JP3776513B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CCDカメラ等から画像データを入力し、プロセッサ等を利用して画像処理を行い、その処理結果を出力する画像処理装置に関し、特に画像処理をリアルタイムに高速に連続実行させるために画像入力処理、演算処理及び処理結果の出力処理を並列に行うためのパイプライン処理機能を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プロセッサ等の演算処理速度の高速化に伴って画像処理装置の処理速度も高速化してきているが、これに加えて更に画像処理装置の小型化・低消費電力化の要求も高まってきている。したがって、少ないメモリで各種の画像処理をリアルタイムに行うことが可能な高速な画像処理装置が必要となっている。画像処理は、画像データを観測しディジタル化して記憶手段に格納する入力処理、入力した画像データに対して演算を行う演算処理、画像演算結果を以降のアプリケーションで扱いやすい形に編集・変換して出力する出力処理の3つの基本的処理単位からなり、これら3つの処理を逐次繰り返しながら実行するものである。
【0003】
従来の画像処理装置の一例が、特開平5−334423号に開示されており、次に、この従来例を図6に示したブロック構成図に基づいて説明する。図6において、101 はCCD素子等を用いた電子カメラ、102 はカメラ101 の画像信号をA/D変換器109 でA/D変換して、各フレームに対応するフレームメモリ105 ,106 ,107 に切り替え器108 を介してサイクリックに書き込みを行う画像入力ボード、103 は処理対象となる画像データが格納されるフレームメモリ105 ,106 ,107 を、I/Oバッファ110 ,111 ,112 及び切り替え器114 を介して選択し、プロセッサ115 にて画像処理を行う画像処理プロセッサボード、104 は画像入力ボードに搭載されるフレームメモリ105 ,106 ,107 に格納される画像データ、及び前記画像処理プロセッサボード103 に搭載されるプロセッサ115 を介して画像演算処理結果を入力して、アプリケーションを制御するCPU116 を備えた制御CPUボード、119 ,120 ,121 は前記各フレームメモリ105 ,106 ,107 に対応する独立した画像バス、122 は前記画像処理結果に対して前記出力処理を行わせるための、前記画像バス119 ,120 ,121 とは異なるバスのデータバスである。
【0004】
次に、上記のような構成の従来の画像処理装置の動作について説明する。従来の画像処理装置においては、まず画像入力ボード102 ではCCDカメラ101 から入力された処理対象の画像データは、A/D変換器109 によりディジタル化される。ディジタル化された画像データは、1垂直走査周期毎に、1フレーム分づつ、前記フレームメモリ105 ,106 ,107 に切り替え器108 を介して順次且つサイクリックに格納される(入力処理)。
【0005】
また、前記入力処理に並行して、画像処理プロセッサボード103 では、前記フレームメモリ105 ,106 ,107 の内、現在の周期に先立つ周期において、すでに前記入力処理が行われているフレームメモリの内容が、1垂直走査周期毎に、前記各フレームメモリ105 ,106 ,107 に専用に具備された画像バス119 ,120 ,121 に接続されたI/Oバッファ110 ,111 ,112 に順次転送される。プロセッサ115 は、この画像データに対して演算を行い、I/Oバッファ110 ,111 ,112 に格納し、次のサイクルでこのI/Oバッファ110 ,111 ,112 の内容を対応するフレームメモリ105 ,106 ,107 に転送する(演算処理)。
【0006】
更に、前記入力処理及び演算処理に並行して、制御CPUボード104 ではフレームメモリ105 ,106 ,107 に転送される演算処理結果の画像をI/Oバッファ113 を介して、あるいは入力処理及び演算処理によりアクセスされていないフレームメモリをバスインタフェース116 にて選択し、これらの内容をシステムのアプリケーションにしたがってデータを制御し、出力インタフェース118 を介して外部に出力する(出力処理)。
【0007】
ところで従来、画像処理装置においては、画像処理を高速に実行させるために以下のような方式が適用されてきた。
a.画像処理プロセッサの機能のハードウェア化
b.画像処理プロセッサとして高速画像処理プロセッサの適用
c.画像処理機能の並列化及びパイプライン処理化
前述の従来例は、画像処理を高速に実行させるために、上記bの方式、更にcの方式において前述の入力処理、演算処理及び出力処理の3つの処理単位を1垂直走査期間の周期でサイクリックに切り替え、3段のパイプライン処理化の方式を採用した構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
近年の画像処理装置は、マルチメディア機器のアプリケーションにおいては携帯機器のように可搬性が求められ、小型化及び低消費電力化更には低価格化が求められている。
【0009】
しかしながら、従来の画像処理装置では、小型化の目的で従来例の構成要素である、画像入力ボード、画像処理プロセッサボード及び制御CPUボードの各機能を搭載したシステムLSIを開発しようとした場合、複数のバスがLSI内部に存在することとなり、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらす危険があり、システムの小型化の目的を満足しないという問題点があった。
【0010】
更に、従来の画像処理装置では、複数のフレームメモリを必要とし、プロセッサ内あるいは外部に演算中間データを格納するメモリを必要とした。また、アプリケーション用に加工したデータをメモリに出力する場合、このためのメモリが必要となる。したがって、部品点数の増加によって実装面積及び実装コストを含めて前述の要求に応えられないという問題点があった。
【0011】
本発明は、従来の画像処理装置における上記問題点を解消するためになされたもので、請求項1記載の発明は、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらす危険を改善できるようにした画像処理装置を提供することを目的とする。請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、外部記憶装置内のメモリ空間を出力バッファとすることを可能にすることを目的とする。請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像処理装置において、3段のパイプライン動作を複雑な回路を必要とせずに可能にすることを目的とする。請求項記載の発明は、請求項記載の画像処理装置において、2段のパイプライン動作によってシステムを実現できるようにすることを目的とする。請求項記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、メモリ空間の割り当てを、画像入力手段、画像演算手段及び出力手段の各手段において容易に参照可能にすることを目的とする。請求項6記載の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、画像データの入力処理、演算処理及び出力処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像処理を行えるようにすることを目的とする。請求項7記載の発明は、請求項6記載の画像処理装置において、更に画像データの入力処理、演算処理及び出力処理における転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像処理を行えるようにすることを目的とする。請求項8記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、部品点数の削減によって実装面積及び実装コストを抑えることができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の発明は、複数のメモリ空間が重複なく設定された外部記憶装置と、前記外部記憶装置が接続された単一のデータバスと、フレーム単位で連続して入力される画像データを、当該画像データの水平ブランキング期間に相当する期間内に前記単一のデータバスを介して一の前記メモリ空間に転送可能な1又は数水平走査分の画像データを単位として、前記一のメモリ空間に順次転送する画像入力手段と、前記単一のデータバスを介して入力される、前記メモリ空間に格納された前記画像データに対して画像演算処理を実行する画像演算手段と、前記単一のデータバスを介して入力される前記演算処理の結果を外部に出力する出力手段と、複数の前記メモリ空間を、前記画像データの1垂直走査周期の処理サイクル毎に前記画像入力手段及び前記画像演算手段各々に個別に割り当てるメモリ制御手段と、前記単一のデータバスの使用権を、前記画像入力手段に対しては前記水平ブランキング期間に、前記画像演算手段に対しては前記水平ブランキング期間を除く期間に、各々設定するバス制御手段とで画像処理装置を構成するものである。
【0013】
この請求項1記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、上記請求項1記載の発明においては、画像入力手段を、画像データの水平ブランキング期間に相当する期間内に単一のデータバスを介して一のメモリ空間に転送可能な1又は数水平走査分の画像データを単位として、画像データを一のメモリ空間に順次転送するものとし、この画像入力手段に対して、単一のデータバスの使用権を水平ブランキング期間に設定し、水平ブランキング期間を除く期間に対して、画像演算手段による単一のデータバスの使用権を各々設定することで、単一のデータバスでパイプライン的に動作を行う画像処理装置実現でき、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらすおそれを改善することが可能となる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像演算手段は、前記メモリ空間に前記処理結果を格納すると共に、前記出力手段は、前記処理結果の入力を、前記単一のデータバスを介して前記処理結果が格納された前記メモリ空間から行い、前記バス制御手段は、前記出力手段に対して、前記水平ブランキング期間を除く期間であって且つ、前記画像演算手段により使用権が行使されている期間を除く期間に前記使用権を設定することを特徴とするものである。この請求項2記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、上記請求項2記載の発明においては、画像演算手段による演算結果をメモリ空間に格納し、出力手段が、メモリ空間から演算結果を入力する構成において、出力手段に対して、水平ブランキング期間を除く期間であって且つ、画像演算手段により使用権が行使されている期間を除く期間に使用権を設定することで、外部記憶装置内のメモリ空間をバッファとした構成が可能となる。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像処理装置において、前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記画像入力手段、前記画像演算手段及び前記出力手段のいずれかに3処理サイクル毎に順次割り当てることを特徴とするものである。この請求項記載の発明に関する実施の形態には、第1の実施の形態が対応する。そして、上記請求項記載の発明においては、上記のようにメモリ制御手段を構成することにより、3段のパイプライン動作による複数のメモリ空間の順次且つ周期的な切り替え動作が、複雑な回路を必要とせずに実現できる。
【0016】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像処理装置において、前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記画像入力手段及び前記画像演算手段のいずれかに2処理サイクル毎に順次割り当てると共に、前記画像入力手段及び前記画像演算手段による処理完了を以て前記出力手段に割り当てることを特徴とするものである。この請求項記載の発明に関する実施の形態には、第2の実施の形態が対応する。そして、請求項記載の発明においては、メモリ制御手段を上記のように構成することにより、3段のパイプライン動作において、共通データバスの空時間を各処理手段の動作により十分に確保できない場合、且つ出力処理を非リアルタイムで実行しても問題ない場合に、2段のパイプライン動作によってシステムを実現できる。
【0017】
請求項記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記処理サイクル毎に、前記画像入力手段、前記画像演算手段及び前記出力手段のいずれに割り当てるかを示す内部情報を格納する内部情報格納手段を備えていることを特徴とするものである。この請求項記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、請求項記載の発明においては、メモリ制御手段が内部情報格納手段を備えることにより、メモリ空間の割り当ての判断を画像入力手段、画像演算手段及び出力手段にて行う構成とした場合に、各手段において参照を容易にすることが可能となる。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記画像入力手段は、前記画像データを前記外部記憶装置のデータバス幅に対応するように直並列変換する手段と、前記直並列変換手段による出力結果を1又は数水平走査分の画像データに対応して一時格納する一時格納手段と、前記バス制御手段により設定された期間に、前記メモリ制御手段により割り当てられた前記メモリ空間に前記一時格納手段の内容を転送する手段とを備えていることをことを特徴とするものである。この請求項6記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、この請求項6の構成要件の一時格納手段には、これらの実施の形態ではバッファが対応する。そして、この請求項6記載の発明においては、画像入力手段を上記のように構成することにより、画像データの入力処理、演算処理及び出力処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像処理を行える。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の画像処理装置において、前記画像データを生成して且つ入力する撮像機器が備えるタイミングジェネレータから供給される水平ブランキング期間を表す信号に基づき、前記転送手段は、順次転送を行うことを特徴とするものである。この請求項7記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、この請求項7記載の発明においては、上記のように転送手段を構成することにより、画像データの入力処理によるデータバスの占有を、実質的に画像入力期間に無関係な期間に行うことができるため、更に演算処理及び出力処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像処理を行える。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記外部記憶装置は、書き込み動作及び読み出し動作を共通のポートで行う単一のシングルポートメモリからなり、複数の前記メモリ空間が、前記単一のシングルポートメモリ内に互いに重複されることなくマッピングされていることを特徴とするものである。この請求項8記載の発明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。画像処理装置において、請求項1記載の構成を用いることにより、従来必要であった複数のメモリ空間に対応する複数のデータバスが単一のデータバスで実現できる。したがって、請求項8記載の発明において、単一のシングルポートメモリに前記複数のメモリ空間をマッピングする構成とすることにより、部品点数の削減によって実装面積及び実装コストを抑えることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
次に、実施の形態について説明する。図1は本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。この実施の形態による画像処理装置は、CCDカメラ1から入力される対象画像を、外部記憶装置5に対して入力を行う画像入力装置2と、該画像入力装置2から出力される制御信号を入力し、前記外部記憶装置5に格納される対象画像データに対して画像処理を行い、処理結果を前記外部記憶装置5に格納する画像演算装置3と、前記外部記憶装置5に格納された前記処理結果を入力し、システムのアプリケーションに合わせてデータを編集・変換し外部に出力する画像出力装置4と、前記画像入力装置2,前記画像演算装置3,前記画像出力装置4,及び前記外部記憶装置5に接続される単一のデータバス6とで構成されている。
【0022】
そして、CCDカメラ1は、CCD11,A/D変換器12,TG回路13を備え、CCD11から出力されるアナログデータは、A/D変換器12により多ビットのディジタルデータに変換されるようになっており、TG回路13は前記CCD11の水平走査期間及び垂直走査期間等のタイミング信号を制御するものである。また、画像入力装置2は、2値化手段21,制御手段22,画像入力手段23を備え、2値化手段21は、前記CCDカメラ1より出力する多ビットの画像データを2値化処理するもので、2値化の閾値は、予め画像演算装置3より設定された内部レジスタ(reg )21-1の値にしたがって行われるようになっている。画像入力手段23は、2値化された画像データを前記データバス6のバス幅に対応して直並列変換を行うS/P回路23-1と、1又は複数の水平走査分に対応した画像データを一時格納するバッファ23-2と、直並列変換後のデータを前記データバス6を介して前記外部記憶装置5に設けられている複数のフレームメモリ51,52,53に後述のメモリ制御手段及び第1のバス制御手段より制御されて、水平走査ブランキング期間中に格納する転送手段23-3とを備えている。また、制御手段22は、前記TG回路13より出力される水平走査信号及び垂直走査信号等から、制御信号を発生させるものであり、フラグ22-1,メモリ制御手段22-2,第1のバス制御手段22-3を備え、フラグ22-1は、前記制御信号を発生させる際に、前記複数のフレームメモリが現在の周期で、画像入力処理、演算処理、出力処理のいずれかの処理対象に割り当てるための内部情報を格納する手段であり、第1のバス制御手段22-3は、画像入力手段23がデータバス6を占有している期間を示す制御信号を画像演算装置3に出力するようになっている。
【0023】
画像演算装置3は、画像演算手段としてのプロセッサ31及び専用ハードウェア(図示せず)を備えており、前記制御信号及び前記フラグ22-1の内容により、処理対象データが格納される前記フレームメモリを選択し処理を行うものである。更に、前記プロセッサ31は、画像処理後の演算結果を前記外部記憶装置5に設けられているデータメモリ54に、各入力画像フレームに対応して順次格納するものである。また、画像演算装置3は第2のバス制御手段32を備え、該第2のバス制御手段32は前記第1のバス制御手段22-3の出力信号を受け、前記画像入力手段23及び前記プロセッサ31がデータバス6を占有している期間を示す信号を、画像出力装置4に出力するようになっている。
【0024】
画像出力装置4は、制御CPU41を備え、前記データメモリ54に格納される画像処理結果を順次読み出し、システムのアプリケーションに合わせて編集・変換し、出力インタフェース43を介して外部装置に出力するものである。また、第3のバス制御手段42を備え、前記第2のバス制御手段32の出力信号を受け、前記画像入力装置2及び前記画像演算装置3がデータバス6を占有していない期間を判断し、前記制御CPU41のデータバス6へのアクセスを許可する機能を備えている。
【0025】
外部記憶装置5は、前記画像入力装置2,前記画像演算装置3及び前記画像出力装置4に、共通のデータバス6を介して接続されており、シングルポートのメモリにより構成されている。この外部記憶装置5の内部に備えている各フレームの入力画像データに対応する複数のフレームメモリ51,52,53、及び前記画像演算装置3による演算結果が格納されるデータメモリ54は、単一のメモリ空間に互いに重複することなくマッピングされている。
【0026】
次に、このように構成されている第1の実施の形態の概略動作について説明する。CCDカメラ1から入力された画像データは、A/D変換器12,2値化手段21及びS/P回路23-1を介して直並列変換された後、毎フレーム単位、すなわち1垂直走査期間(1V期間)に各々フレームメモリ51,52,53に、制御手段22から出力される制御信号にしたがって、データバス6を介して順次入力される。すなわち、最初の画像フレームはフレームメモリ51に、次の画像フレームはフレームメモリ52に、その次の画像フレームはフレームメモリ53に入力される。更にその次の画像フレームは、再びフレームメモリ51に入力されるという動作を繰り返す。
【0027】
また、データバス6のバス幅、すなわちフレームメモリ51,52,53及びデータメモリ54のバス幅に対応した直並列変換処理を、S/P回路23-1で行った後の変換データは、変換終了後直ちにフレームメモリに入力されるのではなく、1変換単位毎にまず、前記画像入力装置2に設けられている一時格納手段であるバッファ23-2に格納される。前記変換データを格納するバッファ23-2に一時格納された1ライン分の画像データは、水平走査信号のブランキング期間に前記フレームメモリに順次格納される。この操作を水平走査信号毎に繰り返す。すなわち、前記制御信号で選択されるフレームメモリに対して、最初のラインの画像データは、最初の水平走査ブランキング期間に入力される。次のラインの画像データは、次の水平走査ブランキング期間に入力される。この操作を1垂直走査期間内で繰り返す。画像入力装置2がデータバス6を占有している期間は、第1のバス制御手段22-3より制御信号を画像演算装置3に出力する。したがって、データバス6は、水平走査ブランキング期間以外の時間のみ、画像演算装置3及び画像出力装置4が占有可能になる。
【0028】
一方、画像演算装置3は、垂直走査ブランキング期間に、前記制御手段22に備えている内部情報フラグ22-1の内容をデータバス6を介して読み出し、直前のフレーム期間にすでに1フレーム分の画像データが格納されている画像処理を行うフレームメモリを判断する。画像演算装置3に備えているプロセッサ31及び専用ハードは、1V期間内の水平走査ブランキング期間以外の時間に、対象となるフレームメモリをアクセスし画像処理を行う。処理結果は、フレームメモリのアクセス期間以外及び垂直走査ブランキング期間に、データバス6を介してデータメモリ54に格納される。また、第2のバス制御手段32は、前記プロセッサ31又は画像入力装置2がデータバス6を占有している期間を示す信号を、画像出力装置4に出力する。この操作を、1V期間内の周期で順次繰り返し、各フレームに対応した演算処理結果を順次データメモリ54に格納する。
【0029】
そして、画像出力装置4においては、第3のバス制御手段42により、前記画像入力装置2及び画像演算装置3がデータバス6を占有していない期間を判断する。更に、垂直走査ブランキング期間に、前記制御手段22に備えている内部情報フラグ22-1の内容をデータバス6を介して読み出し、直前のフレーム期間にすでに1フレーム分の画像処理が終了し、データメモリ54に処理結果が格納されているメモリアドレスを判断して、システムのアプリケーションに合わせてデータ処理・変換を行い、出力インタフェース43を介して外部に出力する。
【0030】
図2は、図1に示した画像処理装置における画像処理のパイプライン動作についての説明図で、図3は図2における1垂直走査期間を拡大して示す説明図である。次に、図2を参照しながら画像処理のパイプライン動作について説明する。なお、この動作例においては、1フレーム分の画像入力処理、画像演算処理及び出力処理は、各々1垂直走査期間(1V)中に終了するものとする。次に、各垂直走査期間毎の処理内容について説明する。
【0031】
(1)1Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 1とする。
(処理1)
CCDカメラ1は画像データを取込み、A/D変換器12を介して画像入力装置2に順次出力する。画像入力装置2では、CCDカメラ1内に設けられているTG回路13から出力される水平走査ブランキング信号HB及び垂直走査ブランキング信号VB等を受け、制御手段22は各ブランキング信号に対応した各種制御信号を発生する。多値の画像データは2値化手段21により、予めレジスタ21-1に設定された閾値にしたがって2値化される。閾値は直前の垂直走査ブランキング期間に、プロセッサ31により設定されているものとする。2値化された画像データは、外部記憶装置5のバス幅、すなわちデータバス6のバス幅に合わせて直並列変換をS/P回路23-1にて行い、変換後のデータをまずバッファ23-2に一時的に順次格納する。また、バッファ23-2に書き込まれた1ライン分のデータは、制御信号により水平走査ブランキング期間に、フレームメモリ51に順次格納される。
【0032】
(2)2Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 2とする。
(処理1)
前述した1Vサイクルの(処理1)に示した画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルでは制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ1に入力される画像データは、フレームメモリ52に格納される。
(処理2)
画像演算装置3は、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ51をアクセスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって選択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2がデータバス6を占有していない期間である。なお、上記(処理1)とこの(処理2)は並列に実行される。
【0033】
(3)3Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 3とする。
(処理1)
前述した1Vサイクルの(処理1)に示した画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルでは制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ1に入力される画像データは、フレームメモリ53に格納される。
(処理2)
画像演算装置3は、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ52をアクセスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって選択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2がデータバス6を占有していない期間である。
(処理3)
画像出力装置4は、画像演算装置3から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、この期間にデータメモリ54をアクセスする。出力対象となるデータメモリ54のアドレスは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって判断する。システムアプリケーションにしたがって編集・変換されたデータは、外部に出力インタフェース43を介して出力される。画像出力装置4がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2及び画像演算装置3がデータバス6を占有していない期間である。なお、これらの(処理1)、(処理2)及び(処理3)は並列に実行される。
【0034】
(4)4Vサイクル
前述の1V〜3Vサイクルと同様の処理が繰り返し行われる。
以上述べたように、画像の入力処理、演算処理、出力処理の各々を1垂直走査期間(1V)に行い、3段のパイプライン動作によってリアルタイム処理を実施する。
【0035】
〔第2の実施の形態〕
図4は、本発明に係る画像処理装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、外部記憶装置5を2つのフレームメモリ51,52とデータメモリ54とで構成している点で、他の構成は図1に示した第1の実施の形態と同一である。図5は図4に示した第2の実施の形態の画像処理のパイプライン動作についての説明図である。次に、図5を参照しながら図4に示した第2の実施の形態の動作を説明する。なお、この動作例においては、1フレーム分の画像入力処理、画像演算処理は、各々1垂直走査期間(1V)中に終了し、出力処理は非リアルタイムで実行されるものとする。以下に、各垂直走査期間毎の処理内容について説明する。
【0036】
(A)1Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 1とする。
(処理1)
CCDカメラ1は画像データを取込み、A/D変換器12を介して画像入力装置2に順次出力する。画像入力装置2では、CCDカメラ1内に設けられているTG回路13から出力される水平走査ブランキング信号HB及び垂直走査ブランキング信号VB等を受け、制御手段22は各ブランキング信号に対応した各種制御信号を発生する。多値の画像データは2値化手段21により、予めレジスタ21-1に設定された閾値にしたがって2値化される。閾値は直前の垂直走査ブランキング期間に、プロセッサ31により設定されているものとする。2値化された画像データは、外部記憶装置5のバス幅、すなわちデータバス6のバス幅に合わせて直並列変換をS/P回路23-1にて行い、変換後のデータをまずバッファ23-2に一時的に順次格納する。また、バッファ23-2に書き込まれた1ライン分のデータは、制御信号により水平走査ブランキング期間に、フレームメモリ51に順次格納される。
【0037】
(B)2Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 2とする。
(処理1)
前述した1Vサイクルの(処理1)に示した画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルでは制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ1に入力される画像データは、フレームメモリ52に格納される。
(処理2)
画像演算装置3は、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ51をアクセスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって選択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2がデータバス6を占有していない期間である。なお、上記(処理1)とこの(処理2)は並列に実行される。
【0038】
(C)3Vサイクル
このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame 3とする。
(処理1)
前述した1Vサイクルの(処理1)に示した画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルでは制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ1に入力される画像データは、フレームメモリ51に格納される。
(処理2)
画像演算装置3は、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ52をアクセスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって選択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2がデータバス6を占有していない期間である。なお、これらの(処理1)、(処理2)は並列に実行される。
【0039】
(D)Dummy Vサイクル
(処理1)
CCDカメラ1のイネーブル信号がインアクティブになると、アクティブ時の最後の垂直ブランキング信号から、1V期間の内部ダミー垂直ブランキング信号を発生させる。このサイクルで、直前にフレームメモリ51に格納された画像データに対して画像演算装置3が、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス有効期間を判断し、演算処理を行い処理結果をデータメモリ54に格納する。
【0040】
(E)非リアルタイム処理
Dummy-Vサイクル終了後、画像出力装置4は、データメモリ54を順次アクセスする。データメモリ54のアドレスは、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することによって判断する。システムアプリケーションにしたがって編集・変換されたデータは、外部に出力インタフェース43を介して出力される。画像出力装置4はデータバス6を占有できる。
以上述べたように、画像の入力処理、演算処理の各々を1垂直走査期間(1V)に行い、2段のパイプライン動作によってリアルタイム処理を実施し、出力処理を非リアルタイムで実施する。
【0041】
なお、以上に述べた本発明の実施の形態における各構成手段は、各種の変形、変更が可能である。例えば、上記各実施の形態における外部記憶装置に設けられている複数のフレームメモリ及びデータメモリは、単一のシングルポートメモリに互いに重複することなくアドレスマッピングされているものを示したが、複数のシングルポートメモリで構成してもよいし、デュアルポートメモリ等を利用してもよい。また、パイプライン動作に関しても、演算処理時間によっては画像演算処理に複数のサイクルを割り当てることも可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上実施の形態に基づいて説明したように、請求項1記載の発明によれば、単一のデータバスでパイプライン的に動作を行う画像処理装置を実現でき、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらすおそれを改善することができる。また請求項2記載の発明によれば、外部記憶装置内のメモリ空間を出力バッファとした構成が可能となる。また請求項3に係る発明によれば、3段のパイプライン動作による複数のメモリ空間の順次且つ周期的な切り替え動作を、複雑な回路を必要とせずに実現することができる。請求項記載の発明によれば、3段のパイプライン動作において、共通データバスの空時間を各処理手段の動作により十分確保できない場合で、且つ出力処理を非リアルタイムで実行してもシステム仕様上問題ない場合に、2段のパイプライン動作によってシステムを実現することができる。請求項記載の発明によれば、メモリ制御手段が内部情報格納手段を備えることにより、メモリ空間の割り当ての判断を画像入力手段、画像演算手段及び出力手段にて行う構成とした場合に、各手段において参照を容易にすることが可能となる。請求項6及び7記載の発明によれば、画像データの入力処理、演算処理及び出力処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像処理を行うことが可能となる。請求項8記載の発明によれば、部品点数の削減によって実装面積及び実装コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態の画像処理のパイプライン動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】図2における1垂直走査期間を拡大して示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】図4に示した第2の実施の形態の画像処理のパイプライン動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ
11 CCD
12 A/D変換器
13 TG回路
2 画像入力装置
21 2値化手段
21-1 レジスタ
22 制御手段
22-1 フラグ
22-2 メモリ制御手段
22-3 第1のバス制御手段
23 画像入力手段
23-1 S/P回路
23-2 バッファ
23-3 転送手段
3 画像演算装置
31 プロセッサ
32 第2のバス制御手段
4 画像出力装置
41 制御CPU
42 第3のバス制御手段
43 出力インタフェース
5 外部記憶装置
51,52,53 フレームメモリ
54 データメモリ
6 データバス

Claims (8)

  1. 複数のメモリ空間が重複なく設定された外部記憶装置と、
    前記外部記憶装置が接続された単一のデータバスと、
    フレーム単位で連続して入力される画像データを、当該画像データの水平ブランキング期間に相当する期間内に前記単一のデータバスを介して一の前記メモリ空間に転送可能な1又は数水平走査分の画像データを単位として、前記一のメモリ空間に順次転送する画像入力手段と、
    前記単一のデータバスを介して入力される、前記メモリ空間に格納された前記画像データに対して画像演算処理を実行する画像演算手段と、
    前記単一のデータバスを介して入力される前記演算処理の結果を外部に出力する出力手段と、
    複数の前記メモリ空間を、前記画像データの1垂直走査周期の処理サイクル毎に前記画像入力手段及び前記画像演算手段各々に個別に割り当てるメモリ制御手段と
    前記単一のデータバスの使用権を、前記画像入力手段に対しては前記水平ブランキング期間に、前記画像演算手段に対しては前記水平ブランキング期間を除く期間に、各々設定するバス制御手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像演算手段は、前記メモリ空間に前記処理結果を格納すると共に、前記出力手段は、前記処理結果の入力を、前記単一のデータバスを介して前記処理結果が格納された前記メモリ空間から行い、前記バス制御手段は、前記出力手段に対して、前記水平ブランキング期間を除く期間であって且つ、前記画像演算手段により使用権が行使されている期間を除く期間に前記使用権を設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記画像入力手段、前記画像演算手段及び前記出力手段のいずれかに3処理サイクル毎に順次割り当てることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  4. 前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記画像入力手段及び前記画像演算手段のいずれかに2処理サイクル毎に順次割り当てると共に、前記画像入力手段及び前記画像演算手段による処理完了を以て前記出力手段に割り当てることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  5. 前記メモリ制御手段は、複数の前記メモリ空間を、前記処理サイクル毎に、前記画像入力手段、前記画像演算手段及び前記出力手段のいずれに割り当てるかを示す内部情報を格納する内部情報格納手段を備えていることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  6. 前記画像入力手段は、前記画像データを前記外部記憶装置のデータバス幅に対応するように直並列変換する手段と、前記直並列変換手段による出力結果を1又は数水平走査分の画像データに対応して一時格納する一時格納手段と、前記バス制御手段により設定された期間に、前記メモリ制御手段により割り当てられた前記メモリ空間に前記一時格納手段の内容を転送する手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データを生成して且つ入力する撮像機器が備えるタイミングジェネレータから供給される水平ブランキング期間を表す信号に基づき、前記転送手段は、順次転送を行うことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  8. 前記外部記憶装置は、書き込み動作及び読み出し動作を共通のポートで行う単一のシングルポートメモリからなり、複数の前記メモリ空間が、前記単一のシングルポートメモリ内に互いに重複されることなくマッピングされていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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