JP3792900B2 - シートの集積装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、印画紙等のシート状の部材を、搬送される複数の集積部材上に集積するシートの集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シートの集積装置は、例えば現像所においてプリンタプロセッサに付属して設けられ、現像された印画紙を区分して集積するために用いられている。このプリンタプロセッサは、焼付けを行うプリンタ部と現像、定着、水洗、乾燥等を行うプロセッサ部とを備えており、印画紙は、プロセッサ部で現像処理された後に、シートの集積装置に向けて出口から排出されるようになっている。
【0003】
このシートの集積装置は、出口から排出された印画紙を堆積するトレイを搬送用無端チェーンの所々に取り付けて各トレイ上にシートを載せた状態で搬送するよう構成されており、各トレイ上に1オーダー分(例えばフィルム1本分)の印画紙が集積される毎にトレイが下方へ所定距離移動し、プリンタプロセッサの印画紙の出口部位に空のトレイが臨むようになっている。
【0004】
このようなシートの集積装置では、印画紙を堆積した各トレイがプリンタプロセッサの出口から最下位置まで移動した満杯状態となる間に、作業員がトレイ上から印画紙を取り出すことになっている。
【0005】
しかし、印画紙を堆積したトレイが最下位置に至ると、この印画紙を堆積したままのトレイを出口側へ送り返すため、トレイを反転して移送する動作は印画紙の挟み込み防止、ジャミング防止等の観点から行なうことは望ましくない。よって、このシートの集積装置では、印画紙を堆積したトレイがこの最下位置に至った満杯状態となったことをセンサで検知し、警報を鳴らして作業員に知らせ、又はこのシートの集積装置の動作を停止する等の手段がとられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来のシートの集積装置では、印画紙を堆積したトレイが最下位置に至った満杯状態で警報が発せられても直ちに各トレイ上から堆積された印画紙が取り除かれないと、シートの集積装置の動作が停止されてしまい、出口部分でシートを満載しているトレイ上へさらにプリンタプロセッサから印画紙が排出されて、印画紙がトレイからあふれ出したり、ジャミングを生ずる虞れがあるという問題がある。
【0007】
また、シートの集積装置を停止したときに、その停止時点でプリンタプロセッサの動作を停止させた場合には、プリンタプロセッサで印画紙に露光処理をしている途中停止したり現像液に印画紙が浸漬中に動作を停止すれば現像処理不良のプリントを生ずる虞がある。よって、このシートの集積装置を備えたプリンタプロセッサでは、シートの集積装置の停止動作に適合して直ちに印画紙の排出を停止させるようプリンタプロセッサ側の動作制御を行うことが困難であるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記事実を考慮し、シートの集積装置が満杯状態に近いことを事前に検知して、このシートの集積装置が満杯になったときの対応を図れるようにしたシートの集積装置を新たに提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のシートの集積装置は、シートを載置するための複数の集積部材と、
複数の集積部材をシートの搬送方向上流側から下流の最終待機位置側へ搬送する搬送手段と、
搬送手段で最終待機位置へ搬送された集積部材にシートが置かれているか否かを検知する満載の検知手段と、
搬送手段で最終待機位置から所定数搬送方向上流側へ搬送された集積部材にシートが置かれているか否かを検知するよう少なくとも1個配置される満載事前の検知手段と、
を有することを特徴とする。
【0010】
上述のように構成することにより、シートを載置した集積部材がシートの搬送方向上流側から下流の最終待機位置へ移行するときに、シートを載置した集積部材が最終待機位置から所定数搬送方向上流側の位置に至った満載事前の状態と、このシートを載置した集積部材が最終待機位置に至った満載の状態とを区分して検知できる。よって、シートの集積装置にシートが満載されることを事前に予測して予備的な制御動作を実行し、満載の時点で不都合を生ずることのない良好な状態でシートの集積装置を停止させることができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシートの集積装置において、検知手段が、集積部材上に載置されているシートによって動かされるアクチェータの動作をフォトセンサで検知するよう構成されたことを特徴とする。
【0012】
上述のように構成することにより、集積部材上に載置されているシートが集積部材の搬送動作に伴ってアクチェータを動作させ、これをフォトセンサで確実に検知できるので、検知手段の動作上の信頼性を向上できる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1、又は請求項2記載のシートの集積装置において、検知手段の少なくとも1個が集積部材上にシートが載置されていることを検知した場合に、警告を発するとともに、手動操作によって集積部材上にシートを堆積させる機能であるマニュアルソート機能を停止させることを特徴とする。
【0014】
上述のように構成することにより、いずれかの検知手段が所定の位置に至った集積部材上のシートを検知した場合に、発せられた警告によって満載状態に対応するための操作を可能とする。さらに、作業者が手動操作してすでにシートが載置されている集積部材上にさらにシートを載置させる動作を未然に防止できる。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1、請求項2、又は請求項3記載のシートの集積装置において、満載の検知手段で集積部材上に載置されたシートを検知した場合に発せられる警告と、満載事前の検知手段で集積部材上に載置されたシートを検知した場合に発せられる警告とを、各々識別可能にしたことを特徴とする。
【0016】
上述のように構成することにより、満載事前の検知手段に係る警報と認識して、満載事前にとるべき対応を行い、満載の検知手段に係る警報と認識して満載時にとるべき対応を行うことができるので、各々の状況に適合した対応を行える。
【0017】
本発明の請求項5記載のシートの集積装置は、印画紙に露光処理するプリンタ部と、プリンタ部から供給される露光された印画紙を現像処理するプロセッサ部とを有するプリンタプロセッサから送出される現像済みの印画紙を仕分けして集積するシートの集積装置であって、
印画紙を載置するための複数の集積部材と、
複数の集積部材を印画紙の搬送方向上流側から下流の最終待機位置側へ搬送する搬送手段と、
搬送手段で最終待機位置へ搬送された集積部材上に印画紙が載置されているか否かを検知する満載の検知手段と、
搬送手段で最終待機位置から所定数搬送方向上流側へ搬送された集積部材上に印画紙が載置されているか否かを検知する満載事前の検知手段と、
満載事前の検知手段で集積部材上に印画紙が載置されていることを検知した場合にプリンタ部で印画紙に露光してプロセッサ部へ送り出す動作を停止し、満載の検知手段で集積部材上に印画紙が載置されていることを検知した場合にプロセッサ部から送出される印画紙を集積部材上へ載置する動作を停する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0018】
上述のように構成することにより、満載事前の検知手段で集積部材上の印画紙を検知したときにプロセッサ部への印画紙の供給を停止し、この時点でプロセッサ部で現像処理中の印画紙のみを現像処理して、現像処理済の印画紙が滞りなくシートの集積装置へ移行するようにしてから、このシートの集積装置の動作を停止するように操作可能とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のシートの集積装置を備えたデジタルラボシステムの概略構成が図1〜図5に示されている。
【0020】
図1には本実施の形態に係るディジタルラボシステム10の全体の外観が斜視図で示されており、図2にはディジタルラボシステム10の概略構成が示されている。図2に示すように、このラボシステム10は、ラインCCDスキャナ12、画像処理部14、プリンタ部16、及びプロセッサ部18を含んで構成されており、ラインCCDスキャナ12と画像処理部14は、図1に示す入力部20として一体化されている。
【0021】
ラインCCDスキャナ12は、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されているフィルム画像を読み取る。ラインCCDスキャナ12は、上記の読取対象のフィルム画像を3ラインカラーCCDで読み取り、R、G、Bの画像データを出力する。
【0022】
図1に示すように、ラインCCDスキャナ12は作業テーブル22に取り付けられている。画像処理部14は、作業テーブル22の下方側に形成された収納部に配置されている。
【0023】
また作業テーブル22には、奥側にディスプレイ24が取り付けられていると共に、画像処理部操作用の2種類のキーボード26、28が併設されている。
【0024】
画像処理部14は、ラインCCDスキャナ12から出力された画像データ(スキャンデータ)が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像データ、コンピュータで生成された画像データ等(以下、これらをファイル画像データと総称する)を外部から入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0025】
画像処理部14は、入力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像データとしてプリンタプロセッサ部30の後述する露光装置34(図5に図示)へ出力する。また、画像処理部14は、画像処理を行った画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能とされている。このプリンタプロセッサ部30は、主にプリンタ部16とプロセッサ部18とで構成されている。図5に示すようにプリンタ部16には、ロール状に巻装された印画紙32が納められていて、このロールから引き出された印画紙32の先端部分が所定の搬送路を通して露光部33へ送られる。この露光部33は、レーザ走査露光方式(R、G、Bのレーザ光源を備え、画像処理部14から入力された記録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する方式)の露光装置34によって、印画紙32の露光面に画像を露光処理するよう構成されている。露光部33で露光処理された帯状の印画紙32は、露光された画像のサイズに適合した所定のサイズ(いわゆるLサイズ、パノラマサイズ、ワイド六切、又はA4)にカッタ36で切断する。
【0026】
このように切断されることにより各サイズのシート片とされた複数の印画紙32は、分配装置38に導入され、これよりプロセッサ部18の現像処理工程に渡って配設された複数列の搬送路上に、複数の印画紙32をいわゆる千鳥配置となるように分配して送り出される。本実施の形態のプロセッサ部18では搬送路40が3列に並行に設定してある。(搬送路40は2列以上なら何列に設定しても良い。)このように搬送路40を3列にすると、プリンタ部16での露光処理を行うときの処理作業上の搬送速度と、プロセッサ部18での現像処理を行うときの処理作業上の搬送速度が略一致し、露光処理から現像処理へ移行するときの待ち時間をなくし、又は現像処理が露光処理より早すぎて空時間ができることなく、全体として連続し、スムーズに無駄なく処理作業を進めることができる。
【0027】
この分配装置38では、3列の搬送路40のうちの第1の搬送路40上に、第1番目に送られてきた第1印画紙32を置く。次に、第2の搬送路40上に、第2番目に送られてきた第2印画紙32を、その搬送路40の下流側先端辺部が第1印画紙32の下流側先端辺部より相対的に少なくとも若干遅れる位置(搬送路40の上流側へずれた位置)に置く。次に、第3の搬送路40上に、第3番目に送られてきた第3印画紙32を、その搬送路40の下流側先端辺部が第2印画紙32の下流側先端辺部より遅れる位置に置く。次に、第1の搬送路40上に、第4番目に送られてきた第4印画紙32を、その搬送路40の下流側先端部が第3印画紙32の下流側先端辺部より遅れる位置に置く。
【0028】
すなわち、複数列に設定された搬送路上に、複数のシートである印画紙を、このシートの各搬送方向前端が相前後して間隔が開けられた状態で送るため、分配装置38は、各印画紙32を複数の搬送路40の各列に順に分配するとともに、複数列の搬送路40の全列に対し、各印画紙32の搬送方向下流側先端辺部が、この印画紙32が置かれた順番に従って順次搬送方向上流側へ繰り下がる千鳥配置に分配するよう構成されている。
【0029】
このように複数列の搬送路40に千鳥配置された印画紙32は、搬送路40上を送られて、現像液槽42内に浸漬され、次に漂白定着液槽44内に浸漬され、次に水洗水槽46内に浸漬されて現像処理される。
【0030】
そして、現像処理された印画紙32は、複数列の搬送路40上をさらに下流側の乾燥部48内へ送られて乾燥処理された後、シートの搬送装置としての搬送部50へ送られる。
【0031】
この搬送部50は、搬送路部としての仕分け部52と送出部54とで構成されている。この仕分け部52には、乾燥部48側から搬送路40上を送られてきた印画紙32を受け入れる入口56から通常用いられる所定サイズの印画紙32を排出する出口58までの3列の搬送路として設定された通常搬送路と、この入口56から大サイズ等の特殊なサイズの印画紙32を排出する出口60までの特殊搬送路とが構成されている。
【0032】
仕分け部52の通常搬送路は入口56から立ち上がって水平方向へ延び出口58まで続く経路として設定されており、特殊搬送路は、入口56から通常搬送路の途中に配置された搬送路切換部62より分岐して斜下方の出口60まで続く経路として設定されている。
【0033】
上述のように構成された仕分け部52では、印画紙32が入口56から搬送路上へ送り込まれる。そして搬送路上を送られ、図示しない検出器によって、3列に設定された各搬送路上をそれぞれ印画紙32が送られて来るか否か、及び送られて来たときのタイミング、印画紙32の幅及び、長さといった大きさ、枚数等を検出する。
【0034】
そして、検出した印画紙32の大きさがいわゆるペットサイズ(幅152ミリメートル、送り長さ254ミリメートル)以下の場合には、搬送路切換部62を操作して通常搬送路を設定し、印画紙32を出口58側から送出部54側へ送出する。
【0035】
また、この仕分け部52では、その入口56から送られて来た印画紙32を検出器又はその他の検出手段によって、この印画紙32がペットサイズ以上の大きさであったり、スプライスペーパ、露光、処理部管理維持用プリント、又は損紙等であると検知した場合には、制御部が搬送路切換部62を操作して特殊搬送路を設定し、印画紙32を入口56から移送し出口60側から、図5に示すプロセッサ部18の本体に取り付けた大形トレイ64上へ排出する。
【0036】
図5に示すように、搬送部50には、上述した仕分け部52における通常搬送路の出口58に接続するように送出部54が設けられている。この送出部54は主に受取側ベルト部66と、送出側ベルト部68とを一体的に組み合わせて、3列の搬送路上を送られてきた印画紙32を単列に配列するとともに、印画紙14の裏、表を反転させるよう構成されている。
【0037】
このように構成された送出部54では、単列の搬送路における図4に示す出口70から順次印画紙32を排出し、この出口70に隣接して配置されたソータ部72の集積部材であるトレイ74上に堆積させる。
【0038】
このように送出部54から送り出された印画紙32を集積するためのソータ部72は、図6にも示すように複数のトレイ74を無限軌道状のチェーン搬送手段76に装着され、送出部54の出口70から下方へ順次送られ、その最下端部でターンして再び出口70側へ送られるよう構成されている。そして、出口70の直下にあるトレイ74に印画紙32が満載されると、このトレイ74を下へ一段移動し、このトレイ74の上に空のトレイ74をセットして次に送り出される印画紙32を受けるように構成されている。なお、トレイ74の上に載置されている印画紙32は、これを載せたトレイ74が出口70直下の最下段位置(最終待機位置)に移動する間に作業員が適宜取り出す。
【0039】
すなわち、このソータ部72では、出口70に臨む印画紙32の搬送方向上流側である最上段のトレイ74からその下方の印画紙32の搬送方向下流の最終待機位置側である最下段のトレイ74に至るまでの範囲を、各トレイ74上に印画紙32を堆積した状態で最上段から最下段まで順次搬送しながら各トレイ74に堆積された印画紙32が作業員に取り出されるのを待つ集積待機範囲として設定している。
【0040】
上述のように構成されたソータ部72には、その集積待機範囲内に、シートとしての印画紙32が各トレイ74上に堆積されているか否かを検知するための複数の検知器が配置されている。本実施の形態では、図6に示す如く、集積待機範囲内の最下段のトレイ74上に印画紙32が堆積されているか否かを検出する満載の検知手段としての第1検知器78と、この最下段のトレイ74から2段上のトレイ74上に印画紙32が堆積されているか否かを検出する満載事前の検知手段としての第2検出器80とが配置されている。
【0041】
この第1検知器78は、ソータ部72の最下段のトレイ74上に印画紙32が堆積されているので、次にこの最下段のトレイ74を出口70側へ回送するよう反転して搬送するとこのトレイ74上の印画紙32がトレイ74から落ちてソータ部72のトレイ搬送経路82との間に挟み込まれたり、ジャミングするのを防止するためソータ部72におけるトレイ74の搬送動作を停止させるタイミングを検知する。すなわち、この第1検知器78で最下段のトレイ74上に印画紙32が堆積されていることを検知した場合には、通常ソータ部72における集積待機範囲内の全てのトレイ74上に印画紙32が堆積されているソータ部72の満載状態を検知したことになる。
【0042】
また、第2検知器80は、ソータ部72が満載状態になることを予測するために配置されている。すなわち、第2検知器80で最下段より2段上のトレイ74上に印画紙32が堆積されていることが検知された場合には、このままの状態でプリンタプロセッサ部30が動作を継続すると、この最下段より2段上のトレイ74が最下段へ移行するまでの所定の時間経過後に満載状態となることが予測される。よって、この予測に基づいて、あらかじめ画像処理部14に警報を発したり、プリンタ部16の動作、プロセッサ部18の各動作のうち所要の動作を前もって停止させたりする制御を行って、不良なプリントの発生、又は印画紙32の損傷を防止する対応手段を講ずることを可能とする。このため、第2検知器80は、これらの対応手段を講ずる上で満載状態に至るまでに必要十分な時間的余裕を作れる状態に設定配置されている。
【0043】
例えば、図1に示すこのソータ部72を有するデジタルラボシステム10では、その入力部20がプリンタプロセッサ部30から独立して構成されているため、この入力部20を遠く離れた別の場所に配置することが可能である。このような場合には、この入力部20に、第2検知器80で印画紙32が堆積されている警報が発せられたときに、作業者が入力部20からプリンタプロセッサ部30の所へ移動し、そのソータ部72の各トレイ74に堆積されている印画紙32を取り出す作業を終えられるまでの時間より、第2検出器80で印画紙32が検知されてから第1検出器78で印画紙32が検知されるまでの時間の方が長くなるよう設定する。これとともに、プリンタプロセッサ部30の内部で例えば印画紙32が現像液に浸漬している状態で停止してプリント不良が生じたり、現像処理済の印画紙32が出口70からソータ部72の満載状態のトレイ74上へ送り出され、ジャミングを生じたりしないようにする必要がある。そこで、プロセッサ部18に印画紙32の供給を停止してからプロセッサ部18の搬送路が空となるまで排出される現像処理済の印画紙32を、残さず適正にソータ部72のトレイ74上へ堆積するのに必要な空トレイ74の数以上の数だけ最下段より上のトレイ74に対応して第2検知器80を配置する。特に、本実施の形態のデジタルラボシステム10では、プロセッサ部18において、印画紙32を3列の搬送路に並行して搬送しながら現像処理を行うため、このプロセッサ部18内で現像処理が進行中の印画紙32の総数が多くなる。よって、このプロセッサ部18内で現像中の分の多数の印画紙32をソータ部72に集積するためには、より多くの空トレイ74が必要であるが、第2検知器80の配置を変えることにより、この多数の空トレイ74を用意することを容易に行える。なお、前述した第2検知器80で検知してから印画紙の撤収作業完了までの時間と、上述の空トレイの数の条件、又はその他の条件の全てが満足されるよう第2検知器80の配置位置を設定する。
【0044】
このように配置される第1、及び第2検知器78、80は、本実施の形態では図7〜図9に例示する如く構成する。この第1、及び第2検知器78、80は、アクチュエータである検知棒84の動作をフォトセンサであるフォトインターラプタ86で検出するよう構成されている。
【0045】
検知棒84は、所定長さの細丸軸棒88の基端部に被検出部としてのドク90を細丸軸棒88の軸線に対し約30度傾斜させて一体化し形成されている。この検知棒84は、その基端部をフォトインターラプタ86の支板92に軸ピン94で軸支されて、図8に実線で示す状態から2点鎖線で示す状態側へ回動自在に装着されている。さらに、この軸ピン94部分に図示しないねじりコイルばねを装着し、検知棒84を図の矢印A方向へ回動するよう付勢して、検知棒84に荷重が加わらない場合には、図8に実線で示す如く先端を上方に向けた姿勢となるよう構成する。
【0046】
このような検知棒84を装着したフォトインターラプタ86は、通常用いられる光学素子を利用した光学的手段によって、図8で実線位置にあるドク90を検出し、図8で2点鎖線の位置にあるドク90を不検出とするよう構成されている。
【0047】
また、フォトインターラプタ86には、係着足96が突設されている。図7に示すように、この係着足96をソータ部72の側壁100に設けた取付基板部98の取付穴に嵌合することによって、各第1、第2検知器78、80が設置されている。さらに、第1、第2検知器78、80は、各々検知棒84の自由端部を、ソータ部72に設定された集積待機範囲内に延設させ、かつ第2検知器80の検知棒84のトレイ74の搬送方向直下に第1検知器78の検知棒84が位置するように配置されている。
【0048】
図9に示すように、ソータ部72の集積待機範囲内を搬送される各トレイ74には、この集積待機範囲内に延出された検知棒84に対応した部分であって、かつ印画紙32を堆積する範囲内にトレイ74の外側辺に開放する細溝状の逃げ凹部102が穿設されている。そして、各空のトレイ74は、集積待機範囲内を搬送される際、各検知棒84が逃げ凹部102内を通過するようにして、この各トレイ74自体が各検知棒84に当らない状態で移動可能に構成されている。
【0049】
また、各トレイ74の逃げ凹部102は、どのような大きさの印画紙32が各トレイ74上に堆積される場合であっても必ず堆積された印画紙32が存在する範囲内に設けられている。よって、トレイ74上に印画紙32が堆積されている状態で、このトレイ74が第1、又は第2検知器78、80の所へ至ると、堆積された印画紙32がその自重で検知棒84を図7、及び図8の実線位置から2点鎖線位置まで回動する。これにより、各フォトインターラプタ86がドク90を検出しない状態となると、各フォトインターラプタ86は、このドク90の不検出時の出力信号を図示しない制御部へ送るよう構成されている。
【0050】
上述のようにして、ソータ部72の第1、第2検知器78、80から検出信号を受けるデジタルラボシステム10の制御部は、第2検知器80が印画紙32を検出したことによる満杯検知信号を受けたときに満載状態を予測した予備的な制御動作を実行し、第1検知器78が印画紙32を検出したことによる満杯検知信号を受けたときに満載状態となったときの制御動作を実行する。
【0051】
このデジタルラボシステム10の制御部では、第1、第2検出器78、80の検知信号を受けたときに、図10のフローチャートに例示するような制御動作を実行する。
【0052】
次に、図10のフローチャートに従って制御動作を説明する。制御動作がスタートすると、ステップ110でソータ部72の満載状態を予測した予備的な制御動作に係るソフトカウンタの係数値Yに0を代入し、ソータ部72の満載状態となったときの制御動作に係るソウトカウンタの係数値Zに0を代入するイニシャライズ処理を行い、次のステップ111へ進む。
【0053】
ステップ111では、第1検知器78の満杯検知信号を検出したか否かを判断し、第1検知器78の満杯検知信号を検出しない場合には、ステップ112へ進む。
【0054】
ステップ112では、第2検知器80の満杯検知信号を検知したか否かを判断し、第2検知器80の満杯検知信号を検知した場合にはステップ113へ進む。
【0055】
ステップ113では、ソフトカウンタの係数値がY=0か否かを判断する。係数値Y=0の場合は、後続するステップ114〜ステップ117までの処理がまだ行われていない場合なので、ステップ114へ進み、ソータ部72がまもなく満載になることを警告するため、入力部20等に設けたソータブザーを断続音で鳴らす動作を実行し、次のステップ115でソータ部72に操作ボタンを押して手動で操作することにより印画紙32を搬入させるためのマニュアルソート機能が実施不能となるようロックする。次にステップ116へ進み、プリンタ部16での露光動作を停止し、このプリンタ部16からプロセッサ部18へ印画紙の供給動作を停止する指令を出し、次のステップ117で入力部20等の表示器であるディスプレイ24へ「ソータがまもなく満杯です。プリンタの供給を停止します。」というメッセージを表示し、ステップ118へ進む。ステップ118では、係数値Yに1を加算してステップ111へ戻る。
【0056】
また、前述したステップ113で係数値Yが0でない場合は、すでにステップ114からステップ117までの処理を実行中なので、直ちにステップ118へ進み、係数値Yにさらに1を加算してステップ111へ戻る。
【0057】
ステップ111で、第1検出器78の満杯検知信号を検知した場合には、ステップ119へ進み、ソフトカウンタの係数値がZ=0か否かを判断する。係数値Z=0の場合は、ステップ120へ進み、ソータ部72が満載になったことを警告するため、入力部20等に設けたソータブザーを連続音で鳴らし、次のステップ121へ進んでソータ部72におけるマニュアルソート機能、及び自動ソート機能の動作を全て停止するロック動作をする。
【0058】
次に、ステップ122へ進み、プリンタ部16からプロセッサ部18への印画紙32の供給を停止し、次のステップ123で表示器であるディスプレイ24へ「ソータが満杯です。ソータの駆動を停止します。」のメッセージを表示し、ステップ124へ進む。ステップ124では、係数値Zに1を加算してステップ111へ戻る。
【0059】
また前述したステップ119で係数値Zが0でない場合は、すでにステップ120からステップ123までの処理を実行中なので、直ちにステップ124へ進み、係数値Zにさらに1を加算してステップ111へ戻る。
【0060】
こくのステップ111で第1検知器78の満杯の信号を検出しない場合で、かつ次のステップ112で第2検知器80の満杯信号を検出しない場合には、ソータ部72は印画紙32を受け入れる余裕があることを意味するので、ステップ125へ進み、ソータブザーが鳴っているときにはこれを停止し、次のステップ126でプリンタ部16での露光処理が停止しているときは、これを再開し、プロセッサ部18へ印画紙32を供給する動作を再開する許可指令を出し、ステップ127へ進む。ステップ127では、マニュアルソート機能と自動ソート機能とが停止しているときには、これらを通常の作動可能状態に復帰させて制御動作を終了する。
【0061】
このようにこのデジタルラボシステム10では、ソータ部72に印画紙32がまもなく満載となる所定時期に至ったことを第2検出器80で検知できる。よって、この時点でまもなくソータ部が満載となるという警告を発し、プリンタ部16から新たにプロセッサ部18へ印画紙32が供給されるのを停止して、最終的にプロセッサ部18を停止してもプリント不良やジャミングを起こさないよう準備することができる。
【0062】
次に、第1検出器78でソータ部72が満載となったことを検知した場合には、これを知らせる警告を発し、プリンタ部16とプロセッサ部18との動作を、プリント不良やジャミングを生じないようにし、プリントに損傷を与えないよう良好に停止させる制御を行える。
【0063】
なお、ソータ部72に前述とは別の構成の検知器を配置して構成し、又は3個以上の検知器を配置し、ソータ部72の満載までの複数の段階にそれぞれ対応してより細かい制御を実行するよう構成しても良い。
【0064】
また、まもなく満載の時点と、満載の時点とを区別して警告するため警報音を断続し、又は連続して鳴らすばかりでなく、音色を変える等の手段で区別するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】
本発明のシートの集積装置によれば、このシートの集積装置にシートが満杯に近くなった状態を検知し、このシートの集積装置が満杯になったときの適正な制御を事前に行いシートの集積装置の満杯時にこれを不都合を生じないように停止させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムの全体の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムの概略構成を示す説明図である。
【図3】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムのプリンタプロセッサ部を示す背面側斜視図である。
【図4】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムのソータ部の部分を示す概略斜視図である。
【図5】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムのプリンタプロセッサ部における現像処理部分を示す概略構成説明図である。
【図6】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムのソータ部の要部の構成を示す概略要部正面図である。
【図7】図6のVII−VII線に対応した断面部分を示す拡大断面図である。
【図8】本発明のシート集積装置に用いる検知器を取り出して示す側面図である。
【図9】図7のIX−IX線対応部分を示す要部断面図である。
【図10】本発明のシート集積装置を備えたデジタルラボシステムの制御動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルラボシステム
16 プリンタ部
18 プロセッサ部
20 入力部
24 ディスプレイ部
30 プリンタプロセッサ部
32 印画紙(シート)
70 出口
72 ソータ部
74 トレイ(集積部材)
76 チェーン搬送手段(搬送手段)
78 第1検知器(検知手段)
80 第2検知器(検知手段)
82 トレイ搬送経路
84 検知棒
86 フォトインターラプタ
88 細丸軸棒
90 ドク
98 取付基板部
102 逃げ凹部
Claims (5)
- シートを載置するための複数の集積部材と、
前記複数の集積部材を前記シートの搬送方向上流側から下流の最終待機位置側へ搬送する搬送手段と、
前記搬送手段で最終待機位置へ搬送された前記集積部材に前記シートが置かれているか否かを検知する満載の検知手段と、
前記搬送手段で最終待機位置から所定数搬送方向上流側へ搬送された前記集積部材に前記シートが置かれているか否かを検知するよう少なくとも1個配置される満載事前の検知手段と、
を有することを特徴とするシートの集積装置。 - 前記検知手段が、前記集積部材上に載置されている前記シートによって動かされるアクチェータの動作をフォトセンサで検知するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のシートの集積装置。
- 前記検知手段の少なくとも1個が前記集積部材上に前記シートが載置されていることを検知した場合に、警告を発するとともに、手動操作によって前記集積部材上に前記シートを堆積させる機能であるマニュアルソート機能を停止させることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のシートの集積装置。
- 前記満載の検知手段で前記集積部材上に載置された前記シートを検知した場合に発せられる警告と、前記満載事前の検知手段で前記集積部材上に載置された前記シートを検知した場合に発せられる警告とを、各々識別可能にしたことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のシートの集積装置。
- 印画紙に露光処理するプリンタ部と、前記プリンタ部から供給される露光された前記印画紙を現像処理するプロセッサ部とを有するプリンタプロセッサから送出される現像済みの前記印画紙を仕分けして集積するシートの集積装置であって、
前記印画紙を載置するための複数の集積部材と、
前記複数の集積部材を前記印画紙の搬送方向上流側から下流の最終待機位置側へ搬送する搬送手段と、
前記搬送手段で最終待機位置へ搬送された前記集積部材上に前記印画紙が載置されているか否かを検知する満載の検知手段と、
前記搬送手段で最終待機位置から所定数搬送方向上流側へ搬送された前記集積部材上に前記印画紙が載置されているか否かを検知する満載事前の検知手段と、前記満載事前の検知手段で前記集積部材上に前記印画紙が載置されていることを検知した場合に前記プリンタ部で前記印画紙に露光して前記プロセッサ部へ送り出す動作を停止し、前記満載の検知手段で前記集積部材上に前記印画紙が載置されていることを検知した場合に前記プロセッサ部から送出される前記印画紙を前記集積部材上へ載置する動作を停する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とするシートの集積装置。
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