JPH119129A - モンキーチェア - Google Patents

モンキーチェア

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Publication number
JPH119129A
JPH119129A JP9162783A JP16278397A JPH119129A JP H119129 A JPH119129 A JP H119129A JP 9162783 A JP9162783 A JP 9162783A JP 16278397 A JP16278397 A JP 16278397A JP H119129 A JPH119129 A JP H119129A
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JP
Japan
Prior art keywords
monkey
transport box
chair
plate
neck fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9162783A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Yamada
保 山田
Shigeyuki Tanigawa
茂之 谷川
Kenichi Matsuura
健一 松浦
Tatsuo Sato
達夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUGO RES SERVICE KK
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
MARUGO RES SERVICE KK
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH119129A publication Critical patent/JPH119129A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サルの薬効試験用および調教用のモンキーチ
ェアであって、サルのモンキーチェアへの据付けおよび
取外しの作業をサルに直接触れることなく、一人で行な
うことができるモンキーチェアを提供する。 【解決手段】 サルが収納されるサル運搬箱と、前記サ
ル運搬箱を着脱自在に収納しうる運搬箱収納部を有する
モンキーチェア本体とからなり、前記モンキーチェア本
体は、前記運搬箱収納部の上方に首固定手段を備えてお
り、前記サル運搬箱の上面に開口が形成されるとともに
該開口を閉止するための蓋が水平方向に摺動自在に設け
られてなるモンキーチェア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサルを用いた薬効試
験や薬効動態試験などを行なうばあいに用いられ、サル
を座らせて薬物の投与や採血を行なうための装置(以
下、モンキーチェアという)に関する。さらに詳しくは
サルの薬効試験や薬効動態試験用、または調教用のモン
キーチェアであって、サルのモンキーチェアへの据付け
および取外しの作業をサルに直接触れることなく、一人
で行なうことができるモンキーチェアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サルを用いた薬効試験などに
おいて、サルを座らせて薬物の投与(経口や静脈内の投
与など)または採血を行なうばあいにサルが暴れないよ
うに首などを固定して座らせるためのモンキーチェアが
用いられている。
【0003】また、モンキーチェアは、調教用にも用い
られる。具体的には、薬効試験時にだけサルをモンキー
チェアに座らせると興奮状態や拘束によるストレスで薬
物の吸収などに影響を与えるばあいがある。そのため、
薬効試験の試験データの信頼性が低下するとともに再現
性がわるくなり、それとともに試験データのバラツキも
大きくなる。そこで、試験前にあらかじめモンキーチェ
アに座らせて馴化させておく必要がある。かかる馴化の
ための調教にもモンキーチェアが用いられる。
【0004】従来のモンキーチェアは、基本的な構成と
して、サルが座るための座り部と、サルの首を固定する
ための首固定部とから構成されている。サルは、首固定
部に首を固定された状態で座り部に座らされ、薬物投
与、採血または調教される。
【0005】そして、従来では、たとえば以下のように
して飼育ケージ内のサルをモンキーチェアへ据え付けて
いる。
【0006】 まず、作業者Aが先端にフックを有す
る引っ掛け棒を用いて、サルの首輪にフックを引っ掛け
て飼育ケージの床に固定する。引っ掛け棒は、先端にフ
ックを有し、後端に足を係止するための係止部を有して
いる。
【0007】 ついで、補助者Bがフックで引掛けた
首輪が飼育ケージの床に固定されているか再度確認後飼
育ケージの扉を開けて落ちないように固定する。補助者
Cはサルの尾を引っ張りながら両後肢をつかみ、片方の
手でサルの腰部をケージの床に押さえ込み動けないよう
にする。
【0008】 つぎに、作業者Aは片足を引っ掛け棒
の係止部に係止し、その状態で両手でサルの両腕を背部
固定(いわゆる羽交い締め)する。
【0009】 さらに、補助者Bが作業者Aの足から
引っ掛け棒を外す。そののち、作業者Aがサルをケージ
から取り出す。
【0010】 最後に、作業者Aは、ケージから取り
出したサルをモンキーチェアの首固定部に据え付ける。
この据え付け作業時において3人の補助者B、C、Dが
必要になる。補助者Bは、作業者Aが持っているサルの
両後肢を持ち、補助者Cはサルの首輪を持ってサルの顎
を首固定部に載せ、補助者Dは首固定部を操作してサル
の首を固定する。首固定後、前記座り部にサルを座らせ
る。
【0011】また、前記引っ掛け棒の代わりに、先端に
略U字状の係止部を有する棒を2本用いて、サルの首を
両側から2つの係止部によって挟み込みながらサルをモ
ンキーチェアに据付けおよび取外しを行なう方法もあ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のモンキ
ーチェアにサルを据え付けるばあい、作業者はサルに直
接触れる必要があるので、サルを興奮させてしまい、サ
ルの取扱いが乱暴になる。そのため、据付け作業時にサ
ルを傷つけたり、または作業者がサルに噛まれるばあい
があるので、非常に危険である。
【0013】また、据付け作業時に暴れるサルを取り押
さえるために、作業者のほかに補助者が必要になるとい
う問題がある。
【0014】しかも、据付け作業時にサルを興奮させて
しまうため、薬効試験や薬効動態試験時においてもサル
は興奮状態にあるため、前述のごとく、試験データの精
度が落ち、データの信頼性が低下するとともに再現性が
わるくなり、それとともに試験データのバラツキも大き
くなる。また、サルの興奮を除くために試験前に馴化が
必要になり、試験時間が長くなるという問題もある。
【0015】さらに、据付け作業時にサルが興奮したば
あい、脱糞や放尿により、作業者などの衣服が汚れると
いう問題もある。
【0016】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、サルの薬効試験や薬効動態試験用およ
び調教用のモンキーチェアであって、サルのモンキーチ
ェアへの据付けおよび取外しの作業をサルに直接触れる
ことなく、一人で行なうことができるモンキーチェアを
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
わるモンキーチェアは、サルが収納されるサル運搬箱
と、前記サル運搬箱を着脱自在に収納しうる運搬箱収納
部を有するモンキーチェア本体とからなり、前記モンキ
ーチェア本体の前記運搬箱収納部の上方に首固定手段を
備えており、前記サル運搬箱の上面に開口が形成される
とともに該開口を閉止するための蓋が水平方向に摺動自
在に設けられてなることを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項2にかかわるモンキーチェ
アは、サルが収納されるサル運搬箱と、前記サル運搬箱
を着脱自在に収納しうる運搬箱収納部を有するモンキー
チェア本体とからなり、前記サル運搬箱の上面に首固定
手段が設けられてなることを特徴とするものである。
【0019】前記首固定手段が、(a)前記サル運搬箱
内部のサルの頭部が通過しうる大きさの孔または切欠が
形成されたベースプレートと、(b)前記ベースプレー
トの孔または切欠を通して突出する前記サルの首に係合
しうる切欠を有する首固定プレートと、(c)前記首固
定プレートを前記ベースプレートとほぼ平行に移動させ
るための案内部とからなるのが好ましい。
【0020】前記案内部が、前記ベースプレート上面に
おいて前記孔または切欠の両側に配設された一対のガイ
ドレール部からなるのが好ましい。
【0021】前記首固定プレートに当該首固定プレート
の幅方向に出没自在のピンが設けられ、前記一対のガイ
ドレール部の対向面に前記ピンが挿入される穴が形成さ
れてなるのが好ましい。
【0022】前記ベースプレートの高さを調節すること
ができるのが好ましい。
【0023】前記首固定手段の上に前記サルの頭を覆う
頭出しストッパが設けられてなるのが好ましい。
【0024】前記頭出しストッパが格子からなるのが好
ましい。
【0025】前記サル運搬箱の少なくとも上部両側縁に
前後方向にのびるつば部が設けられ、前記運搬箱収納部
の上部に前記つば部を前後方向に案内する一対のつば受
けレールが設けられてなるのが好ましい。
【0026】前記サル運搬箱の内部に水平方向にのびる
仕切板が設けられてなるのが好ましい。
【0027】前記仕切板が前記サル運搬箱の底面から上
方に離れた所定の位置に着脱自在に固定されてなるのが
好ましい。
【0028】前記サル運搬箱の内部に腰かけ部が設けら
れてなるのが好ましい。
【0029】前記サル運搬箱の側面または下面に扉が設
けられてなるのが好ましい。
【0030】本発明によれば、飼育ケージからモンキー
チェア本体へサルを移送させる際、まず、飼育ケージ内
部のサルをサル運搬箱に収納し、サル運搬箱をモンキー
チェア本体へ搬送し、サル運搬箱をモンキーチェア本体
の運搬箱収納部に収納する。または、予めサル運搬箱を
モンキーチェア本体の運搬箱収納部に収納した状態で、
サルを飼育ケージからサル運搬箱内に追い込む。
【0031】そののち、サル運搬箱の上面開口を開ける
か、または運搬箱上面の首固定手段を開放すれば(具体
的には、首固定部の首固定プレートを開ければ)、サル
は前記サル運搬箱の上面開口または首固定手段の所定の
開放部分(具体的には、首固定部のベースプレートの切
欠)から自分の頭を出す。この行動はサルを外界から閉
ざされた狭い空間に置いたばあい、群れとのコミュニケ
ーションを図るためのサルの習性である。これにより、
上方の首固定手段の所定の位置(たとえば、ベースプレ
ートの切欠)に自然にサルの首がセットされる。
【0032】そののち、作業者は首固定手段を操作(た
とえば、首固定プレートをガイドレール部に沿って差し
込む)してサルの首を固定することができる。したがっ
て、作業者はサルのモンキーチェアへの据付け作業をサ
ルに直接触れることなく、一人で行なうことができる。
また、据付け作業と逆の手順により、作業者は、一人
で、サルに直接触れることなく、サルをモンキーチェア
から取り外して飼育ケージへ戻すことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら、本
発明のモンキーチェアを詳細に説明する。図1は本発明
のモンキーチェアの一実施例を示すモンキーチェアの斜
視説明図、図2は図1のモンキーチェアの正面図、図3
は図1のモンキーチェアの側面図、図4は図1のモンキ
ーチェアの平面図、図5は図1のサル運搬箱の拡大斜視
図、図6は図1のモンキーチェアにサルを据え付ける一
例を示す工程説明図である。図7は図5のサル運搬箱内
部に取り付けられる腰かけ部の斜視説明図、図8は図7
の背もたれの平面図および図9は本発明のモンキーチェ
アに適用されるサル運搬箱の他の例を示す側面図であ
る。
【0034】図1〜3に示されるモンキーチェアは、モ
ンキーチェア本体1とサル運搬箱2とから構成されてい
る。サル運搬箱2は、モンキーチェア本体1の運搬箱収
納部3に着脱自在に収納されている。
【0035】モンキーチェア本体1は、下から順に台座
部4、運搬箱収納部3および首固定部5が、垂直方向に
のびる4本の軸棒6に沿って配置された構成になってい
る。4本の軸棒6は、運搬箱収納部3が前記サル運搬箱
2を容易に収納できるに足る容積を確保できるように、
互いに適宜の間隔をおいて矩形形状に平面配置されてい
る。軸棒6は、その下端部がナットなどにより台座部4
に固着されている。
【0036】首固定部5は、サルの首を固定するための
部分であり、具体的にはサル運搬箱2に収納されたサル
がサル運搬箱2の上面開口2bから頭Hを出したときに
サルの首Nを固定する。
【0037】図1および4に示される首固定部5は、前
記軸棒6に四隅が固定され、前端から後方に向かってサ
ルの頭Hが通る程度(ただし、サルの胴体は通らない)
の幅の切欠7aが形成されたベースプレート7と、前記
切欠7aから頭を出したときのサルの首を係止するため
の係止部として一端に切欠8aが形成された首固定プレ
ート8と、該首固定プレート8を前後方向に案内するた
めに前記ベースプレート7の上面において前記孔7aの
両側に配設された一対のガイドレール部9とから構成さ
れている。なお、ベースプレート7において、切欠7a
の代わりにサルの頭Hが通る程度の孔を形成してもよ
い。
【0038】ガイドレール部9は、一対のガイドプレー
ト9aと、前記ガイドプレート9aの上に設けられた押
さえプレート9bによって構成されている。一対のガイ
ドプレート9aの間隔は、前記首固定プレート8が移動
しうるように当該首固定プレート8の幅よりも若干広く
設定されている。一対の押さえプレート9bの間隔は、
前記首固定プレート8の幅よりも若干狭く設定されてい
る。前記ベースプレート7、ガイドプレート9aおよび
押さえプレート9bは、埋込みボルト9cなどを用いて
共締めするなどして互いに固着されている。このガイド
レール部9により、首固定プレート8を一対のガイドプ
レート9aのあいだにおいて、円滑に前後方向へ移動さ
せることができる。
【0039】なお、本実施例では、ガイドレール部9と
して、ガイドプレート9aおよび押さえプレート9bを
積層させたものを採用しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、断面コ字状を呈する一対のレール
のようなものを用いてもよい。
【0040】さらに、本実施例では首固定プレート8を
案内するために一対のガイドレール部9を設けた例を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、首
固定プレート8を前記ベースプレート7に対してほぼ平
行に移動させる案内部であれば、いかなるものでも採用
することができる。
【0041】前記首固定プレート8には、図4に示され
るように、当該首固定プレートの幅方向に出没自在のピ
ン10が設けられている。一方、前記一対のガイドレー
ル部9の対向面(具体的には、押さえプレート9bの対
向面)には、前記ピン10が挿入される穴11が形成さ
れている。このピン10を穴11に挿入することによ
り、首固定プレート8は、一対のガイドレール部9のあ
いだの所定の位置に固定され、その結果、サルの首N
は、ベースプレート7および首固定プレート8によって
固定される。また、穴11は、一対のガイドレール部9
の前後方向に複数個形成されているため、サルの首Nの
太さに合わせて首固定プレート8を適宜の位置に固定す
ることができる。
【0042】前記ベースプレート7および首固定プレー
ト8は首を固定できる材質であれば、いずれのものでも
よいが、これらのプレート7、8は、サルに直接接触す
るので、サルを傷つけないような材料および形状を有す
ることが好ましい。かかる理由により、これらのプレー
ト7、8は、ステンレス板、アルミニウム板(それぞれ
の材質の板の端をさらにステンレス棒、アルミニウム棒
などで枠取りしたもの)、塩化ビニルなどの樹脂材料か
らなるのが好ましい。
【0043】ベースプレート7(本実施例では、それに
加えてガイドプレート9aおよび押さえプレート9b)
は、たとえば四隅に貫通孔が形成され、それぞれの貫通
孔に前記軸棒6が挿入され、上下からナットなどによっ
て固定されている。ベースプレート7は、軸棒6に沿っ
て高さを調節したのちナットによって任意の位置に固定
することができる。そのため、サルの大きさに合わせて
ベースプレート7の高さを調節することができる。
【0044】なお、本実施例では首固定部がモンキーチ
ェア本体の運搬箱収納部の上方に設けられた例を説明し
たが、首固定部をサル運搬箱上面に設置するばあいにも
前記構造と同様の構造を有する。このばあい、サル運搬
箱の上面を首固定部のベースプレートとしてもよく、ベ
ースプレートをサル運搬箱の上面に固着させてもよい。
また、サル運搬箱の上面に垂直方向に軸棒を設置し、該
軸棒にナットなどで固定することもできる。
【0045】前記首固定部5の上には、前記サルの頭H
を覆う頭出しストッパ12が設けられている。頭出しス
トッパ12は、たとえば、ステンレス製の格子からなっ
ている。また、頭出しストッパ12の天井部も格子でで
きているため、必要に応じてサルの首輪にチェーンを付
け、かかるチェーンを天井部の格子の隙間から上方へ引
っ張ることにより、サルの頭を容易かつ確実に頭出しス
トッパ12へ誘導することができる。また、頭出しスト
ッパ12の前面から天井部にかけて連続するスリット1
2aが形成されているため、スリット12aを通して容
易にチェーンを上方へ導くことができる。
【0046】なお、本実施例では頭出しストッパとし
て、ステンレス製の格子からなるものを説明したが、こ
れに限定されるものではなく、頭が出すぎるのを抑える
のに適切な材料および形状であれば、いかなるもの(た
とえばエンビ板)も採用することができる。
【0047】頭出しストッパ12の後部には、図3に示
されるように、シリンダ13が設けられている。シリン
ダ13は、頭出しストッパの固定プレート14に垂直に
固定された軸棒14aに挿入され、指で回転可能な止め
ネジ13aで固定されている。この止めネジ13aを締
めることにより、頭出しストッパ12の高さをサルの大
きさに合わせて調節することができる。また、頭出しス
トッパの固定プレート14は、前記首固定プレート8と
同様に、前記ガイドレール部9によって前後方向に案内
され、かつピンおよび穴(図示せず)の係合により所定
の位置に固定することができる。
【0048】運搬箱収納部3は、サル運搬箱2が着脱自
在に収納できればよい。本実施例においては、前記サル
運搬箱2の上部両側縁を含む上部周縁全体に前後方向に
のびるつば部15が設けられ、前記運搬箱収納部3の上
部に前記つば部15を前後方向に案内する一対のつば受
けレール16が設けられている。このつば受けレール1
6に沿ってつば部15を案内しながら、サル運搬箱2を
容易に運搬箱収納部3に収納または取り出すことができ
る。
【0049】また、つば受けレール16を、ベースプレ
ート7に近接して設け、運搬箱収納部3に収納されたサ
ル運搬箱2とベースプレート7とのあいだの隙間を小さ
くすれば、この隙間からサルが覗かなくなり、その結
果、サルが首固定部5に頭を出すのが早くなる。
【0050】サル運搬箱の上面に首固定部を設置した例
においては、つば受けレールはサル運搬箱の全側縁に設
けることが好ましい。
【0051】本実施例では、サル運搬箱2を着脱自在に
収納する例として、つば部15およびつば受けレール1
6を用いた例をあげて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その他にも運搬箱収納部3の下部
にローラコンベヤなどを設けてサル運搬箱2を下から案
内するようにして収納したり、軸棒6に垂直に軸棒また
は板を固定し、前記運搬箱を該軸棒または板にフックな
どで係止したり、または、首固定部を運搬箱上部に設け
たばあいには、台座部4に平行な板を軸棒6に固定し、
運搬箱をモンキーチェア上部から挿入し、前記板上に載
せることにより収納することもできる。
【0052】また、首固定部を前記運搬箱の上面に備え
たばあいにおいて、つば部15を運搬箱の全側縁に設け
たり、ローラコンベヤなどで運搬箱2を収納する方法を
選べば、運搬箱は任意の向きでモンキーチェア本体に収
納しうる。すなわち、サルを運搬箱に固定した後に、様
々な向きに運搬箱を収納することにより、サルに仰向
け、うつ伏せ、逆立ちなどの体位をとらせることがで
き、種々の試験、調教が可能になる。
【0053】なお、サル運搬箱収納部はモンキーチェア
本体に1つに限られず、たとえば、2つ以上並列して設
置することも可能である。
【0054】サル運搬箱2は、図5に示されるように、
サルを収納した状態で運搬するための箱であり、たとえ
ばステンレス製の箱が好適に用いられる。
【0055】サル運搬箱2は、上面に開口2bが形成さ
れ、開口2bを閉止するために蓋2aが水平方向に摺動
自在に設けられている。蓋2aは、サル運搬箱2の後面
に形成されたスリット2cを通して出入れすることによ
り、開閉することができる。サル運搬箱2には、蓋2a
が閉じているときに蓋2aの動きを禁止するためのスト
ッパ(図示せず)が設けられている。
【0056】前記サル運搬箱2の内部には、図示したよ
うに水平方向にのびる仕切板として、足のせ板17およ
び腰かけ板18を設けることができる。サル運搬箱2の
両側面には、足のせ板17および腰かけ板18にそれぞ
れ対応するスリット25、26が形成されている。スリ
ット25、26を通して、ネジなどによって外部から足
のせ板17および腰かけ板18をサルの大きさに応じて
任意の高さに設定することができる。なお、本実施例で
は足のせ板17および腰かけ板18に分割された仕切板
を例にあげて説明しているが、サル運搬箱2の底面全体
を覆う一枚の仕切板であってもよい。
【0057】また、前記仕切板(足のせ板17および腰
かけ板18)は、小型のサルが前記首固定部5に首を固
定されたときに足が届くように、サル運搬箱2の底面か
ら50〜200mm程度上方に離れた所定の位置に段階
的または連続的に着脱自在に固定できるようにするのが
好ましい。
【0058】さらに、本実施例では前記仕切板(足のせ
板17および腰かけ板18)は、平坦な一枚の板である
例を説明しているが、スノコ状であってもよい。
【0059】なお、図5に示されるスリット25、26
は、仕切板(足のせ板17および腰かけ板18)の高さ
を4段調節するために、ネジを係止するための水平にの
びる部分25a、26aをそれぞれ4本有するように、
くし歯状に形成されている。しかし、本発明は仕切板の
高さ調節の段数についてとくに限定されるものではな
く、たとえば図9に示されるように、水平にのびる部分
25a、26aのピッチを狭く(10mmピッチ程度)
して、より細かい高さ調整(たとえば、12段調節程
度)をできるようにしてもよい。
【0060】さらに、足のせ板17の上部には、試験時
にサルが暴れ、試験者にサルの足があたることを防ぐた
めに、足のせ板17に平行に、仕切り板を設けることが
できる。
【0061】また、サル運搬箱2には、試験中のサルの
向きを一定にしておくために図7〜8に示されるよう
に、サル運搬箱2の内部にサルの腰部を固定するための
専用の腰かけ部30が設けられるのが好ましい。
【0062】腰かけ部30は、前記腰かけ板18と、背
もたれ31(座板をもたなくともよい)とから構成され
うる。背もたれ31は、腰かけ板18の上面に設けられ
た略L字状の一対のガイドレール32に直線移動できる
ように案内されている。ガイドレール32の所定の位置
には、貫通孔32aが形成され、一方、背もたれ31の
足部31aにも貫通孔31b(図8参照)が形成されて
いる。前記貫通孔32aと貫通孔31bとを重ね合わ
せ、そののち、1本のピン(図示せず)を当該貫通孔3
2a、31bにそれぞれ貫通させることにより、背もた
れ31を所定位置に固定させることができる。
【0063】腰かけ部30は、あらかじめ運搬箱内に設
置しておくこともできるが、サルの首を首固定部に固定
したのち、運搬箱側面の扉から腰かけ板18のガイドレ
ール32に挿入してもよい。
【0064】なお、本実施例では、ガイドレール32に
貫通孔32aを1箇所形成した例をあげて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、貫通孔32a
をガイドレール32の長手方向に沿って複数個形成すれ
ば、サルの大きさに応じて背もたれ31の深さ(すなわ
ち、腰かけ板18の前端18aから背もたれ31の背中
当接板31cまでの距離)を調整することができる。
【0065】また、背もたれ31には、適宜の位置(た
とえば後部両側)にシートベルトフック31dが設けら
れているため、サルの腰部または腹部などを固定するた
めのシートベルト(図示せず)をフック31dに固着す
ることができる。
【0066】なお、31eは腹部固定用棒挿入口、31
fは該棒固定部であり、サルの腹部の位置を固定する必
要があるばあいには、31eに腹部固定用棒を挿入し、
31fにピン、ワイヤまたは特殊錠などで固定する。こ
れらは31dと同様にシートベルトフックとして用いる
こともできる。
【0067】背もたれ31は、基本的には椅子の背もた
れの形状を呈していればよいが、サルの尾を通すための
尾通し口31gを有しているのが好ましい。該尾通し口
31gは、サルの尾を傷つけないように広めに形成する
のが好ましく、また同様の理由で背もたれ31をステン
レス製のパイプや板材、塩化ビニル樹脂などで作製する
のが好ましい。
【0068】さらに、尾通し口31gに通されるサルの
尾を固定するために、背中当接板31cに尾固定板33
を設けるのが好ましい。図7〜8の尾固定板33は、蝶
ナット34およびネジ35からなる固定手段によって背
中当接板31cに固定されている。ネジ35は、背中当
接板31cに垂直方向に形成されたスリット31hに挿
通されている。かかる構成により、サルの尾を尾通し口
31gに通し、ついで蝶ナット34をゆるめた状態で尾
固定板33を下降させてサルの尾を尾固定板33で押圧
し、そののち、蝶ナット34を締めれば、サルの尾を確
実に固定することができる。
【0069】また、さらに背もたれ31には、前腕保定
台を有していることが好ましい。該前腕保定台は、サル
の肩の高さまたは肘の高さで仕切り板18に平行に設け
られることが好ましい。サル前腕は該保定台上に、マジ
ックテープなどで固定される。
【0070】しかも、サル運搬箱2の四方の側面または
下面に扉19が設けられているのが好ましく、これら全
ての面に扉が設けられているのがより好ましい。この構
成にすれば、サル運搬箱2内部のサルがモンキーチェア
本体1の首固定部5に固定されたのち、四面の扉19を
開放することにより、サルの採血、静脈内投与および保
定を容易に行なうことができる。
【0071】側面および下面の扉は、図示したように丁
番により開閉可能な扉としてもよいが、上面開口と同様
に、側面または下面に開口を設け、蓋で開閉できるよう
にしてもよい。あるいは、側面または下面全体を扉と
し、丁番などで開閉可能なものにしてもよい。側面およ
び下面の扉はすべての側面および下面に設置されている
ものが好ましい。
【0072】台座部4は、ステンレスなどで作製されて
おり、下面の四隅にキャスター24が設けられている。
また、台座部4には、糞尿受け用のための受け皿23を
設けうる。
【0073】以上のように構成されたモンキーチェアに
サルを据え付けるばあい、以下の手順で行なう。
【0074】飼育ケージCからモンキーチェア本体1へ
サルMを移送させる際、まず、図6(a)に示されるよ
うに、サル運搬箱2の上面開口2bを飼育ケージCに対
向するように、飼育ケージCとサル運搬箱2とをドッキ
ングさせ、飼育ケージCの扉C1 およびサル運搬箱2の
蓋2aを開けてサルMを飼育ケージCからサル運搬箱2
へ追い込む。サルMを追い込むばあい、たとえば、飼育
ケージCの中の垂直方向にのびる仕切り(図示せず)を
扉C1 へ移動させたり、サルMの首輪に連結された鎖
(図示せず)を引っ張るなどして追い込む。または運搬
箱2を予めモンキーチェア本体の運搬箱収納部に収納し
た状態で、側面の扉19を開け、サルMを飼育ケージか
らサル運搬箱2に追い込み、扉を閉めることによってサ
ルを収納する。
【0075】ついで、サルMがサル運搬箱2に追い込ま
れたのち、図6(b)に示されるように、飼育ケージC
の扉C1 およびサル運搬箱2の蓋2aを閉める。
【0076】ついで、図6(c)に示されるように、サ
ルMを収納したサル運搬箱2をモンキーチェア本体1へ
搬送し、サル運搬箱2の上面開口2bが上方を向くよう
に、サル運搬箱2をモンキーチェア本体1の運搬箱収納
部3に収納する。
【0077】そののち、サル運搬箱2の上面開口2bを
覆う蓋2aを開ければ、サルMは、狭い空間において上
方に伸び上がる習性により、サル運搬箱の上面開口を通
して自分の頭Hを持ち上げるため、上方の首固定部5の
所定の位置(図4におけるベースプレート7の切欠7
a)に自然にサルMの首Nがセットされる。そののち、
作業者は首固定部5を操作(図4の首固定プレート8を
ガイドレール部9に沿って差し込む)してサルの首Nを
固定することができる。
【0078】また、サルの首を固定したのち、必要であ
れば、図3に示されるシリンダ止めネジ13aをゆるめ
て頭出しストッパ12を取り外し、ついで頭出しストッ
パ12の固定プレート14を後方に引き抜くことができ
る。
【0079】以上のモンキーチェアへの据付けにおいて
は、作業者はサル運搬箱2を介してサルを搬送するた
め、サルに直接触れる必要がない。しかも、従来では、
多くの人手を要していたサルの首をモンキーチェア本体
に固定する作業において、本発明のモンキーチェアで
は、サルの習性を利用してサルに自発的にサルの首を所
定の位置に配置させたため、作業者一人で容易かつ確実
に行なうことができる。
【0080】また、据付け作業と逆の手順により、サル
に直接触れることなく作業者は一人で、サルをモンキー
チェアから取り外して飼育ケージCに戻すことができ
る。なお、首固定部5によるサルの首の固定を解除した
とき、サルは普段の姿勢に戻るべくしゃがむため、サル
の頭は自然にサル運搬箱2に収納される。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、サルのモンキーチェア
への据付けおよび取外しの作業をサルに直接触れること
なく行なうことができる。したがって、サルを興奮させ
ないため、サルが暴れて作業者およびサルが傷つくなど
の不都合がない。
【0082】しかも、サルが興奮状態にならないため、
薬効試験における試験データの精度が落ちることがない
し、データのバラツキや再現性もわるくならない。
【0083】また、サルを興奮させないため、作業中に
サルの糞、尿により作業者の衣服が汚れることもない。
さらに興奮を除くために必要な馴化が不要となり、試験
時間も短縮される。
【0084】また、据付けおよび取外し作業を作業者一
人で容易かつ確実に行なうことがでるため、人件費の削
減も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモンキーチェアの一実施例を示すモン
キーチェアの斜視説明図である。
【図2】図1のモンキーチェアの正面図である。
【図3】図1のモンキーチェアの側面図である。
【図4】図1のモンキーチェアの平面図である。
【図5】図1のサル運搬箱の拡大斜視図である。
【図6】図1のモンキーチェアにサルを据え付ける一例
を示す工程説明図である。
【図7】図5のサル運搬箱内部に取り付けられる腰かけ
部の斜視説明図である。
【図8】図7の背もたれの平面図である。
【図9】本発明のモンキーチェアに適用されるサル運搬
箱の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 モンキーチェア本体 2 サル運搬箱 2a 蓋 2b 上面開口 3 運搬箱収納部 5 首固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 達夫 大阪府大阪市東淀川区下新庄4丁目1−7

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サルが収納されるサル運搬箱と、前記サ
    ル運搬箱を着脱自在に収納しうる運搬箱収納部を有する
    モンキーチェア本体とからなり、前記モンキーチェア本
    体は、前記運搬箱収納部の上方に首固定手段を備えてお
    り、前記サル運搬箱の上面に開口が形成されるとともに
    該開口を閉止するための蓋が水平方向に摺動自在に設け
    られてなるモンキーチェア。
  2. 【請求項2】 サルが収納されるサル運搬箱と、前記サ
    ル運搬箱を着脱自在に収納しうる運搬箱収納部を有する
    モンキーチェア本体とからなり、前記サル運搬箱の上面
    に首固定手段が設けられてなるモンキーチェア。
  3. 【請求項3】 前記首固定手段が、(a)前記サル運搬
    箱内部のサルの頭部が通過しうる大きさの孔または切欠
    が形成されたベースプレートと、(b)前記ベースプレ
    ートの孔または切欠を通して突出する前記サルの首に係
    合しうる切欠を有する首固定プレートと、(c)前記首
    固定プレートを前記ベースプレートとほぼ平行に移動さ
    せるための案内部とからなる請求項1または2記載のモ
    ンキーチェア。
  4. 【請求項4】 前記案内部が、前記ベースプレート上面
    において前記孔または切欠の両側に配設された一対のガ
    イドレール部からなる請求項3記載のモンキーチェア。
  5. 【請求項5】 前記首固定プレートに当該首固定プレー
    トの幅方向に出没自在のピンが設けられ、前記一対のガ
    イドレール部の対向面に前記ピンが挿入される穴が形成
    されてなる請求項4記載のモンキーチェア。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレートの高さを調節するこ
    とができる請求項3、4または5記載のモンキーチェ
    ア。
  7. 【請求項7】 前記首固定手段の上に前記サルの頭を覆
    う頭出しストッパが設けられてなる請求項1、2、3、
    4、5または6記載のモンキーチェア。
  8. 【請求項8】 前記頭出しストッパが格子からなる請求
    項7記載のモンキーチェア。
  9. 【請求項9】 前記サル運搬箱の少なくとも上部両側縁
    に前後方向にのびるつば部が設けられ、前記運搬箱収納
    部の上部に前記つば部を前後方向に案内する一対のつば
    受けレールが設けられてなる請求項1、2、3、4、
    5、6、7または8記載のモンキーチェア。
  10. 【請求項10】 前記サル運搬箱の内部に水平方向にの
    びる仕切板が設けられてなる請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9記載のモンキーチェア。
  11. 【請求項11】 前記仕切板が前記サル運搬箱の底面か
    ら上方に離れた所定の位置に着脱自在に固定されてなる
    請求項10記載のモンキーチェア。
  12. 【請求項12】 前記サル運搬箱の内部に腰かけ部が設
    けられてなる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10または11記載のモンキーチェア。
  13. 【請求項13】 前記サル運搬箱の側面または下面に扉
    が設けられてなる請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11または12記載のモンキーチェア。
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