JP3777538B2 - トンネル自動弁装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル内に設置された水噴霧ヘッドに加圧消火用水を供給して噴霧させるトンネル自動弁装置に関し、特に、ヘッドから噴霧することのないテスト放水をしながら遠隔点検するトンネル自動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネル内水噴霧設備で使用する自動弁装置としては、例えは図8に示すものがある(特開平2000−120898号)。
【0003】
図8において、トンネル自動弁装置は、自動弁110、テスト制水弁111、圧力調整弁112、パイロット弁130、手動起動弁132、三方切替弁134、自動排水弁136、テスト放水弁138及び圧力スイッチ140を備える。
【0004】
この自動弁装置の点検は、機器設置場所まで保守点検担当者が出向き、次の手順で行う。
(1)テスト制水弁111のハンドルを回し、全閉にしてヘッドから放水しないようにする。
(2)テスト放水弁138のレバーを回し、全開状態にする。
(3)パイロット弁130を遠隔で開けるか、手動起動弁132を開くかし、圧力調整弁112に1次加圧水を供給して自動弁110を起動する。自動弁110が起動すると、弁体が開くことでテスト放水弁138からドレインに加圧水が流れテスト放水が行われる。尚、点検時には三方切替弁134をテスト放水弁138側に切替えることで圧力調整弁112を切離しており、したがって圧力調整は行わない。もし圧力調整を行う場合は、三方切替弁134を取り除くことで、圧力調整弁112により2次圧を規定圧力に調整するように自動弁110の弁体が開閉調整される。
(4)自動弁110の起動によるテスト放水が圧力スイッチ140のオン信号から確認できたら、パイロット弁130を閉じて自動弁110を全閉に戻す。
(5)続いて、テスト放水弁138を閉にし、テスト制水弁111を開にして点検を終了する。この際、自動弁110の2次側からテスト放水弁138間にある消火用水は、自動排水弁136が開くことでドレインに排水される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のトンネル自動弁装置の点検には、次の問題があった。
【0006】
まず係員がトンネル内の自動弁装置の設置場所まで出向く必要があり、点検に時間と労力が掛かる。また自動車が走行している中で係員が点検作業をしなければならず、危険性がある。更に、テスト放水を圧力スイッチ140でオン信号で確認しているが、圧力スイッチ140は2次圧が加われば直ちにオンするように設定しており、テスト放水の際には、2次圧を規定圧力に調整する自動弁の圧力調整機能は確認できなかった。
【0007】
本発明は、遠隔操作により自動弁の2次圧力調整を含む機能点検を可能とするテスト放水を行うトンネル自動弁装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は、次のように構成する。本発明は、トンネル内に設置された水噴霧ヘッドに加圧消火用水を供給して噴霧させるトンネル自動弁装置であって、圧力調整弁による制御圧を受けて2次圧を規定圧力に調整する圧力調整機構を備えた自動弁と、自動弁の2次側に配置され、外部からの制御圧を抜いた状態で弁体を開放し、制御圧を加えた状態で弁体を閉鎖する制水制御機構を備えたテスト制水弁と、定常時に第1位置に切替えられてテスト制水弁の制水制御機構に加わる制御圧をドレイン側に排出して開放させ、点検時には第2位置に切替えられて前記自動弁の2次側をドレインに連通して消火用水を流すテスト放水弁と、点検時に開放し、テスト制水弁の制水制御機構に制御圧を供給して閉鎖させる点検用制御弁と、点検時に開放し、自動弁の1次圧を圧力調整弁に供給して自動弁の2次圧調整を行わせるパイロット弁と、点検開始時に、テスト放水弁、点検用制御弁及びパイロット弁の遠隔操作により、テスト制水弁を閉鎖した状態で自動弁の2次側からテスト放水弁を介してドレインに消火用水を流しながら自動弁の2次側圧力を規定圧に調整するテスト放水動作を行わせて確認する点検制御部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
このような本発明のトンネル自動弁装置によれば、テスト放水に必要な各弁の操作は全て遠隔で行うことができ、係員がトンネル内の自動弁装置の設置場所まで出向く必要がなくなり、点検に要する時間と労力の低減ができる。また自動車が走行しいてる中での点検作業が不要となり、係員が危険に晒されることもない。勿論、ヘッドからは散布しないが、自動弁からドレインに加圧消火用水を流すテスト放水による遠隔点検ができるので、自動弁の実際の作動が確認できる。更に、点検用制御弁の漏水による制御圧を受けてテスト制水弁が開方向に誤動作することを確実に防止することができる。
【0010】
また本発明のトンネル自動弁装置は、自動弁の2次側からテスト放水弁に至るテスト放水配管に圧力センサを設け、点検制御部は、テスト放水動作中に圧力センサで検出した2次圧の値に基づいて自動弁の圧力調整動作を確認する。
【0011】
このようにテスト放水の際に圧力センサの数値を読取ることによって、自動弁の2次圧を一次側圧の変動に関わらず規定値に保つ圧力調整が正常に働いているか否かを確認できる。
【0012】
またテスト制水弁の制水制御機構は、ハンドルによる手動操作で弁を開閉する手動開閉機構を備えている。このため自動弁が故障した時などの緊急時に放水停止ができるバックアップ機能が提供される。
【0013】
テスト制水弁は、開閉位置を検出するリミットスイッチを備え、点検制御部はリミットスイッチの開閉検出に基づいてテスト制水弁の動作を確認する。これにより遠隔点検は、テスト制水弁の全閉や全開を確認しながら行われ、テスト制水弁が完全に閉じていない状態で自動弁を起動してヘッドから放水してしまうような事態を防止できる。
【0014】
また自動弁についても、開閉位置を検出するリミットスイッチを備え、点検制御部はリミットスイッチの開閉検出に基づいて自動弁の動作を確認できるようする。これにより遠隔点検の際に自動弁の開閉状態が分り、例えば点検を終了してテスト制水弁を開いてよいか等の判断が適切にできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるトンネル自動弁装置の実施形態を示した説明図である。図1において、中央監視室などに設置された防災制御盤1には消火制御部2と点検制御部3が設けられ、伝送部4を介して、トンネル内の水噴霧ヘッドに対し設置している自動弁設備5に制御信号の供給と各種の検出信号の受信を行っている。尚、消火制御部2及び点検制御部3は、防災制御盤1に設けているMPUのプログラム制御により実現される。
【0016】
自動弁設備5は、自動弁10とその2次側にテスト制水弁11を設けており、自動弁10の1次側には図示しない給水配管によって加圧水が供給され、テスト制水弁11の2次側には例えばトンネルの50メートル単位に設置された放水区画ごとに設置した複数の水噴霧ヘッドを分岐接続している。
【0017】
自動弁10には制御アクチュエータとして動作する圧力調整機構15が設けられる。圧力調整機構15は、シリンダ内にピストン16を設け、弁体24側に第1シリンダ室18を形成し、外側にスプリング22を組み込んだ第2シリンダ室20を形成している。この第2シリンダ室20はピストン16のロッド内の内部通路により自動弁10の2次側と連通している。
【0018】
自動弁10の起動・停止は、1次側から分岐した配管に設けている止め弁26、オリフィス28に続いて設けた防災制御盤1側から遠隔制御される電動弁を用いたパイロット弁30の開閉で行われる。パイロット弁30と並列には手動起動弁32が設けられている。パイロット弁30の2次側は圧力調整弁12を経由して自動弁10の第1シリンダ室18に接続されている。
【0019】
圧力調整弁12は、1次圧ポートP1、シリンダポートCL、パイロットポートPL、2次圧ポートP2を備える。1次圧ポートP1にはパイロット弁30及び手動起動弁32の2次側が接続され、パイロット弁30または手動起動弁32を開くことで自動弁10の1次側の加圧水が供給される。
【0020】
シリンダポートCLは自動弁10の第1シリンダ室18と接続される。パイロットポートPL及び2次圧ポートP2は自動弁10の2次側と接続される。圧力調整弁12はパイロット弁30または手動起動弁32を開放して1次側の加圧水を受けた状態で動作し、第1シリンダ室18に1次側加圧水を供給して弁体24を開いて起動し、弁体24を開いた後は2次側圧力の値を、内蔵したスプリングで設定した規定値を保つように調整する。
【0021】
圧力調整弁12に対し設けている閉鎖遅延弁13は、パイロット弁30または手動起動弁32を閉じて自動弁10を停止する際に、第1シリンダ室18から自動弁10の2次側に戻る流れを絞ることによってピストン16の戻りを遅延させ、弁体24による急激な閉鎖を防ぐようにしている。このような圧力調整弁12としては、例えば特開平2000−120898号の構造のものを使用することができる。
【0022】
次に自動弁設備5における遠隔点検のための構成を説明する。まず自動弁10の2次側に設置されたテスト制水弁11は、点検制御部3からの信号によりテスト開始時に遠隔的に閉じることができる。テスト制水弁11の制水制御機構40に対しては、防災制御盤1側から遠隔制御される電動弁を用いた点検用制御弁44を介して自動弁10の1次側の加圧水が供給できるようにしている。
【0023】
定常状態で点検用制御弁44は閉じており、制水制御機構40に対する制御用の加圧水は供給されておらず、このためテスト制水弁11は全開となっている。点検時、遠隔制御により点検用制御弁44を開いて1次側の加圧水を制御圧として供給すると、制水制御機構40が動作してテスト制御弁11を閉じる。テスト制御弁11の弁の開閉はリミットスイッチ42で検出され、この開閉検出信号は防災制御盤1に出力される。
【0024】
また点検時にはヘッドから放水せずに実際に加圧水を流してテスト放水を行うため、テスト放水弁38が設けられている。テスト放水弁38は防災制御盤1側から遠隔制御可能な三方切替弁で構成されており、テスト放水弁38は、第1切替ポート38a、第2切替ポート38bを持ち、定常時は第1切替ポート38aをポート38cに連通する第1位置に切替わっており、点検時には第2ポート38bをポート38cに連通する第2位置に切替わる。
【0025】
テスト放水弁38の第1切替ポート38aにはテスト制水弁11の制水制御機構40が配管接続される。またテスト放水弁38の第2切替ポート38bには自動弁10の2次側が配管接続される。更にテスト放水弁38のポート38cはドレインに配管接続される。
【0026】
このためテスト放水弁38は、定常時にあっては切替ポート38aをポート38cに連通する第1切替位置にあることから、テスト制水弁11の制水制御機構40をドレインに連通し、テスト制水弁11を開状態に保持させている。
【0027】
したがって、点検用制御弁44に漏水があった場合でも、テスト制水弁11の制水制御機構40、テスト放水弁38を介してドレインに流れるため、漏水による制御圧を受けてテスト制水弁11が開方向に誤動作することを確実に防止できる。
【0028】
点検時には遠隔制御によりテスト放水弁38は第2切替ポート38bをポート38cに連通する第2切替位置に切り替わることから、自動弁10の2次側をドレインに連通し、点検時に起動した自動弁10の2次側からテスト放水弁38を通ってドレインに加圧水を流すテスト放水経路を作り出し、これによってヘッドから放水することなく実放水による遠隔試験を可能とする
また自動弁10の2次側の配管からドレインに至る配管には自動排水弁36を設けている。自動排水弁36は1次側に水圧が加わっていない状態で開いており、水圧が加わると自動的に閉じる。このため定常時にあっては、自動弁10は閉じていることから自動排水弁36に水圧は加わらず、従って自動排水弁36は開いて常時ドレイン側に連通している。
【0029】
このため自動弁10に漏水があったとしても、この漏水は自動排水弁36を通ってドレインに流れるため、自動弁10の漏水によりテスト制水弁11を通って水噴霧ヘッドから漏水するような事態を防ぐようにしている。
【0030】
更に自動弁10の2次側からテスト放水弁の第2ポート38bに接続した配管の途中には圧力センサ46と圧力スイッチ14が設けられている。圧力スイッチ14は自動弁10が起動して2次側に所定値以上の圧力が加わるとオンし、この圧力検出信号は防災制御盤1に出力される。圧力センサ46は自動弁10の2次側圧力を検出しており、この圧力検出信号は、防災制御盤1に出力される。
【0031】
したがって、点検時によるテスト放水の際には圧力調整弁12によって調整された自動弁10の2次側の圧力を検出圧力値から確認することができる。更にこの実施形態にあっては、自動弁10についてもリミットスイッチ25を設けており、自動弁10の開閉が検出できるようにしている。このリミットスイッチ25による自動弁10の開閉検出信号も防災制御盤1に出力される。
【0032】
図2は図1の自動弁設備5の具体的な実施形態の説明図であり、図3にその側面図を示している。
【0033】
図2において、自動弁10とテスト制水弁11が縦方向に連結配置され、自動弁10の下部の1次側には加圧水の供給配管が連結されることとなり、また自動弁10の上部となる2次側には水噴霧ヘッドに対する配管が接続されることになる。
【0034】
自動弁10に対しては起動・停止を行うためのパイロット弁30と手動起動弁32が並列的に設けられ、その先に圧力調整弁12を設けている。また自動弁10の右側には、遠隔点検のために使用するテスト放水弁38、点検用制御弁44、圧力スイッチ14、圧力センサ46が設けられている。
【0035】
自動弁10の上部に配置されたテスト制水弁11は、左側にリミットスイッチ42を設けている。このリミットスイッチ42は全閉リミットスイッチ42aと全開リミットスイッチ42bを備えている。全閉リミットスイッチ42aはレバー43aを持ち、また全開リミットスイッチ42bはレバー43bを備えている。
【0036】
テスト制水弁11の左側のロッドにはインジケータ74が装着されており、このインジケータ74は図示の全開位置でレバー43bを倒すことで全開リミットスイッチ42bをオンしている。テスト制水弁11が全閉になると、インジケータ74は外側に移動してレバー43aを倒すことで全閉リミットスイッチ42aをオンする。
【0037】
図4は、図2,図3のテスト制水弁11の断面図である。テスト制水弁11はボディ48の下部に1次ポート52を持ち、上部に2次ポート54を持っており、内部流路の途中に仕切壁50を形成し、仕切壁50の開口部に弁座シート56を装着している。
【0038】
弁座シート56の右側には、ボディ48に固定されたシリンダ64に対し摺動自在なピストン部62と一体に弁体58が設けられている。弁体58の外周の弁座シート56のシート面に相対した位置にはシートリング60が装着されている。ピストン62の背後のシリンダ室は制御ポート55に連通しており、テスト制水弁11を閉じる場合には制御ポート55に1次側の加圧水を供給する。
【0039】
弁体58の左側にはガイドロッド66が取り付けられている。ガイドロッド66は弁座シート56の中を通って、その先端を外部に突出し、外部突出部分にインジケータ74を装着している。またボディ48の左側のガイドロッド66の取り出し部分にはケース68が装着され、この中にスプリング70を装着し、ガイドロッド66を弁体58の方向に押圧している。
【0040】
ガイドロッド66の左端のインジケータ74の装着位置の外側にはキャップ72が固定され、キャップ72の外側に取付板76によって全閉リミットスイッチ42aと全開リミットスイッチ42bを取り付けている。なお全閉リミットスイッチ42a及び全開リミットスイッチ42bは図2のようにレバー43a,43bを備えるが、図4にあっては省略している。
【0041】
ボディ48の右側のシリンダ64の端部を閉鎖するカバー77には、ガイドロッド66と同軸にハンドル軸78がねじ込まれている。ハンドル軸78はネジ部78aに続くロッド部78bの先端をピストン部62の底部に挿入しており、通常時はナット82による締め付けでハンドル軸78をカバー77に対し位置決め固定している。またハンドル軸78の右側の突出部分の先端には操作ハンドルを取り付けるためのハンドル取付部80が設けられている。
【0042】
テスト制水弁11は、制御ポート55に対し外部から加圧水を供給することでピストン部62をスプリング70に抗して左方向に押圧し、弁体58のシートリング60を弁座シート56のシート面に押圧することで弁を閉じることができる。
【0043】
これに加えて制御ポート55からの加圧水の供給による開閉ができなくなった場合には、ハンドル軸78のハンドル取付部80にハンドルを装着し、ナット82を緩めることでハンドル軸78をねじ込むように回転すると、ロッド部78bにより弁体58を左方向に押圧移動し、これによってシートリング60を弁座シート56のシート面に押し付ける位置までハンドル軸78を回し込むことで手動により閉鎖することができる。もちろん、閉鎖後にハンドル軸78を逆方向に回転すれば、手動により開くことができる。
【0044】
次に図1の実施形態における動作を火災時と遠隔点検時に分けて説明する。まず防災制御盤1に設けた消火制御部2による火災時の動作を説明する。火災時、消火制御部2は、まずパイロット弁30を開放制御する。パイロット弁30の開放により自動弁10の1次側の加圧水が圧力調整弁12を通って自動弁10の第1シリンダ室18に入り、ピストン16がスプリング22に抗して左側に移動し、弁体24を開き、これによって自動弁10が開放する。自動弁10が開放すると1次側の加圧水が2次側に流水し、全開状態によるテスト制水弁11を通って水噴霧ヘッドへと流れる。
【0045】
自動弁10は全開方向となるため、2次側の圧力値は1次側の圧力値に近付く。一方、2次側の加圧水がパイロットポートPLに入るが、この2次側の圧力値が設定圧力より高い場合、圧力調整弁12は1次圧ポートP1とシリンダポートCLの間の流路を閉じる。
【0046】
このため、パイロット弁30から圧力調整弁12を通って自動弁10の第1シリンダ室18に対する加圧水の供給が止まり、第1シリンダ室18の加圧水は圧力調整弁12を通って2次側に排出することで圧力が下がり、スプリング22によるピストン16の戻りで弁体24の開度が小さくなる。これによって2次側圧力値が減少し、設定値に近付く。
【0047】
2次側圧力値が設定値より小さくなると圧力調整弁12が開方向に動き、これによって第1シリンダ室18に加圧水が入り、自動弁10は開方向に動く。このような圧力調整弁12による自動弁10の開閉調整の繰り返しで2次側圧力を設定値に調整する。
【0048】
水噴霧ヘッドからの噴霧を停止したい場合にはパイロット弁30を閉鎖制御する。パイロット弁30を閉じると自動弁10の第1シリンダ室18の加圧水が圧力調整弁12のシリンダポートCLから外部接続している閉鎖遅延弁13を通り、更にパイロットポートPLから2次側に流れるが、このとき閉鎖遅延弁13が絞りとして機能して第1シリンダ室18からの流れ出しを遅れさせ、これによって自動弁10をゆっくりと閉鎖する。
【0049】
次に防災制御盤1に設けた点検制御部3による遠隔点検時の動作を説明する。遠隔点検時の際には、まず三方切替弁で構成されるテスト放水弁38を遠隔制御で第2切替ポート38bをポート38cに連通する第2位置に切り替える。これによって自動弁10の2次側がテスト放水弁38を通ってドレインに連通し、テスト放水可能な状態を作り出す。
【0050】
同時にテスト制水弁11における制水制御機構40をドレインから切り離すことで、点検用制御弁44を開して自動弁10の1次側から供給される加圧水による閉鎖可能状態を作り出す。
【0051】
次に点検用制御弁44を遠隔で開制御する。点検用制御弁44の開制御により1次側の加圧水が制水制御機構40に供給され、図4に示したように、制御ポート55からピストン部62の背後のシリンダ室に加わることでスプリング70に抗して弁体58を左側に移動し、弁座シート56にシートリング60を押圧することで1次ポート52と2次ポート54の間を閉じて全閉となる。
【0052】
このテスト制水弁11の全閉はリミットスイッチ42で検出される。具体的には、図2の全閉リミットスイッチ42aがインジケータ74によるレバー43aの作動でオンする。次に遠隔でパイロット弁30を開制御する。これにより圧力調整弁12が動作し、自動弁10が開放する。
【0053】
自動弁10の開放により加圧水は1次側から2次側に加わるが、このときテスト制水弁11は全閉状態にあるため水噴霧ヘッド側には流れず、テスト放水弁38を通ってドレインに加圧水が流れる。自動弁10は圧力調整弁12による制御圧を受けて2次側圧力値を設定値に調圧制御するが、このときの2次側圧力の値を圧力センサ46で読み取り、正常値にあるか否かを防災制御盤1の点検制御部3で確認することができる。
【0054】
点検の終了は、まずパイロット弁30を遠隔で閉制御する。これにより自動弁10が閉鎖される。続いて点検用制御弁44を遠隔で閉制御する。これによってテスト制水弁11の制水制御機構40に対する制御圧としての加圧水の供給が断たれる。
【0055】
次にテスト放水弁38を、第1切替ポート38aをポート38cに連通する第1位置に遠隔で切り替える。このため、テスト制水弁11の制水制御機構40に加わっていた加圧水がテスト放水弁38を通ってドレインに排水され、テスト制水弁が開く。リミットスイッチ42によりテスト制水弁11が全開となったことを確認し、一連の点検動作を終了する。
【0056】
更に図1の防災制御盤1に設けた点検制御部3による自動弁設備5の点検動作の詳細を、図5,図6及び図7のフローチャートを参照して説明すると次のようになる。自動弁設備5は、このフローチャートの処理に基づき自動的に点検されることになる。
【0057】
図5において、点検をスタートすると、ステップS1でテスト放水弁38を、第2切替ポート38bをポート38cに連通する第2位置に切り替える制御を行い、ステップS2で例えば20秒経過をチェックする。即ちテスト放水弁38としては電動弁による切替えであることから、所定時間を越える切替時間を必要とし、この時間経過をステップS2でチェックしている。20秒を経過すると、ステップS2で点検用制御弁44を開制御する。これによってテスト制水弁11の制水制御機構40に加圧水が供給され、閉制御が開始される。
【0058】
そこで、ステップS4でリミットスイッチ42からテスト制水弁11の全閉検出をチェックし、全閉でない場合には、ステップS5で1分を経過したか否かチェックし、1分を経過する前に全閉検出が得られれば、ステップS4からステップS6に進んでパイロット弁30の開制御を行う。ステップS5で1分間を経過してもテスト制水弁11の全閉検出がない場合には、ステップS7でテスト用弁類の故障と判断する。
【0059】
ステップS6でパイロット弁30を開くと、ステップS8で圧力スイッチ14のオンをチェックする。正常に自動弁10が開けば圧力スイッチがオンすることから、図6のステップS9に進む。
【0060】
一方、図1の実施形態のように、自動弁10にリミットスイッチ25を設けている場合には、更に点線で示すステップS101〜S103の処理を行う。即ち、ステップS101で自動弁10の開をリミットスイッチ25の閉鎖を示すリミットスイッチのオフでチェックし、ステップS102で10秒を経過してもオフ信号が得られない場合には、ステップS103で自動弁10の作動不良と判断する。10秒を経過する前に自動弁10の開が検出されると、ステップS8の圧力スイッチのチェックに進む。
【0061】
図6のステップS9にあっては、自動弁10が起動した後の圧力調整弁12による設定圧の調整動作により得られる2次圧の圧力センサ46による圧力値が、予め定めた合格範囲内にあるか否かチェックしている。合格範囲内にあれば一連の点検処理を終了し、点検前の状態に戻すための点検完了シーケンスを開始する。
【0062】
一方、図5のステップS8の圧力スイッチのオンについては、図6のステップS10に進んで10秒経過したか否かチェックしており、10秒以内に圧力スイッチ14がオンすれば、ステップS9に進んで圧力センサ46の圧力値のチェックを行う。10秒を経過しても圧力スイッチ14がオンしない場合には、ステップS11で圧力スイッチ14の不良表示を行う。
【0063】
また圧力スイッチ14が作動せず且つステップS9で判断した圧力センサ46による圧力値も合格範囲を外れている場合には、ステップS12で両者の論理積をとって、ステップS13で自動弁故障表示を行い、動作不良とする。一方、ステップS9で圧力値が合格範囲内になかった場合には、ステップS14で圧力調整不良表示を行う。更にステップS9で圧力値が合格範囲内にあった場合には、ステップS15で自動弁動作の正常表示を行う。
【0064】
点検完了シーケンスを開始した場合には、まずステップS16でパイロット弁30を閉制御し、これによって自動弁10が閉じられる。自動弁10の閉鎖制御後については、ステップS17で圧力スイッチ14のオフをチェックしており、ステップS18で50秒を経過する前にオフとなれば、図7のステップS19に進む。
【0065】
また図1の実施形態のように自動弁10にリミットスイッチ25を設けていた場合には、更に点線で示すステップS104〜S106の処理が加わる。ステップS104にあっては、リミットスイッチ25のオンによる自動弁10の閉鎖をチェックしており、ステップS105で50秒を経過してもリミットスイッチがオンにならない場合には、ステップS106で自動弁が閉できず、自動弁動作不良であることを表示する。50秒を経過する前に自動弁10の閉鎖が検出されると、ステップS17の圧力スイッチのチェックに進む。
【0066】
ステップS17で圧力スイッチ14がオフとなり、図7のステップS19に進んだ場合には、圧力センサ46の圧力値が予め定めた下限値以下か否かチェックする。下限値以下であればステップS20に進む。ステップS19で圧力値が下限値以下とならない場合には、ステップS30で圧力調整不良表示を行う。
【0067】
またステップS18で圧力スイッチ14が50秒を経過してもオフにならなかった場合には、図7のステップS27に進み、圧力スイッチ不良表示を行う。更にステップS28で圧力スイッチ不良と圧力値の下限値以下への低下が得られなかった場合には、両者の論理積に基づいてステップS29で自動弁故障表示を行って動作不良と判定する。
【0068】
圧力スイッチ14がオフし且つ圧力センサ46による圧力値も下限値以下であった場合には、ステップS20で点検用制御弁44を閉制御し、制水制御機構40に対する加圧水を遮断する。続いてステップS21でテスト放水弁38を第1切替ポート38aをポート38cに連通する第1切替位置に切り替え、これによってテスト制水弁11の制水制御機構40に加わっていた加圧水がドレインに排出され、自動弁10が閉鎖を始める。
【0069】
次にステップS22でテスト制水弁11の開放に必要な例えば10秒間の経過を待って、ステップS23に進み、テスト制水弁11がリミットスイッチ42による全開検出に基づき開か否かチェックする。開でない場合には、ステップS24で1分経過をチェックし、その間に開となれば、ステップS25で点検終了とし、点検正常終了表示を行う。ステップS24で1分を経過してもテスト制水弁11の開がリミットスイッチ42で検出されなかった場合には、ステップS26に進み、テスト制水弁閉異常とする。
【0070】
ステップS31では、図5のステップS7におけるテスト用弁類故障、ステップS103における自動弁動作不良、図6のステップS13における自動弁故障、ステップS106における自動弁動作不良、図7のステップS29の自動弁故障、更に、ステップS26のテスト制水弁閉異常について点検中止を行い、点検中止表示と初期復旧動作を行う。
【0071】
初期復旧動作は、図6の点検完了シーケンス、即ち、ステップS16に戻ることで行われる。このように防災制御盤1に設けてあるMPUのプログラム制御により、遠隔から自動弁設備の点検を自動的に迅速且つ確実に行うことができるため、点検作業を大幅に効率化することができる。
【0072】
尚、上記の実施形態にあっては、テスト制水弁11として、消費電力を少なくするために点検用制御弁44の開制御によって加圧水を導入して開放する水圧式の制水制御機構40を使用しているが、これ以外に電動式の制水制御機構や空気圧式の制水制御機構を備えたものであっても良い。
【0073】
また図1の実施形態にあっては、自動弁10に閉鎖位置を検出するリミットスイッチ25を設けているが、このリミットスイッチ25は必ずしも設ける必要はない。リミットスイッチ25を設けていない場合には、図5,図6のステップS101〜S106の処理が除かれることになる。
【0074】
また上記の実施形態にあっては、テスト放水配管に圧力スイッチ14と圧力センサ46を設けているが、圧力センサ46の圧力値が所定値を越えた場合に自動弁10開と判断するようにすれば、圧力スイッチ14の機能を兼ねることができ、圧力スイッチ14を不要とすることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、係員がトンネル内の自動弁設置場所まで出向く必要がなくなり、点検に要する時間と労力を低減することができる。また自動車が走行している中での点検作業が不要となり、危険性を回避することができる。
【0076】
またテスト放水をしながら遠隔点検ができるため、自動弁の実際の作動を確認でき、火災時における自動弁の動作を補償することができる。またテスト放水の際の自動弁の2次側の圧力を圧力センサの数値によって読み取ることで、放水の際の自動弁の調圧性能、設定値の確認ができ、火災時にヘッドから適正な放水圧力で放水できるか否かが点検時に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトンネル自動弁装置の実施形態の説明図
【図2】本発明のよるトンネル自動弁装置の具体的構成の説明図
【図3】図2の側面図
【図4】図2のテスト制水弁の断面図
【図5】図1の点検制御部による点検制御のフローチャート
【図6】図5に続くフローチャート
【図7】図6に続くフローチャート
【図8】従来装置の説明図
【符号の説明】
1:防災制御盤
2:消火制御部
3:点検制御部
4:伝送部
5:自動弁設備
10:自動弁
11:テスト制水弁
13:閉鎖遅延弁
12:圧力調整弁
14:圧力スイッチ
15:圧力調整機構
16:ピストン
18:第1シリンダ室
20:第2シリンダ室
22:スプリング
24:弁体
25,42:リミットスイッチ
26:止め弁
28:オリフィス
30:パイロット弁
32:手動起動弁
36:自動排水弁
38:テスト放水弁(三方切替弁)
40:制水制御機構
42a:全閉リミットスイッチ
42b:全開リミットスイッチ
43a,43b:レバー
44:点検用制御弁(電動弁)
46:圧力センサ
48:ボディ
56:弁座シート
58:弁体
60:シートリング
62:ピストン部
64:シリンダ
66:ガイドロッド
70:スプリング
74:インジケータ
76:取付板
78:ハンドル軸
80:ハンドル取付部
Claims (5)
- トンネル内に設置された水噴霧ヘッドに加圧消火用水を供給して噴霧させるトンネル自動弁装置に於いて、
圧力調整弁による制御圧を受けて2次圧を規定圧力に調整する圧力調整機構を備えた自動弁と、
前記自動弁の2次側に配置され、外部からの制御圧を抜いた状態で弁体を開放し、制御圧を加えた状態で弁体を閉鎖する制水制御機構を備えたテスト制水弁と、
定常時に第1位置に切替えられて前記テスト制水弁の制水制御機構に加わる制御圧をドレイン側に排出して開放させ、点検時には第2位置に切替えられて前記自動弁の2次側をドレインに連通して消火用水を流すテスト放水弁と、
点検時に開放し、前記テスト制水弁の制水制御機構に制御圧を供給して閉鎖させる点検用制御弁と、
点検時に開放し、前記自動弁の1次圧を前記圧力調整弁に供給して前記自動弁の2次圧調整を行わせるパイロット弁と、
点検開始時に、前記テスト放水弁、前記点検用制御弁及び前記パイロット弁の遠隔操作により、前記テスト制水弁を閉鎖した状態で前記自動弁の2次側から前記テスト放水弁を介してドレインに消火用水を流しながら前記自動弁の2次側圧力を規定圧に調整するテスト放水動作を行わせて確認する点検制御部と、を備えたことを特徴とするトンネル自動弁装置。 - 請求項1記載のトンネル自動弁装置に於いて、
前記自動弁の2次側から前記テスト放水弁に至るテスト放水配管に圧力センサを設け、前記点検制御部は、前記テスト放水動作中に前記圧力センサで検出した2次圧の値に基づいて前記自動弁の圧力調整動作を確認することを特徴とするトンネル自動弁装置。 - 請求項1記載のトンネル自動弁装置に於いて、前記テスト制水弁の制水制御機構は、ハンドルによる手動操作で弁を開閉する手動開閉機構を備えたことを特徴とするトンネル自動弁装置。
- 請求項1記載のトンネル自動弁装置に於いて、前記テスト制水弁は、開閉位置を検出するリミットスイッチを備え、前記点検制御部は前記リミットスイッチの開閉検出に基づいてテスト制水弁の動作を確認することを特徴とするトンネル自動弁装置。
- 請求項1記載のトンネル自動弁装置に於いて、前記自動弁は、全開及び全閉位置を検出するリミットスイッチを備え、前記点検制御部は前記リミットスイッチの開閉検出に基づいて自動弁の動作を確認することを特徴とするトンネル自動弁装置。
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