JP3768003B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の室内機を有する1又は複数の空気調和装置を集中的に制御する空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ビルなどの空気調和システムにおいては、1又は複数の室外機と複数の室内機とを有する1又は複数の空気調和装置が、1台の集中制御装置により集中的に制御され、更に、各室内機が、これらの室内機に接続されたリモートコントローラにより制御可能に構成されたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、集中制御装置から温度設定指令信号を送信して、複数の空気調和装置の各室内機を設定温度に集中的に温度制御する場合、各室内機は、リモートコントローラによる制御が不可能であり、リモートコントローラによって上記設定温度を変更することができない。室内機によっては、上記設定温度が空調負荷に適合していない場合があり、この場合には、冷暖房が過剰であったり不足したりして、快適な空気調和を実現できない場合がある。
【0004】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、集中制御装置による一又は複数の空気調和装置の温度制御中にも、室内機によるより快適な空気調和を実現できる空気調和システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、一又は複数の室外機と複数の室内機とを有する一又は複数の空気調和装置の運転を、集中制御装置により集中制御可能とすると共に、上記室内機の運転を、この室内機に接続されたリモートコントローラにより制御可能とする空気調和システムにおいて、上記集中制御装置は、上記リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、上記リモートコントローラによる上述の任意の室内機の上記設定温度Bに基づく温度制御を許容するものである。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記所定範囲は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度A以下による場合、又は、上記設定温度Aに対し前後一定の温度範囲内による場合であるようにしたものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、上記集中制御装置と一又は複数の空気調和装置との間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とする第一通信アダプタ及び第二通信アダプタが介在されたものである。
【0008】
請求項1又は2に記載の発明には、次の作用がある。
【0009】
集中制御装置は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、リモートコントローラによる上述の任意の室内機の設定温度Bに基づく温度制御を許容したことから、集中制御装置が一又は複数の空気調和装置を集中的に温度制御している場合にも、各室内機による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【0010】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0011】
集中制御装置と一又は複数の空気調和装置との間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とする第一通信アダプタ及び第二通信アダプタが介在されたことから、集中制御装置から送受信されるシリアル信号と、一又は複数の空気調和装置から送受信されるシリアル信号との仕様が異なっていても、両者を接続させることができ、空気調和システムの汎用性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【0014】
図1に示す空気調和システム10は、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11D…の運転を、第1通信アダプタとしてのリモートステーション16及び第2通信アダプタとしてのシリパラ入出力装置17を介して、集中制御装置12により集中的に制御可能とすると共に、後述の室内機14、20、21、22、25、26、29の運転を、後述のリモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gにより制御可能とするものである。
【0015】
上記空気調和装置11Aは、1台の室外機13に、3台の室内機14が冷媒配管18によって接続されて構成される。また、上記空気調和装置11Bは、1台の室外機19に、一連の2台の室内機20と、2台の室内機21、22とが冷媒配管23によって接続されて構成される。
【0016】
更に、上記空気調和装置11Cは、1台の室外機24に、2台の室内機25、26が冷媒配管27によって接続されて構成される。上記空気調和装置11Dは、1台の室外機28に、一連の4台の室内機29が冷媒配管30によって接続されて構成される。
【0017】
上述の空気調和装置11A、11B、11C、11Dは、それぞれ室外機13、19、24、28の図示しない圧縮機が電動モータ或いはエンジンにより駆動される形式の空気調和装置である。
【0018】
前記集中制御装置12は、前記リモートステーション16に2線方式の第1シリアル通信線31で接続され、リモートステーション16とシリパラ入出力装置17とが複数本のパラレル通信線33で接続され、シリパラ入出力装置17に空気調和装置11A、11B、11C、11Dが2線方式の第2シリアル通信線32を用いて接続されている。
【0019】
第1シリアル通信線31を介しての集中制御装置12とリモートステーション16の間と、第2シリアル通信線32を介してのシリパラ入出力装置17と空気調和装置11A、11B、11C、11Dとの間で、同一又は異なった仕様のシリアル通信が実施される。上記リモートステーション16及びシリパラ入出力装置17は、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換する機器であり、第1シリアル通信線31と第2シリアル通信線32との間で異なった仕様のシリアル通信が送受信されているときに、これらの信号を集中制御装置12と空気調和装置11A、11B、11C、11D間で送受信させるときに有効に機能する。
【0020】
集中制御装置12は、第1シリアル通信線31、リモートステーション16、パラレル通信線33、シリパラ入出力装置17及び第2シリアル通信線32を介して、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dを集中的に制御する。例えば、集中制御装置12は、温度10℃〜35℃に対応する電圧信号1V〜5Vで設定される設定温度Aを、温度設定指令信号としてシリアル信号の形式で一律に送信し、この電圧信号がシリパラ入出力装置17により温度信号に変換されて複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ一律に送信され、これらの空気調和装置11A、11B、11C、11Dの各室内機14、20、21、22、25、26及び29が上記設定温度Aに集中的に制御可能とされる。
【0021】
一方、前記リモートコントローラ15Aは、空気調和装置11Aの室内機14に接続されて、この室内機14の運転をグループ制御する。前記リモートコントローラ15Bは、空気調和装置11Bの室内機20に接続されて、この室内機20の運転をグループ制御し、前記リモートコントローラ15C、15Dは、空気調和装置11Bの室内機21、22にそれぞれ接続されて、これらの室内機21、22の運転をそれぞれ制御する。また、リモートコントローラ15E、15Fは、空気調和装置11Cの室内機25、26にそれぞれ接続されて、この室内機25、26の運転をそれぞれ制御する。更に、リモートコントローラ15Gは、空気調和装置11Dの室内機29に接続されて、この室内機29の運転をグループ制御する。
【0022】
例えば、リモートコントローラ15Aは室内機14を、リモートコントローラ15Bは室内機20を、リモートコントローラ15Cは室内機21を、リモートコントローラ15Dは室内機22を、リモートコントローラ15Eは室内機25を、リモートコントローラ15Fは室内機26を、リモートコントローラ15Gは室内機29をそれぞれ、同一又は異なる設定温度Bに設定すべく信号を送信して、これらの室内機14、20、21、22、25、26、29を個別に温度制御可能とする。
【0023】
更に、集中制御装置12は、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ集中制御装置12から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Aに対し所定範囲内にあるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bに基づくそれぞれの温度制御を許容する。
【0024】
つまり、集中制御装置12は、図2に示すように、空気調和システム10の使用者又は据付者がシリパラ入出力装置17に内蔵された図示しないディップスイッチを操作することにより選定されたレベル1、レベル2、レベル3又はレベル4の各レベルにおいて、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を許容する。
【0025】
レベル1は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合に、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止させるものであり、すべての空気調和装置11A、11B、11C、11Dが集中制御装置12により集中制御される。この場合には、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gには、集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示させる。なお、このレベル1において、集中制御装置12から温度設定指令信号が送信されていない場合には、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ室内機14、20、21、22、25、26、29の温度制御が可能となる。
【0026】
レベル2は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合で、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが上記設定温度A以下であるときに、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を許容するものである。リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gにより設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが上記設定温度A以上になるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止し、この場合、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gに集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示する。
【0027】
レベル3は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合で、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、上記設定温度Aに対し±x℃(xは任意の値)の温度範囲内にあるときに、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる14、20、21、22、25、26、2のそれぞれの温度制御を許容するものである。上記設定温度Bが上記設定温度Aに対し±x℃の温度範囲外にあるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止し、この場合、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gに集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示する。このレベル3において、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定された室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bを、設定後所定時間(数分又は数十分)経過後に、集中制御装置12により設定された設定温度Aに戻すことも可能である。
【0028】
レベル4は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合にも、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれ温度制御を随時許容するものである。
【0029】
集中制御装置12は、上述のレベル1〜レベル4のいずれかに基づいて、空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号を送信している場合にも、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる空気調和装置11A、11B、11C、11Dの室内機14、20、21、22、25、26、29の温度制御に融通性を持たせる。
【0030】
従って、上記実施の形態による空気調和システム10によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0031】
集中制御装置12は、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによるそれぞれ任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ集中制御装置12から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度A以下にある場合(レベル2)、又は設定温度Aに対し±x℃の温度範囲内にある場合に(レベル3)、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる上述の任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bに基づく温度制御を許容したことから、集中制御装置12が複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dを集中的に温度制御している場合にも、各室内機14、20、21、22、25、26、29による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【0032】
▲2▼集中制御装置12と複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dとの間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とするリモートステーション16及びシリパラ入出力装置17が介在されたことから、集中制御装置12から送受信されるシリアル信号と、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dから送受信されるシリアル信号との仕様が異なっていても、両者を接続させることができ、空気調和システム10の汎用性を高めることができる。
【0033】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述のレベル3において、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる温度制御を許容する範囲±x℃は、正方向と負方向の絶対値(x)がそれぞれ異なる値であってもよい。
【0034】
また、空気調和装置11A、11B、11C、11Dでは、室外機が複数台あるものであってもよく、また、室外機と室内機とが1台づつ接続されたものでもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和システムによれば、集中制御装置は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、上記リモートコントローラによる上述の任意の室内機の設定温度Bに基づく温度制御を許容することから、集中制御装置による複数の空気調和装置の温度制御中にも、各室内機による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す系統図である。
【図2】集中制御装置とリモートコントローラとによる温度制御を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
10 空気調和システム
11A〜11D 空気調和装置
12 集中制御装置
13 室外機
14 室内機
15A〜15G リモートコントローラ
16 リモートステーション(第一通信アダプタ)
17 シリパラ入出力装置(第二通信アダプタ)
19 室外機
20 室内機
21 室内機
22 室内機
24 室外機
25 室内機
26 室内機
28 室外機
29 室内機
31 第1シリアル通信線
32 第2シリアル通信線
33 パラレル通信線
A、B 設定温度
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の室内機を有する1又は複数の空気調和装置を集中的に制御する空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ビルなどの空気調和システムにおいては、1又は複数の室外機と複数の室内機とを有する1又は複数の空気調和装置が、1台の集中制御装置により集中的に制御され、更に、各室内機が、これらの室内機に接続されたリモートコントローラにより制御可能に構成されたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、集中制御装置から温度設定指令信号を送信して、複数の空気調和装置の各室内機を設定温度に集中的に温度制御する場合、各室内機は、リモートコントローラによる制御が不可能であり、リモートコントローラによって上記設定温度を変更することができない。室内機によっては、上記設定温度が空調負荷に適合していない場合があり、この場合には、冷暖房が過剰であったり不足したりして、快適な空気調和を実現できない場合がある。
【0004】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、集中制御装置による一又は複数の空気調和装置の温度制御中にも、室内機によるより快適な空気調和を実現できる空気調和システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、一又は複数の室外機と複数の室内機とを有する一又は複数の空気調和装置の運転を、集中制御装置により集中制御可能とすると共に、上記室内機の運転を、この室内機に接続されたリモートコントローラにより制御可能とする空気調和システムにおいて、上記集中制御装置は、上記リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、上記リモートコントローラによる上述の任意の室内機の上記設定温度Bに基づく温度制御を許容するものである。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記所定範囲は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度A以下による場合、又は、上記設定温度Aに対し前後一定の温度範囲内による場合であるようにしたものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、上記集中制御装置と一又は複数の空気調和装置との間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とする第一通信アダプタ及び第二通信アダプタが介在されたものである。
【0008】
請求項1又は2に記載の発明には、次の作用がある。
【0009】
集中制御装置は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、リモートコントローラによる上述の任意の室内機の設定温度Bに基づく温度制御を許容したことから、集中制御装置が一又は複数の空気調和装置を集中的に温度制御している場合にも、各室内機による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【0010】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0011】
集中制御装置と一又は複数の空気調和装置との間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とする第一通信アダプタ及び第二通信アダプタが介在されたことから、集中制御装置から送受信されるシリアル信号と、一又は複数の空気調和装置から送受信されるシリアル信号との仕様が異なっていても、両者を接続させることができ、空気調和システムの汎用性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【0014】
図1に示す空気調和システム10は、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11D…の運転を、第1通信アダプタとしてのリモートステーション16及び第2通信アダプタとしてのシリパラ入出力装置17を介して、集中制御装置12により集中的に制御可能とすると共に、後述の室内機14、20、21、22、25、26、29の運転を、後述のリモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gにより制御可能とするものである。
【0015】
上記空気調和装置11Aは、1台の室外機13に、3台の室内機14が冷媒配管18によって接続されて構成される。また、上記空気調和装置11Bは、1台の室外機19に、一連の2台の室内機20と、2台の室内機21、22とが冷媒配管23によって接続されて構成される。
【0016】
更に、上記空気調和装置11Cは、1台の室外機24に、2台の室内機25、26が冷媒配管27によって接続されて構成される。上記空気調和装置11Dは、1台の室外機28に、一連の4台の室内機29が冷媒配管30によって接続されて構成される。
【0017】
上述の空気調和装置11A、11B、11C、11Dは、それぞれ室外機13、19、24、28の図示しない圧縮機が電動モータ或いはエンジンにより駆動される形式の空気調和装置である。
【0018】
前記集中制御装置12は、前記リモートステーション16に2線方式の第1シリアル通信線31で接続され、リモートステーション16とシリパラ入出力装置17とが複数本のパラレル通信線33で接続され、シリパラ入出力装置17に空気調和装置11A、11B、11C、11Dが2線方式の第2シリアル通信線32を用いて接続されている。
【0019】
第1シリアル通信線31を介しての集中制御装置12とリモートステーション16の間と、第2シリアル通信線32を介してのシリパラ入出力装置17と空気調和装置11A、11B、11C、11Dとの間で、同一又は異なった仕様のシリアル通信が実施される。上記リモートステーション16及びシリパラ入出力装置17は、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換する機器であり、第1シリアル通信線31と第2シリアル通信線32との間で異なった仕様のシリアル通信が送受信されているときに、これらの信号を集中制御装置12と空気調和装置11A、11B、11C、11D間で送受信させるときに有効に機能する。
【0020】
集中制御装置12は、第1シリアル通信線31、リモートステーション16、パラレル通信線33、シリパラ入出力装置17及び第2シリアル通信線32を介して、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dを集中的に制御する。例えば、集中制御装置12は、温度10℃〜35℃に対応する電圧信号1V〜5Vで設定される設定温度Aを、温度設定指令信号としてシリアル信号の形式で一律に送信し、この電圧信号がシリパラ入出力装置17により温度信号に変換されて複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ一律に送信され、これらの空気調和装置11A、11B、11C、11Dの各室内機14、20、21、22、25、26及び29が上記設定温度Aに集中的に制御可能とされる。
【0021】
一方、前記リモートコントローラ15Aは、空気調和装置11Aの室内機14に接続されて、この室内機14の運転をグループ制御する。前記リモートコントローラ15Bは、空気調和装置11Bの室内機20に接続されて、この室内機20の運転をグループ制御し、前記リモートコントローラ15C、15Dは、空気調和装置11Bの室内機21、22にそれぞれ接続されて、これらの室内機21、22の運転をそれぞれ制御する。また、リモートコントローラ15E、15Fは、空気調和装置11Cの室内機25、26にそれぞれ接続されて、この室内機25、26の運転をそれぞれ制御する。更に、リモートコントローラ15Gは、空気調和装置11Dの室内機29に接続されて、この室内機29の運転をグループ制御する。
【0022】
例えば、リモートコントローラ15Aは室内機14を、リモートコントローラ15Bは室内機20を、リモートコントローラ15Cは室内機21を、リモートコントローラ15Dは室内機22を、リモートコントローラ15Eは室内機25を、リモートコントローラ15Fは室内機26を、リモートコントローラ15Gは室内機29をそれぞれ、同一又は異なる設定温度Bに設定すべく信号を送信して、これらの室内機14、20、21、22、25、26、29を個別に温度制御可能とする。
【0023】
更に、集中制御装置12は、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ集中制御装置12から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Aに対し所定範囲内にあるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bに基づくそれぞれの温度制御を許容する。
【0024】
つまり、集中制御装置12は、図2に示すように、空気調和システム10の使用者又は据付者がシリパラ入出力装置17に内蔵された図示しないディップスイッチを操作することにより選定されたレベル1、レベル2、レベル3又はレベル4の各レベルにおいて、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を許容する。
【0025】
レベル1は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合に、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止させるものであり、すべての空気調和装置11A、11B、11C、11Dが集中制御装置12により集中制御される。この場合には、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gには、集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示させる。なお、このレベル1において、集中制御装置12から温度設定指令信号が送信されていない場合には、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ室内機14、20、21、22、25、26、29の温度制御が可能となる。
【0026】
レベル2は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合で、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが上記設定温度A以下であるときに、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を許容するものである。リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gにより設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが上記設定温度A以上になるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止し、この場合、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gに集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示する。
【0027】
レベル3は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合で、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定される任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、上記設定温度Aに対し±x℃(xは任意の値)の温度範囲内にあるときに、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる14、20、21、22、25、26、2のそれぞれの温度制御を許容するものである。上記設定温度Bが上記設定温度Aに対し±x℃の温度範囲外にあるときには、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれの温度制御を禁止し、この場合、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gに集中制御装置12による「集中管理」の旨を表示する。このレベル3において、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによりそれぞれ設定された室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bを、設定後所定時間(数分又は数十分)経過後に、集中制御装置12により設定された設定温度Aに戻すことも可能である。
【0028】
レベル4は、集中制御装置12から空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号が一律に送信されて、各室内機14、20、21、22、25、26、29が設定温度Aに設定されている場合にも、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる室内機14、20、21、22、25、26、29のそれぞれ温度制御を随時許容するものである。
【0029】
集中制御装置12は、上述のレベル1〜レベル4のいずれかに基づいて、空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ温度設定指令信号を送信している場合にも、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる空気調和装置11A、11B、11C、11Dの室内機14、20、21、22、25、26、29の温度制御に融通性を持たせる。
【0030】
従って、上記実施の形態による空気調和システム10によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0031】
集中制御装置12は、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによるそれぞれ任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bが、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dへ集中制御装置12から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度A以下にある場合(レベル2)、又は設定温度Aに対し±x℃の温度範囲内にある場合に(レベル3)、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる上述の任意の室内機14、20、21、22、25、26、29の設定温度Bに基づく温度制御を許容したことから、集中制御装置12が複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dを集中的に温度制御している場合にも、各室内機14、20、21、22、25、26、29による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【0032】
▲2▼集中制御装置12と複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dとの間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とするリモートステーション16及びシリパラ入出力装置17が介在されたことから、集中制御装置12から送受信されるシリアル信号と、複数の空気調和装置11A、11B、11C、11Dから送受信されるシリアル信号との仕様が異なっていても、両者を接続させることができ、空気調和システム10の汎用性を高めることができる。
【0033】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述のレベル3において、リモートコントローラ15A、15B、15C、15D、15E、15F、15Gによる温度制御を許容する範囲±x℃は、正方向と負方向の絶対値(x)がそれぞれ異なる値であってもよい。
【0034】
また、空気調和装置11A、11B、11C、11Dでは、室外機が複数台あるものであってもよく、また、室外機と室内機とが1台づつ接続されたものでもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和システムによれば、集中制御装置は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、上記リモートコントローラによる上述の任意の室内機の設定温度Bに基づく温度制御を許容することから、集中制御装置による複数の空気調和装置の温度制御中にも、各室内機による過剰な冷暖房を防止でき、又、冷暖房の不足を補うことができるので、より快適な空気調和を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す系統図である。
【図2】集中制御装置とリモートコントローラとによる温度制御を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
10 空気調和システム
11A〜11D 空気調和装置
12 集中制御装置
13 室外機
14 室内機
15A〜15G リモートコントローラ
16 リモートステーション(第一通信アダプタ)
17 シリパラ入出力装置(第二通信アダプタ)
19 室外機
20 室内機
21 室内機
22 室内機
24 室外機
25 室内機
26 室内機
28 室外機
29 室内機
31 第1シリアル通信線
32 第2シリアル通信線
33 パラレル通信線
A、B 設定温度
Claims (3)
- 一又は複数の室外機と複数の室内機とを有する一又は複数の空気調和装置の運転を、集中制御装置により集中制御可能とすると共に、上記室内機の運転を、この室内機に接続されたリモートコントローラにより制御可能とする空気調和システムにおいて、
上記集中制御装置は、上記リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度Aに対し所定の温度範囲にあるときに、上記リモートコントローラによる上述の任意の室内機の上記設定温度Bに基づく温度制御を許容することを特徴とする空気調和システム。 - 上記所定範囲は、リモートコントローラによる任意の室内機の設定温度Bが、一又は複数の空気調和装置へ集中制御装置から一律に送信される温度設定指令信号により定まる各室内機の設定温度A以下による場合、又は、上記設定温度Aに対し前後一定の温度範囲内による場合であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
- 上記集中制御装置と一又は複数の空気調和装置との間に、シリアル信号とパラレル信号とを相互に変換可能とする第一通信アダプタ及び第二通信アダプタが介在されたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和システム。
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