JP3775560B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、延長管をケース体に係止取り付ける電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機としては、例えば実開昭63−39355号公報に記載の構成が知られている。
【0003】
この実開昭63−39355号公報に記載の電気掃除機は、掃除機本体の走行方向の前側に開口しホースの一端を接続する吸込口を有している。また、ホースの他端に接続される延長管に、吸込口近傍に位置して掃除機本体の前方に向けて開口する係合凹部に係脱自在に係合する爪部を有した取付手段を取り付けている。そして、掃除機本体の後部を床面に載置した立位状態でホースおよび吸込口体を接続した状態のまま取付手段の爪部を係合凹部に係止させることにより、延長管を掃除機本体に取付支持する。
【0004】
この状態で、掃除機本体の前部に設けた把持部を持ち上げることにより、ホース、延長管および吸込口体を接続した状態で掃除機本体が搬送可能となる。また、掃除の中断のために、ホースを床面に置かなくても、ホースを把持したままの状態で、取付手段を係合凹部に係止することにより、掃除機本体に延長管および吸込口体が接続された状態のホースを保持できる。そして、掃除開始の際には、そのままホースを持ち上げるようにして係止状態を外すことにより容易に掃除できる構成が採られている。
【0005】
しかしながら、この実開昭63−39355号公報に記載の電気掃除機は、取付手段が突出したままの状態であることから、例えば延長管の先端部に床面を掃除する吸込口体を接続し、家具の下などの狭い箇所を掃除するために延長管の軸方向が床面に対して略平行となる状態で掃除しようとした場合、床面に取付手段が当接して延長管が床面に対して略平行となる状態とならない。このため、床面に対して傾斜する延長管が家具の下端縁に当接し、吸込口体が家具の下の奥まで走行できず、家具の下の奥まで掃除できない問題がある。
【0006】
そこで、例えば特開平4−64329号公報に記載の構成が知られている。この特開平4−64329号公報に記載の構成は、取付手段が延長管に対して回動自在に軸支され、掃除の際には延長管に沿うように回動し、他の部位に取付手段が当接せず、取り付ける際には取付手段を回動して延長管の外周面から突出して取り付ける構成が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平4−64329号公報に記載の従来の構成では、例えば掃除の中断の際には、取付手段を回動して延長管の外周面から突出する状態にして、係合凹部に係止する必要がある。さらに、掃除の再開時には、再び回動して延長管に沿う状態として、床面に取付手段が当接しないで家具の下の奥まで掃除できるようにする必要がある。このため、掃除の中断および再開動作が煩雑となり、掃除性の向上が図れない。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、簡単な構成で延長管に設けた取付手段を係脱できるとともに、掃除作業の際に取付手段が他の部位に当接して掃除性が低下することを防止できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電気掃除機は、内部に電動送風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を区画しこの集塵室に連通する吸込口を有したケース体と、このケース体に設けられた凹状の係合凹部と、前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される延長管に取り付けられ前記係合凹部に係止する取付手段とを備え、前記取付手段は、先端部が前記延長管の外周面の近傍および離間した位置間で移動可能な腕部と、この腕部の先端に設けられ前記係合凹部に係止する係止爪部と、前記腕部を先端部が前記延長管の外周面から離間する方向に付勢する付勢手段とを具備したものである。
【0010】
そして、係合凹部に係止する係止爪部が設けられた腕部の先端部が延長管の外周面から離間する方向に付勢手段にて付勢して延長管に取り付けられる取付手段を構成したため、常時は係止爪部が係合凹部に係合可能な状態に延長管から離間し、腕部の先端部分に床面や家具などの他の部位が当接すると付勢手段の付勢に抗して腕部が延長管の外周面の近傍に移動するので、例えば延長管が床面に対して略平行となるような状態でも、腕部が後退して引っ掛かることがなく、家具の下の奥まで掃除可能となり、家具などに当接しても後退して家具などの損傷を防止する。
【0011】
請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記載の電機掃除機において、ケース体は、走行可能な前輪および後輪を有し、係合凹部は、前記前輪に対して一側に位置して設けられ、取付手段は、係止爪部が前記係合凹部に係合した状態で延長管の前記前輪に対して反対側の外面に設けられ、腕部の基端を回動可能に軸支する軸支部を具備したものである。
【0012】
そして、腕部の基端を回動可能に軸支する取付手段の軸支部を、ケース体の前輪に対して一側に位置して設けた係合凹部に係止爪部を係合した状態で、延長管の前輪に対して反対側の外面に設けるため、軸支部が前輪と干渉せず、係合凹部に係合する係止爪部の位置が延長管とケース体との間に位置する状態が容易に得られ、安定して延長管が支持される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気掃除機の実施の一形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図2および図3において、1は電気掃除機本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部ケース2a、および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞する上部ケース2bとが、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接合されて前側上面部を開口したケース体としての本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。
【0015】
そして、本体ケース2には、走行方向の前側下面に下方に向けて突設された旋回軸5により旋回自在の図示しない前輪としての旋回輪が取り付けられ、本体ケース2の後側側面に走行輪としての大径の従動後輪6,6が回転自在に設けられ、電気掃除機本体1は旋回輪と従動後輪6,6とにて図示しない床面上を走行可能となっている。さらに、本体ケース2の上部には、上下方向に回動自在のハンドル7が設けられ、本体ケース2の前側下部には、図示しない前ハンドル部が設けられている。
【0016】
また、本体ケース2の後面上部である上部ケース2bの後面部および本体ケース2の後面下部である下部ケース2aの後面上部には、本体ケース2の後面を下面として立位状態で図示しない床面に載置した際、本体ケース2の後面が床面に所定の間隙を介するように従動後輪6,6とにて床面に当接する図示しない載置部が後方に向けて突設されている。
【0017】
そして、本体ケース2の後面上部には、電気掃除機本体1を旋回輪と従動後輪6,6とにて床面上に載置した状態で上方に向けて凹状となる第1の係合凹部8が設けられている。また、本体ケース2の前部底面には、本体ケース2の後面を下面として従動後輪6,6と載置部とにて電気掃除機本体1を立位状態で床面上に載置した状態で上方に向けて凹状となる第2の係合凹部9が設けられている。
【0018】
一方、電気掃除機本体1内には、図示しない格子状の隔壁により蓋体4の回動により上方が開放され集塵袋が着脱可能に装着される集塵室が、電気掃除機本体1の進行方向の前側に区画形成されているとともに、この集塵室の後方に電動送風機を収納した電動送風機室が区画形成されている。
【0019】
そして、電動送風機は、図示しないファンと、このファンをロータ軸にて回転駆動する電動部と、ファンを覆う前面中央部に集塵室に気密に連通する吸気口を開口形成したファンカバーとを備えている。
【0020】
一方、電気掃除機本体1内には、電動送風機室の後方に位置して、図示しない電動送風機の排気口に連通し上部ケース2bの後側上部に排気孔を外部に向けて開口する排気室が区画形成されている。
【0021】
また、本体ケース2の前側略中央には、図示しないホースを着脱自在に接続する図示しない吸込部が設けられている。そして、この吸込部には、前部が電気掃除機本体1の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室へ開口する図示しない吸込口が開口形成されている。
【0022】
一方、11はホースで、このホース11は、可撓性を有したホース部12と、このホース部12の一端に設けられ吸込口に嵌合固定される接続部13と、ホース部12の他端に設けられ電気掃除機本体1内に配設された電動送風機の駆動を設定する図示しない複数のスイッチを備えた手許操作部14とを備えている。そして、この手許操作部14の先端部には、延長管15あるいは吸込口体16が着脱可能に接続される。
【0023】
そして、延長管15は、一端側に略円筒状でホース11の手許操作部14に着脱自在に嵌合接続可能な図示しない接続雄管部を有し、他端側に略円筒状で吸込口体16が着脱可能に接続される接続雌管部を設けている。
【0024】
さらに、吸込口体16は、下面に図示しない吸込開口を開口し吸込室を内部に区画するケース体18を有している。そして、このケース体18の後部略中央には、先端部がホース11の手許操作部14あるいは延長管15の接続雌管部に接続する連通管19の基端側が吸込室に連通して回動自在に軸支されている。この連通管19は、軸方向が上下方向に沿う状態と、水平方向に沿う状態に回動自在に軸支されている。
【0025】
また、延長管15には、取付手段21が取り付けられている。この取付手段21は、図1ないし図4に示すように、延長管15を嵌合する弾性を有した管状の取付部22を有している。この取付部22は、図示しない切込が設けられ、この切込により取付部22の内径が拡大可能となっている。そして、この取付部22の切込部の位置には、軸支部23が設けられている。この軸支部23は、取付部22の軸方向の両端縁に位置してそれぞれ設けられ、取付部22の周方向に先端部が対向する軸支爪部24,24を一対有している。これら対をなす軸支爪部24,24は、内周面が略円筒状となる軸支孔25が形成されている。そして、軸支爪部24,24の先端間には、装着間隙26が設けられている。
【0026】
さらに、軸支部23には、腕部30が軸支されている。この腕部30は、取付部22の軸方向と略同寸法の幅寸法で帯状に形成され、長手方向の一端に、幅方向に向けて突出し、第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係脱可能に係止する係止爪部31が突設されている。さらに、この腕部30の他端には、一対の軸支部23間の距離と同寸法以下の首部32が設けられている。さらに、首部32の先端には、軸支部23の軸支孔25に回転自在に軸支され軸方向が係止爪部31の突出方向に沿った回動軸33が一体に設けられている。
【0027】
また、取付手段21には、回動軸33に軸支され係止爪部31が設けられた先端側が常時延長管15の外周面から離間して突出する方向に付勢する付勢手段としてのトーションばね35が設けられている。
【0028】
なお、取付手段21の腕部30は、回動軸33が軸支部23,23間に軸支され腕部30の側面が延長管15の外周面の周方向に沿う状態に形成されている。さらに、腕部30は、トーションばね35により付勢された状態で、係止爪部31が第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係合可能な向きとなるように形成されている。
【0029】
そして、取付手段21は、ホース11に延長管15を接続してホース11の手許操作部14を把持した状態で、延長管15に対して腕部30が床面側の下方に位置、すなわち掃除作業者側に位置するように延長管15に取り付けられる。すなわち、取付手段21は、延長管15に対して吸込口体16のケース体18が突出する方向とは反対側に突出して取り付けられている。この延長管15への取付は、取付部22を弾性に抗して切欠の位置で内径が拡大するように開き、この開いた切欠に延長管15を嵌合し、切欠の部分で例えばねじなどの図示しない取付部材にて締め付けることにより取り付けられる。
【0030】
この延長管15に取り付けられた状態では、電気掃除機本体1の後面を床面に対向させて載置部および従動後輪6,6にて床面上に載置して立位状態として取付手段21の係止爪部31を第2の係合凹部9に係止した際に、軸支部23の位置が延長管15に対して旋回輪と反対側に位置する。このため、係止爪部31は、延長管15と電気掃除機本体1との間に位置する状態で係止する。
【0031】
次に、上記実施の一形態の動作について説明する。
【0032】
通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、引き出された図示しない電源コードを介して電力を供給し、吸込部の吸込口にホース11や延長管15、吸込口体16を適宜接続し、供給された電力で電動送風機を所定の駆動状態で駆動させて掃除する。この掃除により、吸込口体16の吸込開口から延長管15およびホース11を介して吸込口から空気とともに塵埃が吸い込まれ、電気掃除機本体1の集塵室に導かれて、集塵袋内に捕捉する。そして、塵埃が除去された空気は、電動送風機の吸気口から吸い込まれ、電動送風機内を通って電動送風機の排気孔から排気室に排気され、排気孔から電気掃除機本体1外の外気へ排気風として排出される。
【0033】
そして、家具の下などを掃除する場合には、延長管15の軸方向が床面に対して略平行となるように、ホース11の手許操作部14を下方に向けて倒すようにして吸込口体16の連通管19を回動し、吸込口体16を家具の下などの狭い場所に走行させる。この延長管15の軸方向が水平に近づいた状態では、取付手段21の腕部30が延長管15に対して下方に位置する状態であることから、腕部30の先端が床面に当接する。そして、さらに延長管15を軸方向が床面に略平行となる略水平状態に吸込口体16の連通管19を回動させると、腕部30はトーションばね35の付勢に抗して先端側が延長管15の外周面に近づく状態に回動する。このため、延長管15を軸方向が略水平状態となるまで吸込口体16の連通管19を回動でき、延長管15が家具の下縁に当接することなく吸込口体16が家具の下の奥まで走行し、掃除できる。
【0034】
さらに、掃除中に家具に腕部30が当接した場合には、トーションばね35の付勢に抗して腕部30が回動するため、家具や取付手段21が損傷することを防止できる。
【0035】
また、再び通常の掃除状態となる延長管15の傾き状態に吸込口体16の連通管19を回動すると、腕部30の先端部分が床面から離間し、トーションばね35の復元力により、再び先端側が延長管15の外周面から離間して突出する状態となる。
【0036】
また、家具の移動などにより掃除を中断する場合には、ホース11の手許操作部14を把持したまま、取付手段21の係止爪部31を電気掃除機本体1の後部上面に開口する第1の係合凹部8に係止する。この係止により、延長管15およびこの延長管15に接続するホース11および吸込口体16が一体的に取付手段21により電気掃除機本体1に支持される。
【0037】
さらに、掃除後に電気掃除機本体1を収納場所に収納させる際には、電気掃除機本体1の後面を床面に対向させて載置部および従動後輪6,6にて床面上に載置して立位状態とする。この後、上方に向けて開口する第2の係合凹部9に取付手段21の係止爪部31を挿入して係止し、延長管15およびこの延長管15に接続するホース11および吸込口体16を一体的に取付手段21により電気掃除機本体1に支持する。そして、電気掃除機本体1の前ハンドル部を持って収納場所まで搬送して収納する。
【0038】
ここで、取付手段21の軸支部23の位置が延長管15に対して旋回輪と反対側であることから、取付手段21が旋回輪と干渉することがない。そして、腕部30は先端が延長管15の径方向の面に沿って回動するため、係止爪部31は、延長管15と電気掃除機本体1との間に位置する状態で係止する。
【0039】
上述したように、上記実施の形態によれば、第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係止する係止爪部31を先端部に設けた腕部30の先端側が延長管15の外周面から突出する方向にトーションばね35にて付勢して延長管15に取付手段21を取り付けるため、常時は係止爪部31が第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係合可能な状態に腕部30が突出し、この腕部30の先端部分に床面や家具などの他の部位が当接した場合には、トーションばね35の付勢に抗して腕部30が延長管15の外周面に後退するので、例えば延長管15が床面に対して略平行となるような状態でも、腕部30が後退して延長管15の倒れ込みを規制することがなく、家具の下の奥まで掃除でき、掃除性を向上できるとともに、家具などに当接しても後退して家具や取付手段21の損傷を防止できる。
【0040】
さらに、係止爪部31を第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係合する場合は、トーションばね35により自動的に係止爪部31が延長管15から離間していることから、容易に係合させることができる。
【0041】
また、腕部30の基端を先端側が延長管15の径方向に面で回動可能に軸支する取付手段21の軸支部23を、本体ケース2の旋回輪に対して走行方向の一側に位置して設けた第2の係合凹部9に係止爪部31を係合した状態で、延長管15の旋回輪に対して反対側の外面の位置に設けるため、軸支部23が旋回輪と干渉することを防止して確実に延長管15を支持できるとともに、腕部30の基端側を先端側が回動するように軸支されているので、第2の係合凹部9に係合する係止爪部31の位置が延長管15と本体ケース2との間に位置する状態が容易に得られ、バランスよく安定して延長管15を支持できる。
【0042】
なお、上記実施の形態において、取付手段21に取付部22を設けて説明したが、取り付ける方法としては、嵌合のみ、接着剤などによる取付など、いずれの方法でもよい。
【0043】
また、取付部22を設けず、延長管15の外周面に直接軸支部23を設けて腕部30を軸支するなどしてもよい。
【0044】
さらに、腕部30を回動可能に軸支して説明したが、例えば延長管15に対して径方向に沿って係止爪部31を設けた先端部が常時突出する状態に進退可能に設けるなどしてもよい。
【0045】
また、付勢手段としては、トーションばね35に限らず、板ばねコイルスプリング、ゴムなどの弾性部材などいずれのものでもできる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の電気掃除機によれば、腕部の係止爪部を設けた先端部が延長管の外周面から離間する方向に付勢手段にて付勢して延長管に取り付けるため、常時は係止爪部が係合凹部に係合可能な状態に腕部が延長管から離間し、この腕部の先端部分に床面や家具などの他の部位が当接すると付勢手段の付勢に抗して腕部が延長管の外周面の近傍に移動するので、例えば延長管が床面に対して略平行となるような状態でも、腕部が後退して引っ掛かることがなく、家具の下の奥まで掃除でき、掃除性を向上できるとともに、家具などに当接しても後退して家具や取付手段などの損傷を防止できる。
【0047】
請求項2記載の電気掃除機によれば、請求項1記載の電気掃除機の効果に加え、腕部の基端を回動可能に軸支する取付手段の軸支部を、ケース体の前輪に対して一側に位置する係合凹部に係止爪部が係合した状態で、延長管の前輪に対して反対側の外面に設けるため、軸支部が前輪と干渉せず、係合凹部に係合する係止爪部の位置が延長管とケース体との間に位置する状態が容易に得られ、安定して延長管を支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す取付手段の底面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上延長管を支持した状態での電気掃除機本体を示す側面図である。
【図4】同上底面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体
2 ケース体である本体ケース
8 第1の係合凹部
9 第2の係合凹部
11 ホース
15 延長管
21 取付手段
23 軸支部
30 腕部
31 係止爪部
35 付勢手段としてのトーションばね

Claims (2)

  1. 内部に電動送風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を区画しこの集塵室に連通する吸込口を有したケース体と、
    このケース体に設けられた凹状の係合凹部と、
    前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される延長管に取り付けられ前記係合凹部に係止する取付手段とを備え、
    前記取付手段は、先端部が前記延長管の外周面の近傍および離間した位置間で移動可能な腕部と、この腕部の先端に設けられ前記係合凹部に係止する係止爪部と、前記腕部を先端部が前記延長管の外周面から離間する方向に付勢する付勢手段とを具備した
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. ケース体は、走行可能な前輪および後輪を有し、
    係合凹部は、前記前輪に対して一側に位置して設けられ、
    取付手段は、係止爪部が前記係合凹部に係合した状態で延長管の前記前輪に対して反対側の外面に設けられ、腕部の基端を回動可能に軸支する軸支部を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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