JP2001187002A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001187002A
JP2001187002A JP37463399A JP37463399A JP2001187002A JP 2001187002 A JP2001187002 A JP 2001187002A JP 37463399 A JP37463399 A JP 37463399A JP 37463399 A JP37463399 A JP 37463399A JP 2001187002 A JP2001187002 A JP 2001187002A
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Akira Torisawa
陽 鳥澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で延長管に設けた取付手段を係脱
でき、掃除の際に取付手段が他部位に当接し掃除性が低
下するのを防止できる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体の本体ケースに、第1の
係合凹部および第2の係合凹部を設ける。第1の係合凹
部は、旋回輪および従動後輪にて載置する状態で上方に
開口し、第2の係合凹部は、後面を下面とした状態で上
方に開口する。本体ケースに接続するホースの先端部に
接続する延長管に取付手段21を取り付ける。延長管を嵌
合する取付部に、取り付けた際に旋回輪と反対側に位置
する軸支部23にて腕部30を回動可能に軸支する。腕部30
の回動側の先端に第1の係合凹部および第2の係合凹部
に係合する係止爪部31を設ける。腕部30の先端側が常時
延長管から離間する方向に付勢するトーションばね35を
設け、当接した際に回動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、延長管をケース体
に係止取り付ける電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば実開昭63−39355号公報に記載の構成が知ら
れている。
【0003】この実開昭63−39355号公報に記載
の電気掃除機は、掃除機本体の走行方向の前側に開口し
ホースの一端を接続する吸込口を有している。また、ホ
ースの他端に接続される延長管に、吸込口近傍に位置し
て掃除機本体の前方に向けて開口する係合凹部に係脱自
在に係合する爪部を有した取付手段を取り付けている。
そして、掃除機本体の後部を床面に載置した立位状態で
ホースおよび吸込口体を接続した状態のまま取付手段の
爪部を係合凹部に係止させることにより、延長管を掃除
機本体に取付支持する。
【0004】この状態で、掃除機本体の前部に設けた把
持部を持ち上げることにより、ホース、延長管および吸
込口体を接続した状態で掃除機本体が搬送可能となる。
また、掃除の中断のために、ホースを床面に置かなくて
も、ホースを把持したままの状態で、取付手段を係合凹
部に係止することにより、掃除機本体に延長管および吸
込口体が接続された状態のホースを保持できる。そし
て、掃除開始の際には、そのままホースを持ち上げるよ
うにして係止状態を外すことにより容易に掃除できる構
成が採られている。
【0005】しかしながら、この実開昭63−3935
5号公報に記載の電気掃除機は、取付手段が突出したま
まの状態であることから、例えば延長管の先端部に床面
を掃除する吸込口体を接続し、家具の下などの狭い箇所
を掃除するために延長管の軸方向が床面に対して略平行
となる状態で掃除しようとした場合、床面に取付手段が
当接して延長管が床面に対して略平行となる状態となら
ない。このため、床面に対して傾斜する延長管が家具の
下端縁に当接し、吸込口体が家具の下の奥まで走行でき
ず、家具の下の奥まで掃除できない問題がある。
【0006】そこで、例えば特開平4−64329号公
報に記載の構成が知られている。この特開平4−643
29号公報に記載の構成は、取付手段が延長管に対して
回動自在に軸支され、掃除の際には延長管に沿うように
回動し、他の部位に取付手段が当接せず、取り付ける際
には取付手段を回動して延長管の外周面から突出して取
り付ける構成が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−64329号公報に記載の従来の構成では、例
えば掃除の中断の際には、取付手段を回動して延長管の
外周面から突出する状態にして、係合凹部に係止する必
要がある。さらに、掃除の再開時には、再び回動して延
長管に沿う状態として、床面に取付手段が当接しないで
家具の下の奥まで掃除できるようにする必要がある。こ
のため、掃除の中断および再開動作が煩雑となり、掃除
性の向上が図れない。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で延長管に設けた取付手段を係脱できる
とともに、掃除作業の際に取付手段が他の部位に当接し
て掃除性が低下することを防止できる電気掃除機を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、内部に電動送風機を収容する電動送風機室および
この電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を区画しこ
の集塵室に連通する吸込口を有したケース体と、このケ
ース体に設けられた凹状の係合凹部と、前記吸込口に一
端が接続されるホースに接続される延長管に取り付けら
れ前記係合凹部に係止する取付手段とを備え、前記取付
手段は、先端部が前記延長管の外周面の近傍および離間
した位置間で移動可能な腕部と、この腕部の先端に設け
られ前記係合凹部に係止する係止爪部と、前記腕部を先
端部が前記延長管の外周面から離間する方向に付勢する
付勢手段とを具備したものである。
【0010】そして、係合凹部に係止する係止爪部が設
けられた腕部の先端部が延長管の外周面から離間する方
向に付勢手段にて付勢して延長管に取り付けられる取付
手段を構成したため、常時は係止爪部が係合凹部に係合
可能な状態に延長管から離間し、腕部の先端部分に床面
や家具などの他の部位が当接すると付勢手段の付勢に抗
して腕部が延長管の外周面の近傍に移動するので、例え
ば延長管が床面に対して略平行となるような状態でも、
腕部が後退して引っ掛かることがなく、家具の下の奥ま
で掃除可能となり、家具などに当接しても後退して家具
などの損傷を防止する。
【0011】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電機掃除機において、ケース体は、走行可能な前輪
および後輪を有し、係合凹部は、前記前輪に対して一側
に位置して設けられ、取付手段は、係止爪部が前記係合
凹部に係合した状態で延長管の前記前輪に対して反対側
の外面に設けられ、腕部の基端を回動可能に軸支する軸
支部を具備したものである。
【0012】そして、腕部の基端を回動可能に軸支する
取付手段の軸支部を、ケース体の前輪に対して一側に位
置して設けた係合凹部に係止爪部を係合した状態で、延
長管の前輪に対して反対側の外面に設けるため、軸支部
が前輪と干渉せず、係合凹部に係合する係止爪部の位置
が延長管とケース体との間に位置する状態が容易に得ら
れ、安定して延長管が支持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0014】図2および図3において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部
ケース2a、および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞
する上部ケース2bとが、前面を含む周縁にバンパ3を挟
持して接合されて前側上面部を開口したケース体として
の本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部
の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支し
て形成されている。
【0015】そして、本体ケース2には、走行方向の前
側下面に下方に向けて突設された旋回軸5により旋回自
在の図示しない前輪としての旋回輪が取り付けられ、本
体ケース2の後側側面に走行輪としての大径の従動後輪
6,6が回転自在に設けられ、電気掃除機本体1は旋回
輪と従動後輪6,6とにて図示しない床面上を走行可能
となっている。さらに、本体ケース2の上部には、上下
方向に回動自在のハンドル7が設けられ、本体ケース2
の前側下部には、図示しない前ハンドル部が設けられて
いる。
【0016】また、本体ケース2の後面上部である上部
ケース2bの後面部および本体ケース2の後面下部である
下部ケース2aの後面上部には、本体ケース2の後面を下
面として立位状態で図示しない床面に載置した際、本体
ケース2の後面が床面に所定の間隙を介するように従動
後輪6,6とにて床面に当接する図示しない載置部が後
方に向けて突設されている。
【0017】そして、本体ケース2の後面上部には、電
気掃除機本体1を旋回輪と従動後輪6,6とにて床面上
に載置した状態で上方に向けて凹状となる第1の係合凹
部8が設けられている。また、本体ケース2の前部底面
には、本体ケース2の後面を下面として従動後輪6,6
と載置部とにて電気掃除機本体1を立位状態で床面上に
載置した状態で上方に向けて凹状となる第2の係合凹部
9が設けられている。
【0018】一方、電気掃除機本体1内には、図示しな
い格子状の隔壁により蓋体4の回動により上方が開放さ
れ集塵袋が着脱可能に装着される集塵室が、電気掃除機
本体1の進行方向の前側に区画形成されているととも
に、この集塵室の後方に電動送風機を収納した電動送風
機室が区画形成されている。
【0019】そして、電動送風機は、図示しないファン
と、このファンをロータ軸にて回転駆動する電動部と、
ファンを覆う前面中央部に集塵室に気密に連通する吸気
口を開口形成したファンカバーとを備えている。
【0020】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室の後方に位置して、図示しない電動送風機の排気口
に連通し上部ケース2bの後側上部に排気孔を外部に向け
て開口する排気室が区画形成されている。
【0021】また、本体ケース2の前側略中央には、図
示しないホースを着脱自在に接続する図示しない吸込部
が設けられている。そして、この吸込部には、前部が電
気掃除機本体1の前方へ開口しているとともに、後部が
集塵室へ開口する図示しない吸込口が開口形成されてい
る。
【0022】一方、11はホースで、このホース11は、可
撓性を有したホース部12と、このホース部12の一端に設
けられ吸込口に嵌合固定される接続部13と、ホース部12
の他端に設けられ電気掃除機本体1内に配設された電動
送風機の駆動を設定する図示しない複数のスイッチを備
えた手許操作部14とを備えている。そして、この手許操
作部14の先端部には、延長管15あるいは吸込口体16が着
脱可能に接続される。
【0023】そして、延長管15は、一端側に略円筒状で
ホース11の手許操作部14に着脱自在に嵌合接続可能な図
示しない接続雄管部を有し、他端側に略円筒状で吸込口
体16が着脱可能に接続される接続雌管部を設けている。
【0024】さらに、吸込口体16は、下面に図示しない
吸込開口を開口し吸込室を内部に区画するケース体18を
有している。そして、このケース体18の後部略中央に
は、先端部がホース11の手許操作部14あるいは延長管15
の接続雌管部に接続する連通管19の基端側が吸込室に連
通して回動自在に軸支されている。この連通管19は、軸
方向が上下方向に沿う状態と、水平方向に沿う状態に回
動自在に軸支されている。
【0025】また、延長管15には、取付手段21が取り付
けられている。この取付手段21は、図1ないし図4に示
すように、延長管15を嵌合する弾性を有した管状の取付
部22を有している。この取付部22は、図示しない切込が
設けられ、この切込により取付部22の内径が拡大可能と
なっている。そして、この取付部22の切込部の位置に
は、軸支部23が設けられている。この軸支部23は、取付
部22の軸方向の両端縁に位置してそれぞれ設けられ、取
付部22の周方向に先端部が対向する軸支爪部24,24を一
対有している。これら対をなす軸支爪部24,24は、内周
面が略円筒状となる軸支孔25が形成されている。そし
て、軸支爪部24,24の先端間には、装着間隙26が設けら
れている。
【0026】さらに、軸支部23には、腕部30が軸支され
ている。この腕部30は、取付部22の軸方向と略同寸法の
幅寸法で帯状に形成され、長手方向の一端に、幅方向に
向けて突出し、第1の係合凹部8および第2の係合凹部
9に係脱可能に係止する係止爪部31が突設されている。
さらに、この腕部30の他端には、一対の軸支部23間の距
離と同寸法以下の首部32が設けられている。さらに、首
部32の先端には、軸支部23の軸支孔25に回転自在に軸支
され軸方向が係止爪部31の突出方向に沿った回動軸33が
一体に設けられている。
【0027】また、取付手段21には、回動軸33に軸支さ
れ係止爪部31が設けられた先端側が常時延長管15の外周
面から離間して突出する方向に付勢する付勢手段として
のトーションばね35が設けられている。
【0028】なお、取付手段21の腕部30は、回動軸33が
軸支部23,23間に軸支され腕部30の側面が延長管15の外
周面の周方向に沿う状態に形成されている。さらに、腕
部30は、トーションばね35により付勢された状態で、係
止爪部31が第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に
係合可能な向きとなるように形成されている。
【0029】そして、取付手段21は、ホース11に延長管
15を接続してホース11の手許操作部14を把持した状態
で、延長管15に対して腕部30が床面側の下方に位置、す
なわち掃除作業者側に位置するように延長管15に取り付
けられる。すなわち、取付手段21は、延長管15に対して
吸込口体16のケース体18が突出する方向とは反対側に突
出して取り付けられている。この延長管15への取付は、
取付部22を弾性に抗して切欠の位置で内径が拡大するよ
うに開き、この開いた切欠に延長管15を嵌合し、切欠の
部分で例えばねじなどの図示しない取付部材にて締め付
けることにより取り付けられる。
【0030】この延長管15に取り付けられた状態では、
電気掃除機本体1の後面を床面に対向させて載置部およ
び従動後輪6,6にて床面上に載置して立位状態として
取付手段21の係止爪部31を第2の係合凹部9に係止した
際に、軸支部23の位置が延長管15に対して旋回輪と反対
側に位置する。このため、係止爪部31は、延長管15と電
気掃除機本体1との間に位置する状態で係止する。
【0031】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0032】通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、
引き出された図示しない電源コードを介して電力を供給
し、吸込部の吸込口にホース11や延長管15、吸込口体16
を適宜接続し、供給された電力で電動送風機を所定の駆
動状態で駆動させて掃除する。この掃除により、吸込口
体16の吸込開口から延長管15およびホース11を介して吸
込口から空気とともに塵埃が吸い込まれ、電気掃除機本
体1の集塵室に導かれて、集塵袋内に捕捉する。そし
て、塵埃が除去された空気は、電動送風機の吸気口から
吸い込まれ、電動送風機内を通って電動送風機の排気孔
から排気室に排気され、排気孔から電気掃除機本体1外
の外気へ排気風として排出される。
【0033】そして、家具の下などを掃除する場合に
は、延長管15の軸方向が床面に対して略平行となるよう
に、ホース11の手許操作部14を下方に向けて倒すように
して吸込口体16の連通管19を回動し、吸込口体16を家具
の下などの狭い場所に走行させる。この延長管15の軸方
向が水平に近づいた状態では、取付手段21の腕部30が延
長管15に対して下方に位置する状態であることから、腕
部30の先端が床面に当接する。そして、さらに延長管15
を軸方向が床面に略平行となる略水平状態に吸込口体16
の連通管19を回動させると、腕部30はトーションばね35
の付勢に抗して先端側が延長管15の外周面に近づく状態
に回動する。このため、延長管15を軸方向が略水平状態
となるまで吸込口体16の連通管19を回動でき、延長管15
が家具の下縁に当接することなく吸込口体16が家具の下
の奥まで走行し、掃除できる。
【0034】さらに、掃除中に家具に腕部30が当接した
場合には、トーションばね35の付勢に抗して腕部30が回
動するため、家具や取付手段21が損傷することを防止で
きる。
【0035】また、再び通常の掃除状態となる延長管15
の傾き状態に吸込口体16の連通管19を回動すると、腕部
30の先端部分が床面から離間し、トーションばね35の復
元力により、再び先端側が延長管15の外周面から離間し
て突出する状態となる。
【0036】また、家具の移動などにより掃除を中断す
る場合には、ホース11の手許操作部14を把持したまま、
取付手段21の係止爪部31を電気掃除機本体1の後部上面
に開口する第1の係合凹部8に係止する。この係止によ
り、延長管15およびこの延長管15に接続するホース11お
よび吸込口体16が一体的に取付手段21により電気掃除機
本体1に支持される。
【0037】さらに、掃除後に電気掃除機本体1を収納
場所に収納させる際には、電気掃除機本体1の後面を床
面に対向させて載置部および従動後輪6,6にて床面上
に載置して立位状態とする。この後、上方に向けて開口
する第2の係合凹部9に取付手段21の係止爪部31を挿入
して係止し、延長管15およびこの延長管15に接続するホ
ース11および吸込口体16を一体的に取付手段21により電
気掃除機本体1に支持する。そして、電気掃除機本体1
の前ハンドル部を持って収納場所まで搬送して収納す
る。
【0038】ここで、取付手段21の軸支部23の位置が延
長管15に対して旋回輪と反対側であることから、取付手
段21が旋回輪と干渉することがない。そして、腕部30は
先端が延長管15の径方向の面に沿って回動するため、係
止爪部31は、延長管15と電気掃除機本体1との間に位置
する状態で係止する。
【0039】上述したように、上記実施の形態によれ
ば、第1の係合凹部8および第2の係合凹部9に係止す
る係止爪部31を先端部に設けた腕部30の先端側が延長管
15の外周面から突出する方向にトーションばね35にて付
勢して延長管15に取付手段21を取り付けるため、常時は
係止爪部31が第1の係合凹部8および第2の係合凹部9
に係合可能な状態に腕部30が突出し、この腕部30の先端
部分に床面や家具などの他の部位が当接した場合には、
トーションばね35の付勢に抗して腕部30が延長管15の外
周面に後退するので、例えば延長管15が床面に対して略
平行となるような状態でも、腕部30が後退して延長管15
の倒れ込みを規制することがなく、家具の下の奥まで掃
除でき、掃除性を向上できるとともに、家具などに当接
しても後退して家具や取付手段21の損傷を防止できる。
【0040】さらに、係止爪部31を第1の係合凹部8お
よび第2の係合凹部9に係合する場合は、トーションば
ね35により自動的に係止爪部31が延長管15から離間して
いることから、容易に係合させることができる。
【0041】また、腕部30の基端を先端側が延長管15の
径方向に面で回動可能に軸支する取付手段21の軸支部23
を、本体ケース2の旋回輪に対して走行方向の一側に位
置して設けた第2の係合凹部9に係止爪部31を係合した
状態で、延長管15の旋回輪に対して反対側の外面の位置
に設けるため、軸支部23が旋回輪と干渉することを防止
して確実に延長管15を支持できるとともに、腕部30の基
端側を先端側が回動するように軸支されているので、第
2の係合凹部9に係合する係止爪部31の位置が延長管15
と本体ケース2との間に位置する状態が容易に得られ、
バランスよく安定して延長管15を支持できる。
【0042】なお、上記実施の形態において、取付手段
21に取付部22を設けて説明したが、取り付ける方法とし
ては、嵌合のみ、接着剤などによる取付など、いずれの
方法でもよい。
【0043】また、取付部22を設けず、延長管15の外周
面に直接軸支部23を設けて腕部30を軸支するなどしても
よい。
【0044】さらに、腕部30を回動可能に軸支して説明
したが、例えば延長管15に対して径方向に沿って係止爪
部31を設けた先端部が常時突出する状態に進退可能に設
けるなどしてもよい。
【0045】また、付勢手段としては、トーションばね
35に限らず、板ばねコイルスプリング、ゴムなどの弾性
部材などいずれのものでもできる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、腕
部の係止爪部を設けた先端部が延長管の外周面から離間
する方向に付勢手段にて付勢して延長管に取り付けるた
め、常時は係止爪部が係合凹部に係合可能な状態に腕部
が延長管から離間し、この腕部の先端部分に床面や家具
などの他の部位が当接すると付勢手段の付勢に抗して腕
部が延長管の外周面の近傍に移動するので、例えば延長
管が床面に対して略平行となるような状態でも、腕部が
後退して引っ掛かることがなく、家具の下の奥まで掃除
でき、掃除性を向上できるとともに、家具などに当接し
ても後退して家具や取付手段などの損傷を防止できる。
【0047】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機の効果に加え、腕部の基端を回動
可能に軸支する取付手段の軸支部を、ケース体の前輪に
対して一側に位置する係合凹部に係止爪部が係合した状
態で、延長管の前輪に対して反対側の外面に設けるた
め、軸支部が前輪と干渉せず、係合凹部に係合する係止
爪部の位置が延長管とケース体との間に位置する状態が
容易に得られ、安定して延長管を支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す取付手段の底面図
である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上延長管を支持した状態での電気掃除機本体
を示す側面図である。
【図4】同上底面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 ケース体である本体ケース 8 第1の係合凹部 9 第2の係合凹部 11 ホース 15 延長管 21 取付手段 23 軸支部 30 腕部 31 係止爪部 35 付勢手段としてのトーションばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電動送風機を収容する電動送風機
    室およびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を
    区画しこの集塵室に連通する吸込口を有したケース体
    と、 このケース体に設けられた凹状の係合凹部と、 前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される延長
    管に取り付けられ前記係合凹部に係止する取付手段とを
    備え、 前記取付手段は、先端部が前記延長管の外周面の近傍お
    よび離間した位置間で移動可能な腕部と、この腕部の先
    端に設けられ前記係合凹部に係止する係止爪部と、前記
    腕部を先端部が前記延長管の外周面から離間する方向に
    付勢する付勢手段とを具備したことを特徴とする電気掃
    除機。
  2. 【請求項2】 ケース体は、走行可能な前輪および後輪
    を有し、 係合凹部は、前記前輪に対して一側に位置して設けら
    れ、 取付手段は、係止爪部が前記係合凹部に係合した状態で
    延長管の前記前輪に対して反対側の外面に設けられ、腕
    部の基端を回動可能に軸支する軸支部を具備したことを
    特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
JP37463399A 1999-12-28 1999-12-28 電気掃除機 Expired - Fee Related JP3775560B2 (ja)

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