JP2007206827A - 電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラムの生成方法 - Google Patents

電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラムの生成方法 Download PDF

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Koichi Ogaki
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Abstract

【課題】車載デバイスを制御する電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラム生成方法であって、接続される車載デバイスの種類及び数が異なる場合でも、改めて設計を行う必要のない電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラムの生成方法を提供する。
【解決手段】電子制御ユニット1は、接続された車載デバイス5を検知するデバイス検知部111と、接続された車載デバイス5用の制御プログラムモジュールを取得するプログラム取得部112と、取得された制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込むプログラム生成部113と、取得された制御プログラムモジュールが組み込まれた主制御プログラムにしたがって接続された車載デバイス5に関する制御を行うデバイス制御部114とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラム生成方法に関するものであり、より詳しくは、接続される車載デバイスに対応する制御プログラムモジュールを自動的に取得して実装する電子制御ユニット及びその電子制御ユニット上で動作する車載デバイス制御用プログラムの生成方法に関する。
車両は、円滑で安全な走行を行うために、車両の状態を監視するための様々なセンサを備えている。例えば、そのようなセンサは、ラジエータの水温を計測する水温センサ、吸入空気の温度を計測する吸気温センサ、エンジンの吸排気弁の位置を検出するバルブタイミングセンサ、吸入される空気量を計測する吸入空気量センサなどを含む。これらのセンサからの信号は、例えばエンジン制御用の電子制御ユニット(以下、ECUという。)に送られる。そして、エンジン制御用ECUは、それらセンサ信号に基づいて、燃料の噴射時期、点火時期等を制御する。
ところで、車両の種類が異なると、車両に搭載される上記のセンサの種類、数も通常異なる。そのため、ECUの開発者は、新しい車種用のECUを開発する度に、上記のセンサを制御するプログラムモジュールを選択し、エンジン制御用ECUに組み込むプログラムを設計し直さなければならなかった。このことは、エンジン制御用ECUに限らず、他の様々な車載デバイスを制御するECUについても同様であり、そのため、ECUの開発には、非常に多大な労力と時間を要した。
一方、車両の製造時において、予め仕様に合わせて作製されたプログラムを有する第1ECUが、車両に組み込んだ第2ECUに対して、そのプログラムを転送して書き込むことにより、ECUを構築できるプログラム設定装置が開発されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載されたプログラム設定装置は、複数のプログラムから必要なプログラムを選択する必要なく、またECU構築後の検証作業も省略できるため、ECUの製造時の労力と時間を節約することができる。
しかし、特許文献1に記載されたプログラム設定装置においても、第1ECUに格納するプログラムそのものについては、予め仕様に基づいて設計することが必要であり、ECU開発に要する労力及び時間を減少させるには至っていない。
そこで、様々な車種に対して共通に使用することが可能で、ECU開発に要する労力及び時間を節約できるECU、及びそのようなECU上で動作する車載デバイス制御用プログラムの生成方法の開発が望まれている。
特開2003−216220号公報
上記の問題点に鑑み、本発明は、接続される車載デバイスの種類及び数が異なる場合でも、改めて設計を行う必要のない電子制御ユニット及びその電子制御ユニット上で動作する車載デバイス制御用プログラムの生成方法を提供することを目的とする。
上記に鑑み、本発明に係る電子制御ユニットは、接続された車載デバイスを検知するデバイス検知部と、接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するプログラム取得部と、取得された制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込むプログラム生成部と、取得された制御プログラムモジュールが組み込まれた主制御プログラムにしたがって接続された車載デバイスに関する制御を行うデバイス制御部と、を有することを特徴とする。係る構成により、電子制御ユニットに接続される車載デバイスの種類及び数が異なる場合でも、改めて設計を行うことなく、同じ電子制御ユニットを使用することができる。なお、車載デバイスとは、車両に搭載され、電子制御ユニットによって制御される各種の装置であり、例えば、各種のセンサ、アクチュエータ、エンジン及びエンジン各部のユニット、トランスミッション、サスペンション等の車両の走行に関する各種機器、エアコンディショナー、カーナビゲーション等車内環境及び車内設備に関する各種機器を含む。また、車載デバイスに対する制御とは、車載デバイスに制御信号を出力することで直接又は間接的に制御することだけでなく、車載デバイスからの出力情報の読取りや処理を行うための読取り制御を含む。
また、本発明に係る電子制御ユニットは、さらに異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する記憶部を有し、デバイス検知部は、接続された車載デバイスから識別コードを取得し、プログラム取得部は、識別コードに基づいて記憶部に記憶された複数の制御プログラムモジュールから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
あるいは、本発明に係る電子制御ユニットは、さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する記憶部を有し、デバイス検知部は、車載デバイスが制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて車載デバイスを検知し、プログラム取得部は、デバイス検知部の検知情報に基づいて記憶部に記憶された複数の制御プログラムモジュールから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
あるいは、本発明に係る電子制御ユニットにおいて、プログラム取得部は、接続された車載デバイスから、その車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。係る構成により、主制御プログラムに組み込む車載デバイス用制御プログラムモジュールをデバイス自身に持たせているため、記憶部は使用予定のないプログラムを予め記憶しておく必要がない。そのため、記憶部の記憶容量を少なくできる。また、本発明に係る電子制御ユニットが開発された時点では使用することが想定されていないデバイス、あるいはその時点で開発されていないデバイスを使用することができる。
あるいは、本発明に係る電子制御ユニットは、さらに異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶するサーバとネットワークを介して通信を行う通信部を有し、デバイス検知部は、接続された車載デバイスから識別コードを取得し、プログラム取得部は、通信部を通じて、識別コードに基づいてサーバに記憶された複数の制御プログラムモジュールから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
あるいは、本発明に係る電子制御ユニットは、さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶するサーバとネットワークを介して通信を行う通信部を有し、デバイス検知部は、車載デバイスが制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて車載デバイスを検知し、プログラム取得部は、通信部を通じて、デバイス検知部の検知情報に基づいてサーバに記憶された複数の制御プログラムモジュールから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
サーバから車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することにより、記憶部は使用予定のないプログラムを予め記憶しておく必要がない。そのため、記憶部の記憶容量を少なくできる。また、本発明に係る電子制御ユニットが開発された時点では使用することが想定されていないデバイス、あるいはその時点で開発されていないデバイスを使用することができる。さらに、接続されたデバイス用の制御プログラムモジュールが更新されている場合でも、その最新のデバイス制御プログラムモジュールをサーバに格納しておくことにより、最新のデバイス制御プログラムモジュールを容易に利用できる。
また、本発明に係る車載デバイス制御用プログラムの生成方法は、接続された前記車載デバイスを検知するステップと、接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップと、取得された制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込んで車載デバイス制御用プログラムを生成するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る車載デバイス制御用プログラム生成方法は、さらに、接続された車載デバイスから識別コードを取得するステップを有し、車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、識別コードに基づいて、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する電子制御ユニットの記憶部又はサーバから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
あるいは、本発明に係る車載デバイス制御用プログラム生成方法は、さらに、車載デバイスが制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて車載デバイスを検知するステップを有し、車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、検知情報に基づいて、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する電子制御ユニットの記憶部又はサーバから接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
あるいは、本発明に係る車載デバイス制御用プログラム生成方法において、車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、接続された車載デバイスから、その車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得することが好ましい。
本発明によれば、接続される車載デバイスの種類及び数が異なる場合でも、改めて設計を行う必要のない電子制御ユニット及びその電子制御ユニット上で動作する車載デバイス制御用プログラムの生成方法を提供することが可能となった。
また本発明によれば、電子制御ユニットの開発時点では使用することが想定されていないデバイス、あるいは電子制御ユニットの開発時点で開発されていないデバイスを使用することができる電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラムの生成方法を提供することが可能となった。
さらに本発明によれば、接続されたデバイス用の制御プログラムモジュールが更新されている場合でも、最新のデバイス制御プログラムモジュールを容易に利用できる電子制御ユニット及び車載デバイス制御用プログラムの生成方法を提供することが可能となった。
以下、本発明に係る電子制御ユニットを、エンジン制御用ECUを例に図を参照して説明する。
本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1は、接続されたセンサを検知して、必要な制御プログラムモジュールをエンジン制御用ECU1の記憶部から取得する。そして、エンジン制御用ECU1は、その取得した制御プログラムモジュールを、主制御プログラムに組み込むことにより、接続されるセンサの種類、数に応じて適宜最適化される。そのため、エンジン制御用ECU1は、接続されるセンサの種類、数が異なる場合でも、再設計する必要がなく、開発に要する労力及び時間を節約できる。
図1は、本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1の機能ブロック図を示す。
エンジン制御用ECU1は、記憶部10と、制御部11と、インターフェース12を有する。そして、エンジン制御用ECU1には、少なくとも一つのセンサ5が接続される。接続されるセンサ5は、例えば、上記のようにラジエータの水温を計測する水温センサ、吸入空気の温度を計測する吸気温センサ、エンジンの吸排気弁の位置を検出するバルブタイミングセンサ、吸入される空気量を計測する吸入空気量センサ等を含む。さらにセンサ5は、上記の他、車速センサ、スロットルポジションセンサ、クランク角度センサ等を含んでもよい。
また、エンジン制御用ECU1の記憶部10は、車載デバイスであるセンサ5用の制御プログラムモジュールと、主制御プログラムを記憶する。一方、エンジン制御用ECU1の制御部11は、エンジン制御用ECU1を車両に組み込む際に、接続されたセンサ5を検知して、そのセンサ5用の制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込む。そして、制御部11は、車両の走行時において、車載デバイスであるセンサ5を制御し、必要に応じてセンサ5から測定信号を取得する。即ち、センサ5に対する制御を行う。また制御部11は、センサ5から取得した測定信号に基づいて、エンジン4の燃料の噴射時期、点火時期等を制御する。例えば、制御部11は、吸入空気量センサから取得した吸入空気量に基づいて、燃料の基本噴射時間を求める。また制御部11は、吸気温センサから取得した吸気温度や、水温センサから取得したラジエータの水温等に基づいて燃料の噴射時間を補正する。さらに、制御部11は、車速センサから取得した車速、スロットルポジションセンサから取得したスロットルポジション等に基づいて燃料噴射時間を補正する。そして制御部11は、算出した燃料噴射時間に基づいて、エンジン4のインジェクタの燃料噴射の制御を行う。なお、記憶部10及び制御部11は、回路基板(図示せず)上に取り付けられ、互いにデータの送受信を行うことができるように接続される。さらに、エンジン制御用ECU1のインターフェース12は、車載デバイスと接続するための複数のポートP、P、...、Pを備える。そして、インターフェース12は、それらのポートを通じて、センサ5又はエンジン4に対して制御信号を送信したり、センサ5から測定信号を取得する。
以下、エンジン制御用ECU1の各部について詳細に説明する。
記憶部10は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリで構成される。記憶部10は、エンジン制御用ECU1に接続される可能性のあるセンサに対応するセンサ制御プログラムモジュールと、エンジン制御用ECU1自体の動作を制御する主制御プログラムを記憶する。センサ制御プログラムモジュールは、1種類のセンサに対して1個準備される。またセンサ制御プログラムモジュールの名称は、センサの種類に対応付けるために、センサの種類に応じて一意に定められる識別コードを含む。さらに記憶部10は、主制御プログラム及び/又は各センサ制御プログラムモジュールが使用する各種設定ファイルも記憶する。このような設定ファイルは、例えば、主制御プログラムに組み込まれるセンサ制御プログラムモジュールの名称、エンジン制御用ECU1が起動している場合において、組み込まれたセンサ制御プログラムモジュールが展開されているメモリアドレス、センサ制御プログラムモジュールが使用するパラメータ値等を規定する。
これらのプログラム及び設定ファイルは、エンジン制御用ECU1が起動すると、制御部11に読み込まれる。そして制御部11は、読み込まれたプログラム及び設定ファイルに基づいて、所定の動作を行う。
制御部11は、組み込み型のプロセッサ、ROM、RAM及びプロセッサに所定の動作をさせる主制御プログラムなどで構成される。また制御部11は、デバイス検知部111、プログラム取得部112、プログラム生成部113及びデバイス制御部114を有する。そして、制御部11は、エンジン制御用ECU1が車両に組み込まれる場合、接続されたセンサ5を検知して、必要なセンサ制御プログラムモジュールを自動的に取得して主制御プログラムに組み込む。
また制御部11は、車両が走行する場合など、制御処理実行時においては、接続された各センサ5を制御し、必要に応じて各センサ5から測定信号を取得する。さらに制御部11は、接続された各センサからの測定信号を受信し、その測定信号に基づいて、エンジン等の制御を行う。なお、接続されるセンサに対応するセンサ制御プログラムモジュールの組み込み処理と、通常の制御処理との切り替えは、例えば、エンジン制御用ECU1が搭載される基板上に設けられたディップスイッチ(図示せず)を切り替えることにより行う。
デバイス検知部111は、センサ制御プログラムモジュールの組み込み処理において、エンジン制御用ECU1に接続されるセンサ5を検知する。センサ5の検知を行うために、デバイス検知部111は、インターフェース12のうち、センサが接続される可能性のあるポートP、P、...、Pに予め設定されたプロトコルに基づいて所定の信号を出力する。そしてデバイス検知部111は、ポートP、P、...、Pのうち、応答のあったポートPr1、Pr2、...、Prm(ただし、m≦n)に何らかのセンサ5が接続されていると認識する。さらにデバイス検知部111は、応答のあったポートPr1、Pr2、...、Prmを通じて、接続されたセンサ5に識別コードを送信するよう要求する。そしてデバイス検知部111は、接続された各センサ5の識別コードとそのセンサ5が接続されたポート番号を関連付けて記憶部10に記憶する。
なお、デバイス検知部111において、接続されているセンサ5を検知する方法は、上記の方法に限られない。例えば、デバイス検知部111は、ポート毎に接続可能なセンサ5が一意に定められている場合、各ポートの電圧に基づいて通電しているか否かを確認することにより、接続されているセンサ5の数及び種類を認識することができる。
プログラム取得部112は、センサ制御プログラムモジュールの組み込み処理において、主制御プログラムに組み込むセンサ制御プログラムモジュールを記憶部10から取得する。具体的には、プログラム取得部112は、接続されているセンサ5の識別コードと一致する識別コードをファイル名称の中に含むセンサ制御プログラムモジュールを、主制御プログラムに組み込むセンサ制御プログラムモジュールとして取得する。
プログラム生成部113は、センサ制御プログラムモジュールの組み込み処理において、プログラム取得部112において取得されたセンサ制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込む。センサ制御プログラムモジュールの主制御プログラムへの組み込みの一つの方法を以下に説明する。
プログラム生成部113は、主制御プログラムが記憶部10から制御部11に読み込まれる場合に、一緒に読み込まれるファイルを規定する設定ファイル(ブートファイル)BFに、組み込まれるセンサ制御プログラムモジュールの名称を記載する。さらに、プログラム生成部113は、センサ5が接続されているポート番号と、そのポートに接続されているセンサ5の識別番号を関連付けて記載した設定ファイル(コンフィグファイル)CFを作成する。そして、エンジン制御用ECU1が制御処理を実行する場合、制御部11は、上記の設定ファイルBFを参照して組み込まれるセンサ制御プログラムモジュールを読み込み、センサ5を制御する際にそのセンサ制御プログラムモジュールを使用できるようにする。そして、制御部11は、そのセンサ制御プログラムモジュールにデータを渡す際に、上記の設定ファイルCFを参照してポート番号を取得することにより、接続されたセンサ5を制御することができる。
なお、センサ制御プログラムモジュールの組み込み方法は、上記の方法に限られない。例えば、プログラム生成部113は、起動時に読み込まれるプログラムを規定する設定ファイルBFを設ける代わりに、記憶部10内に主制御プログラムに組み込むプログラムを配置する所定のメモリ領域を予め設定する。そして、プログラム生成部113は、プログラム取得部112で取得されたセンサ制御プログラムモジュールをその所定のメモリ領域にコピーする。そして、エンジン制御用ECU1が制御処理を実行する場合、制御部11は、その所定のメモリ領域内にあるセンサ制御プログラムモジュールにアクセスすることにより、接続されたセンサ5を制御することができる。
デバイス制御部114は、エンジン制御用ECU1の制御処理において、センサ制御プログラムモジュールが組み込まれた主制御プログラムにしたがって、センサ5を制御し、必要に応じてセンサ5から測定信号を取得する。デバイス制御部114は、その測定信号にしたがって、燃料の噴射量、燃料の噴射時期等を算出する。そして、デバイス制御部114は、算出した燃料の噴射量、燃料の噴射時期等に基づいて、インターフェース12を通じてエンジン4に制御信号を出力し、エアバルブの開閉動作、インジェクタの燃料噴射、点火プラグの通電等の制御を行う。ここで、デバイス制御部114は、接続されたセンサ5を制御するために、センサ制御プログラムモジュールが展開されたメモリのアドレスを保持する。そしてセンサ5を制御する際には、上記のように、デバイス制御部114は、センサ5が接続されているポート番号と、そのポートに接続されているセンサ5の識別番号を関連付けて記載した設定ファイルCFを参照して、センサ5が接続されているポート番号を取得する。そしてデバイス制御部114は、そのポート番号とともにセンサ制御プログラムモジュールが展開されているメモリ領域に、所定のフォーマットにしたがって所定のデータを渡すことにより、センサ5を制御することができる。
次に、本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1のデバイス制御プログラム組み込み処理についての動作フローを説明する。
図2に、エンジン制御用ECU1のデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートを示す。以下、図2にしたがって、エンジン制御用ECU1の動作を詳細に説明する。なお、このフローチャートで示される動作の制御は、図1に示すエンジン制御用ECU1に含まれる制御部11により行われる。
まず、エンジン制御用ECU1が、搭載される車両に組み込まれ、仕様にしたがって所定のセンサ5と接続される。そして、エンジン制御用ECU1をデバイス制御プログラム組み込み処理用に設定する。また、処理の進行状況等を知らせるために、モニタ用表示デバイス(図示せず)が、エンジン制御用ECU1のインタフェース12を通じて接続される。その後、エンジン制御用ECU1の電源が投入されることにより、デバイス制御プログラム組み込み処理が開始される。
デバイス制御プログラム組み込み処理が開始されると、まずエンジン制御用ECU1のデバイス検知部111は、センサ5が接続される可能性のあるポートP、P、...、Pの全てに対して所定の信号を送信し、どのポートにセンサ5が接続されているかを検知する(ステップS101)。次に、エンジン制御用ECU1のデバイス検知部111は、センサ5が接続されているポートPr1、Pr2、...、Prmに対して識別コード取得要求を行い、接続されている各センサ5から、それぞれ識別コードを取得する(ステップS102)。
接続されている各センサ5の識別コードを取得すると、エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112は、記憶部10から、各識別コードに基づいて、その識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールを検索する(ステップS103)。識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールが有れば、エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112は、そのセンサ制御プログラムモジュールを取得する(ステップS104)。さらにエンジン制御用ECU1は、各識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールが発見される度に、インターフェース12を通じてモニタ用表示デバイスに対してセンサ5の識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールが発見された旨の信号を送信する。そしてモニタ用表示デバイスは、識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールが発見された旨のメッセージを表示する。
一方、ステップS103において、エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112が、取得された識別コードの何れかについて対応するセンサ制御プログラムモジュールを記憶部10内に見つけられない場合、エンジン制御用ECU1は、インターフェース12を通じて、モニタ用表示デバイスに対してセンサ制御プログラムモジュールを見つけられなかった旨の信号と、その識別コードを送信する。そして、モニタ用表示デバイスは、警告メッセージとともに上記の識別コードを表示する(ステップS107)。
エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112は、取得された全ての識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得したか否か判定する(ステップS105)。エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112は、取得された何れかの識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールの取得を終了していないと判定した場合、制御をステップS103の前に戻す。
一方、エンジン制御用ECU1のプログラム取得部112が、取得された全ての識別コードについて対応するセンサ制御プログラムモジュールを検出したと判定すると、エンジン制御用ECU1のプログラム生成部113は、検出した全てのセンサ制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込む(ステップS106)。また、エンジン制御用ECU1のプログラム生成部113は、必要に応じて各種設定ファイルの書き換えを行う。
エンジン制御用ECU1は、接続された全てのセンサ5について、対応するセンサ制御プログラムモジュールの組み込みが終了するか、上記のステップS107の後、処理を終了する。
以上、説明してきたように、本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1は、センサ5を接続して電源を投入するだけで、自動的に接続された各センサ5を制御できるように構成される。そのため、接続されるセンサ5の種類、数が異なる場合でも、ECU開発者は、エンジン制御用ECU1上で動作する制御プログラムを、仕様にあわせて設計し直す必要がない。
次に、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態である図3に示すエンジン制御用ECU2について説明する。
本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2は、本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1と比較して、記憶部20にセンサ制御プログラムモジュールが予め記憶されていない点で異なる。その代わり、各センサ5は、それぞれプログラム記憶部51を有し、そのプログラム記憶部51に、センサ制御プログラムモジュールを記憶している。そして、エンジン制御用ECU2の制御部21は、記憶部20からセンサ制御プログラムモジュールを取得するプログラム取得部112の代わりに、センサ5からセンサ制御プログラムモジュールを取得するプログラム取得部212を有する。それ以外の点については、エンジン制御用ECU2は、エンジン制御用ECU1と同一である。
本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2は、組み込むセンサ制御プログラムモジュールをセンサ5自身に持たせているため、使用予定のないプログラムを記憶しておく必要がない。そのためエンジン制御用ECU2は、エンジン制御用ECU1と比較して、記憶部10の記憶容量を少なくできるという利点を有する。また、エンジン制御用ECU2は、エンジン制御用ECU2を開発した時点では想定されていないセンサ、あるいはその時点で開発されていないセンサを使用することができるという利点を有する。
以下、図3を参照して、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2について、エンジン制御用ECU1と相違のある部分を主に説明する。なお、図3において、エンジン制御用ECU1と同一の機能を有するものには同一の番号を付す。
図3は、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2の機能ブロック図を示す。
エンジン制御用ECU2は、エンジン制御用ECU1と同様に、記憶部20と、制御部21と、インターフェース12を有する。そして、記憶部20は、予めエンジン制御用ECU2の主制御プログラムを記憶する。また記憶部20は、センサ5から取得したセンサ制御プログラムモジュールを記憶する。制御部21は、センサ5と通信して測定信号を取得し、その測定信号に基づいて燃料の噴射時期、点火時期等を制御する。さらに、インターフェース12は、外部との通信を行うための複数のポートP、P、...、Pを備える。以下、エンジン制御用ECU2の各部について詳細に説明する。
記憶部20は、エンジン制御用ECU1の記憶部10と同様に、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリで構成される。記憶部20は、エンジン制御用ECU2自体の動作を制御する主制御プログラムを記憶する。また、後述するように、センサ5からセンサ制御プログラムモジュールが取得されると、そのセンサ制御プログラムモジュールを記憶する。
制御部21は、エンジン制御用ECU1の制御部11と同様に、組み込み型のプロセッサ、ROM、RAM及びプロセッサに所定の動作をさせる主制御プログラムなどで構成される。また制御部21は、デバイス検知部111、プログラム生成部113、デバイス制御部114を有する。さらに、制御部21は、エンジン制御用ECU1における制御部11のプログラム取得部112の代わりに、プログラム取得部212を有する。そして制御部21は、エンジン制御用ECU2が車両に組み込まれる際には、接続されるセンサ5を検知し、必要なセンサ制御プログラムモジュールをセンサ5から取得して主制御プログラムに組み込む。その他の機能については、制御部11と同様である。そこで以下では、プログラム取得部212についてのみ説明する。
プログラム取得部212は、センサ制御プログラムモジュールの組み込み処理において、主制御プログラムに組み込むセンサ制御プログラムモジュールを、センサ検知部111で接続されていることを検知した全てのセンサ5から取得する。具体的には、プログラム取得部212は、インターフェース12を通じて、センサ5に対して予め定めた所定のプロトコルにしたがってプログラムモジュールの取得要求を行う。一方、センサ5は、上記要求を受信すると、プログラム記憶部51からセンサ制御プログラムモジュールを読み出し、エンジン制御用ECU2へ送信する。プログラム取得部212は、センサ制御プログラムモジュールを受信すると、そのプログラムモジュールを記憶部20へ書き込む。
次に、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2のデバイス制御プログラム組み込み処理についての動作フローを説明する。
図4に、エンジン制御用ECU2のデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートを示す。以下、図4にしたがって、エンジン制御用ECU2のデバイス制御プログラム組み込み処理の動作を詳細に説明する。なお、このフローチャートで示される動作の制御は、図3に示すエンジン制御用ECU2に含まれる制御部21により行われる。
なお、デバイス制御プログラム組み込み処理を開始するまでの手順については、エンジン制御用ECU1の処理と同様であるため説明を省略する。
デバイス制御プログラム組み込み処理が開始されると、まずエンジン制御用ECU2のデバイス検知部111は、センサ5が接続される可能性のあるポートP、P、...、Pの全てに対して所定の信号を送信し、どのポートにセンサ5が接続されているかを検知する(ステップS201)。次に、エンジン制御用ECU2のデバイス検知部111は、センサ5が接続されているポートPr1、Pr2、...、Prmに対して識別コード取得要求を行い、接続されている各センサ5から、それぞれ識別コードを取得する(ステップS202)。
接続されている各センサ5の識別コードを取得すると、エンジン制御用ECU2のプログラム取得部212は、センサ5が接続されているポートPr1、Pr2、...、Prmに対してセンサ制御プログラムモジュールの取得要求を行い、各センサ5からセンサ制御プログラムモジュールを取得する(ステップS203)。そしてエンジン制御用ECU2のプログラム取得部212は、各センサ5からセンサ制御プログラムモジュールを取得する度に、インターフェース12を通じてモニタ用表示デバイスに対してセンサ5の識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得した旨の信号を送信する。そしてモニタ用表示デバイスは、識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得した旨のメッセージを表示する。
エンジン制御用ECU2のプログラム取得部212は、センサ制御プログラムモジュールを受信すると、検知した全てのセンサ5に対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得したか否か判定する(ステップS204)。
そして、エンジン制御用ECU2のプログラム取得部212が、全てのセンサ制御プログラムモジュールを取得したと判定すると、エンジン制御用ECU2のプログラム生成部113は、取得したセンサ制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込む(ステップS205)。また、必要に応じて、各種設定ファイルの書き換えを行う。
一方、ステップS204において、エンジン制御用ECU2のプログラム取得部212は、何れかのセンサ制御プログラムモジュールを取得していないと判断すると、ステップS203の前に制御を戻す。
エンジン制御用ECU2は、接続された全てのセンサ5について、対応するセンサ制御プログラムモジュールの組み込みが終了すると、処理を終了する。
以上、説明してきたように、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2も、センサ5を接続して電源を投入するだけで、自動的に各センサ5から測定信号を取得できるように構成される。また、センサ5自体が、自己の制御に使用するセンサ制御プログラムモジュールを有しているため、エンジン制御用ECU2は、接続が予定されるセンサ5のセンサ制御プログラムモジュールを予め格納しておく必要がない。そのため、エンジン制御用ECU2の記憶部20の記憶容量を節約できる。また、エンジン制御用ECU2は、エンジン制御用ECU2よりも後に開発されたセンサ5も使用することができる。
次に、本発明の電子制御ユニットの第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3について説明する。
本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3は、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2と比較して、センサ制御プログラムモジュールをセンサ5自身から取得する代わりに、センサ制御プログラムモジュールを通信ネットワーク7を介してサーバ6から取得する点で異なり、その余は同一である。そして、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3は、エンジン制御用ECU2と同様に、接続が予定されるセンサ5のセンサ制御プログラムモジュールを予め格納しておく必要がないため、エンジン制御用ECU3の記憶部30の記憶容量を節約できるという利点を有する。さらに、エンジン制御用ECU3は、外部に用意されたサーバ6からセンサ制御プログラムモジュールを取得するため、センサ制御プログラムモジュールが更新された場合であっても、最新のセンサ制御プログラムモジュールを取得して使用することができるという利点を有する。
以下、図5を参照して、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3について、エンジン制御用ECU1及びエンジン制御用ECU2と相違のある部分を中心に説明する。なお、図5において、エンジン制御用ECU1及びエンジン制御用ECU2と同一の機能を有するものには同一の番号を付す。
図5は、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3の機能ブロック図を示す。
エンジン制御用ECU3は、エンジン制御用ECU1及びエンジン制御用ECU2と同様に、記憶部30と、制御部31と、インターフェース12を有する。さらにエンジン制御用ECU3は、サーバ6と通信ネットワーク7を介して通信を行うための通信部33を有する。そして、記憶部30は、予めエンジン制御用ECU3の主制御プログラムを記憶する。また記憶部30は、エンジン制御用ECU3が車両に組み込まれる際に、サーバ6から取得したセンサ制御プログラムモジュールを記憶する。
制御部31は、エンジン制御用ECU3が車両に組み込まれる際に、接続されるセンサ5を検知する。そして制御部31は、検知されたセンサ5用のセンサ制御プログラムモジュールをサーバ6から取得し、主制御プログラムに組み込む。一方制御処理の実行時において、制御部31は、センサ5を制御し、必要に応じてセンサ5から測定信号を取得する。さらに制御部31は、その測定信号に基づいて燃料の噴射時期、点火時期等を制御する。また、インターフェース12は、外部との通信を行うための複数のポートP、P、...、Pを備える。
一方、サーバ6は、エンジン制御用ECU3に接続することが想定される各種のセンサ用のセンサ制御プログラムモジュールを格納する。そしてセンサ制御プログラムモジュールは、1種類のセンサに対して1個準備される。またサーバ6に格納されるセンサ制御プログラムモジュールの名称は、センサの種類に対応付けるために、センサの種類に応じて一意に定められる識別コードを含む。さらにサーバ6は、主制御プログラム及び/又は各センサ制御プログラムモジュールが使用する各種設定ファイルも記憶する。そして、これらセンサ制御プログラムモジュール及び各種設定ファイルは、適宜更新することができる。
以下、エンジン制御用ECU3の各部について詳細に説明する。
記憶部30は、エンジン制御用ECU2の記憶部20と同様に、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリで構成される。記憶部30は、エンジン制御用ECU3自体の動作を制御する主制御プログラムを記憶する。また、後述するように、サーバ6からセンサ制御プログラムモジュールが取得されると、そのセンサ制御プログラムモジュールを記憶する。
制御部31は、エンジン制御用ECU1の制御部11及びエンジン制御用ECU2の制御部21と同様に、組み込み型のプロセッサ、ROM、RAM及びプロセッサに所定の動作をさせる主制御プログラムなどで構成される。また制御部31は、デバイス検知部111、プログラム生成部113、デバイス制御部114を有する。さらに、制御部31は、エンジン制御用ECU1における制御部11のプログラム取得部112の代わりに、プログラム取得部312を有する。そして、制御部31は、エンジン制御用ECU3が車両に組み込まれる際には、接続されるセンサ5を検知する。その後、エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、通信部33及び通信ネットワーク7を通じて、必要なセンサ制御プログラムモジュールをサーバ6から取得して主制御プログラムに組み込む。その他の機能については、制御部11と同様である。そこで以下では、プログラム取得部312及び通信部33についてのみ説明する。
通信部33は、イーサネット(登録商標)などの通信プロトコルにしたがって、通信ネットワークを介して他のホストと通信を行うためのネットワークドライバ及び通信用デバイスを有する。そして、通信部33は、所定の通信プロトコルにしたがってサーバ6との間で、データの送受信を行う。
プログラム取得部312は、センサ制御プログラムモジュールの組み込み処理において、センサ検知部111で接続されていることを検知したセンサ5に対応するセンサ制御プログラムモジュールを、通信部33及び通信ネットワーク7を通じてサーバ6から取得する。センサ制御プログラムモジュールを取得するために、プログラム取得部312は、デバイス検知部111で取得したセンサ5の識別コードを通信部33及び通信ネットワーク7を通じてサーバ6に送信する。サーバ6は、識別コードを受信すると、受信した識別コードをファイル名の一部に有するセンサ制御プログラムモジュールを検索する。そしてサーバ6は、受信した識別コードをファイル名の一部に有するセンサ制御プログラムモジュールを見つけると、エンジン制御用ECU3へ送信する。またサーバ6は、そのセンサ制御プログラムモジュールに関連する設定ファイルもエンジン制御用ECU3へ送信する。そしてプログラム取得部312は、エンジン制御用ECU3がサーバ6からセンサ制御プログラムモジュール及び関連する設定ファイルを受信すると、それらを記憶部30へ記憶する。
次に、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3のデバイス制御プログラム組み込み処理についての動作フローを説明する。
図6に、エンジン制御用ECU3のデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートを示す。以下、図6にしたがって、エンジン制御用ECU3のデバイス制御プログラム組み込み処理の動作を詳細に説明する。なお、このフローチャートで示される動作の制御は、図5に示すエンジン制御用ECU3に含まれる制御部31により行われる。
なお、デバイス制御プログラム組み込み処理を開始するまでの手順については、エンジン制御用ECU1の処理と同様であるため説明を省略する。
デバイス制御プログラム組み込み処理が開始されると、まずエンジン制御用ECU3のデバイス検知部111は、センサ5が接続される可能性のあるポートP、P、...、Pの全てに対して所定の信号を送信し、どのポートにセンサ5が接続されているかを検知する(ステップS301)。次に、エンジン制御用ECU3のデバイス検知部111は、センサ5が接続されているポートPr1、Pr2、...、Prmに対して識別コード取得要求を行い、接続されている各センサ5から、それぞれ識別コードを取得する(ステップS302)。
接続されている各センサ5の識別コードを取得すると、エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、サーバ6に対して、通信部33及び通信ネットワーク7を通じて検知した各センサ5の識別コードを送信し、センサ制御プログラムモジュールの取得要求を行う(ステップS303)。サーバ6は、受信した識別コードに基づいて、対応するセンサ制御プログラムモジュールを検索する(ステップS304)。
サーバ6は、対応するセンサ制御プログラムモジュールを検出すると、エンジン制御用ECU3に対して、通信部33及び通信ネットワーク7を通じてそのセンサ制御プログラムモジュール及び関連する設定ファイルを送信する。エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、センサ制御プログラムモジュール及び関連する設定ファイルを受信すると、そのセンサ制御プログラムモジュール及び関連する設定ファイルを記憶部30に記憶する(ステップS305)。さらにエンジン制御用ECU3は、サーバ6からセンサ制御プログラムモジュールを取得する度に、インターフェース12を通じてモニタ用表示デバイスに対してセンサ5の識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得した旨の信号を送信する。そしてモニタ用表示デバイスは、識別コード及び対応するセンサ制御プログラムモジュールを取得した旨のメッセージを表示する。
一方、ステップS304において、サーバ6は、受信した識別コードの何れかについて、対応するセンサ制御プログラムモジュールを見つけられない場合、エンジン制御用ECU3に対して、対応するセンサ制御プログラムモジュールの検出に失敗した識別コード及び検出に失敗した旨の信号を返信する(ステップS308)。そしてエンジン制御用ECU3は、検出に失敗した旨の信号を受信すると、インターフェース12を通じて、モニタ用表示デバイスに対し、対応するセンサ制御プログラムモジュールを見つけられなかった旨の信号と、その識別コードを送信する。そして、モニタ用表示デバイスは、警告メッセージとともに上記の識別コードを表示する。
エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、ステップS305の後、サーバ6に送信した識別コードと、受信したセンサ制御プログラムモジュールの数を比較して、検知した全てのセンサ5に対応するセンサ制御プログラムモジュールを受信したか否か判定する(ステップS306)。エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、何れかの識別コードに対応するセンサ制御プログラムモジュールの受信が終了していないと判定すると、制御をステップS304の前に戻す。
一方、エンジン制御用ECU3のプログラム取得部312は、全てのセンサ制御プログラムモジュールを受信したと判定すると、取得した全てのセンサ制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込む(ステップS307)。また、必要に応じて、各種設定ファイルの書き換えを行う。
エンジン制御用ECU3は、接続された全てのセンサ5について、対応するセンサ制御プログラムモジュールの組み込みが終了するか、上記のステップS308の後、処理を終了する。
以上、説明してきたように、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3も、センサ5を接続して電源を投入するだけで、自動的に各センサ5から測定信号を取得できるように構成される。また、エンジン制御用ECU3は、サーバ6から必要なセンサ制御プログラムモジュールを取得するため、エンジン制御用ECU3は、接続が予定されるセンサ5のセンサ制御プログラムモジュールを予め備えておく必要がない。そのため、エンジン制御用ECU3の記憶部30の記憶容量を節約できる。また、エンジン制御用ECU3は、センサ5のセンサ制御プログラムモジュールが更新されている場合でも、その最新のセンサ制御プログラムモジュールをサーバ6に格納しておくことにより、最新のセンサ制御プログラムモジュールを容易に利用できる。さらに、エンジン制御用ECU3は、エンジン制御用ECU3よりも後に開発されたセンサ5も使用することができる。
なお、本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3は、通信部33を通信専用の回路基板上に設け、エンジン制御用ECU3とはインターフェース12を通じてデータの通信を行うようにしてもよい。このように構成することにより、エンジン制御用ECU3自体から通信部33を除けるため、エンジン制御用ECU3の製造コストを下げることができる。この場合、デバイス制御プログラム組み込み処理を実行する場合のみ、エンジン制御用ECU3は、通信部33を備えた通信専用の回路基板を接続し、その処理が終了すると通信専用回路基板を取り外すことができる。そして、その通信専用回路基板は、別のエンジン制御用ECU3に対するデバイス制御プログラム組み込み処理に利用することができる。
なお、本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECU2及び第3の実施形態であるエンジン制御用ECU3についても、デバイス検知部111において、接続されているセンサ5を検知する方法は、上記の方法に限られない。第1の実施形態であるエンジン制御用ECU1の場合と同様に、デバイス検知部111は、ポート毎に接続可能なセンサ5が一意に定められている場合、各ポートの電圧に基づいて通電しているか否かを確認することにより、接続されているセンサ5の数及び種類を認識することができる。この場合、デバイス制御プログラム組み込み処理の動作において、識別コードを取得するステップは必要とされない。
なお、上記の実施形態において、本発明に係る電子制御ユニットを、エンジン制御用ECUとして記述してきたが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではない。本発明に係る電子制御ユニットは、例えば、トランスミッション制御用ECU、サスペンション制御用ECU、エアコン制御用ECU、カーナビゲーション制御用ECU等、各種のECUに適用できる。
また上記の実施形態において、本発明に係る電子制御ユニットは、エンジン制御用ECUに接続されるセンサを検知し、そのセンサ用の制御プログラムモジュールを取得して主制御プログラムに組み込むこととしたが、主制御プログラムに組み込むプログラムモジュールはこれに限られない。本発明に係る電子制御ユニットの主制御プログラムに組み込むプログラムモジュールは、本発明に係る電子制御ユニットが制御する車載デバイスであれば、アクチュエータ、エンジン及びエンジン各部のユニット、トランスミッション、サスペンション等の車両の走行に関する各種機器、エアコンディショナー、カーナビゲーション等車内環境及び車内設備に関する各種機器の制御プログラムモジュールであってもよい。
以上のように、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECUの機能ブロック図である。 本発明の電子制御ユニットに係る第1の実施形態であるエンジン制御用ECUのデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートである。 本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECUの機能ブロック図である。 本発明の電子制御ユニットに係る第2の実施形態であるエンジン制御用ECUのデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートである。 本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECUの機能ブロック図である。 本発明の電子制御ユニットに係る第3の実施形態であるエンジン制御用ECUのデバイス制御プログラム組み込み処理の動作フローチャートである。
符号の説明
1、2、3 エンジン制御用ECU(電子制御ユニット)
10、20、30 記憶部
11、21、31 制御部
111 デバイス検知部
112、212、312 プログラム取得部
113 プログラム生成部
114 デバイス制御部
12 インターフェース
33 通信部
4 エンジン
5 センサ(デバイス)
51 プログラム記憶部
6 サーバ
7 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. 接続された前記車載デバイスを検知するデバイス検知部と、
    前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するプログラム取得部と、
    前記取得された制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込むプログラム生成部と、
    前記取得された制御プログラムモジュールが組み込まれた前記主制御プログラムにしたがって前記接続された車載デバイスに関する制御を行うデバイス制御部と、
    を有することを特徴とする電子制御ユニット。
  2. さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する記憶部を有し、
    前記デバイス検知部は、前記接続された車載デバイスから識別コードを取得し、
    前記プログラム取得部は、前記識別コードに基づいて前記記憶部に記憶された複数の制御プログラムモジュールから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項1に記載の電子制御ユニット。
  3. さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する記憶部を有し、
    前記デバイス検知部は、前記車載デバイスが前記制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて前記車載デバイスを検知し、
    前記プログラム取得部は、前記デバイス検知部の検知情報に基づいて前記記憶部に記憶された複数の制御プログラムモジュールから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項1に記載の電子制御ユニット。
  4. 前記プログラム取得部は、前記接続された車載デバイスから、該車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項1に記載の電子制御ユニット。
  5. さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶するサーバとネットワークを介して通信を行う通信部を有し、
    前記デバイス検知部は、前記接続された車載デバイスから識別コードを取得し、
    前記プログラム取得部は、前記通信部を通じて、前記識別コードに基づいて前記サーバに記憶された複数の制御プログラムモジュールから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項1に記載の電子制御ユニット。
  6. さらに、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶するサーバとネットワークを介して通信を行う通信部を有し、
    前記デバイス検知部は、前記車載デバイスが前記制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて前記車載デバイスを検知し、
    前記プログラム取得部は、前記通信部を通じて、前記デバイス検知部の検知情報に基づいて前記サーバに記憶された複数の制御プログラムモジュールから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項1に記載の電子制御ユニット。
  7. 接続された前記車載デバイスを検知するステップと、
    前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップと、
    前記取得された制御プログラムモジュールを主制御プログラムに組み込んで前記車載デバイス制御用プログラムを生成するステップと、
    を有することを特徴とする車載デバイス制御用プログラム生成方法。
  8. さらに、前記接続された車載デバイスから識別コードを取得するステップを有し、
    前記車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、前記識別コードに基づいて、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する前記電子制御ユニットの記憶部又はサーバから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項7に記載の車載デバイス制御用プログラム生成方法。
  9. さらに、前記車載デバイスが前記制御ユニットの予め決まった位置に接続されているかに基づいて前記車載デバイスを検知するステップを有し、
    前記車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、前記検知情報に基づいて、異なる複数の車載デバイスにそれぞれ対応する複数の制御プログラムモジュールを記憶する前記電子制御ユニットの記憶部又はサーバから前記接続された車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項7に記載の車載デバイス制御用プログラム生成方法。
  10. 前記車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得するステップは、前記接続された車載デバイスから、該車載デバイス用の制御プログラムモジュールを取得する、請求項7に記載の車載デバイス制御用プログラム生成方法。
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