JP3788626B1 - 霊長類の拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被験体の霊長類に与えるストレスを軽減するとともに、霊長類の心理的状態を安定にさせて視覚心理学的なより正確な実験結果を得ることが出来る。
【解決手段】透明な材料で形成した箱状体12に、下部から順に、足台70と、腰台72と、胴を拘束する第一拘束手段40と、首を拘束する第二拘束手段42とを具える。両拘束手段は、それぞれ、第一板状体40a,42aの第一切欠部40aa,42aaと、第二板状体40b,42bの第二切欠部40bb,42bbとを逆向きに重ね合わせて胴を拘束する第一穴50と首を拘束する第二穴52をそれぞれ大きさを調整して画成する。第一および第二拘束手段の高さと傾きを調整できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、霊長類、特にリスサルのような小型霊長類に対し視覚心理学的な実験を実施する際に使用して好適な拘束装置に関する。
人以外の動物の特性・行動から人間の特性・行動を知る研究が行われている。特に、人間の視覚心理学で主観的輪郭、非感性的補完、および透明性と称されている視覚現象は、人以外の動物(以下、単に,動物と称する。)では、その脳内で処理されていることが判明しつつある。
そこで、動物、特にリスサルで代表される小型霊長類を被験体として、視覚現象の研究が行われている(非特許文献1および2)。
このような動物に対する心理学的実験を行う場合、被験体にされる動物が、興奮せずにリラックスした状態で、実験の課題に応答出来るようにすることが、より的確な実験データを得るために必要である。
従来、動物を用いたこの種の視覚現象の心理学的実験を行うシステムの一例として、赤外線式タッチパネルを用いたシステムすなわち反応取得装置がある(非特許文献3)。
この従来のシステムでは、オペランドボックスと称する檻にいれられた被験体例えばリスサルは、檻内で何ら拘束されない状態で、実験を受ける。或いは、リスサルの上半身を非拘束の状態に、下半身はその自由行動が拘束された状態で、実験を受けることになる。
一方、リスサルなどの動物に対し、人間に投与する薬剤の投与その他の所望の実験を行うために用いる「霊長類の保定器」すなわち拘束装置が提案されている。この拘束装置は、格子状の移動可能な隔壁と、開閉可能な格子状の後壁との間のスペースにサルが自由に動けないように押さえつけて拘束している。リスサルの行動をより確実に拘束するために、この拘束装置は、サルの首輪にリングを取り付け、このリングに棒を差し込み、棒の他端をいずれかの壁の格子に固定する構造となっている(特許文献1)。
特公平8−24506号公報 「動物心理学研究」,日本動物心理学会,第50巻,第1号,p.61−73,(2000) 「立教大学心理学研究」,立教大学文学部心理学科発行,2001,Vol.43,p.19−23 「立教大学心理学研究」,立教大学文学部心理学科発行,第46号,(2004年),別刷,p.33−41
非特許文献3に開示されているような、タッチパネル方式の反応取得装置を利用した動物の被験体の視覚心理学的実験は、通常は、スクリーンに見本画像(サンプルと称する。)を映し出した後に、スクリーンにその見本画像と同一または類似の画像或いは全く異なる画像などの選択画像(ターゲット或いはディストラクタ(distracter)とも称する。)を映し出して、行う。被験体である動物は、最初に映し出された見本画像を視覚的に認識し、次に映し出された選択画像を見て、同一または類似の画像をスクリーンにタッチして応答する。この実験では、予め設定した短い時間(例えば2秒)内に同一または類似の画像を選択したかどうかなどを統計的に調査することにより、被験体の視覚刺激に対する反応評価を行うものである。
この実験中は、実験条件すなわち被験体のスクリーンを注視する姿勢が出来るだけ一定であることが望ましい。その理由は、実験中に、動物の目の位置と視覚刺激が表示されるスクリーンとの間の距離(以下、目視距離という。)およびスクリーンを目視する目の位置(以下、目視位置)が変わると、スクリーン上に映し出された画像の見え具合が変わるため、実験条件が変わることなり、正確な実験結果が得られない恐れがあるからである。
この実験を行うための檻として、従来の市販の檻を使用しても良いが、市販の檻は、このような動物の心理学的実験に使用されることを前提とされた構造とはなっていない。そのため、この檻を使用する場合には、実験者が適当に檻に工夫を行って、動物の下半身を固定するものの上半身を固定せずに実験を行っているのが現状である。従って、サルが選択画像を目視する目視距離および目視位置を固定することが出来ない。そのため、この檻に動物を拘束して実験を行ったとしても、動物は、特に上半身を自由に動かせるため、動物の姿勢の変化が実験結果に反映されてしまい、被験体である動物とスクリーンとの間の目視距離はもとより目視位置を一定に保つのは難しい。従って、被験体の正常な姿勢状態での実験結果の入手は期待できないという問題がある。
また、特許文献1に開示されている拘束装置では、サルの首輪に取り付けられているリングに棒を差し込んでサルの行動を拘束する構造となっている。しかし、この構造であると、棒の周囲でサルの頭部は、上下左右に自由に動き得るので、頭部の移動した姿勢位置でもスクリーンを見ることが出来るため、サルとスクリーンとの間の目視距離はもとより目視位置を一定に保つのは難しい。
さらに、この拘束装置は、移動可能な隔壁と、後壁との間のスペースにサルが自由に動けないように押さえつけて拘束しているため、サルを必要以上に外力で拘束することとなる。そのため、サルは、実験結果に反映してしまうほどの心理的圧迫,すなわち、相当なストレスを受け、視覚刺激に反応できない状態となってしまうという問題がある。
この発明の目的は、被験体となる霊長類とスクリーンとの間の目視距離および目視位置とを出来るだけ一定に保持するとともに、霊長類に与えるストレスを出来るだけ低減させることが出来る霊長類の拘束装置を提供することにある。
この目的の達成を図るため、この発明の拘束装置は、霊長類の視覚心理学的な実験を実施するためにタッチパネルに対向配置して使用される拘束装置であって、下記のような特徴を有する構成とする。
この拘束装置は、霊長類を収容する箱状体を具えている。この箱状体は、互いに対向して設けられている第一および第二側壁と、これら側壁間に互いに対向して設けられている前壁および後壁を有している。さらに、この箱状体は、その内側に下側から順次に設けられた足台、腰台、第一拘束手段および第二拘束手段を具えている。第一拘束手段は、霊長類の胴拘束用の第一穴を、その大きさの調整を行って画成できる構成となっている。第二拘束手段は、霊長類の首拘束用の第二穴を、その大きさの調整を行って画成できる構成となっている。
上述の第一穴および第二穴は、それぞれの穴に拘束される胴と首が鉛直線上に並ぶ位置関係で画成される。
さらに、第一拘束手段および第二拘束手段を、それぞれ、箱状体の対向する第一および第二側壁間に設ける。この場合、これら第一拘束手段および第二拘束手段は、それぞれの高さと傾きを調整する第一および第二調整手段をそれぞれ具える。
また、この発明の好適実施例によれば、第一拘束手段および第二拘束手段を、それぞれ、平面形状が四角い第一および第二板状体を以って構成する。その場合、その第一板状体は、一辺から対向辺に向けてU字状の第一切欠部が設けられていて、また、第二板状体は、一辺から対向辺に向けてU字状の第二切欠部が設けられている。
また、この発明のさらに他の好適実施例によれば、第一拘束手段の第一および第二板状体は、第一切欠部と第二切欠部を互いに反対向きにして重ね合わせて、上述の第一穴を画成している。一方、第二拘束手段の第一および第二板状体は、第一切欠部と第二切欠部を互いに反対向きにして重ね合わせて、上述の第二穴を画成している。
さらに、この発明の実施に当たり、好ましくは、第一および第二板状体を、透明材料で形成するのが良い。
さらに、この発明のさらに他の好適実施によれば、箱状体の第一側壁、第二側壁、前壁および後壁は、透明材料で構成されている。この前壁は、第一拘束手段より上側に開口を画成する部材として箱状体に設けられている。この開口は、霊長類が箱状体の外部に手を出せることが出来るように画成されている。この開口は、この開口の領域内にこの拘束装置に対向配置されるタッチパネルの表示画面の領域が入る程度に、画面領域よりも広い領域に画成されるのが良い。また、後壁は、霊長類を箱状体へ出入させるための開閉自在扉として箱状体に設けられている。
さらに、この発明の実施に当たり、足台は、箱状体に着脱自在に設けられたスノコまたは金網とし、および腰台を、足台と連結して保持するのが好適である。
さらに、この発明の実施に当たり、好ましくは、箱状体に、排泄物などの受け皿を、足台の下側に着脱自在に設けるのが良い。
さらに、この発明の好適実施例によれば、箱状体の下端に台車を設けるのが良い。
請求項1に記載の拘束装置によれば、霊長類を4つの壁で囲まれた箱状体内に収容して、足台に足を載せ、腰台に腰掛けさせる。第一拘束手段の第一穴でその大きさを調整して胴を緩やかに拘束し、さらに、第二拘束手段の第二穴でその大きさを調整して首を緩やかに拘束する。これらの緩やかな拘束は、胴と首とを回転できる程度の拘束力を与えるが、上下方向の移動を制限している。この拘束により、第一および第二拘束手段の固定位置で胴と首とをそれぞれ固定するとともに、これら胴と首とをほぼ鉛直線上の一定の離間した位置で固定することができる。その結果、霊長類の頭は左右にずれたり、或いは上下にずれたりすることがない。従って、視覚心理学的実験を行う際に、霊長類の目とタッチパネルすなわちスクリーンとの間の目視距離(視認距離とも称する。)および目視位置(視認位置とも称する。)を一定に保持することが出来、よって、従来よりも一層正確な実験結果を得ることが出来る。
さらに、この拘束装置によれば、首や胴への拘束力が弱く、従って霊長類は首や胴を回転させることが出来るので、霊長類に対して拘束による圧迫感を与えない。よって、霊長類が受けるストレスは、従来装置の場合よりも、はるかに少ない。従って、拘束時における霊長類の心理的状況は、従来よりも一層安定しているといえるので、この点からも、従来よりも一層正確な実験結果を得ることが出来る。
請求項1に記載の拘束装置によれば、さらに、第一および第二拘束手段の高さを、第一及び第二調整手段によって、調整できるので、霊長類の大きさに応じてそれぞれの位置を設定できる。従って、霊長類の腰から首までの距離に合わせて霊長類を拘束できるので、霊長類が受けるストレスは、上述した従来装置の場合よりも、はるかに少ない。
また、第二拘束手段を傾斜させて固定できるので、霊長類がタッチパネルの表示画面を、第二拘束手段によって視界を遮られることなく、容易に視認できる。
従って、心理学的実験のより正確な実験結果を得ることが出来る。
請求項2に記載の拘束装置によれば、さらに、第一および第二拘束装置のそれぞれの第一板状体の第一切欠部に胴と首をそれぞれ案内した後に、それぞれの第二板状体の第二切欠部で第二板状体を動かしながら胴と首をそれぞれ緩やかに拘束するようにして、第一穴と第二穴とを画成できるので、霊長類の拘束を、従来の装置の場合よりも霊長類に過度のストレスを与えることなく、容易に行うことが出来る。
請求項3に記載の拘束装置によれば、さらに、第一および第二拘束装置のそれぞれの第一及び第二板状体のそれぞれを、透明材料で形成してあるので、霊長類がこれら板状体によって何ら視界を遮られることなく、箱状体内外を見通すことが出来る。従って、実験の最中に、霊長類に過度のストレスを与えることがない。
請求項4に記載の拘束装置によれば、さらに、箱状体の第一側壁、第二側壁、前壁および後壁は透明材料で形成されているので、霊長類がこれら壁によって何ら視界を遮られることなく、箱状体の外を見通すことが出来る。従って、霊長類は、外の様子を視覚で確認できるので、霊長類に過度のストレスを与えることがない。さらに、前壁は、タッチパネルの表示画面に対向する部分に、開口を画成しているので、心理学的実験の応答時に霊長類の手指による表示画面へのタッチ作業に邪魔となる障害物がない。従って、霊長類に過度のストレスを与えることなく、しかも手指での表示画面へのタッチ作業を容易に行うことが出来るので、より正確な実験結果を得ることが出来る。また、全ての壁が透明であることにより、外部から管理者が霊長類の様子を直接或いは監視カメラによって容易に監視できる。
請求項5に記載の拘束装置によれば、さらに、足台をスノコ或いは金網で構成してあるので、霊長類からの離脱物や排泄物を足台の下側へと落下させることが出来る。また、この足台に腰台を連結させて腰台を保持しているので、足台の箱状体への取り付け位置を変更することによって腰台の高さの調整を行うことが出来る。
請求項6に記載の拘束装置によれば、さらに、排泄物や離脱物の受け皿を設けてあるので、これらが箱状体の外部に散らかることがない。従って、心理学的実験の環境を清潔な状態に保つことが出来、霊長類および管理者の双方ともが受ける汚れによるストレスを低減できる。
請求項7に記載の拘束装置によれば、さらに、箱状体に設けた台車によって、霊長類を収容した拘束装置を容易に移動させることできる。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。なお、図は、この発明が理解できる程度に各構成要素の形状、大きさおよび配置関係を概略的に示してあるに過ぎない。また、以下説明する実施の形態の構成例は、単なる好適例に過ぎず、従って、この発明はこの好適例にのみ何ら限定されるものではないことを理解されたい。
以下、図1ないし図11を参照して、この発明の拘束装置の実施の形態例につき説明する。なお、以下の説明では、箱状体を、何らこれに限定されるものではないが、横断面形状が四角である例につき説明する。
この発明の拘束装置10は、霊長類を収容する収容室を構成する箱状体12を具えている。この箱状体12は、前壁14と後壁16と第一および第二側壁18および20とを具えている。各壁は、長方形の板状体をなしている。
図1および図4に示す構成例では、この箱状体12の底部22は、底板22aと、この底板22aの両側に迫り上げて接続して設けられた側板22b,22cとを具えている。これら側板は、正面と背面とに設けている。
まず、底部22と2つの側壁とについて説明する。この底部22は、箱状体の左右の側面には、側板を設けずに、開放としている。
底部22の上側の、左右の側面には、第一および第二側璧18および20を設けてある。これら第一および第二側壁18および20は、底部22の側板と一体かつ連続的に接続されて設けられている。これら第一および第二側壁18および20の裏面側すなわち箱状体の内側の下方には、後述するスノコ或いは金網をスライド式に搭載するレール或いはガイド24を設けてある。さらに、この第一および第二側壁18および20の、箱状体の正面側の一方の側辺に沿って横断面形状がL形の、長尺のL字型板材26a,26bを取り付けてある。このL字型板材26a,26bは、側壁18,20の側辺にその端面から前壁14の厚み分だけ浮かして取り付けてある。この厚み分の間隙に前壁14を挿入して保持する。
さらに、これら第一及び第二側壁18および20には、それぞれの中間位置と、上側の位置の両辺の脇に沿って細長い穴すなわち縦穴30,30および32,32を設けてある。これら縦穴30,30は、互いに平行に離間させて設けてあるとともに、これら縦穴32,32も、同様に、互いに平行に離間させて設けてある。好ましくは、縦穴30と32とをおよび縦穴30と32とをそれぞれ上下に一直線上に配列するように設けるのがよい。また、好ましくは、それぞれの穴幅と長さを同一とするのがよい。これらの縦穴は、後述する第一及び第二拘束手段の高さと傾斜とを調整する第一および第二調整手段を構成する構成要素である。
以下、これら拘束手段について、主に図1から図5を参照して、説明する。上述した第一および第二側壁間には、第一拘束手段40と第二拘束手段42とが取り付けられている。第一拘束手段40は、霊長類の胴の部分を拘束するための手段である。第二拘束手段は、霊長類の首の部分を拘束するための手段である。
第一拘束手段40は、平面形状が四角い第一及び第二板状体40aおよび40bで構成され、第二拘束手段42は、平面形状が四角い第一及び第二板状体42aおよび42bで構成されている(特に、図5参照)。第一板状体40aおよび42aは、一辺から対向辺に向けてU字状の第一切欠部40aaおよび42aaがそれぞれ設けられている。一方、第二板状体40bおよび42bは、一辺から対向辺に向けてU字状の第二切欠部40bbおよび42bbがそれぞれ設けられている。第一板状体40aの第一切欠部40aaは、第一板状体42aの第一切欠部42aaよりもやや長くかつやや大きめに形成されている。
同様に、第二板状体40bの第二切欠部40bbは、第二板状体42bの第二切欠部42bbよりもやや長くかつやや大きめに形成されている。
第一拘束手段40の第一および第二板状体40aおよび40bは、第一および第二切欠部40aaおよび40bbを互いに反対向きにして重ね合わせて組み合わせられる。これら第一および第二板状体40aおよび40bを上下に組み合わせることにより、第一および第二切欠部40aaおよび40bbの重ねあわせられ第一穴50を画成する。この第一穴50は、霊長類の胴部を拘束する穴である。
同様にして、第二拘束手段42の第一および第二板状体42aおよび42bは、第一および第二切欠部42aaおよび42bbを互いに反対向きにして重ね合わせて組み合わせられる。これら第一および第二板状体42aおよび42bを上下に組み合わせることにより、第一および第二切欠部42aaおよび42bbの重ねあわせられ第二穴52を画成する。この第二穴52は、霊長類の首部を拘束する穴である。
これら第一穴50および第二穴52は、それぞれの穴で霊長類を拘束したとき、腰の部分と首の部分とがほぼ鉛直線上に配列するように画成される。これら穴50および52の画成は、それぞれの第一板状体40aおよび42aに対して、第二板状体40bおよび42bの固定位置を調整して行う。この位置調整は、第二板状体40bおよび42bにそれぞれ設けた平行な細長い穴40bcおよび42bcと、これに挿通させて第一板状体40aおよび42aに螺合させる螺子などの適当な固定具44を用いて行うことが出来る。すなわち、第一板状体40aおよび42aに対して、第二板状体40bおよび42bを、細長い穴40bcおよび42bcに沿ってスライドさせながら位置調整を行うことにより、それぞれの穴50および52の大きさを、拘束する霊長類の大きさに応じて、調整してから、固定手段44で、両板状体40aと40bおよび42aと42bをそれぞれ固定すればよい。この調整によって、霊長類の胴と首とを鉛直線上に並ぶ位置関係でそれぞれ拘束できる第一および第二穴50および52を画成できる。
上述した第一および第二拘束手段40および42は、その高さと傾きを調整できる第一および第二調整手段54および56を具えている。
以下、これら第一および第二調整手段につき説明する。第一調整手段54は、既に説明した縦穴30と、第一補助板状体58と、縦穴30に挿通させて補助板状体に螺合する螺子のような固定具60とで構成する。第一補助板状体58は、ほぼ長方形の形状をしていて、前および後壁間の方向の長さは前および後壁間の距離よりも短く形成している。第一板状体40aを第一および第二側壁18および20に取り付けるために、第一補助板状体58を第一板状体40aの対向する両側辺に、第一板状体40aと直交させて、互いに平行に取り付けて設けてある。この第一調整手段54の側壁の2つの平行な縦穴30に挿通する2つの固定具60を、高さのレベルを互いにずらして、第一拘束手段40を傾けて固定出来るように、縦穴30の穴幅を形成してある。
同様に、第二調整手段56は、既に説明した縦穴32と、第二補助板状体62と、縦穴32に挿通させて補助板状体に螺合する螺子のような固定具64とで構成する。第二補助板状体62は、ほぼ長方形の形状をしていて、前および後壁間の方向の長さは前および後壁間の距離よりも短く形成している。第二板状体42aを第一および第二側壁118および20に取り付けるために、第二補助板状体62を第一板状体42aの対向する両側辺に、第一板状体42aと直交させて、互いに平行に取り付けて設けてある。この第二調整手段56の側壁の2つの平行な縦穴32に挿通する2つの固定具64を、高さのレベルを互いにずらして、第二拘束手段42を傾けて固定出来るように、縦穴32の穴幅を形成してある。
上述した構成例では、第一および第二調整手段54および56による高さと傾きの調整は、第一および第二拘束手段40および42の第一および第二補助板状体58および62と、第一および第二側壁18および20とを、螺子などの固定具60および64を用いて、それぞれ行っている。しかし、これは単なる一例であって、この固定具として螺子の代わりにボルトおよびナットを用いてもよい。さらに、第一および第二補助板状体58および62に、縦穴と直交する方向の細長い穴すなわち横穴を設け、これら縦穴および横穴を挿通させた締結具を用いて、第一および第二補助板状体58および62を高さおよび傾斜調整出来るように構成してもよい。
なお、図示の例では、これら第一および第二補助板状体58および62を、第一および第二側壁18および20に沿って下方に向けてそれぞれ設けてある。
図6は、第一拘束手段40を水平に保ち、第二拘束手段42を傾けて調整した状態の一例を示す。ここでは、第二拘束手段42の第一板状体42aの前壁14側を後壁16側よりも低く位置決めして傾斜させている。
なお、図6は、両拘束手段40および42の第一および第二板状体40a,42aおよび40b,42bと第一および第二補助板状体58および62のみを示し、他の構成要素の図示を省略している。
次に、主に図1および図7(A)および(B)を参照して、前壁14につき説明する。この前壁14は、既に説明した通り、箱状体の正面の両側に垂直方向に設けたL字型板材26aおよび26bが形成する案内溝に沿って挿入される。この前壁14には、図11に示すように、その前面に対向して、タッチパネル形式のモニタが配置される。そのため、この前壁14は、第一拘束手段40より上側の位置に広い開口を画成している。この開口は、タッチパネル90の表示画面より広い窓14aを構成している。霊長類は、この前壁14に設けられたこの窓14aを介して、箱状体12から手を出して指先でタッチパネルに触れて作業出来るように、構成してある。
この窓14aは、四角いくり抜き窓(図7(A))、U字状の切欠窓(図7(B))その他設計に応じた任意好適な形態の窓であってよい。或いはまた、前壁14を、第一拘束手段40から下側にのみ設けて、それより上側は、開放した構成としてもよい。
次に、主に図1および図8を参照して、後壁16につき説明する。この後壁16は、第一および第二側壁18および20のいずれか一方の側壁の端面に沿って回動自在に取り付けてある。この後壁16を回動自在に取り付けることによって、霊長類であるリスサルをこの箱状体12へ出し入れすることが出来る。
この後壁16は、霊長類を箱状体12に対して出入させるための扉を構成する。従って、後壁16は、霊長類を拘束するときと、拘束を解くときに開放し、実験中は閉成出来るように構成してある。図示の構成例では、後壁16の垂直方向の一辺と、左右いずれか一方の側壁18または20の垂直方向の一辺とをヒンジ結合させる構成となっている。図8中、後壁側に設けられたヒンジを66aで示し、ヒンジ66aの鉛直方向下側で、側壁側に設けられたヒンジを66bで示す。これらヒンジ66aおよび66bに通す直線状の長尺ピンを68で示す。
上述した箱状体12を構成する前壁14、後壁16、第一および第二側壁18および20は、好ましくは、プラスチックのような透明な材料で構成するのがよい。とくに、加工がし易く、安価で丈夫であることから、アクリル樹脂で構成するのが好適である。同様に、第一および第二拘束手段40および42を構成するそれぞれの第一および第二板状体40aおよび40bと42aおよび42bとを、好ましくは、透明材料で構成するのがよい。
このように、それぞれの構成要素を透明材料で構成する場合には、拘束されている霊長類が周囲を容易に見通せるので、霊長類に加わる恐れのあるストレスを相当低減できる。さらに、実験中に、実験者が外部から霊長類の様子を観察しやすくなるというメリットがある。
なお、L字型板材26aおよび26bや、第一補助板状体58および62や、固定具60および64は、透明材料で構成することが可能であるならば、透明材料で構成するのがより好適である。箱状体12の外部から内部を或いは箱状体12の内部から外部を出来るだけ見通し良くするためである。
上述した拘束装置は、さらに、足台と腰台とを具えている。足台と、これに一体的に構成されている腰台とを図9に斜視図で示す。
足台70は、平面形状が四角いスノコまたは金網で構成している。この構成例では、足台を2段構成としているが、何らこれに限定されるものではなく、1段構成であってもよい。この足台70は、霊長類の排泄物や霊長類からの離脱物をさらに下側へと落下させる構成であれば、スノコ或いは金網以外の任意好適な構成とすることができる。
腰台72は、スノコ状の足台の対向する2辺にそれぞれ固定されかつ鉛直方向に突出した保持板74と、この保持板74によって水平方向に保持された2本の平行な棒状体または管状体76とで構成されている。この腰台72の棒状体76は、これに霊長類が腰掛けた状態で上述した胴部と首部とをほぼ鉛直線に拘束出来る位置関係に、設けられている。
これら足台70および腰台72の一体的な構造体は、既に説明したレール或いはガイド24に沿ってスライドさせて箱状体12の内部に出し入れ自在に組み込むことが出来る。図示例では、後壁側から足台72をレール24にスライドさせることにより、箱状体12に出し入れさせる。この場合、レール24を上下に平行に複数段設けることにより、足台および腰台の構造体の高さを調整することが出来る。また、上述した構成例では、足台と腰台とを一体的構造として示したが、これらを個別の構造体としてそれぞれ構成し、個別に高さ調整するように出来、これらの構成は、単なる設計上の問題である。
上述した足台および腰台は、好ましくは、金属で形成するのが良いが、これに限定されるものではなく、設計に応じて任意好適な材料で形成すればよい。
拘束装置10は、箱状体12の下部に排泄物や離脱物などを収容する受け皿78を具えている。この受け皿78の構成例を図10に斜視図で示す。この受け皿78は、足台72の下側の空間に第一および第二側壁18および20の下側の開口から着脱自在に出し入れできる構成となっている。この受け皿は、好ましくは、金属で形成するのが良いが、これに限定されるものではなく、設計に応じて任意好適な材料で形成すればよい。
さらに、この拘束装置10の底部22の裏面側に、台車(図示していない。)を例えば4箇所に設けるのがよい。台車を設けることにより、拘束装置10の移動を迅速かつ容易に行うことが可能となる。
図11は、霊長類であるリスサル80が拘束装置10に収容されて実験を受ける様子を示す図である。図11中、前壁14、第一側壁18および後壁16を取り外して示してある。リスサル80は、足を足台70に載せ、腰を腰台72に載せて腰掛け、胴を第一拘束手段40によって画成された第一穴50で拘束され、および首を第二拘束手段42によって画成された第二穴52で拘束されている。このように、この拘束装置10によれば、このリスサルは、拘束装置10の正面の前壁の前面に対向して配置されたタッチパネル90に対して手を伸ばして、各種の課題に反応して応答できる。このとき、胴と首の拘束は緩やかであるので、リスサルに与えるストレスを最小限に抑えることが出来る。
さらに、胴および首の拘束手段の高さ位置の調整を、リスサルの大きさに合わせて行えるので、リスサルに最適な高さ位置で拘束ができ、従って、この点からもリスサルに与えるストレスをより低減できる。
さらに、胴の位置と首の位置が固定されているので、リスサルがタッチパネルを視認する目の位置と視認距離とを実験中は常に一定に保持でき、従って、より正確な実験データを得ることが出来る。
さらに、前壁を透明材料で構成してあるので、リスザルからタッチパネルを見通すことが出来るので、リスサルは、与えられる課題に対し素早く反応することができる。
さらに、場合によっては、第二拘束手段を傾斜させて、リスサルが一層容易にタッチパネルを直視出来るようにしたり、或いは、壁全体を透明材料で構成したりすることにより、周囲を見渡せるようにすれば、リスサルを一層リラックスさせることが出来る。
上述のような少なくとも一つの理由によって、この発明の拘束装置によれば、霊長類に正常な心理状態で、より正確な視覚心理学的な実験データを得ることが出来る。
上述した実施の形態例では、箱状体を四角形としたが、円形その他の形状とすることができる。その場合、第一および第二拘束手段を、高さと傾きを調整出来るように、必要ならば、第一および第二板状体の形状を変形すればよい。
この発明の拘束装置の一構成例を説明するための概略的に示す斜視図である。 図1に示す拘束装置の正面図である。 図1に示す拘束装置の右側面図である。 この発明の拘束装置の底部と、第一および第二側壁の構成要素の説明に供する図であって、これら構成要素を概略的に示す説明図である。 (A)および(B)は、この発明の拘束装置の第一および第二拘束手段の構成要素の説明に供する図であって、これら構成要素を概略的に示す説明図である。 この発明の拘束装置の第一および第二拘束手段の構成要素の高さ位置と傾き調整の説明に供する説明図である。 (A)および(B)は、この発明の拘束装置に取り付けられる前壁の一構成例を示す斜視図である。 この発明の拘束装置に取り付けられる後壁の一構成例を示す斜視図である。 この発明の拘束装置に取り付けられる足台および腰台の一体的構造体の一構成例を示す斜視図である。 この発明の拘束装置に取り付けられる受け皿の一構成例を示す斜視図である。 この発明の拘束装置にリスサルを収容して拘束して実験をするときの様子の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10:拘束装置
12:箱状体
14:前壁
14a:窓(または開口)
16:後壁
18:第一側壁
20:第二側壁
22:底部
22a:底板
22b,22c:側板
24:レールまたはガイド
26a,26b:L字型板材
30,32:縦穴
40:第一拘束手段
42:第二拘束手段
40a,42a:第一板状体
40b,42b:第二板状体
40aa,42aa:第一切欠部
40bb,42bb:第二切欠部
40bc,42bc:細長い穴
50:第一穴
52:第二穴
54:第一調整手段
56:第二調整手段
58:第一補助板状体
60,64:固定具
62:第二補助板状体
66a,66b:ヒンジ
68:ピン
70:足台
72:腰台
74:保持板
76:棒状体
78:受け皿
80:霊長類(リスサル)
90:タッチパネル

Claims (7)

  1. 霊長類の視覚心理学的な実験を実施するためにタッチパネルに対向配置して使用される拘束装置であって、
    互いに対向して設けられている第一および第二側壁と、これら側壁間に互いに対向して設けられている前壁および後壁を有していて前記霊長類を収容する箱状体を具え、
    該箱状体は、その内側に下側から順次に設けられた足台、腰台、胴拘束用の第一穴をその大きさの調整を行って画成できる第一拘束手段および首拘束用の第二穴をその大きさの
    調整を行って画成できる第二拘束手段を具え、
    前記第一穴および前記第二穴は、それぞれの穴に拘束される胴と首が鉛直線上に並ぶ位置関係で画成され
    前記第一拘束手段および第二拘束手段は、それぞれ、前記箱状体の対向する前記第一および第二側壁間に設けられており、および
    前記第一拘束手段および第二拘束手段は、高さと傾きを調整する第一および第二調整手段をそれぞれ具えている
    ことを特徴とする霊長類の拘束装置。
  2. 前記第一拘束手段および第二拘束手段は、それぞれ、平面形状が四角い第一および第二板状体を具えており、
    該第一板状体は、一辺から対向辺に向けてU字状の第一切欠部が設けられており、
    該第二板状体は、一辺から対向辺に向けてU字状の第二切欠部が設けられており、
    前記第一拘束手段の第一および第二板状体は、第一切欠部と第二切欠部を互いに反対向きにして部分的に重ね合わせて、前記第一穴を画成しており、および
    前記第二拘束手段の第一および第二板状体は、第一切欠部と第二切欠部を互いに反対向きにして部分的に重ね合わせて、前記第二穴を画成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の霊長類の拘束装置。
  3. 前記第一および第二板状体は、透明材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の霊長類の拘束装置。
  4. 前記第一側壁、第二側壁、前壁および後壁は、透明材料で構成されており、
    前記前壁は、前記第一拘束手段より上側に前記霊長類が前記箱状体の外部へ手を出せることが出来る開口を画成する部材として、前記箱状体に設けられており、および
    前記後壁は、前記霊長類を箱状体へ出入させるための開閉自在扉として前記箱状体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1,2および3のいずれか一項に記載の霊長類の拘束装置。
  5. 前記足台は、前記箱状体に着脱自在に設けられたスノコまたは金網とし、
    前記腰台は、該足台に保持されていることを特徴とする請求項1,2,3および4のいずれか一項に記載の霊長類の拘束装置。
  6. 前記箱状体は、前記足台の下側に着脱自在に設けられた、排泄物などの受け皿を具えている
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4および5のいずれか一項に記載の霊長類の拘束装置。
  7. 前記箱状体の下端に台車が設けられている
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5および6のいずれか一項に記載の霊長類の拘束装置。
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