JP3798096B2 - レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法 - Google Patents

レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3798096B2
JP3798096B2 JP01666397A JP1666397A JP3798096B2 JP 3798096 B2 JP3798096 B2 JP 3798096B2 JP 01666397 A JP01666397 A JP 01666397A JP 1666397 A JP1666397 A JP 1666397A JP 3798096 B2 JP3798096 B2 JP 3798096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
punch
axis
mode
mode switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01666397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10217052A (ja
Inventor
泰介 平澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP01666397A priority Critical patent/JP3798096B2/ja
Publication of JPH10217052A publication Critical patent/JPH10217052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3798096B2 publication Critical patent/JP3798096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ・パンチ複合機において、パンチ加工時はワークを支持したクランプ装置がX軸上を移動し、このクランプ装置を載設したテーブルがY軸上を移動して加工が行われるが、パンチモードからレーザモードに切り換わる場合、その都度テーブルはY軸上を原点Y0 まで戻り、改めて原点Y0 からスタートして移動を始めるのが一般的な動作である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、レーザモードとパンチモードの切換時に、その都度テーブルがY軸上の原点Y0 に戻らなければならない為に、一枚の材料からパンチ加工及びレーザ加工を共に行う製品を多数個取りする場合などは特に大幅に切換時間を必要とするのが通常である。
【0004】
この発明は、上述の点に着目してなされたもので、複数の仮想原点Y1 〜Yn をプログラム上に設定しプログラム制御するか、または製品寸法を入力して数値制御することによりテーブルが毎回Y軸上の原点Y0 に戻る必要がなくレーザモードとパンチモードの切換時間を短縮できるレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、下記方法により解決できるものである。
【0006】
(1)レーザ・パンチ複合機において、レーザ加工時におけるレーザモードとパンチ加工時におけるパンチモードとのモード切換を高速化するために材料を載置しY軸上を移動するテーブルのY軸上の移動開始の原点をY〜Yとして制御システムに複数の仮想原点を設定し、パンチモードではワークを把持したクランプ装置がX軸上を移動し、テーブルがY軸上を移動して加工が実施され、レーザモードではワークを把持したクランプ装置がX軸上を移動し、レーザセンタがy軸上を移動して加工が実施されるように設定して制御することを特徴とするレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
【0007】
(2) 制御システムをプログラム制御とし、プログラム上に複数の仮想原点Y1 〜Yn を設定することを特徴とする前項(1)記載のレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
【0008】
(3) 制御システムを数値制御とし、製品寸法を入力し複数の仮想原点Y1 〜Yn を設定することを特徴とする前項(1)記載のレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の一実施の形態を説明する。
【0010】
図1は、この発明に係るレーザ・パンチ複合機の要部平面図、図2及び図3は動作説明図、図4は材料から製品を多数個取りする場合の加工説明図、図5は仮想原点Y1 〜Yn の一例を示す説明図、図6は製品拡大説明図である。
【0011】
定尺材より製品を複数個または多数個取り加工する場合、製品単位でパンチ加工とレーザ加工を交互に実施し、この操作を繰り返す場合と、材料単位で製品の数量分を先ずパンチ加工し、その後で製品数量分を纏めてレーザ加工する場合とでは、材料単位で加工する場合は、材料の延び等で個々の製品精度が悪くなることがある。
【0012】
従って、この発明の場合は、製品精度を保つため、パンチ加工及びレーザ加工を交互に実施し一製品ごとに完結する方式とし、この操作を繰り返す場合を対象とする。
【0013】
図面について説明すれば、1はレーザ・パンチ複合機のパンチ加工機用フレーム、2はタレット、3はパンチセンタであり、レーザセンタ4を内蔵したレーザ加工機用フレーム5がパンチ加工機用フレーム1に横設され、レーザセンタ4は独自にy 軸上を移動可能に設けられている。
【0014】
またY軸上を移動するテーブル6の上面に材料Wを支持するクランプ装置7がX軸上を移動可能に配設されている(図1、図2、図3参照)。
【0015】
即ち、パンチモードではクランプ装置7がX軸上を移動しテーブル6がY軸上を移動して加工が実施され、レーザモードではクランプ装置7がX軸上を移動しレーザセンタ4がy軸上を移動して加工が実施されるように設定されている。
【0016】
図7はこの発明における一実施の形態の作用プロセスを示すブロック図であり、図8は一実施例の数値制御の場合の製品寸法入力による仮想原点設定流れ図である。
【0017】
上述の構成に基づいて作用を説明する。
【0018】
クランプ装置7によって支持された材料Wはプログラム制御または数値制御に従ってX軸上を移動し、同時にクランプ装置7を載設したテーブル6はY軸上を移動して製品のパンチ加工部位が、パンチセンタ3の位置に到達して停止し、図4及び図6に示す穴がパンチ加工され、穴開けパンチ加工が終わると、その位置をY軸上の原点として、図6に示すようにテーブル6はY軸上を距離Bだけ移動し、レーザセンタ4はy軸上を移動して所定の位置aで停止しクランプ装置によりX軸上をaからbへ移動して製品の外周の一辺を切断加工しその一辺の切断加工が終わるとY1 を原点としてレーザセンタ4は製品寸法Aの距離だけy軸上をbからcまで移動して、この一辺の切断加工を実施する。引き続き次の一辺がクランプ装置のcからdまでのX軸上の移動によって切断加工され、更にY0 を原点としてレーザセンタ4はy軸上をdからaまで製品寸法Aだけ移動して残った一辺が切断加工され一つの製品WS の加工が完了する。
【0019】
次いでレーザモードからパンチンモードに移行する場合は、図6に示すa点を通るY軸がY軸上の原点となり、この点をスタートして最寄りのパンチ加工用の穴の位置までクランプ装置7のX軸移動とテーブル6のY軸移動により、クランプ装置7に支持された材料Wが移動し、パンチセンタ3の位置で停止し穴開けパンチ加工が実施され、続いて穴の中心を通るY軸を原点として、テーブル6はY軸上をBの距離だけ移動し製品WS の外周がレーザによって切断加工される。
【0020】
以上の操作が繰り返され、一枚の材料Wから製品WS を多数個取りすることができる。
【0021】
なお、一枚の材料から取り出す製品の個数が多数個の場合に限らず、製品の大きさに応じて、テーブルのY軸移動及びレーザセンタのy軸移動を最短距離とすることができる。
【0022】
更にまた、パンチモードでパンチ加工を実施中に、次のレーザ加工を行う位置までレーザセンタのy軸移動をしておいて待機の状態とすることもできる。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、レーザ・パンチ複合機において、制御要素として複数の仮想原点をプログラム上に設定または製品寸法を入力して数値制御することにより材料を支持するクランプ装置を載設したテーブルのY軸移動距離を最短とすることができ、更に加えて、レーザセンタのy軸移動距離も最短とすることができるので、総合的にパンチモードとレーザモードの高速切換が可能となって加工時間が短縮され生産効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示すレーザ・パンチ複合機の要部平面図
【図2】 動作説明図
【図3】 動作説明図
【図4】 一枚の材料から製品を多数個取りする場合の加工説明図
【図5】 仮想原点設定例の説明図
【図6】 製品拡大説明図
【図7】 この発明の一実施の形態の作用プロセスを示すブロック図
【図8】 製品寸法入力による数値制御の場合の仮想原点設定流れ図
【符号の説明】
1 パンチ加工機用フレーム
2 タレット
3 パンチセンタ
4 レーザセンタ
5 レーザ加工機用フレーム
6 テーブル
7 クランプ装置
W 材料
S 製品

Claims (3)

  1. レーザ・パンチ複合機において、レーザ加工時におけるレーザモードとパンチ加工時におけるパンチモードとのモード切換を高速化するために材料を載置しY軸上を移動するテーブルのY軸上の移動開始の原点をY〜Yとして制御システムに複数の仮想原点を設定し、パンチモードではワークを把持したクランプ装置がX軸上を移動し、テーブルがY軸上を移動して加工が実施され、レーザモードではワークを把持したクランプ装置がX軸上を移動し、レーザセンタがy軸上を移動して加工が実施されるように設定して制御することを特徴とするレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
  2. 制御システムをプログラム制御とし、プログラム上に複数の仮想原点Y1 〜Yn を設定することを特徴とする請求項1記載のレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
  3. 制御システムを数値制御とし、製品寸法を入力し複数の仮想原点Y1 〜Yn を設定することを特徴とする請求項1記載のレーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法。
JP01666397A 1997-01-30 1997-01-30 レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法 Expired - Fee Related JP3798096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01666397A JP3798096B2 (ja) 1997-01-30 1997-01-30 レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01666397A JP3798096B2 (ja) 1997-01-30 1997-01-30 レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10217052A JPH10217052A (ja) 1998-08-18
JP3798096B2 true JP3798096B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=11922579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01666397A Expired - Fee Related JP3798096B2 (ja) 1997-01-30 1997-01-30 レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3798096B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108620885A (zh) * 2018-07-11 2018-10-09 广州树熊文化传播有限公司 一种机器人控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10217052A (ja) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101332573B (zh) 用于加工板形工件的机床和方法
WO2005102570A1 (ja) 数値制御旋盤におけるワークの加工方法
JP3798096B2 (ja) レーザ・パンチ複合機における高速レーザ・パンチモード切換方法
JP3893334B2 (ja) 多系統数値制御装置
JP4268781B2 (ja) 円弧溝の加工方法
JPH11147134A (ja) 板金加工方法および板金加工ラインシステム
JPS63295085A (ja) Cncレ−ザ加工方法
JP4573390B2 (ja) ワーク位置決め方法
JP2015107511A (ja) パンチ折損検出方法及びレーザ・パンチ複合加工機
JP2019136793A (ja) 工作機械及びそのワーク加工方法
JP6035551B2 (ja) パンチ切断複合機における加工方法及びその自動プログラミング装置
JP4197601B2 (ja) ブランキング加工方法
JP3231434U (ja) ワーク加工装置
JP3500437B2 (ja) パンチプレス加工方法
JPH058064A (ja) レーザ加工機による切断方法
JPH0760467A (ja) ワークの切断方法
JP2014128827A (ja) パンチ切断複合機におけるスクラップ搬出方法及びその方法の実施に直接使用する制御装置
JP6718329B2 (ja) ワーク掴み替え切削加工方法
IT202000024295A1 (it) Macchina utensile
JPH0379201A (ja) 工作機械
JPH06328346A (ja) バリ取り加工システム
JPS63127811A (ja) 加工線設定方法
JPS63278736A (ja) 高能率工具選択方法
JPH06161532A (ja) 干渉防止機能を備えたncデータ生成装置
JPH1097314A (ja) 板金加工ラインの加工機割付け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees