JP3804533B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の商品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、一般的な自動販売機を示したもので、特に、缶入り飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を販売するための自動販売機を例示している。図からも明らかなように、この自動販売機には、収容庫1の内部に商品収納装置10が設けてある。商品収納装置10は、収容庫1の内部に複数種の商品を個別に収納しておくためのもので、商品通路11およびトップトレイ12を備えている。
【0003】
商品通路11は、一対の側板13の間に適宜セグメント14を設けることによって構成したものである。各商品通路11は、上下方向に沿って蛇行状に延設されており、個々の上端部が商品の投入口となっている一方、個々の下端部が商品の払出口となっている。通常の自動販売機では、収容庫1の奥行き方向(図8において左右方向)に沿って商品通路11が複数列、図に示した例では5列設けてある。
【0004】
トップトレイ12は、収容庫1の上端部においてその手前側(図8において左方)から奥方側(図8において右方)に向けて漸次低くなる態様で傾斜配置された板状部材である。各トップトレイ12の奥方側端部は、対応する商品通路11の投入口において終端している。
【0005】
また、上記商品収納装置10には、各商品通路11の下端部において一対の側板13の間に位置する部位にそれぞれ商品搬出手段15および通路幅調整板16を設けてある。商品搬出手段15は、複数のペダル15a,15bを適宜動作させることにより、商品通路11に収納された商品を1個ずつ払出口から払い出すためのものである。通路幅調整板16は、商品搬出手段15との間に商品搬出通路17を画成するべく該商品搬出手段15に対向配置されたもので、商品通路11に収納された商品の外径寸法に応じて適宜調整することが可能である。
【0006】
図9および図10は、こうした通路幅調整板16の具体的な配置態様を示したものである。通路幅調整板16は、矩形のプレート状を成し、その両側縁部にそれぞれ上下一対の突起16a,16bを有したもので、これらの突起16a,16bをそれぞれ側板13の上部案内溝18および下部案内溝19に係合させることによって該側板13の間に配設してある。
【0007】
上部案内溝18は、上部離隔規定部18a、上部近接規定部18bおよび上部傾斜案内部18cを有して構成されている。上部離隔規定部18aは、商品搬出手段15から離隔した位置において上下方向に延在する部分である。上部近接規定部18bは、商品搬出手段15に近接し、かつ上部離隔規定部18aよりも下方となる位置において上下方向に延在する部分である。上部傾斜案内部18cは、上部離隔規定部18aの下端部と上部近接規定部18bの上端部との間を互いに連結するように延在した傾斜部分である。
【0008】
下部案内溝19は、下部離隔規定部19a、下部近接規定部19bおよび下部傾斜案内部19cを有して構成されている。下部離隔規定部19aは、商品搬出手段15から離隔した位置において商品搬出手段15に向けて漸次上方に延在する傾斜部分である。下部近接規定部19bは、商品搬出手段15に近接し、かつ下部離隔規定部19aよりも下方となる位置において商品搬出手段15に向けて漸次上方に延在する傾斜部分である。下部傾斜案内部19cは、下部離隔規定部19aの上端部と下部近接規定部19bの上端部との間を互いに連結するように延在した傾斜部分である。
【0009】
上記のように配置された通路幅調整板16においては、図9に示すように、上方の突起16aを上部離隔規定部18aの下端部に占位させるとともに、下方の突起16bを下部離隔規定部19aの下端部に占位させた場合、商品搬出手段15との間隔を大きく確保した離隔位置に配置されることになり、該商品搬出手段15の作動によって比較的太径の商品を確実に搬出することが可能になる。
【0010】
一方、図10に示すように、上方の突起16aを上部近接規定部18bの下端部に占位させるとともに、下方の突起16bを下部近接規定部19bの下端部に占位させた場合には、商品搬出手段15との間隔を狭めた近接位置に配置されるようになり、該商品搬出手段15の作動によって比較的細径の商品を確実に搬出することが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通路幅調整板16を図9に示した離隔位置と、図10に示した近接位置との間においてに移動させる場合には、通常、収容庫1の前面を開放した後、作業者がシュータ2との隙間から手を差し入れてその操作を行うようにしている。
【0012】
例えば、通路幅調整板16を離隔位置から近接位置に移動させる場合には、まず、図9に示す状態から、通路幅調整板16を側板13に対して上動させながらその下端部を商品搬出手段15に近接する方向に揺動させ、下方の突起16bを下部離隔規定部19aと下部傾斜案内部19cとの連結部分に到達させる。
【0013】
次いで、下方の突起16bを下部傾斜案内部19cと下部近接規定部19bとの連結部分に向けて移動させながら通路幅調整板16の下端部をさらに商品搬出手段15に近接する方向に揺動させる。
【0014】
最後に、通路幅調整板16を側板13に対して下動させながら下方の突起16bを下部近接規定部19bの下端部に位置させるとともに、上部傾斜案内部18cを経て上方の突起16aを上部近接規定部18bの下端部に位置させれば、図10に示す状態となる。
【0015】
ここで、上述した自動販売機の商品収納装置10にあっては、通路幅調整板16の下端部を商品搬出手段15に向けて近接移動させる際、その揺動中心となる上方の突起16aが常に上部近接規定部18bの内部に位置したままとなる。つまり、通路幅調整板16の下端部を揺動操作する場合には、その上端部の位置を変更する必要がない。従って、シュータ2との隙間から手を差し入れて通路幅調整板16の下端部のみを把持した場合であっても、上述した操作を容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
【0016】
しかしながら、上方の突起16aが上部離隔規定部18aの内部において揺動中心となると、通路幅調整板16の下端部を商品搬出手段15に最も近接した位置まで揺動させた場合、つまり、図11に示すように、下方の突起16bが下部傾斜案内部19cと下部近接規定部19bとの連結部に至った場合、通路幅調整板16の上端部が外方側に向けて大きく突出することになる。具体的には、通路幅調整板16を離隔位置に配置した状態よりもその上端部が外方に突出するようになる(図11中の符号d)。従って、商品通路11を構成する場合には、この通路幅調整板16の上端部が突出できるだけのスペースを確保しなければならないことになり、設置スペースの点で不利となる。特に、収容庫1の奥行き方向に沿って商品通路11を複数列設ける場合には、上述したスペースを商品通路11毎に確保しなければならないため、設置スペースの問題が一層顕著となり、自動販売機の薄型化を妨げる要因となる。
【0017】
本発明は、上記実情に鑑みて、通路幅調整板の移動操作性を損なうことなく、省スペース化を図ることのできる自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動販売機の商品収納装置は、一対の側板の間に商品搬出手段および通路幅調整板を配設することにより、これら商品搬出手段および通路幅調整板の間に商品搬出通路を画成するとともに、前記一対の側板と前記通路幅調整板との間に相互に係合する少なくとも上下一対の突起および案内溝から成る案内機構を構成し、前記通路幅調整板を前記側板に対して上動させた場合に上方の突起を中心として該通路幅調整板の下端部を前記商品搬出手段に対して近接離反する方向に揺動可能となり、かつ前記通路幅調整板の下端部を一方側へ揺動させた後に下動させることによって該通路幅調整板を前記商品搬出手段に近接させた近接位置に配置させる一方、前記通路幅調整板の下端部を他方側へ揺動させた後に下動させることによって該通路幅調整板を前記商品搬出手段から離隔した離隔位置に配置させるようにした自動販売機の商品収納装置において、前記離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段に近接移動させるように前記案内機構を構成し、さらに、側板に設けた誤設定防止用案内溝と、これに係合する通路幅調整板の誤設定防止用突起とから成り、前記通路幅調整板を上動させた状態において下端部を近接位置に向けて下動させた場合に相互に当接して通路幅調整板の上端部が離隔位置へ向けて下動するのを阻止するとともに、前記通路幅調整板を上動させた状態において下端部を離隔位置に向けて下動させた場合に相互に当接して通路幅調整板の上端部が近接位置へ向けて下動するのを阻止する誤設定防止機構を設けたことを特徴とする(請求項1)。
【0019】
前記案内機構は、前記離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段に近接移動させるとともに、前記近接位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段から離隔移動させるように構成することが好ましい(請求項2)。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の商品収納装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明に係る自動販売機の商品収納装置を示したものである。ここで例示する商品収納装置は、缶入り飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を冷却、もしくは加熱した状態で販売する自動販売機に適用されるもので、商品通路20を備えて構成してある。商品通路20は、図8に示したものと同様に、一対の側板21(図1においては一方のみを示す)の間に、湾曲形状の鋼板からなるセグメント22を連設することによって構成したもので、上下方向に沿って蛇行状に延設してある。図には明示していないが、商品通路20の上下両端部は、それぞれ開放しており、上端部が商品の投入口となる一方、下端部が商品の払出口となる。また、収容庫の内部に、その奥行き方向に沿って商品通路20を複数列設けてあるのも、図8に示したものと同様である。
【0023】
上記商品通路20には、それぞれの下端部に商品搬出通路23を設けてある。商品搬出通路23は、一対の側板21の間に互いに対向する態様で商品搬出手段30および通路幅調整板40を配設することにより、これらの相互間に画成されたものである。
【0024】
商品搬出手段30は、ケーシング31に上方ペダル32および下方ペダル33を設けて構成したものである。ケーシング31は、最下方に位置するセグメント22の下端部から鉛直下方に沿って延設したものであり、商品搬出通路23を画成する一方の要素となる。上方ペダル32および下方ペダル33は、それぞれケーシング31において通路幅調整板40に対向する部位から当該通路幅調整板40に向けて出没可能に配設したもので、図示していないコントローラから購入信号が与えられた場合に、適宜出没動作するように構成してある。
【0025】
通路幅調整板40は、矩形の平板状を成すもので、商品搬出通路23を画成する他方の要素となる。この通路幅調整板40は、その両側縁部にそれぞれ上方突起41、下方突起42および誤設定防止用突起43を有しており、これらの突起41,42,43を側板21に形成した上部案内溝51、下部案内溝52および誤設定防止用案内溝53に係合させることによって該側板21の間に配設してある。
【0026】
上部案内溝51は、図3に示すように、上部離隔規定部51a、上部近接規定部51b、揺動時収容部51c、上部離隔側傾斜案内部51dおよび上部近接側傾斜案内部51eを有して構成してある。上部離隔規定部51aは、商品搬出手段30から離隔した位置において上下方向に延在する部分である。上部近接規定部51bは、商品搬出手段30に近接し、かつ上部離隔規定部51aよりも下方となる位置において上下方向に延在する部分である。揺動時収容部51cは、これら上部離隔規定部51aおよび上部近接規定部51bの間に位置し、かつ上部離隔規定部51aよりも上方となる位置において上下方向に延在する部分である。上部離隔側傾斜案内部51dは、上部離隔規定部51aの上端部と揺動時収容部51cの下端部との間を互いに連結するように延在した傾斜部分である。上部近接側傾斜案内部51eは、上部近接規定部51bの上端部と揺動時収容部51cの下端部との間を互いに連結するように延在した傾斜部分である。
【0027】
下部案内溝52は、下部離隔規定部52a、下部近接規定部52bおよび下部連絡案内部52cを有して構成してある。下部離隔規定部52aは、商品搬出手段30から離隔した位置において、具体的には上部離隔規定部51aの下方域において、上下方向に延在する部分である。下部近接規定部52bは、商品搬出手段30に近接し、かつ下部離隔規定部52aよりも下方となる位置において商品搬出手段30に向けて漸次上方に延在する傾斜部分である。この下部離隔規定部52aの下端部は、上部近接規定部51bの下方域に位置している。下部連絡案内部52cは、下部離隔規定部52aの上端部と下部近接規定部52bの上端部との間を連結する部分である。より詳細には、下部離隔規定部52aの上端部から商品搬出手段30に向けて漸次上方に傾斜した揺動部分52c1と、下方に向けて商品搬出手段30から離隔するように湾曲して下部近接規定部52bの上端部に至る湾曲部分52c2とを有して形成してある。
【0028】
誤設定防止用案内溝53は、離隔時収容部53a、近接時収容部53b、離隔側規制部53cおよび近接側規制部53dを有して構成してある。離隔時収容部53aは、上部離隔規定部51aの下方域において上下方向に延在する部分である。近接時収容部53bは、上部近接規定部51bの下方域で、かつ離隔時収容部53aよりも下方となる位置において上下方向に延在する部分である。図からも明らかなように、この近接時収容部53b分の上端部は、商品搬出手段30に向けてわずかに上方に傾斜した後、上下方向に向けて延在している。離隔側規制部53cは、離隔時収容部53aの上端部から商品搬出手段30に向けて漸次上方に延在する傾斜部分である。より詳細には、離隔側規制部53cは、互いに傾斜角度の異なる第1部分53c1と第2部分53c2とを有している。第1部分53c1は、離隔時収容部53aの上端部から延在する部分であり、水平方向に対する傾斜角度が第2部分53c2よりも大きくなるように形成してある。近接側規制部53dは、近接時収容部53bの上端部と離隔側規制部53cの上端部との間を連絡する部分であり、商品搬出手段30から離隔するに従って上方に傾斜延在している。
【0029】
これら上部案内溝51、下部案内溝52および誤設定防止用案内溝53にそれぞれ上方突起41、下方突起42および誤設定防止用突起43を係合させることによって配置された通路幅調整板40は、図1に示すように、上方突起41を上部案内溝51における上部離隔規定部51aの下端部に占位させるとともに、下方突起42を下部案内溝52における下部離隔規定部52aの下端部に占位させた場合、商品搬出手段30のケーシング31との間隔を大きく確保した離隔位置において当該ケーシング31に平行に配置されることになる。従って、商品搬出手段30の上方ペダル32および下方ペダル33をケーシング31に対して適宜出没移動させれば、比較的太径の商品を確実に1個ずつ搬出することが可能になる。なお、通路幅調整板40を上述した離隔位置に配置した状態においては、誤設定防止用突起43が誤設定防止用案内溝53において離隔時収容部53aに占位した状態にあり、上方突起41の占位位置、並びに下方突起42の占位位置に何等影響を与えることはない。
【0030】
一方、上述した商品収納装置の商品通路20に比較的細径の商品を収納させる場合には、例えば収容庫の前面を開放した後、作業者がシュータとの隙間から手を差し入れて通路幅調整板40の配置位置を変更すればよい。
【0031】
以下、図4〜図7を参照しながら、離隔位置に配置した通路幅調整板40を近接位置に配置する場合の操作について詳述する。
【0032】
まず、図4に示すように、離隔位置に配置した通路幅調整板40を側板21に対して上動させ、下方突起42を下部離隔規定部52aと下部連絡案内部52cとの連結部分に到達させる。
【0033】
このとき、通路幅調整板40の上方突起41は、該通路幅調整板40の上動に伴って上部離隔規定部51aを上動した後、上部離隔側傾斜案内部51dの傾斜作用によって商品搬出手段30に近接する方向に案内され、やがて、揺動時収容部51cに達するようになる。また、通路幅調整板40の誤設定防止用突起43は、該通路幅調整板40の上動に伴って離隔時収容部53aを上動した後、離隔側規制部53cの第1部分53c1に到達している。
【0034】
この状態においては、下方突起42を中心に通路幅調整板40の上端部を商品搬出手段30に近接させる方向に揺動させようとした場合、誤設定防止用突起43が離隔側規制部53cの第1部分53c1に当接し、これが阻止されることになる。また、通路幅調整板40をそのまま下動させた場合には、誤設定防止用突起43が離隔側規制部53cの第1部分53c1の傾斜面に沿って離隔時収容部53a側へ案内されるため、これに伴って上方突起41が上部離隔規定部51aに至ることになり、上部近接規定部51bに至ることがない。つまり、誤設定防止用突起43と誤設定防止用案内溝53との協働により、下方突起42が下部離隔規定部52aにある場合には、上方突起41が上部近接規定部51bに誤設定される事態が確実に防止されることになる。
【0035】
次いで、図5に示すように、通路幅調整板40の下端部を商品搬出手段30に近接する方向に揺動させ、下方突起42を下部連絡案内部52cの揺動部分52c1に沿って案内させる。このとき、下方突起42が下部連絡案内部52cの揺動部分52c1に当接しているため、上部案内溝51の揺動時収容部51cに占位した状態のままとなり、当該揺動時収容部51cに占位した上方突起41を中心として通路幅調整板40の下端部が揺動することになる。なお、通路幅調整板40の誤設定防止用突起43は、離隔側規制部53cの第2部分53c2に沿って案内されるようになり、通路幅調整板40の下端部が商品搬出手段30に向けて揺動する動作に何等影響を与えない。
【0036】
図5に示した状態から、通路幅調整板40の揺動が進行すると、やがて図6に示すように、下方突起42が下部連絡案内部52cの湾曲部分52c2に至るようになる。このとき、通路幅調整板40の誤設定防止用突起43は、誤設定防止用案内溝53の近接側規制部53dに達し、その下動が許容されることになる。従って、下方突起42が下部連絡案内部52cの湾曲部分52c2に沿って下動することにより、通路幅調整板40の下動が開始され、上方突起41が揺動時収容部51cと上部近接側傾斜案内部51eとの連結部に至る。
【0037】
この図6に示した状態においては、下方突起42を中心に通路幅調整板40の上端部を商品搬出手段30から離隔させる方向に揺動させようとした場合、誤設定防止用突起43が近接側規制部53dに当接し、これが阻止されることになる。また、通路幅調整板40をそのまま下動させた場合には、誤設定防止用突起43が近接側規制部53dの傾斜面に沿って近接時収容部53b側へ案内されるため、これに伴って上方突起41が上部近接規定部51bに至ることになり、上部離隔規定部51aに戻ることがない。つまり、誤設定防止用突起43と誤設定防止用案内溝53との協働により、下方突起42が下部近接規定部52bに至る場合には、上方突起41が上部離隔規定部51aに誤設定される事態が確実に防止されることになる。
【0038】
最後に、通路幅調整板40を下動させながら、下方突起42を下部近接規定部52bの下端部に占位させれば、これに伴って上方突起41が上部近接規定部51bの下端部に至り、図7に示すように、通路幅調整板40が近接位置に配置されることになる。
【0039】
この状態においては、通路幅調整板40が商品搬出手段30のケーシング31との間隔を狭めた近接位置において当該ケーシング31に平行に配置されることになる。従って、商品搬出手段30の上方ペダル32および下方ペダル33をケーシング31に対して適宜出没移動させれば、比較的細径の商品を確実に1個ずつ搬出することが可能になる。なお、通路幅調整板40を上述した近接位置に配置した状態においては、誤設定防止用突起43が誤設定防止用案内溝53において近接時収容部53bの下端部に占位した状態にあり、上方突起41の占位位置、並びに下方突起42の占位位置に何等影響を与えることはない。
【0040】
上述した操作の間、上記自動販売機の商品収納装置にあっては、通路幅調整板40の下端部を商品搬出手段30に向けて近接移動させる際、その揺動中心となる上方突起41が常に揺動時収容部51cの内部に位置したままとなる。しかも、上部離隔規定部51aに占位した上方突起41を揺動時収容部51cに占位させる際には、通路幅調整板40を単に上動させればよい。つまり、通路幅調整板40の下端部を揺動操作する場合には、作業者自らがその上端部の位置を変更する必要がない。従って、シュータとの隙間から手を差し入れて通路幅調整板40の下端部のみを把持した場合であっても、上述した操作を容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
【0041】
しかも、上記自動販売機の商品収納装置によれば、揺動時収容部51cを上部離隔規定部51aよりも商品搬出手段30に近接した部位に形成しているため、揺動中心となる上方突起41が商品搬出手段30に近接移動することになる。この結果、図6に示すように、通路幅調整板40の下端部を商品搬出手段30に最も近接した位置まで揺動させた場合であっても、つまり、下方突起42が下部連絡案内部52cの湾曲部分52c2に至った場合であっても、通路幅調整板40の上端部が外方側に向けて大きく突出することがない。具体的には、通路幅調整板40を離隔位置に配置した状態(図6中の二点鎖線で示す状態)よりもその上端部が外方に突出することがない。従って、商品通路20を構成する場合には、余分なスペースを確保する必要がなく、設置スペースの点できわめて有利となる。特に、収容庫の奥行き方向に沿って商品通路20を複数列設ける場合には、商品通路20相互を可及的に近接配置することが可能となり、自動販売機の薄型化に寄与することができるようになる。
【0042】
因に、近接位置に配置した通路幅調整板40を離隔位置に配置させる場合には、上述した操作を逆に行えばよい。この場合であっても、上方突起41が上部案内溝51の揺動時収容部51cに占位した状態で通路幅調整板40が揺動することになるため、当該通路幅調整板40の上端部が外方に突出する事態を招来することがなく、また、通路幅調整板40を上動させれば、上部近接側傾斜案内部51eの傾斜作用によって上方突起41が揺動時収容部51cに至ることになるため、操作性が損なわれる虞れもない。
【0043】
なお、上述した実施の形態では、上部案内溝51において上部離隔規定部51aと上部近接規定部51bとの間に揺動時収容部51cを形成し、離隔位置に配置した通路幅調整板40を上動させた場合に上方突起41を揺動時収容部51cに移動させるようにしているため、通路幅調整板40を揺動させた場合の姿勢変化を小さくすることができるが、本発明はこれに限定されない。例えば、揺動時収容部51cを上部近接規定部51bの上方域に設けるようにしても同様の作用効果を期待することが可能である。
【0044】
また、上述した実施の形態では、側板21に案内溝51,52を設ける一方、通路幅調整板40に突起41,42を設けるようにしているが、逆の態様、つまり、側板21に突起を設ける一方、通路幅調整板40に案内溝を設けるようにしてもよいし、これらを組み合わせるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る自動販売機の商品収納装置によれば、離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を商品搬出手段に近接移動させるように案内機構を構成しているため、通路幅調整板の下端部を商品搬出手段に最も近接した位置まで揺動させた場合であっても、通路幅調整板の上端部が外方側に向けて大きく突出することがない。従って、商品通路を構成する場合には、余分なスペースを確保する必要がなく、設置スペースの点できわめて有利となる。特に、収容庫の奥行き方向に沿って商品通路を複数列設ける場合には、商品通路相互を可及的に近接配置することが可能となり、自動販売機の薄型化に寄与することができるようになる。しかも、通路幅調整板を上動させさえすれば、その上端部を商品搬出手段に近接移動させることができるため、当該通路幅調整板の移動操作性を何等損なう虞れもない。さらに、通路幅調整板を上動させた状態において下端部を近接位置に向けて下動させた場合に上端部が離隔位置へ向けて下動するのを阻止するとともに、通路幅調整板を上動させた状態において下端部を離隔位置に向けて下動させた場合に上端部が近接位置へ向けて下動するのを阻止する誤設定防止機構を設けるようにしているため、通路幅調整板を誤設定する事態を未然に防止できるようになる。
【0046】
また、請求項2に係る自動販売機の商品収納装置によれば、離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を商品搬出手段に近接移動させるとともに、近接位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を商品搬出手段から離隔移動させるように案内機構を構成するようにしているため、通路幅調整板を揺動させる際の姿勢変化を小さく抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である自動販売機の商品収納装置を示したもので、通路幅調整板を離隔位置に配置した状態を示す要部拡大図である。
【図2】図1に示した商品収納装置の通路幅調整板を示す外観斜視図である。
【図3】図1に示した商品収納装置において側板に形成した溝の形状を示す要部拡大図である。
【図4】図3の状態から通路幅調整板を上動させた状態を示す要部拡大図である。
【図5】図4の状態から通路幅調整板の下端部を揺動させた状態を示す要部拡大図である。
【図6】図5の状態から通路幅調整板の下端部をさらに揺動させた状態を示す要部拡大図である。
【図7】図1に示した商品収納装置において通路幅調整板を近接位置に配置した状態を示す要部拡大図である。
【図8】一般的な自動販売機の商品収納装置を示した断面側面図である。
【図9】従来の自動販売機の商品収納装置において通路幅調整板を離隔位置に配置した状態を示す要部拡大図である。
【図10】従来の自動販売機の商品収納装置において通路幅調整板を近接位置に配置した状態を示す要部拡大図である。
【図11】従来の自動販売機の商品収納装置において通路幅調整板を離隔位置から近接位置に移動させる間の状態を示した要部拡大図である。
【符号の説明】
20 商品通路
21 側板
22 セグメント
23 商品搬出通路
30 商品搬出手段
31 ケーシング
32 上方ペダル
33 下方ペダル
40 通路幅調整板
41 上方突起
42 下方突起
43 誤設定防止用突起
51 上部案内溝
51a 上部離隔規定部
51b 上部近接規定部
51c 揺動時収容部
51d 上部離隔側傾斜案内部
51e 上部近接側傾斜案内部
52 下部案内溝
52a 下部離隔規定部
52b 下部近接規定部
52c 下部連絡案内部
52c1 揺動部分
52c2 湾曲部分
53 誤設定防止用案内溝
53a 離隔時収容部
53b 近接時収容部
53c 離隔側規制部
53c1 第1部分
53c2 第2部分
53d 近接側規制部

Claims (2)

  1. 一対の側板の間に商品搬出手段および通路幅調整板を配設することにより、これら商品搬出手段および通路幅調整板の間に商品搬出通路を画成するとともに、前記一対の側板と前記通路幅調整板との間に相互に係合する少なくとも上下一対の突起および案内溝から成る案内機構を構成し、前記通路幅調整板を前記側板に対して上動させた場合に上方の突起を中心として該通路幅調整板の下端部を前記商品搬出手段に対して近接離反する方向に揺動可能となり、かつ前記通路幅調整板の下端部を一方側へ揺動させた後に下動させることによって該通路幅調整板を前記商品搬出手段に近接させた近接位置に配置させる一方、前記通路幅調整板の下端部を他方側へ揺動させた後に下動させることによって該通路幅調整板を前記商品搬出手段から離隔した離隔位置に配置させるようにした自動販売機の商品収納装置において、
    前記離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段に近接移動させるように前記案内機構を構成し、
    さらに、側板に設けた誤設定防止用案内溝と、これに係合する通路幅調整板の誤設定防止用突起とから成り、前記通路幅調整板を上動させた状態において下端部を近接位置に向けて下動させた場合に相互に当接して通路幅調整板の上端部が離隔位置へ向けて下動するのを阻止するとともに、前記通路幅調整板を上動させた状態において下端部を離隔位置に向けて下動させた場合に相互に当接して通路幅調整板の上端部が近接位置へ向けて下動するのを阻止する誤設定防止機構を設けたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 前記離隔位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段に近接移動させるとともに、前記近接位置に配置した通路幅調整板を上動させた場合に、該通路幅調整板の上端部を前記商品搬出手段から離隔移動させるように前記案内機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収納装置。
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