JP3780709B2 - 情報記録媒体の記録再生装置及び記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体の記録再生装置及び記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCD、DVD、CD−R、CD−RWなど種類の異なる情報記録媒体を多数格納するとともに、これら情報記録媒体の記録再生を行う情報記録媒体の記録再生装置及び記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、CD−ROMに代表される光ディスクの記録再生を行う装置として、ライブラリ装置がある。図6は、かかる従来のライブラリ装置の構成を示すものである。
【0003】
同図において、ライブラリ装置50は、一般に、CD−ROMやDVD等の種類の異なる光ディスク52を多数格納するラック51と、光ディスクの種類に応じてこれの記録、再生を行うドライブ53と、光ディスクをラック51に格納する際に光ディスクが挿入されるメールスロット54と、これらラック51、ドライブ53、メールスロット54間において光ディスクを搬送するキャリア55とからなるものである。
【0004】
このようなライブラリ装置50によって光ディスク52の記録再生を行う場合は、先ず、ユーザーの選択に基づいて、キャリア55がラック51から光ディスクをドライブ53に搬送・挿入して、次いで、このドライブ53において光ディスクの種類の判別を逐次行ったうえで、記録再生を開始する。図7は、従来の光ディスクを判別する手順を示すフローチャートである。
【0005】
同図において、光ディスクの判別が開始されると(S701)、標準装備であるCD−ROMドライブが存在するか否かを判断し(S702)、あるときはこのCD−ROMドライブにディスクを挿入し(S703)、これを読み取り可能かを判断し(S704)、可能であればCD−ROM又は記録済みのCD−Rディスクに設定し(S705)、ディスクの判別を終了する(S713)。
【0006】
一方、S702でCD−ROMドライブ無しと判断したとき、又はS704で読み取り不可能と判断したときは、CD−Rドライブが存在するか否かを判断し(S706)、あると判断した場合は、このCD−Rドライブにディスクを挿入し(S707)、読み取りが可能か否かを判断し(S708)、可能であると判断したときはCD−ROM又はCD−Rディスクと設定し(S709)、ディスクの判別を終了する(S713)。
【0007】
また、S708で、読み取りが不可能であると判断したときは未記録なCD−Rディスクか否かを判定し(S710)、未記録なCD−Rディスクと判定したときはそのように設定し(S711)、ディスクの判別を終了する(S713)。
【0008】
さらに、S706でCD−Rドライブが存在しないと判断したとき、又はS710で未記録CD−Rディスクではないと判定したときは、使用不可能なディスクと設定し(S712)、ディスクの判別を終了する(S713)。
【0009】
ところで、近年にあっては光ディスク等の光学的メディアの多様化が進み、かかるライブラリ装置においても、新たな種類のメディアに対応させる必要が生じた。すなわち、従来、メディアはCD−ROM、CD−R又はCD−RWディスクが主流であったが、近年にあっては、DVD−ROM等の記録フォーマットの異なる新しいメディアが登場するに至った。
【0010】
従って、近年では、CDとDVDの両方を記録再生するマルチリード形式のドライブ装置が開発され、ライブラリ装置にもこのようなドライブ装置が備えられるようになった。すなわち、図6に示すように、ライブラリ装置50は、新たなドライブ装置を追加するための予備スロットを備えており、新たなメディアに対応したドライブ装置、例えばCD−R用ドライブ56や、DVD−R用ドライブ57などを追加することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、新たな種類のメディアは、従来のドライブ装置では読み取りが不可能であるが、キャリア55の制御は従来と同様に行われているため、キャリア55は、光ディスクの新旧の種類に関わらず、前述した手順通りに従来のドライブ装置に搬送してしまうという問題が生じた。
【0012】
例えば搬送しているメディアがDVD−ROMであっても、キャリア55は、従来通り、DVD−ROMを読み取ることができない従来のCD−ROM用ドライブ53に搬送し、CD−ROM用ドライブ53による判別動作を行い、このCD−ROM用ドライブ53では読み取ることができないと判別すると、キャリア55は、次のドライブ装置、例えばCD−ROM用ドライブ53の直上にあるCD−R用ドライブ56に搬送する。さらに、このCD−R用ドライブによっても読みとれない場合には同様の動作を順次行って、最終的にマルチリード形式のドライブ装置であるDVD−R用ドライブ57に到達し、記録再生動作の準備が終了する。
【0013】
この結果、上述した従来のライブラリ装置50では、記録再生を行う光ディスクを選択してから、記録再生が開始されるまでに長時間を要するという問題が生じた。
【0014】
そこで本発明は、係る課題を解決すべくなされたものであり、種類の異なる光ディスク等の情報記録媒体が混在するライブラリ装置における情報記録媒体の記録再生を迅速に行うことのできる情報記録媒体の記録再生装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述した課題を解決すべくなされたものであり、請求項1に係る情報記録媒体の記録再生装置は、種類の異なる情報記録媒体を多数格納する格納手段と、情報記録媒体の記録、再生を行う複数種の記録再生手段と、前記格納手段と前記記録再生手段との間で、前記情報記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を記憶する記憶手段とを有し、前記搬送手段による前記記録再生手段への搬送は、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、読み取り可能な種類の数が多い記録再生手段に優先的に前記情報記録媒体を搬送するものである。
【0016】
このような請求項1に係る発明によれば、記憶手段が記憶する情報に基づいて、読み取り可能な種類の数が多い記録再生手段に優先的に情報記録媒体を搬送するため、種類が未確認の情報記録媒体を記録再生手段に挿入しても、読み取れる確立を向上することができ、情報記録媒体の選択から記録再生までの時間を短縮することができる。
【0017】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報記録媒体の記録再生装置であって、優先的に前記情報記録媒体を搬送した記録再生装置が、該情報記録媒体を読み取ることができない場合に、この情報記録媒体を、前記記憶手段が記憶する前記種類に基づいて、該記録再生装置が読み取ることができない種類を読み取ることができる他の記録再生装置に搬送するものである。
【0018】
このような請求項2に係る発明によれば、優先的に情報記録媒体を搬送した先の記録再生手段が当該情報記録媒体を読めない場合であっても、他の記録再生手段を適切に選択することができ、記録再生の準備時間を短縮することができる。
【0019】
請求項3に係る発明は、種類の異なる情報記録媒体を多数格納する格納手段と、記録媒体の記録、再生を行う複数種の記録再生手段と、前記格納手段と前記記録再生手段との間で前記情報記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を記憶する記憶手段とを有する情報記録媒体の記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を取得しこれを前記記憶手段により記憶するステップと、前記搬送手段によって、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、読み取り可能な種類の数が多い記録再生手段に優先的に前記情報記録媒体を搬送させるステップとを含むものである。
【0020】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、優先的に前記情報記録媒体を搬送した前記記録再生装置が、該情報記録媒体を読み取ることができない場合に、この情報記録媒体を、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、該記録再生装置が読み取ることができない種類を読み取ることができる他の記録再生装置に搬送するステップを有するものである。
【0021】
このような請求項3又は4に係る発明によれば、迅速に情報記録媒体の記録再生を開始することができるという有用なプログラムの保存、実行、運搬等を容易に行うことができ、情報記録媒体の記録再生装置の制御をより簡便なものとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るライブラリ装置100の全体構成を示すものである。同図において、ライブラリ装置100は、種類の異なる光ディスク11を多数格納するラック12と、光ディスク11の記録、再生を行う複数種のドライブ1〜6を収納するスロット13と、光ディスク11を搬送するキャリア8と、これらの手段を集中的に制御するPC9とを有するものである。
【0023】
なお、本実施形態においてライブラリ装置100は、光ディスクを新たにラック12内に追加する際に光ディスクが挿入されるメールスロット7を備えている。
【0024】
上記光ディスク11は、同一外径の例えばCD、DVD、CD−R、CD−RWなど厚さ、記録方法、記録フォーマット、判別用信号の波形等が異なる種々のものであり、ラック12には、これら種類の異なる光ディスクが混在して格納される。
【0025】
ラック12は、本実施形態では、ライブラリ装置100の本体10内に1対として設けられる2つの棚状の函体であり、この内部には光ディスク11を100枚〜600枚程度保持する保持手段(図示せず)が多数設けられている。特に、これらの保持手段には、各々の位置を示すアドレス番号が付されている。
【0026】
ドライブ1、2は、本実施形態では、いずれもCD−ROM用のドライブ装置で、通常ライブラリ装置100に標準的に備えられるものである。なお、このドライブ1、2は、DVD−R等の新しいメディアを読み取ることはできないものである。また、ドライブ3〜6は、予備のスロットに追加されたCD−R用、DVD−ROM用のドライブ装置である。なお、これらドライブ1〜6の内部には、挿入された光ディスク1の種類を判別する判別手段(図示せず)が備えられている。
【0027】
キャリア8は、メールスロット7、ラック12及びドライブ1〜6の間で光ディスク11を搬送するものであり、PC9によって制御されるものである。すなわち、キャリア8はPC9の指示により、光ディスク11をラック12等から受け取り、保持し、移動した後、ドライブ1〜6等に挿入する。
【0028】
PC9は、本実施形態では、通常用いられるパーソナルコンピュータであり、本体10に対して例えばSCSIケーブル等によって接続されており、これには記憶手段としてのハードディスク9aが内蔵されている。なお、本発明において記憶手段は、かかるパーソナルコンピュータに備えられたハードディスク9aに限定されるものではなく、例えば本体10に内蔵するメモリ装置や、ディスク装置とすることもできる。
【0029】
そして、ハードディスク9aには、特に、ドライブ1〜6それぞれが読み取ることができる光ディスクの種類数が記憶されている。図2(a)に、かかる種類数を記述したマップ20を示す。
【0030】
なお、同図において、読み取り可能である場合に「1」、読み取り不可能である場合に「0」を表示する。また、マップ20における「ドライブNo」の列はスロット13に収納されているドライブ装置を特定する個々のIDナンバーを示すものであり、「ROM」とは記録済みいわゆるリードオンリーのメディアを意味し、「R」とは記録前いわゆるレコーダブルのCDもしくはDVDを意味する。
【0031】
マップ20に示すように、ドライブ1すなわちCD−ROM用ドライブは記録済みのCDのみを読み取ることができ、ドライブ3すなわちCD−R用ドライブは記録済み及び記録前のCDを読み取ることができる。また、ドライブ6すなわちDVD−R用ドライブは記録済みのCDと記録済み及び記録前のDVDを読み取ることができるが、記録前のCDを読み取ることはできない。
【0032】
このようなマップ20を作成する手順について説明する。図3は、ライブラリー装置100に取付けられたドライブ装置の種類を識別し、かかるマップ20を作成する手順を示すものである。
【0033】
同図において、ドライブの識別が開始されると(S301)、ドライブ装置のIDが取得され、ID=0から順次識別が行われる(S302)。IDが取得されるとそのドライブ装置のバージョン情報などを含む係数”inquiry”が登録されているか否かを判断し(S304)、登録済みであればRドライブに設定する。
【0034】
”inquiry”が登録されていないと判断されたときは、”inquiry”の値が05hに等しいか否かを判断し(S305)、等しいと判断したときはROMドライブに設定し(S306)、等しくないと判断したときは、”inquiry”の値が07hに等しいか否かを判断する。
【0035】
”inquiry”の値が07hに等しいと判断したときは、R/WまたはRAMドライブに設定し(S308)、等しくないと判断したときは、不明なドライブに設定する(S309)。
【0036】
各種のドライブの設定が終了した後(S304,S306,S308,S309)、読み取り可能なディスクの種類を取得し(S310)、それを記憶する(S311)。次いで、読み取り可能なディスクが最多のドライブとしてIDを記憶し(S312)、このドライブが読み取り可能なディスクの種類をパラメータ”D1”に代入する(S313)とともに、読み取り可能なディスクの種類のORをパラメータ”DT1”に代入し(S314)、各ディスクに対する読み取り可能なディスクとドライブIDマップを作成する(S315)。
【0037】
その後、記録可能なディスクの種類を取得し(S316)、記録可能なディスクが最多のドライブとしてIDを記憶し(S317)、このドライブが記録可能なディスクの種類をパラメータ”D2”に代入する(S318)とともに、記録可能なディスクの種類のORをパラメータ”DT2”に代入し(S319)、各ディスクに対する記録可能なディスクとドライブIDマップを作成する(S320)。
【0038】
読み取り・記録可能なディスクとドライブIDマップの作成が終了した後、IDが上限値より大きいか否かを判断し(S321)、大きい場合は、ドライブの識別を終了し(S322)、小さい場合は、IDの値に1を加算し、次のドライブIDの識別を行う(S323)。
【0039】
そして、キャリア8の制御は、このマップ20に記述された光ディスクの情報に基づいて行われる。すなわち、キャリア8は、ユーザーによって選択された光ディスクを搬送する際、マップ20に記述された各ドライブが読み取り可能な光ディスクの種類数に基づいて、適切なドライブ装置に搬送、挿入する。
【0040】
なお、本実施形態にあっては、このハードディスク9aには、ラック2に格納されている多数の光ディスクそれぞれの位置、種類や内容等の種類情報がテーブル30として記憶されている。図2(b)に係る種類情報を記述したテーブル30の例を示す。具体的には、本実施形態においてテーブル30には、ラック2に備えられた保持手段に付されたアドレス番号に対応した各保持手段に保持されている光ディスクの種類の他、各光ディスクの内容も記述されている。
【0041】
このような構成の本実施形態に係るライブラリ装置100において、テーブル30へ光ディスクの位置や種類等の種類情報を登録するには、以下の手順を行う。図4は、かかる光ディスク登録を行う手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態において、光ディスクの登録は、新規な光ディスクをライブラリ装置100に追加する際に行われる。
【0042】
先ず、メールスロット7に新たな光ディスクを挿入することによってディスクの登録が開始される(S401)。このとき、マップ20に基づいてドライブ1〜6のうち、リード可能なディスクの種類が最多であるドライブのIDが指定され、光ディスクはキャリア8によって指定されたドライブ装置に挿入される。本実施形態では、図2(a)に示すマップ20によればドライブ6が最もリード可能なディスクの種類が多いので、このドライブ6に優先的に挿入される。
【0043】
このドライブ6において当該光ディスクの読み取りが可能であるか否かが判断される(S403)。読み取り可能であると判断されたときは、ドライブ6に備えられた判別手段により光ディスクの種類が判別されるとともに、光ディスクに記録された内容(ボリューム名等の管理番号など)が読み出される。そして、これら光ディスクの種類や内容に関する情報は、PC9によりテーブル30に記憶される(S404)。
【0044】
S403において、当該ディスクの読み取りが不可能であると判断された場合は、他に読み取り可能なドライブが存在するか否かを判断する。具体的には、マップ20に表示された「1」又は「0」についてOR演算を行い、この演算結果を、上位(もしくは下位)のビットから順に比較して「1」が立っている部分を検出することにより、現在のドライブが読み取り不可能な種類を読みとれるドライブを検索する。
【0045】
すなわち、読み取り可能なディスクの種類を表すパラメータ”D1”と、読み取り可能なディスクの種類のORを表すパラメータ”DT”とを比較し(S406)、これらが等しくないときは、(DT-D1)の最下位ビットをBOとし(S407)、BOが1であるか否かを判断し(S408)、ドライブIDマップから他のドライブIDを指定する(S409)。
【0046】
そして、この指定されたドライブに光ディスクを搬送し、このドライブにおいて当該光ディスクを読み取ることができるかを判断する(S410)。ここで読み取ることができる場合はディスクの種類等の情報を取得し記憶し(S404)、ディスクの登録を終了する(S405)。
【0047】
S410において読み取りが不可能である場合、又はS408においてBOの値が1でない場合は、次ビットがあるか否かを判断し(S411)、次のビットがある時は、これの値をBOに代入し(S412)、S408における判断を再度行う。
【0048】
S406においてD1の値とDTの値が等しいと判断した場合、又はS411において次ビットがないと判断した場合は、当該光ディスクを使用不可能なディスクに設定し(S413)、ディスクの登録を終了する(S414)。
【0049】
その後、キャリア8は、光ディスクをドライブ1〜6のいずれかから取り出し、ラック2内の空いている保持手段へ搬送し、所定の保持手段に受け渡し、ラック2内に格納する。このとき、光ディスクを受け取った保持手段に付されたアドレス番号は、PC9に伝送され、テーブル30に登録される。
【0050】
このようにして作成されたテーブル30は、ハードディスク9aに保存することによって記憶される。
【0051】
このような本実施形態に係るライブラリ装置によれば、キャリア8の制御を、各ドライブが読み取り可能な光ディスクの種類数を記述したマップ20に基づいて行うため、光ディスク11を適切なドライブ1〜6に搬送することによって、ユーザーによる光ディスク11の選択から記録再生までの時間を短縮することができる。
【0052】
また、読み取り可能な種類の数が多いドライブに優先的に光ディスクを搬送するため、種類が未確認の光ディスクをドライブに挿入しても、読み取れる確立を向上することができ、迅速な記録再生準備をすることができる。
【0053】
なお、上記ライブラリ装置100の制御は、上述した手順をコンピュータプログラム言語によってソフトウェア化し、これを例えばPC9で実行することにより実現することができる。
【0054】
そして、このようなソフトウェアはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存することができる。ここで、記録媒体とは、図5に示すような、ROM41等のメモリ装置、フロッピーディスク42、カセットテープ43等の磁気ディスク装置、CD−ROM44等の光ディスク装置の他、プログラムを記録することができるような装置が含まれる。
【0055】
このようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、迅速に光ディスクの記録再生を開始することができるという有用なプログラムの保存、実行、運搬等を容易に行うことができ、ライブラリ装置100の制御をより簡便なものとすることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の情報記録媒体の記録再生装置及び記録再生装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、種類の異なる光ディスク等の情報記録媒体が混在するライブラリ装置における情報記録媒体の判別を行う頻度を低減させて、情報記録媒体の記録再生を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るライブラリ装置の全体構成を示す図である。
【図2】(a)は実施形態で用いられるマップを示す表であり、(b)はディスクの位置や種類を登録するテーブルを示す表である。
【図3】実施形態に係るライブラリ装置に装着されたドライブ装置を識別する手順のフローチャートを示すものである。
【図4】実施形態に係るライブラリ装置に格納されるディスクの種類を登録する手順のフローチャートを示すものである。
【図5】実施形態に係るライブラリ装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示す図である。
【図6】従来のライブラリ装置の全体構成を示す図である。
【図7】従来のライブラリ装置におけるディスクを判別する手順のフローチャートを示すものである。
【符号の説明】
1〜6 ドライブ(記録再生手段)
7 メールスロット
8 キャリア
9 PC
9a ハードディスク(記憶手段)
11 光ディスク
12 ラック(格納手段)
13 スロット
100 ライブラリ装置

Claims (4)

  1. 種類の異なる情報記録媒体を多数格納する格納手段と、
    情報記録媒体の記録、再生を行う複数種の記録再生手段と、
    前記格納手段と前記記録再生手段との間で、前記情報記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を記憶する記憶手段とを有し、
    前記搬送手段による前記記録再生手段への搬送は、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、読み取り可能な種類の数が多い記録再生手段に優先的に前記情報記録媒体を搬送することを特徴とする情報記録媒体の記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の情報記録媒体の記録再生装置であって、
    優先的に前記情報記録媒体を搬送した記録再生装置が、該情報記録媒体を読み取ることができない場合に、この情報記録媒体を、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、該記録再生装置が読み取ることができない種類を読み取ることができる他の記録再生装置に搬送することを特徴とする情報記録媒体の記録再生装置。
  3. 種類の異なる情報記録媒体を多数格納する格納手段と、記録媒体の記録、再生を行う記録再生手段と、前記格納手段と前記記録再生手段との間で前記情報記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を記憶する記憶手段とを有する情報記録媒体の記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記記録再生手段が読み取り可能な情報記録媒体の種類の数を取得し、これを前記記憶手段により記憶するステップと、
    前記搬送手段によって、前記記憶手段に記憶された前記種類の数に基づいて、読み取り可能な種類の数が多い記録再生手段に優先的に前記情報記録媒体を搬送させるステップと
    を含むことを特徴とする記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 請求項3に記載の記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、優先的に前記情報記録媒体を搬送した前記記録再生装置が該情報記録媒体を読み取ることができない場合に、
    この情報記録媒体を、前記記憶手段が記憶する前記種類の数に基づいて、該記録再生装置が読み取ることができない種類を読み取ることができる他の記録再生装置に搬送するステップを有することを特徴とする記録再生装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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