JP3783599B2 - 商品収納庫の断熱扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動販売機や冷蔵庫などにおいて、商品を収納するとともに、それを冷却あるいは加温した状態に保持する商品収納庫の断熱扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の商品収納庫の断熱扉として、本出願人がすでに出願した特開平9−81849号公報に記載のものが知られている。この断熱扉は、いずれも前面が開口した外箱と内箱との間に断熱材が充填された商品収納庫の前面開口を開閉するものであり、断熱性を有する扉本体と、この扉本体を、鉛直軸線を中心に商品収納庫に回動自在に連結したヒンジと、扉本体の裏面側の外周部および商品収納庫の前面開口の外周部の少なくとも一方に設けられ、断熱扉の閉鎖時に、扉本体と商品収納庫とで挟まれるパッキンなどにより構成されている。また、このような断熱扉の扉本体は一般に、扉本体の外殻内に注入された発泡性の合成樹脂を発泡させることにより、断熱性を有する内部の発泡材と外殻とが一体となるように作製される。
【0003】
このようにして作製される扉本体の外殻には、作製時の発泡に耐え得る十分な強度が要求されるため、その外殻は通常、板金などの強固なもので構成されており、そのため、扉本体が全体として重くなっている。このため、このような重い扉本体を支持するヒンジは、通常、内箱よりも強固に構成される外箱に取り付けられている。そして、断熱扉の閉鎖時には、扉本体の裏面側の外周部と、商品収納庫の前面開口の外周部、具体的には内箱の前面開口の外周部との間にパッキンが挟まれることにより、扉本体と内箱とがシールされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、断熱扉の開閉時に扉本体を回動させるためのヒンジは、商品収納庫の外箱に連結されているため、断熱扉を閉鎖する際には、まず、扉本体のヒンジ側のパッキンが内箱の前面開口の外周部との間に挟まれる。そして、扉本体をさらに回動させると、ヒンジ側のパッキンが潰れながら、ヒンジと反対側のパッキンが、内箱の前面開口の外周部との間に次第に挟まれる。このように、ヒンジを介して外箱に連結された扉本体を、閉鎖するよう回動させることで、この扉本体と内箱とをシールするためには、パッキンの取付位置や潰れ具合、さらにはヒンジのサイズや取付位置などを適切に設定しながら、断熱扉を構成しなければならず、断熱扉の構造が全体として複雑になってしまう。また、ヒンジやパッキンの製造上のバラツキなどに起因して、扉本体と内箱との十分なシールが得られないおそれもある。以上のような点において、上記断熱扉には改善の余地がある。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、扉本体と商品収納庫の内箱とのシールを確保しながら、全体の構造を簡素化することができ、その結果、組立工数や製造コストを低減することができる商品収納庫の断熱扉を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、前面が開口した外箱と、この外箱の内側に配置され、前面が開口した内箱とを有する商品収納庫の前面の開口を開閉するための商品収納庫の断熱扉であって、断熱性を有し、内箱の開口を開閉するための扉本体と、内箱に設けられ、扉本体の左右方向の一端部を、鉛直軸線を中心として回動自在に支持するとともに、扉本体と内箱とをシールするヒンジとを備えた商品収納庫の断熱扉において、ヒンジは、内箱に取り付けられた内箱側ヒンジ部と、この内箱側ヒンジ部に対して、回動自在に且つ着脱自在に構成され、扉本体に連結された扉側ヒンジ部と、を有していることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、内箱に設けられたヒンジにより、扉本体の左右方向の一端部が、鉛直軸線を中心として回動自在に支持されるとともに、扉本体と内箱とがシールされる。つまり、上記ヒンジは、ヒンジ本来の支持機能と、シール機能とを兼ね備えている。したがって、上記構成により、扉本体と内箱のヒンジ側とのシールを、ヒンジだけで確保することができるとともに、ヒンジ側のパッキンの取付位置や潰れ具合などの設定が不要となることで、断熱扉の構造を簡素化することができる。その結果、断熱扉の組立工数や製造コストを低減することができる。さらに、この構成によれば、扉本体に連結された扉側ヒンジ部が、内箱に取り付けられた内箱側ヒンジ部に対して、回動自在に且つ着脱自在に構成されているので、内箱に対する扉本体の回動を確保しながら、その扉本体を内箱から簡単に着脱することができる。これにより、例えば、内箱内のメンテナンスなどの際に、扉本体が邪魔にならないよう、扉本体を内箱から取り外して作業を行うことにより、メンテナンスの作業性を向上させることができるとともに、作業終了後に、扉本体を内箱に簡単に取り付けることができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、前面が開口した外箱と、この外箱の内側に配置され、前面が開口した内箱とを有する商品収納庫の前面の開口を開閉するための商品収納庫の断熱扉であって、断熱性を有し、内箱の開口を開閉するための扉本体と、内箱に設けられ、扉本体の左右方向の一端部を、鉛直軸線を中心として回動自在に支持するとともに、扉本体と内箱とをシールするヒンジとを備えた商品収納庫の断熱扉において、ヒンジは、内箱に取り付けられた内箱側ヒンジ部と、扉本体に連結された扉側ヒンジ部と、可撓性を有し、内箱側ヒンジ部および扉側ヒンジ部を互いに連結する連結部と、を有しており、内箱側ヒンジ部、扉側ヒンジ部および連結部は、一体成形されていることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、内箱側ヒンジ部、扉側ヒンジ部および可撓性を有する連結部が一体成形されているので、内箱に対する扉本体の回動および両者間のシールを確保しながら、上記ヒンジを、より単純な構成で実現することができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または2の商品収納庫の断熱扉において、扉本体は、板状の発泡材と、この発泡材の表裏面に貼着された防湿層と、を有していることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、扉本体の大部分が軽量の発泡材で構成されているので、外殻が板金からなる従来の扉本体に比べて、扉本体を大幅に軽量化することができ、これにより、扉本体を、上記ヒンジを介して内箱に安定して取り付けることができる。また、扉本体は、その表裏面に防湿層を有しているので、扉本体自体の気密性を十分に確保することができる。さらに、外殻の内部で合成樹脂を発泡させることによって作製される従来の扉本体に比べて、発泡材と防湿層との分離を容易に行うことができ、これにより、扉本体の廃棄時の分解性を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1〜3は、本発明の一実施形態による商品収納庫の断熱扉を備えた自動販売機の内部を示している。同図に示すように、この自動販売機1は、缶飲料やペットボトル飲料などの断面がほぼ円形の商品を、横倒し状態で収納し、販売するものである。この自動販売機1は、前面が開口した縦長ボックス状の販売機本体2(商品収納庫)と、その前面の開口を開き戸形式で開閉するメインドア3とを備えている。なお、いずれも図示しないが、メインドア3の前面には、商品ディスプレイや選択ボタン、金銭投入口などが設けられており、またメインドア3の下部には、購入者が商品を取り出すための商品取出口が設けられている。
【0015】
販売機本体2は、その外殻としてのキャビネット4(外箱)と、その内側に配置され、前面が開口した内箱5と、この内箱5の前面の開口を開閉する断熱扉6とを備えている。キャビネット4と内箱5との間には、断熱材が充填されており、これにより、販売機本体2内には、断熱性を有するスペースの商品収納部7が画成されている。
【0016】
商品収納部7内には、蛇行しながら上下方向に延びるサーペンタイン式の複数の商品収納コラム11を有する商品ラック12が収容されている。より具体的には、この商品ラック12は、左右方向に6つ、前後方向に5つ並列した、合計30個の商品収納コラム11を有している。また、商品ラック12の上部には、各商品収納コラム11に対応する商品投入口13が上下左右に並んだ状態で設けられている。これらの商品投入口13から、商品を横倒し状態で投入することにより、多数の商品が、商品収納コラム11内に横倒し状態で且つ上下方向に積み重なった状態で収納される。また、各商品収納コラム11の下端部には、商品払出し機構14が設けられており、この商品払出し機構14により、販売時に、選択された商品を収納する商品収納コラム11から、最下位の商品が1個ずつ払い出される。なお、商品収納部7内の商品ラック12の下方には、商品収納部7内を冷却あるいは加温する冷却・加温装置15が設けられており、この冷却・加温装置15によって、商品ラック12に収納された商品が冷却あるいは加温される。
【0017】
断熱扉6は、上述したように、内箱5の前面の開口、すなわち商品収納部7の前面開口を開閉するものであり、図1に示すように、多数の商品投入口13全体を前方から覆うように配置された上断熱扉6Aと、この上断熱扉6Aの下方に配置された下断熱扉6Bとで構成されている。上断熱扉6Aは、例えば、メインドア3の背面側に取り付けられており、商品のローディング時や販売機本体2内のメンテナンス時などに、メインドア3の開放に伴って開放される一方、メインドア3の閉鎖に伴って、商品収納部7の上部を閉鎖する。
【0018】
一方、下断熱扉6Bは、本発明の断熱扉を適用したものであり、以下この下断熱扉6Bについて詳述する。なお、以下の説明では、特に断りがない限り、「断熱扉6」というときには、下断熱扉6Bを意味するものとする。
【0019】
断熱扉6は、正面形状が矩形の扉本体21と、内箱5の左側前端部に取り付けられ、扉本体21の左縁部を、鉛直軸線を中心として回動自在に支持するヒンジ22とを有している。扉本体21は、図3に示すように、所定サイズに形成された板状の発泡ウレタン23を有しており、この発泡ウレタン23の表裏面には、防湿層としての紙製シート24および樹脂フィルム25が順に貼着されている。これにより、扉本体21自体の気密性を十分に確保することができ、また、扉本体21の廃棄時に、発泡ウレタン23と紙製シート24および樹脂フィルム25との分離を容易に行えることで、扉本体21の分解性を高めることができる。また、この扉本体21の上下縁部および左右縁部にはそれぞれ、縁部に沿って延び且つ断面コ字状に形成された硬質樹脂製の枠26がはめ込まれている。
【0020】
これら4つの枠26のうち、扉本体21の左縁部にはめ込まれた枠(以下「扉側ヒンジ部22A」という)は、ヒンジ22の半部を構成するものであり、ヒンジ22の後述する内箱側ヒンジ部22Bに回動自在に且つ着脱自在に係合している。より具体的には、扉側ヒンジ部22Aは、上下方向に延びており、図4(a)に示すように、扉本体6の左縁部にはめ込まれた断面コ字状のはめ込み部31と、このはめ込み部31の内箱5側の角部から突出し、先端部が断面円形の凸部32(鉛直軸線)と、この凸部32の先端部と基端部との間から内箱5側に突出した軟質樹脂製のヒレ部33とで構成されている。なお、このヒレ部33以外の扉側ヒンジ部22A、すなわちはめ込み部31および凸部32は硬質樹脂からなり、したがって、扉側ヒンジ部22Aは、硬質樹脂および軟質樹脂を材料として、押し出しなどによる一体成形によって作製されている。
【0021】
一方、ヒンジ22は、上記扉側ヒンジ部22Aと、これに係合し、内箱5の左側前端部に取り付けられた内箱側ヒンジ部22Bとで構成されている。この内箱側ヒンジ部22Bは、扉側ヒンジ部22Aと同じ硬質樹脂からなり且つ同じ長さの上下寸法を有している。また、内箱側ヒンジ部22Bは、図4(a)に示すように、内箱5の左側前端部において、左方に直角に屈曲したフランジ部5aに沿うように、これに取り付けられており、前端部に、扉側ヒンジ部22Aの上記凸部32に嵌合する断面C字状の凹部34が形成されている。
【0022】
このように構成されたヒンジ22は、扉側ヒンジ部22Aの断面円形の凸部32を中心に回動自在であり、したがって、図4に示すように、扉本体21を回動させることにより、内箱5の前面開口を開閉する。また、このヒンジ22により、扉本体21と内箱5のヒンジ22側とがシールされる。さらに、扉本体21を閉鎖した状態では、図4(a)に示すように、扉側ヒンジ部22Aのヒレ部33が内箱側ヒンジ部22Bの凹部34に当接した状態となり、これにより、扉本体21と内箱5のヒンジ22側とが、より確実にシールされる。
【0023】
また、扉本体21を閉鎖した状態では、図5に示すように、扉本体21のヒンジ22と反対側、すなわち右縁部が、内箱5の右側前端部に取り付けられたパッキン35に前方から当接する。このパッキン35は、扉本体21の右縁部にはめ込まれた枠26と同じ長さの上下寸法を有しており、内箱5に取り付けられた硬質樹脂製の取付部35aと、この取付部35aの前端から突出するように、取付部35aと一体に形成された軟質樹脂製のパッキン部35bとで構成されている。したがって、扉本体21を閉鎖した状態では、扉本体21の右縁部が、パッキン部35bを潰すようにパッキン35に前方から当接し、これにより、扉本体21と内箱5のヒンジ22の反対側とがシールされる。なお、このように扉本体21を閉鎖した状態では、図1に示すように、扉本体21の下縁部と内箱5の下縁部との間でパッキン36が挟まれ、これにより、扉本体21と内箱5の下縁部とがシールされる。
【0024】
また、上述したように、扉側ヒンジ部22Aと内箱側ヒンジ部22Bとは、それぞれの凸部32および凹部34を介して、互いに着脱自在に構成されているため、図6に示すように、扉側ヒンジ部22Aを有する扉本体21を、内箱側ヒンジ部22Bが取り付けられた内箱5から取り外すことができる。このように、扉本体21が内箱5から取り外せるので、商品収納部7内のメンテナンスや商品ラック12の交換作業などの際に、扉本体21が邪魔になることなく、作業を円滑に行うことができる。また、作業終了後に、扉本体21を内箱5に簡単に取り付けることもできる。
【0025】
なお、図2に示すように、扉本体21の下部には、上端部が回動自在に支持されたフラッパ37aを有する複数(本実施形態では3つ)の商品搬出口37が設けられている。販売時に、選択された商品が商品払出し機構14によって払い出されると、その商品は、商品ラック12の下方に配置された前下がりのシュート38に案内され、フラッパ37aを後方から押し開けながら、商品搬出口37を通過し、メインドア3の下部の商品取出口に搬出される。
【0026】
図7は、上記ヒンジ22と異なる他のヒンジ40によって、扉本体21を内箱5に対し回動自在に支持した状態を示している。このヒンジ40は、上記ヒンジ22と同じ長さの上下寸法を有しており、上記扉側ヒンジ部22Aのはめ込み部31と同様の形状を有する断面コ字状の扉側ヒンジ部40Aと、上記内箱側ヒンジ部22Bとほぼ同様、すなわち凹部34以外の部分と同様の形状を有する内箱側ヒンジ部40Bと、これらのヒンジ部40A、40Bを互いに連結する連結部40Cとで構成されている。扉側ヒンジ部40Aおよび内箱側ヒンジ部40Bは硬質樹脂からなる一方、連結部40Cは軟質樹脂からなり、図7に示すように扉本体21を、鉛直軸線を中心として回動し得る可撓性を有している。また、このヒンジ40は、硬質樹脂および軟質樹脂を材料として、押し出しなどによる一体成形によって作製されている。したがって、このようなヒンジ40は、扉本体21のサイズ、特に上下寸法に合わせて、容易に作製することができる。
【0027】
以上詳述したように、本実施形態の断熱扉6によれば、扉本体21と内箱5のヒンジ22、40側とのシールを、ヒンジ22、40だけで確保することができるとともに、従来と異なり、ヒンジ22、40側のパッキンの取付位置や潰れ具合などの設定が不要となることで、断熱扉6の構造を簡素化することができる。その結果、断熱扉6の組立工数や製造コストを低減することができる。また、扉本体21の大部分が軽量の発泡ウレタン23で構成されているので、外殻が板金からなる従来の扉本体に比べて、扉本体21を大幅に軽量化することができ、これにより、扉本体21を、上記ヒンジ22、40を介して内箱5に安定して取り付けることができる。
【0028】
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。上記実施形態では、本発明を、自動販売機の断熱扉に適用した場合について説明したが、例えば、冷蔵庫や加温庫などの断熱扉にも適用することができる。また、実施形態では、本発明を下断熱扉6Bについてのみ適用したが、上断熱扉6Aにももちろん、適用することができる。さらに、実施形態で示した断熱扉6の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の商品収納庫の断熱扉は、扉本体と商品収納庫の内箱とのシールを確保しながら、全体の構造を簡素化することができ、その結果、組立工数や製造コストを低減することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による商品収納庫の断熱扉を備えた自動販売機を示す側断面図である。
【図2】図1の自動販売機において、正面のメインドアおよび断熱扉の上部扉本体を販売機本体から取り外した状態を示す正面図である。
【図3】(a)は図1の自動販売機の内部を示す水平断面図であり、(b)は(a)の一点鎖線の円で囲まれた扉本体の一部を拡大して示す図である。
【図4】扉本体と内箱とを連結するヒンジの周囲を示す水平断面図であり、(a)は扉本体を閉鎖した状態、(b)は扉本体を若干開放した状態を示している。
【図5】閉鎖状態の扉本体のヒンジと反対側の端部の周囲を示す水平断面図である。
【図6】扉本体を内箱から取り外した直後の状態のヒンジの周囲を示す水平断面図である。
【図7】他のヒンジによって扉本体と内箱とを連結し、そのヒンジの周囲を示す水平断面図であり、(a)は扉本体を閉鎖した状態、(b)は扉本体を若干開放した状態を示している。
【符号の説明】
1 自動販売機
2 販売機本体(商品収納庫)
4 キャビネット(外箱)
5 内箱
6 断熱扉
6A 上断熱扉
6B 下断熱扉
7 商品収納部
21 扉本体
22、40 ヒンジ
22A、40A 扉側ヒンジ部
22B、40B 内箱側ヒンジ部
32 凸部(鉛直軸線)
34 凹部
40C 連結部

Claims (3)

  1. 前面が開口した外箱と、この外箱の内側に配置され、前面が開口した内箱とを有する商品収納庫の前面の開口を開閉するための商品収納庫の断熱扉であって、
    断熱性を有し、前記内箱の開口を開閉するための扉本体と、前記内箱に設けられ、前記扉本体の左右方向の一端部を、鉛直軸線を中心として回動自在に支持するとともに、前記扉本体と前記内箱とをシールするヒンジとを備えた商品収納庫の断熱扉において、
    前記ヒンジは、前記内箱に取り付けられた内箱側ヒンジ部と、この内箱側ヒンジ部に対して、回動自在に且つ着脱自在に構成され、前記扉本体に連結された扉側ヒンジ部と、を有していることを特徴とする商品収納庫の断熱扉。
  2. 前面が開口した外箱と、この外箱の内側に配置され、前面が開口した内箱とを有する商品収納庫の前面の開口を開閉するための商品収納庫の断熱扉であって、
    断熱性を有し、前記内箱の開口を開閉するための扉本体と、前記内箱に設けられ、前記扉本体の左右方向の一端部を、鉛直軸線を中心として回動自在に支持するとともに、前記扉本体と前記内箱とをシールするヒンジとを備えた商品収納庫の断熱扉において、
    前記ヒンジは、前記内箱に取り付けられた内箱側ヒンジ部と、前記扉本体に連結された扉側ヒンジ部と、可撓性を有し、当該内箱側ヒンジ部および当該扉側ヒンジ部を互いに連結する連結部と、を有しており、当該内箱側ヒンジ部、当該扉側ヒンジ部および当該連結部は、一体成形されていることを特徴とする商品収納庫の断熱扉。
  3. 前記扉本体は、板状の発泡材と、この発泡材の表裏面に貼着された防湿層と、を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品収納庫の断熱扉。
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