JP3795426B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、斬新な意匠を施した前面枠を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の前面枠に関する装飾技術については、例えば、特開2001−218895号公報の遊技機に記載されている。この遊技機は、合成樹脂製前面枠の裏面側にゲームの特定条件に基づいて制御装置により制御されて閃光を発するフラッシュ照明具を備え、その照明具の発光時に閃光が前面枠自体を透過して発光する構造とされており、その発光演出によって期待度の高いリーチ状態、確率変動中であること等を知らせて遊技者の興味を引くことができる、と述べられている。また、特開2000−84211号公報には、前面枠の前面に遊技領域の周囲を覆う円形状のランプ飾りを設け、そのランプ飾りにランプによって点灯する透孔窓を形成して遊技領域周辺を照明するようにされたパチンコ機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパチンコ機の前面枠においては、上述したようにフラッシュ照明具やランプ等の電気・電子機器を使用したいわゆる「電飾」による意匠・装飾技術の開発及び実施が行われていた。ところが、実物のボールやリボン等がリズミカルに動いて人の目を引くように工夫された機械技術を応用した装飾意匠については、採用されていなかった。
【0004】
この発明の目的は、実物の浮遊体がリズミカルに動作するように演出された斬新な意匠を施した前面枠を備えたパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、縦長の矩形状に形成された外枠の前面に、パチンコ球が誘導されるガイドレールによって囲まれる遊技領域を臨む窓孔部を設けると共に該窓孔部に透明板を装着した前面枠が開閉自在とされたパチンコ機において、前記前面枠には単独又は多数の浮遊体が収められて当該浮遊体を前面から視認可能とした装飾部室を設け、その装飾部室に気体を吹き込む送風手段の風量・風速を制御部の切換スイッチにより複数のモードに選択可能に設け、その送風手段により吹き込まれる気体によって前記浮遊体が前記装飾部室内を流動するように設けたことを特徴とする。
【0006】
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のパチンコ機における前面枠において、前記装飾部室が透明な管状体とされていることを特徴とする。
【0007】
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載のパチンコ機における前面枠において、前記浮遊体がボール又はリボン状の細帯片であることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】
(請求項1の発明)
風量・風速を複数のモードに選択可能とされた送風手段によって気体が装飾部室内に吹き込まれると、単独又は多数の浮遊体は、装飾部室内をリズミカルに流動する。
しかして、前面枠に設けた装飾部室は浮遊体の運動作用により賑やかに楽しい雰囲気に演出されるので、遊技に対する興趣が高められる。
【0009】
(請求項2の発明)
装飾部室の形態については、前面枠の大きな窓孔部の周囲に沿うように配置される円形の管状体や、直線状の管状体とすることができる。
しかして、装飾部室を所望の形態にデザインすることにより、斬新な意匠効果が付与されるパチンコ機を得ることが可能となる。
【0010】
(請求項3の発明)
大き目で軽量の数個のボールが装入された装飾部室に送風手段によって気体が吹き込まれると、それらはリズミカルにゆっくりと流動する。多量の小さなボールを装入した場合には、それらは恰も吹雪のように見える動きを呈する。また、リボン状の複数の細帯片を螺旋状等に装入した場合についても、それら細帯片はリズミカルになびくように動く。
しかして、それらボール又は細帯片等の何れの浮遊体においても、賑やかで楽しい雰囲気が演出されるので、遊技に対する興趣が高められる。
【0011】
このパチンコ機は、吹き込まれる気体によってボール等の実際の浮遊体がリズミカルに運動する装飾部室を前面枠に設けることにより、賑やかに楽しい雰囲気を演出することが可能となり、従来のパチンコ機における電飾構造に比べて遊技への興趣が一層高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はボールを収めた装飾部室を備えたパチンコ機の正面図、図2は装飾部室と電動ファン装置との構成を示す模式図、図3は電動ファン装置の制御部のブロック図、図4は細帯片を収めた装飾部室を備えた他の実施形態例のパチンコ機の正面図である。
【0013】
図1に示すように、本発明のパチンコ機Pは、縦長の矩形状に形成された外枠1の前部に取り付けられた取付枠(図示せず)の前面に、上部球受け皿5を備えた合成樹脂製の前面枠2が開閉自在とされ、この前面枠2の下方に下部球受け皿6、打球発射ハンドル7を設けた下部扉8が開閉自在に設けられている。
【0014】
上記前面枠2には、打ち込まれるパチンコ球を誘導するガイドレールによって囲まれる遊技領域rを臨む大きな円形状窓孔部3を設けると共に、該窓孔部3に透明板としてのガラス板4が二重に装着されている。10はその窓孔部3の周縁に沿うように形成された円形の装飾部室である。勿論、取付枠には図示しない遊技盤が着脱可能に取り付けられ、その背面には遊技盤に配置された各種入賞装置に関連するパチンコ球の処理を行う機構板、賞球払い出し装置や各種制御装置等の裏部品が公知のパチンコ機と同様に設けられている。
【0015】
上記装飾部室10は、図2に示すように、正面から見て円形で、かつ透明であって下方の一部を欠除され、断面を円形の中空管状に形成され、遊技者側の正面(矢視X)から内部10aを視認可能に設けられている。この装飾部室10は、両端下部の入口12,12に送風手段としての小型電動ファン装置17,18を夫々接続するように設け、その中央の裏面部に空気の排出口13を設けている。15は浮遊体としての発泡ポリスチロール製等の大き目で軽量のボールであって、数個のボール15が装飾部室10に収められている。
【0016】
図3のブロック図において、制御部の概要は、電動ファン装置17の風量・風速等を複数、ここでは5つのモード(a)〜(e)に変化させるための電流を発生させる信号発生部20と、何れかのモードを選択可能とする切換スイッチ21と、この切換スイッチ21に電力増幅器22を介して電動ファン装置17を電気的に接続した回路構成とされている。これにより、このパチンコ機Pでは、何れかのモードに制御された電動ファン装置17の作動によって装飾部室10に空気を吹き込むことにより、ボール15が流動するように構成される。
なお、電動ファン装置については、本実施の形態例のように2台を常に使用するとは限らず、1台を使用した構造とすることも考えられる。
【0017】
上記モード(a)〜(e)は、以下のように設定されている。
モード(a):ボール15をゆらゆらさせる動作
モード(b):ボール15を急激に上昇させた後、ゆっくり落とす動作
モード(c):ボール15をゆっくりと上昇させた後、急降下させる動作
モード(d):ボール15をポンポンと突き上げる動作
モード(e):ボール15を高い位置・中間位置・低い位置にて乱舞させる動作
【0018】
つぎに、かかる構成になるパチンコ機Pの作動について簡単に述べる。
まず、制御部の切換スイッチ21にて信号発生部20の5つのモード(a)〜(e)の中から1つのモードを選択する。例えば、「大当たり」となる期待度の高いリーチ状態の場合において、予めモード(b)が選択されているとすれば、そのシーケンス信号波形による電流が電力増幅器22により増幅されて電動ファン装置17に給電される。そして、電動ファン装置17が回転作動することにより空気が装飾部室10に吹き込まれるので、数個のボール15は急激に上昇してからゆっくり落ちる一連の動作をリズミカルに繰り返す。しかして、装飾部室10はボール15の運動作用により賑やかに楽しい雰囲気に演出されるので、遊技者にとって益々遊技への興趣が高められる。
【0019】
また、上記ボール15に代えて多量の小さなボールを装入した場合には、それらは恰も吹雪のように見える動きを呈するので、大き目のボール15とは異なる印象を持つ装飾・意匠効果が発揮される。
【0020】
図4には、複数のリボン状細帯片115を螺旋状に収めた装飾部室110を有する前面枠を備えたパチンコ機P´を示す。このパチンコ機P´は、浮遊体の種類が異なるのみで、その他の構成については上記パチンコ機Pの構成と同じである。よって、それと同一構成部分については、パチンコ機Pの説明に用いた符号を百番台の符号として図面に記載し、その説明を省略する。
【0021】
以上の通り、このパチンコ機は、吹き込まれる気体によって実際の浮遊体がリズミカルに運動する装飾部室を前面枠に設けることにより、賑やかに楽しい雰囲気を演出する装飾・意匠効果が発揮されて、遊技への興趣が一層高められる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボールを収めた装飾部室を備えたパチンコ機の正面図
【図2】装飾部室と電動ファン装置との構成を示す模式図
【図3】電動ファン装置の制御部のブロック図
【図4】細帯片を収めた装飾部室を備えた他の実施形態例のパチンコ機の正面図
【符号の説明】
P,P´・・・パチンコ機
1・・・外枠
2・・・前面枠 3・・・窓孔部
4・・・ガラス板(透明板) r・・・遊技領域
10・・・装飾部室 10a・・・内部
12・・・入口 13・・・排出口
15・・・ボール(浮遊体)
17,18・・・電動ファン装置(送風手段)
20・・・信号発生部
21・・・切換スイッチ
102・・・前面枠
110・・・装飾部室
115・・・細帯片

Claims (3)

  1. 縦長の矩形状に形成された外枠の前面に、パチンコ球が誘導されるガイドレールによって囲まれる遊技領域を臨む窓孔部を設けると共に該窓孔部に透明板を装着した前面枠が開閉自在とされたパチンコ機において、前記前面枠には単独又は多数の浮遊体が収められて当該浮遊体を前面から視認可能とした装飾部室を設け、その装飾部室に気体を吹き込む送風手段の風量・風速を制御部の切換スイッチにより複数のモードに選択可能に設け、その送風手段により吹き込まれる気体によって前記浮遊体が前記装飾部室内を流動するように設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記装飾部室が透明な管状体とされていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記浮遊体がボール又はリボン状の細帯片であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
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