した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】
図9及び図10において、ディスク記録再生装置200は、ディスク保持機構110に動力を伝達する動力伝達レバー240と、回転軸291aを中心に回動可能にベース160に支持されるとともに、端部291bで動力伝達レバー240に回動可能に係合し、端部291cでバネ292によって付勢される回動レバー291と、回動レバー291の端部291dと係合し回転軸293aを中心に回動可能に支持された切り替えレバー293とを備えている。
【0036】
なお、動力伝達レバー240は、カム部材113に係合しながら移動することによって、カム部材113を回転させるカム回転レバーを構成しており、バネ292は、回動レバー291に付勢力を与えて回動レバー291を一方向に回動させる付勢回動手段を構成している。
【0037】
次に、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0038】
ターンテーブル111にディスクが搭載される前、ピックアップ120は図9に示す位置に待機しているとともに、切り替えレバー293が、ディスクのディスク記録再生装置200への挿排を行うローディング機構、ディスクをターンテーブル111へ移動及び載置を行うガイド機構、その他ディスク記録再生装置200の構成部品を一連の動作で駆動するモータ(いずれも図示せず)によって駆動されて位置規制されている。切り替えレバー293が図9に示すように位置規制されていると、動力伝達レバー240も、回動レバー291を介して図9に示すように位置規制される。動力伝達レバー240が図9に示すように位置規制されると、図2に示すように付勢部材150のターンテーブル回転規制部150aがターンテーブル111の凹部111bに係合してターンテーブル111の回転を規制するとともに、図9に示すように動力伝達レバー240の動力出力部242に設けられた出力ラック242aがカム部材113を矢印200aの方向に回転して保持する。したがって、図3に示すように、突起部材112の円柱部112bがカム部材113のカム溝部113aに沿ってターンテーブル111の軸111aに近づく方向に引き寄せられ、突起部112aは、ターンテーブル111の嵌合部111cの内部に収納される。
【0039】
ディスク記録再生装置200が図9に示す状態であるとき、ターンテーブル111にディスクが搭載されると、図示していない感知手段によって、ディスクがターンテーブル111上に搭載されたことが感知され、回動レバー291の回転を規制していた切り替えレバー293が、規制を解除する方向に回転する。すると、回動レバー291は、バネ292によって動力伝達レバー240を矢印200bの方向へ移動させるように回転する。
【0040】
動力伝達レバー240が矢印200bの方向へ移動し、ディスク記録再生装置100が図11に示す状態になるとき、動力伝達レバー240の動力出力部242に設けられた出力ラック242aがカム部材113を矢印200cの方向に回転させる。したがって、図8に示すように、突起部材112の円柱部112bがカム部材113のカム溝部113aに沿ってターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に移動させられ、突起部材112の突起部112aが、ターンテーブル111の嵌合部111cから外部に突出する。
【0041】
そして、突起部材112は、弾性部材114に形成された突起部材112と同数の曲げ部114bに、突起部112aがターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に付勢されているので、ディスクの中心孔の内周部に係合し、ディスクをターンテーブル111に保持することができる。ここで、カム溝部113aは、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きくなるに従って溝幅が広くなっているので、突起部112aがターンテーブル111の軸111aから遠ざかる方向に移動する際、複数の突起部112aの何れかが先にディスクと係合したとしても、カム部材113は回転動作を継続することができる。したがって、ディスク記録再生装置200においては、全ての突起部112aがディスクと係合することが可能である。
【0042】
また、ディスク記録再生装置200が図11に示す状態になると、動力伝達レバー240の凸部240aによって付勢部材150のターンテーブル回転規制部150a(図2参照)がターンテーブル111の凹部111b(図2参照)との係合を解除する方向に押圧され、ターンテーブル111の回転に対する規制が解除される。
【0043】
ディスクの保持を解除する際には、再び切り替えレバー293が矢印200dの方向に回動することによって、ディスク保持機構210は図9に示す状態に戻る。
【0044】
このように本実施の形態では、弾性部材114を一部品で構成しているため、部品点数を増加させることなく、簡素な構成で組立て作業も容易となる。また、カム部材113のカム溝部113aが、カム部材113の回転中心と突起部112aとの間の距離が大きくなるに従って溝幅が広くなっているので、全ての突起部112aがディスクと係合することができ、必要となるディスクの保持力を十分に確保することができる。さらに、切り替えレバー293による動作力を回動レバー291を介して動力伝達レバー240に伝達し、ターンテーブル111上のディスクの保持、記録再生及び解除を行うことができるので、ピックアップ120に必要とされる動作の速度を確保することができ、精度の良い安定した記録再生を行うことができる。
【0045】
なお、第1の実施の形態に係るディスク記録再生装置100や、第2の実施の形態に係るディスク記録再生装置200は、図12に示すようなビデオレコーダ300に用いられても良い。
【0046】
図12において、ビデオレコーダ300の筺体310にはディスク記録再生装置100又はディスク記録再生装置200が一体又は脱着自在に設けられている。また、筺体310にはディスクの挿排口320及び表示パネル330が設けられている。また、筺体310でディスク記録再生装置100(200)の周辺には本体部に電源を供給する電源ユニット340、電源基板350、その他各種信号処理を構成する回路基板360が組み込まれており、筺体310の後部位置には冷却用ファン370が設置されている。
【0047】
ビデオレコーダ300は、簡素な構成で部品点数が増加されることなく、必要となるディスクの保持力を十分に確保し、且つピックアップに必要とされる動作の速度を確保し精度の良い安定した再生書き込み動作を行うことのできるディスク記録再生装置100(200)を内蔵しているので、安価でかつ耐振性および耐衝撃性が高く、高アクセス、高転送レートを実現することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カム部材の回転中心と突起部との間の距離が大きくなるに従って溝幅が広くなっているので、全ての突起部がディスクと係合することができ、必要となるディスクの保持力を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスク保持前の状態での概略平面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】(a)図1に示すディスク記録再生装置のディスク保持機構のディスク保持前の状態での平面図
(b)図3(a)のB−B断面矢視図
【図4】図3に示すディスク保持機構のカム部材及び突起部材の平面図
【図5】図3に示すディスク保持機構の弾性部材の斜視図
【図6】図1のC矢視図
【図7】図1に示すディスク記録再生装置のディスク保持後の状態での概略平面図
【図8】(a)図1に示すディスク記録再生装置のディスク保持機構のディスク保持後の状態での平面図
(b)図8(a)のD−D断面矢視図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスク保持前の状態での概略平面図
【図10】図9のE矢視図
【図11】図9に示すディスク記録再生装置のディスク保持後の状態での概略平面図
【図12】図1又は図9に示すディスク記録再生装置を備えたビデオレコーダの斜視図
【図13】(a)従来のディスク記録再生装置のディスク保持前の状態での概略平面図
(b)図13(a)に示すディスク記録再生装置のディスク保持前の状態での概略側面図
【図14】(a)図13に示すディスク記録再生装置のディスク保持機構のディスク保持前の状態での平面図
(b)図14(a)のF−F断面矢視図
【図15】(a)図13(a)に示すディスク記録再生装置のディスク保持後の状態での概略平面図
(b)図13(a)に示すディスク記録再生装置のディスク保持後の状態での概略側面図
【図16】(a)図13に示すディスク記録再生装置のディスク保持機構のディスク保持後の状態での平面図
(b)図16(a)のG−G断面矢視図
【符号の説明】
112a 突起部
112 突起部材
113 カム部材
114 弾性部材(付勢手段)
110 ディスク保持機構
100 ディスク記録再生装置
113a カム溝部
120 ピックアップ
121 ピックアップ駆動用モータ(駆動手段)
140 動力伝達レバー(カム回転レバー)
133 切り替えギヤ(動力切り替え機構)
240 動力伝達レバー(カム回転レバー)
291 回動レバー
292 バネ(付勢回動手段)
200 ディスク記録再生装置
300 ビデオレコーダ

Claims (3)

  1. 突起部を有する複数の突起部材と、複数の前記突起部材に係合しながら回転することによって、回転中心と前記突起部との間の距離を変更するカム部材と、前記突起部を前記カム部材の回転中心から遠ざかる方向に付勢する付勢手段とを有するディスク保持機構を備え、前記ディスク保持機構は、前記突起部をディスクの中心孔の内周部に係合させることによって、前記ディスクを保持するようにしたディスク記録再生装置において、
    前記カム部材が、複数の前記突起部材に係合する複数のカム溝部を有するとともに、複数の前記カム溝部の溝幅を前記カム部材の回転中心と前記突起部との間の距離が大きくなるに従って広くしたことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 前記ディスクの記録再生を行うピックアップと、前記ピックアップを駆動する駆動手段と、前記カム部材に係合しながら移動することによって、前記カム部材を回転させるカム回転レバーと、前記駆動手段の駆動力を前記カム回転レバーに伝達させるか否かを切り替える動力切り替え機構とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のディスク記録再生装置。
  3. ビデオレコーダに用いられることを特徴とする請求項1に記載のディスク記録再生装置。
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