JP3795843B2 - 半導体受光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体受光装置に関し、特にフォトダイオードの一方の端子にMISFET(金属/絶縁物/半導体型電界効果トランジスタ)が接続され、このMISFETを導通させてフォトダイオードを初期設定することができる半導体受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCCD型固体撮像装置に加え、CMOS型固体撮像装置が提案されている。CMOS型固体撮像装置の特徴として、単一電源、低電圧駆動、及び低消費電力が挙げられる。CMOS型固体撮像装置は、一般的に、1つの画素(ピクセル)が3つのトランジスタと1つのフォトダイオードで構成される3トランジスタ型と、1つの画素が4つのトランジスタと1つのフォトダイオードで構成された4トランジスタ型とに分類される。
【0003】
3トランジスタ型の固体撮像装置においては、1つの画素に、リセットトランジスタ、ソースフォロワトランジスタ、及びセレクトトランジスタが含まれる。リセットトランジスタは、フォトダイオードをリセット電圧に初期設定する。ソースフォロワトランジスタは、そのゲート電極がフォトダイオードに接続されており、フォトダイオードに発生した電圧により制御される。セレクトトランジスタはソースフォロワトランジスタに直列に接続され、当該画素の信号読み出しのスイッチングを行う。4トランジスタ型の固体撮像装置においては、3トランジスタ型の固体撮像装置の各画素のフォトダイオードとソースフォロワトランジスタのゲート電極との間に、トランスファトランジスタが挿入される。
【0004】
いずれの固体撮像装置においても、撮像時には、まずリセットトランジスタを導通させて、フォトダイオードのN型層を基準電圧(リセット電圧)に初期設定する。その後、一定期間フォトダイオードで受光する。受光によってフォトダイオードのN型層に電子が蓄積され、N型層の電圧が低下する。この電圧変化がソースフォロワトランジスタで検出され、セレクトトランジスタを介して出力される。
【0005】
フォトダイオードのN型層の電圧変化は、フォトダイオードの接合容量に依存し、接合容量が小さいほど電圧変化が大きい。従って、フォトダイオードの接合容量を小さくすることにより、受光感度の向上を図ることができる。
【0006】
図15(A)に、N+P型フォトダイオードを用いた従来のCMOS型固体撮像装置のフォトダイオードとリセットトランジスタとの断面図を示す。P型シリコン基板200の表面にフィールド酸化膜201が形成され、活性領域が画定されている。フィールド酸化膜201はP型ウェル205内に配置されている。活性領域の一部の表層部にN型層202が形成されている。N型層202の一部の外周は、フィールド酸化膜201に接している。活性領域のうちN型層202の形成されていない領域にP型ウェル203が形成されている。このP型ウェル203内に、Nチャネルのリセットトランジスタ204が形成されている。
【0007】
リセットトランジスタ204は、チャネル領域の両側に配置されたソース領域204S、ドレイン領域204D、及びチャネル領域の上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極204Gを含んで構成される。ソース領域204SはN型層202に接触している。リセットトランジスタ204のドレイン領域204Dに、リセット電圧VRが印加されている。ソース領域204Sはソースフォロワトランジスタのゲート電極に接続されている。
【0008】
N型層202の下方に空乏層が広がる。シリコン基板200の上面からN型層202を通って空乏層まで光が進入すると、空乏層内で電子正孔対が発生し、N型層202に電子が蓄積される。このように、N型層202を透過した光によって光電変換が行われる。短波長の光はN型層202で吸収されやすいため、短波長の光に対する感度が、長波長の光に対する感度に比べて低くなる。
【0009】
図15(B)に示すように、N型層202を薄くすると、短波長の光の吸収が少なくなり、感度を高めることができる。ところが、N型層202を薄くすると、その下に形成される空乏層が、活性領域とその周囲のフィールド酸化膜201との境界Pにおいて、フィールド酸化膜201の底面の浅い部分に接触し易くなる。フィールド酸化膜201の底面の浅い部分は、シリコン基板の局所酸化時にストレスが集中する部分である。この部分に空乏層が接触してしまうため、リーク電流が大きくなってしまう。
【0010】
図16(A)に、P+NP型フォトダイオードを用いた従来のCMOS型固体撮像装置のフォトダイオードとリセットトランジスタの断面図を示し、図16(B)にその平面図を示す。図16(B)の一点鎖線A14−A14における断面図が図16(A)に相当する。以下、図15(A)に示した固体撮像装置との相違点について説明する。
【0011】
フィールド酸化膜201で囲まれた活性領域の表層部の一部にP+型層210が形成され、その下にN型層211が形成されている。N型層211が、リセットトランジスタ204のソース領域204Sに接触している。N型層211とP+型層210との界面、及びN型層211の下方に空乏層が形成される。N型層211がシリコン基板200の表面に露出せず、内部に埋め込まれているため、空乏層がフィールド酸化膜201に接触しない。このため、リーク電流を少なくすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図16に示したCMOS型固体撮像装置においては、N型層211とP+型層210との界面に形成される空乏層が、N型層211の下方に形成される空乏層よりも薄い。従って、N型層211とP+型層210との間の容量が接合容量の大部分を占める。このように、接合容量が大きくなってしまうため、受光感度が低下してしまう。また、N型層211の上方の空乏層が薄いため、主にN型層211の下方に形成される空乏層で光電変換が行われる。短波長の光は、P+型層210及びN型層211を通過するときに減衰するため、特に短波長域の感度が低下する。
【0013】
図16(B)に示したように、N型層211の外周が、フィールド酸化膜201と活性領域との境界線から活性領域側に所定の幅、例えば0.1〜0.2μmだけ離れている。これにより、N型層211とP+型層210との界面に形成される空乏層がフィールド酸化膜201に接触することを防止することができる。ところが、このような構造にすると、フォトダイオードの実効的な受光面積が小さくなってしまう。特に、画素を微細化すると、N型層211とフィールド酸化膜201との間の額縁部分の占める割合が大きくなる。
【0014】
本発明の目的は、高感度、かつ低リーク電流の固体撮像装置に適用される半導体受光装置を提供することである。
【0015】
本発明の一観点によると、半導体基板の表層部に形成され、活性領域を画定する素子分離絶縁領域と、前記活性領域の表層部の一部に形成された第1導電型の第1の層と、前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記第1の層に部分的に重なるように配置され、該第1の層よりも深く、かつ上面が前記素子分離領域の底面よりも深い位置に配置され、前記第1導電型とは反対の第2導電型を有し、前記第1の層との間に空乏層を画定する埋込層と、前記活性領域のうち前記第1の層の配置されていない領域に形成されたMISFETであって、該MISFETは、前記半導体基板の表層部に、チャネル領域を挟んで配置された第2導電型の第1及び第2の不純物拡散領域と該チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有し、該第1及び第2の不純物拡散領域の底面が前記埋込層の上面よりも浅い位置に配置されている前記MISFETと、前記第1の不純物拡散領域と前記埋込層とを電気的に接続する第2導電型の埋込層接続部とを有し、前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記埋込層の端部が、前記活性領域に接する前記素子分離絶縁領域に重なっている半導体受光装置が提供される。
【0016】
第1の層と埋込層との間の空乏層に光が入射すると、電子正孔対が発生し、埋込層にキャリアが蓄積されて、その電位が変化する。キャリアの蓄積による電位の変化量は、受光量に依存する。埋込層が深い領域に形成されているが、埋込層接続部を配置することにより、埋込層とMISFETの第1の不純物拡散領域とを電気的に接続することができる。埋込層が深い領域に配置されているため、第1の層と埋込層との間の静電容量が小さくなり、受光感度を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に、CMOS型固体撮像装置の概略等価回路図を示す。複数の画素PXLが行列状に配置されている。画素PXLの各行に対応してセレクト線SELとリセット線RSTとが配置され、各列に対応して信号線SIGが配置されている。セレクト線SEL及びリセット線RSTは駆動回路DRVに接続され、信号線SIGは読出回路SNSに接続されている。
【0022】
図2(A)に、3トランジスタ型の固体撮像装置の1画素の等価回路図を示す。フォトダイオードPDのカソードが、リセットトランジスタTRSを介してリセット電圧線VRに接続されている。リセット電圧線VRには、リセット電圧が印加されている。フォトダイオードPDのアノードは接地されている。
【0023】
ソースフォロワトランジスタTSFとセレクトトランジスタTSLとが直列接続されている。ソースフォロワトランジスタTSFのドレイン端子がリセット電圧線VRに接続され、セレクトトランジスタTSLのソース端子が信号線SIGに接続されている。ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極が、フォトダイオードPDのカソードに接続され、セレクトトランジスタTSLのゲート電極がセレクト線SELに接続されている。なお、リセットトランジスタTRS、ソースフォロワトランジスタTSF、及びセレクトトランジスタTSLは、すべてNチャネル型MOSFETである。
【0024】
なお、画素内のトランジスタはすべてNチャネル型MOSFETであるが、その周辺回路はCMOSで構成される。このため、図2(A)に示した固体撮像装置は、CMOS型固体撮像装置と呼ばれる。
【0025】
以下、図2(A)に示した3トランジスタ型の固体撮像装置の動作について簡単に説明する。まず、リセットトランジスタTRSを導通させて、フォトダイオードPDに逆バイアスを印加し、カソードをリセット電圧に初期設定する。リセットトランジスタTRSを非導通状態にし、受光を開始する。フォトダイオードPDに光が入射すると、カソードに電子が蓄積され、カソードの電位が低下する。
【0026】
カソードの電位の低下に対応して、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極の電位が低下する。セレクトトランジスタTSLを導通させると、フォトダイオードPDのカソードの電圧低下に対応した信号電圧が信号線SIGに出力される。信号線SIGに現れた信号電圧が、図1に示した読出回路SNSで検出される。次に、リセットトランジスタTRSを導通させて、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極にリセット電圧を印加する。この状態で信号線SIGに現れる電圧を読出回路SNSで検出する。
【0027】
読出回路SNSで検出された2つの電圧の差分を求める。この差分は、フォトダイオードPDの受光量に依存した値になる。2つの電圧の差分を求めることにより、ソースフォロワトランジスタTSF及びセレクトトランジスタTSLの閾値電圧の画素ごとのばらつきに起因する信号電圧のばらつきの影響を回避することができる。
【0028】
図2(B)に、本発明の第1の実施例による3トランジスタ型固体撮像装置の1画素の平面図を示す。活性領域1が、四角形の部分1A、この四角形の部分1Aの図の右辺の上端近傍から右方向に突出した部分1B、突出部分1Bの先端に連続し、四角形部分1Aの右辺からある間隔を隔てて列方向に延びた部分1C、及び列方向に延びた部分1Cの下端に連続し、四角形部分1Aの下辺からある間隔を隔てて行方向に延びた部分1Dを含んで構成されている。四角形部分1A内にフォトダイオードPDが配置される。
【0029】
リセットトランジスタTRSのゲート電極が、活性領域1の列方向に延びた部分1Cと交差し、さらにその交差箇所よりも下側において、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極が活性領域1の列方向に延びた部分1Cと交差している。セレクトトランジスタTSLのゲート電極が活性領域1の行方向に延びた部分1Dと交差している。セレクトトランジスタTSLのゲート電極は、行方向に延在するセレクト線SELから分岐している。
【0030】
活性領域1のうち、フォトダイオードPDの配置された四角形の部分1Aと、リセットトランジスタTRSのゲート電極の配置された部分との間の領域(リセットトランジスタTRSのドレイン領域)に、コンタクトホールHSFが配置されている。リセットトランジスタTRSのソース領域は、コンタクトホールHSF、及び上層配線を経由して、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極に接続されている。
【0031】
活性領域1のうち、フォトダイオードPDの配置された四角形の部分1AからコンタクトホールHSFの配置された領域までにわたって、基板表面からやや深い位置にN型埋込層5が配置されている。コンタクトホールHSFの配置された領域に、N型埋込層5の上面から基板表面まで達する埋込層接続部8が配置されている。N型埋込層5の外周は、活性領域1の縁よりもフィールド酸化膜側に入り込んでいる。コンタクトホールHSFは、埋込層接続部8に内包される。
【0032】
リセットトランジスタTRSのゲート電極が、コンタクトホールHRSJを経由して上層のリセット線RST(図1、図2(A)参照)に接続されている。
活性領域1のうち、リセットトランジスタTRSのゲート電極との交差箇所と、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極との交差箇所との間の領域(リセットトランジスタTRSのドレイン領域及びソースフォロワトランジスタTSFのドレイン領域)にコンタクトホールHVRが配置されている。リセットトランジスタTRSのドレイン領域及びソースフォロワトランジスタTSFのドレイン領域は、コンタクトホールHVRを経由して上層のリセット電圧線VR(図2(A)参照)に接続されている。
【0033】
活性領域1Dのうち、セレクトトランジスタTSLのゲート電極と交差する箇所よりも左側の領域(セレクトトランジスタTSLのソース領域)にコンタクトホールHSIGが配置されている。セレクトトランジスタTSLのソース領域は、コンタクトホールHSIGを経由して、上層の信号線SIG(図1、図2(A)参照)に接続されている。
【0034】
図3に、図2(B)の一点鎖線A3−A3における断面図を示す。シリコン基板2の表面上に厚さ250〜350nmのフィールド酸化膜4が形成され、フィールド酸化膜4に囲まれた活性領域1が画定されている。P型シリコン基板2の表層部のうち、活性領域1内のフォトダイオードPDの配置される領域以外の領域、及びフィールド酸化膜4が形成されている領域にP型ウェル3が形成されている。
【0035】
フォトダイオードPDが配置される領域の表層部に、P+型層6が形成され、それよりも深い位置に、P+型層6からある間隔を隔ててN型埋込層5が形成されている。P+型層6は、フィールド酸化膜4の下方に形成されているP型ウェル3に接触している。
【0036】
N型埋込層5は、シリコン基板2の表面からの深さが0.5μmよりも深い位置に配置されており、その上面は、フィールド酸化膜4の底面よりも深い位置に配置される。基板法線方向に平行な視線で見たとき、N型埋込層5の大部分がP+型層6と重なる。フィールド酸化膜4の直下においては、N型埋込層5の上面が、活性領域直下の部分の上面よりも0.1〜0.2μmだけ浅い位置に形成される。この部分においても、N型埋込層5から伸びる空乏層の上面とフィールド酸化膜4の底面との間に0.2μm程度の間隔が確保される。N型埋込層5とP+型層6との間、及びN型埋込層5の下方に、空乏層が形成される。N型埋込層5がフォトダイオードPDのカソードになり、P+型層6及びシリコン基板2がフォトダイオードPDのアノードになる。
【0037】
基板法線に平行な視線で見たとき、N型埋込層5の端部が、フィールド酸化膜4と重なる。N型埋込層5の上面がフィールド酸化膜4の底面よりも深い位置に配置されているため、N型埋込層5とフィールド酸化膜4とを部分的に重ねて配置したとしても、N型埋込層5から伸びる空乏層がフィールド酸化膜4に接触しない。
【0038】
N型埋込層5はP型ウェル内に配置されていない。N型埋込層5の下方のシリコン基板2のP型不純物濃度は、P型ウェルの不純物濃度よりも低いため、N型埋込層5の下方に空乏層が長く延びる。
【0039】
活性領域1の表面上に、リセットトランジスタTRS、ソースフォロワトランジスタTSF、及びセレクトトランジスタTSLが形成されている。これらは、いずれもNチャネル型MOSFETである。N型埋込層5のうちP+型層6と重ならない部分から、N型の埋込層接続部8が上方に延び、シリコン基板2の表面まで達している。埋込層接続部8は、リセットトランジスタTRSのソース領域10に接触している。
【0040】
シリコン基板2の表層部に形成されたN型の第1の不純物拡散領域11が、リセットトランジスタTRSのドレイン領域とソースフォロワトランジスタTSFのドレイン領域とを兼ねる。N型の第2の不純物拡散領域12が、ソースフォロワトランジスタTSFのソース領域とセレクトトランジスタTSLのドレイン領域とを兼ねる。N型の第3の不純物拡散領域13がセレクトトランジスタTSLのソース領域となる。第1〜第3の不純物拡散領域11〜13の底面は、N型埋込層5の上面よりも浅い位置に配置されている。
【0041】
フォトダイオードPDの配置されたシリコン基板2の表面を、ゲート酸化膜15が覆っている。ゲート酸化膜15は、MOSFETのゲート電極とシリコン基板2との間にも配置されている。酸化シリコンからなるマスク膜16が、フォトダイオードPDの配置されているシリコン基板2の表面、リセットトランジスタTRSのソース領域10、及びリセットトランジスタTRSのゲート電極Gの上面の一部分を連続的に覆う。
【0042】
リセットトランジスタTRSのゲート電極Gの上面のうちマスク膜16で覆われていない領域、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極Gの上面、セレクトトランジスタTSLのゲート電極Gの上面、第1の不純物拡散領域11、第2の不純物拡散領域12、および第3の不純物拡散領域13の上面に、例えばチタンシリサイドまたはコバルトシリサイド等からなる金属シリサイド膜18が形成されている。
【0043】
窒化シリコンまたは酸化窒化シリコンからなる下側層間絶縁膜20が、マスク膜16及び各トランジスタを覆う。下側層間絶縁膜20の上に、酸化シリコンからなる主層間絶縁膜21が形成されている。
【0044】
埋込層接続部8の配置された位置に、主層間絶縁膜21の上面からシリコン基板2の表面まで達するコンタクトホールHSFが形成されている。図2(B)に示したように、基板表面の法線に平行な視線で見たとき、コンタクトホールHSFが埋込層接続部8に内包される。第1の不純物拡散領域11及び第3の不純物拡散領域13の配置された位置に、主層間絶縁膜21の上面から金属シリサイド膜18の上面まで達するコンタクトホールHVR及びHSIGが形成されている。
【0045】
コンタクトホールHSF、HVR、HSIG内に、タングステンからなるプラグ23が埋め込まれている。なお、コンタクトホールHSF、HVR、HSIGの底面及び側面は、TiN等からなるバリアメタル層で覆われている。
【0046】
次に、図4及び図5を参照して、第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法について説明する。
図4(A)に示すように、P型シリコン基板2の表面上に、シリコン局所酸化(LOCOS)法により厚さ250〜350nm(中心条件300nm)のフィールド酸化膜4を形成する。フィールド酸化膜4により活性領域1が画定される。Nチャネル型MOSFET形成用のP型ウェル3を形成する。活性領域1の表面を熱酸化し厚さ3〜7nm(中心条件5nm)のゲート酸化膜15を形成する。
【0047】
以下、図4(B)の状態に至るまでの工程を説明する。基板表面上に化学気相成長(CVD)により厚さ150〜250nm(中心条件180nm)の多結晶シリコン膜を堆積させる。この多結晶シリコン膜のうち、NチャネルMOSFETのゲート電極となる領域に、加速エネルギ10〜30keV(中心条件20keV)、ドーズ量2×1015〜6×1015cm-2(中心条件4×1015cm-2)の条件でリン(P)イオンを注入する。その後、800℃程度で活性化アニールを行う。
【0048】
この多結晶シリコン膜をパターニングし、MOSFETのゲート電極Gを残す。多結晶シリコン膜のエッチングは、塩素系のエッチングガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE)により行うことができる。
【0049】
以下、図5(C)の状態に至るまでの工程を説明する。加速エネルギ360〜500keV(中心条件420keV)、ドーズ量0.5×1012〜1×1013cm-2(中心条件3×1012cm-2)、イオン注入後の不純物プロファイルのピークの深さRp=0.57μmの条件でリンイオンを注入することによりN型埋込層5を形成する。
【0050】
次に、リンイオンを注入することにより、埋込層接続部8を形成する。埋込層接続部8は、注入条件の異なる3回のイオン注入により形成される。まず、加速エネルギ30〜100keV(中心条件30keV)、ドーズ量1×1014〜5×1015cm-2(中心条件2×1015cm-2)の条件でリンイオンを注入して、最も浅い部分を形成する。次に、加速エネルギ100〜220keV(中心条件160keV)、ドーズ量1×1012〜3×1013cm-2(中心条件2×1013cm-2)、Rp=0.21μmの条件でリンイオンを注入して、中央部分を形成する。最後に、加速エネルギ200〜360keV(中心条件260keV)、ドーズ量0.5×1012〜2×1013cm-2(中心条件1×1013cm-2)、Rp=0.35μmの条件でリンイオンを注入して、最も深い部分を形成する。
【0051】
Nチャネル型MOSFETの低濃度ドレイン(LDD)構造を有するソース領域及びドレイン領域の低濃度領域LDDを形成するためのイオン注入を行う。注入する不純物はリンであり、加速エネルギは10〜30keV(中心条件20keV)であり、ドーズ量は2×1013〜1×1014cm-2(中心条件4×1013cm-2)である。
【0052】
+型層6を形成するためのイオン注入を行う。注入する不純物イオンはボロン(B)であり、加速エネルギは5〜10keVであり、ドーズ量は1×1013〜1×1014cm-2である。なお、注入する不純物イオンをBF2にし、加速エネルギを30keVにしてもよい。このイオン注入は、周辺回路のPチャネル型MOSFETのソース及びドレイン領域の低濃度領域を形成するためのイオン注入を兼ねる。
【0053】
上述のように、埋込層接続部8を形成するためのイオン注入を、リセットトランジスタTRSのソース及びドレイン領域を形成するためのイオン注入とは別に行うことにより、埋込層接続部8の不純物濃度をリセットトランジスタTRSの特性とは独立に設定することができる。
【0054】
図5(D)の状態に至るまでの工程を説明する。基板上に、CVDにより厚さ50〜150nm(中心条件100nm)の酸化シリコン膜を堆積させる。フォトダイオードPDの形成される領域からリセットトランジスタTRSのゲート電極Gの上面の一部までを連続的にレジストパターンで覆う。このレジストパターンをマスクとし、フッ素系ガスを用いたRIEにより、酸化シリコン膜を異方性エッチングする。エッチング後、レジストパターンを除去する。フォトダイオードPDの配置される領域からリセットトランジスタTRSのゲート電極Gの上面の一部までを連続的に覆うマスク膜16が残るとともに、ゲート電極Gの側面上にサイドウォールスペーサSWが残る。
【0055】
Nチャネル型MOSFETの形成される領域に、加速エネルギ10〜30keV(中心条件20keV)、ドーズ量1×1015〜5×1015cm-2(中心条件2×1015cm-2)の条件でリンイオンを注入し、第1〜第3の不純物拡散領域11〜13を形成する。PチャネルMOSFETの形成される領域に、加速エネルギ5〜10keV(中心条件7keV)、ドーズ量1×1015〜5×1015cm-2(中心条件2×1015cm-2)の条件でボロンイオンを注入する。
【0056】
次に、図3の状態に至るまでの工程を説明する。基板上にTiまたはCo膜をスパッタリングにより堆積させ、ラピッドサーマルアニール(RTA)を行うことにより、ゲート電極Gの上面及び第1〜第3の不純物拡散領域11〜13の上に、金属シリサイド膜18を形成する。RTA後、未反応のTiまたはCo膜を除去する。このとき、フォトダイオードPDの表面はマスク膜16で覆われているため、この部分には金属シリサイド膜が形成されない。
【0057】
基板上に、プラズマCVDにより窒化シリコンからなる厚さ50〜100nmの下側層間絶縁膜20を堆積させる。なお、下側層間絶縁膜20として厚さ100〜300nm(中心条件200nm)の酸化窒化シリコン膜を用いてもよい。下側層間絶縁膜20の上に、酸化シリコンからなる厚さ700〜1500nm(中心条件1000nm)の主層間絶縁膜21をプラズマCVDにより堆積させる。化学機械研磨(CMP)を行い、主層間絶縁膜21の表面を平坦化する。
【0058】
主層間絶縁膜21の表面の平坦化を行った後、コンタクトホールHSF、HVR、及びHSIGを形成する。バリアメタル層の堆積、タングステン層の堆積、及びCMPを行うことにより、コンタクトホールHSF、HVR、及びHSIG内に導電性プラグ23を充填する。
【0059】
図3に示したリセットトランジスタTRSのドレインの低濃度領域10の底面は、N型埋込層5の上面よりも浅い位置に配置されている。N型埋込層5からシリコン基板2の表面まで達する埋込層接続部8を配置することにより、N型埋込層5をリセットトランジスタTRSのドレイン領域10に電気的に接続することができる。
【0060】
上記第1の実施例では、N型埋込層5が深い位置に配置されているため、フォトダイオードPDの接合容量を小さくすることができる。これにより、フォトダイオードPDの感度向上を図ることができる。
【0061】
また、N型埋込層5が、P+型層6から深さ方向にある間隔を隔てて配置されているため、両者の間の空乏層が厚くなる。主層間絶縁膜21側からフォトダイオードPDに光が入射するとき、主としてN型埋込層5よりも浅い位置の空乏層で光電変換が行われるため、N型埋込層5による光吸収に起因する感度低下を抑制することができる。
【0062】
フォトダイオードPDに隣接するフィールド酸化膜4の下方にシリコン基板2のP型不純物濃度よりも高濃度のP型ウェル3が形成されているため、N型埋込層5から延びる空乏層がフィールド酸化膜4に接触することを防止することができる。これにより、リーク電流の増大を防止することができる。
【0063】
また、上記第1の実施例では、N型埋込層5の外周近傍領域がフィールド酸化膜4の下方まで入り込んでいる。フォトダイオードのN型層の縁をフィールド酸化膜4の縁から活性領域内に後退させていた従来のものに比べて、実効的な受光領域を大きくすることができる。
【0064】
埋込層接続部8の直上にコンタクトホールHSFが形成され、導電性のプラグ23が埋込層接続部8の上面に接触する。このように、比較的深い埋込層接続部8に導電性のプラグ23が接触するため、ジャンクションリーク電流の増加を防止することができる。
【0065】
次に、図6を参照して、第1の実施例の変形例について説明する。第1の実施例では、3トランジスタ型固体撮像装置に、図3の埋込層接続部8を適用したが、変形例では、4トランジスタ型固体撮像装置に、埋込層接続部8と同様の構造が適用される。
【0066】
図6(A)に、一般的な4トランジスタ型固体撮像装置の1画素の等価回路図を示す。図2(A)に示した3トランジスタ型固体撮像装置のリセットトランジスタTRSとフォトダイオードPDとの間に、トランスファトランジスタTTRが挿入されている。フォトダイオードPDのカソードの電圧が、トランスファトランジスタTTRを介してソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極に印加される。その他の構成は、図2(A)に示した3トランジスタ型固体撮像装置の構成と同様である。
【0067】
図6(B)に、フォトダイオードPD及びトランスファトランジスタTTRの断面図を示す。以下、図3に示した3トランジスタ型固体撮像装置の断面図との相違点に着目して説明する。
【0068】
トランスファトランジスタTTRがP型ウェル3内に形成されている。トランスファトランジスタTTRは、チャネル領域を挟んで配置されたソース領域50とドレイン領域51、及びチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極Gを含んで構成される。ソース領域50が、埋込層接続部8Aを介してN型埋込層5に接続されている。
【0069】
埋込層接続部8Aは、2回のリンのイオン注入によって形成される。第1回目のイオン注入は、加速エネルギ100〜220keV、ドーズ量1×1012〜3×1013cm-2の条件で行われ、第2回目のイオン注入は、加速エネルギ200〜360keV、ドーズ量5×1011〜2×1013cm-2の条件で行われる。
【0070】
+型層6が、ソース領域50の一部と重なり、トランスファトランジスタTTRのゲート電極Gの近傍まで延びている。これにより、より完全な埋込型フォトダイオードが形成される。なお、3トランジスタ型固体撮像装置の場合と同様に、N型埋込層5を大きくして、受光部を広くすることができる。
【0071】
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置に付いて説明する。
図7に第1の参考例による3トランジスタ型固体撮像装置の1画素の平面図を示す。以下、図2(B)に示した第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置との相違点について説明する。
【0072】
フォトダイオードPDのカソードとなるN型層30が活性領域1の四角形部分1Aの内側に配置されている。活性領域1の四角形部分1Aとフィールド酸化膜との境界線に沿ってN型額縁領域31が配置されている。N型額縁領域31は、リセットトランジスタTRSのゲート電極の脇まで延在し、リセットトランジスタTRSのソース領域の高濃度部DRSを形成している。その他の構成は、図2(B)に示した第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の構成と同じである。
【0073】
図8に、図7の一点鎖線A7−A7における断面図を示す。リセットトランジスタTRSのゲート電極からセレクトトランジスタTSLまでの構造は、図3に示した第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の構成と同じである。
【0074】
フォトダイオードPDが配置される領域のシリコン基板2の表層部に、N型層30が形成されている。フォトダイオードPDの周囲のフィールド酸化膜と活性領域との境界線に沿ってN型額縁領域31が形成されている。N型額縁領域31は、N型層30よりも深い位置まで達する。図7に示したように、N型額縁領域31は、図8の断面には現れていない領域を経由して、リセットトランジスタTRSのソース領域の高濃度部DRSに連続している。
【0075】
次に、図9を参照して第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法について説明する。第1の実施例の説明で参照した図4(A)から図4(B)までの工程と同様の工程により、P型ウェル3、フィールド酸化膜4、ゲート電極Gを形成する。Nチャネル型MOSFETを形成すべき領域及びフォトダイオードPDを形成すべき領域に、加速エネルギ10〜30keV(中心条件20keV)、ドーズ量1×1013〜1×1014cm−2(中心条件4×1013cm−2)の条件で、リンイオンを注入する。Nチャネル型MOSFETのLDD構造を有するソース及びドレイン領域の低濃度部LDDが形成され、フォトダイオードPDのカソードとなるN型層30が形成される。N型層30の深さは0.1μm未満である。このように、フォトダイオードの中央部のN型層30を浅く形成することにより、N型層での短波長光の減衰を抑制して、感度を向上させることができる。
【0076】
次に、N型額縁領域31及びリセットトランジスタTRSのドレイン領域の高濃度部DRSを形成するためのリンイオンの注入を行う。加速エネルギは70〜180keV(中心条件100keV)であり、ドーズ量は1×1013〜1×1014cm-2(中心条件2×1013cm-2)である。N型額縁領域31の幅は0.3〜0.5μmであり、深さは0.1〜0.25μmである。
【0077】
図8に示したマスク膜16及びサイドウォールスペーサSWの形成から、導電性プラグ23の形成までは、図5(D)及び図3を参照して説明した第1の実施例の製造工程と同じである。リセットトランジスタTRSのソース領域の高濃度部DRS上に形成されたコンタクトホールHSFは、基板法線に平行な視線で見たとき、ソース領域の高濃度部DRSに内包される。導電性プラグ23が、比較的深いソース領域の高濃度部DRSに接触するため、導電性プラグを接触させることによるジャンクションリーク電流の増加を抑制することができる。
【0078】
また、フィールド酸化膜4の縁近傍のストレスの集中する領域に、深いN型額縁領域31が形成されている。このため、N型層30から下方に延びる空乏層がストレスの集中する領域に接触しない。これにより、ストレスの集中する領域でのリーク電流の増大を防止することができる。
【0079】
上記第1の参考例では、N型額縁領域31を形成するためのイオン注入の加速エネルギを、N型層30を形成するためのイオン注入の加速エネルギよりも高くしたが、加速エネルギを高くする代わりにドーズ量を多くしてもよい。例えば、加速エネルギ10〜30keV(中心条件20keV)、ドーズ量5×1014〜5×1015cm−2(中心条件2×1015cm−2)の条件でイオン注入してもよい。ドーズ量を多くすると、活性化アニール時に不純物が深さ方向により深く拡散する。このため、N型層30よりも深いN型額縁領域31を形成することができる。
【0080】
N型層30の不純物濃度を1×1020cm-3未満とし、N型額縁領域31の不純物濃度を1×1020cm-3よりも高くすることにより、リーク電流増大防止の十分な効果を得ることができる。
【0081】
図10に、第1の参考例の変形例によるCMOS型固体撮像装置の平面図を示す。図7に示した第1の参考例では、N型額縁領域31がリセットトランジスタTRSのゲート電極の脇まで延びていた。第1の参考例の変形例では、図10に示すように、N型額縁領域31が、リセットトランジスタTRSのゲート電極の一部に掛かっている。このため、リセットトランジスタTRSのゲート電極よりもソース領域DRS側の活性領域1に接するフィールド酸化膜の縁の全長さ部分にわたって、深いN型額縁領域31が配置される。このため、フィールド酸化膜の縁近傍のストレス集中箇所を経由して流れるリーク電流をより少なくすることができる。
【0082】
N型額縁領域31を形成するためのイオン注入は、例えば、加速エネルギ10〜30keV(中心条件20keV)、ドーズ量5×1014〜5×1015cm-2(中心条件2×1015cm-2)の条件で行う。このように、加速エネルギの低い条件でイオン注入すると、イオン注入される領域がリセットトランジスタTRSのゲート電極に掛かっても、リセットトランジスタTRSの特性に影響はない。
【0083】
次に、図11〜図14を参照して、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置について説明する。上記第1の実施例及び第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置は、3トランジスタ型のものであったが、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置は4トランジスタ型のものである。
【0084】
図11(A)に、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の等価回路図を示す。図2(A)に示した3トランジスタ型の固体撮像装置のリセットトランジスタTRSとフォトダイオードPDとの間にトランスファトランジスタTTRが挿入されている。リセットトランジスタTRSとトランスファトランジスタTTRとの相互接続点が、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極に接続されている。トランスファトランジスタTTRのゲート電極は、セレクトトランジスタTSLのゲート電極とともにセレクト線SELに接続されている。
【0085】
図11(B)に、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素部分の平面図を示す。以下、図2(B)に示した第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の1画素部分の平面図との相違点について説明する。
【0086】
図2(B)に示した第1の実施例の場合には、セレクトトランジスタTSLのゲート電極の延長上に、フォトダイオードPDが配置されていた。図11(B)の第2の参考例においては、フォトダイオードPDが図の左方に移動されており、セレクトトランジスタTSLのゲート電極が図の上方に延び、フォトダイオードPDが配置された四角形部分1Aから図の右方に延びた突出部分1Bと交差している。この交差箇所に、トランスファトランジスタTTRが配置される。その他の構成は、図2(B)に示した第1の実施例の構成と同一である。
【0087】
図12に、図11(B)の一点鎖線A11−A11における断面図を示す。シリコン基板2の表層部に形成されたP型層41、及びそれよりも深い位置に形成されたN型埋込層40によりフォトダイオードPDが構成されている。フォトダイオードPDから図の右方に向かってトランスファトランジスタTTR、リセットトランジスタTRS、ソースフォロワトランジスタTSF、及びセレクトトトランジスタTSLがこの順番に形成されている。ソースフォロワトランジスタTSF、及びセレクトトランジスタTSLの構成は、図3に示した対応するトランジスタの構成と同じである。
【0088】
第1の実施例では、リセットトランジスタTRSのソース領域10が埋込層接続部8を介してN型埋込層5に接続されていたが、第2の参考例では、リセットトランジスタTRSのゲート電極とトランスファトランジスタTTRのゲート電極との間の基板表層部に形成された第4の不純物拡散領域42が、リセットトランジスタTRSのソース領域とトランスファトランジスタTTRのドレイン領域とを兼ねる。
【0089】
N型埋込層40がトランスファトランジスタTTRのゲート電極の下に、ある深さだけ侵入しており、トランスファトランジスタTTRのソース領域を兼ねている。P型層15は、フォトダイオードPDに隣接するフィールド酸化膜4の下方に形成されたP型ウェル3に接触しており、N型埋込層40の縁は、フィールド酸化膜4と活性領域との境界線よりも活性領域側に後退している。このため、N型埋込層40の下方に形成される空乏層が、フィールド酸化膜4の端部近傍に接することがない。これにより、フィールド酸化膜4の端部近傍のシリコンと酸化シリコンとの界面でのリーク電流の発生を防止することができる。
【0090】
酸化シリコンからなるマスク膜16が、フォトダイオードPDが配置された領域からトランスファトランジスタTTRのゲート電極の上面の一部分までを連続的に覆う。マスク膜16及び各トランジスタを、下側層間絶縁膜20及び主層間絶縁膜20が覆う。
【0091】
第4の不純物拡散領域42が配置された位置に、主層間絶縁膜21及び下側層間絶縁膜20を貫通するコンタクトホールHSFが形成されている。コンタクトホールHSF内に充填された導電性プラグ23が、金属シリサイド膜18を介して第4の不純物拡散領域42に電気的に接続されている。コンタクトホールHVR及びHSIGの構成は、それぞれ図3に示した第1の実施例の対応するコンタクトホールHVR及びHSIGと同様である。
【0092】
図13を参照して、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法について説明する。ゲート電極Gを形成するまでの工程は、図4(A)及び(B)を参照して説明した第1の実施例のCMOS型固体撮像装置の製造方法と同じである。その後、図5(C)に示したソース及びドレイン領域の低濃度部LDDの形成と同じ方法で、低濃度部LDDを形成する。
【0093】
次に、加速エネルギ30〜50keV(中心条件40keV)、ドーズ量1×1012〜5×1013cm-2(中心条件1×1013cm-2)の条件でリンイオンを注入することにより、N型埋込層40を形成する。このとき、N型埋込層40の端部がゲート電極の下方にもぐりこむようにイオン注入が行われる。次に、加速エネルギ30keV、ドーズ量1×1013cm-2の条件でBF2イオンを注入することにより、N型埋込層40よりも浅い領域にP型層41を形成する。P型層41の形成と同時に、周辺回路のPチャネル型MOSFET(図13には現れていない)のソース及びドレインの低濃度部が形成される。
【0094】
図12に示したマスク膜16、不純物拡散領域11、12、13、42、下側層間絶縁膜20、主層間絶縁膜21、及び導電性プラグ23の形成工程は、第1の実施例において図5(D)及び図3を参照して説明した工程と同様である。
【0095】
図14に、第2の参考例のCMOS型固体撮像装置の動作タイミングチャートを示す。図中の波形RST、SEL、VPD、GSF、VSIGは、それぞれ図11(A)のリセット線RSTに印加されるリセット信号、セレクト線SELに印加されるセレクト信号、フォトダイオードPDのカソード電圧、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電圧、及び信号線SIGに現れる信号電圧を表している。以下の説明では、特に断らない限りMOSFETの閾値電圧分の電圧降下を考慮しないこととする。
【0096】
時刻t1において、セレクト信号SELがハイレベルになっており、リセット信号RSTが立ち上がる。リセットトランジスタTRS及びトランスファトランジスタTTRが導通状態になり、フォトダイオードPDのカソード電圧VPDがリセット電圧VRに初期設定される。
【0097】
時刻t2においてセレクト信号SELが立ち下がり、トランスファトランジスタTTRが非導通状態になる。フォトダイオードPDに入射している光の強度に応じて光電変換が行われ、カソードに電子が蓄積される。これにより、フォトダイオードPDのカソード電圧VPDが低下する。
【0098】
時刻t3において、リセット信号RSTが立下り、リセットトランジスタTRSが非導通状態になる。その直後の時刻t4において、セレクト信号SELが立ち上がる。これにより、トランスファトランジスタTTR及びセレクトトランジスタTSLが導通する。
【0099】
フォトダイオードPDのカソード電圧VPDがソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極に印加され、ソースフォロワトランジスタTSFのソースにカソード電圧VPDが印加される。このカソード電圧VPDが、セレクトトランジスタTSLを介して信号線SIGに出力される。なお、信号線SIGの電圧VSIGは、CR時定数に制限されて徐々に増加する。信号線SIGに現れた信号電圧VSIGが一定になったところで、図1に示した読出回路SNSがその電圧を検出する。
【0100】
時刻t5において、リセット信号RSTが立ち上がる。フォトダイオードPDのカソード電圧VPDがリセット電圧VRに初期設定されるとともに、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極にリセット電圧VRが印加される。ソースフォロワトランジスタTSFが導通状態になり、信号線SIGにリセット電圧VRが現れる。図1に示した読出回路SNSがこのリセット電圧VRを検出する。時刻t5の直前に検出された信号電圧VSIGと、検出されたリセット電圧VRとの差分を求める。
【0101】
時刻t6においてセレクト信号SELが立ち下がり、時刻t1と同じ状態になる。
上記説明では、各MOSFETの閾値電圧分の電圧降下を考慮しなかったが、実際には、信号線SIGに出力される信号電圧VSIG及びリセット電圧VRは、ソースフォロワトランジスタTSFの閾値電圧分だけ低下する。MOSFETの閾値電圧は、画素ごとにばらついている。上述のように、受光量に応じた信号電圧VSIGと、検出されたリセット電圧VRとの差分を求めることにより、閾値電圧のばらつきによる影響を排除し、固定ノイズパターンの発生を防止することができる。
【0102】
上記第2の参考例では、図12に示したように、フォトダイオードPDのカソードに相当するN型埋込層40にタングステン等からなる導電性プラグが接触していない。このため、導電性プラグの接触によるジャンクションリーク電流の増加を防止することができる。
【0103】
また、上記第2の参考例では、図11(B)に示したようにセレクトトランジスタTSLのゲート電極が図の上方に延びて、トランスファトランジスタTTRのゲート電極を構成している。従来の4トランジスタ型の固体撮像装置では、トランスファトランジスタTTRのゲート電極を制御する制御線、及びゲート電極と制御線とを接続するためのコンタクトホールを配置する必要があった。第2の参考例では、これらを配置する必要がないため、1画素中でフォトダイオードPDの占める面積比を大きくすることができる。
【0104】
また、図14で説明したように、リセット信号RSTを立ち下げる時刻t3を、セレクト信号SELを立ち上げる時刻t4の直前とすることが好ましい。このようなタイミングとすることにより、図11(A)に示したリセットトランジスタTRSとトランスファトランジスタTTRとの相互接続点がフローティング状態である期間を短くすることができる。
【0105】
この相互接続点は、図12に示した第4の不純物拡散領域42に相当する。第4の不純物拡散領域42がフローティング状態になっていると、ジャンクションリーク電流によってその電圧が変動し、ソースフォロワトランジスタTSFのゲート電極に印加される信号電圧がこの電圧変動の影響を受けてしまう。第4の不純物拡散領域42がフローティング状態になっている期間を短くすることにより、ジャンクションリーク電流の影響を軽減することができる。例えば、時刻t2から時刻t4までの時間が、時刻t3から時刻t4までの時間の300倍以上になるように、タイミング制御することにより、ジャンクションリーク電流の影響を軽減することができる。
【0106】
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高感度かつリーク電流の少ない固体撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるCMOS型固体撮像装置の等価回路図である。
【図2】(A)は、第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の等価回路図であり、(B)は、1画素の平面図である。
【図3】第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の主要部の断面図である。
【図4】第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法を説明するための基板の断面図(その1)である。
【図5】第1の実施例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法を説明するための基板の断面図(その2)である。
【図6】第1の実施例の変形例によるCMOS型固体撮像装置の等価回路図及び部分断面図である。
【図7】第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の平面図である。
【図8】第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の主要部の断面図である。
【図9】第1の参考例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法を説明するための基板の断面図である。
【図10】第1の参考例の変形例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の平面図である。
【図11】(A)は、第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の等価回路図であり、(B)は、1画素の平面図である。
【図12】第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の1画素の主要部の断面図である。
【図13】第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の製造方法を説明するための基板の断面図である。
【図14】第2の参考例によるCMOS型固体撮像装置の動作タイミングチャートである。
【図15】従来のNP型フォトダイオードを用いた固体撮像装置の主要部の断面図である。
【図16】従来のPNP型フォトダイオードを用いた固体撮像装置の主要部の断面図及び平面図である。

Claims (3)

  1. 半導体基板の表層部に形成され、活性領域を画定する素子分離絶縁領域と、
    前記活性領域の表層部の一部に形成された第1導電型の第1の層と、
    前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記第1の層に部分的に重なるように配置され、該第1の層よりも深く、かつ上面が前記素子分離領域の底面よりも深い位置に配置され、前記第1導電型とは反対の第2導電型を有し、前記第1の層との間に空乏層を画定する埋込層と、
    前記活性領域のうち前記第1の層の配置されていない領域に形成されたMISFETであって、該MISFETは、前記半導体基板の表層部に、チャネル領域を挟んで配置された第2導電型の第1及び第2の不純物拡散領域と該チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有し、該第1及び第2の不純物拡散領域の底面が前記埋込層の上面よりも浅い位置に配置されている前記MISFETと、
    前記第1の不純物拡散領域と前記埋込層とを電気的に接続する第2導電型の埋込層接続部と
    を有し、前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記埋込層の端部が、前記活性領域に接する前記素子分離絶縁領域に重なっている半導体受光装置。
  2. 前記埋込層接続部が前記シリコン基板の表面まで達しており、
    さらに、前記半導体基板の上に、前記第1の層及び前記MISFETを覆うように配置された層間絶縁膜と、
    前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記埋込層接続部に内包されるように配置され、前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールと、
    前記コンタクトホール内に埋め込まれた導電性部材と
    を有する請求項1に記載の半導体受光装置。
  3. 半導体基板の表層部に形成され、活性領域を画定する素子分離絶縁領域と、
    前記活性領域の表層部の一部に形成された第1導電型の第1の層と、
    前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記第1の層に部分的に重なるように配置され、該第1の層よりも深く、かつ上面が前記素子分離領域の底面よりも深い位置に配置され、前記第1導電型とは反対の第2導電型を有し、前記第1の層との間に空乏層を画定する埋込層と、
    前記活性領域内に配置されたMISFETであって、該MISFETは、前記半導体基板の表層部に、チャネル領域を挟んで配置された第2導電型の第1及び第2の不純物拡散領域と該チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有し、前記第1の層が、該第1の不純物拡散領域の一部と重なっている前記MISFETと、
    前記第1の不純物拡散領域と前記埋込層とを電気的に接続する第2導電型の埋込層接続部と
    を有し、前記半導体基板の表面の法線に平行な視線で見たとき、前記埋込層の端部が、前記活性領域に接する前記素子分離絶縁領域に重なっている半導体受光装置。
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