JP3783523B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ装置の風音低減に関し、特にかご敷居の下部及び/または上部に整風板または整風カバーを持つ300m/min以上の早さでの走行が可能な、高速エレベータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータ装置においては、昇降路内を上下に走行する乗りかご1のかご敷居3の尖端下部に幕板状の整風板が垂下する状態で取り付けられている。この整風板は、乗りかご1が走行する際に昇降路内のドア近傍を通過する際に発生する騒音を抑制するための整風効果の目的のみならず、乗りかご1の着床誤差が大きい場合に乗客や作業員などが乗り場フロアの出入り口から誤って昇降路内に転落するのを防止する目的で設けられている。第8図は、例えば特開平5−186171号公報に示された従来のエレベータ装置で、1は乗りかご、2はかご室ドア、3はかご敷居、4は整風板、5はかご背面整風板、6はロープ、7はウィンチ、8はスプリング、9は速度検知器、10はモーター制御部、11はリミッタスイッチ、12は昇降路壁を示している。
【0003】
次に、従来のエレベータ装置の動作について説明する。従来のエレベータ装置においては、エレベータが下降する場合、この整風板4の左右に渦が発生し、整風板4と昇降路壁12間の空気の流れを加速するため、かご敷居3で発生する風音が大きくなる原因となる。このため、特開平5−186171号公報においては、エレベータが静止している場合には、整風板4を垂下させ、走行時にはウインチ7でロープ6を巻き取り、整風板4下端部を昇降路壁12から遠ざけ、かご敷居部での空気の流れを加速する効果を無くすことにより、風音を低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータ装置においては、ロープ6、ウインチ7などの可動部があるため保守が必要である。また、下部の保守点検は転落の可能性があるため危険性を伴っており、システムも大がかりなものとなる。また整風板4左右の渦は出なくなるが、依然、ドア敷居3には気流が流れ込んでおり、走行時の整風板の傾斜角度が大きいとドア下部に流れを導くため、騒音が増加する現象を起こしやすく、風音の低減効果につながりにくい。特に、かごの下降時においては、整風板4の傾斜角が大きいと、かごの敷居3と乗り場側の敷居がすれ違う際に、風速の変化が大きくなりバサバサという比較的低周波の騒音が階を通過するごとに発生する。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、走行時に大きく位置を変える可動部を持たず、システムも単純で、ドア前に空気が流れ込んでも、騒音が発生しにくいエレベータ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかるエレベータ装置は、昇降路と、この昇降路内を走行するかごと、このかごを走行させる走行手段と、かごの下部及び/または上部に設けられた整風手段と、かごの走行に伴って発生する風音を低減する音波発生手段を備えたものである。
【0007】
この発明にかかるエレベータ装置においては、音波発生手段は、風音と逆位相の音波を発生するよう構成することができる。
【0008】
この発明にかかるエレベータ装置においては、かごの昇降路内での位置を検知する位置センサと、昇降路内の風音発生源の位置を記憶する記憶手段を備え、かごの昇降路内の位置情報と、風音発生源の位置情報と、かごの走行速度に基づいて、音波発生手段により音波の発生を制御することができる。
【0009】
この発明にかかるエレベータ装置においては、かごと昇降路間の圧力を検知する圧力センサと、昇降路内の風音発生源の位置を記憶する記憶手段を備え、かごと昇降路間の圧力情報と、風音発生源の位置情報と、かごの走行速度に基づいて、音波発生手段により音波の発生を制御することができる。
【0010】
この発明にかかるエレベータ装置においては、音波発生手段はエレベータかごのドア敷居またはドア床に設けることができる。
【0011】
この発明にかかるエレベータ装置においては、音波発生手段は昇降路壁に設けることができる。
【0012】
この発明にかかるエレベータ装置においては、音波発生手段は乗り場側のドア敷居またはドア床に設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1は、この発明にかかるエレベータ装置の一例を説明するための図であり、より具体的にはエレベータと昇降路部分の断面図である。
【0014】
図1において、13は乗り場ドア、14は乗り場敷居、15はアクチュエータ、16はコントローラ、17はセンサである。15のアクチュエータには、スピーカなどと類似する振動板や昇圧された空気を吹き出すことが可能となる要素体を用いる。コントローラ16は速度検知手段を含んでいる。
走行時、エレベータは17のセンサにより敷居付近に来たことを検知する。コントローラ16は速度検知手段により速度を検知しており、17のセンサから送られる圧力または位置情報とエレベータの走行速度に合わせ、所定の振動を生じるようアクチュエータ15をコントロールし、適宜、音波を発生させる。整風板4下端部で発生した騒音がアクチュエータ15前部を通過する際に、アクチュエータ15近傍の圧力変化を一定に保つように、アクチュエータ15から放射される音波はコントローラ16によって調整されている。また、センサ17は風音の発生時刻を精度良く感知できる。
【0015】
図1に示された構成のエレベータ装置において、乗り場側敷居部14と整風板4またはかご敷居部3がすれ違う際に、その間に空気が流入し、気流が急激に変化する。そのとき、聴感的にバサバサといった比較的低周波の騒音が発生する。エレベータかご側の整風板4またはかご敷居3と乗り場側の敷居14などの距離が非常に小さく、整風板4またはかご敷居3と乗り場側の敷居14間の距離がかごの移動によって大きく変化し、その間を流れる気流速度が急激に変化することでこの騒音は発生しやすい。このため、この騒音の発生位置は、主に整風板4の端部およびエレベータドア敷居3にある。この騒音は、階ごとにほぼ同じ騒音を発生するので、あらかじめ発生する騒音を予測できる。
【0016】
整風板4またはかご敷居3と乗り場側敷居14との隙間が小さくなる影響で発生した騒音を、整風板4に取り付けたアクチュエータ15により、逆位相の音波を発生させ、風音の発生位置からかご内または乗り場へ伝播する経路の途中で減音させる。整風板4と乗り場側敷居14がすれ違った後で、かごのドア敷居3と乗り場の敷居14間の断面積が再び変化するために、そこを流れる気流は急激に変化する。そのため、ここでも騒音が発生する。あらかじめ予測できるこの騒音を、アクチュエータ15によって逆位相で発生させておき、かごドア敷居3で発生した風音がドア隙間から流入する際、同時にアクチュエータ15で発生した音波が隙間に流入することにより、騒音を低減する。これによりエレベータ乗りかごのドア2付近の騒音を低減するようにアクチュエータ15を振動させ、エレベータドア周りの隙間から騒音が流入しないようにできるので、非常に静粛なエレベータかごを得ることができる。
【0017】
なお、センサ17はエレベータかごの位置を把握できるものまたは発生した騒音を検知するものであり、位置を検知する場合は、特にかご下部にある必要はなく、エレベータ付随の位置制御検知器を兼用することが可能である。
【0018】
また、位置検出でアクチュエータを駆動する場合には通常速度とは異なる低速運転で移動するとき、風音がほとんど発生しないので、エレベータ移動速度が所定の速度に達した場合にのみ、アクチュエータが駆動するように構成することも可能である。この場合、低速運転時にはアクチュエータから音波が放射されないので、かご内の乗客に不快感を与えない。
【0019】
圧力検知する場合、整風板4下部と乗り場側ドア敷居14との干渉音を位置検出の代わりに使用できる。またアクチュエータ15から放射する音波の信号源として使用できる。
【0020】
また、コントローラはエレベータ下部に内蔵する必要は無く、エレベータ制御盤内や機械室の制御盤内、かご上に設置しても同じ効果を得る。
【0021】
図2はエレベータに発生する騒音のデータで、図2(a)は従来のエレベータにおける騒音の時間変化を表し、図2(b)は本装置をエレベータに組み込んだときのかご内騒音の時間変化を表している。従来のエレベータにおいては高速に移動するとほぼ1秒から2秒間隔でバサバサという風音が発生するが、本装置を組み合わせることにより騒音を約5dB低減できることが分かる。
【0022】
実施の形態2
図3において、図1と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当し、18は整風カバーである。一般に、高速エレベータではかご周りの流れをスムーズにするために丸いカバー(以降整風カバー18)をとりつける。しかし、整風カバー上部の縁と乗り場側敷居14または昇降路壁12間の距離が狭くなるため、流速が急激に変化し、かご上部でも騒音を発生する。そのため、整風カバー18内にアクチュエータ15、コントローラ16、センサ17で構成される気流制御装置を内蔵することにより図1で示した実施の形態と同じ効果を得ることができる。なお、コントローラ16は、整風カバー18内に特に内蔵する必要はなく、エレベータ制御盤や機械室内の制御盤内に設置しても同じ効果が得られる。
【0023】
また、実施の形態1で示した下部の整風板4の下端部で発生する騒音は、整風カバー18の下端部でも同じように発生する。そのため、実施の形態1と同じ効果で、整風カバー18内にアクチュエータ15、コントローラ16、センサ17で構成される気流制御装置を内蔵することにより、図1で示した実施の形態と同じ効果を得ることができる。
【0024】
実施の形態3
図4は、アクチュエータ15をかごの敷居3に配置した場合の図である。図1と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当する。エレベータかご1の外部から騒音が発生した場合、かごドア2周りの隙間を通じて騒音がかご内の乗客に達する。この場合、開閉するドア2周りの隙間は、安全性の観点から、他の隙間部よりも広く空いており、遮音対策を講じられないのが現状である。特にドア下部の隙間は遮音性能を悪くせざるを得ないため、エレベータ整風板4下部から発生する騒音は、ドア下の敷居部を通じて騒音がかご内に流入する。この狭い隙間を通過する騒音に対して、ドア敷居部に配置したスピーカなどで構成されるアクチュエータ15から、位置検知または騒音検知するセンサ17の出力信号に同期させて音波を発生させ、かご敷居3を通過する騒音を低減する。かご敷居3は狭い空間であるため、騒音はここを通過する際に、平面波として通過するため、アクチュエータ15による消音の効果は大きくなる。
【0025】
実施の形態4
図5は、アクチュエータ15をかごのドア2近くの床部に配置した場合の図である。かごの床部をパンチングメタルなど音波を通過する部材で一部構成し、ここにスピーカなどで構成されるアクチュエータ15を配置する。センサ17の出力信号に同期させて、コントローラ16によって位相補正された音波をアクチュエータ15から発生させ、ドア敷居部を通過した騒音を低減する。敷居部を透過した騒音の波面が一様である位置にアクチュエータ15を配置すると効果が大きいことが分かっており、この観点から敷居部を透過する騒音の1/4波長以下にすることが好ましい。このバサバサという風音の周波数帯域は500Hz以下の成分が多いため、アクチュエータ15とドア敷居3の距離は、200mm以下であれば良い。このセンサ17も図1で説明したものと同様、エレベータかご1の位置を把握できるものまたは発生した騒音を検知するものであり、位置を検知する場合は、特にかご下部にある必要はなく、エレベータ付随の位置制御検知器を兼用することが可能である。
【0026】
実施の形態5
図6は、アクチュエータ15を昇降路側面、つまり乗り場側のドア13の下部に配置した音波発生手段を説明するための図である。図6において、図1、及び図2と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものである。上記において説明したエレベータ整風板4またはかご敷居3と乗り場側敷居14と干渉して発生する騒音はかご内同様、乗り場側の乗客にも聞こえる。位置検知または騒音検知するセンサの出力信号に同期させて音波を発生させ、乗り場側ドア敷居14を通過した騒音を低減する。このセンサ17も図1で説明したものと同様、エレベータかごの位置を把握できるもの、または発生した騒音を検知するものであり、位置を検知する場合は、特にかご下部にある必要はなく、エレベータ付随の位置制御検知器を兼用することが可能である。
【0027】
実施の形態6
図7は、アクチュエータ15を乗り場側のドアの敷居14内部または乗り場側床に配置した音波発生手段を説明するための図である。図7において、図1、及び図2と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものである。上記において説明したエレベータの整風板4またはかご敷居3と乗り場側敷居部14と干渉して発生する騒音は、乗り場側にも伝播する。このとき、図6で説明した発明同様、乗り場側へ伝播する経路は、主として乗り場側ドアの敷居部であり、この部分にスピーカなどで構成されるアクチュエータ15を配置することが最も効果的である。この狭い隙間を通過する騒音に対して、ドア敷居14に配置したスピーカなどで構成されるアクチュエータ15から、センサ17の出力信号に同期させて音波を発生させ、乗り場側ドア敷居14を通過する騒音を低減する。乗り場側ドア敷居14は非常に狭い空間であるため、騒音はここを通過する際に、平面波として通過するため、大きな効果を得やすい。また、乗り場側床下にパンチングメタルなど音波を通過させ同時に強度を持つ部材を設け、その下部にアクチュエータを配置する。敷居部を透過した騒音の波面が一様である位置にアクチュエータを配置すると効果が大きいことが分かっており、この観点から敷居部を透過する騒音の1/4波長以下にすることが好ましい。このバサバサという風音の周波数帯域は500Hz以下の成分が多いため、アクチュエータ15とドア敷居14の距離は、200mm以下であることが望ましい。このセンサ17も図1で説明したものと同様、エレベータかご1の位置を把握できるもの、または発生した騒音を検知するものであり、位置を検知する場合は、特にかご下部にある必要はなく、エレベータ付随の位置制御検知器を兼用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、昇降路と、この昇降路内を走行するかごと、このかごを走行させる走行手段と、かごの下部及び/または上部に設けられた整風手段と、かごの走行に伴って発生する風音を低減する音波発生手段とを設け、エレベータの整風板または整風カバーと乗り場側敷居がすれ違う際に発生する騒音に対して、圧力または位置を検出し、音波発生手段から音波を発生させることにより、かご内に流入する騒音を低減でき、また、メンテナンスなどが容易になるエレベータ装置を提供することが可能になる。
【0029】
また、音波発生手段から風音と逆位相の音波を発生させることにより、かご内に流入する騒音を低減でき、また、メンテナンスなどが容易になるエレベータ装置を提供することが可能になる。
【0030】
また、音波発生手段をエレベータかごのドア敷居またはドア床に設けることにより、エレベータの整風板または整風カバーと乗り場側敷居がすれ違う際に発生する騒音に対して、圧力または位置を検出し、音波発生手段から逆位相の音波を放射することにより、かご内に流入する騒音を低減でき、また、メンテナンスなどが容易になるエレベータ装置を提供することが可能になる。
【0031】
また、音波発生手段を昇降路壁に設けることにより、エレベータの整風板または整風カバーと乗り場側敷居がすれ違う際に発生する騒音に対して、圧力または位置を検出し、音波発生手段から逆位相の音波を放射することにより、かご内に流入する騒音を低減でき、また、メンテナンスなどが容易になるエレベータ装置を提供することが可能になる。
【0032】
また、音波発生手段は乗り場側のドア敷居またはドア床にに設けることにより、エレベータの整風板または整風カバーと乗り場側敷居がすれ違う際に発生する騒音に対して、圧力または位置を検出し、音波発生手段から逆位相の音波を放射することにより、かご内に流入する騒音を低減でき、また、メンテナンスなどが容易になるエレベータ装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかるエレベータ装置の断面または斜視図である。
【図2】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の効果を説明するための図である。
【図3】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の配置を説明するための図である。
【図4】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の配置を説明するための図である。
【図5】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の配置を説明するための図である。
【図6】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の配置を説明するための図である。
【図7】 この発明にかかるエレベータ装置の音波発生手段の配置を説明するための図である。
【図8】 従来のエレベータ装置を説明するための図である。
【符号の説明】
1 かご室、2 かご室ドア、3 かご敷居、4 整風板、5 かご背面整風板、6 ロープ、7 ウィンチ、8 スプリング、9 速度検知器、10 モーター制御部、11 リミッタスイッチ、12,昇降路壁、13 乗り場ドア、14乗り場敷居、15 アクチュエータ、16 コントローラ、17 センサ、18 整風カバー

Claims (6)

  1. 昇降路と、この昇降路内を走行するかごと、このかごを走行させる走行手段と、前記かごの下部及び/または上部に設けられた整風手段と、前記かごの走行に伴って発生する風音を低減する音波発生手段と、
    前記かごの昇降路内での位置を検知する位置センサと、
    前記昇降路内の風音発生源の位置を記憶する記憶手段を備え、
    前記かごの昇降路内の位置情報と、前記風音発生源の位置情報と、前記かごの走行速度に基づいて、前記音波発生手段による音波の発生が制御されてなるエレベータ装置。
  2. 昇降路と、この昇降路内を走行するかごと、このかごを走行させる走行手段と、前記かごの下部及び/または上部に設けられた整風手段と、前記かごの走行に伴って発生する風音を低減する音波発生手段と、
    前記かごと前記昇降路間の圧力を検知する圧力センサと、
    前記昇降路内の風音発生源の位置を記憶する記憶手段を備え、
    前記かごと前記昇降路間の圧力情報と、前記風音発生源の位置情報と、前記かごの走行速度に基づいて、前記音波発生手段による音波の発生が制御されてなるエレベータ装置。
  3. 前記音波発生手段は、前記風音と逆位相の音波を発生することからなる請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記音波発生手段はエレベータかごのドア敷居またはドア床に設けられてなる請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ装置。
  5. 前記音波発生手段は昇降路壁に設けられてなる請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ装置。
  6. 前記音波発生手段は乗り場側のドア敷居またはドア床に設けられてなる請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ装置。
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