JP3776829B2 - 携帯端末を利用した身分証明システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの携帯端末装置を利用し利用者の身分証明を可能にする携帯端末を利用した身分証明システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サービスの利用者がサービス提供を受ける際に身分証明書を提示しなければならない場合がある。レンタルビデオや書留め郵便の配達があった場合に不在であるときの配達した郵便局での郵便物の受け取りなどがその例である。このような場合に提示する身分証明書としては住民票、運転免許証、健康保険証等の印刷物であり、これら身分証明書は前記サービスの利用者がサービス提供を受ける際にあらかじめ所持していなければならないものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、サービスの利用者がサービス提供を受ける際に身分証明が必要な場合の身分証明は、以上のように住民票、運転免許証、健康保険証等などの印刷物を提示することで行なっていたので、身分証明書をあらかじめ用意して所持していない場合には、提示を求められても提示できないという課題があった。また、車の運転免許証などは、免許を取得することの可能な年齢制限があり、この年齢制限を下回る年齢の者は運転免許証を取得することが出来ず、また、運転免許証を取得していたとしても例えばペーパドライバーであるような場合には所持率もよくないという課題があった。
【0004】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、印刷物である身分証明書を用いることなく本人の身分証明を容易に実現できる携帯端末を利用した身分証明システムを提供することを目的とする。
また、サービスを提供する側が、サービス利用者の情報の収集や、サービス利用状況の分析を容易に行えるようにした携帯端末を利用した身分証明システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯端末を利用した身分証明システムは、身分証明を要求されている利用者の身分証明を携帯端末を利用して行う身分証明システムであって、前記利用者の電話番号、パスワードを含む識別情報をあらかじめ登録する第1登録手段と、前記利用者の本人顔写真を含む身分証明データを登録する第2登録手段と、前記利用者の携帯端末から送信されてきた前記携帯端末の電話番号およびパスワードが、前記第1登録手段に登録されている電話番号およびパスワードと一致するか否かを判定し、前記電話番号とパスワードが一致すると発行番号、前記第2登録手段に登録されている前記利用者の身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信し、前記発行番号と前記身分証明データとを表示する一方、身分証明を要求している側の身分証明要求側端末から送信されてきた発行番号と前記利用者の携帯端末の電話番号と、前記利用者の携帯端末へ送信した発行番号とその携帯端末の電話番号とをもとに、前記利用者の携帯端末へ送信した前記身分証明データの発行元の確認を行い、その確認結果を前記身分証明要求側端末へ送信し、前記電話番号と前記パスワードが一致しない場合には、前記発行番号と前記身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信しない処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明の携帯端末を利用した身分証明システムは、身分証明を要求されている利用者の携帯端末から送信されてきた前記携帯端末の電話番号およびパスワードが、第1登録手段に登録されている電話番号およびパスワードと一致するか否かを判定し、前記電話番号とパスワードが一致すると発行番号、第2登録手段に登録されている前記利用者の身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信し、前記発行番号と前記身分証明データとを表示する一方、身分証明を要求している側の身分証明要求側端末から送信されてきた発行番号と前記利用者の携帯端末の電話番号と、前記利用者の携帯端末へ送信した発行番号とその携帯端末の電話番号とをもとに、前記利用者の携帯端末へ送信した前記身分証明データの発行元の確認を行い、その確認結果を前記身分証明要求側端末へ送信し、また、前記電話番号と前記パスワードが一致しない場合には、前記発行番号と前記身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信しないようにすることで、印刷物による身分証明書の提示を不要にし、印刷物による身分証明書を用いることなく本人の身分証明を容易にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について説明する。
この実施の形態の携帯端末を利用した身分証明システムは、身分証明を要求する側、すなわちサービスを提供する側に対しサービス利用者が行う身分証明の提示を携帯電話機を利用して瞬時に実現するものである。各種カード発行およびレンタルショップの会員証の発行時などには身分証明書の提示を求められるが、そのときに、運転免許証および健康保険証等を持参していない人は再度出直しになってしまう。このような状況は、各種カード発行およびレンタルショップ業者としても顧客獲得のチャンスを逃してしまうことになる。そこで携帯電話機を利用しサービス利用者の身分証明を行うことが出来、しかもサービスを提供する側ではサービス利用者が所有する携帯電話機を利用し会員証を発行することなくサービスを提供でき、またサービス利用者の側では会員証などのカード類を使用することなく携帯電話機によりサービスを利用できるものである。
サービスの利用者は、第三者からの身分証明書の要求に対して携帯電話機のiモード機能を利用しWeb接続後、自分の情報を引き出し、自己の身分証明を携帯電話機を利用して実現する。
【0008】
図1は、この実施の形態の携帯端末を利用した身分証明システムの構成を示すシステム構成図であり、図に示すように利用者10の携帯電話機(携帯端末)1と認証センター20のデータベースサーバおよび要求者30のWeb端末40より構成されており、それぞれインターネット100を介して接続されている。
利用者10とは要求者30に身分証明書の提示を求められている人で、身分証明書は保持しておらず携帯電話機1のみを保持している。要求者30の要求に対して利用者10の携帯電話機1のiモード機能を利用し、認証センター20に接続し、利用者10すなわち自分を証明する身分証明データを受信し要求者30に提示する。
【0009】
図2は、この実施の形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センタ20の構成を示すブロック図であり、図に示すように認証センター20は、処理装置(第1登録手段、第2登録手段)101、電話番号登録データベース(第1登録手段)102、パスワード登録データベース(第1登録手段)、情報登録データベース(第2登録手段)104および写真登録データベース(第2登録手段)105より構成されている。処理装置101は情報処理装置であり、利用者10からの接続に対しての要求を自動評価し発行番号を付加し、利用者10の要求に対して情報を送信する機能を有する。
【0010】
電話番号登録データベース102には利用者10の電話番号があらかじめ登録されている。パスワード登録データベース103は利用者10のパスワードがあらかじめ登録されている。情報登録データベース104は利用者10の氏名、生年月日、本籍、住所があらかじめ登録されている。写真登録データベース105は利用者10の写真があらかじめ登録されている。認証センター20は利用者10の情報が正式な認証センター20から発行された正式な証明書なのかどうかの確認にも使用される。要求者30は利用者10に対して身分証明書提示を求めている人であり、各種カード発行およびレンタルショップの業者等を示す。また、Web端末40等を利用し、利用者10の携帯電話機と接続後、利用者10の提示する身分証明(携帯電話機)の内容を自データベースに取り込むこと、および身分証明を確認することが出来る。身分証明を確認し取り込むことにより要求者30の顧客データベースが自動的に作成され、顧客管理等に利用できる。今まで要求者30が顧客データベースを作成する際の入力ミス、顧客データベースの作成に関する工数が削減される。今までは免許証のコピー等を取っていた作業工数や紙を使用する経費等が削減される。
【0011】
Web端末40とは、Web接続機能、レジ機能、宛名印刷プリンタ、バーコードハンドスキャナーおよび携帯電話機接続ケーブルが接続されている端末を示す。Web接続機能とはインターネットを利用して、認証センター20と接続できる機能である。レジ機能とは利用者10がサービスを利用する際に発生する費用処理の会計処理に使用される機能である。宛名印刷プリンタ50とはWeb端末40上の顧客リストにダイレクトメールを郵送する際に利用するプリンタを示す。バーコードハンドスキャナー60とは利用者10が商品を利用する際に商品に付けられたバーコードを読み取る装置を示す。携帯電話機接続ケーブルとは利用者10の携帯電話機1と要求者30のWeb端末40を接続するケーブルを示す。
【0012】
次に、動作について説明する。
図3および図4は、この実施の形態の携帯端末を利用した身分証明システムの動作を示すフローチャートであり、このフローチャートに従って動作を説明する。
先ず、利用者10は利用したいサービスを要求者30に要求する。これに対し要求者30は利用者10に対し身分証明の提示を要求する(図3のステップS1)。利用者10は身分証明要求に対し携帯電話機1のiモード機能を利用し、図6、図7、図8に示す画面を操作し認証センター20に接続する(ステップS2)。
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12は、iモード機能を利用して認証センター20に接続する場合の携帯電話機1のディスプレイ画面の一例を示す。
【0013】
認証センター20は前記接続要求に対して、パスワードを要求する(ステップS3)。図9は、認証センター20からパスワードが要求される場合の携帯電話機1のディスプレイ画面の一例を示す。利用者10は前記ディスプレイ画面上でパスワードを入力し送信する(ステップS4)。認証センター20は利用者10から送信された電話番号とパスワードを検索し(ステップS5)、間違っていたらパスワード誤りを表示し、パスワードの要求を再度行う(ステップS6)。利用者10は前記ディスプレイ画面上でパスワードの再入力を行う(ステップS7)。図10は、パスワードが一致しない場合に表示されるデータ画面の一例を示す。一方、ステップS5において、電話番号とパスワードが一致すると発行番号を含む身分証明データを送信する(ステップS8)。この身分証明データには本人写真のURLも添付されており、この身分証明データは利用者10の携帯電話機1のディスプレイ画面上に表示される(ステップS9)。図11および図12は身分証明データが表示された利用者10の携帯電話機1のディスプレイ画面の一例を示す。図11と図12に示すディスプレイ画面の関係は、図11に示す本人写真のURLを押下すると(ステップS10)、図12に示すように認証センター20にあらかじめ登録されている本人写真データが認証センター20から送られてくる(ステップS11)。そして、本人写真データや発行番号を含む身分証明データが表示される(ステップS12)。
【0014】
この本人写真データが表示されている状態で、利用者10は携帯電話機1を要求者30に提示する(図4のステップS13)。要求者30は、利用者10より渡された携帯電話機1をWeb端末40に接続し(ステップS14)、利用者10のデータの確認および取り込みを行う(ステップS15、ステップS16、ステップS17、ステップS18)。この結果、要求者30のWEB端末40の顧客管理情報メニューより各種メニューを選択することにより、顧客情報を容易に収集でき表示できる。
【0015】
図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20、図21、図22、図23は、Web端末40のディスプレイへ表示出力される画面図であり、図13に示すように要求者30がWeb端末40の顧客管理情報メニューの“1.顧客データ一覧”を選択すると、今まで登録された顧客情報が確認できる。また、要求者30のWEB端末40の“2.顧客データ取込み”を選択すると、図14に示すように利用者10の携帯電話機1より顧客情報や写真データの取り込みが出来る。また、要求者30のWeb端末40の顧客管理情報メニューの“3.証明書確認”により、利用者10の携帯電話機1の電話番号と発行番号を送信することが出来る(ステップS19)。この電話番号および発行番号は、要求者30のWeb端末40に接続後、顧客管理情報メニューの“3.証明書確認”を選択すると、図15に示すディスプレイ画面により利用者10の携帯電話機1から電話番号および発行番号が自動的にダウンロードされ図16に示すように表示される。そして、図16に示す画面のOKキー押下後、データが認証センター20へ送信される。
【0016】
認証センター20は前記データを受信後、本当にその証明書が有効かどうかを発行番号と電話番号をもとに確認する(ステップS20)。認証センター20から発行されたものでなければ、証明書負データを送信し、図17に示すように要求者30のWeb端末40上に赤くメッセージを強調させる(ステップS21)。
この場合、要求者30は、再度、Web端末40の顧客管理情報メニューの“3.証明書確認”により、利用者10の携帯電話機の電話番号と発行番号を送信することが出来る(ステップS22)。一方、認証センター20から発行されたものなら、その証明書が当認証センターにおいて発行されたものであることを証明する旨の証明書正データを送信し、図18に示すように要求者30のWeb端末40上にメッセージを表示する(ステップS23)。
【0017】
図5は、この実施の形態の携帯端末を利用した身分証明システムのサービス利用時の具体例を示すフローチャートである。要求者30はレンタルビデオショップと仮定して利用者10はビデオをレンタルする人と仮定する。あらかじめ利用者10の顧客情報は要求者30のWeb端末40に登録されているものとする。利用者10はレンタルしたいビデオを要求者30に持っていく(ステップA1)。要求者30は利用者10の携帯電話機1を要求する(ステップA2)。利用者10は携帯電話機1を提示する(ステップA3)。要求者30は利用者10から渡された携帯電話機1をWeb端末40に接続する(ステップA4)。そして、要求者30のWeb端末40で図13に示す接続後顧客管理情報メニューの“4.証明書確認”を選択すると図19に示す画面がWeb端末40に表示され、さらにOKキーが操作されると携帯電話機1の電話番号より利用者10が検索され(ステップA5)、Web端末40の顧客情報にデータがなければ図20に示す画面を表示し、また、Web端末40の顧客情報にデータがあれば図21に示すような表示形態で前記データを表示する。データ表示後、Web端末40の画面に表示された写真画像と本人を比較し、本人確認をとりレンタル料金を請求する(ステップA7)。携帯電話機1の電話番号とWeb端末40の顧客情報とデータが一致しなければ、図20に示す画面を表示し、登録するまでビデオがレンタルできない。ビデオがレンタル可能であり、レンタルされれば、利用履歴をWeb端末40に登録し(ステップA8)、図22に示すように利用件数、年齢層、レンタルランキングおよび個人消費金額等を容易に抽出できる。この履歴により、今後の営業活動の分析が容易に出来ることになる。また、要求者30のWeb端末40の顧客管理情報メニューの“6.宛名印刷”を選択すると図23に示すように顧客の宛名が容易に印刷できる。
【0018】
以上のように、この実施の形態によれば、携帯電話所持率を利用し瞬時に本人確認ができ、身分証明書や会員証の代わりとして利用できる携帯端末を利用した身分証明システムを提供できる効果がある。また、利用者10の個人データを要求者30が取り込むことによりデータの収集および利用、分析が容易になる携帯端末を利用した身分証明システムを提供できる。また、信頼する認証センターを使えば公的証明書にも利用できる携帯端末を利用した身分証明システムが提供できる効果がある。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、利用者の電話番号、パスワードを含む識別情報をあらかじめ登録する第1登録手段と、前記利用者の本人顔写真を含む身分証明データを登録する第2登録手段と、前記利用者の携帯端末から送信されてきた前記携帯端末の電話番号およびパスワードが、前記第1登録手段に登録されている電話番号およびパスワードと一致するか否かを判定し、前記電話番号とパスワードが一致すると発行番号、前記第2登録手段に登録されている前記利用者の身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信し、前記発行番号と前記身分証明データとを表示する一方、身分証明を要求している側の身分証明要求側端末から送信されてきた発行番号と前記利用者の携帯端末の電話番号と、前記利用者の携帯端末へ送信した発行番号とその携帯端末の電話番号とをもとに、前記利用者の携帯端末へ送信した前記身分証明データの発行元の確認を行い、その確認結果を前記身分証明要求側端末へ送信し、前記電話番号と前記パスワードが一致しない場合には、前記発行番号と前記身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信しない処理手段とを備えるように構成したので、印刷物である身分証明書を用いることなく本人確認が容易になり、身分証明を要求している側では、利用者の情報の収集、分析が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムの構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムのサービス利用時の具体例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図7】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図8】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図9】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図10】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図11】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図12】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムにおける認証センターに接続する場合の携帯電話機のディスプレイ画面の一例を示す。
【図13】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図14】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図15】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図16】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図17】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図18】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図19】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図20】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図21】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図22】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【図23】本発明の実施の一形態の携帯端末を利用した身分証明システムを利用する際にWeb端末40のディスプレイへ表示出力される画面図である。
【符号の説明】
1……携帯電話機(携帯端末)、10……利用者、20……認証センター、40……Web端末40(身分証明要求側端末)、30……要求者、101……処理装置(第1登録手段、第2登録手段)、102……電話番号登録データベース(第1登録手段)、103……パスワード登録データベース(第1登録手段)、104……情報登録データベース(第2登録手段)、105……写真登録データベース(第2登録手段)。

Claims (4)

  1. 身分証明を要求されている利用者の身分証明を携帯端末を利用して行う身分証明システムであって、
    前記利用者の電話番号、パスワードを含む識別情報をあらかじめ登録する第1登録手段と、
    前記利用者の本人顔写真を含む身分証明データを登録する第2登録手段と、
    前記利用者の携帯端末から送信されてきた前記携帯端末の電話番号およびパスワードが、前記第1登録手段に登録されている電話番号およびパスワードと一致するか否かを判定し、前記電話番号とパスワードが一致すると発行番号、前記第2登録手段に登録されている前記利用者の身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信し、前記発行番号と前記身分証明データとを表示する一方、身分証明を要求している側の身分証明要求側端末から送信されてきた発行番号と前記利用者の携帯端末の電話番号と、前記利用者の携帯端末へ送信した発行番号とその携帯端末の電話番号とをもとに、前記利用者の携帯端末へ送信した前記身分証明データの発行元の確認を行い、その確認結果を前記身分証明要求側端末へ送信し、前記電話番号と前記パスワードが一致しない場合には、前記発行番号と前記身分証明データを前記利用者の携帯端末へ送信しない処理手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末を利用した身分証明システム。
  2. 前記処理手段は、前記身分証明を要求している側において、前記利用者の携帯端末を介して取り込んだ身分証明データにより前記利用者の身分確認が行われた結果、前記身分証明要求側端末から送信されてきた前記発行番号と前記利用者の携帯端末の電話番号をもとに前記身分証明データの発行元の確認を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯端末を利用した身分証明システム。
  3. 前記処理手段は、前記利用者の携帯端末から送信されてきた前記携帯端末の電話番号とパスワードが前記第1登録手段に登録されている電話番号およびパスワードと一致したときに、前記利用者の携帯端末へ送信した前記発行番号および前記電話番号と、前記身分証明要求側端末から送信されてきた前記発行番号および前記携帯端末の電話番号とが合致することで、前記利用者の携帯端末へ送信した前記身分証明データの発行元の確認を行うことを特徴とする請求項2記載の携帯端末を利用した身分証明システム。
  4. 前記身分証明要求側端末は、前記利用者の携帯端末を介して取り込んだ身分証明データ、前記前記利用者の携帯端末を介した身分証明データの取り込みをもとに前記利用者の情報の収集、分析を行うことを特徴とする請求項2または3記載の携帯端末を利用した身分証明システム。
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