JPH09319865A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09319865A
JPH09319865A JP8154776A JP15477696A JPH09319865A JP H09319865 A JPH09319865 A JP H09319865A JP 8154776 A JP8154776 A JP 8154776A JP 15477696 A JP15477696 A JP 15477696A JP H09319865 A JPH09319865 A JP H09319865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下を
もたらすおそれを改善した画像処理装置を提供する。 【解決手段】 CCDカメラ1から入力される対象画像
を外部記憶装置5に対して入力を行う画像入力装置2
と、該画像入力装置2から出力される制御信号を入力
し、前記外部記憶装置5に格納される対象画像データに
対して画像処理を行い、処理結果を前記外部記憶装置5
に格納する画像演算装置3と、前記外部記憶装置5に格
納された前記処理結果を入力し、システムのアプリケー
ションに合わせてデータを編集・変換し外部に出力する
画像出力装置4と、前記画像入力装置2,画像演算装置
3,画像出力装置4及び外部記憶装置5に接続された単
一のデータバス6とで画像処理装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDカメラ等
から画像データを入力し、プロセッサ等を利用して画像
処理を行い、その処理結果を出力する画像処理装置に関
し、特に画像処理をリアルタイムに高速に連続実行させ
るために画像入力処理、演算処理及び処理結果の出力処
理を並列に行うためのパイプライン処理機能を備えた画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセッサ等の演算処理速度の高
速化に伴って画像処理装置の処理速度も高速化してきて
いるが、これに加えて更に画像処理装置の小型化・低消
費電力化の要求も高まってきている。したがって、少な
いメモリで各種の画像処理をリアルタイムに行うことが
可能な高速な画像処理装置が必要となっている。画像処
理は、画像データを観測しディジタル化して記憶手段に
格納する入力処理、入力した画像データに対して演算を
行う演算処理、画像演算結果を以降のアプリケーション
で扱いやすい形に編集・変換して出力する出力処理の3
つの基本的処理単位からなり、これら3つの処理を逐次
繰り返しながら実行するものである。
【0003】従来の画像処理装置の一例が、特開平5−
334423号に開示されており、次に、この従来例を
図6に示したブロック構成図に基づいて説明する。図6
において、101 はCCD素子等を用いた電子カメラ、10
2 はカメラ101 の画像信号をA/D変換器109 でA/D
変換して、各フレームに対応するフレームメモリ105,1
06 ,107 に切り替え器108 を介してサイクリックに書
き込みを行う画像入力ボード、103 は処理対象となる画
像データが格納されるフレームメモリ105 ,106 ,107
を、I/Oバッファ110 ,111 ,112 及び切り替え器11
4 を介して選択し、プロセッサ115 にて画像処理を行う
画像処理プロセッサボード、104 は画像入力ボードに搭
載されるフレームメモリ105 ,106 ,107 に格納される
画像データ、及び前記画像処理プロセッサボード103 に
搭載されるプロセッサ115 を介して画像演算処理結果を
入力して、アプリケーションを制御するCPU116 を備
えた制御CPUボード、119 ,120 ,121 は前記各フレ
ームメモリ105 ,106 ,107 に対応する独立した画像バ
ス、122 は前記画像処理結果に対して前記出力処理を行
わせるための、前記画像バス119 ,120 ,121 とは異な
るバスのデータバスである。
【0004】次に、上記のような構成の従来の画像処理
装置の動作について説明する。従来の画像処理装置にお
いては、まず画像入力ボード102 ではCCDカメラ101
から入力された処理対象の画像データは、A/D変換器
109 によりディジタル化される。ディジタル化された画
像データは、1垂直走査周期毎に、1フレーム分づつ、
前記フレームメモリ105 ,106 ,107 に切り替え器108
を介して順次且つサイクリックに格納される(入力処
理)。
【0005】また、前記入力処理に並行して、画像処理
プロセッサボード103 では、前記フレームメモリ105 ,
106 ,107 の内、現在の周期に先立つ周期において、す
でに前記入力処理が行われているフレームメモリの内容
が、1垂直走査周期毎に、前記各フレームメモリ105 ,
106 ,107 に専用に具備された画像バス119 ,120 ,12
1 に接続されたI/Oバッファ110 ,111 ,112 に順次
転送される。プロセッサ115 は、この画像データに対し
て演算を行い、I/Oバッファ110 ,111 ,112 に格納
し、次のサイクルでこのI/Oバッファ110 ,111 ,11
2 の内容を対応するフレームメモリ105 ,106 ,107 に
転送する(演算処理)。
【0006】更に、前記入力処理及び演算処理に並行し
て、制御CPUボード104 ではフレームメモリ105 ,10
6 ,107 に転送される演算処理結果の画像をI/Oバッ
ファ113 を介して、あるいは入力処理及び演算処理によ
りアクセスされていないフレームメモリをバスインタフ
ェース116 にて選択し、これらの内容をシステムのアプ
リケーションにしたがってデータを制御し、出力インタ
フェース118 を介して外部に出力する(出力処理)。
【0007】ところで従来、画像処理装置においては、
画像処理を高速に実行させるために以下のような方式が
適用されてきた。 a.画像処理プロセッサの機能のハードウェア化 b.画像処理プロセッサとして高速画像処理プロセッサ
の適用 c.画像処理機能の並列化及びパイプライン処理化 前述の従来例は、画像処理を高速に実行させるために、
上記bの方式、更にcの方式において前述の入力処理、
演算処理及び出力処理の3つの処理単位を1垂直走査期
間の周期でサイクリックに切り替え、3段のパイプライ
ン処理化の方式を採用した構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年の画像処理装置
は、マルチメディア機器のアプリケーションにおいては
携帯機器のように可搬性が求められ、小型化及び低消費
電力化更には低価格化が求められている。
【0009】しかしながら、従来の画像処理装置では、
小型化の目的で従来例の構成要素である、画像入力ボー
ド、画像処理プロセッサボード及び制御CPUボードの
各機能を搭載したシステムLSIを開発しようとした場
合、複数のバスがLSI内部に存在することとなり、回
路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらす危険
があり、システムの小型化の目的を満足しないという問
題点があった。
【0010】更に、従来の画像処理装置では、複数のフ
レームメモリを必要とし、プロセッサ内あるいは外部に
演算中間データを格納するメモリを必要とした。また、
アプリケーション用に加工したデータをメモリに出力す
る場合、このためのメモリが必要となる。したがって、
部品点数の増加によって実装面積及び実装コストを含め
て前述の要求に応えられないという問題点があった。
【0011】本発明は、従来の画像処理装置における上
記問題点を解消するためになされたもので、請求項1記
載の発明は、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下
をもたらす危険を改善できるようにした画像処理装置を
提供することを目的とする。請求項2記載の発明は、請
求項1記載の画像処理装置において、3段のパイプライ
ン動作を複雑な回路を必要とせずに可能にすることを目
的とする。請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像
処理装置において、2段のパイプライン動作によってシ
ステムを実現できるようにすることを目的とする。請求
項4記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置におい
て、画像入力手段以外の他の画像演算手段及び出力手段
に対して、それらの手段自身が選択可能なフレームメモ
リ及びデーダメモリの選択、デーダバスのアクセス可能
期間を容易に知らせることを可能にすることを目的とす
る。請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の画像
処理装置において、演算処理手段が選択可能なフレーム
メモリ及びデーダメモリの選択が容易に行え、且つ演算
処理手段以外の他の画像入力手段及び出力手段に対し
て、デーダバスのアクセス可能期間を容易に知らしめる
ことを可能にすることを目的とする。請求項6記載の発
明は、請求項1記載の画像処理装置において、画像デー
タの入力処理、演算処理及び出力処理におけるデータ転
送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画
像処理を行えるようにすることを目的とする。請求項7
記載の発明は、請求項6記載の画像処理装置において、
更に画像データの入力処理、演算処理及び出力処理にお
ける転送のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイ
ムで画像処理を行えるようにすることを目的とする。請
求項8記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置にお
いて、部品点数の削減によって実装面積及び実装コスト
を抑えることができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、CCDカメラ等から処理対
象の画像データを入力し、画像処理を行って、その処理
結果を出力する画像処理装置において、複数のフレーム
メモリと、前記処理対象の画像データを1垂直走査周期
の処理サイクル毎に1フレームづつ、制御信号により前
記フレームメモリに順番に且つ周期的に切り換えて格納
する画像入力手段と、画像演算処理を実行する画像演算
手段と、前記画像演算手段による演算処理の結果を格納
するデータメモリと、前記データメモリの内容を外部に
出力する出力手段と、前記複数のフレームメモリ、デー
タメモリ及び画像演算手段に共通に接続された単一のデ
ータバスと、前記複数のフレームメモリ及びデータメモ
リを前記各処理サイクル毎に、前記画像入力手段、画像
演算手段、出力手段の各手段に個別に割り当てる制御手
段とで画像処理装置を構成するものである。
【0013】この請求項1記載の発明に関する実施の形
態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そし
て、上記請求項1記載の発明においては、画像入力手段
と、画像演算手段と、出力手段と、データバスと、制御
手段とで画像処理装置を構成することにより、単一のデ
ータバスでパイプライン的に動作を行う画像処理装置が
実現され、回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下を
もたらす危険を改善することが可能となる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記制御手段は、前記複数のフレ
ームメモリを、前記各処理サイクル毎に、画像入力処
理、画像演算処理及び出力処理のいずれか1つの処理に
利用し、且つ画像入力処理、画像演算処理及び出力処理
に3サイクル毎に順次割り当てる手段を備えていること
を特徴とするものである。この請求項2記載の発明に関
する実施の形態には、第1の実施の形態が対応する。そ
して、上記請求項2記載の発明においては、上記のよう
に制御手段を構成することにより、3段のパイプライン
動作によるフレームメモリ及びデータメモリの順次且つ
周期的な切り替え動作が、複雑な回路を必要とせずに実
現できる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記制御手段は、前記複数のフレ
ームメモリを、前記各処理サイクル毎に、画像入力処
理、画像演算処理のいずれか1つの処理に利用し、且つ
画像入力処理及び画像演算処理に2サイクル毎に順次割
り当てる手段と、画像入力処理及び画像演算処理が終了
したことを検知する検出手段と、前記検出手段の出力を
受け、出力処理を実行する手段とを備えて構成すること
を特徴とするものである。この請求項3記載の発明に関
する実施の形態には、第2の実施の形態が対応する。そ
して、請求項3記載の発明においては、制御手段を上記
のように構成することにより、3段のパイプライン動作
において、共通データバスの空時間を各処理手段の動作
により十分に確保できない場合、且つ出力処理を非リア
ルタイムで実行しても問題ない場合に、2段のパイプラ
イン動作によってシステムを実現できる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記制御手段は、前記複数のフレ
ームメモリの各々に画像入力処理、画像演算処理及び出
力処理のいずれを割り当てるかを決定する内部情報を生
成する情報生成手段と、前記画像演算手段又は前記出力
手段が、前記データバスを介して読み出し、自らが使用
できる前記フレームメモリを選択可能にさせる前記内部
情報を格納する内部情報格納手段と、前記内部情報から
前記画像入力手段が利用するフレームメモリを選択する
メモリ制御手段と、前記画像入力手段が前記データバス
を占有していることを示す信号を出力するバス制御手段
とを備えて構成することを特徴とするものである。この
請求項4記載の発明に関する実施の形態には、第1及び
第2の実施の形態が対応する。そして、請求項4記載の
発明においては、制御手段を上記のように構成すること
により、入力手段以外の他の画像演算手段及び出力手段
に対して自己が選択可能なフレームメモリ及びデータメ
モリの選択、データバスのアクセス可能期間を容易に知
らしめることが可能となる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像処理装置において、前記画像演算手段は、前記
制御手段内の内部情報格納手段からの内部情報により、
自己の選択可能な前記フレームメモリ及びデータメモリ
を選択する手段と、前記フレームメモリに格納された画
像データに対して演算処理を行う手段と、前記演算処理
の結果を前記データバスを介して、前記データメモリに
格納する手段と、前記制御手段から出力される制御信号
及び前記演算処理中に前記データバスを占有しているこ
とを示す信号を出力するバス制御手段とを備えて構成す
ることを特徴とするものである。この請求項5記載の発
明に関する実施の形態には、第1及び第2の実施の形態
が対応する。そして、請求項5記載の発明においては、
上記のように演算手段を構成することにより、演算処理
手段が選択可能なフレームメモリ及びデータメモリの選
択が容易に行え、且つ演算処理手段以外の他の画像入力
手段及び出力手段に対してデータバスのアクセス可能期
間を容易に知らしめることが可能となる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記画像入力手段は、連続して入
力される画像データを前記フレームメモリのデータバス
幅に対応するように直並列変換する手段と、前記直並列
変換手段による出力結果を1又は複数の水平走査分の画
像データに対応して一時格納する一時格納手段と、前記
一時格納手段の内容を前記フレームメモリに順次転送す
る手段とを備えて構成することを特徴とするものであ
る。この請求項6記載の発明に関する実施の形態には、
第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、この請
求項6の構成要件の一時格納手段には、これらの実施の
形態ではバッファが対応する。そして、この請求項6記
載の発明においては、画像入力手段を上記のように構成
することにより、画像データの入力処理、演算処理及び
出力処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的に
なくし、リアルタイムで画像処理を行える。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像処理装置において、前記転送手段は、前記一時格納手
段に蓄えられた1又は複数の水平走査分の画像データ
を、前記CCDカメラのタイミングジェネレータから与
えられる水平ブランキング信号期間に、前記フレームメ
モリに順次転送するように構成することを特徴とするも
のである。この請求項7記載の発明に関する実施の形態
には、第1及び第2の実施の形態が対応する。そして、
この請求項7記載の発明においては、上記のように転送
手段を構成することにより、画像データの入力処理によ
るデータバスの占有を、実質的に画像入力期間に無関係
な期間に行うことができるため、更に演算処理及び出力
処理におけるデータ転送のオーバヘッドを実質的になく
し、リアルタイムで画像処理を行える。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記フレームメモリ及びデータメ
モリは、各々書き込み動作及び読み出し動作を共通のポ
ートで行う単一のシングルポートメモリに、互いに重複
されることなくマッピングされていることを特徴とする
ものである。この請求項8記載の発明に関する実施の形
態には、第1及び第2の実施の形態が対応する。画像処
理装置において、請求項1記載の構成を用いることによ
り、従来必要であった複数のフレームメモリに対応する
複数のデータバスが単一のデータバスで実現できる。し
たがって、請求項8記載の発明において、単一のシング
ルポートメモリに前記フレームメモリ及びデータメモリ
をマッピングする構成とすることにより、部品点数の削
減によって実装面積及び実装コストを抑えることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕次に、実施の形態について説明す
る。図1は本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形
態を示すブロック図である。この実施の形態による画像
処理装置は、CCDカメラ1から入力される対象画像
を、外部記憶装置5に対して入力を行う画像入力装置2
と、該画像入力装置2から出力される制御信号を入力
し、前記外部記憶装置5に格納される対象画像データに
対して画像処理を行い、処理結果を前記外部記憶装置5
に格納する画像演算装置3と、前記外部記憶装置5に格
納された前記処理結果を入力し、システムのアプリケー
ションに合わせてデータを編集・変換し外部に出力する
画像出力装置4と、前記画像入力装置2,前記画像演算
装置3,前記画像出力装置4,及び前記外部記憶装置5
に接続される単一のデータバス6とで構成されている。
【0022】そして、CCDカメラ1は、CCD11,A
/D変換器12,TG回路13を備え、CCD11から出力さ
れるアナログデータは、A/D変換器12により多ビット
のディジタルデータに変換されるようになっており、T
G回路13は前記CCD11の水平走査期間及び垂直走査期
間等のタイミング信号を制御するものである。また、画
像入力装置2は、2値化手段21,制御手段22,画像入力
手段23を備え、2値化手段21は、前記CCDカメラ1よ
り出力する多ビットの画像データを2値化処理するもの
で、2値化の閾値は、予め画像演算装置3より設定され
た内部レジスタ(reg )21-1の値にしたがって行われる
ようになっている。画像入力手段23は、2値化された画
像データを前記データバス6のバス幅に対応して直並列
変換を行うS/P回路23-1と、1又は複数の水平走査分
に対応した画像データを一時格納するバッファ23-2と、
直並列変換後のデータを前記データバス6を介して前記
外部記憶装置5に設けられている複数のフレームメモリ
51,52,53に後述のメモリ制御手段及び第1のバス制御
手段より制御されて、水平走査ブランキング期間中に格
納する転送手段23-3とを備えている。また、制御手段22
は、前記TG回路13より出力される水平走査信号及び垂
直走査信号等から、制御信号を発生させるものであり、
フラグ22-1,メモリ制御手段22-2,第1のバス制御手段
22-3を備え、フラグ22-1は、前記制御信号を発生させる
際に、前記複数のフレームメモリが現在の周期で、画像
入力処理、演算処理、出力処理のいずれかの処理対象に
割り当てるための内部情報を格納する手段であり、第1
のバス制御手段22-3は、画像入力手段23がデータバス6
を占有している期間を示す制御信号を画像演算装置3に
出力するようになっている。
【0023】画像演算装置3は、画像演算手段としての
プロセッサ31及び専用ハードウェア(図示せず)を備え
ており、前記制御信号及び前記フラグ22-1の内容によ
り、処理対象データが格納される前記フレームメモリを
選択し処理を行うものである。更に、前記プロセッサ31
は、画像処理後の演算結果を前記外部記憶装置5に設け
られているデータメモリ54に、各入力画像フレームに対
応して順次格納するものである。また、画像演算装置3
は第2のバス制御手段32を備え、該第2のバス制御手段
32は前記第1のバス制御手段22-3の出力信号を受け、前
記画像入力手段23及び前記プロセッサ31がデータバス6
を占有している期間を示す信号を、画像出力装置4に出
力するようになっている。
【0024】画像出力装置4は、制御CPU41を備え、
前記データメモリ54に格納される画像処理結果を順次読
み出し、システムのアプリケーションに合わせて編集・
変換し、出力インタフェース43を介して外部装置に出力
するものである。また、第3のバス制御手段42を備え、
前記第2のバス制御手段32の出力信号を受け、前記画像
入力装置2及び前記画像演算装置3がデータバス6を占
有していない期間を判断し、前記制御CPU41のデータ
バス6へのアクセスを許可する機能を備えている。
【0025】外部記憶装置5は、前記画像入力装置2,
前記画像演算装置3及び前記画像出力装置4に、共通の
データバス6を介して接続されており、シングルポート
のメモリにより構成されている。この外部記憶装置5の
内部に備えている各フレームの入力画像データに対応す
る複数のフレームメモリ51,52,53、及び前記画像演算
装置3による演算結果が格納されるデータメモリ54は、
単一のメモリ空間に互いに重複することなくマッピング
されている。
【0026】次に、このように構成されている第1の実
施の形態の概略動作について説明する。CCDカメラ1
から入力された画像データは、A/D変換器12,2値化
手段21及びS/P回路23-1を介して直並列変換された
後、毎フレーム単位、すなわち1垂直走査期間(1V期
間)に各々フレームメモリ51,52,53に、制御手段22か
ら出力される制御信号にしたがって、データバス6を介
して順次入力される。すなわち、最初の画像フレームは
フレームメモリ51に、次の画像フレームはフレームメモ
リ52に、その次の画像フレームはフレームメモリ53に入
力される。更にその次の画像フレームは、再びフレーム
メモリ51に入力されるという動作を繰り返す。
【0027】また、データバス6のバス幅、すなわちフ
レームメモリ51,52,53及びデータメモリ54のバス幅に
対応した直並列変換処理を、S/P回路23-1で行った後
の変換データは、変換終了後直ちにフレームメモリに入
力されるのではなく、1変換単位毎にまず、前記画像入
力装置2に設けられている一時格納手段であるバッファ
23-2に格納される。前記変換データを格納するバッファ
23-2に一時格納された1ライン分の画像データは、水平
走査信号のブランキング期間に前記フレームメモリに順
次格納される。この操作を水平走査信号毎に繰り返す。
すなわち、前記制御信号で選択されるフレームメモリに
対して、最初のラインの画像データは、最初の水平走査
ブランキング期間に入力される。次のラインの画像デー
タは、次の水平走査ブランキング期間に入力される。こ
の操作を1垂直走査期間内で繰り返す。画像入力装置2
がデータバス6を占有している期間は、第1のバス制御
手段22-3より制御信号を画像演算装置3に出力する。し
たがって、データバス6は、水平走査ブランキング期間
以外の時間のみ、画像演算装置3及び画像出力装置4が
占有可能になる。
【0028】一方、画像演算装置3は、垂直走査ブラン
キング期間に、前記制御手段22に備えている内部情報フ
ラグ22-1の内容をデータバス6を介して読み出し、直前
のフレーム期間にすでに1フレーム分の画像データが格
納されている画像処理を行うフレームメモリを判断す
る。画像演算装置3に備えているプロセッサ31及び専用
ハードは、1V期間内の水平走査ブランキング期間以外
の時間に、対象となるフレームメモリをアクセスし画像
処理を行う。処理結果は、フレームメモリのアクセス期
間以外及び垂直走査ブランキング期間に、データバス6
を介してデータメモリ54に格納される。また、第2のバ
ス制御手段32は、前記プロセッサ31又は画像入力装置2
がデータバス6を占有している期間を示す信号を、画像
出力装置4に出力する。この操作を、1V期間内の周期
で順次繰り返し、各フレームに対応した演算処理結果を
順次データメモリ54に格納する。
【0029】そして、画像出力装置4においては、第3
のバス制御手段42により、前記画像入力装置2及び画像
演算装置3がデータバス6を占有していない期間を判断
する。更に、垂直走査ブランキング期間に、前記制御手
段22に備えている内部情報フラグ22-1の内容をデータバ
ス6を介して読み出し、直前のフレーム期間にすでに1
フレーム分の画像処理が終了し、データメモリ54に処理
結果が格納されているメモリアドレスを判断して、シス
テムのアプリケーションに合わせてデータ処理・変換を
行い、出力インタフェース43を介して外部に出力する。
【0030】図2は、図1に示した画像処理装置におけ
る画像処理のパイプライン動作についての説明図で、図
3は図2における1垂直走査期間を拡大して示す説明図
である。次に、図2を参照しながら画像処理のパイプラ
イン動作について説明する。なお、この動作例において
は、1フレーム分の画像入力処理、画像演算処理及び出
力処理は、各々1垂直走査期間(1V)中に終了するも
のとする。次に、各垂直走査期間毎の処理内容について
説明する。
【0031】(1)1Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
1とする。 (処理1)CCDカメラ1は画像データを取込み、A/
D変換器12を介して画像入力装置2に順次出力する。画
像入力装置2では、CCDカメラ1内に設けられている
TG回路13から出力される水平走査ブランキング信号H
B及び垂直走査ブランキング信号VB等を受け、制御手
段22は各ブランキング信号に対応した各種制御信号を発
生する。多値の画像データは2値化手段21により、予め
レジスタ21-1に設定された閾値にしたがって2値化され
る。閾値は直前の垂直走査ブランキング期間に、プロセ
ッサ31により設定されているものとする。2値化された
画像データは、外部記憶装置5のバス幅、すなわちデー
タバス6のバス幅に合わせて直並列変換をS/P回路23
-1にて行い、変換後のデータをまずバッファ23-2に一時
的に順次格納する。また、バッファ23-2に書き込まれた
1ライン分のデータは、制御信号により水平走査ブラン
キング期間に、フレームメモリ51に順次格納される。
【0032】(2)2Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
2とする。 (処理1)前述した1Vサイクルの(処理1)に示した
画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルで
は制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ
1に入力される画像データは、フレームメモリ52に格納
される。 (処理2)画像演算装置3は、画像入力装置2から出力
される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス
有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ51をアク
セスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前
の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設け
られているフラグ22-1の内容を確認することによって選
択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を
介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3
がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2が
データバス6を占有していない期間である。なお、上記
(処理1)とこの(処理2)は並列に実行される。
【0033】(3)3Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
3とする。 (処理1)前述した1Vサイクルの(処理1)に示した
画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルで
は制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ
1に入力される画像データは、フレームメモリ53に格納
される。 (処理2)画像演算装置3は、画像入力装置2から出力
される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス
有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ52をアク
セスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前
の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設け
られているフラグ22-1の内容を確認することによって選
択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を
介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3
がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2が
データバス6を占有していない期間である。 (処理3)画像出力装置4は、画像演算装置3から出力
される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス
有効期間を判断し、この期間にデータメモリ54をアクセ
スする。出力対象となるデータメモリ54のアドレスは、
予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置
2に設けられているフラグ22-1の内容を確認することに
よって判断する。システムアプリケーションにしたがっ
て編集・変換されたデータは、外部に出力インタフェー
ス43を介して出力される。画像出力装置4がデータバス
6を占有できる期間は、画像入力装置2及び画像演算装
置3がデータバス6を占有していない期間である。な
お、これらの(処理1)、(処理2)及び(処理3)は
並列に実行される。
【0034】(4)4Vサイクル 前述の1V〜3Vサイクルと同様の処理が繰り返し行わ
れる。以上述べたように、画像の入力処理、演算処理、
出力処理の各々を1垂直走査期間(1V)に行い、3段
のパイプライン動作によってリアルタイム処理を実施す
る。
【0035】〔第2の実施の形態〕図4は、本発明に係
る画像処理装置の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる点
は、外部記憶装置5を2つのフレームメモリ51,52とデ
ータメモリ54とで構成している点で、他の構成は図1に
示した第1の実施の形態と同一である。図5は図4に示
した第2の実施の形態の画像処理のパイプライン動作に
ついての説明図である。次に、図5を参照しながら図4
に示した第2の実施の形態の動作を説明する。なお、こ
の動作例においては、1フレーム分の画像入力処理、画
像演算処理は、各々1垂直走査期間(1V)中に終了
し、出力処理は非リアルタイムで実行されるものとす
る。以下に、各垂直走査期間毎の処理内容について説明
する。
【0036】(A)1Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
1とする。 (処理1)CCDカメラ1は画像データを取込み、A/
D変換器12を介して画像入力装置2に順次出力する。画
像入力装置2では、CCDカメラ1内に設けられている
TG回路13から出力される水平走査ブランキング信号H
B及び垂直走査ブランキング信号VB等を受け、制御手
段22は各ブランキング信号に対応した各種制御信号を発
生する。多値の画像データは2値化手段21により、予め
レジスタ21-1に設定された閾値にしたがって2値化され
る。閾値は直前の垂直走査ブランキング期間に、プロセ
ッサ31により設定されているものとする。2値化された
画像データは、外部記憶装置5のバス幅、すなわちデー
タバス6のバス幅に合わせて直並列変換をS/P回路23
-1にて行い、変換後のデータをまずバッファ23-2に一時
的に順次格納する。また、バッファ23-2に書き込まれた
1ライン分のデータは、制御信号により水平走査ブラン
キング期間に、フレームメモリ51に順次格納される。
【0037】(B)2Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
2とする。 (処理1)前述した1Vサイクルの(処理1)に示した
画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルで
は制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ
1に入力される画像データは、フレームメモリ52に格納
される。 (処理2)画像演算装置3は、画像入力装置2から出力
される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス
有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ51をアク
セスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前
の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設け
られているフラグ22-1の内容を確認することによって選
択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を
介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3
がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2が
データバス6を占有していない期間である。なお、上記
(処理1)とこの(処理2)は並列に実行される。
【0038】(C)3Vサイクル このサイクルでCCDカメラ1が撮像する画像をFrame
3とする。 (処理1)前述した1Vサイクルの(処理1)に示した
画像入力処理と同一の処理を行う。但し、本サイクルで
は制御手段22が出力する制御信号により、CCDカメラ
1に入力される画像データは、フレームメモリ51に格納
される。 (処理2)画像演算装置3は、画像入力装置2から出力
される制御信号にしたがって、データバス6のアクセス
有効期間を判断し、この期間にフレームメモリ52をアク
セスする。演算対象となるフレームメモリは、予め直前
の垂直走査ブランキング期間に、画像入力装置2に設け
られているフラグ22-1の内容を確認することによって選
択する。演算処理後のデータは、同様にデータバス6を
介して、データメモリ54に格納される。画像演算装置3
がデータバス6を占有できる期間は、画像入力装置2が
データバス6を占有していない期間である。なお、これ
らの(処理1)、(処理2)は並列に実行される。
【0039】(D)Dummy Vサイクル (処理1)CCDカメラ1のイネーブル信号がインアク
ティブになると、アクティブ時の最後の垂直ブランキン
グ信号から、1V期間の内部ダミー垂直ブランキング信
号を発生させる。このサイクルで、直前にフレームメモ
リ51に格納された画像データに対して画像演算装置3
が、画像入力装置2から出力される制御信号にしたがっ
て、データバス6のアクセス有効期間を判断し、演算処
理を行い処理結果をデータメモリ54に格納する。
【0040】(E)非リアルタイム処理 Dummy-Vサイクル終了後、画像出力装置4は、データメ
モリ54を順次アクセスする。データメモリ54のアドレス
は、予め直前の垂直走査ブランキング期間に、画像入力
装置2に設けられているフラグ22-1の内容を確認するこ
とによって判断する。システムアプリケーションにした
がって編集・変換されたデータは、外部に出力インタフ
ェース43を介して出力される。画像出力装置4はデータ
バス6を占有できる。以上述べたように、画像の入力処
理、演算処理の各々を1垂直走査期間(1V)に行い、
2段のパイプライン動作によってリアルタイム処理を実
施し、出力処理を非リアルタイムで実施する。
【0041】なお、以上に述べた本発明の実施の形態に
おける各構成手段は、各種の変形、変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態における外部記憶装置に設け
られている複数のフレームメモリ及びデータメモリは、
単一のシングルポートメモリに互いに重複することなく
アドレスマッピングされているものを示したが、複数の
シングルポートメモリで構成してもよいし、デュアルポ
ートメモリ等を利用してもよい。また、パイプライン動
作に関しても、演算処理時間によっては画像演算処理に
複数のサイクルを割り当てることも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1記載の発明によれば、単一のデータバスで
パイプライン的に動作を行う画像処理装置を実現でき、
回路の大規模化、複雑化及び信頼性の低下をもたらすお
それを改善することができる。また請求項2記載の発明
によれば、3段のパイプライン動作による複数のフレー
ムメモリ及びデータメモリの順次且つ周期的な切り替え
動作を、複雑な回路を必要とせずに実現することができ
る。請求項3記載の発明によれば、3段のパイプライン
動作において、共通データバスの空時間を各処理手段の
動作により十分確保できない場合で、且つ出力処理を非
リアルタイムで実行してもシステム仕様上問題ない場合
に、2段のパイプライン動作によってシステムを実現す
ることができる。請求項4記載の発明によれば、画像入
力手段以外の他の画像演算手段及び出力手段に対して
も、それらの手段自身が選択可能なフレームメモリ及び
データメモリの選択、データバスのアクセス可能期間を
容易に知らせることが可能となる。請求項5記載の発明
によれば、画像演算手段が選択可能なフレームメモリ及
びデータメモリの選択を容易に行え、且つ画像演算手段
以外の他の画像入力手段及び出力手段に対して、データ
バスのアクセス可能期間を容易に知らせることが可能と
なる。請求項6及び7記載の発明によれば、画像データ
の入力処理、演算処理及び出力処理におけるデータ転送
のオーバヘッドを実質的になくし、リアルタイムで画像
処理を行うことが可能となる。請求項8記載の発明によ
れば、部品点数の削減によって実装面積及び実装コスト
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態の画像処理のパ
イプライン動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図3】図2における1垂直走査期間を拡大して示す図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】図4に示した第2の実施の形態の画像処理のパ
イプライン動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図6】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ 11 CCD 12 A/D変換器 13 TG回路 2 画像入力装置 21 2値化手段 21-1 レジスタ 22 制御手段 22-1 フラグ 22-2 メモリ制御手段 22-3 第1のバス制御手段 23 画像入力手段 23-1 S/P回路 23-2 バッファ 23-3 転送手段 3 画像演算装置 31 プロセッサ 32 第2のバス制御手段 4 画像出力装置 41 制御CPU 42 第3のバス制御手段 43 出力インタフェース 5 外部記憶装置 51,52,53 フレームメモリ 54 データメモリ 6 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDカメラ等から処理対象の画像デー
    タを入力し、画像処理を行って、その処理結果を出力す
    る画像処理装置において、複数のフレームメモリと、前
    記処理対象の画像データを1垂直走査周期の処理サイク
    ル毎に1フレームづつ、制御信号により前記フレームメ
    モリに順番に且つ周期的に切り換えて格納する画像入力
    手段と、画像演算処理を実行する画像演算手段と、前記
    画像演算手段による演算処理の結果を格納するデータメ
    モリと、前記データメモリの内容を外部に出力する出力
    手段と、前記複数のフレームメモリ、データメモリ及び
    画像演算手段に共通に接続された単一のデータバスと、
    前記複数のフレームメモリ及びデータメモリを前記各処
    理サイクル毎に、前記画像入力手段、画像演算手段、出
    力手段の各手段に個別に割り当てる制御手段とを備えて
    いることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数のフレームメ
    モリを、前記各処理サイクル毎に、画像入力処理、画像
    演算処理及び出力処理のいずれか1つの処理に利用し、
    且つ画像入力処理、画像演算処理及び出力処理に3サイ
    クル毎に順次割り当てる手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記複数のフレームメ
    モリを、前記各処理サイクル毎に、画像入力処理、画像
    演算処理のいずれか1つの処理に利用し、且つ画像入力
    処理及び画像演算処理に2サイクル毎に順次割り当てる
    手段と、画像入力処理及び画像演算処理が終了したこと
    を検知する検出手段と、前記検出手段の出力を受け、出
    力処理を実行する手段とを備えていることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数のフレームメ
    モリの各々に画像入力処理、画像演算処理及び出力処理
    のいずれを割り当てるかを決定する内部情報を生成する
    情報生成手段と、前記画像演算手段又は前記出力手段
    が、前記データバスを介して読み出し、自らが使用でき
    る前記フレームメモリを選択可能にさせる前記内部情報
    を格納する内部情報格納手段と、前記内部情報から前記
    画像入力手段が利用するフレームメモリを選択するメモ
    リ制御手段と、前記画像入力手段が前記データバスを占
    有していることを示す信号を出力するバス制御手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像演算手段は、前記制御手段内の
    内部情報格納手段からの内部情報により、自己の選択可
    能な前記フレームメモリ及びデータメモリを選択する手
    段と、前記フレームメモリに格納された画像データに対
    して演算処理を行う手段と、前記演算処理の結果を前記
    データバスを介して、前記データメモリに格納する手段
    と、前記制御手段から出力される制御信号及び前記演算
    処理中に前記データバスを占有していることを示す信号
    を出力するバス制御手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像入力手段は、連続して入力され
    る画像データを前記フレームメモリのデータバス幅に対
    応するように直並列変換する手段と、前記直並列変換手
    段による出力結果を1又は複数の水平走査分の画像デー
    タに対応して一時格納する一時格納手段と、前記一時格
    納手段の内容を前記フレームメモリに順次転送する手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記転送手段は、前記一時格納手段に蓄
    えられた1又は複数の水平走査分の画像データを、前記
    CCDカメラのタイミングジェネレータから与えられる
    水平ブランキング信号期間に、前記フレームメモリに順
    次転送するように構成されていることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記フレームメモリ及びデータメモリ
    は、各々書き込み動作及び読み出し動作を共通のポート
    で行う単一のシングルポートメモリに、互いに重複され
    ることなくマッピングされていることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
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