JP5333431B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機等は、遊技機内部に配置される遊技盤に遊技球が転動する遊技領域面を
形成し、遊技領域面に対応した視認窓を備えた前面枠によってその前面を所定の空間が形
成されるように覆うことによって、発射された遊技球が転動するための遊技用空間を形成
している。また、前面枠には、視認窓の他に装飾用に使用される領域を有しており、例え
ば、ランプの点滅などにより遊技者に近い位置で遊技に関連した装飾演出などを行ってい
る(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−27940号公報
近年、遊技領域面に配設される設置物(例えば、液晶装置など)の大型化が進んでおり
、そのような状況下で遊技球の転動面積を十分に確保するために遊技領域面を可能な限り
大型化する傾向にある。そのため、視認窓もそれに対応して大型化されており、結果的に
前面枠における装飾部の面積が減少し、遊技者に近い位置での装飾演出がインパクトに欠
けるものになっている場合がある。
解決しようとする課題は、例えば、前面枠における装飾部の面積を大きくすることが可能な遊技機を提供することである。
請求項1に係る発明は、
遊技球の転動する領域を囲う部位により外縁が形成される遊技領域を有する遊技盤が設けられた本体枠と、その本体枠の前面側で開閉可能に設けられ且つ前記遊技領域を視認可能とする視認窓部材を有する前面枠とを備えた遊技機において、
遊技機正面視で前記視認窓部材の外周側にて、前記視認窓部材における遊技機前側に露出される前面の一部に対して遊技機前側に重なる部位であって前記視認窓部材の前記前面に向けられた外面が前記視認窓部材から離間すると共に前記遊技領域の前面側に重なる位置に設けられ当該外面が遊技機前側に向けられた外面に連続することで前記視認窓部材の前記前面より遊技機前側にて前方側へ突出する部位を有する突出装飾部が設けられることを特徴とする遊技機です。
本発明によれば、前面枠における装飾部の面積を大きくすることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の第一の実施形態のパチンコ機を示す斜視図である。 第一の実施形態のパチンコ機を示す正面図である。 第一の実施形態のパチンコ機を示す側面図である。 第一の実施形態においてガラス扉枠を開放した状態における本体枠、遊技盤等を示す正面図である。 第一の実施形態における演出制御時の信号の流れを示すブロック図である。 第一の実施形態におけるリーチ状態のパチンコ機を示す正面図であり、(a)はリーチ開始直後を、(b)は期待度が小である場合を、(c)は期待度が中である場合を、(d)は期待度が大である場合をそれぞれ示している。 第一の実施形態における大当り発生直後のパチンコ機を示す正面図である。 第二の実施形態のパチンコ機を示す正面図である。 第二の実施形態のパチンコ機を示す側面図である。 第二の実施形態における演出制御時の信号の流れを示すブロック図である。 第二の実施形態におけるリーチ状態のパチンコ機を示す正面図であり、(a)はリーチ開始直後を、(b)は期待度が小である場合を、(c)は期待度が中である場合を、(d)は期待度が大である場合をそれぞれ示している。 第二の実施形態における大当り発生直後のパチンコ機を示す正面図である。 第三の実施形態のパチンコ機を示す正面図である。 第三の実施形態のパチンコ機を示す側面図である。 第三の実施形態における演出制御時の信号の流れを示すブロック図である。 第三の実施形態におけるリーチ状態のパチンコ機を示す正面図であり、(a)はリーチ開始直後を、(b)は期待度が小である場合を、(c)は期待度が中である場合を、(d)は期待度が大である場合をそれぞれ示している。 第三の実施形態における大当り発生直後のパチンコ機を示す正面図である。 (a)は第一の実施形態の変形例のパチンコ機を示す正面図であり、(b)はエラー表示装置が点灯した状態を示す側面図である。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記し
つつ説明する。
1.遊技領域を有する遊技盤が設けられた本体枠と、その本体枠の前面側で開閉可能に
設けられ且つ前記遊技領域を臨む視認窓を有する前面枠とを備えた遊技機において、
前記前面枠の前記視認窓の側方にて上下に延設されると共に、少なくとも一部が正面視
で前記視認窓と重なる状態で前方側へ突出する突出装飾部を備えたことを特徴とする遊技
機。
手段1によれば、前面枠の視認窓の側方にて上下に延設され且つ少なくとも一部が前方
側へ突出する突出装飾部を備えているので、遊技領域並びに視認窓を大型化した場合でも
、前面枠における装飾用領域の面積を大きく確保することができる。特に、突出装飾部は
正面視で一部が視認窓と重なっているので、前面枠の前方空間を活用して装飾用領域をよ
り大きく確保可能である。尚、遊技者の視線は遊技領域の外縁部に対して斜めに注がれる
ため、突出装飾部の一部が正面視で視認窓と重なっていても遊技領域全体に対する視認性
は確保される。また、前面枠が略矩形状であって上下辺よりも左右の側辺の方が長い形状
とされた構成においては、前面枠に突出装飾部を左右に延設する場合と比較して、前面枠
に突出装飾部を上下に延設した本発明の構成では、装飾用領域をより大型とすることがで
きるという利点がある。また、突出装飾部が上下に大きいため、当該遊技機を側方から視
た場合にも突出装飾部が大きく視認され、遊技ホールにおいて周囲の遊技者から注目を集
めたり、店員が当該遊技機の遊技状態を察知して、札を立てたり、遊技球貯留箱(いわゆ
るドル箱)を用意する等の作業をすることもできる。また、隣席の遊技者から当該遊技機
を視た場合に、突出装飾部によって遊技領域の一部が隠れるので、隣席からの覗き見を抑
制する効果も期待できる。
2.遊技領域を有する遊技盤が設けられた本体枠と、その本体枠の前面側で開閉可能に
設けられ且つ前記遊技領域を臨む視認窓を有する前面枠とを備えた遊技機において、
前記前面枠の前記視認窓の側方にて上部及び下部に両端を接続して上下に延設され且つ
中央部が前記前面枠より離間するアーチ状に前方側へ突出形成された突出装飾部を備えた
ことを特徴とする遊技機。
手段2によれば、前面枠の視認窓の側方にて上部及び下部に両端を接続して上下に延設
され且つ中央部が前面枠より離間するアーチ状に前方側へ突出形成された突出装飾部を備
えているので、遊技領域並びに視認窓を大型化した場合でも、前面枠における装飾用領域
の面積を大きく確保することができる。また、アーチ中央の空間より遊技領域へ光が採り
込まれて快適な遊技環境が実現されると共に、遊技者による不正行為(例えば、上皿等か
ら異形セルロイド等を指し込んで遊技盤上の役物を開けたり賞球の払出し機能を誤作動さ
せる行為を含む、いわゆるセルゴト等)を遊技機の側方位置からも発見することができる
。また、前面枠が略矩形状であって上下辺よりも左右の側辺の方が長い形状とされた構
成においては、前面枠に突出装飾部を左右に延設する場合と比較して、前面枠に突出装飾
部を上下に延設した本発明の構成では、装飾用領域をより大型とすることができるという
利点がある。また、突出装飾部が上下に大きいため、当該遊技機を側方から視た場合にも
アーチ状の突出装飾部が大きく視認され、遊技ホールにおいて周囲の遊技者から注目を集
めたり、店員が当該遊技機の遊技状態を察知して、札を立てたり、遊技球貯留箱(いわゆ
るドル箱)を用意する等の作業をすることもできる。また、隣席の遊技者から当該遊技機
を視た場合に、アーチ状の突出装飾部によって遊技領域の一部が隠れるので、隣席からの
覗き見を抑制する効果も期待できる。
3.前記前面枠は全体が略矩形状であり且つその略中央に略円形状の視認窓が設けられ

前記突出装飾部の両端が前記前面枠のコーナー部近傍に接続されたことを特徴とする手
段2に記載の遊技機。
手段3によれば、略矩形状の前面枠のコーナー部近傍に、略円形状の視認窓以外の残り
スペースが存在するので、突出装飾部の両端を比較的大きな断面積で接続することができ
、突出装飾部の前面枠への接続強度を確保することができる。
4.前記前面枠の一側辺に前記本体枠と開閉可能に連結する回動軸が設けられ、
前記突出装飾部の両端は、前記回動軸と重なる位置に接続されたことを特徴とする手段
2又は3に記載の遊技機。
手段4によれば、突出装飾部の両端は、前面枠の一側辺に本体枠と開閉可能に連結する
回動軸と重なる位置に接続されているので、前面枠に突出装飾部を設けても強度を確保す
ることができる。
5.前記本体枠と前記前面枠とがヒンジ機構を介して連結され、
前記突出装飾部の両端は、前記前面枠に設けられた開放側のヒンジ部材と重なる位置に
接続されたことを特徴とする手段4に記載の遊技機。
手段5によれば、突出装飾部の両端は、前面枠に設けられた開放側のヒンジ部材と重な
る位置に接続されているので、前面枠に突出装飾部を設けても強度を確保することができ
る。
6.前記突出装飾部は、少なくとも一部が略透明の中空筒状に形成され且つ中空部内に
演出用可動体が設けられ、
その演出用可動体を前記突出装飾部の中空部内で駆動する駆動源を備えたことを特徴と
する手段1乃至5のいずれかに記載の遊技機。
手段6によれば、演出用可動体が駆動源によって突出装飾部の中空部内で駆動される様
子が略透明部分より視認される。よって、当該遊技機の遊技者から近く且つ周囲の遊技者
からも視認可能な位置で、遊技領域を狭めることなく、演出用可動体によるインパクトの
大きな装飾演出を行うことができ、これにより遊技の興趣を高揚させることができる。
7.前記駆動源は、前記演出用可動体の外部に設けられ、前記演出用可動体に外力を加
えて前記突出装飾部の中空部内を移動させるように構成されたことを特徴とする手段6に
記載の遊技機。
手段7によれば、演出用可動体の外部に設けられた駆動源によって演出用可動体に外力
を加えることにより、演出用可動体を突出装飾部の中空部内で移動させることができる。
また、演出用可動体に駆動源を設ける必要がないので、演出用可動体の構成を簡単化する
ことができる。
8.前記駆動源は、前記前面枠における前記突出装飾部以外の部分に配設されたことを
特徴とする手段6又は7に記載の遊技機。
手段8によれば、駆動源が前面枠における突出装飾部以外の部分に配設されているので
、突出装飾部に駆動源の重量負担がかからず、突出装飾部の強度をそれほど高く設定する
必要がない。例えば、駆動源としての送風機を前面枠における突出装飾部以外の部分に配
設して、突出装飾部の端部より中空部内へ送風するように構成してもよい。
9.前記駆動源は、前記演出用可動体に内蔵されたことを特徴とする手段6に記載の遊
技機。
手段9によれば、演出用可動体に内蔵された駆動源の駆動により、演出用可動体を中空
部内で移動させることができる。また、突出装飾部や前面枠側に駆動源を設ける必要がな
いので、突出装飾部や前面枠の構成を簡単化することができる。
10.前記突出装飾部の中空部内における前記演出用可動体の移動動作の少なくとも一
部で重力を利用していることを特徴とする手段6乃至9のいずれかに記載の遊技機。
手段10によれば、突出装飾部の中空部内における演出用可動体の移動動作の少なくと
も一部で重力を利用しているので、駆動源におけるエネルギー消費を少なくすることがで
きる。
11.前記駆動源は、前記演出用可動体を前記突出装飾部の中空部内の下部より上方へ
駆動することを特徴とする手段10に記載の遊技機。
手段11によれば、演出用可動体が駆動源によって突出装飾部の中空部内の下部より上
方へ駆動された後、演出用可動体は重力によって中空部内を下方へ移動する。よって、演
出用可動体の上方への移動のみに駆動源がエネルギーを消費し、演出用可動体の下方への
移動動作では重力を利用することにより、駆動源におけるエネルギー消費を少なくするこ
とができる。
12.前記駆動源は、前記突出装飾部の中空部内で風を発生させる送風機であり、
前記演出用可動体は、前記中空部内を風力により移動することを特徴とする手段6乃至
11のいずれかに記載の遊技機。
手段12によれば、送風機が突出装飾部の中空部内で風を発生させると、演出用可動体
が中空部内を風力により移動する演出動作が行われる。
13.前記送風機は、前記突出装飾部の中空部内の下部に設けられて上方へ送風するこ
とを特徴とする手段12に記載の遊技機。
手段13によれば、突出装飾部の中空部内の下部に設けられた送風機が上方に向かって
送風すると、演出用可動体は風力によって中空部内を浮上し、送風機が送風を停止すると
、演出用可動体は重力によって中空部内を落下するので、重力を利用することにより少な
いエネルギー消費で演出動作を行うことができる。
14.前記演出用可動体は、前記突出装飾部の中空部内で線状部材に接続され、
前記駆動源は、前記線状部材を上下方向に駆動することを特徴とする手段6乃至11の
いずれかに記載の遊技機。
手段14によれば、突出装飾部の中空部内で線状部材に接続された演出用可動体は、駆
動源により線状部材を上下方向に駆動することに伴って上昇又は下降する。例えば、突出
装飾部の中空部内の上部から演出用可動体を線状部材によって吊下げ、駆動源により線状
部材を巻き取り又は繰り出しすることによって、演出用可動体が上下に駆動されるように
構成してもよい。或いは、線状部材の巻き取りによって演出用可動体を上昇させ、線状部
材を弛緩させて演出用可動体が重力により下降するように構成してもよい。
15.前記演出用可動体の動作態様によって特定の遊技状態発生の期待度が示唆される
ように構成されたことを特徴とする手段6乃至14のいずれかに記載の遊技機。
手段15によれば、演出用可動体の移動位置や移動速度等の動作態様によって特定の遊
技状態発生の期待度が示唆されるので、大当り等の特定の遊技状態の発生を期待する遊技
者に対する効果的な演出を実現することができる。
16.前記演出用可動体の移動先によって特定の遊技状態発生の期待度が示唆されるこ
とを特徴とする手段15に記載の遊技機。
手段16によれば、演出用可動体の移動先によって特定の遊技状態発生の期待度が示唆
されるので、遊技者が演出用可動体の移動先に注目するようになり、遊技の興趣が高揚さ
れる。例えば、大当り発生の期待度が高い場合は、演出用可動体が中空部内の上部に移動
し、大当り発生の期待度が低い場合は、演出用可動体が中空部内の下部に移動する構成と
してもよい。
17.前記突出装飾部の中空部内に液体が収容され、
前記駆動源は、前記突出装飾部の中空部内に気泡を発生させる気泡発生装置であること
を特徴とする手段6乃至11のいずれかに記載の遊技機。
手段17によれば、液体が収容された突出装飾部の中空部内に気泡発生装置が気泡を発
生させることにより、液体中を気泡が上昇する演出を行うことができる。
18.前記気泡発生装置による気泡の発生量によって特定の遊技状態発生の期待度が示
唆されるように構成されたことを特徴とする手段17に記載の遊技機。
手段18によれば、気泡発生装置による気泡の発生量によって特定の遊技状態発生の期
待度が示唆されるので、大当り等の特定の遊技状態の発生を期待する遊技者に対する効果
的な演出を実現することができる。例えば、特定の遊技状態発生の期待度が高い場合に大
量の気泡を発生させ、気体が低い場合は少量の気泡を発生させるように構成してもよい。
19.前記駆動源を遊技の進行に応じて駆動するように構成されたことを特徴とする手
段6乃至18のいずれかに記載の遊技機。
手段19によれば、遊技の進行に応じて駆動源を駆動することにより、演出用可動体が
中空部内を移動する。このとき、突出装飾部の透明部分において、演出用可動体がダイナ
ミックに移動する様子を遊技者に視認させることができるので、遊技の進行による興趣を
高揚させることができる。
20.遊技の進行に応じて演出画面表示を行う演出表示装置を備え、
前記駆動源は、前記演出表示装置による演出画面表示に連動して駆動されることを特徴
とする手段19に記載の遊技機。
手段20によれば、演出表示装置が、遊技の進行に応じて演出画面表示を行い、駆動源
が、表示装置による演出画面表示に連動して駆動されることにより、演出用可動体が中空
部内を移動する。このとき、演出表示装置による演出画面表示と共に、突出装飾部の透明
部分において演出用可動体がダイナミックに移動する様子を遊技者に視認させることがで
きるので、遊技の進行による興趣をより一層高揚させることができる。
21.前記演出表示装置は、複数の図柄列を変動表示する図柄変動表示装置であること
を特徴とする手段20に記載の遊技機。
手段21によれば、図柄変動表示装置による複数の図柄列の変動表示に基づいて遊技が
進行し、駆動源が図柄変動表示装置による演出画面表示に連動して駆動されることにより
、演出用可動体が中空部内を移動する。このとき、図柄変動表示装置による演出画面表示
と共に、突出装飾部の透明部分において演出用可動体がダイナミックに移動する様子を遊
技者に視認させることができる。例えば、図柄変動表示装置において全ての図柄列の停止
時の組合せが大当り図柄の組合せである場合に、図柄変動表示装置で大当り演出画面表示
を行うと共に、駆動源を駆動して演出用可動体を突出装飾部の中空部内で移動させるよう
に構成してもよい。
22.前記突出装飾部は、略全体が透明とされたことを特徴とする手段6乃至21のい
ずれかに記載の遊技機。
手段22によれば、突出装飾部の略全体が透明とされているので、中空部内を演出用可
動体が移動する全体の様子を、遊技者が容易に視認することができる。
23.前記突出装飾部は、前記視認窓の左右両側にそれぞれ設けられたことを特徴とす
る手段1乃至22のいずれかに記載の遊技機。
手段23によれば、視認窓の左右両側にそれぞれ設けられた突出装飾部によって大きな
面積の装飾用領域が形成されるので、装飾演出効果をより一層増大させることができる。
24.前記突出装飾部には、エラーの発生を表示するエラー表示装置が設けられたこと
を特徴とする手段1乃至23のいずれかに記載の遊技機。
手段24によれば、前方側へ突出した形状の突出装飾部にエラー表示装置が設けられて
いるので、遊技機の側方からもエラー表示を視認することができ、遊技ホール内を巡回す
る店員に対してエラーの発生を分かり易く報知することができる。また、突出装飾部は前
面枠の前面にて上下に延設されて周囲から視認可能な領域が広いため、エラー表示装置の
配設位置の自由度が大きいという利点がある。尚、エラー表示装置は、例えば、発光ダイ
オード等の発光装置により構成することができる。
25.前記遊技機は、パチンコ遊技機であることを特徴とする手段1乃至24のいずれ
かに記載の遊技機。
手段25によれば、パチンコ遊技機において、遊技領域並びに視認窓を大型化した場合
でも、前面枠における装飾用領域の面積を大きく確保することができる。
以下、本発明の遊技機を具体化した各実施形態について説明する。最初に、第一の実施
形態のパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」と称する)1について図面を参照しつ
つ説明する。パチンコ機1は、内部の遊技球払い出し機構を利用して遊技球の貸し出しを
行うCR機と称されるタイプのパチンコ機であり、遊技ホールでは図示しないカードユニ
ットが隣接配置され且つ電気的に接続される。図1は、本実施形態のパチンコ機1を示す
斜視図、図2は、パチンコ機1を示す正面図、図3は、パチンコ機1を示す側面図である
。尚、図2では、後述する遊技盤5に設けられる部材の内、図柄変動表示装置57のみを
図示している。また、図3では、後述する突出装飾部46付近の構造を分かり易くするた
めに一部を透視して示している。
パチンコ機1は、図1乃至図3に示すように、外枠2と、その外枠2の前部に設けられ
外枠2の一側部にて開閉可能に支持され且つ遊技領域14を有する本体枠3とを備えてい
る。外枠2は、パチンコ機1のベースとなる枠であり、板材により全体として矩形状に構
成され、本体枠3を矩形開口内にて開閉可能に支持している。また、外枠2前面下部には
、合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂からな
り、前方へ突出形成された左右一対の脚状部2a,2aが取り付けられている。尚、本実
施の形態では、外枠2の上下方向の長さは808mm、左右方向の長さは520mmとな
っている。
本体枠3は、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されている。本体枠3の開閉
軸線はパチンコ機1の正面から見て左側に上下に延びるように設定されている。尚、外枠
2は樹脂により構成されていてもよく、あたかも外枠2及び本体枠3が一体物に見えるよ
うに構成されていてもよい。本体枠3には、後述する下皿ユニット51を除く本体枠3の
前面側を覆うように、ガラス扉枠4が本体枠3左端の垂直軸心回りに開閉自在に設けられ
ている。尚、ガラス扉枠4が、本発明の前面枠を構成するものである。
ガラス扉枠4の開閉軸線(軸支部)は、パチンコ機1の正面から見て左側に上下に延び
るように設定されている。詳しくは、ガラス扉枠4の左側の上端部付近に図示しない回動
軸が設けられ、本体枠3の正面から見て左側の上端部付近には回動軸が嵌め込まれる軸受
部92が設けられている。また、軸受部92の下方には、上方に突出する突回動軸93が
設けられ、ガラス扉枠4の下側面には、前記回動軸の下方位置において、前記突回動軸9
3を嵌め込むための図示しない軸受凹部が設けられている。そして、突回動軸93を前記
軸受凹部に嵌め込み、回動軸を軸受部92に嵌め込むことによって、ガラス扉枠4が軸支
され開閉可能となる。このように本実施の形態では、回動軸と突回動軸93を結ぶ線がガ
ラス扉枠4の開閉軸線として設定されている。
本体枠3の後側(ガラス扉枠4の奥、外枠2の内側)には、図4に示すように、遊技盤
5が着脱可能に装着されている。尚、図4は、ガラス扉枠4を開放した状態における本体
枠3、遊技盤5等を示す正面図である。遊技盤5は、その周縁部が本体枠3の裏側に当接
した状態で取り付けられており、図4では、遊技盤5の前面部の略中央部分だけが本体枠
3の前面側に露出した状態となっている。この遊技盤5の上下方向の長さは476mm、
左右方向の長さは451mmとなっている。また、遊技盤5には、ルータ加工が施される
ことによって複数の開口部が形成されており、各開口部には、普通入賞チャッカー6、可
変入賞装置7、作動チャッカー8、スルーチャッカー10、図柄変動表示装置57等が配
設されている。
図柄変動表示装置57は、長方形状を呈する液晶ディスプレイを備え、左図柄列、中図
柄列及び右図柄列の3つの表示列が画面表示される。各図柄列は複数の図柄によって構成
されており、これら図柄が各図柄列毎にスクロールされるように表示画面に可変表示され
るようになっている。
図柄変動表示装置57の制御を行う表示制御回路71を搭載した表示制御基板、後述す
る送風機等の制御を行う送風制御回路72を搭載した演出制御基板、後述するスピーカ5
9における音声出力の制御を行う音声制御基板等を含む各種の制御基板は、図3に示すよ
うに、遊技盤5の背面側に設けた透明樹脂製の裏パック5aによって覆われている。また
、パチンコ機1の主制御を行う主制御回路70を搭載したメイン基板はメイン基板ボック
ス5bに、入賞による遊技球の払い出しや図示しないカードユニットからの貸し出し要求
に基づいて遊技球の払い出しを行う払出ユニット5d及び遊技球の発射を行う発射装置3
1の制御を行う払出発射制御基板は払出発射制御基板ボックス5cにそれぞれ収納されて
いる。
また、可変入賞装置7は、通常、遊技球Bが入賞できない状態又は入賞し難い状態にな
っている。より詳しくは、作動チャッカー8に対し遊技球Bが入賞することに基づいて、
図柄変動表示装置57の液晶表示部の図柄が可変表示される。そして、確定された図柄の
組合わせが予め設定した特定の図柄の組合わせとなったこと、ここでは停止した図柄が特
定の組み合わせであることを必要条件に特別遊技状態が発生し、可変入賞装置7の大入賞
口が所定の開放状態となり(具体的には所定時間、所定回数だけ開く)、遊技球Bが入賞
しやすい状態(大当り遊技状態)になるよう構成されている。尚、図柄変動表示装置57
において変動表示される複数の図柄列のうち、1つを除く他の図柄列の停止時の組合せが
大当り図柄の組合せであるリーチ遊技状態となったときに、図柄変動表示装置57におい
てリーチ演出画面が表示されると共に、リーチ遊技状態の発生がスピーカ59から出力さ
れる効果音によって報知される。
また、周知のとおり、前記一般入賞口6、可変入賞装置7、作動チャッカー8に遊技球
Bが入賞することに基づいて、後述する上皿54(場合によっては下皿53)に対し所定
数の遊技球が景品球として払い出されるようになっている。また、遊技盤5には、遊技球
Bの落下方向を適宜分散、調整等するために多数の釘が植設されているとともに、風車9
等の各種部材(役物)が配設されている。
さて、本体枠3は、図4に示すように、外形が前記外枠2とほぼ同一形状をなす樹脂ベ
ース11と、この樹脂ベース11の最内周側に位置し略円弧状をなすよう一体形成された
内レール12と、主として図の左側の内レール12に対し所定間隔を隔てて前記樹脂ベー
ス11に一体形成された外レール13とを備えている。これら内レール12及び外レール
13は遊技球発射ハンドル52の回動操作に基づき発射装置31から発射された遊技球B
を遊技盤5上部へ案内する発射路としての役割を主として果たすものである。従って、内
レール12と外レール13とが並行する部分(向かって左側の部分)によって、誘導レー
ルが構成されることとなる。
前記内レール12の下端部付近において、遊技盤5には遊技球Bを導出するアウト口2
5が形成されている。そして、遊技盤5の下部に落下した遊技球の多くは、このアウト口
25を通って図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。このような構成
の下、本体枠3の内周側の窓孔によって主として遊技領域14の外縁部14aが確定され
ており、本体枠3に対し遊技盤5が装着された状態にあっては、内レール12及び外レー
ル13が遊技盤5に当接又は近接した状態となる。そして、発射装置31により発射され
た遊技球Bは、主として外レール13によって遊技盤5の上部へと案内される。また、遊
技盤5には、遊技球の払い出しを行う払出口32が設けられ、この払出口32に連通する
ようにガラス扉枠4側に払出口45が設けられている。
次に、遊技領域14について説明する。本実施の形態では、遊技領域14を、パチンコ
機1の正面から見て、内レール12及び外レール13によって囲まれる領域のうち、内外
レール12,13の並行部分である誘導レールの領域を除いた略円形状の領域としている
。また、パチンコ機1において、外レール13の最上部地点から遊技盤5下部までの間の
距離は462mm、外レール13の極左位置から内レール12の極右位置までの間の距離
は449mmとなっている。また、内レール12の極左位置から内レール12の極右位置
までの間の距離は432mmとなっている。尚、遊技領域14の形状は、略円形状には限
られず、略楕円形状や略矩形状としても構わない。
併せて、図1乃至図3に示すように、ガラス扉枠4の存在していない本体枠3下部は、
例えばABS樹脂よりなる下皿ユニット51となっている。下皿ユニット51の右下部か
らは、遊技球発射用ハンドル52が手前側に延設されている。また、下皿ユニット51の
ほぼ中央部には球受け皿としての景品球払出用の下皿53が設けられ、その奥にはスピー
カ59が配設されている。
次に、ガラス扉枠4について説明する。ガラス扉枠4は、図4に示すように、正面視矩
形状をなし且つ視認窓41が設けられたベース部40と、ベース部40前面において視認
窓41の右側にて上下に延設され且つ前方へアーチ状に突出する突出装飾部46及び視認
窓41の左側にて上下に延設され且つ前方へアーチ状に突出する突出装飾部47と、ベー
ス部40下部に設けられた上皿54とから構成されている。
ガラス扉枠4のベース部40には、遊技領域14の殆どを外部から視認することができ
るように略円形状の視認窓41が形成されている。また、視認窓41の左端と、ガラス扉
枠4の左端との間の最短距離(いわゆる左側部フレーム部分の左右幅)は、ガラス扉枠4
自体の強度及び支持強度を高めるために比較的大きく設定されている。より詳しくは、ガ
ラス扉枠4が閉じられた状態において、外レール13の左側部は勿論、内レール12の左
側部も前記左側部フレーム部分によって覆い隠される。すなわち、誘導レールの一部が覆
い隠される。このように遊技球Bが一時的に視認困難となったとしても、それは、遊技球
Bが遊技領域14に案内される通過点に過ぎず、遊技者が主として遊技を楽しむ遊技領域
14において遊技球Bが視認困難となるわけではない。そのため、実際の遊技に際しては
何ら支障が生じない。また、このような支障が生じない一方で、ガラス扉枠4の十分な強
度及び支持強度が確保可能となっている。
また、ベース部40には、裏側から一対のガラス板42が並行して取り付けられている
。ベース部40の左右方向の長さは、本体枠3とほぼ同等であり、そのガラス扉枠4によ
って本体枠3下部に設けられた下皿ユニット51を除く殆どの部分が覆われるようになっ
ている。また、視認窓41の周囲には電飾部材62が配設されている。
突出装飾部46,47は、透明樹脂によって一部がベース部40より離間して上下に延
設されたアーチ状に形成され、装飾部材としての役割を有すると共に、後述する演出用ボ
ール60,61の移動動作による演出が実行される演出装置としての役割を有している。
尚、以下の説明でカッコ内は、左側の突出装飾部47に対応している。突出装飾部46(
47)は、図1等に示すように、ベース部40のコーナー部に上下両端が接続され、視認
窓41の右側(左側)部分をアーチ状に跨いでおり、突出装飾部46とベース部40との
間には、左右に開放された空間部46h(47h)が形成される。突出装飾部46(47
)の中央前面では、ベース部40より前方へ数cm〜十数cm程度張り出している(図3
参照)。突出装飾部46(47)の内部には、アーチ状の外形に沿って上端から下端に亘
る中空部46a(47a)が形成されている(図4等参照)。
中空部46a(47a)内には、軽量な材質(例えば、内部が中空状のプラスチックや
発泡性ウレタン等)からなる演出用ボール60(61)が投入されている。尚、演出用ボ
ール60(61)は、装飾性と視認性とを考慮して適切な色に着色したり、模様を付すこ
とが好ましい。中空部46a(47a)の下端には送風口46e(47e)が設けられ、
送風口46e(47e)後方のベース部40内には、送風口46e(47e)より中空部
46a(47a)内を臨むように送風機55(56)が配設されている。送風機55(5
6)は、ファンと、ファンを回転させるモータとから構成された公知の送風機である。送
風機55(56)は、中空部46a(47e)下端の送風口46e(47e)から上方に
向かって送風する。演出用ボール60(61)は、軽量であるため、送風機55(56)
が発生する風力により中空部46a(47e)内を浮上させることができる。尚、送風機
55,56が、本発明の駆動源を、演出用ボール60,61が演出用可動体をそれぞれ構
成するものである。
ベース部40の視認窓41下方の下部フレームには上皿54が一体的に設けられている
。上皿54は、合成樹脂を成形することによって製造され、ガラス扉枠4の払出し口45
より払い出された遊技球及び遊技者により投入された遊技球を貯留し、ガラス扉枠4の供
給穴49を通して遊技球を発射装置31側へ供給する。
視認窓41と上皿54との間には、遊技球の貸し出しに関する操作を行うための貸球操
作部48が配設されている。貸球操作部48は、図1等に示すように、遊技球の貸し出し
可能状態をランプによって示す貸出ボタンランプ48a、遊技球の貸し出しを行うための
貸出ボタン48b、プリペイドカードの返却を行うための返却ボタン48c、プリペイド
カードの残り度数を表示する度数表示LED48dとを備えている。
次に、パチンコ機1における遊技の進行に伴う演出動作について、リーチ遊技状態を例
として、図5乃至図7を参照しつつ説明する。図5は、演出制御時の信号の流れを示すブ
ロック図である。通常の遊技状態では、図1乃至図3に示すように、送風機55,56は
駆動を停止しており、演出用ボール60,61は、それぞれ突出装飾部46,47の中空
部46a,47a内下端に位置している。
図柄変動表示装置57において変動表示される複数の図柄列のうち、1つを除く他の図
柄列の停止時の組合せが大当り図柄の組合せであるリーチ遊技状態が発生すると、主制御
回路70から表示制御回路71及び送風制御回路72へ遊技進行情報としてリーチの種類
情報を含むリーチ信号がそれぞれ送出される(図5参照)。表示制御回路71は、リーチ
信号が入力されると、図柄変動表示装置57において、リーチの種類に対応したリーチ演
出画面を表示する。また、送風制御回路72は、リーチ信号が入力されると、送風機55
,56を低速(第1の回転数R1)で回転駆動する。この時、演出用ボール60又は61
は送風機55又は56の風力によって浮上し、突出装飾部46,47の中空部46a又は
47a内の中間の高さまで上昇する(図6(a)参照)。そして、この状態を所定時間保
持した後、送風制御回路72がリーチの種類に応じて送風機55,56の駆動を制御する
ことにより、最終的に演出用ボール60,61を所定位置へ移動させる。
例えば、リーチの種類が、Aリーチ、Bリーチ、Cリーチの3種類が存在するものとし
、各リーチの大当り発生に対する期待度が、Aリーチは「期待度小」、Bリーチは「期待
度中」、Cリーチは「期待度大」のように設定されているとする。そして、Aリーチが発
生した場合、送風機55,56の駆動を停止する。これにより、左右の突出装飾部46,
47の中空部46a,47a内で中間の高さにて浮上していた演出用ボール60,61は
、中空部46a,47a下端へ落下する(図6(b)参照)。
Bリーチが発生した場合、送風機55を高速(第1の回転数R1よりも大きい第二の回
転数R2)で回転駆動し、一方、送風機56については駆動を停止する。これにより、右
側の突出装飾部46の中空部46a内で中間の高さにて浮上していた演出用ボール60は
さらに上昇して中空部46a上端まで移動する。一方、左側の突出装飾部47の中空部4
7a内で中間の高さにて浮上していた演出用ボール61は中空部47a下端へ落下する(
図6(c)参照)。
Cリーチが発生した場合、送風機55,56を高速(第二の回転数R2)でそれぞれ駆
動する。これにより、左右の突出装飾部46,47の中空部46a,47a内で中間の高
さにて浮上していた演出用ボール60,61は、さらに上昇して中空部46a,47a上
端までそれぞれ移動する(図6(d)参照)。
続いて、図柄変動表示装置57において変動中の図柄列が停止される。このとき、停止
時の組合せが大当り図柄の組合せである場合は、大当り遊技状態が発生する。ここで、図
7は、Cリーチの発生に続いて大当り遊技状態が発生した直後の状態を示す図であり、演
出用ボール60、61は突出装飾部46,47の中空部46a,47a内の上端に停止し
、図柄変動表示装置57には大当り演出画面が表示されている。一方、停止時の組合せが
大当り図柄の組合せ以外である場合は、通常の遊技状態に戻る。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のパチンコ機1によれば、ガラス扉
枠4の視認窓41の側方にて上下に延設され且つアーチ状に前方側へ突出する突出装飾部
46,47を備えているので、遊技領域14並びに視認窓41を大型化しつつ、ガラス扉
枠4における装飾用領域の面積を大きく確保することができる。また、ガラス扉枠4が略
矩形状であって上下辺よりも左右の側辺の方が長い形状であるので、ガラス扉枠4に突出
装飾部を左右に延設する場合と比較して、突出装飾部46,47を上下に延設した本発明
の構成では、装飾用領域をより大型とすることができるという利点がある。また、突出装
飾部46,47が上下に大きいため、当該パチンコ機1を側方から視た場合にも突出装飾
部46,47が大きく視認され、遊技ホールにおいて周囲の遊技者から注目を集めたり、
店員が当該パチンコ機1の遊技状態を察知して、札を立てたり、遊技球貯留箱(いわゆる
ドル箱)を用意する等の作業をすることもできる。また、隣席の遊技者から当該パチンコ
機1を視た場合に、突出装飾部46,47によって遊技領域14の一部が隠れるので、隣
席からの覗き見を抑制する効果も期待できる。
また、突出装飾部46,47は正面視で一部が視認窓41と重なっているので、ガラス
扉枠4の前方空間を活用して装飾用領域をより大きく確保することができる。尚、遊技者
の視線は遊技領域14の外縁部に対して斜めに注がれるため、突出装飾部46,47の一
部が正面視で視認窓41と重なっていても遊技領域14全体に対する視認性は確保される
また、突出装飾部46,47は、ガラス扉枠4の上部及び下部に両端が接続され且つガ
ラス扉枠4より中央部が離間するアーチ状に形成されているので、アーチ中央の空間より
遊技領域14へ光が採り込まれて快適な遊技環境が実現されると共に、遊技者による不正
行為(例えば、上皿54等から異形セルロイド等を指し込んで遊技盤5上の役物を開けた
り賞球の払出し機能を誤作動させる行為を含む、いわゆるセルゴト等)をパチンコ機1の
側方位置からも発見することができる。特に、略矩形状のガラス扉枠4のコーナー部近傍
に、略円形状の視認窓41以外の残りスペースが存在するので、突出装飾部46,47の
両端を比較的大きな断面積で接続することができ、突出装飾部46,47のガラス扉枠4
への接続強度を確保することができる。また、左側の突出装飾部47の両端は、ガラス扉
枠4と本体枠3とを開閉可能に連結する回動軸(本発明の開放側のヒンジ)と重なる位置
に接続されているので、ガラス扉枠4に突出装飾部46,47を設けても強度を確保する
ことができる。
また、突出装飾部46,47は、略透明の中空筒状に形成され且つ中空部46a,47
a内に演出用ボール60,61が設けられ、演出用ボールを中空部46a,47a内で駆
動する駆動源としての送風機55,56を備えているので、演出用ボール60,61が送
風機55,56からの送風によって突出装飾部46,47の中空部46a,47a内で上
昇・下降する様子が略透明部分より視認される。よって、当該パチンコ機1の遊技者から
近く且つ周囲の遊技者からも視認可能な位置で、遊技領域14を狭めることなく、演出用
ボール60,61によるインパクトの大きな装飾演出を行うことができ、これにより遊技
の興趣を高揚させることができる。
また、駆動源としての送風機55,56が演出用可動体としての演出用ボール60,6
1の外部に設けられ、演出用ボール60,61に外力を加えて中空部46a,47a内を
移動させるように構成されているので、演出用ボール60,61が駆動源を内蔵する必要
がなく、演出用ボール60,61の構成を簡単化することができる。また、送風機55,
56がガラス扉枠4のベース部40上に配設されているので、突出装飾部46,47に送
風機55,56の重量負担がかからず、突出装飾部46,47の強度をそれほど高く設定
する必要がない。
また、演出用ボール60,61が送風機55,56の回転駆動による送風によって突出
装飾部46,47の中空部46a,47a内の下部より上方へ浮上した後、送風機55,
56の駆動停止によって演出用ボール60,61は重力によって中空部46a,47a内
を下方へ移動する。よって、演出用ボール60,61の上方への移動のみに駆動源として
の送風機55,56がエネルギーを消費し、演出用ボール60,61の下方への移動動作
では重力を利用することにより、送風機55,56におけるエネルギー消費を少なくする
ことができる。
また、演出用ボール60,61の移動先によって大当り遊技状態発生の期待度が示唆さ
れるので、遊技者が演出用ボール60,61の移動先に注目するようになり、遊技の興趣
が高揚される。
また、突出装飾部46,47は、ガラス扉枠4のベース部40より一部が離間するアー
チ状に形成されているので、軽量化により支持部の負荷を軽減できると共に、左右に開放
された空間部46h,47hより光が採り入れられ、遊技領域14における明るさが確保
されて遊技者は快適に遊技に興ずることができる。
また、図柄変動表示装置57による複数の図柄列の変動表示に基づいて遊技が進行し、
送風機55,56が図柄変動表示装置57による演出画面表示に連動して駆動されること
により、演出用ボール60,61が中空部46a,47a内を上昇又は下降する。このと
き、図柄変動表示装置57による演出画面表示と共に、突出装飾部46,47の透明部分
において演出用ボール60,61がダイナミックに移動する様子を遊技者に視認させるこ
とができる。特に、突出装飾部46,47の略全体が透明とされているので、中空部46
a,47a内を演出用ボール60,61が移動する全体の様子を、遊技者が容易に視認す
ることができる。
次に、本発明の第二の実施形態について、図8乃至図12を参照しつつ説明する。本実
施形態は、第一の実施形態における演出用ボール60が中空部内46a内を風力で上昇・
下降する構成に代えて、ワイヤによって吊下げられたフィギュアが突出装飾部46,47
の中空部46a,47a内を上昇・下降する構成としたものである。図8は、第二の実施
形態のパチンコ機101を示す正面図であり、図9は、パチンコ機101を示す側面図で
ある。尚、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、それらの部材についての
詳細な説明は省略する。また、図8では、後述する遊技盤5に設けられる部材の内、図柄
変動表示装置57のみを図示しており、図9では、後述する突出装飾部46付近の構造を
分かり易くするために一部を透視して示している。
本実施形態のパチンコ機101では、図8,図9に示すように、人フィギュア61が、
突出装飾部46,47の中空部46a,47a内にそれぞれ設けられている。尚、本実施
形態において、突出装飾部46,47は、側面視で略コの字形を呈している。人フィギュ
ア160,161は、ロッククライミングをする人間を模した樹脂製のフィギュア体であ
る。突出装飾部46,47の上端が接続されるベース部内には、ワイヤ155a,156
aを巻き取るためのワイヤ巻き取り装置155,156が配設されている。ワイヤ155
a,156aは、一端がワイヤ巻き取り装置155,156の巻き取り部に取り付けられ
、他端が人フィギュア160,161の上部に取り付けられ、中間部分は中空部46a,
47a内の上部に設けられた滑車155b,156bに装架されている。従って、ワイヤ
巻き取り装置155,156を巻き取り方向に回転駆動することによりワイヤ155a,
156aが巻き取られて、中空部46a,47a内を人フィギュア160,161が上昇
し、反巻き取り方向に回転駆動することによりワイヤ155a,156aが繰り出されて
中空部46a,47a内を人フィギュア160,161が下降するようになっている。尚
、ワイヤ巻き取り装置155,156が、本発明の駆動源を、人フィギュア160,16
1が演出用可動体をそれぞれ構成するものである。
次に、パチンコ機101における遊技の進行に伴う演出動作について、リーチ遊技状態
を例として、図10乃至図12を参照しつつ説明する。図10は、演出制御時の信号の流
れを示すブロック図である。通常の遊技状態では、図8に示すように、人フィギュア16
0,161は、それぞれ突出装飾部46,47の中空部46a,47a内で下端に位置し
ている。
図柄変動表示装置57においてリーチ遊技状態が発生すると、主制御回路70から表示
制御回路71及び巻き取り制御回路172へ遊技進行情報としてリーチの種類情報を含む
リーチ信号がそれぞれ送出される(図10参照)。表示制御回路71は、リーチ信号が入
力されると、図柄変動表示装置57において、リーチの種類に対応したリーチ演出画面を
表示する。また、巻き取り制御回路172は、リーチ信号が入力されると、ワイヤ巻き取
り装置155,156を巻き取り方向へ回転駆動し、ワイヤ155a,156aによって
吊下げられた人フィギュア160,161は中空部46a,47a内の中間の高さまで上
昇し、この状態を所定時間保持した後(図11(a)参照)、ワイヤ巻き取り装置155
,156の駆動を制御することにより、最終的に人フィギュア160,161をリーチの
種類によって予め決められた位置へ移動させる。
大当り発生の期待度が小であるAリーチが発生した場合、巻き取り制御回路172はワ
イヤ巻き取り装置155,156を反巻き取り方向に回転駆動する。これにより、左右の
突出装飾部46,47の中空部46a,47aの中間の高さに保持された人フィギュア1
60,161は中空部46a,47a下端まで下降する(図11(b)参照)。
大当り発生の期待度が中であるBリーチが発生した場合、巻き取り制御回路172は右
側のワイヤ巻き取り装置155を巻き取り方向へ、左側のワイヤ巻き取り装置156を反
巻き取り方向へそれぞれ回転駆動する。これにより、右側の突出装飾部46の中空部46
aの中間の高さに保持された人フィギュア160は中空部46a上端まで上昇し、左側の
突出装飾部47の中空部47a内の中間の高さに保持された人フィギュア161は中空部
47a下端まで下降する(図11(c)参照)。
大当り発生の期待度が大であるCリーチが発生した場合、巻き取り制御回路172は左
右のワイヤ巻き取り装置155,156を巻き取り方向に回転駆動する。これにより、左
右の突出装飾部46,47の中空部46a,47aの中間の高さに保持された人フィギュ
ア160,161は中空部46a,47a上端まで上昇する(図11(d)参照)。
続いて、図柄変動表示装置57において変動中の図柄列が停止される。このとき、停止
時の組合せが大当り図柄の組合せである場合は、大当り遊技状態が発生する。ここで、図
12は、Cリーチの発生に続いて大当り遊技状態が発生した直後の状態を示す図であり、
人フィギュア160,161は突出装飾部46,47の中空部46a,47a内の上端に
停止し、図柄変動表示装置57には大当り演出画面が表示されている。一方、停止時の組
合せが大当り図柄の組合せ以外である場合は、通常の遊技状態に戻る。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のパチンコ機101によれば、突出
装飾部46,47の中空部46a,47a内でワイヤ155a,156aに接続された人
フィギュア160,161は、ワイヤ巻き取り装置155,156によりワイヤ155a
,156aを上下方向に駆動することに伴って上昇又は下降し、その様子が突出装飾部4
6,47の略透明部分を通して遊技者によって視認される。特に、人フィギュア160,
161の移動先によって大当り遊技状態発生の期待度が示唆されるので、遊技者が人フィ
ギュア160,161の移動先に注目するようになり、遊技の興趣が高揚される。
次に、本発明の第三の実施形態について、図13乃至図17を参照しつつ説明する。本
実施形態は、第一の実施形態における演出用ボール60,61が突出装飾部46,47の
中空部内46a,47a内を風力で上昇・下降する構成に代えて、中空部46a,47a
内に液体を収容して気泡を発生させる構成としたものである。図13は、第三の実施形態
のパチンコ機201を示す正面図であり、図14は、パチンコ機201を示す側面図であ
る。尚、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、それらの部材についての詳
細な説明は省略する。また、図13では、後述する遊技盤5に設けられる部材の内、図柄
変動表示装置57のみを図示しており、図14では、後述する突出装飾部46付近の構造
を分かり易くするために一部を透視して示している。
本実施形態のパチンコ機201では、図13、図14に示すように、突出装飾部46,
47の中空部46a,47a内に液体(例えば、水、エーテル等)が収容されている。中
空部46a,47aの下端には、複数の空気孔255a,256aが設けられ、ベース部
40内に配設されたエアーポンプ255,256から空気が送られると、空気孔255a
,256aより気泡が発生するように構成されている。尚、エアーポンプ255,256
が、本発明の駆動源を、突出装飾部46,47の中空部46a,47a内に収容された液
体が演出用可動体をそれぞれ構成するものである。
次に、パチンコ機201における遊技の進行に伴う演出動作について、リーチ遊技状態
を例として、図15乃至17を参照しつつ説明する。図15は、演出制御時の信号の流れ
を示すブロック図である。通常の遊技状態では、図13に示すように、突出装飾部46,
47の中空部46a,47a内に気泡は発生していない。
図柄変動表示装置57においてリーチ遊技状態が発生すると、主制御回路70から表示
制御回路71及びポンプ制御回路272へ遊技進行情報としてリーチの種類情報を含むリ
ーチ信号がそれぞれ送出される(図15参照)。表示制御回路71は、リーチ信号が入力
されると、図柄変動表示装置57において、リーチの種類に対応したリーチ演出画面を表
示する。また、ポンプ制御回路272は、リーチ信号が入力されると、エアーポンプ25
5,256を駆動して中程度の量の気泡を発生させ(図15,図16(a)参照)、この
状態を所定時間保持した後、リーチの種類によって予め決められた量の気泡を発生させる
大当り発生の期待度が小であるAリーチが発生した場合、ポンプ制御回路272は、エ
アーポンプ255,256により突出装飾部46,47の中空部46a,47a内に少量
の気泡を発生させる(図16(b))。また、ポンプ制御回路272は、大当り発生の期
待度が中であるBリーチが発生した場合、エアーポンプ255により突出装飾部46の中
空部46a内に少量の気泡を発生させ、エアーポンプ256により突出装飾部47の中空
部47a内に大量の気泡を発生させる。大当り発生の期待度が大であるCリーチが発生し
た場合、ポンプ制御回路272は、エアーポンプ255,256により突出装飾部46,
47の中空部46a,47a内に大量の気泡を発生させる。
続いて、図柄変動表示装置57において変動中の図柄列が停止される。このとき、停止
時の組合せが大当り図柄の組合せである場合は、大当り遊技状態が発生する。ここで、図
17は、Cリーチの発生に続いて大当り遊技状態が発生した直後の状態を示す図であり、
突出装飾部46,47の中空部46a,47a内には大量の気泡が発生し、図柄変動表示
装置57には大当り演出画面が表示されている。一方、停止時の組合せが大当り図柄の組
合せ以外である場合は、通常の遊技状態に戻る。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のパチンコ機201によれば、液体
が収容された突出装飾部46,47の中空部46a,47a内に気泡発生装置としてのエ
アーポンプ255,256が気泡を発生させることにより、液体中を気泡が上昇する演出
を行うことができ、その様子が突出装飾部46,47の略透明部分を通して遊技者によっ
て視認される。特に、突出装飾部46,47の中空部46a,47a内における気泡発生
量によって大当り遊技状態発生の期待度が示唆されるので、遊技者が突出装飾部46,4
7における気泡の発生に注目するようになり、遊技の興趣が高揚される。
尚、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で種々の変更を施すことが可能である。例えば、前記各実施の形態では、視認窓
41を挟んで左右両側に突出装飾部46,47を設けた例を示したが、突出装飾部46,
47のいずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
また、前記第一の実施形態では、演出用ボール60,61の移動先によって大当り遊技
状態発生の期待度を示唆する構成としたが、これには限られず、例えば、演出用ボール6
0、61の移動速度等の他の移動態様によって期待度を示唆する構成としてもよい。
また、前記各実施形態では、駆動源を演出用可動体の外部に設けた例を示したが、演出
用可動体に内蔵させて突出装飾部の中空部内で移動可能に構成してもよい。駆動源を演出
用可動体に内蔵した場合、突出装飾部46,47やガラス扉枠4に駆動源を設ける必要が
ないので、突出装飾部46,47やガラス扉枠4の構成を簡単化することができる。
また、前記第一の実施形態において、図18に示す変形例のように、突出装飾部46,
47の側面に、エラーの発生を表示するエラー表示装置46b、47bをそれぞれ設ける
構成としてもよい。ここで、図18(a)は、第一の実施形態の変形例のパチンコ機1’
を示す正面図であり、図18(b)はエラー表示装置46bが点灯している状態を示す側
面図である。本変形例によれば、前方側へ突出した形状の突出装飾部46,47にエラー
表示装置46b,47bが設けられているので、パチンコ機1の側方からもエラー表示を
視認することができ、遊技ホール内を巡回する店員に対してエラーの発生を分かり易く報
知することができる。また、突出装飾部46,47はガラス扉枠4前面にて上下に延設さ
れて周囲から視認可能な領域が広いため、エラー表示装置46b,47bの配設位置の自
由度が大きいという利点がある。尚、エラー表示装置46,47は、例えば、発光ダイオ
ード等の発光装置により構成することができる。
或いは、前記第一の実施形態において、送風機55,56を制御して演出用ボール60
を上下動させることによってエラーの発生を表示するように構成してもよい。本変形例に
よれば、パチンコ機1の側方からも演出用ボール60の上下動を容易に視認することがで
きるので、遊技ホール内を巡回する店員に対してエラーの発生を分かり易く報知すること
ができる。また、この場合、上述した変形例のようにエラー表示装置46b、47bを別
途設ける必要が無く、構造が簡単であり且つ低いコストでエラー報知手段を実現できると
いう利点がある。
本発明は、遊技領域を有する遊技盤が設けられた本体枠と、その本体枠の前面側で開閉
可能に設けられ且つ前記遊技領域を臨む視認窓を有する前面枠とを備えた各種遊技機に適
用可能である。
1,1’,101,201 パチンコ遊技機(遊技機)
3 本体枠
4 ガラス扉枠(前面枠)
5 遊技盤
14 遊技領域
41 視認窓
42 ガラス板(視認窓部材)
46,47 突出装飾部
46a,47a 中空部
46b,47b エラー表示装置
55,56 送風機(駆動源)
155,156 ワイヤ巻き取り装置(駆動源)
255,256 エアーポンプ(気泡発生装置、駆動源)
57 図柄変動表示装置(演出表示装置)
60,61 演出用ボール(演出用可動体)
160,161 人フィギュア(演出用可動体)

Claims (2)

  1. 遊技球の転動する領域を囲う部位により外縁が形成される遊技領域を有する遊技盤が設けられた本体枠と、その本体枠の前面側で開閉可能に設けられ且つ前記遊技領域を視認可能とする視認窓部材を有する前面枠とを備えた遊技機において、
    遊技機正面視で前記視認窓部材の外周側にて、前記視認窓部材における遊技機前側に露出される前面の一部に対して遊技機前側に重なる部位であって前記視認窓部材の前記前面に向けられた外面が前記視認窓部材から離間すると共に前記遊技領域の前面側に重なる位置に設けられ当該外面が遊技機前側に向けられた外面に連続することで前記視認窓部材の前記前面より遊技機前側にて前方側へ突出する部位を有する突出装飾部が設けられることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機は、パチンコ遊技機であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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