JP3800794B2 - 車両診断システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の自己診断による故障診断情報を外部の基地局に無線にて送信する車両診断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両診断システムとして、各種センサやアクチュエータ系の異常を自己診断し、故障のときには診断結果を記憶すると共に、フェイルセーフ機能を有するものが知られている。このような車両診断システムでは、記憶されている故障診断情報を必要に応じて外部接続されるモニタに読出し、特定される故障箇所に対して点検・修理・整備を行うことができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両に何らかの故障が生じても通常の走行に支障がないような場合においては、そのまま運転を続けることが可能なため気づかずに点検・修理・整備が後回しになることが考えられる。例えば、4気筒からなる内燃機関の点火系統に故障が生じ、1気筒だけ点火不良となっても、機関出力は低下するが3気筒による走行は可能である。このときには、点火不良の気筒からの生ガスが排気ガス中に混ざることで触媒による正常な浄化作用ができなくなり、結果的に、エミッション悪化が生じ周囲環境に悪影響を与えることとなる。
【0004】
このような不都合に対処するため、前述の車両診断システムを発展させ、車両に無線用トランスポンダ(Transponder:中継器)を組込んで車両の故障診断情報を無線にて送信させ、外部の基地局にて検知するような車両診断システムが考えられる。そして、車両からの故障診断情報が基地局にて受信されたときには、はがき等の方法を用いて車両のユーザに対して修理要請が行われることで、車両の故障箇所に対する点検・修理・整備が速やかに実施されるという利点がある。
【0005】
この際、基地局からの問合わせを車両に備えられた無線用トランスポンダのアンテナで受信し、受信データが無線用トランスポンダで内燃機関用ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)との通信プロトコルに合うように変換され受信データによる所望のデータの要求が内燃機関用ECUに送信される。すると、内燃機関用ECUは要求に応じた故障診断情報が無線用トランスポンダ側に返送され、無線用トランスポンダで返答としての故障診断情報が無線用データに変換されたのち基地局へ無線にて送信される。
【0006】
ここで、内燃機関用ECUと無線用トランスポンダとの間は通信ラインを用いた有線通信であるが、無線用トランスポンダから先は無線通信であるため、内燃機関用ECUが自分自身の返答した故障診断情報に基づくデータが正しく基地局へ向けて発信されたかを確認することができないのである。つまり、このときに通信機能の方に何らかの故障が生じていてもその故障箇所が特定できないため、例えば、内燃機関用ECU側を間違って交換してしまうという不具合が起こることとなる。更に、無線用トランスポンダ側に対して改造が施されると内燃機関用ECUによる故障診断情報に基づくデータが正しく基地局へ向けて発信されなくなるという不具合も起こることが想定される。
【0007】
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、車両の自己診断による故障診断情報に基づくデータが基地局へ向けて正しく発信されていることを車両側で認識可能な車両診断システムの提供を課題としている。更に、無線用トランスポンダ側の改造により意図的に上記データが基地局へ向けて正しく発信されなくなった場合にも車両側で認識可能な車両診断システムの提供を第2の課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の車両診断システムによれば、故障診断手段で車両の自己診断が実行され、この故障診断情報が診断情報通信手段により外部の基地局に所定のタイミングにて無線にて送信される。このときの故障診断情報が送信情報受信手段により送信情報として車両自身にて受信され、異常判定手段により元の故障診断情報と比較されることで車両側の通信異常が判定される。この際、送信情報を受信した時刻が故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内にないときには、診断情報通信手段が異常と判定される。これにより、車両の自己診断による故障診断情報に基づく送信情報が基地局へ向けて正しく発信されていないときには車両のユーザに警告等をすることができ、この警告等がないことで送信情報が正しく発信されていることを車両側で認識することができる。
【0009】
請求項2の車両診断システムによれば、内燃機関を制御するための内燃機関用ECU内に設けられた故障診断手段で車両の自己診断が実施され、この故障診断情報が診断情報通信手段により外部の基地局に所定のタイミングにて無線にて送信される。そして、送信情報受信機能の一部または全てが車両自身の内燃機関用ECU内に設けられた送信情報受信手段により、このときの故障診断情報が送信情報として車両自身にて受信され、異常判定手段により元の故障情報と比較されることで車両側の通信異常が判定される。この際、送信情報を受信した時刻が故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内にないときには、診断情報通信手段が異常と判定される。これにより、車両の自己診断による故障診断情報に基づく送信情報が基地局へ向けて正しく発信されていないときには、内燃機関用ECU外に設けられた診断情報通信手段の改造による通信異常であると車両側で認識することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムの全体構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、100は車両1の図示しない内燃機関を制御するための内燃機関用ECUであり、内燃機関用ECU100は主として、マイクロコンピュータ10、各種センサ情報や負荷情報を入出力する入出力回路20、メイン電源回路30、サブ電源回路40及び無線用入力回路50からなる。この内燃機関用ECU100内のマイクロコンピュータ10、入出力回路20及び無線用入力回路50には、イグニッションスイッチ300を介して車載バッテリ400と接続されたメイン電源回路30が接続され、イグニッションスイッチ300がオン状態となると電力が供給される。更に、マイクロコンピュータ10には、イグニッションスイッチ300を介することなく車載バッテリ400と接続されたメモリバックアップ用のサブ電源回路40が接続され常時、電力が供給されている。
【0013】
マイクロコンピュータ10は、周知の中央処理装置としてのCPU11、制御プログラムを格納したROM12、各種データを格納するRAM13、I/O14及びそれらを接続するバスライン15等からなる論理演算回路として構成されている。そして、内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10には入出力回路20を介して、内燃機関を制御するための各種センサや負荷としてのA/F(空燃比)センサ21、回転数センサ22、エアフローメータ23、水温センサ24、スロットル開度センサ25、スタータスイッチ26、インジェクタ27、イグナイタ28等が接続されている。なお、これら各種センサ等の詳細な説明については、本発明の要旨とは関係がないため省略する。
【0014】
また、200は車両1の各種情報を外部の基地局2からの問合わせに基づき無線にて送信するための無線用トランスポンダ(中継器)である。無線用トランスポンダ200は主として、マイクロコンピュータ110、各種情報を入出力する入出力回路120、電源回路130及び無線用入出力回路140からなる。この無線用トランスポンダ200内のマイクロコンピュータ110、入出力回路120及び無線用入出力回路140には、イグニッションスイッチ300を介することなく車載バッテリ400と接続された電源回路130が接続され常時、電力が供給されている。
【0015】
マイクロコンピュータ110は、周知の中央処理装置としてのCPU111、制御プログラムを格納したROM112、各種データを格納するRAM113、I/O114及びそれらを接続するバスライン115等からなる論理演算回路として構成されている。また、無線用トランスポンダ200内のマイクロコンピュータ110には、不揮発性メモリとしてのEEPROM(Electrical Erasable Programmable ROM)150が接続されており、このEEPROM150には車両1に固有の車両コード(車種・形式・車台番号等)が予め記憶されている。このEEPROM150から必要に応じて車両コードを読出し故障診断情報に付加し基地局2に送信することで、基地局2では故障車両及び故障箇所を特定することができる。
【0016】
なお、内燃機関用ECU100と無線用トランスポンダ200とは相互に通信ライン500にて接続されている。また、本システムによる車両1の各種情報は無線用トランスポンダ200に内蔵されている無線用入出力回路140のAMP(Amplifier)141、BPF(Band Pass Filter)142、アンテナ143を介して無線にて外部の基地局2に送信される。
【0017】
また、無線用トランスポンダ200から基地局2に向けて送信された車両1の各種情報は、同時に車両1自身の内燃機関用ECU100に内蔵されている無線用入力回路50のアンテナ51、BPF52、AMP53を介して受信されマイクロコンピュータ10内に入力される。ここで、内燃機関用ECU100に内蔵される無線用入力回路50のアンテナ51は、車両1自身から発信される範囲の電波を受信できればよいため、例えば、プリント基板面に印刷されたものやピンを立てただけの簡単なものでも構成可能である。
【0018】
次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両1の内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11におけるシステム異常判定の処理手順を示す図2のフローチャートに基づき、図3を参照して説明する。ここで、図3は所定遅れ時間を説明するためのタイムチャートである。なお、このシステム異常判定ルーチンはイグニッションスイッチ300がオン状態のとき所定時間毎にCPU11にて繰返し実行される。
【0019】
図2において、まず、ステップS101で、基地局2からの問合わせによる要求データが読込まれる。次に、ステップS102に移行して、ステップS101で読込まれた要求データに対応する返答コードが選択される。次に、ステップS103に移行して、通信ライン500上にデータがないことを確認したのち、ステップS104に移行し、ステップS102で選択された返答コードが通信ライン500を介して無線用トランスポンダ200側に送信される。次に、ステップS105に移行して、内蔵タイマのカウント時間Tが「0」にクリアされたのちカウント開始される。次にステップS106に移行して、ステップS104で送信された内燃機関用ECU100からの返答コードに基づき車両1の無線用トランスポンダ200から基地局2に向けて無線用入出力回路140のAMP141、BPF142、アンテナ143を介して送信される無線によるデータを車両1自身で受信するため内燃機関用ECU100に内蔵されている無線用入力回路50の受信待機処理が実行される。
【0020】
次にステップS107に移行して、内燃機関用ECU100に内蔵されている無線用入力回路50のアンテナ51、BPF52、AMP53を介してデータの受信があったかが判定される。ステップS107の判定条件が成立せず、即ち、データの受信がないときにはステップS108に移行し、内蔵タイマのカウント時間Tが読取られる。次にステップS109に移行して、カウント時間Tが故障判定用の所定時間Aを越えているかが判定される。この所定時間Aは内燃機関用ECU100側が無線用トランスポンダ200側に返答コードを送信してからの比較的長く設定された時間であり、この所定時間Aを経過しても内燃機関用ECU100内の無線用入力回路50で受信されないときには無線用トランスポンダ200内の無線用入出力回路140のアンテナ143等に何らかの送信機能故障が起こっていると判断できるのである。
【0021】
ステップS109の判定条件が成立せず、即ち、カウント時間Tが所定時間A以下であるときには上述のステップS106に戻って同様の処理が繰返される。一方、ステップS109の判定条件が成立、即ち、カウント時間Tが所定時間Aを越えて大きくなっても上述のステップS107でデータの受信がないときにはステップS110に移行し、送信機能故障に対する警告処理として、例えば、警告灯の点灯が実行されたのち本ルーチンを終了する。
【0022】
ここで、ステップS107の判定条件が成立、即ち、所定時間A以内に内燃機関用ECU100内の無線用入力回路50を介してデータが受信されたときにはステップS111に移行し、このときの内蔵タイマのカウント時間Tが読取られる。次にステップS112に移行して、内蔵タイマのカウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しいかが判定される。この所定遅れ時間Bは、図3に示すように、内燃機関用ECU100による上述の返答コード等の送信データが、内燃機関用ECU100側から通信ライン500を介して送信される無線用トランスポンダ200側へのデータ転送時間、無線用トランスポンダ200内でのデータ無線信号変換時間、無線用トランスポンダ200内の無線用入出力回路140のアンテナ143までのデータ転送時間、無線用トランスポンダ200内の無線用入出力回路140のアンテナ143から内燃機関用ECU100内の無線用入力回路50のアンテナ51までの電波伝播遅延時間(使用周波数により変化)及び内燃機関用ECU100内の無線用入力回路50による受信データの無線信号からの変換時間等により車両1に固有な時間として予め設定されている。
【0023】
ステップS112の判定条件が成立せず、即ち、内蔵タイマのカウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しいと言えないときにはステップS113に移行し、送信カウンタのカウント回数Mが「+1」インクリメントされる。次にステップS114に移行して、送信カウンタのカウント回数Mが所定回数Cを越えているかが判定される。ステップS114の判定条件が成立せず、即ち、送信カウンタのカウント回数Mが所定回数C以下であるときには上述のステップS104に戻って同様の処理が繰返される。一方、ステップS114の判定条件が成立、即ち、所定回数Cを越えてデータ送信されても上述のステップS112で内蔵タイマのカウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しくならないときにはステップS115に移行し、診断システムの異常に対する警告処理として例えば、警告灯の点灯及び内燃機関の停止が実行され、本ルーチンを終了する。このような診断システムの異常時には、上述のように所定遅れ時間Bが車両1に固有で予め設定されているにもかかわらず、この所定遅れ時間Bに内蔵タイマのカウント時間Tがほぼ等しくならないのは例えば、診断システムに対して何らかの改造が加えられた結果であると判断できるのである。
【0024】
ここで、ステップS112の判定条件が成立、即ち、内蔵タイマのカウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しいときにはステップS116に移行し、送信カウンタのカウント回数Mが「0」にクリアされる。次にステップS117に移行して、車両コードが合致するかが判定される。ステップS117の判定条件が成立せず、即ち、受信データ内における車両1に固有の車両コード(無線用トランスポンダ200内のEEPROM150に予め記憶)が自分のものと一致しないときには、データの送信タイミングがたまたま近くの車両の送信タイミングと合ってしまったことが考えられるためステップS118に移行し、所定の時間tが経過するのを待って上述のステップS104に戻って同様の処理が繰返される。
【0025】
そして、ステップS117の判定条件が成立、即ち、受信データ内における車両コードが自分のものと一致したときにはステップS119に移行し、内燃機関用ECU100からの上述の返答コードを含む無線用トランスポンダ200内の無線用入出力回路140から基地局2への返答データと内燃機関用ECU100内の無線用入力回路50を介して受信された受信データとに含まれる返答コードが一致するかが判定される。ステップS119の判定条件が成立せず、即ち、返答データと受信データとの返答コードが一致しないときにはステップS120に移行し、送信カウンタのカウント回数Nが「+1」インクリメントされる。次にステップS121に移行して、送信カウンタのカウント回数Nが所定回数Dを越えているかが判定される。ステップS121の判定条件が成立せず、即ち、送信カウンタのカウント回数Nが所定回数D以下であるときには上述のステップS104に戻って同様の処理が繰返される。
【0026】
一方、ステップS121の判定条件が成立、即ち、所定回数Dを越えてもステップS119で返答データと受信データとの返答コードが一致しないときにはステップS122に移行し、診断システムの異常に対する警告処理として例えば、警告灯の点灯及び内燃機関の停止が実行されたのち本ルーチンを終了する。このような診断システムの異常時には、上述のように返答データと受信データとの返答コードは同じであるはずにもかかわらず、返答コードが一致しないのは例えば、何らかの改造が加えられた結果であると判断できるのである。一方、ステップS119の判定条件が成立、即ち、返答データと受信データとの返答コードが一致するときにはステップS123に移行し、送信カウンタのカウント回数Nが「0」にクリアされ、診断システムが正常であるとして本ルーチンを終了する。
【0027】
ところで、上記実施例では、図2のステップS112にて内蔵タイマのカウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しいかの判定処理が実行され、そののちステップS117にて受信データ内における車両1に固有の車両コードが自分のものと一致するかの判定処理が実行されているが、何方の判定処理を先に実行しても同様に、車両1から基地局2への送信情報が正しく発信されていることを車両1側で的確に認識することができる。
【0028】
次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両1の内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11におけるシステム異常判定の処理手順の変形例を示す図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、このシステム異常判定ルーチンはイグニッションスイッチ300がオン状態のとき所定時間毎にCPU11にて繰返し実行される。
【0029】
なお、図4のシステム異常判定ルーチンにおけるステップS201〜ステップS217及びステップS219〜ステップS223は、図2のステップS101〜ステップS117及びステップS119〜ステップS123と同様であるためその説明を省略し、図2のステップS118と異なる図4のステップS218の処理についてのみ詳述する。
【0030】
図4のステップS218では、送信タイミングが近くの車両と合ってしまったことが考えられるため、データ送信のタイミングがずれるように基地局2に対して再送信が依頼されたのち本ルーチンを終了する。このような処理により、車両1側から基地局2に対して何回も続けてデータ送信する必要がなくなるため内燃機関用ECU100や無線用トランスポンダ200における負荷が軽減される。次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両1の無線用トランスポンダ200のマイクロコンピュータ110内のCPU111におけるデータ受信の処理手順を示す図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、このデータ受信ルーチンは基地局2からの問合わせ等による割込タイミング毎にCPU111にて実行される。
【0031】
図5において、まず、ステップS301で無線にて受信されたデータが変換可能なものであるかが判定される。ステップS301の判定条件が成立、即ち、受信されたデータが変換可能なものであるときにはステップS302に移行し、無線用フォーマットから無線用トランスポンダ200と内燃機関用ECU100との間の送信データの通信プロトコルに合うフォーマットへのデータ変換が実行される。次にステップS303に移行して、通信ライン500上にデータがないことを確認したのち、ステップS304に移行し、ステップS302で変換されたデータが通信ライン500を介して内燃機関用ECU100側に送信され、本ルーチンを終了する。なお、ステップS301の判定条件が成立せず、即ち、無線にて受信されたデータが変換可能なものでないときには何もすることなく本ルーチンを終了する。
【0032】
次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両1の無線用トランスポンダ200のマイクロコンピュータ110内のCPU111における基地局2に向けたデータ送信の処理手順を示す図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、このデータ送信ルーチンは内燃機関用ECU100から通信ライン500を介したデータ受信による割込タイミング毎にCPU111にて実行される。
【0033】
図6において、ステップS401では、内燃機関用ECU100からの受信データの通信プロトコルによるフォーマットから無線用フォーマットへのデータ変換が実行される。次にステップS402に移行して、基地局2へデータ送信が実行されたのち本ルーチンを終了する。
【0034】
このように、本実施例の車両診断システムは、車両1の故障診断情報を自己診断により検出する内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて達成される故障診断手段と、前記故障診断手段で検出された故障診断情報を外部の基地局2に所定のタイミングで無線にて送信する無線用トランスポンダ200のマイクロコンピュータ110内のCPU111にて達成される診断情報通信手段と、前記診断情報通信手段により基地局2に向けて送信された故障診断情報を車両1自身で送信情報として受信する内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて達成される送信情報受信手段と、前記診断情報通信手段により送信された故障診断情報と前記送信情報受信手段で受信された送信情報とを比較し、前記診断情報通信手段の異常を判定する際、この送信情報を受信した時刻が上記故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内にないときに、前記診断情報通信手段が異常と判定する内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて達成される異常判定手段とを具備するものである。
【0035】
したがって、内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて車両1の自己診断が実行され、この故障診断情報が外部の基地局2からの問合わせに応じて通信ライン500を介して無線用トランスポンダ200側に送信される。そして、無線用トランスポンダ200のマイクロコンピュータ110内のCPU111にて故障診断情報に基づく送信情報が外部の基地局2に所定のタイミングで無線にて送信される。このときの送信情報が内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて受信され元の故障診断情報と比較されることで無線用トランスポンダ200側の異常が判定される。このため、車両1の自己診断による故障診断情報に基づく送信情報が基地局2へ向けて正しく発信されていないときには車両1のユーザに警告等をすることができ、この警告等がないことで送信情報が正しく発信されていることを車両1側で認識することができる。
【0036】
また、本実施例の車両診断システムは、内燃機関用ECU100のマイクロコンピュータ10内のCPU11にて達成される異常判定手段が送信情報を受信した時刻としてのカウント時間Tが故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内としての所定遅れ時間Bにほぼ等しくないときには、無線用トランスポンダ200のマイクロコンピュータ110内のCPU111にて達成される診断情報通信手段が異常と判定するものである。即ち、車両1の自己診断による故障診断情報が内燃機関用ECU100側から無線用トランスポンダ200を介して基地局2側に送信されるのであるが、この送信情報が同時に内燃機関用ECU100にて受信されるまでの所要時間としてのカウント時間Tは車両1固有の所定遅れ時間Bとして予め設定されているため、カウント時間Tが所定遅れ時間Bにほぼ等しくなければ、無線用トランスポンダ200側の異常であると的確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両の内燃機関用ECUのマイクロコンピュータ内のCPUにおけるシステム異常判定の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】 図3は図2の所定遅れ時間を説明するタイムチャートである。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両の内燃機関用ECUのマイクロコンピュータ内のCPUにおけるシステム異常判定の処理手順の変形例を示すフローチャートである。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両の無線用トランスポンダのマイクロコンピュータ内のCPUにおけるデータ受信の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかかる車両診断システムで使用されている車両の無線用トランスポンダのマイクロコンピュータ内のCPUにおける基地局に向けたデータ送信の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両
2 基地局
50 無線用入力回路
100 内燃機関用ECU
140 無線用入出力回路
200 無線用トランスポンダ
300 イグニッションスイッチ
Claims (3)
- 車両の故障診断情報を自己診断により検出する故障診断手段と、
前記故障診断手段で検出された前記故障診断情報を外部の基地局に所定のタイミングで無線にて送信する診断情報通信手段と、
前記診断情報通信手段により前記基地局に向けて送信した前記故障診断情報を前記車両自身で送信情報として受信する送信情報受信手段と、
前記診断情報通信手段により送信した前記故障診断情報と前記送信情報受信手段で受信した前記送信情報とを比較し、前記診断情報通信手段の異常を判定する際、前記送信情報を受信した時刻が前記故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内にないときに、前記診断情報通信手段が異常と判定する異常判定手段と
を具備することを特徴とする車両診断システム。 - 車両の内燃機関を制御するための内燃機関用ECU内に設けられ、前記車両の故障診断情報を自己診断により検出する故障診断手段と、
前記故障診断手段で検出された前記故障診断情報を外部の基地局に所定のタイミングで無線にて送信する診断情報通信手段と、
前記診断情報通信手段により前記基地局に向けて送信した前記故障診断情報を前記車両自身で送信情報として受信するため、送信情報受信機能の一部または全てが前記車両自身の前記内燃機関用ECU内に設けられた送信情報受信手段と、
前記診断情報通信手段により送信した前記故障診断情報と前記送信情報受信手段で受信した前記送信情報とを比較し、前記診断情報通信手段の異常を判定する際、前記送信情報を受信した時刻が前記故障診断情報を送信してから所定時間経過後の時刻範囲内にないときに、前記診断情報通信手段が異常と判定する異常判定手段と
を具備することを特徴とする車両診断システム。 - 前記送信情報受信機能は、受信アンテナを含み、当該アンテナが前記内燃機関用ECU内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両診断システム。
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