JPH05196262A - 空調機の送風装置 - Google Patents

空調機の送風装置

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JPH05196262A
JPH05196262A JP757192A JP757192A JPH05196262A JP H05196262 A JPH05196262 A JP H05196262A JP 757192 A JP757192 A JP 757192A JP 757192 A JP757192 A JP 757192A JP H05196262 A JPH05196262 A JP H05196262A
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JP
Japan
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fan motor
fan
semiconductor element
heat exchange
propeller fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP757192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Maeda
志朗 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ形空調機の室外機の送風装置にお
いて、特別な冷却装置を用いることなく半導体素子(4
a)の冷却と熱交換量の広範囲な制御を同時に実行する。 【構成】 半導体素子4aを通風経路に設置し、プロペ
ラファン2を駆動するファンモータ3の回転方向および
速度を切り換えられる駆動手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンの送風により熱
交換を行なう分離形空調機室外機の空調機の送風装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にファンの送風により熱交換を行な
うインバータ形空調機の室外機は図1に示すような構造
になっている。図1において、1は熱交換器、2はプロ
ペラファン、3はファンモータ、4は放熱器でプロペラ
ファン2による気流の通風経路に設置され半導体素子4
aの放熱を促進する。図1の構造において、通常プロペ
ラファン2は図1(A)の矢印で示す方向(正転)に気流が
できるように回転させる。これは熱交換器にできるだけ
多くの風を通して熱交換器の全面積を有効に利用するた
めである。そして、この熱交換器の通風量を調節するこ
とで熱交換量を制御することができる。また、ファンモ
ータによる気流は熱交換を促進すると同時に圧縮機を駆
動している半導体素子4aの放熱を促進する働きも行な
っている。具体的にはファンモータによる気流が放熱器
4に当たり、半導体素子4aの放熱を行なうこととな
る。空調機の制御においては、前述のように熱交換器の
通風量、即ちファンモータ3の回転速度で熱交換量の制
御を行なっているが、空調機の運転状態によってはファ
ンモータ3の回転速度をいくら絞っても熱交換量が過剰
になることがある。例えば、室内機に再熱器を用いて除
湿運転をする場合に、室温を少し上げぎみに除湿する暖
房ぎみ除湿時は、室外機の熱交換量を大幅に絞る必要が
ある。このため室外機のファンモータ3を超低速で回す
必要があるが、駆動装置や振動等の問題があり実現困難
なためファンモータ3を停止させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
モータ3を停止させると半導体素子4aの放熱が行われ
にくくなり、半導体素子4aの過度の温度上昇を招くと
いう課題を有していた。本発明は上記課題に鑑み、特別
な冷却装置を用いることなく半導体素子4aの冷却と熱
交換量の広範囲な制御を同時に行う空調機の送風装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前記プロペラファンの回転方向および速度
を可変できるという構成ものである。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成によって、プロペラファ
ンを正転,逆転と切り換えることにより半導体素子の放
熱器に気流を当てながら熱交換器の通風量を調節し、よ
って熱交換量が制御されることとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参考に
説明する。図1は本発明の一実施例における空調機の送
風装置の構成を示すものである。図1において、1は熱
交換器、2はプロペラファン、3は前記プロペラファン
2を駆動するファンモータでDCブラシレスモータであ
る。4は放熱器で半導体素子4aの放熱を促進してい
る。図2は前記ファンモータ3の駆動手段のブロック図
である。図2において5はマイクロコンピュータでファ
ンモータ速度指令5a、ファンモータ回転方向指令5b
を出力する。6はファンモータ駆動回路で前記ファンモ
ータ速度指令5a、ファンモータ回転方向指令5bに基
づいてDCブラシレスモータ3の3相巻線に励磁信号を
出力する。DCブラシレスモータの場合、3相巻線の励
磁パターンの順序を逆にすれば回転方向を逆転できるこ
とはよく知られている。以上のように構成された空調機
の送風装置について、その動作を説明する。空調機が充
分な熱交換量を必要とする時にはマイクロコンピュータ
5より正転の回転方向指令5bが出力され、プロペラフ
ァン2が正転される。この時気流は図1(A)の矢印に示
すようになり、熱交換器1の全面積を利用しながら熱交
換を促進すると同時に半導体素子4の放熱も促進する。
そして、必要な熱交換量に応じてマイクロコンピュータ
5からファンモータ速度指令5aが出力され、ファンモ
ータ3の回転速度が制御される。暖房ぎみの除湿時のよ
うに熱交換量を極端に絞りたい時はマイクロコンピュー
タ5より逆転の回転方向指令5bを出力しプロペラファ
ン2を逆転させる。この時気流は図1(B)の矢印に示す
ようになり、熱交換器1の一部の面積にのみ通風するこ
ととなる。このため、プロペラファン2の正転時に比べ
て熱交換量は低下するが、放熱器4には気流が当たるた
め半導体素子4aの放熱は促進され続ける。この時も正
転時と同様必要な熱交換量に応じてマイクロコンピュー
タ5からファンモータ速度指令5aが出力され、ファン
モータ3の回転速度が制御される。以上のように本実施
例によれば、熱交換器と、プロペラファンと、ファンモ
ータと、ファンモータの回転方向および速度を切り換え
るファンモータの駆動手段を設けることにより、前記プ
ロペラファンの回転方向および速度が切り換えられ、半
導体素子の放熱を促進しながら熱交換量を広範囲にわた
り制御することができる。なお、本実施例においてファ
ンモータ3はDCブラシレスモータとしたが誘導モータ
としてもよい。
【0007】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明は
熱交換器と、プロペラファンと、ファンモータと、ファ
ンモータの回転方向および速度を切り換える切換手段を
設け、半導体素子を通風経路に設置することにより、前
記プロペラファンの回転方向および速度が切り換えら
れ、半導体素子の放熱を促進しながら熱交換量を広範囲
に制御することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例および従来例における空調機
の送風装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施例におけるファンモータの駆動
手段のブロック図である。
【符号の説明】
1…熱交換器、 2…プロペラファン、 3…ファンモ
ータ、 4…放熱器、4a…半導体素子、 5…マイク
ロコンピュータ、 5a…ファンモータ速度指令、 5b
…ファンモータ回転方向指令、 6…ファンモータ駆動
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を用いたインバータ形空調機
    の室外機において、熱交換器と、プロペラファンと、フ
    ァンモータと、前記ファンモータの回転方向および速度
    を切り換える切換手段を有し、前記半導体素子は前記プ
    ロペラファンによる気流の通風経路に設置し、前記プロ
    ペラファンの回転方向および速度を切り換えることによ
    り前記半導体素子を冷却しながら熱交換量を広範囲に制
    御することを特徴とする空調機の送風装置。
JP757192A 1992-01-20 1992-01-20 空調機の送風装置 Pending JPH05196262A (ja)

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