JP3159739B2 - 吸収式空調システム - Google Patents

吸収式空調システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式冷温水機を使用
した一般空調用の吸収式空調システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収式冷温水機を使用した空調シ
ステムは、例えば「中小形ガス空調システム」(社団法
人日本冷凍協会、平成元年3月25日発行)に述べられ
ているように、吸収式冷温水機で発生した冷温水を室内
機としてのエアハンドリングユニットもしくはファンコ
イルユニットに導き、そこで空気と熱交換することによ
り冷温風を発生させ、冷暖房を行うものである。このシ
ステムで吸収式冷温水機を制御するための室内側の負荷
状態情報は、室内機と吸収式冷温水機とを唯一結びつけ
ている冷温水から得られる情報だけであり、一般には吸
収式冷温水機の冷温水出口温度の検出値のみを用いて吸
収式冷温水機の能力を制御していた。そして吸収式冷温
水機及び各室内機のこの他の操作、監視、制御を各々単
独に行っていた。また吸収式冷温水機は、その熱源入力
装置であるバーナーの容量制御範囲により冷暖房容量制
御範囲が制約されている。通常、吸収式冷温水機の冷暖
房容量制御範囲の下限界は、30%程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の吸収式
空調システムでは、吸収式冷温水機の容量制御範囲の下
限界以下の冷暖房負荷に対してONーOFF制御になら
ざるを得ず、複数台に分散している室内機の運転状態に
対応して吸収式冷温水機を効率よく安全に運転するため
のきめ細かな制御が出来ないこと、システム全体の状態
を1ヶ所で操作、監視、制御するのが難しいこと、室内
に居るユ−ザ−から吸収式冷温水機に対して直接アプロ
−チすることが出来ないため環境に適応した空調を得る
のが困難であること等、システム内の要素に相互のつな
がりが無く、独立して動作していることに起因する問題
点が多くあった。また、特開昭64−54164には、
空調監視制御装置の温度表示に関してゾーン全体の平均
温度を用いる、ということが提案されているが、吸収式
冷温水機を使用した空調システムの容量制御の手段につ
いて提案するものではない。今日、吸収式冷温水機を使
用した空調システムにおいて、電動式空調機で主流とな
っているマルチ空調システムが構築されていない理由の
ひとつがそこにある。
【0004】本発明の目的は、個々の室内機から吸収式
冷温水機の運転制御も含む室内の空調制御が可能であ
り、またシステム全体の集中制御も可能で、しかも吸収
式冷温水機は常に効率よく安全に運転できる吸収式空調
システムを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、複数台の
室内機をひとつのまとまりとするゾーンに分割し、ゾー
ン単位に運転、制御を行う。このゾーンは、吸収式冷温
水機の容量制御範囲の下限を最小単位として形成し、ま
た、ひとつのゾーンは、同一の室内環境(南向き、北向
き、とか)、使用条件(同じ会社の事務所とか)のもと
で運転される室内機の集合とすることにより達成され
る。更に、上記の目的は、吸収式冷温水機から冷温水を
供給される複数の室内機を複数個のゾーンに分割し該ゾ
ーンの各々に1つの親室内機を定めてリモートコントロ
ーラを設置し、上記親室内機と同一ゾーン内の他の室内
機及び上記吸収式冷温水機との間を信号線で接続して成
るところの小空調システムを1システムまたは複数シス
テム設置した吸収式空調システムにおいて、上記リモー
トコントローラは、当該ゾーン内の全室内機の運転/停
止、冷房/暖房の設定、該設定状態の表示を含む運転制
御機能を有し、また吸収式冷温水機の全てと信号線で接
続された集中制御監視盤を設け、該集中制御監視盤は、
前記ゾーンの各々に対して当該リモートコントローラの
有するゾーン単位の運転制御機能と、全ゾーンの全室内
機に対する同時運転/停止、冷房/暖房の設定とその表
示を含む運転制御機能を有することにより達成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、ひとつのゾーンの容量が吸収
式冷温水機の容量制御範囲内であることから末端の室内
の負荷状態に適応したきめ細かな吸収式冷温水機及び室
内機の制御が出来る。また、ひとつのゾーンは、同一の
室内環境、使用条件のもとで運転される室内機の集合で
あるから、ゾーン毎の運転、制御を行うことにより室内
の快適性が保たれる。更に本発明によれば、室内に居る
ユ−ザ−が手元のリモ−トコントロ−ラを操作すること
により、ゾーン単位での吸収式冷温水機の運転/停止、
冷房/暖房の切り替えが出来るなど個別分散的な使い勝
手が向上し、また集中監視盤の設置によりシステム全体
を1ヶ所で運転、制御、監視が出来、個別分散空調なが
らも、集中制御機能も有するようにできる。さらに吸収
式冷温水機は各室内機の運転状態を信号線を介して取り
込むことができるから、その信号から冷房の低負荷状態
になったことが分かったときは吸収式冷温水機内の再生
器への入力を停止して残留冷房力により負荷に対応で
き、また負荷の急激な低下に対する吸収式冷温水機の過
冷却事故を防止することも可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明をす
る。図1は本発明のシステムの一実施例を示すもので、
吸収式冷温水機を2台設置し、各吸収式冷温水機に室内
機を6台づつ接続したシステムである。吸収式冷温水機
100、200にて発生した冷温水を冷温水配管10
3、203を通して室内機51〜53、61〜63、7
1〜76に導き、各室内機にて空気と熱交換し、室内に
冷温風を供給して冷暖房を行い、室内機を出た冷温水は
冷温水ポンプ104、204により吸収式冷温水機10
0、200に戻される。
【0008】この実施例において、12台の室内機は3
台ずつのまとまりに分けられており、以下ではそのまと
まりをそれぞれ第1ゾ−ン、第2ゾ−ン、第3ゾ−ン、
第4ゾ−ンと呼ぶ。これらのゾーンはたとえば、貸ビル
について考えれば、同一会社や同一事務所、大会議室、
玄関ギャラリ−等、環境状態や使用条件が同じような比
較的大きな空調空間に使用する複数台の室内機を1つの
ゾ−ンとすることにより形成され、このゾーンを単位と
して運転制御が実行される。ここで吸収式冷温水機10
0は第1ゾ−ンと第2ゾ−ンに冷温水を供給し、吸収式
冷温水機200は第3ゾ−ンと第4ゾ−ンに冷温水を供
給している。また第1ゾ−ンの室内機51〜53と第2
ゾ−ンの室内機61〜63はエア−ハンドリングユニッ
トであり、第3ゾ−ンと第4ゾ−ンの室内機71〜76
はファンコイルユニットである。さらに第1ゾ−ンのエ
ア−ハンドリングユニット51〜53は空気吹き出し口
の静圧を一定に制御する吹き出し制御形を、第2ゾ−ン
のエア−ハンドリングユニット61〜63は吸い込み空
気の温度を制御する吸い込み制御形を使用しており、第
3、4ゾ−ンのファンコイルユニット71〜76はすべ
て吸い込み制御形としている。尚、各ゾーンに所属する
室内機の合計冷暖房容量が吸収式冷温水機の容量制御範
囲の下限界以上とすることが好ましい。
【0009】上記の各ゾ−ンには冷温水バイパス三方弁
81〜84が設置されている。これらの冷温水バイパス
三方弁は、各ゾ−ンへ送られてくる冷温水をゾ−ンへ流
すか、ゾ−ンへ流さないでバイパスさせて吸収式冷温水
機へ戻すか、という冷温水の流れをゾ−ン毎に制御する
働きをする。また、各ゾ−ン毎にリモ−トコントロ−ラ
91〜94が設置され、各ゾ−ン内の複数の室内機の内
の一台を親室内機としてその親室内機に接続されてい
る。親室内機以外の子室内機は、親室内機と信号線27
1〜274で接続されている。一方、吸収式冷温水機1
00および200は、それぞれ第1、2ゾ−ンおよび第
3、4ゾ−ンの前記親室内機と信号線281、282で
接続されている。さらに、これらのすべてを統合する集
中制御盤10が設置され、吸収式冷温水機100、20
0と信号線29で接続されている。リモ−トコントロ−
ラ91は(他のコントローラも同様)、同一ゾ−ン内の
室内機および該ゾ−ンに冷温水を供給している吸収式冷
温水機に対する運転/停止操作と冷房/暖房モ−ドの設
定操作、室温設定操作、室内機の取扱風量手動設定操
作、スケジュ−ル運転のためのタイマ時間設定操作と入
/切タイマの切り替え操作、故障時のリッセト操作等を
行うために設けられている。また、運転/停止表示、室
温設定値の表示、室内機の取扱風量設定値の表示、冷房
/暖房モ−ドの表示、故障時の一括故障表示と故障した
室内機番号および故障内容の表示、タイマ設定状態の表
示が行え、さらに、現時点での空調システム各部の運転
デ−タおよび過去の運転デ−タの監視が行える。また、
集中制御盤10は、集中制御盤10に接続されている全
ゾ−ンに対して、前記リモ−トコントロ−ラ91〜94
が持つのと同一の機能を具備しているものとする。従っ
て中央の一ヵ所でシステムの末端のひとつひとつのゾ−
ンに対して指令を出すこと、ひとつひとつのゾ−ンから
情報を収集することが出来る。さらには、全ゾ−ン同時
運転/停止と同時冷房/暖房モ−ド切り替えの操作およ
び操作状態の表示が行える。これにより、前記集中制御
盤10で空調システム全体を制御および監視することが
出来る。この様に、リモ−トコントロ−ラ、親室内機、
子室内機、吸収式冷温水機、集中制御盤がすべて信号線
で結びついているため、上位から下位にいたるまで、シ
ステム各部の状態を制御、監視することが出来る。さら
に、これらの機器の間を行き来する信号はシリアル伝送
信号とすることによって、信号線の二心化が可能であ
り、電装工事の低コスト化が図られる。
【0010】吸収式冷温水機100、200の冷却水
は、冷却水配管111、211を通って冷却塔112、
212に導かれ、ここで空気により冷却された後、冷却
水ポンプ113、213によりそれぞれ吸収式冷温水機
100、200に戻される。これらの吸収式冷温水機、
冷却塔、冷却水ポンプおよび冷却水配管は一体化された
パック形吸収式冷温水機であってもよい。
【0011】以上のように構成されたシステムの動作
を、まず各ゾーンごとの冷房モードでの空調制御方法か
ら説明する。第1ゾ−ンにおいては、吸収式冷温水機1
00で発生した冷水の一部は第1ゾ−ンへ送られ、一部
が第2ゾ−ンへ送られる。第1ゾ−ンに送られた冷水
は、冷温水バイパス三方弁8を通って、3台のエア−ハ
ンドリングユニット51〜53に分配される。エア−ハ
ンドリングユニット51に入った冷水は(以下の動作は
他のユニット52、53も同じである)、空気−水熱交
換器14でファン15によって送られる空気と熱交換し
冷風を発生する。一方、空気と熱交換して温度が上昇し
た冷水は、エア−ハンドリングユニット51を出た後、
他の2台のエア−ハンドリングユニット52、53でも
同様にして空気と熱交換して出てきた冷水と合流し、さ
らに、第2ゾ−ンでも同様に働いた冷水と共に冷温水ポ
ンプ104により吸収式冷温水機100にもどされ、こ
こで冷却されて再び冷房に供される。ところで、エア−
ハンドリングユニット51を出た冷風は、空気ダクト1
6、自動風量絞り機構(以下、可変風量制御装置:VA
Vと記す)17を介して、室内吹き出し口24より室内
に吹き出し、室内の冷房に供される。そして、室内の負
荷によって温度が上昇した空気は、室内吸い込み口18
より空気ダクト19を通ってエア−ハンドリングユニッ
ト51に戻り、再び熱交換器14で冷水と熱交換して冷
風となる。VAV17は、その各々に室内温度センサ2
0と室内温度設定器21が設けられており、センサ20
で検出された室内温度信号と設定器21に設定された室
内温度設定値との比較によりVAV17の風量絞り機構
(例えばダンパ)を開閉し、室内への冷風供給量を制御
することにより室温を設定値に保つようにしている。こ
のVAV17の制御によりエア−ハンドリングユニット
51の空気吹き出し口24の静圧が変化する。例えば、
VAV17が風量を絞った場合には吹き出し口24の静
圧が上昇するので、この静圧を静圧センサ22により検
知し、風量過大と判断したときはファン15の回転数を
低下させる。これにより、ファン15の動力の低減が図
られている。
【0012】以上の制御は、第1ゾ−ン内のすべてのエ
ア−ハンドリングユニット51〜53において単独に行
われる。すなわち、ゾ−ンというまとまりを持ちながら
も、各室内は個別に制御されている。一方、ゾーン1全
体の制御は、前述のようにリモートコントローラ91あ
るいは集中制御盤10により行われる。また冷温水バイ
パス三方弁81の制御は次のようである。すなわちエア
−ハンドリングユニット51〜53の空気吸い込み口に
は、吸い込み温度センサ23が設置されており、この検
出温度信号とリモ−トコントローラ91にて設定される
吸い込み温度サ−モの設定信号とを親室内機51にて比
較し、すべての室内機51〜53の実吸い込み温度が設
定値よりも低下した場合、およびリモ−トコントロ−ラ
91で当該ゾ−ンの室内機を停止させた場合に、冷温水
バイパス三方弁81を制御して吸収式冷温水機100か
らの冷水をゾ−ンへ流さないでバイパスさせ、吸収式冷
温水機100へ戻す様に動作させる。逆に、一台の室内
機でも、その実吸い込み温度が設定値に対してあるデフ
ァレンシャを持った値よりも上昇した場合、およびリモ
−トコントロ−ラ91で該ゾ−ンの室内機を運転させた
場合には冷水を該ゾ−ンへ流す様に動作させる。このこ
とにより、各ゾ−ンで冷水を必要とする場合だけ冷水を
供給し、室内の冷え過ぎや室内機での結露を防止するこ
とが出来る。また、この冷温水バイパス三方弁8の制御
方法は、以下に述べる第2、3、4ゾ−ンについても同
様である。
【0013】次に第2ゾ−ンの制御について説明する。
前記第1ゾ−ンではエア−ハンドリングユニット51〜
53が空気吹き出し口の静圧を一定に制御する吹き出し
制御形であるのに対して、第2ゾ−ンでは、エア−ハン
ドリングユニット61〜63が吸い込み空気の温度を制
御する吸い込み制御形を使用している点が違う。吸収式
冷温水機100で発生した冷水の一部が第2ゾ−ンに送
られ、3台のエア−ハンドリングユニット61〜63に
分配され、前記第1ゾ−ンと同様に空気と熱交換され冷
風を発生させる。エア−ハンドリングユニット61(他
も同様)を出た冷風は、空気ダクト16を通って室内吹
き出し口24より室内に吹き出す。エア−ハンドリング
ユニット61は、その空気吸い込み口18に設置された
吸い込み温度センサ23で吸い込み温度を検出し、その
値とリモ−トコントロ−ラ92にて設定される吸い込み
温度設定値(すなわち室温の設定値)とを比較し、室内
の温度が前記設定値に近付くようにファン15の回転数
を段階的もしくは連続的に制御し、室内への供給風量を
変化させる。これにより室温をユ−ザ−が希望する状態
に保つことができる。なお以上の制御は第2ゾ−ン内の
すべてのエア−ハンドリングユニット61〜63におい
ても同様に単独に行われる。
【0014】次に第3ゾ−ンの制御について説明する。
第3ゾ−ンは、前記第2ゾ−ンで吸い込み空気の温度を
制御する吸い込み制御形のエア−ハンドリングユニット
61〜63を使用してたのに対し、同じく吸い込み制御
形のファンコイルユニット71〜73を使用しているい
る点が違う。吸収式冷温水機200で発生した冷水の一
部は第3ゾ−ンへ送られ、一部が第4ゾ−ンに送られ
る。第3および第4ゾ−ンに送られた冷水は、冷温水バ
イパス三方弁83を通って3台のファンコイルユニット
7に分配され、前記第1、2ゾ−ンと同様に空気と熱交
換され冷風を発生させる。ファンコイルユニット71〜
73を出た冷風は、室内に吹き出す。第3ゾ−ンには室
温センサ25が1個設置されており、ここで検出された
室温信号とリモ−トコントロ−ラ93にて設定される室
温設定値とは親ファンコイルユニット71にて比較さ
れ、室内温度が前記設定値に近付くように各ファンコイ
ルユニット71〜73のファン15の回転数が段階的も
しくは連続的に制御され、室内への供給風量を変化され
る。これにより、室温をユ−ザ−が希望する状態に保つ
ことができる。なお、ここでの制御はエア−ハンドリン
グユニットの場合と違い、同一ゾ−ン内のすべてのファ
ンコイルユニット71〜73を親ファンコイルユニット
71からの信号により同じ様に制御するものとしたが、
これを第1、第2ゾーンと同様に、各ファンコイルユニ
ット毎に単独に制御することも可能である。第4ゾーン
は第3ゾーンと全く同じである。
【0015】以上、第1ゾ−ンから第4ゾ−ンまでの制
御方法を、冷房の場合を例に説明したが、暖房のときも
同様である。そして以上の説明でわかる様に本実施例に
よれば、室内機としては吹き出し制御形エア−ハンドリ
ングユニット、吸い込み制御形エア−ハンドリングユニ
ット、ファンコイルユニットのいずれでも可能であり、
同一ゾ−ン内がいずれかに統一されていればそれらが混
在するシステムを、室内側の使用条件に応じて選択する
ことが出来る。
【0016】次に本実施例の如く、1つの吸収式冷温水
機に複数のゾ−ンが存在する場合に、複数のリモ−トコ
ントロ−ラから吸収式冷温水機に対して運転/停止およ
び冷房/暖房モ−ド指令が出された時の制御論理につい
て説明する。本実施例では、吸収式冷温水機100に対
し二台のリモ−トコントロ−ラ91、92から指令が送
られてくるが、運転/停止の判断は下記の論理により吸
収式冷温水機100が行う。 (1)第1ゾ−ン、第2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−
ラ91、92が停止指令を出力している状態にある時、
リモ−トコントロ−ラ91、92の一方または双方から
運転指令が出力されたら、吸収式冷温水機100は運転
を開始する。 (2)リモ−トコントロ−ラ91、92の一方または双
方が運転指令出力状態にあって、吸収式冷温水機100
が運転状態にある時、運転指令出力状態にあるリモ−ト
コントロ−ラのすべてが停止指令を出力すると、吸収式
冷温水機100は停止する。
【0017】以上の(1)(2)は、1つの吸収式冷温
水機に接続されるゾ−ン数が例えばnゾ−ン(n>2)
あっても同じことであり、その内の少なくとも1ゾ−ン
のリモ−トコントロ−ラから運転指令が出力されている
限りは、吸収式冷温水機は運転される。
【0018】次に、冷房/暖房モ−ドの判断は、下記の
論理により吸収式冷温水機100が行う。 (1)第1、2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−ラ91、
92が停止指令出力状態にある時、第1、2ゾ−ン共に
リモ−トコントロ−ラ91、92で冷房モ−ドを指定し
た後、リモ−トコントロ−ラ91、92の一方または双
方が運転指令出力状態に転じたら、吸収式冷温水機10
0は冷房モ−ドで運転する。 (2)リモ−トコントロ−ラ91、92がともに停止指
令出力状態にある時、第1、2ゾ−ン共にリモ−トコン
トロ−ラ91、92で暖房モ−ドを指定した後、リモ−
トコントロ−ラ91、92の一方または双方が運転指令
出力状態に転じたら、吸収式冷温水機100は暖房モ−
ドで運転する。 (3)第1、2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−ラ91、
92が運転指令出力状態にあり、吸収式冷温水機100
が冷房モ−ドで運転されている時、第1ゾ−ンまたは第
2ゾ−ンのリモ−トコントロ−ラ91または92が暖房
モ−ド指令に転じた時、吸収式冷温水機100は冷房モ
−ドで運転を継続するが、上記暖房モードに転じた方の
リモ−トコントロ−ラにはアラ−ムを出力する。ただ
し、実際にはまれではあるが、両ゾ−ンが同時に暖房モ
−ド指令に転じた時は、吸収式冷温水機100は暖房モ
−ドに切り替わる。 (4)第1、2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−ラ91、
92が運転指令出力状態にあり、吸収式冷温水機100
が暖房モ−ドで運転されている時、第1ゾ−ンまたは第
2ゾ−ンのリモ−トコントロ−ラ91または92が冷房
モ−ド指令に転じた時、吸収式冷温水機100は暖房モ
−ドで運転を継続するが、上記冷房モードに転じた方の
リモ−トコントロ−ラにはアラ−ムを出力する。ただ
し、実際にはまれではあるが、両ゾ−ンが同時に冷房モ
−ド指令に転じた時は、吸収式冷温水機100は冷房モ
−ドに切り替わる。 (5)第1、2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−ラ91、
92が停止指令出力状態にある時、1つのゾ−ンのリモ
−トコントロ−ラ91または92で冷房モ−ド指定の状
態で運転指令を出力したら、吸収式冷温水機100は冷
房モ−ドで運転を開始する。その後、もう一方のゾ−ン
のリモ−トコントロ−ラが暖房モ−ド指定の状態で運転
指令を出力したら、吸収式冷温水機100は冷房モ−ド
で運転を継続するが、上記暖房モード指令を出した方の
リモ−トコントロ−ラにはアラ−ムを出力する。 (6)第1、2ゾ−ン共にリモ−トコントロ−ラ91、
92が停止指令出力状態にある時、1つのゾ−ンのリモ
−トコントロ−ラ91または92で暖房モ−ド指定の状
態で運転指令を出力したら、吸収式冷温水機100は暖
房モ−ドで運転を開始する。その後、もう一方のゾ−ン
のリモ−トコントロ−ラが冷房モ−ド指定の状態で運転
指令を出力したら、吸収式冷温水機100は暖房モ−ド
で運転を継続するが、上記冷房指令を出した方のリモ−
トコントロ−ラにはアラ−ムを出力する。
【0019】以上の制御論理は、1つの吸収式冷温水機
に接続されるゾ−ン数がnゾ−ン(n≧2)あっても同
様であり、先に運転指令を出力したリモ−トコントロ−
ラで指定している冷房/暖房モ−ドに従って吸収式冷温
水機は運転される(先押し優先)。
【0020】最後に、図2に示す負荷率による吸収式冷
温水機への最大入力制限について説明する。吸収式冷温
水機は、その構成要素である再生器への入力を制御する
ことによって冷房/暖房能力を制御することが出来る。
従来のセントラル空調方式における吸収式冷温水機は、
その冷温水出口温度を検出し、それによって再生器への
入力を制御している。この方式では、負荷の急変に対し
て適切に追従することが困難であったり個別分散空調方
式には不向きであった。本発明では、吸収式冷温水機を
使用した個別分散空調方式を実現するための手段とし
て、現在、運転されている室内機の能力の総和を元に割
り出した負荷率に応じて吸収式冷温水機の再生器への入
力の最大量を制限し、負荷に見合った吸収式冷温水機の
能力に制御し、運転されている室内機台数の急変に対し
ても適切に対応出来る様にした。図2はこのための比例
制御による最大入力制限の例を示しており、横軸に負荷
率、縦軸に再生器への最大入力を示している。ここで負
荷率とは、1つの吸収式冷温水機に接続されている室内
機の内で、運転中の室内機の定格能力の総和を吸収式冷
温水機の定格能力で除した値であり、下式により求め
る。負荷率=Σ(運転している室内機の定格能力)/
(吸収式冷温水機の定格能力)なお、室内機からの情報
は、子室内機から親室内機へ信号線271〜274によ
り伝送され、さらに親室内機から吸収式冷温水機10
0、200へ信号線281、282により伝送され、吸
収式冷温水機において負荷率の計算を行う。そしてこの
値に応じて、図2に示すように再生器への入力の最大値
を30〜100%に制限する。ここで、再生器への入力
を30%までとしたのは、例えば、ガスを入力とする吸
収式冷温水機の場合、その入力装置であるガスバ−ナ−
の制御範囲が一般にこの程度であるからであり、使用す
る入力装置の制御範囲と吸収式冷温水機の部分負荷特性
によって本図に示す直線の傾きは、決定されて良いもの
である。一方、負荷率30%以下では入力を入力装置の
制御範囲の下限30%に制限する。その状態で、吸収式
冷温水機の冷水出口温度が許容値(例えば6℃)を下回
った場合に入力を停止し、吸収式冷温水機を稀釈運転状
態にし、吸収式冷温水機が持っている稀釈運転中の残留
冷力により低負荷をまかなう。この様に稀釈運転中の残
留冷力により低負荷に対応しているうちに前記残留冷力
が消滅した場合、冷水出口温度が上昇してくる。そし
て、冷水出口温度が前記許容値にあるデファレンシャル
を加した値(例えば10℃)まで上昇した時、再度、吸
収式冷温水機への入力を開始する。ただしここでも、負
荷率が30%以上になるまでは、入力は30%に制限す
る。
【0021】以上の様に、吸収式冷温水機入力装置の制
御範囲の下限を下回る低負荷においては、吸収式冷温水
機の運転/停止とそれに伴う稀釈運転中の残留冷力によ
って対応する。しかし、吸収式冷温水機が稀釈残留冷力
を持っているということは、反面、急激な負荷の低下の
際に、前記の如く入力を停止したにもかかわらず、さら
に冷水温度が低下し、最悪の場合には冷水の凍結、吸収
式冷温水機機内の蒸発器冷媒の凍結を招く恐れがある。
本発明ではこの問題を解決するために、稀釈運転中に冷
水温度、および機内の蒸発器冷媒温度が過冷却の限界許
容値を下回った場合に吸収式冷温水機の蒸発器において
の蒸発器冷媒の循環を停止させる、と言う制御を採用し
た。これにより、吸収式冷温水機の蒸発器内での冷水配
管への冷媒の散布が停止し、冷水、冷媒の冷却が無くな
り、これらの凍結が防止出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、様々な室内環境に適応
したきめ細かな制御が可能で、各室内のユ−ザ−の使い
勝手が良い吸収式冷温水機を使用した個別分散空調を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収式空調システムの一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例で用いる吸収式冷温水機の最大入
力制限の制御方法の説明図である。
【符号の説明】
100 吸収式冷温水機 200 吸収式冷温水機 51 エア−ハンドリングユニット 52 エア−ハンドリングユニット 53 エア−ハンドリングユニット 61 エア−ハンドリングユニット 62 エア−ハンドリングユニット 63 エア−ハンドリングユニット 71 ファンコイルユニット 72 ファンコイルユニット 73 ファンコイルユニット 74 ファンコイルユニット 75 ファンコイルユニット 76 ファンコイルユニット 81 冷温水バイパス三方弁 82 冷温水バイパス三方弁 83 冷温水バイパス三方弁 84 冷温水バイパス三方弁 91 リモ−トコントロ−ラ 92 リモ−トコントロ−ラ 93 リモ−トコントロ−ラ 94 リモ−トコントロ−ラ 10 集中制御盤 17 可変風量制御装置 20 室内温度センサ 21 室内温度設定器 22 静圧センサ 23 吸い込み空気温度センサ 25 室温センサ 271 信号線 272 信号線 273 信号線 274 信号線 281 信号線 282 信号線 29 信号線

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収式冷温水機と、この吸収式冷温水機
    に接続され、この吸収式冷温水機で温められまたは冷や
    された冷温水が供給される複数台の室内機と、この複数
    の室内機を制御する制御装置とを備えた吸収式空調シス
    テムにおいて、 前記複数台の室内機を複数のゾーンにグループ分けし、
    各ゾーンに属する室内機の冷暖房容量の合計がこれに接
    続される前記吸収式冷温水機の容量制御範囲の下限値以
    上であり、前記複数の室内機を各ゾーン単位に前記制御
    装置が制御することを特徴とする吸収式空調システム。
  2. 【請求項2】 吸収式冷温水機と、この吸収式冷温水機
    に接続され、この吸収式冷温水機で温められまたは冷や
    された冷温水が供給される複数台の室内機と、前記吸収
    式冷温水機と複数の室内機とを制御する制御装置とを備
    えた吸収式空調システムにおいて、 前記複数台の室内機を複数のゾーンにグループ分けし、
    各ゾーンはリモートコントローラを有する1つの親室内
    機を含み、各ゾーンに属する室内機の冷暖房容量の合計
    がこれに接続される前記吸収式冷温水機の容量制御範囲
    の下限値以上であり、各ゾーンに属する室内機と前記吸
    収式冷温水機とは信号線で接続されていることを特徴と
    する吸収式空調システム。
  3. 【請求項3】 吸収式冷温水機と、この吸収式冷温水機
    に接続され、この吸収式冷温水機で温められまたは冷や
    された冷温水が供給される複数台の室内機と、前記吸収
    式冷温水機と複数の室内機とを制御する制御装置とを備
    えた吸収式空調システムにおいて、 前記複数台の室内機を複数のゾーンにグループ分けし、
    各ゾーンはリモートコントローラを有する1つの親室内
    機を含み、このリモートコントローラが属するゾーン内
    の全室内機の運転/停止および冷房/暖房の設定を前記
    リモートコントローラにより可能にしたことを特徴とす
    る吸収式空調システム。
  4. 【請求項4】 前記吸収式冷温水機の全てと信号線で接
    続された集中制御監視盤を設け、該集中制御監視盤は、
    前記ゾーンの各々に対して当該リモートコントローラの
    有するゾーン単位の運転制御機能と、全ゾーンの全室内
    機に対する同時運転/停止、冷房/暖房の設定とその表
    示を含む運転制御機能を有することを特徴とする請求項
    2または3記載の吸収式空調システム。
  5. 【請求項5】 前記ゾーンと対応吸収式冷温水機の接続
    部に三方弁を設け、当該ゾーン内の全室内機が停止状態
    のときあるいは全室内機に対して当該ゾーンのリモート
    コントローラから停止指令が出されているときには、対
    応吸収式冷温水機からの冷温水を上記三方弁でバイパス
    させて上記吸収式冷温水機へ戻し、室内機へは送らない
    ようにしたことを特徴とする請求項2または3または4
    記載の吸収式空調システム。
  6. 【請求項6】 1つの前記ゾーンの中では室内機はエア
    −ハンドリングユニットもしくはファンコイルユニット
    のどちらかに統一されていることを特徴とする請求項2
    または3または4または5の内の1つに記載の吸収式空
    調システム。
  7. 【請求項7】 前記種類の統一された室内機を持つゾー
    ンにおいて、各室内機の吹き出す風量が室温がその設定
    値となるように制御されることを特徴とする請求項6記
    載の吸収式空調システム。
  8. 【請求項8】 前記統一された室内機はエアハンドリン
    グユニットであり、各エアハンドリングユニットはその
    空気吹き出し口と室内側の空気吹き出し口との間に風量
    制御機構を有し、エアハンドリングユニット空気吹き出
    し口の静圧が一定となるように上記風量制御機構が制御
    されることを特徴とする請求項6記載の吸収式空調シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記吸収式冷温水機は、自機から冷温水
    を供給している前記ゾーンのリモートコントローラから
    の指令により冷房または暖房モードで運転中に、他のリ
    モートコントローラから異なるモードでの運転指令が出
    力されてもそれまでのモードを変えずに運転を継続し、
    また自機から冷温水を供給している前記ゾーンの全ての
    リモートコントローラから停止指令が出力されたときに
    その運転を停止することを特徴とする請求項2または3
    または4の内の1つに記載の吸収式空調システム。
  10. 【請求項10】 前記吸収式冷温水機は、自機から冷温
    水を供給している各ゾーンの前記親室内機から当該ゾー
    ンで運転中の室内機の冷暖房能力の和を取り込み、該和
    の上記各ゾーンの合計を自機の冷暖房能力で除算して負
    荷率を算出し、自機の再生器への許容最大入力を前記負
    荷率に応じて予め定めた関係により定めることを特徴と
    する請求項2または3または4の内の1つに記載の吸収
    式空調システム。
  11. 【請求項11】 冷房モ−ドでの運転時に前記負荷率に
    より求めた再生器への許容最大入力が、当該吸収式冷温
    水機の再生器への許容最小入力より下まわった場合、あ
    るいは当該吸収式冷温水機の冷水出口温度が予め定めら
    れた許容値を下まわった場合、上記再生器への入力を停
    止して当該吸収式冷温水機は稀釈運転を行い、その稀釈
    運転中の残留能力により冷房負荷をまかなうことを特徴
    とする請求項10記載の吸収式空調システム。
  12. 【請求項12】 前記吸収式冷温水機の稀釈運転中に、
    当該吸収式冷温水機の冷水出口温度およびその内部の蒸
    発器冷媒が過冷却の限界許容値を下まわった場合は、上
    記蒸発器冷媒の循環を停止し、残留冷力の発生を停止さ
    せることを特徴とする請求項11記載の吸収式空調シス
    テム。
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