JP3795463B2 - バルク包装に用いるセパレートシート清掃装置 - Google Patents

バルク包装に用いるセパレートシート清掃装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスびんなどのバルク包装に用いるセパレートシートを清掃するセパレートシート清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
バルク包装とは、図5に示すように、パレットPの上に製品(ガラスびんG)とセパレートシートSとを交互に積載した荷積みパレットの最上面にトップフレームTを載せて、包装ベルトBをかけ、全体をフィルムF等で巻き付ける包装方法をいい、外箱を省略した合理的な簡易包装であり、現在ではガラスびんの9割程度がバルク包装によって出荷される。セパレートシートSは通常四角形の段ボール紙で厚さが2〜4mm程度である。トップフレームTは通常プラスチック製の四角形の板で厚さは20mm程度であり、図6に示すように、軽量化及び材料節約のため大きな穴20が形成されている。
【0003】
バルク包装で製品を出荷した場合、包装材であるセパレートシートとトップフレームは、双方をランダムに積み重ねた状態で出荷先から返却される。返却された包装材は、先ず、作業員によってセパレートシートとトップフレームとに分別される。更にセパレートシートは清掃装置にかけて清掃する。従来の清掃装置は移送手段と、セパレートシートの表面側及び背面側に配置されてセパレートシートの表裏両面を清掃処理する回転ブラシを有し、回転ブラシは集塵フードで覆って取り除いた異物を集めるようになっている。清掃装置にかけたセパレートシートは作業員によって良否判定され、不良と判定されたものは再清掃するか、廃棄されることとなる。
【0004】
板材の清掃装置としては、例えば特開2002−282800に、回転ブラシとエアブローを併用したものが開示されている。回転ブラシは集塵フードで覆い、板材から取り除いた異物を集めるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のセパレートシートの清掃は、作業員によって返却された包装材をセパレートシートとトップフレームに分別し、更に分別したセパレートシートを清掃装置にかけ、その後良否判定を行うものであった。これらの作業は作業員6名によって1日に10000枚程度のセパレートシートを処理するのが限界で、作業員にかかる負担も大きかった。
【0006】
また、従来のセパレートシートの清掃装置は、回転ブラシで異物を除去するもので、埃、紙粉、木屑、虫などは除去が可能であるが、積圧等でシートに圧着した異物、ガラス片などのシートに多少食い込んでいるものの除去は不十分であり、除去できないものは作業員の手作業によって再清掃されていた。
【0007】
本発明は、圧着異物やガラス片など、従来の清掃装置では十分除去できない異物も除去でき、更に、セパレートシートの分別から良否判定、良品と不良品の分別までを自動化し、処理速度を向上すると共に作業員の負担を軽減するセパレートシート清掃装置を開発することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、セパレートシートを移送する移送手段と、供給部と、移送手段の途中で供給部の下流側に設けられた清掃部を有し、前記供給部はセパレートシート及び穴を有するトップフレームを重ね合わせた状態でストックするストック部と、該ストック部の一番上のものがセパレートシートかトップフレームかを判別する判別手段と、判別手段の判別信号によってセパレートシートを移送手段に供給する供給手段と、判別手段の判別信号によってトップフレームをトップフレーム集積部に移動する移動手段とを有し、前記清掃部はセパレートシートの表面側及び背面側に配置されてセパレートシートの表裏両面を処理する回転ブラシ及びスクレーパーを有するセパレートシート清掃装置であって、前記ストック部は昇降自在のリフターを備え、前記判別手段はリフター上のセパレートシート又はトップフレームの最上段のものの上面の高さを検知する高さセンサと、トップフレームの穴の位置の上方に設けられ、当該位置における最上段のセパレートシート上面の高さを検知する厚さセンサとを有することを特徴とするセパレートシート清掃装置である。回転ブラシでは(回転ブラシとエアブローの併用でも)除去できなかった圧着異物やガラス片などの板材に多少食い込んでいるものも、スクレーパーによって除去できる。これにより、板材に付着しているほとんどの異物を除去でき、清掃能率が格段に向上する。スクレーパーは帯板状の刃部を有し、刃先で移送中の板材の表面を掻き取ることができるように設置する。
【0009】
回転ブラシ及びスクレーパーに、処理した異物を吸引する集塵フードを設けることが望ましい。集塵フードはダクトを経て集塵機に接続される。これにより、回転ブラシ及びスクレーパーで除去した異物を吸い取って集塵機に集めることができる。
【0010】
移送手段の途中であって、清掃部の下流側に、セパレートシートの清掃状態を検査する検査部を設けることができる。検査部は、セパレートシートの表裏両側に配置され、セパレートシートの表裏両面を撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像したデータを処理し判定を行う制御手段とを有するものとすることができる。撮像手段はラインセンサ、CCDカメラなど、制御手段はマイクロコンピュータなどとすることができる。
【0011】
制御手段は、撮像手段から出力される各ドットごとの明度のデータを受け取り、そのデータの各ドットごとに明度が所定の範囲内であるか範囲外であるかを選別し、該選別したデータが所定の基準を満たしている場合にはそのセパレートシートを良と判定し、所定の基準を満たしていない場合には不良と判定するようにすることができる。この判定方法は、画像処理装置などの高価な装置を必要とせず、簡便な設備で容易かつ正確な判定が可能である。
【0012】
また、制御手段は、撮像手段から出力される各ドットごとの明度のデータを受け取り、そのデータの各ドットごとに明度が所定の範囲内であるか範囲外であるかを選別し、該選別したデータと所定の基準に基づいてセパレートシートの等級を判定するようにすることもできる。この判定方法によれば、画像処理装置などの高価な装置を必要とせず、簡便な設備で容易かつ正確に、等級の判定をすることができる。
【0013】
検査部の下流側に、検査部で判定された良否又は等級にしたがってセパレートシートを分別する分別手段を設けることができる。分別手段によって、検査済みのセパレートシートを良品と不良品とをそれぞれ別々の集積部に集積でき、また、等級別に分けて集積することも可能となる。
【0014】
本発明の清掃装置は、清掃部の上流側に供給部を設け、該供給部はセパレートシート及びトップフレームを重ね合わせた状態でストックするストック部と、該ストック部の一番上のものがセパレートシートかトップフレームかを判別する判別手段と、判別手段の判別信号によってセパレートシートを移送手段に供給する供給手段と、判別手段の判別信号によってトップフレームをトップフレーム集積部に移動する移動手段とを有するように構成したので、セパレートシートとトップフレームの分別を自動的に行うことが可能となる。
【0015】
更に、前記ストック部は昇降自在のリフターを備え、前記判別手段はリフター上に積み重ねられたセパレートシート又はトップフレームの山の最上部の高さを検知する高さセンサと、トップフレームの穴の位置の上方に設けられ、当該位置における山の高さを検知する厚さセンサとを有するように構成したので、画像処理装置などの高価な装置を用いることなく、簡便な装置で容易かつ正確にセパレートシートとトップフレームとを分別することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、実施例に関する図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1〜4はガラスびんのバルク包装に用いるセパレートシートの清掃装置に関し、図1は全体説明図、図2はストック部10の説明図、図3はスクレーパー4の説明図、図4は分別手段8の一例の説明図である。
【0017】
図1において、セパレートシートの清掃装置は供給部9、トップフレーム集積部12、清掃部2、検査部6、分別手段8、セパレートシート集積部17を有する。出荷先から回収した包装材は、セパレートシートSとトップフレームTとをランダムに積み重ねた状態のまま供給部9のストック部10にセットする。供給部9においては、後述する判別手段により最上段のものがセパレートシートSであるかトップフレームTであるかを判別し、それがセパレートシートSである場合にはそれを供給手段11により移送手段1に供給し、トップフレームTである場合には移動手段13によってトップフレーム集積部12に移動する。
【0018】
ローラーコンベアなどの移送手段1は、供給されたセパレートシートSを図1の右方向に移送する。移送手段1の中途には清掃部2が設けられている。清掃部2は上下1対の回転ブラシ3と、上下2対のスクレーパー4からなる。これらによって、移送中のセパレートシートの表面及び裏面に付着した異物が取り除かれる。
【0019】
移送手段1の中途で、清掃部2の下流側には検査部6が設けられる。検査部6は撮像手段である3台のラインセンサ(7、7、7a)と照明20及び図示しない制御手段からなる。検査部6において、セパレートシートの清掃状態が検査され、良品と判定されたものはシート集積部17の良品集積部17aに集積され、不良品と判定されたものは不良品集積部17eに集積される。良品と不良品の分別は、分別手段8によって行われる。この場合、分別手段8は開閉を制御された蓋で、検査部6の制御手段が蓋の開閉を制御する。すなわち、判定が良の場合には蓋を閉めて良品を良品集積部17aに導き、判定が不良の場合には蓋を開けて不良品を不良品集積部17eに導く。
【0020】
図2に示すように、ストック部10にはリフター14の上にセパレートシートS及びトップフレームTがランダムに積み重ねられている。また、ストック部10には判別手段、、供給手段11、移動手段13が設けられている。判別手段は高さセンサ15、厚さセンサ16及び図示しない制御手段からなる。供給手段11は吸着パッドで、セパレートシートSを吸着保持して移送手段1へ供給する。移動手段13はフィンガーアームで、トップフレームTのフレームを掴んでトップフレーム集積部12に移動する。図示しない制御手段は、高さセンサ15及び厚さセンサ16の信号に基づいてリフター14、供給手段11及び移動手段13の動作を制御する。
【0021】
リフター14上にセパレートシートS及びトップフレームTがセットされると、リフター14は上昇し、セパレートシートSとトップフレームTの山の最上部が高さセンサ15の位置までくると高さセンサ15からの信号により制御手段はリフター14の上昇を停止する。この場合、高さセンサ15は光電管である。次に、制御手段は厚さセンサ16を作動して、厚さセンサ16の位置の高さを計測する。この場合、厚さセンサ16はタッチセンサで、トップフレームTの穴20の真上の位置に設けられており、ロッドがセパレートシートSに接触するまで下降してその位置(最上段のセパレートシートの上面)の高さを計測する。もしも最上段がトップフレームTである場合、厚さセンサ16はトップフレームTの穴20の真上の位置にあるから、厚さセンサ16のロッドは穴20を通過し、次の段のセパレートシートSの表面に接触してその高さを計測し、その高さは高さセンサ15の高さよりもトップフレームTの厚み(20mm程度)だけ低くなるから、最上段がトップフレームTであることがわかる。最上段がセパレートシートSである場合は、厚さセンサ16のロッドは最上段のセパレートシートSの表面に接触してその高さを計測し、その高さは高さセンサ15の高さとほぼ等しくなるから、最上段がセパレートシートSであることがわかる。すなわち、制御手段は、高さセンサ15の高さと厚さセンサ16によって計測された高さを比較することで、最上段がセパレートシートSであるかトップフレームTであるかを判別する。制御手段は最上段がセパレートシートSである場合には供給手段11を作動して最上段のセパレートシートSを移送手段1に供給し、トップフレームTである場合には移動手段13を作動して最上段のトップフレームTをトップフレーム集積部12に移動する。制御手段は前回厚さセンサ16で計測した高さを記憶しておき、次に厚さセンサ16で計測した高さが前回の高さとほとんど変わらない(数mm以内である)場合、そのときの最上段がセパレートシートSであると判別し、20mm程度低くなった場合、そのときの最上段がトップフレームTであると判別し、それに応じて供給手段11又は移動手段13を作動する。この工程を所定数だけ繰り返すと、制御手段は、山の最上部が高さセンサ15の高さとなるように、再びリフター14を上昇させ、最上段の判別を行い、このような動作を繰り返して、ストック部10におけるセパレートシートSを移送手段1に供給し、トップフレームTをトップフレーム集積部12に移動する。高さセンサ及び厚さセンサは他の種類のセンサを用いることができる。例えば、高さセンサとしては接触式のリミットスイッチでもよく、厚さセンサとしては静電容量タイプの非接触式距離センサとしてもよい。
【0022】
清掃部2において、回転ブラシ3は従来周知のものを従来周知のように設置して用いることができる。回転ブラシ3によってセパレートシートの表面及び裏面に付着した埃、紙粉、砂、木屑、虫などを除去することができる。スクレーパー4は、図3に示すように、帯板状の刃部4aを有し、刃部4aはホルダー4cに取り付けられている。ホルダー4cを任意の支持体(通常は清掃装置本体のフレームなど)に固定することで、スクレーパー4は所定の位置に固定される。スクレーパー4はその下部が下流側に向くようにやや傾けて、刃部4aの先端がセパレートシートSの表面よりもやや低い位置となるように取り付けることが望ましい。また、刃部4aの先端には下流側に向けて折れ曲がった折曲部4bを設けることが望ましい。このようにすることで、効率よくかつセパレートシートを損傷することなく、付着異物を掻き取ることができる。スクレーパー4によって、圧着異物などのセパレートシートに接着しているもの、ガラス片などのセパレートシートに多少食い込んでいるものを取り除くことができる。回転ブラシ3及びスクレーパー4の長さはセパレートシートの幅とほぼ同じ長さか、それよりもやや長いものとすることが望ましいが、短い長さのものを並列して設置してもよい。回転ブラシ3及びスクレーパー4には、除去した異物を吸引する集塵フード5を設けている。集塵フード5には集塵機18からのダクト19が接続され、回転ブラシ3及びスクレーパー4で除去した異物は集塵機に集められる。
【0023】
検査部6において、セパレートシートSの上側には撮像手段である1台のラインセンサ7と照明(蛍光灯)が設けられ、セパレートシートSの下側には同様に撮像手段である1台のラインセンサ7と照明(蛍光灯)20が設けられ、更に1台のラインセンサ7aが設けられている。ラインセンサ7は主にセパレートシート面の汚れ、清掃部で取り除くことのできなかった圧着異物などを検出するためのもので、セパレートシート面に直角に向けて設置されている。ラインセンサ7aは主に清掃部で取り除くことのできなかったガラス片を検出するためのもので、照明20との位置関係でガラス片からの反射光を捉えやすい位置・向きに設置されている。ラインセンサ7、7aは移送手段1によって走行するセパレートシート面を走査しドットごとの明度を出力する。ラインセンサ7aを下側のみに設けたのは、経験上、除去できないくらいに深く食い込んだガラス片はセパレートシートの下側に存在するからである。なお、撮像手段はその視野に応じて(セパレートシート全体を撮像できるように)台数を増やすことができる。
【0024】
図示しない制御手段は、撮像手段から出力される各ドットごとの明度のデータを受け取り、そのデータの各ドットごとに明度が所定の範囲内であるか範囲外であるかを選別する。通常のインク汚れや埃の部分は暗いから、所定の明度の範囲よりも暗くなり、白テープや白ペンキ、ガラス片は明るいから所定の明度の範囲よりも明るくなる。すなわち明度が所定の範囲内であればそのドットは正常であり、所定の範囲を外れればそのドットは異常である。制御手段は各ドットについて正常か異常かを選別し、その選別したデータによって、セパレートシートが良品か不良品かを判定する。判定の基準は自由であるが、例えば次のようにすることができる。1枚のセパレートシートについて、異常のドット数が1000以上であれば不良品とする。また、異常のドット数が1000未満であっても異常のドットが50以上連続する場合(汚れ又は異物が大きい場合)は不良品とする。その他の場合は良品とする。
【0025】
また、上記の選別したデータによって、セパレートシートを等級分けすることができる。例えば、異常ドットが400未満は1級、400以上600未満は2級、600以上800未満は3級、800以上1000未満は4級、1000以上は不良品、といった具合である。
【0026】
図1において、検査部6の下流側に検査部6で判定された良否にしたがってセパレートシートを分別する分別手段8が設けられている。分別手段8は開閉を制御された蓋で、検査部6の制御手段が蓋の開閉を制御する。すなわち、判定が良の場合には蓋を閉めて良品を良品集積部17aに導き、判定が不良の場合には蓋を開けて不良品を不良品集積部17eに導く。これによって、良品のセパレートシートは良品集積部17aに、不良品のセパレートシートは不良品集積部17eに集積される。
【0027】
図4は等級別に分別する一例である。この場合の分別手段8はロボットアームで、アームの先端に吸着パッドが装着されている。分別手段8は検査部6の制御手段からの等級信号を受けて作動する。等級信号が1級の場合には分別手段8は作動せず、セパレートシートSは移送手段1の終点の1級品集積部17aに集積される。等級信号が2級〜不良品の場合には、分別手段8はそのセパレートシートを吸着保持し、その等級信号に応じて2級品集積部17b、3級品集積部17c、4級品集積部17d、不良品集積部17eに移動する。このようにして、セパレートシートを等級別に集積することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の清掃装置は、回転ブラシとスクレーパーを併用することで、埃、紙粉、木屑、虫などの異物に加えて、圧着異物などのシートに接着している異物、ガラス片などのシートに多少食い込んでいる異物まで除去できるので、清掃能率が向上する。また、セパレートシートとトップフレームの選別から検査、分別まで全自動化することが可能で、従来6人必要だった作業員を無人化でき、また、処理スピードも従来1日10000枚程度であったものを20000枚程度と2倍にすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 セパレートシートの清掃装置の全体説明図である。
【図2】 ストック部10の説明図である。
【図3】 スクレーパー4の説明図である。
【図4】 分別手段の一例の説明図である。
【図5】 バルク包装の説明図である。
【図6】 トップフレームTの平面図である。
【符号の説明】
1 移送手段
2 清掃部
3 回転ブラシ
4 スクレーパー
5 集塵フード
6 検査部
7 撮像手段
8 分別手段
9 供給部
10 ストック部
11 供給手段
12 トップフレーム集積部
13 移動手段
14 リフター
15 高さセンサ
16 厚さセンサ
17 セパレートシート集積部
18 集塵機
19 ダクト
20 穴
S セパレートシート
T トップフレーム
G ガラスびん
B 包装ベルト
F フィルム
P パレット

Claims (7)

  1. セパレートシート(S)を移送する移送手段(1)と、供給部(9)と、移送手段(1)の途中で供給部(9)の下流側に設けられた清掃部(2)を有し、
    前記供給部(9)はセパレートシート(S)及び穴を有するトップフレーム(T)を重ね合わせた状態でストックするストック部(10)と、該ストック部(10)の一番上のものがセパレートシート(S)かトップフレーム(T)かを判別する判別手段と、判別手段の判別信号によってセパレートシート(S)を移送手段(1)に供給する供給手段(11)と、判別手段の判別信号によってトップフレーム(T)をトップフレーム集積部(12)に移動する移動手段(13)とを有し、
    前記清掃部(2)はセパレートシート(S)の表面側及び背面側に配置されてセパレートシート(S)の表裏両面を処理する回転ブラシ(3)及びスクレーパー(4)を有するセパレートシート清掃装置であって、
    前記ストック部(10)は昇降自在のリフター(14)を備え、前記判別手段はリフター(14)上のセパレートシート(S)又はトップフレーム(T)の最上段のものの上面の高さを検知する高さセンサ(15)と、トップフレーム(T)の穴の位置の上方に設けられ、当該位置における最上段のセパレートシート(S)上面の高さを検知する厚さセンサ(16)とを有することを特徴とするセパレートシート清掃装置
  2. 請求項1のセパレートシート(S)清掃装置において、前記回転ブラシ(3)及びスクレーパー(4)に、処理した異物を吸引する集塵フード(5)を設けたことを特徴とするセパレートシート清掃装置
  3. 請求項1又は2の清掃装置において、前記移送手段(1)の途中で前記清掃部(2)の下流側に、セパレートシート(S)の清掃状態を検査する検査部(6)を設けたことを特徴とするセパレートシート清掃装置
  4. 請求項3の清掃装置において、前記検査部(6)がセパレートシート(S)の表裏両側に配置されセパレートシート(S)の表裏両面を撮像する撮像手段(7)と、該撮像手段(7)で撮像したデータを処理し判定を行う制御手段とを有することを特徴とするセパレートシート清掃装置
  5. 請求項4の清掃装置において、前記撮像手段(7)は撮像したデータとして各ドットごとの明度を出力するものであり、前記制御手段はこのデータの各ドットごとに明度が所定の範囲内であるか範囲外であるかを選別し、該選別したデータが所定の基準を満たしている場合には良と判定し、所定の基準を満たしていない場合には不良と判定することを特徴とするセパレートシート清掃装置
  6. 請求項4の清掃装置において、前記撮像手段(7)は撮像したデータとして各ドットごとの明度を出力するものであり、前記制御手段はこのデータの各ドットごとに明度が所定の範囲内であるか範囲外であるかを選別し、該選別したデータと所定の基準に基づいてセパレートシート(S)の等級を判定することを特徴とするセパレートシート清掃装置
  7. 請求項3、4、5又は6の清掃装置において、前記検査部(6)の下流側に検査部(6)で判定された良否又は等級にしたがってセパレートシート(S)を分別する分別手段(8)を有することを特徴とするセパレートシート清掃装置
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