JP3797466B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3797466B2
JP3797466B2 JP27883999A JP27883999A JP3797466B2 JP 3797466 B2 JP3797466 B2 JP 3797466B2 JP 27883999 A JP27883999 A JP 27883999A JP 27883999 A JP27883999 A JP 27883999A JP 3797466 B2 JP3797466 B2 JP 3797466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
drums
adjusted
reference position
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27883999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001096878A (ja
Inventor
英明 野木
泰 藏谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP27883999A priority Critical patent/JP3797466B2/ja
Publication of JP2001096878A publication Critical patent/JP2001096878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3797466B2 publication Critical patent/JP3797466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、複写装置などの画像形成装置に関し、とくに用紙上における画像の形成位置をその天地方向および左右方向において調整する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置や複写装置のような画像形成装置において、用紙に対して多色画像形成を行うために、1つの用紙搬送経路上に版胴や感光体ドラムのような画像形成ドラムを複数配設したものが知られている。このような画像形成装置においては、複数の画像形成ドラムのそれぞれにより1枚の用紙に画像が形成されるため、用紙上に画像が形成される位置を各画像形成ドラム毎に調整する必要がある。ここで、画像形成位置の調整は、まず基準となる1色の位置を基準色の位置として定め、この位置に他の1の色による画像が位置合わせされるように、この1の色に対応する画像形成ドラムの天地方向および左右方向における画像形成位置を移動する。そしてこの移動を色数分の画像形成ドラムについて行うことにより画像形成位置の調整が行われる(方法1)。ここで、天地方向とは用紙の搬送方向のことであり、左右方向とは用紙の搬送方向に直交する方向である。一方、位置合わせのための架空の基準位置を定め、各色の画像をこの架空基準位置に移動させるように各画像形成ドラムの天地方向および左右方向の画像形成位置を調整することも行われている(方法2)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法1においては、基準色の位置とこれに位置合わせを行う色の位置とが大きく離れていると、画像形成ドラムの移動量が非常に大きくなるため、位置合わせ作業に長時間を要するものとなる。また、必要な移動量が画像形成ドラムの移動可能範囲を越えてしまう場合もあり、この場合においては画像形成位置を合わせることができない。また、上記方法2においては、各画像形成ドラムによる画像形成位置を架空基準位置に合わせる必要があるため、各画像形成ドラム毎にその移動量を算出する必要があり、これによっても位置合わせ作業に長時間を要するものとなる。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画像形成位置の調整作業を簡易に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の画像形成装置は、2つの画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置が前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整されるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
なお、本発明による第1の画像形成装置においては、前記各画像形成ドラムの前記天地方向および前記左右方向の移動量を表示する表示手段をさらに備えることが好ましい。
【0007】
また、本発明による第1の画像形成装置においては、前記各画像形成ドラムをそれぞれ別個に前記天地方向および前記左右方向に移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を微調整する微調整手段をさらに備えることが好ましい。
【0008】
さらに、本発明による第1の画像形成装置においては、前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に同一方向に同量移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する同時位置制御手段をさらに備えることが好ましい。
【0009】
ここで、同時位置制御手段は、天地方向調整手段および左右方向調整手段の駆動を微調整するものであってもよい。
【0010】
本発明による第2の画像形成装置は、3以上の複数の画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
前記複数の画像形成ドラムから任意の2つの画像形成ドラムを選択する選択手段と、
該選択手段により選択された2つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置が前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整されるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段と、
前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置の調整がなされた前記2つの画像形成ドラムを1組として、該1組の画像形成ドラムと該1組の画像形成ドラム以外の画像形成ドラムとの前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置の調整、該調整後の前記画像形成ドラムを前記1組の画像形成ドラムに加えて新たな1組の画像形成ドラムとし、該新たな1組の画像形成ドラムと該1組の画像形成ドラム以外の画像形成ドラムとの前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置の調整を、全ての画像形成ドラムについての調整が終了するまで繰り返し行うよう、前記選択手段および前記位置制御手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
なお、本発明による第2の画像形成装置においては、前記各画像形成ドラムの前記天地方向および前記左右方向の移動量を表示する表示手段をさらに備えることが好ましい。
【0012】
また、本発明による第2の画像形成装置においては、前記各画像形成ドラムをそれぞれ別個に前記天地方向および前記左右方向に移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を微調整する微調整手段をさらに備えることが好ましい。
【0013】
さらに、本発明による第2の画像形成装置においては、前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に同一方向に同量移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する同時位置制御手段をさらに備えることが好ましい。
【0014】
【発明の効果】
本発明による第1の画像形成装置によれば、2つの画像形成ドラムについて、各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、画像形成位置を調整するようにしたものである。また、本発明による第2の画像形成装置によれば、3以上の複数の画像形成ドラムについて、まず2つの画像形成ドラムを選択し、この2つの画像形成ドラムについて上記本発明による第1の画像形成装置による場合と同様に画像形成位置の調整が行われる。そしてこの調整の後、先の2つの画像形成ドラムを1組のドラムとし、この1組のドラムを1つの画像形成ドラムと見なし、これと他の画像形成ドラムとにおいて画像形成位置の調整が行われる。そしてこの調整作業を全ての画像形成ドラムの調整が終了するまで繰り返し行うことにより、全ての画像形成ドラムにおける画像形成位置の調整が行われる。
【0015】
このため、上記方法1と比較して画像形成位置調整時における各画像形成ドラムの移動量は1/2となるため、位置合わせを行う色の位置が大きく離れている場合にも、位置合わせの作業時間を短くすることができる。また、移動量が1/2となるため、位置合わせに必要な移動量を画像形成ドラムの移動可能範囲内にできる蓋然性が高くなり、これにより画像形成位置を合わせられなくなるという可能性を低減することができる。また、方法2のように架空の基準位置を定め、各画像形成ドラム毎に移動量を算出する必要がないため、方法2と比較しても位置合わせの作業時間を短縮することができる。
【0016】
また、画像形成ドラムの天地方向および左右方向の移動量を表示することにより、画像形成位置の位置合わせに必要な画像形成ドラムの移動量を容易に確認することができる。
【0017】
さらに、各画像形成ドラムを別個に天地方向および左右方向に移動させることにより、さらに微妙な画像形成位置の調整を行うことができ、これにより画像形成位置調整の精度を向上させることができる。
【0018】
また、各画像形成ドラムを同時に同一方向に同量移動させるようにすることにより、各画像形成ドラム毎に画像形成位置を調整した後、各画像形成ドラムによる画像形成位置を同時に調整させることができ、これにより用紙上における最終的な画像形成位置の調整を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施形態による孔版印刷装置の構成を示す概略図である。図1において、時計方向に回転駆動される紙胴10の周囲には、この紙胴10の軸線と平行な軸線を有しかつ紙胴10と同一の直径を有する第1から第3の版胴20A,20B,20Cが、紙胴10に近接してかつ紙胴10の回転方向(印刷用紙Pの搬送方向)に沿って順に配置されている。版胴20A〜20Cの胴部は、円筒状に巻かれた網材によって構成されている。
【0021】
各版胴20A〜20Cは、それぞれ版胴軸21A〜21Cを中心にして紙胴10とは反対方向に、すなわち反時計廻り方向に同期して回転駆動される。版胴20A〜20Cの母線に沿う一部には、この外周面に巻装される孔版原紙の一端を係止する孔版原紙係止部22が設けられている。
【0022】
紙胴10は、その外周面の一部に母線に沿った切欠き部11を備えている。この切欠き部11は、版胴20A〜20Cの孔版原紙係止部22を受入れるために設けられるものであり、この切欠き部11と孔版原紙係止部22とが互いに同期整合回転するように構成されている。紙胴10は、印刷用紙Pの一端を係止する紙爪12を紙胴10の回転方向に関して切欠き部11のトレーリング側の端部近傍に備えている。
【0023】
この場合、第1の版胴20Aにて第1の画像を第1の色(例えば赤色)のインクにより印刷用紙Pに印刷し、次いで第2の版胴20Bにて第2の画像を第2の色(例えば黄色)のインクにより第1の画像に重ねて印刷用紙Pに印刷し、次いで第3の版胴20Cにて第3の画像を第3の色(例えば青色)のインクにより第1および第2の画像に重ねて印刷用紙Pに印刷し得るように、版胴20A〜20Cが常に相互間に所定の位相差を保って回転駆動される。
【0024】
版胴20A〜20Cの内部には、インクを含んだ中押しローラ23A〜23Cおよびインク供給部((図示は省略)が配置されている。これら3個の版胴20A〜20Cがそれぞれ備えている中押しローラ23A〜23Cは、それぞれ赤色インク、黄色インクおよび青色インクを含んでいる。
【0025】
これら中押しローラ23A〜23Cは、その外周面にてそれぞれ版胴20A〜20Cの内周面に接触しつつ転動するように配置され、紙爪12により紙胴10の外周面上に保持された印刷用紙P上に印刷を施す作動位置と、印刷を施さない非作動位置との間で駆動されるようになっている。各中押しローラ23A〜23Cの作動開始点は、有効印面から良好な印刷が行えるような作動位置に設定されている。
【0026】
印刷用紙Pの給紙部30は、給紙台31上に積層された印刷用紙Pを1枚ずつ引き出す給紙ローラ32を備えており、印刷用紙Pはタイミングローラ33,34を介して紙胴10に搬送される。この給紙部30は、第1の版胴20Aの通紙方向の上流に配置され、給紙部30から給紙された印刷用紙Pは、通常の印刷工程においては、最初に第1の版胴20Aにより印刷され、その後、第2の版胴20B、第3の版胴20Cの順に印刷される。すなわち、一度の通紙で全ての版胴20A〜20Cによる印刷を行うことができる。
【0027】
排紙部35は、最終版胴、すなわち第3の版胴20Cの通紙方向の下流に配置され、印刷用紙Pは第3の版胴20Cによって印刷された後に排紙部35により排紙される。排紙部35は、ピンチロールユニット36、排紙ロール37、排紙サクション38からなり、排紙サクション38から排出された印刷済み用紙は排紙台39上にスタックされる。
【0028】
給紙部30および排紙部35は、第1の版胴20Aと第3の版胴20Cとの間に配置されている。このように、給紙部30と排紙部35とが同一サイドに配置されていることにより、一度印刷した印刷用紙をそのまま(裏返すことなく)排紙台39上から給紙台31上へ移動させるだけで、両面印刷を行うことも可能になる。
【0029】
紙胴軸13には、紙胴10の基準位置を検出して紙胴10の1回転毎に1個の検出パルスを発生する基準位置検出部14と、この基準位置検出部14からの検出信号を基準にして、紙胴10の1回転中の回転位置を検出してパルスカウントするパルスエンコーダからなる回転位置検出部15とが設けられている。なお、これら基準位置検出部14および回転位置検出部15は版胴軸21A〜21C側に設けることもできる。
【0030】
一方、各版胴20A〜20C毎に、印刷用紙Pにおける天地方向および左右方向の印刷位置を調整するための天地・左右調整機構が設けられている。以下、各版胴20A〜20Cの天地・左右調整機構の構成について説明する。図2は版胴の天地調整機構の構成を示す斜視図、図3は版胴の左右調整機構の構成を示す斜視図である。なお、天地・左右調整機構の構成は各版胴で共通であるため、ここでは第1の版胴20Aの調整機構について説明する。まず、天地調整機構について説明する。図2に示すように、天地調整機構40においては、後述する制御手段の制御による天地パルスモータ41の回転が、天地パルスモータ41の回転軸に取り付けられた駆動歯車42を介して、これと噛合する天地歯車43に伝達される。天地歯車43の回転軸にはウォームギアとしての天地駆動歯車44が形成されており、天地歯車43が回転すると天地駆動歯車44が回転する。天地駆動歯車44は天地調整歯車45と噛合しており、天地駆動歯車44の回転により天地調整歯車45が回転する。天地調整歯車45には、その回転軸と同軸の内歯駆動歯車46が形成されており、この内歯駆動歯車46の回転は中間歯車47A〜47Cを介して伝達歯車48に伝達される。伝達歯車48は伝達軸49を介して駆動歯車50と接続されており、この駆動歯車50が版胴20Aの端部外周面に形成された従動歯車51と噛合している。
【0031】
したがって、天地パルスモータ41が回転すると、その駆動力が天地歯車43、天地駆動歯車44、天地調整歯車45、内歯駆動歯車46、中間歯車47A〜47C、伝達歯車49および駆動歯車50を介して従動歯車51に伝達され、これにより版胴20Aが回転して印刷時における天地方向での印刷位置が調整される。
【0032】
なお、天地調整歯車45にはスリット状のセンサ板45Aが取り付けられており、このセンサ板45Aの移動位置が天地センサ52により検出され、これにより天地調整歯車45の回転量すなわち天地方向における印刷位置の移動量を検出することができる。
【0033】
次いで、左右調整機構について説明する。図3に示すように、左右調整機構60においては、後述する制御手段の制御による左右パルスモータ61の回転が、左右パルスモータ61の回転軸に取り付けられた駆動歯車62を介して、これと噛合する歯車63,64に伝達される。歯車64には移動歯車65が噛合されている。移動歯車65の回転軸には雄ネジ66が形成されており、この雄ネジ66が版胴20Aを支持する支持部材55に取り付けられた移動軸67の雌ネジ部(不図示)と螺合している。
【0034】
したがって、左右パルスモータ61が回転すると、その駆動力が歯車63,64、移動歯車65、雄ネジ66および雌ネジ部を介して移動軸67に伝達され、これにより版胴20Aが左右方向に移動して、印刷時における左右方向での印刷位置が調整される。
【0035】
なお、移動軸67にはスリット状のセンサ板67Aが取り付けられており、このセンサ板67Aの移動位置が左右センサ69により検出され、これにより移動軸67の移動量すなわち左右方向における印刷位置の移動量を検出することができる。
【0036】
図4は天地パルスモータ41および左右パルスモータ61の回転量を制御するための制御手段の構成を示す概略ブロック図である。図4に示すように、この制御手段57は、1チップマイコン70と、操作パネル80と、モータ駆動部90とを備える。
【0037】
1チップマイコン70は、CPU71と、制御プログラムが記憶されたROM72と、CPU71の作業変数などの記憶に使用するRAM73とを備える。
【0038】
操作パネル80は、図5にも示すように確定割付グループ選択スイッチ81、位置合わせグループスイッチ82、位置合わせ調整スイッチ83、版胴選択スイッチ84および印刷位置調整スイッチ85を備える。なお、操作パネル80には、図5に示すように代表的なキーとして印刷を開始するためのスタートキー、印刷を停止するためのストップキー等を備えるが、ここでは天地パルスモータ41および左右パルスモータ61の駆動を制御するためのスイッチについてのみ説明する。また、操作パネル80には、種々の表示を行う液晶表示部86が設けられている。
【0039】
モータ駆動部90は天地パルスモータ41を駆動するモータ駆動回路91と、左右パルスモータ61を駆動するモータ駆動回路92とを備える。
【0040】
次いで、本実施形態の動作について説明する。
【0041】
まず印刷位置の位置合わせを行う版胴20A〜20Cのグループ分けを行う。図6は版胴のグループ分け処理のフローチャートである。図6に示すように、位置合わせグループスイッチ82のボタンAが押下されたか否かが判断され(ステップS1)、ステップS1が肯定されるとグループA設定処理を行ってリターンする(ステップS2)。一方、ステップS1が否定されると、ボタンBが押下されたか否かが判断され(ステップS3)、ステップS3が肯定されるとグループB設定処理を行ってリターンする(ステップS4)。ステップS3が否定された場合はリターンする。
【0042】
図7はグループA設定処理のフローチャートである。まず、グループAの登録情報を全て抹消し(ステップS11)、次いで版胴選択スイッチ84のボタン1が押下されたか否かが判断される(ステップS12)。ステップS12が肯定されると、グループBに版胴20Aが登録されている場合にはグループBより版胴20Aを削除し(ステップS13)、グループAに版胴20Aを登録して(ステップS14)、ステップS12に戻る。ステップS12が否定されると、版胴選択スイッチ84のボタン2が押下されたか否かが判断される(ステップS15)。ステップS15が肯定されると、グループBに版胴20Bが登録されている場合にはグループBより版胴20Bを削除し(ステップS16)、グループAに版胴20Bを登録して(ステップS17)、ステップS12に戻る。ステップS15が否定されると、版胴選択スイッチ84のボタン3が押下されたか否かが判断される(ステップS18)。ステップS18が肯定されると、グループBに版胴20Cが登録されている場合にはグループBより版胴20Cを削除し(ステップS19)、グループAに版胴20Cを登録して(ステップS20)、ステップS12に戻る。ステップS18が否定されると、ステップS21においてその他のボタンが押下されたか否かが判断され、ステップS21が否定された場合はステップS12に戻る。また、ステップS21が肯定された場合はリターンする。
【0043】
図8はグループB設定処理のフローチャートである。まず、グループBの登録情報を全て抹消し(ステップS31)、次いで版胴選択スイッチ84のボタン1が押下されたか否かが判断される(ステップS32)。ステップS32が肯定されると、グループAに版胴20Aが登録されている場合にはグループAより版胴20Aを削除し(ステップS33)、グループBに版胴20Aを登録して(ステップS34)、ステップS32に戻る。ステップS32が否定されると、版胴選択スイッチ84のボタン2が押下されたか否かが判断される(ステップS35)。ステップS35が肯定されると、グループAに版胴20Bが登録されている場合にはグループAより版胴20Bを削除し(ステップS36)、グループBに版胴20Bを登録して(ステップS37)、ステップS32に戻る。ステップS35が否定されると、版胴選択スイッチ84のボタン3が押下されたか否かが判断される(ステップS38)。ステップS38が肯定されると、グループAに版胴20Cが登録されている場合にはグループAより版胴20Cを削除し(ステップS39)、グループBに版胴20Cを登録して(ステップS40)、ステップS32に戻る。ステップS38が否定されると、ステップS41においてその他のボタンが押下されたか否かが判断され、ステップS41が否定された場合はステップS32に戻る。また、ステップS41が肯定された場合はリターンする。
【0044】
なお、本実施形態においては3つの版胴20A〜20Cについての印刷位置の位置合わせを行うものであるため、まず、グループA,Bにそれぞれ版胴20A,20Bを登録し、後述するように版胴20A,20Bについての印刷位置の調整を行った後、グループAに版胴20A,20B、グループBに版胴20Cを登録して、版胴20A,20Bと版胴20Cとの印刷位置の調整を行うものである。なお、版胴が2つのみである場合には、グループA,Bにそれぞれ版胴を登録して位置合わせを行えばよい。また、版胴が4以上ある場合には、まず2つの版胴の位置合わせを行った後、これを1つのグループとしてグループAに登録し、グループBに他の1の版胴を登録して位置合わせを行う。次いで、位置合わせ後にグループAに3つの版胴を登録し、グループBに他の1の版胴を登録して位置合わせを行う。そして、以下このグループ設定処理および位置合わせを繰り返して全ての版胴についての位置合わせを行えばよい。
【0045】
このようにしてグループA,Bの設定がなされると、グループAおよびグループBの版胴の位置合わせを行う。図9は位置合わせ調整処理のフローチャートである。まず、位置合わせ調整スイッチ83のボタンaが押下されたか否かが判断され(ステップS51)、ステップS51が肯定された場合は位置合わせ調整ボタンa処理を行ってリターンする(ステップS52)。ステップS51が否定された場合はボタンbが押下されたか否かが判断され(ステップS53)、ステップS53が肯定された場合は位置合わせ調整ボタンb処理を行ってリターンする(ステップS54)。ステップS53が否定された場合はボタンcが押下されたか否かが判断され(ステップS55)、ステップS55が肯定された場合は位置合わせ調整ボタンc処理を行ってリターンする(ステップS56)。ステップS55が否定された場合はボタンdが押下されたか否かが判断され(ステップS57)、ステップS57が肯定された場合は位置合わせ調整ボタンd処理を行ってリターンする(ステップS58)。なお、ステップS57が否定された場合もリターンする。
【0046】
図10は位置合わせ調整ボタンa処理のフローチャートである。まず、グループAに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS61)。ステップS61が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS62)。一方、ステップS61が否定された場合は、グループAに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS63)、ステップS63が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS64)。ステップS63が否定された場合は、グループAに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS65)、ステップS65が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS66)。
【0047】
一方、ステップS65が否定された場合は、グループBに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS67)、ステップS67が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS68)。ステップS67が否定された場合は、グループBに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS69)、ステップS69が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS70)。ステップS69が否定された場合は、グループBに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS71)、ステップS71が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御して(ステップS72)リターンする。また、ステップS71が否定された場合もリターンする。
【0048】
これにより、ボタンaを1回押下する毎に、グループAに登録された版胴と、グループBに登録された版胴とにおける天地方向の印刷位置が互いに近づく方向に同時に1ステップ移動する。なお、1ステップによる移動量は予め定められている。また、この印刷位置の移動の状態を操作パネル80の液晶表示部86に表示することにより、印刷位置の移動量を視覚的に確認することができる。
【0049】
図11は位置合わせ調整ボタンb処理のフローチャートである。まず、グループAに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS81)、ステップS81が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS82)。一方、ステップS81が否定された場合は、グループAに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS83)、ステップS83が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS84)。ステップS83が否定された場合は、グループAに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS85)、ステップS85が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をEND側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS86)。
【0050】
一方、ステップS85が否定された場合は、グループBに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS87)、ステップS87が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS88)。ステップS87が否定された場合は、グループBに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS89)、ステップS89が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御する(ステップS90)。ステップS89が否定された場合は、グループBに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS91)、ステップS91が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をTOP側に1ステップ移動するよう天地パルスモータ41のモータ駆動回路91を制御して(ステップS92)リターンする。また、ステップS91が否定された場合もリターンする。
【0051】
これにより、ボタンbを1回押下する毎に、グループAに登録された版胴と、グループBに登録された版胴とにおける天地方向の印刷位置が互いに離れる方向に同時に1ステップ移動する。
【0052】
図12は位置合わせ調整ボタンc処理のフローチャートである。まず、グループAに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS101)、ステップS101が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS102)。一方、ステップS101が否定された場合は、グループAに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS103)、ステップS103が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS104)。ステップS103が否定された場合は、グループAに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS105)、ステップS105が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS106)。
【0053】
一方、ステップS105が否定された場合は、グループBに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS107)、ステップS107が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS108)。ステップS107が否定された場合は、グループBに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS109)、ステップS109が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS110)。ステップS109が否定された場合は、グループBに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS111)、ステップS111が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御して(ステップS112)リターンする。また、ステップS111が否定された場合もリターンする。
【0054】
これにより、ボタンcを1回押下する毎に、グループAに登録された版胴と、グループBに登録された版胴とにおける左右方向の印刷位置が互いに近づく方向に同時に1ステップ移動する。
【0055】
図13は位置合わせ調整ボタンd処理のフローチャートである。まず、グループAに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS121)、ステップS121が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS122)。一方、ステップS121が否定された場合は、グループAに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS123)、ステップS123が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS124)。ステップS123が否定された場合は、グループAに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS125)、ステップS125が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS126)。
【0056】
一方、ステップS125が否定された場合は、グループBに版胴20Aが登録されているか否かが判断され(ステップS127)、ステップS127が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS128)。ステップS127が否定された場合は、グループBに版胴20Bが登録されているか否かが判断され(ステップS129)、ステップS129が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御する(ステップS130)。ステップS129が否定された場合は、グループBに版胴20Cが登録されているか否かが判断され(ステップS131)、ステップS131が肯定された場合は、版胴20Cの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動するよう左右パルスモータ61のモータ駆動回路92を制御して(ステップS132)リターンする。また、ステップS131が否定された場合もリターンする。
【0057】
これにより、ボタンdを1回押下する毎に、グループAに登録された版胴と、グループBに登録された版胴とにおける左右方向の印刷位置が互いに離れる方向に同時に1ステップ移動する。
【0058】
そして、上述したグループA,Bへの版胴20A〜20Cの登録、およびボタンa〜dによる位置合わせを行うことにより、各版胴20A〜20Cの天地・左右方向の印刷位置が調整される。
【0059】
このように、本実施形態においては、位置合わせ調整スイッチ83の各ボタンa〜dを1回押下する毎に、グループA,Bに登録されている版胴を互いに異なる方向に同時に移動させるようにしたため、印刷位置調整時における各版胴20A〜20Cの移動量は、個々の版胴20A〜20Cを個別に調整する場合と比較して1/2となる。したがって、印刷位置の位置合わせを行う版胴の位置が大きく離れている場合にも、位置合わせのための作業時間を短くすることができる。また、移動量が1/2となるため、位置合わせに必要な移動量を版胴20A〜20Cの移動許容量内にできる蓋然性が高くなり、これにより印刷位置を合わせられなくなるという可能性を低減することができる。
【0060】
なお、上述したように版胴20A〜20Cの天地・左右方向の印刷位置の調整がなされても、印刷位置が微妙にずれている場合がある。このような場合は、版胴20A〜20Cについて個別に印刷位置を微調整可能とすればよい。以下、この印刷位置の微調整について説明する。
【0061】
図14は版胴選択処理のフローチャートである。この版胴選択処理は、印刷位置の微調整を行う版胴を選択するための処理である。まず、版胴選択スイッチ84のボタン1が押下されたか否かが判断され(ステップS141)、ステップS141が肯定された場合は版胴20Aが選択されたことをRAM73に記憶してリターンする(ステップS142)。ステップS141が否定された場合は、版胴選択スイッチ84のボタン2が押下されたか否かが判断され(ステップS143)、ステップS143が肯定された場合は版胴20Bが選択されたことをRAM73に記憶してリターンする(ステップS144)。ステップS143が否定された場合は、版胴選択スイッチ84のボタン3が押下されたか否かが判断され(ステップS145)、ステップS145が肯定された場合は版胴20Cが選択されたことをRAM73に記憶してリターンする(ステップS146)。ステップS145が否定された場合は、版胴選択スイッチ84のボタンALLが押下されたか否かが判断され(ステップS147)、ステップS147が肯定された場合は全ての版胴20A〜20Cが選択されたことをRAM73に記憶してリターンする(ステップS144)。ステップS147が否定された場合もリターンする。なお、ボタンALLが押下された場合には、全ての版胴20A,20B,20Cが選択されて印刷位置の調整が各版胴において同時に行われる。
【0062】
このようにして、印刷位置の微調整を行う版胴が選択されると、次いで印刷位置の微調整を行う。図15は印刷位置の調整処理のフローチャートである。まず、印刷位置調整スイッチ85のボタンTOPが押下されたか否かが判断され(ステップS151)、ステップS151が肯定されると印刷位置TOP移動処理が行われる(ステップS152)。ステップS151が否定されると、印刷位置調整スイッチ85のボタンENDが押下されたか否かが判断され(ステップS153)、ステップS153が肯定されると印刷位置END移動処理が行われる(ステップS154)。ステップS153が否定されると、印刷位置調整スイッチ85のボタンLEFTが押下されたか否かが判断され(ステップS155)、ステップS155が肯定されると印刷位置LEFT移動処理が行われる(ステップS156)。ステップS155が否定されると、印刷位置調整スイッチ85のボタンRIGHTが押下されたか否かが判断され(ステップS157)、ステップS157が肯定されると印刷位置RIGHT移動処理が行われる(ステップS158)。
【0063】
図16は印刷位置TOP移動処理のフローチャートである。まず、版胴選択処理において全ての版胴が選択されているか否かが判断され(ステップS161)、ステップS161が肯定された場合は全ての版胴20A〜20Cの印刷位置をTOP側に1ステップ移動してリターンする(ステップS162)。ステップS161が否定された場合は、版胴20Aが選択されているか否かが判断され(ステップS163)、ステップS163が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をTOP側に1ステップ移動してリターンする(ステップS164)。ステップS163が否定された場合は、版胴20Bが選択されているか否かが判断され(ステップS165)、ステップS165が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をTOP側に1ステップ移動してリターンする(ステップS166)。ステップS165が否定された場合は、版胴20Cが選択されているものとして、版胴20Cの印刷位置をTOP側に1ステップ移動してリターンする(ステップS167)。これにより、選択された版胴20A〜20Cの印刷位置がTOP側に移動することとなる。
【0064】
図17は印刷位置END移動処理のフローチャートである。まず、版胴選択処理において全ての版胴が選択されているか否かが判断され(ステップS171)、ステップS171が肯定された場合は全ての版胴20A〜20Cの印刷位置をEND側に1ステップ移動してリターンする(ステップS172)。ステップS171が否定された場合は、版胴20Aが選択されているか否かが判断され(ステップS173)、ステップS173が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をEND側に1ステップ移動してリターンする(ステップS174)。ステップS173が否定された場合は、版胴20Bが選択されているか否かが判断され(ステップS175)、ステップS175が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をEND側に1ステップ移動してリターンする(ステップS176)。ステップS175が否定された場合は、版胴20Cが選択されているものとして、版胴20Cの印刷位置をEND側に1ステップ移動してリターンする(ステップS177)。これにより、選択された版胴20A〜20Cの印刷位置がEND側に移動することとなる。
【0065】
図18は印刷位置LEFT移動処理のフローチャートである。まず、版胴選択処理において全ての版胴が選択されているか否かが判断され(ステップS181)、ステップS181が肯定された場合は全ての版胴20A〜20Cの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS182)。ステップS181が否定された場合は、版胴20Aが選択されているか否かが判断され(ステップS183)、ステップS183が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS184)。ステップS183が否定された場合は、版胴20Bが選択されているか否かが判断され(ステップS185)、ステップS185が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS186)。ステップS185が否定された場合は、版胴20Cが選択されているものとして、版胴20Cの印刷位置をLEFT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS187)。これにより、選択された版胴20A〜20Cの印刷位置がLEFT側に移動することとなる。
【0066】
図19は印刷位置RIGHT移動処理のフローチャートである。まず、版胴選択処理において全ての版胴が選択されているか否かが判断され(ステップS191)、ステップS191が肯定された場合は全ての版胴20A〜20Cの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS192)。ステップS191が否定された場合は、版胴20Aが選択されているか否かが判断され(ステップS193)、ステップS193が肯定された場合は、版胴20Aの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS194)。ステップS193が否定された場合は、版胴20Bが選択されているか否かが判断され(ステップS195)、ステップS195が肯定された場合は、版胴20Bの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS196)。ステップS195が否定された場合は、版胴20Cが選択されているものとして、版胴20Cの印刷位置をRIGHT側に1ステップ移動してリターンする(ステップS197)。これにより、選択された版胴20A〜20Cの印刷位置がRIGHT側に移動することとなる。
【0067】
なお、上記実施形態では、位置合わせグループスイッチ82により版胴20A〜20Cのグループ分け処理を行っているが、確定割付グループ選択スイッチ81に、予めグループ分けの態様を割り付けておき、ボタンX,Y,Zの押下によりグループ分けを行うようにしてもよい。図20は確定割付グループ選択スイッチ81を用いたグループ分け処理のフローチャートである。なお、ここでは、ボタンXにはグループAに版胴20A、グループBに版胴20Bを登録するグループ分け処理を、ボタンYにはグループAに版胴20A,20B、グループBに版胴20Cを登録するグループ分け処理を、ボタンZにはグループAに版胴20B、グループBに版胴20Cを登録するグループ分け処理が割り付けられているものとする。
【0068】
まず、確定割付グループ選択スイッチ81のボタンXが押下されたか否かが判断され(ステップS201)、ステップS201が肯定された場合は、グループA,Bの登録情報を全て削除し(ステップS202)、グループAに版胴20Aを登録するとともに(ステップS203)、グループBに版胴20Bを登録してリターンする(ステップS204)。ステップS201が否定された場合には、確定割付グループ選択スイッチ81のボタンYが押下されたか否かが判断され(ステップS205)、ステップS205が肯定された場合は、グループA,Bの登録情報を全て削除し(ステップS206)、グループAに版胴20A,20Bを登録するとともに(ステップS207)、グループBに版胴20Cを登録してリターンする(ステップS208)。ステップS205が否定された場合には、確定割付グループ選択スイッチ81のボタンZが押下されたか否かが判断され(ステップS209)、ステップS209が肯定された場合は、グループA,Bの登録情報を全て削除し(ステップS210)、グループAに版胴20Bを登録するとともに(ステップS211)、グループBに版胴20Cを登録してリターンする(ステップS212)。
【0069】
ステップS209が否定された場合には、位置合わせグループスイッチ82のボタンAが押下されたか否かが判断され(ステップS213)、ステップS213が肯定された場合は、図7に示すグループA設定処理を行ってリターンする(ステップS214)。ステップS213が否定された場合には、位置合わせグループスイッチ82のボタンBが押下されたか否かが判断され(ステップS215)、ステップS215が肯定された場合は、図8に示すグループB設定処理を行ってリターンする(ステップS216)。
【0070】
なお、上記実施形態においては、孔版印刷装置に本発明を適用しているが、複写装置に本発明を適用してもよい。
【0071】
また、上記実施形態においては、位置合わせ調整スイッチ83のボタンa〜dの1回の押下により、印刷位置を1ステップ移動しているが、予め移動量を入力しておき、ボタンa〜dの押下により、入力された移動量分各グループの版胴の印刷位置を移動するようにしてもよい。
【0072】
さらに、上記実施形態においては、3つの版胴20A〜20Cにおける印刷位置の調整について説明したが、4つの版胴を用いた孔版印刷装置においては、仮に4番目の版胴を版胴20Dとすると、以下のようにして印刷位置の調整を行うことができる。すなわち、まず、上記実施形態と同様にして版胴20Aと版胴20Bの印刷位置の調整を行うとともに、版胴20Cと版胴20Dとの印刷位置の調整を行う。そして、グループAに版胴20A,20Bを、グループBに版胴20C,20Dをそれぞれ登録して、版胴20A,20Bと版胴20C,20Dとの印刷位置の調整を行えばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による孔版印刷装置の構成を示す概略図
【図2】版胴の天地調整機構の構成を示す斜視図
【図3】版胴の左右調整機構の構成を示す斜視図
【図4】制御手段の構成を示す概略ブロック図
【図5】操作パネルの構成を示す図
【図6】版胴のグループ分け処理のフローチャート
【図7】グループA設定処理のフローチャート
【図8】グループB設定処理のフローチャート
【図9】位置合わせ調整処理のフローチャート
【図10】位置合わせ調整ボタンa処理のフローチャート
【図11】位置合わせ調整ボタンb処理のフローチャート
【図12】位置合わせ調整ボタンc処理のフローチャート
【図13】位置合わせ調整ボタンd処理のフローチャート
【図14】版胴選択処理のフローチャート
【図15】印刷位置微調整処理のフローチャート
【図16】印刷位置TOP移動処理のフローチャート
【図17】印刷位置END移動処理のフローチャート
【図18】印刷位置LEFT移動処理のフローチャート
【図19】印刷位置RIGHT移動処理のフローチャート
【図20】確定割付グループ選択スイッチを用いたグループ分け処理のフローチャート
【符号の説明】
10 紙胴
20,20A,20B,20C 版胴
40 天地調整機構
41 天地パルスモータ
60 左右調整機構
61 左右パルスモータ
57 制御手段
70 1チップマイコン
80 操作パネル
81 確定割付グループ選択スイッチ
82 位置合わせグループ選択スイッチ
83 位置合わせ調整スイッチ
84 版胴選択スイッチ
85 印刷位置調整スイッチ
86 液晶表示部

Claims (11)

  1. 2つの画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
    前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置が前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整されるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記各画像形成ドラムの前記天地方向および前記左右方向の移動量を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記各画像形成ドラムをそれぞれ別個に前記天地方向および前記左右方向に移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を微調整する微調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に同一方向に同量移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する同時位置制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 3以上の複数の画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
    前記複数の画像形成ドラムから任意の2つの画像形成ドラムを選択し、該選択された2つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第1の調整処理を行い、前記画像形成位置が調整されたすべての前記画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第2の調整処理を行い、さらに前記画像形成位置が未調整の画像形成ドラムがある場合には、すべての画像形成ドラムについての前記画像形成位置の調整が終了するまで前記第2の調整処理を繰り返し行うよう前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記各画像形成ドラムの前記天地方向および前記左右方向の移動量を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記各画像形成ドラムをそれぞれ別個に前記天地方向および前記左右方向に移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を微調整する微調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置。
  8. 前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に同一方向に同量移動させるよう、前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する同時位置制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 4つの画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方 向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
    前記4つの画像形成ドラムを2つずつの2組のグループに分け、該各グループの2つの前記画像形成ドラムについて、前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記2つの画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整し、該調整後、一方のグループの2つの画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群と、他方のグループの2つの画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群とを、前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整するよう前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 3つの画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
    前記3つの画像形成ドラムから任意の2つの画像形成ドラムを選択し、該選択された2つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第1の調整処理を行い、前記画像形成位置が調整された2つの前記画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第2の調整処理を行うよう前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 4つの画像形成ドラムにより用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における天地方向の画像形成位置を天地方向基準位置に調整する天地方向調整手段と、前記各画像形成ドラムでの前記用紙上における左右方向の画像形成位置を左右方向基準位置に調整する左右方向調整手段とを備えた画像形成装置において、
    前記複数の画像形成ドラムから任意の2つの画像形成ドラムを選択し、該選択された2つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記各画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第1の調整処理を行い、前記画像形成位置が調整された2つの前記画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第2の調整処理を行い、さらに、前記画像形成位置が調整された3つの前記画像形成ドラムからなる画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムにおける前記天地方向および前記左右方向のそれぞれにおいて、前記画像形成ドラム群および前記画像形成位置が未調整の1つの画像形成ドラムを同時に逆方向に同量移動させて、前記画像形成位置を前記天地方向基準位置および前記左右方向基準位置に調整する第3の調整処理を行うよう前記天地方向調整手段および前記左右方向調整手段の駆動を制御する位置制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP27883999A 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3797466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27883999A JP3797466B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27883999A JP3797466B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001096878A JP2001096878A (ja) 2001-04-10
JP3797466B2 true JP3797466B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=17602879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27883999A Expired - Fee Related JP3797466B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3797466B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5154873B2 (ja) * 2007-09-21 2013-02-27 デュプロ精工株式会社 孔版印刷機
JP5155474B2 (ja) * 2012-06-08 2013-03-06 デュプロ精工株式会社 孔版印刷機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001096878A (ja) 2001-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4616236A (en) Image forming apparatus with color transfer material
EP0616886B1 (fr) Installation pour l'impression feuille à feuille et ligne d'impression correspondante
US7394564B2 (en) Printing machine with a control unit that displays a plurality of key operation switches to control ink keys
JP3797466B2 (ja) 画像形成装置
JPH02170766A (ja) 画像形成装置
JP2001328332A (ja) 印刷装置
JP2005096085A (ja) インキ供給方法およびインキ供給装置
JP3225146B2 (ja) 印刷画像天地位置調節手段を備えた孔版印刷機
JP2006007659A (ja) 印刷物欠陥表示方法および印刷物欠陥表示装置
JP2011031458A (ja) 孔版印刷装置及び孔版印刷方法
EP1074396B1 (en) Stencil printer
JP3756696B2 (ja) 孔版原紙製版装置
JP3287909B2 (ja) 給紙装置
JPH0725004A (ja) 画像形成装置
KR102418949B1 (ko) 레지스터 측정장치 및 이를 포함하는 인쇄 시스템
JPS6072730A (ja) 印刷物の検査方法及びその装置
JPH03193383A (ja) 印刷装置
JPS6216982A (ja) 用紙仕分け装置
JPH03295650A (ja) 輪転式印刷機における版ローラの自動レジスター装置
JP3656959B2 (ja) 円筒外面走査装置及び刷版サイズチェック方法
JP2001206617A (ja) 画像形成装置
EP1348544A2 (en) Controlling rotation of a rotating drum in an imaging device for printing plates
JP4643287B2 (ja) 画像形成装置
JP4672842B2 (ja) 多色印刷装置
JP2007240350A (ja) 色調制御方法および代表点決定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees