JP3781959B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、アナログ入力の映像信号をディジタル信号に変換して画素変換等の信号処理をし、その信号を表示部へと送出するディジタル型の画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば液晶パネルを使った画像表示装置においては、液晶パネル部分たる表示部は、ディジタル化された映像信号(ディジタル映像信号)を要求する。このため、このようなディジタル型の画像表示装置に入力される映像信号がアナログである場合、アナログ映像信号はA/D(Analog to Digital)変換される必要がある。なお、ディジタル型の画像表示装置に入力されるアナログ映像信号の例としては、例えば、現在のパーソナルコンピュータ等の映像出力信号が挙げられる。
【0003】
このA/D変換時に用いられるサンプリングクロックは、入力アナログ映像信号に含まれた、あるいは入力アナログ映像信号から抽出されて別個に入力された、垂直同期信号および水平同期信号から生成される。なお通常、このサンプリングクロックの周波数は、アナログ映像信号の1画素(ドット)の大きさを規定するドットクロック(パーソナルコンピュータ等がドット列として映像信号を生成するときに用いた、ドットの周期を規定するクロック)の周波数と一致させて生成される。
【0004】
そして、ディジタル信号に変換された映像信号は、表示部に入力される前に、例えば画素変換や画質調整等の信号処理を受ける。
【0005】
ここでいう画素変換とは、入力されるアナログ映像信号の解像度(すなわち何ドット×何ライン)と表示部の解像度とが一致しない場合に施される、画像の拡大または縮小処理のことである。例えば、入力アナログ映像信号の解像度が640ドット×480ラインであり、表示部の解像度が1024ドット×768ラインである場合、水平方向に1024/640倍、垂直方向に768/480倍の拡大処理(画素変換)が入力アナログ映像信号に施され、表示部へと送出される。この結果、1024ドット×768ラインの表示部の画面一杯に画像が表示される。
【0006】
ただし、この画素変換の際に入力アナログ映像信号のサンプリング時のサンプリングクロックをそのまま用いてディジタル映像信号を表示部へと送出すると、640ドット×480ラインの画素分のデータしか送出できない。よって、1024ドット×768ラインの画素分のデータを表示部に送出できるように、表示部の解像度に適した(すなわち画素変換処理後の解像度を規定するための)、サンプリングクロックとは周波数の異なるデータクロックを新たに発生させ、このデータクロックを用いてディジタル映像信号を表示部へと送出する必要がある。このようにディジタル型の画像表示装置においては、映像信号処理の過程において周波数の異なる2種類のクロック信号(サンプリングクロックとデータクロック)を使用する。
【0007】
さて、入力アナログ映像信号にはノイズが重畳してしまうことがあるが、このノイズ内にデータクロックに同期する成分があると、ディジタル映像信号を信号処理して表示部へと送出する際にこのノイズ成分をもサンプリングしてしまい、表示画面上に縞模様等の妨害、すなわち、いわゆるビートノイズ(規則的なノイズ)が現れてしまう。上記のような周波数の異なる2種類のクロック信号を1チップ内で近接して発生させるようにすると、異なるクロックの周波数が互いに干渉しあいビート妨害が発生しやすい。
【0008】
勿論、一般的にはアナログ信号処理部(上記の例ではA/D変換部)をディジタル信号処理部から分離することにより対策が図られるが、IC(Integrated Circuit)の高集積化に伴い、アナログ信号処理部とディジタル信号処理部とがひとつのICの中で実現されるようになってくると、上記したようなアナログ映像信号処理部とディジタル信号処理部との分離が困難になってくる。
【0009】
さて、ビートノイズの発生を抑止可能な画像表示装置の一例として、特開平9−244586号公報に記載された技術がある。その構成を図8に示す。図8において、符号101は映像入力信号から同期信号を分離する同期分離回路、符号102は第1の位相比較器、符号103は第1のLPF(Low Pass Filter)、符号104は第1のVCO(Voltage Controlled Oscillator)、符号105は第1のカウンタである。そして、第1の位相比較器102、第1のLPF103、第1のVCO104、および第1のカウンタ105は、第1のPLL(Phase Locked Loop)106を構成する。
【0010】
また、符号107は、画像の拡大または縮小を行うピクセル変換回路である。そして、符号108は第2の位相比較器、符号109は加算器、符号110は第2のLPF、符号111は第2のVCO、符号112は第2のカウンタである。そして、第2の位相比較器108、加算器109、第2のLPF110、第2のVCO111、および第2のカウンタ112は、第2のPLL113を構成する。
【0011】
また、符号114は第2のPLL113からのクロック出力を受けて各種タイミングを発生させるタイミング発生回路、符号115は水平同期信号を分周する第1の分周器、符号116は垂直同期信号を分周する第2の分周器、符号117は第1および第2の分周器115,116からの出力の排他的論理和を演算する排他的論理和ゲートである。
【0012】
さて、この技術によれば、外部より入力されるコンポジット映像入力信号はピクセル変換回路107に入力され、ピクセル変換回路107は、第1のPLL106からのクロック(第1のVCO104からの出力であり、上記のサンプリングクロックに相当する)と第2のPLL113からのクロック(第2のVCO111からの出力であり、上記のデータクロックに相当する)とを用いて、映像入力信号の拡大または縮小の処理を行う。
【0013】
そして、後段のクロックを発生する第2のPLL113のVCO制御の電圧に、水平周期と垂直周期の排他的論理和であるトグル周期ごとに特定の量の電圧を付加することで映像信号に変調を加え、すなわち、ビート妨害が現れやすい画像に対して雑音を加え、規則的な妨害を目立たなくしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような手法では画像に対して雑音を加えているため、画像に位相ずれ(ジッタ)等の他の悪影響を及ぼしやすいという問題があった。
【0015】
そこで、この発明の課題は、画像に対して雑音を加えることなく、ビートノイズの発生を抑止することの可能な画像表示装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、アナログ映像信号が入力され、サンプリングクロックを用いて前記アナログ映像信号をサンプリングし、第1のディジタル映像信号に変換するA/D変換部と、画素変換処理後の解像度を規定するためのデータクロックを用いて、前記第1のディジタル映像信号に対して画素変換処理を行って第2のディジタル映像信号を生成する信号処理部と、前記第2のディジタル映像信号を受けて画像を表示する表示部と、前記サンプリングクロックの生成および前記データクロックの生成を制御する制御部と、書き込み可能な記憶装置とを備え、前記データクロックの周波数は前記アナログ映像信号の種類ごとに予め設定されており、前記制御部は、前記データクロックの生成の制御に際し、前記設定に基づいて前記データクロックの周波数を選択し、前記アナログ映像信号または前記アナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に、前記制御部が基づくべき前記設定の情報が前記記憶装置に記憶され、前記画像表示装置を再び作動させる際に初めて、前記情報に基づいて前記制御部が前記選択を実行する画像表示装置である。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記アナログ映像信号はドット列として入力され、前記アナログ映像信号の前記ドット列の周期を規定するドットクロックの周波数と前記データクロックの周波数とは、一方が他方の整数倍とならないように設定された画像表示装置である。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記アナログ映像信号または前記アナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に初めて、前記制御部は前記選択を実行する画像表示装置である。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記記憶装置にすでに前記制御部が基づくべき前記設定の情報が記憶されている場合には、前記アナログ映像信号または前記同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、前記設定の情報が前記記憶装置に更新して記憶される画像表示装置である。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記記憶装置にすでに前記制御部が基づくべき前記設定の情報が記憶されている場合には、前記アナログ映像信号または前記同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、前記設定の新しい情報とすでに記憶されている前記情報とが比較され、両者が異なっておれば前記記憶装置に更新して記憶される画像表示装置である。
【0022】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記アナログ映像信号の同期信号が入力され、前記同期信号から前記アナログ映像信号の種類を識別し、その識別結果を前記制御部へと送出する入力信号識別部をさらに備え、前記制御部は前記識別結果を用いて前記選択を実行する画像表示装置である。
【0023】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像表示装置であって、前記入力信号識別部はさらに、前記同期信号から前記アナログ映像信号の解像度を推定し、前記解像度の情報も合わせ用いて前記アナログ映像信号の種類を識別する画像表示装置である。
【0024】
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、記憶装置をさらに備え、前記アナログ映像信号の種類ごとに予め設定された前記データクロックの周波数の情報は、周波数対応リストとして前記記憶装置に記憶された画像表示装置である。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置であって、前記アナログ映像信号の種類ごとの前記データクロックの周波数の設定にかかわらず、前記周波数を任意に設定可能な画像表示装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
本実施の形態は、入力アナログ映像信号の種類ごとにデータクロックの周波数をビートノイズの発生しにくい値に予め設定しておき、これを周波数対応リストとして記憶し、入力されたアナログ映像信号の種類に応じて、設定された周波数を選択することで、画像に対して雑音を加えることなくビートノイズの発生を抑止することの可能な画像表示装置を実現するものである。
【0027】
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像表示装置を示す図である。図1において、符号1はドット列として入力された入力アナログ映像信号Sinをディジタル映像信号Sadに変換するA/D変換ブロック、符号2はサンプリングクロックCsを発生させるサンプリングクロック発生ブロック、符号3は入力アナログ映像信号Sinの種類(VGAやXGA等の種別)を識別するための入力信号識別ブロック、符号4はサンプリングクロックCsおよびデータクロックCdの生成を制御する制御情報ScsおよびScdを出力する制御ブロック、符号5はディジタル映像信号Sadに対し画素変換処理等の信号処理を行ってディジタル映像信号Soutとして出力する信号処理ブロック、符号6は画素変換処理後の解像度を規定するためのデータクロックCdを発生させるデータクロック発生ブロック、符号7は例えば液晶パネル部分等の表示部である。
【0028】
以下に、この画像表示装置の動作について説明する。まず、入力アナログ映像信号Sinは、A/D変換ブロック1に入力されてサンプリングされ、ディジタル映像信号Sadに変換される。
【0029】
このA/D変換に際して用いられるサンプリングクロックCsは以下のようにして生成される。すなわち、入力アナログ映像信号Sinとともに入力される入力アナログ映像信号Sinの同期信号Ssy(水平および垂直同期信号)から、入力信号識別ブロック3がその極性を判別して水平および垂直同期信号の各周波数を計測する。そして、その結果に基づいて入力アナログ映像信号の種類を識別し、識別結果の情報を信号Sdsとして出力する。そして、その信号Sdsに基づき、制御ブロック4が、サンプリングクロック発生ブロック2を制御情報Scsによって制御する。そして、サンプリングクロック発生ブロック2は制御情報Scsを受けて、図2に示すような、アナログ映像信号のドットクロックの周波数と一致した周波数のサンプリングクロックCsを生成するのである(なお、図2においてはドットクロックの位相とサンプリングクロックの位相とが180度ずれている場合を示しているが、一例であってこれに限られるものではない)。
【0030】
次に、制御ブロック4は、入力アナログ映像信号Sinの識別結果に基づいて、サンプリングクロックCsに対してビートノイズが発生しにくくなるようデータクロックCdの周波数を決定し、データクロック発生ブロック6を制御情報Scdによって制御する。そして、データクロック発生ブロック6は制御情報Scdを受けて、図2に示すようなデータクロックCdを生成する(なお、図2においてはデータクロックの周波数がサンプリングクロックの周波数の倍となる場合を示しているが、一例であってこれに限られるものではない)。なお、「ビートノイズの発生しにくいデータクロックCdの周波数」については後述する。
【0031】
そして、データクロックCdは信号処理ブロック5に与えられ、信号処理ブロック5においてディジタル映像信号Sadは、画素変換処理やその他の画質調整等の信号処理を受ける。そして、信号処理後のディジタル映像信号Soutが、信号処理ブロック5から表示部7に向けて出力され、表示部7において画像が表示される。
【0032】
さて、ビートノイズは、データクロックCdの周波数およびアナログ映像信号Sinのドット列の周期を規定するドットクロックの周波数(これはサンプリングクロックCsの周波数に一致している)のうち、一方が他方の整数倍となる場合に、またはそれに近い場合に顕著となりやすい。よって、データクロックCdを発生させる際には、この条件を満たさないような周波数を選択すべきである。
【0033】
この場合、入力されるアナログ映像信号Sinの種類とそのアナログ映像信号の種類ごとに対して使用すべきデータクロックCdの適する周波数とを実験やシミュレーションを行って求め、予め、その対応関係を設定しておき、周波数対応リストとして制御ブロック4内のメモリMMに保存しておけばよい。そして、制御ブロック4はこの周波数対応リストを参照しながら、入力されたアナログ映像信号の種類に応じて、使用するデータクロックCdの周波数を選択するようにしておく。このようにすれば、制御ブロック4が周波数対応リストを参照することで的確にアナログ映像信号の種類に応じたデータクロック周波数を選択できる。
【0034】
このような周波数対応リストの例を以下の表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
表1は、データクロックの値として32.5MHz、35MHz、37.5MHzの3つのうちいずれかの値を用いる場合を示している。例えば、ドットクロック周波数が65MHzの「XGA60」という入力映像信号に対しては、そのデータクロックの周波数は35MHzと設定されている。上述の通りここでは、ドットクロックの周波数がデータクロックの周波数の倍となってしまう32.5MHzは採用されていない。
【0037】
なお、上述のデータクロックCdの周波数の選択の過程をまとめて示したのが、図3のフローチャートである。まず、入力信号識別ブロック3が水平および垂直同期信号の各周波数を計測し、各同期信号の極性を判別する(ステップS02)。次に、入力信号識別ブロック3が入力アナログ映像信号の種類を識別し、その結果を信号Sdsとして出力する(ステップS03)。そして、信号Sdsを受けた制御ブロック4が、周波数対応リストを参照しながら、入力されたアナログ映像信号の種類に応じて、使用するデータクロックCdの周波数を選択し(ステップS04)、データクロック発生ブロック6を制御情報Scdによって制御する。そして、データクロック発生ブロック6は制御情報Scdを受けて、データクロックCdを生成する(ステップS05)。
【0038】
本実施の形態に係る画像表示装置によれば、データクロックCdの周波数がアナログ映像信号Sinの種類ごとに予め設定されており、制御ブロック4は、データクロックCdの生成の制御に際し、入力されたアナログ映像信号Sinの種類に応じて、設定された周波数を選択するので、ビートノイズの発生しにくいデータクロック周波数をアナログ映像信号の種類ごとに予め設定しておくことで、画像に対して雑音を加えることなく、ビートノイズの発生を抑止することの可能な画像表示装置が得られる。また、アナログ映像信号Sinのドットクロックの周波数とデータクロックCdの周波数とが、一方が他方の整数倍とならないように、またはその近傍の値とならないように設定されているので、ビートノイズがより発生しにくい。
【0039】
なお、本実施の形態においては、表示部7の一例として液晶パネルを挙げたが、当該表示部は、例えばプラズマディスプレイパネル(PDP)のパネル部分であってもよく、また、Light Emitting Diode(LED)ディスプレイのパネル部分であってもよい。
【0040】
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1に係る画像表示装置の変形例である。本実施の形態においては、予め設定された時間の間、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyの変化がない場合に限り、データクロックCdの周波数の切り替え処理を行う。すなわち、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyが一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に初めて、アナログ映像信号Sinの種類に応じたデータクロックCdの周波数が選択される。
【0041】
例えばパーソナルコンピュータの起動時のように、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyの種類が極めて短時間の間に切り替わる場合がある。このとき、制御ブロック4の処理速度が充分ではなくデータクロックCdの周波数の切り替え処理に要する時間がかかりすぎて、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyの切り替えに追い着かないことがある。このように、短時間で切り替わる入力アナログ映像信号または入力同期信号に対応させてデータクロック切り替え処理を行おうとすると間に合わない場合、表示画面が乱れたり、あるいは乱れた画面を見せないための黒表示のままになったりしてしまう。これを防ぐため、本実施の形態では、上述のように、予め設定された一定期間、入力アナログ映像信号または入力同期信号の変化がない場合に限り、データクロックの周波数の切り替え処理を行うのである。
【0042】
なお、本実施の形態のデータクロックの周波数の切り替え処理の過程を示したのが、図4のフローチャートである。まず、入力信号識別ブロック3により入力アナログ映像信号の種類が識別される(ステップS12)。次に、例えば制御ブロック4にタイマー機能を設けておくことで、予め設定された一定期間の間に入力同期信号Ssyに変化があるかどうか、入力信号識別ブロック3および制御ブロック4により監視する(ステップS13)。一定期間の間に入力同期信号Ssyに変化がなければ、制御ブロック4は周波数対応リストから対応するデータクロック周波数を読み出してデータクロックの周波数の切り替え処理を行う(ステップS14)。また、変化があれば、再びステップS12に戻り入力アナログ映像信号の種類の識別を行う。
【0043】
本実施の形態に係る画像表示装置によれば、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyが一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に初めて、アナログ映像信号の種類に応じた周波数が選択されるので、例えばパーソナルコンピュータの起動時のように極めて短時間で入力信号が切り替わる場合において、表示画面が乱れたり、あるいは乱れた画面を見せないための黒画面表示のままになったりすることを防ぐことができる。
【0044】
<実施の形態3>
本実施の形態は、実施の形態2に係る画像表示装置の変形例である。本実施の形態においては、入力アナログ映像信号Sinまたは入力同期信号Ssyが一定期間、同一画像の信号であり続けた後すぐにアナログ映像信号の種類に応じた周波数が選択されるのではなく、一旦、その周波数の情報をメモリ内に記憶させておく。そして、ユーザーが画像表示装置を再び作動させるとき(画像表示装置を再起動したときや、一旦、使用を終了して次に画像表示装置の電源をONにしたとき)に初めて、データクロック周波数を記憶された値に設定する。
【0045】
実施の形態2においては、予め設定された一定期間、入力信号が変化しなかったと判断した時点においてデータクロック周波数の切り替えを実施する例を述べたが、この時点においては、画像表示装置はユーザーに使用されている可能性が高い。
【0046】
一方、データクロック周波数の切り替え処理は表示画面の乱れを生じさせる。このため、ユーザーがデータクロックの切り替え処理を実施するときには表示画面の乱れを見ることになり、ユーザーに対して不快感を与えてしまうことになる。またあるいは、表示画面の乱れにより画像表示装置が故障したものとの誤解をユーザーに対して与えてしまう可能性もある。
【0047】
そこで、本実施の形態では、一定期間、入力アナログ映像信号または入力同期信号が変化しなかったと判断した場合でも直ちにデータクロックの変更処理を行うことはしない。
【0048】
図5は、本実施の形態に係る画像表示装置のデータクロックの周波数の切り替え処理の過程を示したフローチャートである。
【0049】
まず、入力信号識別ブロック3により入力アナログ映像信号の種類が識別される(ステップS22)。次に、例えば制御ブロック4にタイマー機能を設けておくことで、予め設定された一定期間の間に入力同期信号Ssyに変化があるかどうか、入力信号識別ブロック3および制御ブロック4により監視する(ステップS23)。
【0050】
一定期間の間に入力同期信号Ssyに変化がなければ、制御ブロック4は、この入力アナログ映像信号をユーザーが主として使用する信号であると判断し、この入力アナログ映像信号に対応するデータクロックの周波数の情報を周波数対応リストから読み出して、一旦、メモリMMに記憶する(ステップS24)。なお、メモリMMには不揮発性メモリなどを採用して、書き込み可能な領域を設けるようにしておけばよい。そして、画像表示装置を再び作動させるときに、データクロック周波数の切り替え処理を行う(ステップS25)。また、変化があれば、再びステップS22に戻り入力アナログ映像信号の種類の識別を行う。
【0051】
本実施の形態に係る画像表示装置によれば、アナログ映像信号または入力同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に、アナログ映像信号の種類に応じた周波数の情報が記憶装置に記憶され、画像表示装置を再び作動させる際に初めて、記憶された周波数が選択されるので、画像表示装置のユーザーがデータクロックの切り替え処理を実施しても、その時点でユーザーに対して表示画面の乱れを見せることがない。よって、ユーザーに対して不快感や、画像表示装置の故障の誤解を与えにくい。
【0052】
なお、ユーザーが、画像表示装置を使用中に入力アナログ映像信号の種類を切り替える場合がある。例えば、入力アナログ映像信号がパーソナルコンピュータからの映像出力である場合に、VGAモードからXGAモードに変更する場合などである。
【0053】
そのため、一定期間変化しない入力アナログ映像信号または入力同期信号が複数種類生じる場合もあり得る。その場合、制御ブロック4は、既に記憶されている周波数を更新して新しい方の入力アナログ映像信号または入力同期信号に対応するデータクロックの周波数を新たに記憶すればよい。
【0054】
このデータクロックの周波数の更新については、既に記憶されている周波数と同じか否かに拘わらず一定期間、同一の入力信号が継続して入力されたと判断する毎に更新してもよいし、既に記憶されている周波数と新しい方の周波数とを比較して両者が異なっていたときのみ更新してもよい。いずれの場合も、画像表示装置のユーザーが新たにアナログ映像信号の種類を切り替えた場合に、データクロック周波数を最新の設定にすることができる。
【0055】
なお、上記においてはメモリMMに記憶されるのはデータクロックの周波数の情報であるとしたが、他にも例えば入力アナログ映像信号または入力同期信号の種類の情報を記憶させておいてもよい。その場合は、画像表示装置を再び作動させたときに、制御ブロック4がメモリMMに記憶された入力アナログ映像信号の種類の情報を読み出し、周波数対応リストに基づいてデータクロック周波数の選択を実行するようにすればよい。すなわち、メモリMMに記憶されるのは、制御ブロック4が基づくべき周波数対応リストに関する情報であればよい。
【0056】
<実施の形態4>
本実施の形態も、実施の形態1に係る画像表示装置の変形例である。本実施の形態においては、同期信号だけでなく解像度を合わせ用いてアナログ映像信号の種類を識別する。
【0057】
実施の形態1においては、入力信号識別ブロック3が垂直および水平同期信号からアナログ映像信号の種類を識別し、その識別結果を制御ブロックへと送出することで、制御ブロックはアナログ映像信号の種類に応じたデータクロック周波数を選択していた。表1内の垂直および水平同期周波数に示すように、入力映像信号同士の間では通常、垂直および水平同期周波数の少なくとも一方が異なっており、同期周波数を計測すれば、アナログ映像信号の種類を的確に識別でき、その結果、制御ブロック4はその識別結果を用いて的確にアナログ映像信号の種類に応じた周波数を選択できる。
【0058】
しかし、入力映像信号同士で垂直および水平同期周波数の両方が同じとなる場合も考えられる。そこで、本実施の形態においては解像度を合わせ用いてアナログ映像信号の種類を識別するのである。
【0059】
図6は、本実施の形態に係る画像表示装置においてデータクロックCdの周波数が選択される過程を示したフローチャートである。まず、入力信号識別ブロック3が水平および垂直同期信号の各周波数を計測し、各同期信号の極性を判別する。そしてさらに、入力信号識別ブロック3は、入力された映像領域を認識して水平および垂直同期信号の各周波数と映像領域との関係から解像度の推定を行う(ステップS32)。次に、入力信号識別ブロック3が、計測した同期周波数と推定した解像度の情報とから入力アナログ映像信号の種類を識別し、その結果を信号Sdsとして出力する(ステップS33)。なお、識別に際しては、例えば水平同期周波数と水平解像度とを用いて行う、垂直同期周波数と水平および垂直解像度とを用いて行う、など適宜、同期周波数および解像度の水平、垂直を組み合わせて行えばよい。そうすれば、同期周波数および解像度が同じで識別が困難となる可能性が少ない。
【0060】
そして、信号Sdsを受けた制御ブロック4が、周波数対応リストを参照しながら、入力されたアナログ映像信号の種類に応じて、使用するデータクロックCdの周波数を選択し(ステップS34)、データクロック発生ブロック6を制御情報Scdによって制御する。そして、データクロック発生ブロック6は制御情報Scdを受けて、データクロックCdを生成する(ステップS35)。
【0061】
本実施の形態に係る画像表示装置によれば、入力信号識別ブロック3がさらに、同期信号からアナログ映像信号の解像度を推定し、解像度の情報も合わせ用いてアナログ映像信号の種類を識別するので、的確にアナログ映像信号の種類に応じた周波数を選択できる。
【0062】
<実施の形態5>
本実施の形態も、実施の形態1に係る画像表示装置の変形例である。本実施の形態においては、データクロックの周波数を外部から任意に設定出来るようにする。
【0063】
図7は、本実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。なお、図7では実施の形態1にかかる画像表示装置と同様の要素については同一符号を付している。図7に示す通り、本実施の形態の画像表示装置においては、実施の形態1にかかる画像表示装置の構成に加え、データクロック発生ブロック6にデータクロック設定値として信号Sseを与えることができるようにしている。データクロック発生ブロック6は、信号Sseを受けたときには、周波数対応リスト内のアナログ映像信号の種類ごとのデータクロックの周波数の設定にかかわらず、ユーザーの設定する任意の周波数のデータクロックを発生させる。
【0064】
このようにデータクロックの周波数を外部から任意に設定出来るようにすれば、ユーザーが画像とビートノイズの状態とを確認しながら、最適な状態にデータクロックの周波数を設定することができる。
【0065】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、データクロックの周波数がアナログ映像信号の種類ごとに予め設定されており、制御部は、データクロックの生成の制御に際し、その設定に基づいて周波数を選択するので、ビートノイズの発生しにくいデータクロック周波数をアナログ映像信号の種類ごとに予め設定しておくことで、画像に対して雑音を加えることなく、ビートノイズの発生を抑止することの可能な画像表示装置が得られる。また、アナログ映像信号またはアナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に、制御部が基づくべき設定の情報が記憶装置に記憶され、画像表示装置を再び作動させる際に初めて、その情報に基づいて制御部が選択を実行するので、画像表示装置のユーザーがデータクロックの切り替え処理を実施しても、その時点でユーザーに対して表示画面の乱れを見せることがない。よって、ユーザーに対して不快感や、画像表示装置の故障の誤解を与えにくい。
【0066】
請求項2に記載の発明によれば、ドットクロックの周波数とデータクロックの周波数とが、一方が他方の整数倍とならないように設定されているので、ビートノイズがより発生しにくい。
【0067】
請求項3に記載の発明によれば、アナログ映像信号またはアナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に初めて、制御部は選択を実行するので、例えばパーソナルコンピュータの起動時のように極めて短時間で入力信号が切り替わる場合において、表示画面が乱れたり、あるいは乱れた画面を見せないための黒画面表示のままになったりすることを防ぐことができる。
【0069】
請求項4に記載の発明によれば、記憶装置にすでに制御部が基づくべき設定の情報が記憶されている場合には、アナログ映像信号または同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、その設定の情報が記憶装置に更新して記憶されるので、画像表示装置のユーザーが新たにアナログ映像信号の種類を切り替えた場合に、データクロック周波数を最新の設定にすることができる。
【0070】
請求項5に記載の発明によれば、記憶装置にすでに制御部が基づくべき設定の情報が記憶されている場合には、アナログ映像信号または同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、設定の新しい情報とすでに記憶されている情報とが比較され、両者が異なっておれば記憶装置に更新して記憶されるので、画像表示装置のユーザーが新たにアナログ映像信号の種類を切り替えた場合に、データクロック周波数を最新の設定にすることができる。
【0071】
請求項6に記載の発明によれば、入力信号識別部が同期信号からアナログ映像信号の種類を識別し、制御部はその識別結果を用いて選択を実行するので、的確にアナログ映像信号の種類に応じた周波数を選択できる。
【0072】
請求項7に記載の発明によれば、入力信号識別部はさらに、同期信号からアナログ映像信号の解像度を推定し、解像度の情報も合わせ用いてアナログ映像信号の種類を識別するので、的確にアナログ映像信号の種類に応じた周波数を選択できる。
【0073】
請求項8に記載の発明によれば、アナログ映像信号の種類ごとに予め設定されたデータクロックの周波数の情報が、周波数対応リストとして記憶装置に記憶されているので、制御部が周波数対応リストを参照することで的確にアナログ映像信号の種類に応じた周波数を選択できる。
【0074】
請求項9に記載の発明によれば、アナログ映像信号の種類ごとのデータクロックの周波数の設定にかかわらず、周波数を任意に設定可能であるので、画像表示装置のユーザーが、画像とビートノイズの状態とを確認しながら、データクロックの周波数を最適な状態に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画像表示装置を示す図である。
【図2】 アナログ映像信号、ドットクロック、サンプリングクロックおよびデータクロックの関係を示す図である。
【図3】 実施の形態1に係る画像表示装置においてデータクロックの周波数が選択される過程を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態2に係る画像表示装置においてデータクロックの周波数の切り替え処理が行われる過程を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態3に係る画像表示装置においてデータクロックの周波数の切り替え処理が行われる過程を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態4に係る画像表示装置においてデータクロックの周波数が選択される過程を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態5に係る画像表示装置を示す図である。
【図8】 従来の画像表示装置を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換ブロック、2 サンプリングクロック発生ブロック、3 入力信号識別ブロック、4 制御ブロック、5 信号処理ブロック、6 データクロック発生ブロック、7 表示部。
Claims (9)
- アナログ映像信号が入力され、サンプリングクロックを用いて前記アナログ映像信号をサンプリングし、第1のディジタル映像信号に変換するA/D変換部と、
画素変換処理後の解像度を規定するためのデータクロックを用いて、前記第1のディジタル映像信号に対して画素変換処理を行って第2のディジタル映像信号を生成する信号処理部と、
前記第2のディジタル映像信号を受けて画像を表示する表示部と、
前記サンプリングクロックの生成および前記データクロックの生成を制御する制御部と、
書き込み可能な記憶装置と
を備え、
前記データクロックの周波数は前記アナログ映像信号の種類ごとに予め設定されており、
前記制御部は、前記データクロックの生成の制御に際し、前記設定に基づいて前記データクロックの周波数を選択し、
前記アナログ映像信号または前記アナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に、前記制御部が基づくべき前記設定の情報が前記記憶装置に記憶され、
前記画像表示装置を再び作動させる際に初めて、前記情報に基づいて前記制御部が前記選択を実行する
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記アナログ映像信号はドット列として入力され、
前記アナログ映像信号の前記ドット列の周期を規定するドットクロックの周波数と前記データクロックの周波数とは、一方が他方の整数倍とならないように設定された
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記アナログ映像信号または前記アナログ映像信号の同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けた場合に初めて、前記制御部は前記選択を実行する
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記記憶装置にすでに前記制御部が基づくべき前記設定の情報が記憶されている場合には、前記アナログ映像信号または前記同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、前記設定の情報が前記記憶装置に更新して記憶される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記記憶装置にすでに前記制御部が基づくべき前記設定の情報が記憶されている場合には、前記アナログ映像信号または前記同期信号が一定期間、同一画像の信号であり続けるごとに、前記設定の新しい情報とすでに記憶されている前記情報とが比較され、両者が異なっておれば前記記憶装置に更新して記憶される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記アナログ映像信号の同期信号が入力され、前記同期信号から前記アナログ映像信号の種類を識別し、その識別結果を前記制御部へと送出する入力信号識別部
をさらに備え、
前記制御部は前記識別結果を用いて前記選択を実行する
画像表示装置。 - 請求項6に記載の画像表示装置であって、
前記入力信号識別部はさらに、前記同期信号から前記アナログ映像信号の解像度を推定 し、
前記解像度の情報も合わせ用いて前記アナログ映像信号の種類を識別する
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
記憶装置
をさらに備え、
前記アナログ映像信号の種類ごとに予め設定された前記データクロックの周波数の情報は、周波数対応リストとして前記記憶装置に記憶された
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記アナログ映像信号の種類ごとの前記データクロックの周波数の設定にかかわらず、前記周波数を任意に設定可能な
画像表示装置。
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