JP3789639B2 - 集中制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の被制御対象機器、例えば空気調和装置の複数の室内機を集中制御する集中制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビル等のように多数の部屋を有する建物には、複数の空気調和装置が装備され、上記各部屋に空気調和装置の一又は複数の室内機が設置されているものがある。上述の複数の室内機はリモートコントローラにより個別に制御可能に設けられるとともに、集中制御装置により集中制御可能に構成される。
【0003】
この集中制御装置には、複数の室内機を個別に運転又は停止させることができるとともに、複数の室内機を一斉に運転又は停止させることができるもの(単機能型集中制御装置)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の集中制御装置において、複数の室内機の運転又は停止を一斉に制御した場合には、この一斉運転又は一斉停止が複数の全ての室内機に対して無条件に作用する。このため、リモートコントローラによる操作が許容されている室内機に対しても上記集中制御装置による一斉運転又は一斉停止が作用し、これらの室内機を一斉停止させてしまう。これを回避するためには、集中制御装置により複数の室内機を一斉に運転又は停止させるのではなく、個別に運転又は停止させることになるが、この場合には、操作が煩雑となってしまう。
【0005】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、被制御対象機器に対する一斉運転、一斉停止の多様性を高めることができる集中制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、リモートコントローラにより個別に制御可能に設けられた複数の被制御対象機器の運転又は停止を一斉に制御可能とする集中制御装置において、
上記複数の被制御対象機器のうち、上記リモートコントローラによる操作が禁止された被制御対象機器のみを一斉運転または一斉停止可能とすることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記リモートコントローラによる操作の許容または禁止は、集中制御装置に接続された他の制御機器により実施されることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3の記載の発明は、請求項1または2に記載の発明おいて、上記被制御対象機器は、一または複数の空気調和装置における室内機であることを特徴とするものである。
【0010】
請求項1または3に記載の発明には、次の効果がある。
【0011】
運転又は停止が一斉に制御される被制御対象機器(空気調和装置の室内機)を、複数の全ての被制御対象機器と一定条件の被制御対象機器とに切り換え可能とすることから、一定条件の被制御対象機器を、集中制御装置によって一斉運転または一斉停止させることができる。このため、複数の全ての被制御対象機器を一斉に運転または停止できる場合も含め、集中制御装置による被制御対象機器に対する一斉運転、一斉停止の多様性を高めることができる。
【0012】
請求項2に記載の発明には、次の効果がある。
【0013】
リモートコントローラによる操作が禁止された被制御対象機器について、集中制御装置により一斉運転または一斉停止がなされるので、リモートコントローラによる操作が許容された被制御対象機器については、集中制御装置による一斉運転または一斉停止がなされず、リモートコントローラによる操作を継続させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る集中制御装置を具備した空気調和システムを示すブロック図である。
【0016】
ビル等のように多数の部屋を有する建物には、一又は複数の空気調和装置11が装備され(図1には複数の空気調和装置11を表示)、建物の各部屋に一又は複数の被制御対象機器としての室内機12が設置されて、各部屋が空気調和されるものがある。なお、図1中には、室外機は省略されている。
【0017】
これらの室内機12は、個別に又はグループ毎にリモートコントローラ13により制御可能に設けられるとともに、集中制御装置としての第1集中制御装置14、及びこの第1集中制御装置14に接続された他の制御機器としての第2集中制御装置15により集中制御可能に設けられて、空気調和システム10が構成される。
【0018】
室内機12は、リモートコントローラ13により個別に、或いは第2集中制御装置15により集中的に運転、停止、温度制御、風量、風向き等が制御される。なお、第2集中制御装置15は、このように多機能を有することから多機能型集中制御装置と称せられる。また、室内機12は、第1集中制御装置14により、集中的に運転又は停止が制御される。この第1集中制御装置14は、運転又は停止のみの機能を有するので単機能型集中制御装置と称せられる。
【0019】
第1集中制御装置14には、図1に示すように、それぞれの室内機12を個別に運転或いは停止制御させる個別操作スイッチ16と、複数の室内機12を一斉に運転制御させる一斉運転操作スイッチ17と、複数の室内機12を一斉に停止制御させる一斉停止操作スイッチ18とを備える。
【0020】
ところで、上記第2集中制御装置15には、室内機12がリモートコントローラ13によって操作されることを許容するか禁止するかを室内機12毎に設定する設定スイッチが設置されている。そして、この設定スイッチの設定結果が第1集中制御装置14へ出力される。
【0021】
第1集中制御装置14は、一斉運転操作スイッチ17及び一斉停止操作スイッチ18を操作したときの被制御対象機器を、図2の太枠線で示すように、一定条件の室内機12、つまりリモートコントローラ13による操作が禁止されている室内機12のみとするか、図3の太枠線で示すように、全ての室内機12とするか切り換え可能に構成される。この切り換えは、第1集中制御装置14が簡便に操作されることが要請されることから、内部に設置された切換スイッチの操作によって実施される。
【0022】
したがって、例えば、一斉運転操作スイッチ17及び一斉停止操作スイッチ18の被制御対象機器が、リモートコントローラ13による操作が禁止されている室内機12のみに切り換え設定された場合には、テナントビル等で一部の室内機12のリモートコントローラ13による操作を禁止したとき、残りの室内機12についてはリモートコントローラ13により個別に操作でき、リモートコントローラ13による操作を禁止した上記一部の室内機12のみを、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17又は一斉停止操作スイッチ18にて一斉運転又は一斉停止させることが可能となる。
【0023】
以上のことから、上記実施の形態によれば、次の▲1▼〜▲2▼の効果を奏する。
【0024】
▲1▼第1集中制御装置14によって、運転又は停止が一斉に制御される室内機12を、複数の全ての室内機12と、リモートコントローラ13による操作が禁止されている室内機12とに切り換え可能とすることから、リモートコントローラ13による操作が禁止されている室内機12を、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17、一斉停止操作スイッチ18によってそれぞれ一斉運転、一斉停止させることができる。このため、複数の全ての室内機12を一斉に運転又は停止できる場合も含め、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17、一斉停止操作スイッチ18による室内機12に対する一斉運転、一斉停止の多様性を高めることができる。
【0025】
▲2▼リモートコントローラ13による操作が禁止された室内機12について、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17、一斉停止操作スイッチ18によりそれぞれ一斉運転、一斉停止がなされるので、リモートコントローラ13による操作が許容された室内機12については、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17による一斉運転、又は一斉停止操作スイッチ18による一斉停止がなされず、リモートコントローラ13による操作を継続させることができる。
【0026】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】
例えば、第1集中制御装置14の切換スイッチの切換によって、リモートコントローラ13による操作が許容されている室内機12のみを、第1集中制御装置14の一斉運転操作スイッチ17によって一斉運転させ、一斉停止操作スイッチ18によって一斉停止させても良い。
【0028】
また、室内機12がリモートコントローラ13によって操作されることを許容するか禁止するかを室内機12毎に設定する設定スイッチは、第2集中制御装置15に設置されたものに限らず、第1集中制御装置14に内蔵された設定スイッチであってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る集中制御装置によれば、運転又は停止が一斉に制御される被制御対象機器を、複数の全ての被制御対象機器と一定条件の被制御対象機器とに切り換え可能とすることから、一定条件の被制御対象機器を集中制御装置によって一斉運転又は一斉停止させることができ、集中制御装置による被制御対象機に対する一斉運転、一斉停止の多様性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集中制御装置を具備した空気調和システムを示すブロック図である。
【図2】リモートコントローラの操作が禁止された室内機を一斉に運転又は停止させる集中制御モードを示す構成図である。
【図3】全ての室内機を一斉運転又は停止させる集中制御モードを示す構成図である。
【符号の説明】
11 空気調和装置
12 室内機(被制御対象機器)
13 リモートコントローラ
14 第1集中制御装置(集中制御装置)
15 第2集中制御装置(他の制御機器)
17 一斉運転操作スイッチ
18 一斉停止操作スイッチ
Claims (3)
- リモートコントローラにより個別に制御可能に設けられた複数の被制御対象機器の運転又は停止を一斉に制御可能とする集中制御装置において、
上記複数の被制御対象機器のうち、上記リモートコントローラによる操作が禁止された被制御対象機器のみを一斉運転または一斉停止可能とすることを特徴とする集中制御装置。 - 上記リモートコントローラによる操作の許容または禁止は、集中制御装置に接続された他の制御機器により実施されることを特徴とする請求項1に記載の集中制御装置。
- 上記被制御対象機器は、一または複数の空気調和装置における室内機であることを特徴とする請求項1または2に記載の集中制御装置。
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JP13441898A JP3789639B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 集中制御装置 |
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JPH11311440A JPH11311440A (ja) | 1999-11-09 |
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JP (1) | JP3789639B2 (ja) |
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1998
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