JP3779840B2 - 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。 - Google Patents

架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。 Download PDF

Info

Publication number
JP3779840B2
JP3779840B2 JP11587599A JP11587599A JP3779840B2 JP 3779840 B2 JP3779840 B2 JP 3779840B2 JP 11587599 A JP11587599 A JP 11587599A JP 11587599 A JP11587599 A JP 11587599A JP 3779840 B2 JP3779840 B2 JP 3779840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric layer
high dielectric
insulator
cross
power cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11587599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000312430A (ja
Inventor
宏明 鈴木
貴裕 桜井
道宏 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP11587599A priority Critical patent/JP3779840B2/ja
Publication of JP2000312430A publication Critical patent/JP2000312430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3779840B2 publication Critical patent/JP3779840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部の改良に関し、特に、ケーブル絶縁体と補強絶縁体との界面の電気特性を向上させることができる架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル(以下CVケーブルと称する)は、その優れた絶縁性と取扱の容易さとから超高圧電力ケーブルとして用いられている。特に275kV級の電力ケーブルとして既に長距離線路に実用化されており、また500kV級の長距離線路として布設することが計画されている。このような超高圧電力ケーブルは、きわめて高い電気的ストレスの下で使用されるため、線路に微小な欠陥があっても絶縁破壊を起こし、線路の品質を低下する。
【0003】
また、長距離線路には電力ケーブルの接続部が必要不可欠であるが、今まで275kV級の超高圧ケーブルの線路には押出しモールド型の補強絶縁体が主に用いられている。しかし、押出しモールド型の補強絶縁体を有する接続部は、補強絶縁体を現地で押出し成形する必要があるため、現地に押出し設備を設置する必要があり、作業性が低い欠点があった。
【0004】
一方、最近、接続部の補強絶縁体を工場で予め成形するプレハブ型の接続部が実用化されてきている。これは、施工時間を大幅に短縮し、補強絶縁体中の欠陥を向上で管理することができる利点を有するが、このプレハブ型の接続部の絶縁補強体とプレモールドストレスコーンとが相互に異なる材質で形成されると、両者の間で接続界面が形成され、この接続界面が高い電気的ストレスを受けると、絶縁破壊を起こして電気的弱点となる欠点がある。従って、プレモールドストレスコーンと絶縁補強体とを同じ材質で作るのが好ましいが、これらを同じ材質で作ってもこれらを形成するプロセスが異なるため、接続界面を完全になくすことができない。
【0005】
また、プレハブ型の絶縁補強体とプレモールドストレスコーンとを現地で接続部に組み込む際に、周囲の雰囲気中に含まれる異物がプレモールドストレスコーンと絶縁補強体との界面部分に混入したり、この界面部分に空隙が生じたりして絶縁特性を阻害する虞がある。特に、前者の異物の侵入を防止するためには、接続部の施工時にクリーンルームを設置する必要があるが、長距離線路では多数の接続部が必要となるので、多数のクリーンルームを設置しなければならないため、これは、接続作業に多大の費用を必要とする上に、クリンールーム内で接続作業を行っても界面での電気特性を低下するのに充分な数百μmの異物の混入を完全に防止することはきわめて困難であった。
【0006】
このような補強絶縁体とプレモールドストレスコーンとの間の接続界面の電気特性の低下を防止するために、この接続界面に高誘電体層を設けることが提案されている(特開昭60−16115号公報、実開平4−118731号公報等参照)。しかし、この高誘電体層の厚みが大きいと、特に大容量送電用の154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部に適用した場合には、この接続部内で高誘電体層が負担する電圧分担が大きくなり、この高誘電体層自体の絶縁破壊によって接続部の電気性能を低下する虞がある。
【0007】
特に、実開平4−118731号公報に記載の接続部に設けられた高誘電体層は、長手方向に厚みが不均一となっていてストレスコーンの先端に向けて厚みが大きくなっており、これは、ストレスコーンの先端に電界が集中して電界を均一化することができないため、この先端で絶縁破壊が生ずる傾向がある。
【0008】
更に、一般に、高誘電体組成物の耐絶縁性がXLPE等の他の一般的な絶縁物に比べて低く、従って高誘電体層の絶縁破壊を防止するために、補強絶縁体の絶縁厚みを一層大きくすることが考えられる。しかし、補強絶縁体の厚みを大きくすると、超高電圧ケーブルの接続部全体が大型化し、この超高電圧ケーブルを洞道内に敷設することが実用上難しくなる。また、高誘電体組成物は、高誘電性を付与するために、逆に誘電損失が大きくなり、高誘電体層の厚みが大きくなると、この誘電体層自体の誘電損失による発熱に起因する熱破壊を生ずる虞もある。従って、このような絶縁破壊及び熱破壊を生ずることがない限界の厚みを有する高誘電体層を備えたケーブル接続部は、22〜66kV程度の比較的低圧のケーブルに適用することができるにすぎない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする1つの課題は、プレモールドストレスコーンと補強絶縁体との間で絶縁破壊及び熱破壊を生ずることがなく、超高電圧に適用することができる架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の課題解決手段は、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの口出しされた架橋ポリエチレンのケーブル絶縁体の上にゴム絶縁体と半導電性ゴムのストレスコーンとが一体にして形成されたプレモールドストレスコーンを備え、更に前記プレモールドストレスコーンの上に設けられた補強絶縁体を備えた架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部であって、前記プレモールドストレスコーンのゴム絶縁体の前記補強絶縁体との接続界面を形成する側に高誘電体層を設け、前記高誘電体層は、5〜20の範囲で、前記ケーブル絶縁体、前記補強絶縁体及びゴムストレスコーンのいずれよりも高い誘電率を有し、前記高誘電体層は、0.5〜1.5mmの厚みで周方向と長手方向とにほぼ均一に形成されていることを特徴とする架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部を提供することにある。
【0011】
このように、プレモールドストレスコーンと補強絶縁体との間の接続界面に高誘電体層を有すると、この接続界面にかかる電界が均一化されるので、これらの接続界面に異物が存在したり、プレモールドストレスコーンの成形不良があってもこれらのよる電界の集中が抑制されるが、この電界の均一化は、高誘電体層の厚みを0.5mm以上として周方向及び長手方向の厚みを均一化することにより達成される。高誘電体層の厚みが0.5mmよりも小さいと、周方向にも長手方向にも高誘電体層を均一の厚みで形成することが難しい。
【0012】
また、高誘電体層の厚みが1.5mm以下とすると、154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部内での電圧分担を抑制し、高誘電体層の電圧分担が大きくなったり、誘電損失による熱破壊を生ずることがなくい。
【0013】
更に、高誘電体層の誘電率が5以上20以下としたが、これは、誘電率が5未満、特に2〜3程度では、補強絶縁体の誘電率に対する高誘電体層の誘電率の比率が小さくなるため、所望の電界緩和効果を得ることができないし、また誘電率が20を越えると、高誘電体層自体が形成する先端部分への電界の集中を生じ、絶縁破壊を起こすからである。特に、154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部では、高誘電体層の誘電率が20を越えると、それ自体の発熱による熱破壊を生ずるので好ましくない。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1は本発明に係る架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部10を示し、接続すべき2つの架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル12、12’は、コア14とその上に施された架橋ポリエチレンのケーブル絶縁体16とその上の外部導電層18(図2参照)と更にその上に設けられた保護外被20とから成ってる。これらの電力ケーブル12、12’は、コア14、ケーブル絶縁体16を段剥ぎして口出しされる。
【0015】
接続部10は、電力ケーブル12、12’の口出しされたコア14を導体圧着スリーブ22A等の適宜の手段で相互に接続して形成されたコア接続部22と、架橋ポリエチレンのケーブル絶縁体16の上にゴム絶縁体24と半導電性ゴムのストレスコーン26とが一体にして形成されたプレモールドストレスコーン28と、このプレモールドストレスコーン28の上に設けられた補強絶縁体30とを備えてる。接続部外被32は、補強絶縁体30の回りに設けられ、この接続部外被32と電力ケーブル12、12’の保護外被20、20との間に跨がって接続容器34、34’が設けられ、これらの接続容器34、34’内にはプレモールドストレスコーン28をそのテーパに沿って中央に向けて押し付けるばね36、36’が設けられている。尚、図2に示すように、補強絶縁体30の外周には外部半導電層38が設けられ、またコア接続部22の外周には高圧電極40が設けられている。
【0016】
本発明の接続部10は、プレモールドストレスコーン26と補強絶縁体30との間の接続界面に高誘電体層42を有し、この高誘電体層42は、0.5〜1.5mmの厚みと5〜20の誘電率とを有する。
【0017】
高誘電体層42を形成する材料としては、ベース樹脂にカーボンブラック及び/又は高誘電体粒子を配合した組成物を用いるのが好ましい。ベース樹脂としては、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム等の合成ゴム、VLDPE、メタロセン触媒を用いて製造されたポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体等の樹脂が掲げられる。これらは、特に、高誘電体層42を押出し成形、射出成形で成形するのに適する上に高誘電体粒子を配合し易いので好ましい。更に、高誘電体粒子としては、炭化ケイ素、酸化チタン、チタン酸バリウム、高誘電体セラミック等が掲げられる。
【0018】
このように、プレモールドストレスコーン28と補強絶縁体30との間の接続界面に高誘電体層42を有し、この高誘電体層42の厚みが0.5mm以上であると、高誘電体層42の厚みを周方向にも長手方向にも均一にすることができるので、この接続界面にかかる電界が均一化される。これは、この接続界面に異物が存在しても異物への電界の集中を有効に抑制するのに役立つ。従って、電力ケーブル12の接続部10の絶縁設計上、異物寸法の許容値が大きくなる。これは、接続作業時の異物混入の管理を容易にし、クリーンルームなしで接続作業を行うのを可能にする。
【0019】
また、高誘電体層42の厚みが1.5mm以下であると、154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部10内での電圧分担を有効に抑制し、高誘電体層42の電圧分担が大きくなったり、誘電損失による熱破壊を生ずることがなく、高誘電体層42の介在による電気特性の劣化を防止することができる。
【0020】
更に、高誘電体層42の誘電率が5未満、特に2〜3程度では、補強絶縁体30の誘電率に対する高誘電体層42の誘電率の比率が小さくなりすぎるため、所望の電界緩和効果を得ることができない。また、高誘電体層42の誘電率が20を越えると、高誘電体層42自体が形成する先端部分への電界の集中を生じ、絶縁破壊を起こす。特に、154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部10では、高誘電体層42の誘電率が20を越えると、それ自体の発熱による熱破壊を生ずるので好ましくない。従って、高誘電体層42の誘電率は5〜20であることが好ましい。
【0021】
この高誘電体層42は、図3に示すように、プレモールドストレスコーン28の成形時に一体に成形することができる。図3から解るように、この高誘電体層42は、電界が最も高くなる傾向がある接続部の端部から接続部中心付近まで延びるように形成するのが好ましい。
【0022】
次に、本発明の2つの実施例を3つの比較例及び1つの従来例と共に述べる。いずれの例でも、275kV級で1×2000mm2 のCVケーブルを加熱し直出しして段剥ぎした後に、図1に示すように、プレモールドストレスコーン28及び補強絶縁体30を組み立てて接続部10を製造した。実施例1及び2並びに比較例1及び2に用いられた高誘電体層の厚み及び誘電率並びにこれらの例と比較例3、従来例の施工方法(クリーンルームの設置の有無、異物処理の有無)は表1に掲げられた通りである。尚、異物処理は、図1の高誘電体層42上でその左端から50cm斜め上方の位置に500μmの銅粉を混入して行われた。また、この表1において比較例1の誘電体層の誘電率の項には『形成不可』と記載されているが、これは0.3mmの厚みでは高誘電体層を均一に形成することができないことを意味し、従って誘電率も測定することができなかった。
【0023】
【表1】
Figure 0003779840
【0024】
また、これらの例で形成されたCVケーブルの接続部について300kVの初期電圧と50kV/ステップの昇圧ステップで各ステップ毎に30分の保持時間を維持して交流電圧破壊試験を行ったところ、表2に示す通りの試験結果が得られた。
【0025】
【表2】
Figure 0003779840
【0026】
表2から解るように、異物処理を施さなかった実施例1では、交流電圧破壊試験結果で950kVの電圧を印加するまでステップアップしても絶縁破壊しないことが確認され、異物処理を施した実施例2では850kVの電圧を印加した後、25分間で絶縁破壊を生じたが、依然として超高電圧にも耐えることが確認された。尚、これらの実施例では、接続作業時に、クリーンルームを設置しなかった。
【0027】
一方、比較例1は、表1に示すように、高誘電体層の厚みが0.3mmであったため、高誘電体層を均一に形成することができないので、交流電圧破壊試験に供することができなかった。比較例2では高誘電体層の厚みが4mmと比較的大きく、クリーンルームを設置しないで異物処理を施さないでも、表2に示すように、650kVの印加電圧で12分後絶縁破壊が生じた。更に、比較例3では高誘電体層を用いることなく、クリーンルームを設置して接続作業を行い、異物処理を行って絶縁破壊試験を行ったところ、更に低い550kVの印加電圧で15分後に絶縁破壊を生じた。また、比較例4では、厚みが0.7mmと本発明の範囲にあるが、誘電率が35と大きい高誘電体層を用い、クリーンルームを設置することなく、また異物処理を行うことなく絶縁破壊試験を行ったところ、実施例の破壊電圧よりも相当に低い800kVの印加電圧で21分後に絶縁破壊した。最後に、従来例では、比較例3と同様に、高誘電体層を用いることなく、クリーンルームを設置して接続作業を行ったが、異物処理を行うことなく絶縁破壊試験を行ったところ、950kVの印加電圧でも絶縁破壊を生ずることがなかった。このように、従来例では、実施例1と同様に高い破壊電圧に耐えることができるが、クリーンルームを使用するので、接続作業が煩雑となることが解る。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、上記のように、プレモールドストレスコーンと補強絶縁体との間の接続界面に高誘電体層を有し、この高誘電体層の厚みを0.5mm以上としたので、高誘電体層の厚みを周方向にも長手方向にも均一にすることができ、この接続界面にかかる電界が均一化されるので、この接続界面に異物が存在しても異物への電界の集中を有効に抑制するのに役立ち、従って電力ケーブルの接続作業時の異物混入の管理を容易にし、クリーンルームなしで接続作業を行うことができる。
【0029】
また、高誘電体層の厚みが1.5mm以下であるので、154kV以上の超高電圧ケーブルの接続部内での電圧分担を有効に抑制し、高誘電体層の電圧分担が大きくなったり、誘電損失による熱破壊を生ずることがなく、高誘電体層の介在による電気特性の劣化を防止することができる。
【0030】
更に、高誘電体層の誘電率が5以上であるため、所望の電界緩和効果を得ることができ、また高誘電体層の誘電率が20以下であるため、高誘電体層自体が形成する先端部分への電界の集中を生じることがない上に、高誘電体層自体の発熱による熱破壊も生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部の断面図である。
【図2】 本発明の要部の拡大断面図である。
【図3】 高誘電体層が一体に成形されたプレモールドストレスコーンの拡大断面図である。
【符号の説明】
10 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部
12 電力ケーブル
12’ 電力ケーブル
14 コア
16 ケーブル絶縁体1
18 外部導電層
20 保護外被
22 コア接続部
22A 導体圧着スリーブ
24 ゴム絶縁体
26 半導電性ゴムのストレスコーン
28 プレモールドストレスコーン
30 補強絶縁体
32 接続部外被
34 接続容器
34’ 接続容器
36 ばね
36’ ばね
38 外部半導電層
40 高圧電極
42 高誘電体層

Claims (1)

  1. 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの口出しされた架橋ポリエチレンのケーブル絶縁体の上にゴム絶縁体と半導電性ゴムのストレスコーンとが一体にして形成されたプレモールドストレスコーンを備え、更に前記プレモールドストレスコーンの上に設けられた補強絶縁体を備えた架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部であって、前記プレモールドストレスコーンのゴム絶縁体の前記補強絶縁体との接続界面を形成する側に高誘電体層を設け、前記高誘電体層は、5〜20の範囲で、前記ケーブル絶縁体、前記補強絶縁体及びゴムストレスコーンのいずれよりも高い誘電率を有し、前記高誘電体層は、0.5〜1.5mmの厚みで周方向と長手方向とにほぼ均一に形成されていることを特徴とする架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。
JP11587599A 1999-04-23 1999-04-23 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。 Expired - Fee Related JP3779840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11587599A JP3779840B2 (ja) 1999-04-23 1999-04-23 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11587599A JP3779840B2 (ja) 1999-04-23 1999-04-23 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000312430A JP2000312430A (ja) 2000-11-07
JP3779840B2 true JP3779840B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=14673334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11587599A Expired - Fee Related JP3779840B2 (ja) 1999-04-23 1999-04-23 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3779840B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW588488B (en) 2001-11-27 2004-05-21 Fujikura Ltd Connecting structure for electrical connection power cable, connecting device and manufacturing method of connecting device
US6979707B2 (en) 2003-03-17 2005-12-27 Fujikura Ltd. High-permittivity rubber compounds and power cable members
JP4495514B2 (ja) * 2004-05-13 2010-07-07 昭和電線ケーブルシステム株式会社 ケーブル終端部
CN101340035B (zh) 2007-07-02 2010-08-25 3M创新有限公司 适配器、具有该适配器的电缆连接器和电缆连接器组件
CN101388536B (zh) 2007-09-11 2013-05-29 3M创新有限公司 连接器靴套和具有该连接器靴套的电缆连接器组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000312430A (ja) 2000-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102005113B1 (ko) 절연 조성물 및 이를 포함하는 전기 케이블
RU2628332C2 (ru) Изоляционный состав, изоляционное изделие, способ их изготовления и комплектующее изделие для электрического кабеля на их основе
CN108604786B (zh) 用于具有热塑性绝缘的电缆的接头及其制造方法
RU2396619C1 (ru) Адаптер электрического силового кабеля и способ его использования
EP2752448A1 (en) Field grading layer
JP3779840B2 (ja) 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部。
KR101824309B1 (ko) 절연된 전기 고전압 dc 터미네이션 또는 조인트의 제조 방법
JP4043670B2 (ja) 複合碍管及びcvケーブル乾式終端接続部
JPH1141779A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部
CN108447603A (zh) 一种电动汽车充电用耐高温柔性电缆
JP3029203B2 (ja) 架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続部及び端末部
JP3803287B2 (ja) 電力ケーブルの接続部の構造
JP2001069658A (ja) プレモールド型ゴム絶縁筒およびそれを用いたプラスチック絶縁電力ケーブル接続部
JP2000299920A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部
JP4227244B2 (ja) 半導電性組成物を用いた直流用絶縁ケーブル
US10388431B2 (en) Method for preparing an HVDC accessory
JP2000228813A (ja) 電力ケーブルの接続方法
JP2639649B2 (ja) 電力ケーブルの接続部の形成方法
JP3543985B2 (ja) レントゲンケーブルの製造方法
CN110999004B (zh) 电力电缆及其制造方法及电力电缆的连接构造
JPH0720326B2 (ja) ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法
JPH0199428A (ja) 直流ケーブル接続体
JPH05325649A (ja) 油井用丸型電気ケーブル
JPH0429448Y2 (ja)
JP2021193855A (ja) ゴムユニット、ケーブル接続構造、ゴムユニットの製造方法およびケーブル接続構造の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees