JP2613353B2 - 複数空調ユニットの制御方式 - Google Patents

複数空調ユニットの制御方式

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JP2613353B2 JP5189448A JP18944893A JP2613353B2 JP 2613353 B2 JP2613353 B2 JP 2613353B2 JP 5189448 A JP5189448 A JP 5189448A JP 18944893 A JP18944893 A JP 18944893A JP 2613353 B2 JP2613353 B2 JP 2613353B2
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二郎 西村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数空調ユニットの制
御方式に関し、詳しくは、空調ユニットの送風量が数台
単位でグループ制御される空調システムにおいて、その
グループ替えを容易に行えるようにする方式である。
【0002】
【従来の技術】空調システムでは、室内の空調負荷に対
応して快適且つ省エネルギーを満足させる目的で、種々
の自動制御が行われる。これらには、ファンコイルユニ
ットや冷暖房ユニットの水量を制御するVWV(Variab
le Water Volume )システム、熱源機器を制御するマル
チシステム、調和空気量を制御するVAV(Variable A
ir Volume )システム等がある。一方、エアハンドリン
グユニットを用いて調和空気をそれぞれに搬送するセン
トラルシステムに対し、ファンコイルユニットまたはウ
ォールスルーエアコン等の空調ユニットを複数分散して
設置するシステムがある(以下、「放熱端末システム」
という)。このような放熱端末システムにおいては、上
述の目的で調和空気量を制御する場合、空調ユニットに
種々の制御機器が取り付けられる。
【0003】図4は手動制御機器の配線図、図5は自動
制御機器の配線図である。手動制御機器1の場合は、図
示しないロータリースイッチ等が手動で操作され、送風
機モータ3の低速(L)、中速(M)、高速(H)の接
点が切り替えられる。また、自動制御機器5の場合は、
サーモスタット(Th1 )7によって、室温変化に伴い
接点が自動的に切り替えられる。放熱端末システムにお
いて、このような制御機器を取り付ける場合、空調負荷
に対する追従性を良好にするため、個々の空調ユニット
ごとに制御機器を取り付けるのが好ましい。しかし、個
々に制御機器を取り付けることは、部材費及び工費を増
大させることから、従来の放熱端末システムにおいて
は、一つの制御機器により複数台の空調ユニットを制御
する所謂グループ制御が行われるのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、店舗等
のように四季ごとにレイアウト変更が行われる建物で
は、間仕切等が変更されると、空調ユニットにグループ
替えが必要となり、このグループ替えが、工数、工費を
増大させる原因となっていた。これは、複数台の空調ユ
ニットをグループ制御する場合、従来、自動制御機器5
等が予め固有の接点容量のもので選定されていたため、
例えば、グループ替えにより制御台数が増加すると、変
更前の接点容量しか有していない自動制御機器5に容量
オーバーが生じることから、大容量の自動制御機器5に
新たに交換しなければならないという不都合があったた
めである。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、
グループ替えに際し自動制御機器の交換が生じない複数
空調ユニットの制御方式を提供し、もって、グループ替
えの部材費、工費の低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る複数空調ユニットの制御方式の構成は、
異なる回転速度で送風ファンを駆動するための複数の入
力端子が設けられた電動機を有する空調ユニットの複数
台の制御方式において、各空調ユニットの電動機を駆動
するための電源配線を、別個のリレー接点を介して入力
端子のそれぞれに接続し、複数の設定温度に対応して別
個のリレー接点を択一的に閉じる制御信号が発信される
感温制御器を、リレー接点を開閉するそれぞれのリレー
の制御信号側に接続し、同一グループを構成する全ての
空調ユニットの電動機を、一つの感温制御器で制御する
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】空調ユニットグループにグループ替えが生じた
際、新たにグループ入りする空調ユニットのリレーに感
温制御器からの制御信号配線が接続され、新たにグルー
プ入りした空調ユニットが感温制御器により制御可能と
なる。この際、感温制御器における増加電気容量は、リ
レーを作動させるだけの僅かな電気容量の増加で済み、
同一の感温制御器を用いたままで、多数台の新たな空調
ユニットの追加制御が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る複数空調ユニットの制御
方式の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明制御方式を説明する配線ブロック図、図2
はリレースイッチの配線図、図3は感温制御器の配線図
である。図2に示すように、送風ファン11を駆動する
電動機13には高速回転用の配線13a、中速回転用の
配線13b、低速回転用の配線13c、及び共通配線1
3dが引き出され、これら配線はリレースイッチ(リレ
ー)15のそれぞれのリレー接点17a、17b、17
c、及び端子17dに接続されている。リレースイッチ
15には単相100vの電源配線19が接続され、電源
配線19は一方がリレー接点17a、17b、17cに
接続されるとともに、他方が端子17dに接続されてい
る。リレー接点17a、17b、17cは、図3に示す
高速用リレー(RH)21、中速用リレー(RM)2
3、低速用リレー(RL)25の制御信号側に制御信号
が入力されることにより閉じられるようになっている。
一方、リレースイッチ15とは別個となった感温制御器
27にはサーミスタ(Th2 )29が設けられ、サーミ
スタ29は温度変化により複数の設定温度に対応して高
速用リレー21、中速用リレー23、低速用リレー25
に制御信号を発信するようになっている。つまり、サー
ミスタ29が所定温度に対応して、各リレーに制御信号
を発信することで、リレー接点17a、17b、17c
が切り替えられるようになっている。
【0008】本発明制御方式では、図1に示すように、
各ファンコイルユニット(空調ユニット)の電動機13
にリレースイッチ15をそれぞれ接続する。また、各リ
レースイッチ15には電動機13の電源配線19がそれ
ぞれ接続されている。そして、グループ制御の対象とな
る一組の空調ユニットグループに、一つの感温制御器2
7を設け、この感温制御器27からの制御信号配線33
をグループ内のそれぞれのリレースイッチ15に接続す
る。従って、個々の電動機13には独立して電源配線1
9が接続される一方、その電源を切り替えるためのリレ
ー接点17a、17b、17cには一つの感温制御器2
7からの制御信号配線33がそれぞれ接続されることに
なる。つまり、電源回路と制御回路が別個の回路となっ
て、それぞれに接続されているのである。
【0009】このような方式で制御された空調ユニット
グループにおいて、空調ユニットのグループ替えが生じ
た際には、新たにグループ入りする空調ユニットのリレ
ースイッチ15に制御信号配線33のみを接続するだけ
で、当該空調ユニットが感温制御器27により制御可能
となる。つまり、感温制御器27は、リレーを作動させ
るだけの僅かな電気容量の増加で済むため、容量超過と
なる事態が生じず、同一の感温制御器27を用いたまま
で、多数台の新たな空調ユニットの追加制御が可能とな
るのである。
【0010】なお、本実施例の説明で用いたリレー(継
電器)は、入力信号に応じて電気回路を開閉するすべて
の機器を含むものとし、電磁継電器のような接点継電器
のみに限定されるものではなく、例えば、半導体継電器
のようなものであってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る複数空調ユニットの制御方式によれば、空調ユニット
グループにグループ替えが生じた際、感温制御器からの
制御信号配線を新たにグループ入りした空調ユニットに
接続するのみでよく、また、自動制御機器の交換も生じ
ないため、グループ替えを行う際の部材費、工費を大幅
に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御方式を説明する配線ブロック図であ
る。
【図2】リレースイッチの配線図である。
【図3】感温制御器の配線図である。
【図4】手動制御機器の配線図である。
【図5】自動制御機器の配線図である。
【符号の説明】
13 電動機 17a、17b、17c リレー接点 19 電源配線 21、23、25 リレー 27 感温制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青谷 健二 大阪府枚方市牧野本町2−7−10 (56)参考文献 特開 昭61−255296(JP,A) 特開 平2−287040(JP,A) 特開 平2−287039(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる回転速度で送風ファンを駆動する
    ための複数の入力端子が設けられた電動機を有する空調
    ユニットの複数台の制御方式において、 各空調ユニットの前記電動機を駆動するための電源配線
    を、別個のリレー接点を介して前記入力端子のそれぞれ
    に接続し、 複数の設定温度に対応して前記別個のリレー接点を択一
    的に閉じる制御信号が発信される感温制御器を、前記リ
    レー接点を開閉するそれぞれのリレーの制御信号側に接
    続し、 同一グループを構成する全ての空調ユニットの前記電動
    機を、一つの前記感温制御器で制御することを特徴とす
    る複数空調ユニットの制御方式。
JP5189448A 1993-06-30 1993-06-30 複数空調ユニットの制御方式 Expired - Fee Related JP2613353B2 (ja)

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