JP3782883B2 - コック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングと、該ハウジング内で回転可能なコックプラグとを備えたコックに関するものであり、該コックプラグのシーリング面は、その通常動作位置にあってはハウジングのシーリング面と接触しており、ハウジングとの着脱式接続箇所を外すことでコックプラグを通常動作位置から中間位置へ動かすことができ、この中間位置ではシーリング面同士の接触は解除され、この状態でもハウジング及びコックは接続したままの状態を保てるものである。
【0002】
【従来の技術】
分解可能なコックはドイツ実用新案No.29502279.5から知られるようになった。当該実用新案に記載されているコックのコックプラグの下方部分には、横方向に通した締付けボルトが挿設してあり、ボルトの両端はコックプラグ下方部分の円周部から突出している。
【0003】
通路溝とコックプラグの軸と交差した状態で、コックハウジング内にリリーフ(逃げ)として少なくとも1本の横溝が設けられ、この横溝はグリップ方向へ上向きとされ、締付けボルトの延長端部内へ突出している。ハウジング内のこの横溝は、一方のボルト端部の上方ストッパとなる残りのハウジング部分の下にある。
【0004】
このような構造を持つ場合、コックの個々の部品は、掃除のために分解すると、一旦互いにしっかりと接続して紛失を防いでいた。従来知られたタイプのコックは、比較的多くの部品や各種材料を必要とするなどの不都合があり、そのため比較的複雑になり且つ製造コストも高価であった。
【0005】
特にバイオや医療分野においては、様々な方法で用いることが想定されるコックは、部品同士は互いにそのままの状態を維持せねばならない一方、すすぎや消毒のために容易に分解可能にしたり、また少ない部品と低コストで製造可能なよう配慮する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、特にバイオや医療用途に適し、部品及び使用材料を極力減らすことで安価に製造でき、完全に分解することなく、個々の部品は連結したままで、コック内部をうまく洗浄及び消毒が可能なコックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るコックは、通常動作位置にあるときはハウジングと密に嵌合させ摩擦締結によりシ−ルされ、この嵌合状態を解除することにより、すすぎや消毒に適した遊嵌状態である中間位置に移動可能なコックプラグを備えたことを特徴とする。
【0008】
ここで言うコックプラグには、コックハウジングの内部に納められる制御弁に相当する部分と人間が操作するハンドル部を一体成形したものを用いることが望ましい、コックプラグは射出成形品を用いることが好ましい。そして、最適な材料の組合せを選択し、コックプラグをコックハウジングに係合させるためスナップ締結を用いるのが好ましい。このスナップ締結に用いるのは、ステンレス鋼もしくはニッケル−チタン合金またはエラストマーで構成したばね座金を用いる方法に代表され、コックプラグとコックハウジングとの間を弾性締結するようにしてもよい。
【0009】
このように、2段階の係合状態であるコックプラグとコックハウジングとの嵌合状態と遊嵌状態とすることのできるようコックプラグの位置を可動自在な係合とすることにより、通常動作位置だけでなく、コックプラグとコックハウジングとが係合したまま遊嵌状態である中間位置を洗浄位置として用いることができる。即ち、中間位置で遊嵌状態であるコックプラグ21のシーリング面とコックハウジング22のシーリング面との間に生じる隙間は、消毒やすすぎに適し、コックを完全に分解しなくともシーリング面へすすぎ手段や消毒手段を用いることができる。
【0010】
本発明に係るコックのコックプラグ形状及び、コックハウジングのラッチ手段とフレキシブルな可動性及び可撓性を有するコックプラグを用いて係合させることにより、当該コックは至極簡単にコックハウジングとの嵌合状態と遊嵌状態とを自在に作り出すことが可能である。しかも、本発明に係るコックの個々の構成部品数は、2〜3品にまで減らすことが可能となるのである。本発明に係るコックは、以下の実施形態において詳説することとする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明に係る実施の形態について説明しつつ、発明をより詳細に説明する。
【0012】
第1実施形態: 図1においてAとして示す、下方へテーパが付き且つほぼ円錐形のコックプラグ1は、該コックコックプラグを支持する形状としたコックハウジング2の受けの中にコックバルブとして可動に嵌合されている。コックハウジング2の受け及びコックプラグ1は、シーリング面1.1、2.1を互いに接触支持させた状態で、図1の実線で示す如き通常動作位置となる。コックハウジング2の下部より突出するコックプラグ1の下端6と、コックハウジング2の内壁面に第1ラッチ手段及び第2ラッチ手段3、3.1、3.2、4が設けられており、これらのラッチ手段はを用いてコックプラグ1とコックハウジング2とを嵌合させて係合を可能とした。
【0013】
このコックハウジング2は、コックハウジング2の下部内壁面に沿って環状に溝切りを施しており、これにより2つの平行な傾斜面である環状ショルダ3、3.1を備えており、環状突起部3.3、3.4が形成されている。コックプラグ1とコックハウジング2とを嵌合させると、これら環状突起部3.3、3.4は軸I−Iの方へ向きコックプラグ1の外周面と接触することにより、コックハウジング2の下部内壁面に沿って円周状に環状溝3.2が形成され、環状突起部3.3と環状突起部3.4が分離される。コックプラグ1はその下端6に環状溝9を備えており、当該溝にばね座金4をはめ込んで嵌合係止した。
【0014】
コックプラグ1をコックハウジング2に挿入すると、ばね座金4は弾性変形して、ハウジング2の環状突起部3.4を越えて押し下げられ、内部環状ショルダ3.1に沿って押し込まれ、ばね座金4はハウジング2の環状溝3.2にはまり込み、コックプラグ1とコックハウジング2とが初めてスナップ嵌めされる(中間位置b)。この中間位置bにおいて、コックプラグ1とコックハウジング2とは遊嵌状態にある。
【0015】
更に、コックプラグ1に上から加圧し押し込むと、ばね座金4は更に弾性変形して、ハウジング2の環状突起部3.3を越えて押し下げられ、外部環状ショルダ3とばね座金4のショルダによりスナップ係止される。するとコックプラグ1は、ハウジング2の中の通常動作位置aに嵌まる。この状態で、コックプラグ1とコックハウジング2とは嵌合状態となっている。
【0016】
ここで、コックプラグ1の下端6を、押し込みの反対方向であるY方向へ加圧またはコックプラグ1の上端をY方向へ引くと、このコックプラグは、組立ての場合とは逆の段階をたどって再び遊嵌状態である中間位置bに戻る。この中間位置にあっては、部分的にダッシュ記号で表示しており、部分的に図示したコックコックプラグ1とハウジング2の円錐受けとの間に空隙を生じ、環状スペース5ができ、消毒兼すすぎ手段に用いる溶液を自由に流すことが可能となる。
【0017】
中間位置にあるコックプラグ1の下端6を続けて上述のY方向へ押し上げると、弾性変形しながらばね座金4は、環状ショルダ3.1に沿って環状突起部3.4を越えて開放され、コックハウジング2の円錐受けから完全に引き出されるかまたは押出されることとなる。
【0018】
第2実施形態: 図2を用いて以下の説明を行う。コックプラグ1の上部にはハンドル10が設置されており、手でこのレバーを持ちコックプラグを軸I−Iを中心に回転させ、コックハウジング2の流路K2と重なるコックプラグ1に設けられた流路K1の幅を拡縮して流量調整を行う。コックプラグ1の流路K1を完全に塞ぐには、流路K2と流路K1が重なる部分を完全に無くせばよい。
【0019】
このような回転動作を行うコックプラグ1を中間位置bに到達させようとする場合、またはコックハウジング2の円錐受けから取り外そうとする場合、図2の実施形態A’に示すように、ある一定角度旋回させた後、更にコックプラグ1の通常動作である回転運動Xを制限するコックプラグ1自体に設けたピンまたはラグ7を、コックハウジング2の端縁部に設けた傾斜勾配を持つ突出部8の上に乗るようにすると、この傾斜勾配を持つ突出部8により、コックプラグ1は矢示Y方向へ引き上げられることになる。
【0020】
そして、コックプラグ1が引き上げられることで、弾性変形したばね座金4は環状ショルダ3を越えて環状溝3.2に嵌まり、図1で部分的にダッシュ記号を付した中間位置bに収まる。この中間位置bに達すると、コックプラグ1とハウジング2との間に空隙が生じ、図1にあると同様の環状スペース5が形成される。
【0021】
図1及び図2に示した第1実施形態A及び第2実施形態A’それぞれのコックは3個の部品のみからなる、即ちコックプラグ1、ハウジング2及びばね座金4から構成されている。このうち、ばね座金4は耐蝕性ばね鋼または非鉄金属系材料で製造したものでもよい。また、弾性材を用いたリングとしてもよい。コックプラグ1は噴射成型品とすると、製造コストを安価に抑えることができる。
【0022】
第3実施形態: 異なる実施形態である図3にBとして示したコックの構成部品は2つのみである。ハンドル10の反対側に位置するコックプラグ11の下端部は、コックプラグの回転軸を中心に矢示Z方向で示す半径方向へばねの如く弾性変形可能で、且つコックプラグの中心線である軸に沿ってコックハウジング12より突出する張出部16を有する。
【0023】
この張出部16のZ方向への弾性変形は、コックプラグ上方へと繋がるくびれ部18を設けることにより容易となる。張出部16には第1ラッチショルダ14及び第2ラッチショルダ15が形成されており、これらは図3に示すような通常動作位置にあっては必要不可欠のものであり、コックハウジング12に設けられた内向きに突出した突起部13で、コックプラグ11の第1ラッチショルダ14が係止される。
【0024】
そして、ハンドル10をコックプラグ11の上方、即ち図3に示すY方向へ引き上げるか、若しくはコックプラグ11の軸方向下部に位置する張出部16が、Y方向に加圧され押し上げられる場合、または軸方向突起部16を手でZ方向に撓ませてコックプラグ11が引上げられた場合、コックハウジング12の突起部13は、ラッチショルダ14、15間の凹部19に滑り込み、コックプラグ11は図1に述べた環状スペース5に比べ、自由なコックプラグ11とコックハウジング12との空隙部を形成しながら、遊嵌状態である図示せぬ中間位置に来る。この中間位置では、単にコックプラグ11とコックハウジング12が遊嵌状態となっているため消毒用液をコック内に流し込む場合でも、両部品11、12は完全に分解することなく連結された状態を維持している。
【0025】
本実施例に使用したコックプラグ11は、前述した中間位置から更にY方向に引張るか又は押し込まれた場合に、突起部16は再度Z方向への弾性変形を受け撓み、ラッチショルダ15は突起部13を通過し、コックプラグ11はハウジング12から完全に引抜くことができる。
【0026】
ここで用いるコックプラグ11には、ある程度可撓性のある金属材料又は有機材料の使用が求められる。従って、図3に示すコックプラグ11は、前述した金属材料だけでなく、テフロン等の生化学的に人体に影響を与えることの無いプラスチック材を射出成形部品とすることも可能である。
【0027】
第4実施形態: 次に図4を参照しながら、図中Cで示すコックについて説明する。コックプラグ21の円錐側面とコックハウジング22の円錐内面とがシーリング面となり、これは図1から図3のに示した各実施形態であるA,A’及びBとは逆向きの円錐形状となっている。即ち、これらのシーリング面は、回転体20を備えてなるコックプラグ21は上端からコックプラグ下端にかけて拡径されている。コックプラグ21は、回転軸I−Iを中心として軸方向に左右対称とするのが好ましい。コック上端の回転体20は、コックプラグ21の延長として一体形成し、スクリュドライバ用の溝を設けた。
【0028】
図4に示した通常動作位置では、コックプラグ21のシーリング面21aとコックハウジング22の受けのシーリング面22aとが密に且つ回転可能な状態とされている。回転体20と対置されて円錐状に延びるコック21下端は、中央に内腔、即ち中空部27を有するものとし、側壁部28は半径方向に可撓性を持たせた。この可撓性は、中空部27のフロア部分のテーパ付き壁部30により得られるものである。この環状の可撓性を有する側壁部28の外周部には、2つの同心且つ環状で平行に形成された環状ショルダ24、25を備えており、両ショルダは図4に示すコックが通常動作位置にあるときは、両ショルダの形状に相対するように形成されたコックハウジング22の環状ショルダ26、23に載った状態となる。
【0029】
そして、コックプラグ21を矢示Y方向に押し込むかまたは引張ると、側壁部28が弾性的に変形し、コックプラグ21は図4に示した通常動作位置から図示せぬ中間位置へ移動し、コックプラグ21の環状ショルダ24は、コックハウジング22の環状ショルダ23に入り、ハウジング及びコックプラグのシーリング面22a、21aは、遊嵌状態となるため、コックプラグ21とコックハウジング22との間には、すすぎや消毒のため溶液を流すの環状スペースができる。
【0030】
コックプラグ21を矢示Y方向に更に押し込むと、コックプラグ21の環状ショルダ24は、コックハウジング22の環状ショルダ23から外れることになり、コックプラグ21は完全にコックハウジング22から取り外される。
【0031】
コックプラグ21の可撓性のある側壁部28のばね作用を向上させるため、円周方向の当該壁部28に等間隔で放射状のスリットを付け側壁部28を形成する。または、中空部27のフロアから続けて個々の可撓性の側壁部28となる分割壁部材取り付け、スリットを形成することでもよい。図4ではコックプラグ21や、ハウジング22の受けの円錐形、及びハウジング22やコックプラグ21のラッチ手段となる環状ショルダ23〜26のサイズは、説明のために誇張して分かりやすく示してある。
【0032】
また、軸方向に左右対称である図4にCとして示すコックで用いるコックプラグ21は、例えばエラストマーを用いた射出成型品を用いることができる。この場合はのコックは、コックプラグ21とハウジング22の2個の部品だけで構成することもできる。
【0033】
以上のすべての実施形態において重要な点は、各ラッチ手段は、コックプラグが通常動作位置にあるときは、コックハウジングの受けのシーリング面と常に密に接触するようにコックプラグのシーリング面を保持するよう設計され、操作されることであり、他に保持手段またはばね手段は不必要であるところである。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るコックを使用することで、コックの構成部品数を極めて少なくし、製造コストを低減でき、しかもコックハウジング内を洗浄する際に、コックを完全に分解するすることなく容易に消毒洗浄が可能となり、分解時の部品の紛失をも防止できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コックの断面概略図である。
【図2】 コックの断面概略図である。
【図3】 コックの断面概略図である。
【図4】 コックの断面概略図である。
【符号の説明】
1 コックプラグ
2 コックハウジング
1.1、2.1 シーリング面
3.3、3.4 環状突起部
4 ばね座金
5 環状スペース
7 ラグ
8 傾斜勾配を持つ突起部
9 環状溝
14 第1ラッチショルダ
16 張出部

Claims (8)

  1. コックハウジングとコックプラグとからなるコックであり、これらコックハウジングとコックプラグとは相互に係止するための係止手段を有しており、前記コックプラグが前記コックハウジング内で軸方向可動とされるとともに前記係止手段により前記コックプラグが前記コックハウジングに対し通常動作位置と中間位置とを維持することが可能とされ、その通常動作位置では、前記コックハウジング及び前記コックプラグの両シーリング面どうしが接触した嵌合状態となり、前記中間位置では、前記両シーリング面が離隔して間隙が形成される遊嵌状態となって、該間隙に消毒洗浄液を流し込んで前記コックハウジング内及び前記コックプラグの消毒洗浄を行えるようになっており、
    前記コックプラグの形状は円錐形で且つ前記コックハウジング内に収納される部分が左右対称に形成されており、この円錐形状のコックプラグ側壁面と嵌合状態とできる内部形状を前記コックハウジングがもち、これらコックハウジングとコックプラグとを相互に係止させる係止手段は、前記コックプラグの一端の外周部に設けた第1ラッチ手段と、この第1ラッチ手段に相対する位置で前記コックハウジングの内周部に設けた第2ラッチ手段とを備え、
    前記第1ラッチ手段は、前記コックプラグの端部側壁面にコックプラグ円周方向に設けられた環状溝に弾性変形可能なばね座金を前記側壁面より突出するよう嵌着してなり、
    前記第2ラッチ手段は、第1の環状ショルダと第2の環状ショルダとを平行且つ同軸として前記コックハウジングの内壁面に形成してなり、その第1の環状ショルダと前記ばね座金とが係止して通常動作位置を維持した嵌合状態のときに、前記コックプラグの外壁面と前記2つの環状ショルダとにより、前記第1の環状ショルダ及び前記第2の環状ショルダの間に挟まれた環状溝が形成され、前記コックプラグを軸方向へ移動させることにより当該環状溝に前記ばね座金がはまり込むと、中間位置が維持されて遊嵌状態となることを特徴とするコック。
  2. 前記コックプラグは、一方向に引張り力または圧力を加えることで通常動作位置から中間位置へ移動する請求項1に記載のコック。
  3. 前記コックハウジングのリリーフに着座して通常動作位置における回転運動を制限するラグを前記コックプラグに形成してあり、該コックプラグのハンドルを持って前記制限いっぱいまで回転させたところから更に回転させると前記ラグに引張り力または圧力を加える手段として、前記コックハウジングの端縁部に傾斜勾配を持つ突出部を形成してある請求項2に記載のコック。
  4. 前記第1ラッチ手段に用いるばね座金にステンレスばね鋼を用いた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコック。
  5. 前記第1ラッチ手段に用いるばね座金にニッケル−チタン合金を用いた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコック。
  6. コックハウジングとコックプラグとからなるコックであり、これらコックハウジングとコックプラグとは相互に係止するための係止手段を有しており、前記コックプラグが前記コックハウジング内で軸方向可動とされるとともに前記係止手段により前記コックプラグが前記コックハウジングに対し通常動作位置と中間位置とを維持することが可能とされ、その通常動作位置では、前記コックハウジング及び前記コックプラグの両シーリング面どうしが接触した嵌合状態となり、前記中間位置では、前記両シーリング面が離隔して間隙が形成される遊嵌状態となって、該間隙に消毒洗浄液を流し込んで前記コックハウジング内及び前記コックプラグの消毒洗浄を行えるようになっており、
    前記コックプラグの形状は円錐形で且つ前記コックハウジング内に収納される部分が左右対称に形成されており、この円錐形状のコックプラグ側壁面と嵌合状態とできる内部形状を前記コックハウジングがもち、これらコックハウジングとコックプラグとを相互に係止させる係止手段は、前記コックプラグの一端の外周部に設けた第1ラッチ手段と、この第1ラッチ手段に相対する位置で前記コックハウジングの内周部に設けた第2ラッチ手段とを備え、
    前記コックプラグの第1ラッチ手段が平行な複数ショルダを備え且つ横方向に撓み可能 とした端部であり、前記コックハウジングの第2ラッチ手段が突起部で形成されていることを特徴とするコック。
  7. 前記コックプラグに設けられる第1ラッチ手段は、半径方向に弾性を有するよう中空環状外壁とした端部の外壁に、ラッチショルダを設けたものである請求項6に記載のコック。
  8. 前記第1ラッチ手段は、軸方向に沿った等間隔の放射状スリットを前記コックプラグのテーパ付壁部に設けて該テーパ付壁部を放射状に複数に区分することにより半径方向への弾性を付与したコックプラグ端部かならる請求項7に記載のコック。
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