JP2002028120A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002028120A
JP2002028120A JP2000218122A JP2000218122A JP2002028120A JP 2002028120 A JP2002028120 A JP 2002028120A JP 2000218122 A JP2000218122 A JP 2000218122A JP 2000218122 A JP2000218122 A JP 2000218122A JP 2002028120 A JP2002028120 A JP 2002028120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電時における高さ寸法が高くなることを抑
制して充電作業性が向上する電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機および蓄電池を収容する掃除
機本体1の後部に充電部を設け、下面に前方に向けて開
口する係合凹部を設ける。掃除機本体1の電動送風機に
連通する吸込部61にホース121を介して接続した延長管1
28に略L字状に突出する取付爪部135を有した取付手段1
36を設ける。充電器141の載置凹部142に載置した掃除機
本体1を支持する本体支持部147の頂部に上方に向けて
開口する略筒状で取付爪部を係止する取付凹部を設け
る。取付凹部は、掃除機本体1の係合凹部に延長管128
の取付爪部を係止したスタンド収納状態での係合凹部の
床面からの高さ位置と略同高さ位置に設ける。スタンド
収納状態での高さ寸法と充電状態での高さ寸法とを略同
じにでき、スタンド収納可能な空間であれば充電でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機本体の蓄電
池を充電する充電器を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば特開平9−10155号公報に記載の構成が知られ
ている。
【0003】この特開平9−10155号公報に記載の
電気掃除機は、電動送風機およびこの電動送風機に電力
を供給する蓄電池を収容し蓄電池に接続される充電部が
後面部に設けられた掃除機本体を備えている。そして、
この掃除機本体の下面には、掃除機本体の後面を床面に
対向して載置する立位状態でホースを介して接続する延
長管の取付手段を着脱可能に係止して取り付ける係合手
段が設けられている。
【0004】また、掃除機本体の蓄電池を充電する充電
器は、上面に掃除機本体を立位状態で載置可能で掃除機
本体の充電部に接続する充電金具を有した載置部が設け
られている。
【0005】そして、例えば掃除の中断や掃除の終了に
より収容する場合、掃除機本体の後面を床面に対向して
載置する立位状態とし、この立位状態の掃除機本体の係
合手段に延長管の取付手段を係止してホースを介して掃
除機本体に接続した延長管を取り付けるスタンド収納形
態とする。また、充電する場合には、このスタンド収納
形態にした掃除機本体を、充電器の上面の載置部上に載
置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−10155号公報に記載の電気掃除機では、掃除機
本体にホースを介して接続する延長管を取付手段により
掃除機本体に取り付けるスタンド収納形態で充電器上に
載置して充電するので、充電時の高さ寸法は、スタンド
収納形態での高さ寸法より高くなり、スタンド収納状態
では収納できる箇所であっても充電器に掃除機本体を載
置する状態で収納できなくなるおそれがあり、収納する
場合に不具合があるばかりでなく充電する場合にホース
を外して充電したり、別の広い箇所で充電する必要が生
ずるおそれがある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、充電時における高さ寸法が高くなることを抑制し
て充電作業性が向上するとともに、掃除機本体を充電器
に載置した状態での収納性が向上する電気掃除機を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機およびこの電動送風機に電力を供給す
る蓄電池を備え前記蓄電池に接続される被充電端子を有
した充電部を設けた掃除機本体と、この掃除機本体に前
記電動送風機の吸気側に連通して接続されるホースと、
このホースに接続される延長管と、この延長管に設けら
れた取付手段と、前記掃除機本体に設けられ前記取付手
段を着脱可能に係止して取り付ける係合手段と、前記掃
除機本体の被充電端子に接続する充電端子を有し、前記
掃除機本体が載置される載置部およびこの載置部に載置
した状態の前記掃除機本体の係合手段の位置より低い位
置に設けられ前記取付手段を着脱可能に係止して取り付
ける保持手段を備え、前記載置部に載置された掃除機本
体の蓄電池を充電する充電器とを具備したものである。
【0009】そして、載置部に載置された掃除機本体の
蓄電池を充電する充電器に、延長管の取付手段を係止し
て取り付ける保持手段を、載置部に載置した掃除機本体
の取付手段を係止して取り付ける係合手段の位置より低
い位置に設けることにより、充電器の保持手段に延長管
の取付手段を係止して取り付けた場合の高さ寸法が、充
電器に載置した掃除機本体の係合手段に延長管の取付手
段を係止して取り付けた場合の高さ寸法より低くなり、
床面上に載置した掃除機本体の係合手段に延長管の取付
手段を係止して取り付けた状態で収納可能な空間に収納
できるとともに、充電する場所に制約が生じることを防
止し、充電作業が容易となる。
【0010】請求項2記載の電気掃除機は、電動送風機
およびこの電動送風機に電力を供給する蓄電池を備え前
記蓄電池に接続される被充電端子を有した充電部を設け
た掃除機本体と、この掃除機本体に前記電動送風機の吸
気側に連通して接続されるホースと、このホースに接続
される延長管と、この延長管に設けられた取付手段と、
前記掃除機本体に設けられ前記取付手段を着脱可能に係
止して取り付ける係合手段と、前記掃除機本体の被充電
端子に接続する充電端子を有し、前記掃除機本体を前記
係合手段に前記取付手段が係止する状態の姿勢で載置す
る載置部および前記掃除機本体の前記係合手段の高さ寸
法と略同高さ寸法の位置に設けられ前記取付手段を着脱
可能に係止して取り付ける保持手段を備え、前記載置部
に載置された掃除機本体の蓄電池を充電する充電器とを
具備したものである。
【0011】そして、延長管の取付手段を係合手段に係
止する姿勢で載置部に載置された掃除機本体の蓄電池を
充電する充電器に、延長管の取付手段を係止して取り付
ける保持手段を、掃除機本体の係合手段の高さ寸法と略
同高さ寸法の位置に設けることにより、充電器の保持手
段に延長管の取付手段を係止して取り付けた場合の高さ
寸法が、床面上に載置した掃除機本体の係合手段に延長
管の取付手段を係止して取り付けた場合の高さ寸法と略
同寸法となり、床面上に載置した掃除機本体の係合手段
に延長管の取付手段を係止して取り付けた状態で収納可
能な空間に収納できるとともに、充電する場所に制約が
生じることを防止し、充電作業が容易となる。
【0012】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、延長管に接続される
吸込口体を具備し、係合手段および保持手段のうちの少
なくともいずれか一方は、取付手段を係止した状態で前
記吸込口体が接地する位置に設けられたものである。
【0013】そして、係合手段および保持手段のうちの
少なくともいずれか一方を、取付手段を係止した状態で
延長管に接続する吸込口体が接地する位置に設けること
により、延長管が安定して取り付けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】図1ないし図9において、1は掃除機本体
で、この掃除機本体1は、ケース体2と、このケース体
2の上部に後部が連結して回動により上部を開放可能に
覆って取り付けられる蓋体3とを備えた本体ケース4を
有している。
【0016】また、ケース体2は、図1ないし図10に
示すように、電動送風機6を収容する電動送風機室7を
内部に区画形成する駆動部8と、この駆動部8に隣接し
集塵部9を着脱可能に装着する載置部10とを備えてい
る。
【0017】そして、駆動部8は、一端である前端縁が
円弧凹状で他端である後端側が上方に向けて円弧状に湾
曲する底板部11と、この底板部11の前端縁に連続し円弧
凹状に湾曲する前板部12と、底板部11の前後方向の両側
縁に連続する一対の側板部13,13と、後端縁が湾曲する
底板部11の後端縁に連続して上端面を覆う天板部14とを
有している。また、駆動部8内には壁状にリブ15が設け
られ、電動送風機6を収容する電動送風機室7と、電源
であるバッテリとしての蓄電池16を収容する電源室17
と、回路基板18を収容する回路室19とが区画形成されて
いる。さらに、駆動部8の底板部11の湾曲する後面略中
央には、下方および後方に向けて開口する凹状で図示し
ない被充電端子が配設された充電部20とこの充電部20の
上方に位置して図示しないショルダーベルトなどに設け
られたフックなどを取り付けるベルト取付部が設けられ
ている。
【0018】また、天板部14の略中央には、電動送風機
室7に連通して連通孔21が上方に向けて開口形成されて
いる。そして、天板部14の上面には、連通孔21を覆うよ
うに角筒状に上方に向けて突出し、通気性を有する第2
の濾過体である第1のフィルタ22を連通孔21を覆って着
脱可能に取り付けるフィルタ装着部23が設けられてい
る。さらに、天板部14には、上方に向けて突出し前側側
方に向けて係止凹部24を開口する係止部25が設けられて
いる。また、一対の側板部13,13には、上下方向の略中
間部の前側の対向距離が次第に狭くなるように内側に湾
曲し、この湾曲する前側部分には電動送風機室7に連通
して略前側側方に向けて開口する排気口26が複数設けら
れている。さらに、側板部13,13には、後部下側に位置
して車輪である走行輪27がそれぞれ回転自在に軸支され
ている。そして、底板部11には、電源室17に連通して下
方に向けて開口し開閉蓋部28にて開閉可能に閉塞される
電源開口部29が設けられている。また、開閉蓋部28の一
縁である本体ケース4の走行方向の前側の縁には、前方
に向けて四角筒状に突出する係合手段としての係合凹部
30が設けられている。なお、この係合凹部30は、開閉蓋
部28の外面に略面一となるように設けられている。
【0019】さらに、載置部10は、上下方向に軸方向を
有する略円筒状で内周面が駆動部8の前板部12に連続す
る装着下凹部31を有し、外周面が駆動部8の側板部13,
13にそれぞれ連続して一体に形成されている。そして、
載置部10の下面には、下方に向けて円筒状に開口する円
筒凹状の取付空間部32が設けられている。この取付空間
部32の略中央には、下方に向けて突出し先端縁に径方向
に引っ掛け爪部33が突設された円柱状の回転軸部34が設
けられている。さらに、取付空間部32には、載置部10の
中央から変位する位置に略接線方向でかつ前後方向に沿
って凹溝状で内面が開閉蓋部28の係合凹部30の内面に連
続するように係合凹部30を係合する案内溝部35が設けら
れている。すなわち、本体ケース4の後部を床面に対向
するように載置して立位状態とした際に、係合凹部30は
内面が案内溝部35の内面から取付空間部32の内周面に取
付空間部32の接線方向に略沿うように連続して上方に向
けて開口するようになっている。
【0020】そして、取付空間部32の回転軸部34には、
取付空間部32内に略収容されて旋回輪36が回転自在、す
なわち旋回自在に取り付けられている。この旋回輪36
は、外面が略球面状に形成された台座部37を有してい
る。そして、この台座部37の外面には、中央から周縁に
亘って径方向に沿って帯状で両側に案内側面38aを有し
た膨出軸支部38が突出形成されている。そして、この膨
出軸支部38の中央から周縁部分には、頂部となる略中央
から略同高さに突出し周縁近傍の先端部に車輪39を回転
自在に軸支するハウジング部40が設けられている。な
お、旋回輪36の膨出軸支部38は、本体ケース4の後部を
床面に対向するように載置して立位状態とした際に、旋
回輪36が車輪39の自重により車輪39が中心から下方に位
置する状態に回転し、案内側面38aが取付空間部32の案
内溝部35に略連続するようになっている。
【0021】そして、旋回輪36は、駆動部8に設けられ
た走行輪27,27とにて載置部10が前側となるように床面
上を走行可能となっている。さらに、載置部10の外周面
には、外方である前方に向けて突出し先端上面に上方に
向けて当接部としての係止凸部41が突設された位置決め
凸部42が設けられている。なお、駆動部8は、本体ケー
ス4の走行方向に対して電源室17が電動送風機室7より
前側、すなわち走行方向に沿って装着下凹部31、電源室
17および電動送風機室7の順序となるように形成されて
いる。
【0022】そして、電動送風機6は、図示しないファ
ンを回転駆動する電動機44と、ファンを覆うファンカバ
ー45とを備えている。さらに、このファンカバー45の前
面中央部には図示しない吸気口が開口形成されている。
そして、駆動部8の天板部14の下面には、ファンカバー
45の上部を覆い電動送風機室7に向けて略円筒状に突出
し、電動送風機6のファンカバー45の外周面を環状のゴ
ム支持体46を介して嵌合支持する上部支持リブ47が突設
されている。さらに、駆動部8の底板部11の上面には、
電動送風機室7に向けて突出し、電動機44の図示しない
ロータ軸を軸支するモータヘッド部48を緩衝体49を介し
て支持する下部支持リブ50が設けられている。そして、
電動送風機6は、電動送風機6の吸気口の周縁が連通孔
21に臨み連通孔21と吸気口とが略気密に連通する状態に
支持固定されている。なお、この電動送風機6は、蓄電
池16より軽量に形成されている。
【0023】一方、蓋体3は、図1ないし図9、図12
および図13において、平面視でケース体2と略同形状
で上板部55とこの上板部55の周縁に下方に向けて突出す
る周板部56とにて下方に向けて開口する略箱状に形成さ
れている。そして、蓋体3の後端部に設けられた中空状
のヒンジ部57,57がケース体2の後部に回動可能に軸支
されてケース体2の上面を開放可能に覆っている。
【0024】また、蓋体3の前側下面には、ケース体2
の載置部10の装着下凹部31に集塵空間58を介して対向し
て略同径に下方に向けて略円筒状の装着上凹部59が設け
られている。さらに、蓋体3の前側上面には、ケース体
2の幅方向に対向する一対の側面60,60を有した立ち上
がり部としての吸込部61が突出して設けられている。こ
の吸込部61は、前方に向けて吸込口としての本体吸込口
62を開口し下端が装着上凹部59の中心から前側に変位し
た位置に下方に向けて開口する略L字状に屈曲する吸込
管63を有している。なお、この吸込管63の下端縁には、
気密部材64が設けられている。また、吸込部61の先端上
面には、図示しないショルダーベルトなどに設けられた
フックなどを取り付けるベルト取付部61aが設けられ、
掃除機本体1の後部に設けられたベルト取付部61aとに
てベルトが掛け渡されることにより掃除機本体1を肩に
掛けて持ち運び可能となる。
【0025】そして、装着上凹部59には、略中央から吸
込管63が位置する側と反対側の後方に向けて略扇状に通
孔65が開口形成されている。また、蓋体3の下面には、
装着上凹部59に隣接して設けられ一端側が装着上凹部59
の側面から通孔65に連続し他端が蓋体3の後部側でケー
ス体2の連通孔21に対向する位置にフィルタ装着部23に
対応して下方に向けて角筒状に開口する吸気路66が設け
られている。そして、この吸気路66の下流側の角筒状の
開口縁には、フィルタ装着部23の上端縁に略気密に当接
するシール部材67が設けられている。
【0026】また、蓋体3の前端部には、装着上凹部59
に亘って当接部としての位置決め凹部70が切欠形成され
ている。そして、この位置決め凹部70の上縁には、位置
決め凸部42に対応して吸込部61の外面から連続し位置決
め凹部70の上方を覆うように下方に向けて開口する覆い
部71が設けられている。
【0027】さらに、蓋体3には、鎖錠部75が吸気路66
の両側に位置して一対設けられている。これら鎖錠部7
5,75は、略両端部が蓋体3に設けられた軸支リブ76,7
6にて回転自在に軸支された細長棒状の作動部77をそれ
ぞれ有している。そして、作動部77の一端部には略L字
状に外方に向けて突出する作動腕部78が一体的に設けら
れ、この作動腕部78の先端部には吸込部61の基端部の幅
方向の立ち上がる側面60,60にそれぞれ位置して先端が
臨む解除手段としての作動凸部79が設けられている。ま
た、作動部77の他端部には作動腕部78とは反対側に突出
する係止腕部81が一体的に設けられ、この係止腕部81の
先端にはケース体2の係止部25の係止凹部24に係脱可能
に係止する係止爪部82が内側後方に向けて設けられてい
る。そして、鎖錠部75,75は、作動部77に軸支された図
示しないトーションコイルバネなどの付勢手段が、常時
係止爪部82が内方に向けて突出して係止部25の係止凹部
24に係止するように作動部77を回動する状態に付勢し、
作動凸部79を吸込部61内に付勢に抗して押し込むように
操作することにより係止爪部82が外側に移動して係止凹
部24から外れるように配設されている。
【0028】また、蓋体3の上面には、取手手段85が設
けられている。この取手手段85は、先端部が吸込部61に
連続して前後方向に軸方向を有して設けられた握り部と
しての第1の取手86と、この第1の取手86の後端部に一
端側が一体に枝分かれ状に連続し他端側が蓋体3の後部
両側にそれぞれ連続して設けられて第1の取手86の軸方
向に対して交差する方向に軸方向を有し第1の取手86を
対称軸として略対称に対をなす転倒防止手段としての第
2の取手87,87とを備え、平面視で略Y字状に形成され
ている。なお、取手手段85は、内部に電線収容部88を有
し適宜補強用のリブが突設された中空状に形成され、中
空状のヒンジ部57,57を介してケース体2の回路室19内
に連通する。
【0029】さらに、第2の取手87,87は、本体ケース
4の後面が床面に対向する立位状態で、床面に略当接、
すなわち床面からやや浮いた状態で掃除機本体1が傾く
ことより床面に当接するように蓋体3の後面部に連続す
るように形成されている。なお、第2の取手87,87は、
立位状態で床面に当接するように形成してもよい。
【0030】そして、この取手手段85は、掃除機本体1
の重心、すなわち重量の比較的重い電動送風機6および
蓄電池16を収容するケース体2およびこのケース体2に
取り付けられる蓋体3を備えた本体ケース4の重心の上
方に位置する状態で設けられている。
【0031】さらに、取手手段85の吸込部61の近傍であ
る基端部の上面には、例えば充電中および蓄電池16の電
荷の残量が少なくなって充電を要求する充電お知らせサ
インなどを表示する表示手段89が配設されている。さら
に、取手手段85内には、一端がケース体2の回路室19内
の回路基板18に接続された電線であるリード線90がヒン
ジ部57内を通って配設され、表示手段89に接続されると
ともに吸込部61に配設された端子部としてのコネクタ91
に接続されている。
【0032】一方、集塵部9は、図4、図9、図11、
図14および図15に示すように、上端面に排出口95を
開口し底部周縁がケース体2の装着下凹部31に嵌挿係合
して収容され上端周縁が蓋体3の装着上凹部59に嵌挿係
合して収容され集塵空間58に配設される有底円筒状の集
塵カップ96と、この集塵カップ96の上端面の開口に着脱
可能に嵌挿して装着される濾過部97とを備えている。な
お、集塵カップ96の周縁と装着下凹部31および装着上凹
部59の内周面との間には間隙があってもなくてもよい。
【0033】そして、集塵カップ96には、一端である上
端が上端外周面に連続して設けられ他端である下端が自
由端で、下端部にケース体2の位置決め凸部42の係止凸
部41が係脱可能に挿入係合する取手部としてのハンドル
部98が設けられている。なお、このハンドル部98は、上
面が凹状に形成されている。
【0034】また、濾過部97は、集塵カップ96の上端面
に開口する排出口95に嵌合される略円筒状の嵌合部100
と、この嵌合部100の下端面を閉塞する蓋部101とを備
え、皿状に形成されている。そして、嵌合部100の外周
縁には、外方に突出しさらに先端が上方に向けて舌片状
に突出し、ハンドル部98の上面に係合して先端部がハン
ドル部98から斜め上方に突出するつまみ部102が設けら
れている。
【0035】さらに、濾過部97の蓋部101の略中央に
は、つまみ部102が設けられた周縁近傍に変位した位置
に下方に向けて円筒状で下端が嵌合部100の接線方向に
沿った側方に向けて吸気開口103を開口する吸気筒部104
が設けられている。また、蓋部101の略中央には略円形
の集気開口106が開口形成され、この集気開口106の周縁
には下方に向けて略円筒状に突出する集気筒部107が設
けられている。なお、蓋部101は、吸気筒部104の位置か
ら次第に下端側に向けて集気筒部107の外周面で螺旋状
となるように形成されている。そして、集気筒部107に
は、底部が円弧状に閉塞された有底円筒状で通気性を有
する網目部材にて形成された第2のフィルタ108が着脱
可能に取り付けられている。
【0036】また、濾過部97には、嵌合部100の上端面
の開口に着脱可能に取り付けられる格子状の枠部110が
設けられている。そして、枠部110には、吸気筒部104を
係合する凹状の案内凹部111が設けられている。また、
枠部110には、上方に向けて舌片状に突出する操作つま
み112が設けられている。そして、蓋部101と枠部110と
の間には、通気性を有する第3のフィルタ113が着脱可
能に集気開口106を覆って取り付けられている。なお、
第3のフィルタ113は、蓋部101の周縁近傍に上方に向け
て略放射壁状に突出する保持リブ114上に載置して集気
開口106との間に集気空間115を開口して第3のフィルタ
113の略全体を通気するように取り付けられている。こ
れら第2のフィルタ108および第3のフィルタ113にて第
1の濾過体が構成される。
【0037】そして、濾過部97のつまみ部102をハンド
ル部98に係合して集塵カップ96に取り付けて集塵部9を
構成した状態で、集塵カップ96の下部をケース体2の装
着下凹部31に嵌挿係合して収容させ上部を蓋体3の装着
上凹部59に嵌挿係合して収容させ、集塵部9を蓋体3と
ケース体2とにて挟持するように本体ケース4の集塵空
間58に装着する。この装着した状態では、濾過部97の吸
気筒部104の上端縁に蓋体3の吸込部61の吸込管63の下
端が気密部材64を介して略気密に密着して連通するとと
もに、枠部110が蓋体3の通孔65に封止部材117にて略気
密に密着して連通する。すなわち吸込部61の本体吸込口
62が、吸込部61の吸込管63、集塵部9の吸気筒部104、
集塵カップ96内、集気筒部107、集気開口106、通孔65、
吸気路66および連通孔21を介して電動送風機6の吸気口
に連通する状態となり、この本体吸込口62から電動送風
機6の吸気口に至る吸気風路118に集塵部9が位置する
状態となる。
【0038】また、集塵部9は、ハンドル部98の下端に
位置決め凸部42の係止凸部41が係合し、ハンドル部98の
上部が蓋体3の位置決め凹部70に係合し、回り止めされ
て位置決め固定される。なお、覆い部71は、外面がハン
ドル部98の外面に連続するようにつまみ部102の先端部
が上方に向けて突出するハンドル部98の上部を覆った状
態となる。なお、この集塵部9は、電動送風機6および
蓄電池16より軽量、すなわち、重量は集塵部9<電動送
風機6<蓄電池16の関係で重くなっている。
【0039】一方、図1ないし図3において、121は掃
除具としてのホースで、ホース121は、可撓性を有し図
示しない電線がスパイラル状に設けられたホース本体12
2と、このホース本体122の一端である基端に設けられ掃
除機本体1の吸込部61の本体吸込口62に嵌合接続する接
続管123と、ホース本体122の他端である先端に設けられ
た略く字状に屈曲する把持部124とを備えている。そし
て、接続管123には、電線の一端に接続され吸込部61に
配設されたコネクタ91に接続される図示しない端子ピン
が配設されている。さらに、把持部124には、屈曲する
部分の基端側に面する部分に電線に接続され電動送風機
6などの駆動を設定する各種ボタン125,125を有した操
作手段126が配設されている。
【0040】さらに、ホース121の把持部124の先端に
は、ホース121の電線に接続される図示しない電線が配
線された伸縮可能な掃除具としての延長管128を介して
掃除具としての吸込口本体129が着脱可能に接続され
る。そして、延長管128には、軸方向に沿って壁状に設
けられた図示しない首部の先端縁に延長管128の外周面
の周方向に沿って幅広鍔状に係止鍔部130が設けられ、
図16および図17に示すような伸縮可能な隙間ノズル
131などの付属品を着脱可能に取り付ける付属品取付手
段132が設けられている。さらに、延長管128には、延長
管128を嵌着する環状の保持部134の外周面に先端が延長
管128の先端方向に略L字状に屈曲して設けられた取付
爪部135を有し、掃除機本体1などに延長管128を取り付
ける取付手段136が設けられている。
【0041】また、吸込口本体129には、下面に図示し
ない床面吸込口を開口し回転清掃体が回転自在に配設さ
れる吸込室を有している。そして、この吸込口本体129
の後部略中央には、先端部が上方方向に回動可能でかつ
回転可能に基端部が吸込室に向けて軸支され先端部に延
長管128に接続されて床面吸込口を延長管128に連通させ
る連通管部137が設けられている。また、吸込口本体129
には、ホース121および延長管128に配設された電線を介
して掃除機本体1の蓄電池16から電力が供給されて回転
清掃体を回転駆動させる図示しない電動機が配設されて
いる。
【0042】一方、図16ないし図18において、141
は充電器で、この充電器141は、上面が掃除機本体1の
後面の曲面に対応して円弧凹状の載置部としての載置凹
部142を有した略箱状のケース143を有している。そし
て、このケース143の載置凹部142には、掃除機本体1の
充電部20に係合し充電部20の被充電端子に接続する図示
しない充電端子である充電金具を内面に配設したスリッ
ト144を有した充電凸部145が突設されている。
【0043】また、ケース143の載置凹部142より前側に
は、上面が取手手段85の第2の取手87,87の後部に沿っ
て略円弧状に形成され第2の取手87,87を載置する取手
載置部146が設けられている。
【0044】さらに、ケース143の載置凹部142より後部
には、取手載置部146の高さ寸法より高く載置凹部142に
掃除機本体1が載置された状態で掃除機本体1の下面に
当接する本体支持部147が壁状に上方に向けて突出形成
されている。そして、本体支持部147の上端部となる頂
部には、上方に向けて拡開するように爪案内面148aを有
した爪取付部148が設けられている。さらに、この爪取
付部148の底部には、本体ケース4の係合凹部30と同様
に略四角筒状に形成され取付手段136の取付爪部135を着
脱可能に係止して取り付ける保持手段としての取付凹部
149が上方に向けて開口形成されている。なお、この取
付凹部149は、取付手段136を取り付けた際に吸込口本体
129の下面が床面に対向して載置される高さで、本体ケ
ース4の後部を床面に対向して載置した立位状態で床面
から係合凹部30までの高さ寸法と略同寸法に形成されて
いる。すなわち、掃除機本体1の立位状態で取付手段13
6を係合凹部30に係止した状態が、同様に吸込口本体129
の下面を床面に対向して載置した状態となっている。
【0045】また、ケース143の本体支持部147が設けら
れた側である後部には、略対角線方向に突出し下面が床
面に当接する付属品取付部としての足部150,150が設け
られている。そして、これら足部150,150の上面には、
隙間ノズル131や家具ブラシ151などの付属品を取り付け
る付属品取付凹部152,152がそれぞれ開口形成されてい
る。なお、これら足部150,150は、取付凹部149に延長
管128に取り付けられた取付手段136の取付爪部135を係
止し延長管に接続する吸込口本体129の連通管部137を間
に挿入するように、連通管部137の両側のデッドスペー
スに対応した位置に突設されている。
【0046】そして、付属品である隙間ノズル131に
は、図16、図17および図19に示すように、軸方向
に沿ってスリット状で延長管128に設けられた付属品取
付手段132の首部が係脱可能に挿入係合し開口縁にて係
止鍔部130を抜け止め係止するスリット部153を有した係
止凹部154が設けられている。
【0047】また、家具ブラシ151は、図17および図
20ないし図23に示すように、下面に吸塵口160を開
口し開口縁の外側にブラシ毛161が植設されたブラシ本
体162と、このブラシ本体162に先端が吸塵口160に連通
して軸支され基端に隙間ノズル131の先端が着脱可能に
挿入係合する断面略楕円状の連通管部163が先端部に設
けられた回転軸164にて回動可能に軸支されている。さ
らに、この連通管部163の外周面には、延長管128やホー
ス121の把持部124の先端が略気密に嵌合する鍔状に突出
したフランジ部166が設けられている。
【0048】そして、充電器141の各付属品取付凹部15
2,152は、図19および図20に示すように、内周面が
家具ブラシ151の連通管部163が挿入係合可能な上方に向
けて扁平筒状に形成され、底部に隙間ノズル131の先端
に挿入係合可能に上方に向けて突出する取付凸部170が
設けられている。
【0049】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
【0050】まず、取手手段85の第1の取手86の吸込部
61側である前側を持ちつつ吸込部61を両側から挟み込む
ようにして吸込部61の基端部の両側面60,60に臨む各鎖
錠部75,75に連動して設けられた作動凸部79,79を付勢
手段に抗して押し込むように操作し、作動部77をそれぞ
れ回動させて係止腕部81の係止爪部82をケース体2の係
止部25の係止凹部24から外し、この状態で蓋体3をヒン
ジ部57,57にて上方に回動させ、集塵空間58の上方およ
びケース体2の上部を開放する。そして、あらかじめ第
2のフィルタ108および第3のフィルタ113を取り付けた
濾過部97を集塵カップ96に取り付けて構成した集塵部9
を、ハンドル部98を持ってケース体2の装着下凹部31に
下端部を挿入係合し、ケース体2の位置決め凸部42の係
止凸部41をハンドル部98の下端に挿入係合して位置決め
し、載置部10に保持して載置する。
【0051】この後、再び取手手段85を持って蓋体3を
下面がケース体2の上面および集塵部9の上面に圧着し
て覆うように回動させて、集塵部9の上部を蓋体3の装
着上凹部59に挿入係合させるとともに蓋体3の位置決め
凹部70にハンドル部98の上部を係合して位置決めし、鎖
錠部75,75の係止爪部82をケース体2の係止凹部24に係
合し、本体ケース4の集塵空間58に集塵部9を装着す
る。この状態で、集塵部9の濾過部97の吸気筒部104の
上端縁に蓋体3の吸込部61の吸込管63の下端が気密部材
64を介して略気密に密着して連通するとともに、濾過部
97の枠部110が蓋体3の装着上凹部59の下面に密着する
状態で枠部110を介して集気開口106が蓋体3の通孔65に
略気密に連通する。すなわち、吸込部61の本体吸込口62
が、吸込部61の吸込管63、集塵部9の吸気筒部104、集
塵カップ96内、集気筒部107、集気開口106、通孔65、吸
気路66および連通孔21を介して電動送風機6の吸気口に
連通する状態となる。
【0052】そして、吸込部61の本体吸込口62にホース
121の接続管123を接続し、適宜延長管128を介して吸込
口本体129を接続して、図3に示すような掃除待機状態
とする。なお、吸込口本体129の代わりに付属品を接続
したり、延長管128および吸込口本体129の代わりに付属
品を接続するなどしてもよい。
【0053】この図3に示すような掃除待機状態で、ホ
ース121の把持部124の操作手段126の操作により、適宜
電動送風機6および電動機を駆動し、掃除する。なお、
回路基板18に搭載された制御手段は、ホース121が接続
されずに掃除待機状態となっていない場合には、誤作動
を防止するために電動送風機6を駆動させない制御をす
る。
【0054】そして、吸込口本体129の下面に開口する
図示しない床面吸込口から空気とともに塵埃を吸い込
む。この吸い込んだ塵埃は、延長管128およびホース121
を介して吸込部61の本体吸込口62から吸い込まれ、吸込
部61の吸込管63を通って集塵部9の吸気筒部104から集
塵カップ96内に集塵カップ96の内周面の接線方向に渦巻
き状に吸い込まれる。そして、塵埃は渦巻き状に吸い込
まれた空気の渦流の遠心力により集塵カップ96の内面に
沿って落下し、空気は集塵カップ96の中心軸に位置する
渦流の中心から集塵部9の濾過部97の第2のフィルタ10
8を通って集気筒部107から流出し、空気と塵埃とが分離
される。さらに、分離された空気は、集塵部9の濾過部
97に取り付けられた第3のフィルタ113にて空気中の分
離されずに混入する微細な塵埃が除去されて枠部110を
介して集塵部9から流出する。そして、この集塵部9か
ら流出した空気は、集塵部9の枠部110と密着する蓋体
3の装着上凹部59の通孔65から吸気路66を通過し、この
吸気路66の下流側に略気密に連通するケース体2の連通
孔21を通って電動送風機6の吸気口から吸気される。さ
らに、空気は、電動送風機6内を通って電動送風機室7
内に排気され、さらに排気口26から外気に排気される。
【0055】また、付属品を用いて掃除する場合には、
掃除箇所に応じて延長管128から吸込口本体129を取り外
したり、ホース121の把持部124から吸込口本体129を接
続した延長管128を取り外し、ホース121や延長管128の
先端部に延長管128の付属品取付手段132に取り付けられ
た隙間ノズル131を取り付けて家具の隙間や窓枠のレー
ル溝などの塵埃を吸塵する。なお、ホース121から取り
外して掃除に利用しない延長管128は、取付手段136の取
付爪部135を充電器141の取付凹部149に係合して取り付
けておく。
【0056】さらに、家具ブラシ151を用いる場合に
は、隙間ノズル131の先端を家具ブラシ151の連通管部16
3に挿入嵌合して取り付ける。なお、家具ブラシ151をホ
ース121や延長管128の先端部に直接取り付けて掃除する
場合には、連通管部163を嵌合するようにホース121や延
長管128の先端に取り付ける。この状態では、フランジ
部166がホース121の把持部124の先端および延長管128の
先端の内周面に密着するように嵌着して連通管部163と
ホース121の把持部124あるいは延長管128の先端部との
間に隙間を生じることなく閉塞し、リークすることなく
効率よく確実に吸塵する。
【0057】また、掃除場所を変更、例えば次の部屋を
掃除するために掃除機本体1を持ち運んだり、階段など
の掃除機本体1が走行できない場所で掃除機本体1を持
ったまま掃除したり、乗用車などの車両内を掃除した
り、収納場所まで持ち運んで収納場所の所定の位置に収
容する場合などでは、取手手段85の第1の取手86または
第2の取手87,87あるいは一体的に装着された集塵部9
のハンドル部98を握って掃除機本体1を持ち上げる。こ
こで、第1の取手86、第2の取手87,87およびハンドル
部98はそれぞれ軸方向が異なることから、把持する際に
作業者が最も持ちやすい箇所を選択して把持すればよ
い。
【0058】なお、集塵部9は、蓋体3およびケース体
2にて挟持されて保持され、上部が装着上凹部59に係合
し下部が装着下凹部31に係合して位置決めされ、さらに
ハンドル部98の下端がケース体2の位置決め凸部42の係
止凸部41に係止され、ハンドル部98の上部がケース体2
の位置決め凹部70にて位置決め係止されており、本体ケ
ース4に一体的に固定されて装着されていることから、
集塵部9のハンドル部98も取手手段85と同様に掃除機本
体1を持ち上げる取手として利用できる。
【0059】また、例えば家具の移動などのために掃除
を中断する際、集塵部9のハンドル部98を持って掃除機
本体1の後部が床面に対向して載置する立位状態とし、
係合凹部30が上方に向けて開口する状態とする。この
後、ホース121の把持部124を持ったまま延長管128の取
付手段136の取付爪部135を係合凹部30に挿入して係止さ
せ、延長管128をホース121および吸込口本体129を接続
したまま取り付け、図2に示すようなスタンド収納状態
とする。この取付手段136の取付爪部135を掃除機本体1
の係合凹部30に挿入して係止する際、掃除機本体1が立
位状態であることから、旋回輪36が車輪39の自重により
車輪39が中心から下方に位置する状態となっており、係
合凹部30の上方が車輪39やハウジング部40にて覆われな
い。そして、取付手段136の取付爪部135は、旋回輪36の
案内側面38aと取付空間部32の内周面との間を案内され
つつ係合凹部30に挿入される。なお、この延長管128を
掃除機本体1に取り付けた状態で、集塵部9のハンドル
部98を持って掃除機本体1を持ち運び可能である。
【0060】そして、ホース121の把持部124の操作手段
126の設定操作により電動送風機6あるいは電動機を停
止して掃除を終了した後は、鎖錠部75,75に連動して設
けられた作動凸部79,79を再び操作して鎖錠部75,75に
よる係止を解除してケース体2への蓋体3の連結状態を
解除し、蓋体3を回動して集塵部9の上面およびケース
体2の上面を開放し、ハンドル部98を持って集塵部9を
ケース体2から取り外す。この後、つまみ部102を持っ
て集塵カップ96から濾過部97を取り外し、集塵カップ96
内の捕捉した塵埃を排出する。また、適宜第1のフィル
タ22、第2のフィルタ108および第3のフィルタ113を取
り外して洗浄する。
【0061】次に、掃除機本体1の後面を充電器141の
載置凹部142に挿入係合して載置するとともに、延長管1
28の取付手段136の取付爪部135を充電器141の取付凹部1
49に係合して吸込口本体129およびホース121を接続した
ままの状態で延長管128を充電器141に取り付け、図1に
示すような充電状態とする。この取付手段136の取付爪
部135を取付凹部149に挿入して係合する際に、爪案内面
148aにて案内されつつ取付凹部149に挿入して係合す
る。この状態では、充電器141の足部150,150の間に吸
込口本体129の連通管部137が位置する状態となる。
【0062】この掃除機本体1を充電器141に載置した
状態で、掃除機本体1の充電部20に充電器141の充電凸
部145が挿入係合し、掃除機本体1が位置決めされると
ともに充電部20の被充電端子が充電凸部145の充電金具
に接触して蓄電池16の充電が開始する。この充電の開始
により、掃除機本体1の回路基板18の制御手段が表示手
段89の充電中を点灯して充電中である旨を表示する。
【0063】一方、掃除の継続により蓄電池16の電荷の
残量が少なくなると、回路基板18の制御手段は、リード
線90を介して表示手段89の充電お知らせサインを点灯さ
せて、電荷が少なくなって充電を要求する旨を報知す
る。そして、この報知により、掃除作業者は、掃除の終
了時と同様に充電器141に掃除機本体1を載置して充電
する。
【0064】上記実施の形態では、載置凹部142に載置
された掃除機本体1の蓄電池16を充電する充電器141
に、延長管128の取付手段136の取付爪部135を係止して
取り付ける取付凹部149を、載置凹部142に載置した掃除
機本体1の取付爪部135を係止して取り付ける係合凹部3
0の位置より低い位置に設けるため、充電器141の取付凹
部149に延長管128の取付爪部135を係止して取り付けた
場合の高さ寸法が、充電器141に載置した掃除機本体1
の係合凹部30に延長管128の取付爪部135を係止して取り
付けた場合の高さ寸法より低くなり、床面上に載置した
掃除機本体1の係合凹部30に延長管128の取付爪部135を
係止して取り付けたスタンド収納状態で収納可能な空間
に収納でき、充電する場所に制約が生じることを防止で
き、充電作業が容易にできる。
【0065】また、延長管128の取付爪部135を係合凹部
30に係止する姿勢で載置凹部142に載置された掃除機本
体1の蓄電池16を充電する充電器141に、延長管128の取
付爪部135を係止して取り付ける取付凹部149を、掃除機
本体1の係合凹部30に延長管128の取付爪部を係止する
スタンド収納状態の姿勢における係合凹部30の高さ寸法
と略同高さ寸法の位置に設けるため、充電器141の取付
凹部149に延長管128の取付爪部135を係止して取り付け
た充電状態での高さ寸法が、床面上に載置した掃除機本
体1の係合凹部30に延長管128の取付爪部135を係止して
取り付けたスタンド収納状態の高さ寸法と略同寸法とな
り、スタンド収納状態で収納可能な空間であれば充電で
き、充電する場所に制約が生じることを防止でき、充電
作業が容易にできる。
【0066】さらに、掃除機本体1の係合凹部30および
充電器141の取付凹部149に延長管128の取付爪部135を取
り付けた状態で吸込口本体129が床面に接地する状態と
したため、安定して延長管128を取り付けできる。
【0067】また、載置凹部142に載置された掃除機本
体1の蓄電池16を充電する充電器141の掃除機本体1を
支持する上方に向けて突設した本体支持部147に延長管1
28の取付手段136の取付爪部135を着脱可能に係止して取
り付ける取付凹部149を上方に向けて開口して略筒状に
設けるため、取付爪部135の周面が取付凹部149の内面に
て包まれる状態で係止されるので、取付凹部149に取付
爪部135を係止した状態でホース121や延長管128に人が
引っ掛かるなどの外力が作用しても取付爪部135が外れ
ることを防止して安定して延長管128を取り付けできる
とともに、掃除機本体1を支持する本体支持部147を利
用して充電器141に延長管128を取り付けるための取付凹
部149を設けるので、構造が簡略化して容易に充電器141
を小型化できる。
【0068】そして、取付凹部149を本体支持部147の上
端部に設けるため、取付凹部149を設けるために本体支
持部147から外方に向けて突出する部分がなく、容易に
構造が簡略化するとともに小型化でき、製造性を向上で
きる。
【0069】また、載置凹部142に載置された掃除機本
体1の蓄電池16を充電する充電器141のケース143に、こ
のケース143の本体支持部147に設けた取付凹部149に延
長管128の取付爪部136を係止して延長管128を取り付け
た状態で延長管128に接続する吸込口本体129の連通管部
137の両側に位置して、隙間ノズル131や家具ブラシ151
などの付属品を装着する付属品取付凹部152,152を有し
た足部150,150を設けるため、吸込口本体129の後端略
中央に突出する連通管部137の両側のデッドスペースを
有効利用でき、掃除機本体1を載置するとともに延長管
128を取り付けた状態での領域を縮小でき、小さいスペ
ースでも充電あるいは掃除機本体1の収容ができる。
【0070】さらに、掃除機本体1に取付爪部136を係
脱可能に係止して延長管128を取り付ける係合凹部30を
設けるため、充電器141に延長管128を取り付けるための
取付爪部136を利用して、例えば掃除の中断などの際に
屈んでホース121を床面に載置し再び屈んでホース121を
把持して掃除を再開する必要がなく、ホース121および
吸込口本体129を接続したままで延長管128を、後部が床
面に載置する立位状態の掃除機本体1に屈むことなく取
り付けでき、簡単な構成で掃除作業性を向上できる。
【0071】また、延長管128に取り付けた取付手段136
の取付爪部135を着脱可能に係止して取り付ける本体ケ
ース4の係合凹部30を、本体ケース4の下面に下方に向
けて凹状で旋回輪36を配設する取付空間部32に連続し本
体ケース4の後部を床面に対向して載置する立位状態で
上方に向けて開口形成するため、旋回輪36を取り付ける
ための空間である取付空間部32を利用して取付爪部135
を挿入するための係合凹部30の上方の開口が得られ、係
合凹部30を本体ケース4の下面に設けるために本体ケー
ス4の下面から下方に突出させることなく本体ケース4
の下面と略面一に設けても容易に取付爪部135を係止ま
たは取外が容易にできるとともに、係合凹部30を本体ケ
ース4の下面から突出しないので、掃除機本体1の走行
際に係合凹部30が引っ掛かって走行性が低下したり、床
面の段差に衝突して損傷することを防止できる。
【0072】また、本体ケース4に回転自在に略中央が
軸支される外面が略球面状の台座部37の略中央から周縁
に亘って突出形成したハウジング部40の先端部に車輪39
を軸支して旋回輪36を構成し、係合凹部30の一縁を取付
空間部32の内周面に連続して形成するため、本体ケース
4の後部を床面に対向して載置する立位状態で車輪39の
自重によりハウジング部40が上下方向に沿う状態とな
り、ハウジング部40の案内側面38aと取付空間部32の内
周面との間で案内されるように取付手段136の取付爪部1
35が係合凹部30に係合して取り付けられるので、係合凹
部30が本体ケース4の下面からほとんど突出することな
く簡単な構成で容易に着脱できる構成が容易に得られ
る。
【0073】さらに、係合凹部30を電源室17の電源開口
部29を開閉する開閉蓋部28に一体に設けて形成したた
め、別途係合凹部30を設けるための部材を用いる必要が
なく部品点数が減少して、製造性を向上できる。
【0074】そして、略角筒状に形成した係合凹部30を
開閉蓋部28に設けたため、取付手段136の取付爪部135を
係止した状態でホース121や延長管128に外部から力が作
用しても係合凹部30が損傷することを防止できる。
【0075】さらに、吸込口本体129の下面が床面に接
地する状態で取付爪部135を係止するため、安定して取
り付けできる。
【0076】また、取手手段85を吸込部61に連続して設
け、ケース体2に配設される蓄電池16からのリード線90
を取手手段85内に配線して、吸込部61に接続されるホー
ス121や延長管128、吸込口本体129などに給電あるいは
伝送するためのコネクタ91に接続するため、配設するた
めに別途配線部分を隔離するための構成が不要となり、
構成が簡略化して製造性を向上できるとともに、隔離す
るための空間が不要で既設の取手手段85を利用して容易
に小型軽量化できる。
【0077】さらに、取手手段85の吸込部61との基端部
の上面に表示手段89を配設するため、コネクタ91の配線
と同様に、配線のための隔離が不要で構成が簡略化し製
造性を向上できるとともに小型軽量化でき、掃除の際に
把持される視認性が比較的高い取手手段85に位置するた
め、表示内容を容易に認識できる。そしてさらには、上
面に配設したため、充電の際に充電器141に装着して立
位状態となっても表示される充電状態を容易に認識でき
る。
【0078】また、取手手段85に本体ケース4の後部に
亘り本体ケース4を立位状態とした際に床面に略当接す
る第2の取手87,87を設けるため、立位状態で載置した
際にホース121や延長管128に引っ掛かるなどして外部か
ら力が加わっても、第2の取手87,87が床面に当接し、
転倒を防止できるとともに、この転倒を防止する構成が
取手手段85の一部分を構成するので、別構成の転倒防止
を設けることなく取手手段85の一部を利用して転倒を防
止でき、構造が簡略化して製造性を向上できる。
【0079】さらには、ホース121を引っ張って掃除機
本体1を移動させるなどにより引っ張り力が作用する吸
込部61に取手手段85が連続するため、引っ張り力が作用
して掃除機本体1の前側が持ち上げられてほぼ立位状態
となっても取手手段85の第2の取手87,87により転倒を
確実に防止できる。
【0080】また、取手手段85を蓋体3の前後方向の略
全域に亘って設けたため、例えば掃除機本体1の後面を
床面に対向させる立位状態とした際や、ホース121を引
っ張って掃除機本体1を移動させる際に掃除機本体1の
前側が持ち上げられてほぼ立位状態となっても、第2の
取手87,87が床面に当接して転倒を防止でき、安定して
掃除機本体1を立位状態で床面上に載置できるととも
に、蓋体3を回動させて集塵部9の上面およびケース体
2の上面を開放および閉塞させる動作が容易にできる。
【0081】さらに、取手手段85を第1の取手86および
この第1の取手86を対称軸として略対称的に第1の取手
86に対して分岐する状態に連結して対をなす転倒防止の
ための第2の取手87,87を一体に設けて取手手段85を略
Y字状に形成して第1の取手86が前側に吸込部61を設け
た掃除機本体1に前後方向に沿うように設けるため、ホ
ース121を接続して掃除する状態とすることにより重心
の位置が掃除機本体1のみの場合の重心の位置より前側
に移動する状態となっても、第1の取手86が重心の上方
に位置するので、掃除形態により重心が移動しても重心
の上方の位置で把持でき、安定して掃除機本体1を持ち
上げることができ、作業性を向上できるとともに、第1
の取手86の他に第2の取手87,87や第1の取手86と第2
の取手87との分岐する部分、第2の取手87,87の分岐部
分も手が挿入されて取手として利用でき、掃除形態に対
応して作業者が最も持ちやすい部分を把持でき、取扱性
が向上して掃除作業性を向上できる。
【0082】そしてさらに、掃除機本体1の重心の上方
に位置して第1の取手86から第2の取手87,87が分岐す
る取手手段85を設けたため、作業者が最も持ちやすい箇
所を選択して把持しても略重心の上方となるので、本体
ケース4の安定した持ち運びが容易にでき、掃除作業性
を向上できる。
【0083】また、蓋体3に突出形成した吸込部61から
延出するように取手手段85を連続して形成し、集塵部9
から電動送風機6の吸気口に連通させる吸気路66を形成
する蓋体3の両側に位置してそれぞれ鎖錠部75,75を配
設し、蓋体3から立ち上がる吸込部61の両側を挟み込む
ようにして一対の鎖錠部75,75に連動して設けた作動凸
部79,79を操作させることにより係止状態が解除されて
蓋体3を回動可能としたため、蓋体3を回動させるため
に把持する取手手段85の近傍に操作する作動凸部79,79
が臨み、係止状態を解除して蓋体3を回動させる操作の
操作性が向上するとともに、片方のみ操作したのでは係
止状態を解除できないことから、取手手段85を持って掃
除機本体1を持ち運ぶなどの動作の際に誤って鎖錠部7
5,75に連動して設けた作動凸部79,79を操作しても両
方の作動凸部79,79が操作されない限り、係止状態が解
除されて蓋体3が回動することを防止できる。特にサイ
クロン方式などのように、蓋体3に吸気路66が設けられ
る構成では、その両側を有効利用でき、小型化が容易に
図れる。
【0084】そして、集塵した塵埃を排出するために回
動させて集塵部9の上面およびケース体2の上面を開放
させる蓋体3に取手手段85を設けたため、蓋体3を回動
させるための取手を別途設ける必要がなく取手手段85を
利用でき、構造を簡略化できる。
【0085】また、サイクロン方式で渦流から塵埃を効
率よく分離するために集塵カップ96が上下方向に軸方向
を有し上方に向けて開口する状態で本体ケース4に装着
し、この集塵部9の上部を開放可能に覆うように蓋体3
を設けるので、集塵部9の上部に開口し空気を排出する
集気開口106を電動送風機6の吸気側に連通させる吸気
路66を蓋体3に設けることができ、別途吸気路66を設け
る構成に比して簡略化でき、製造性を向上できるととも
に小型化できる。さらに、蓋体3の回動により開閉方向
で集塵部9の集気開口106と電動送風機6の吸気側との
略気密な連通および非連通状態が得られるので、これら
集塵部9の上部および電動送風機6の吸気側と吸気路と
の略気密な連通が蓋体3の回動方向に沿った圧着により
容易に得られ、簡単な構成で最小限のシール箇所で容易
に略気密な連通が得られる。
【0086】そして、集塵空間58の上方およびケース体
2の上方を覆う蓋体3としたため、集塵部9の集気開口
106と電動送風機6の吸気側とを略気密に連通させる吸
気路66を容易に簡単な構成で形成できるとともに、蓋体
3の開閉により集塵部9の上部および電動送風機6の吸
気側の上部が開放される状態となるので、集塵部9の着
脱が容易にできる。さらに、着脱される集塵部9に着脱
可能に設けた第2のフィルタ108および第3のフィルタ1
13と同様に、電動送風機6の吸気口から微細な塵埃が侵
入することを防止するための第1のフィルタ22を着脱可
能に設けることが簡単な構成で容易にできる。
【0087】また、集塵部9に集塵カップ96の上面の開
口を覆う濾過部97を設けるため、簡単な構成で、掃除機
本体1を立位状態で掃除しても塵埃がこぼれ落ちないよ
うにできるとともに、塵埃を効率よく分離するための第
2のフィルタ108および第3のフィルタ113を容易に着脱
可能に装着でき、さらに蓋体3の吸込部61の本体吸込口
62を電動送風機6の吸気口に連通させるための風路を容
易に形成でき、製造性を向上できるとともに容易に小型
軽量化できる。
【0088】また、本体ケース4の集塵空間58に電動送
風機6の吸気側および本体吸込口62の間の吸気風路118
に位置して着脱可能に装着され本体吸込口62から空気と
ともに吸い込んだ塵埃を捕捉して空気は電動送風機6の
吸気側に流通させる集塵部9に、本体ケース4の外面か
ら露出するハンドル部98を設けている。このため、集塵
部9を本体ケース4から着脱する際にハンドル部98を持
って容易に着脱できるとともにこの集塵部9を取り扱う
ために利用されるハンドル部98を本体ケース4を持ち上
げる取手としても利用でき、例えば掃除機本体1の後部
が床面に対向する立位状態とした場合に把持する取手を
本体ケース4に設けることなくハンドル部98を把持すれ
ばよく、構成が簡略化して容易に小型化でき、製造性を
向上できるとともに、掃除機本体1を持ち上げるなどの
際に取手手段85と合わせて把持する方法が増大し、取扱
性を向上できる。
【0089】そして、本体ケース4の電動送風機6を収
容するケース体2と、このケース体2に取り付けられ集
塵空間58を構成する蓋体3とにて、集塵部9を電動送風
機6の吸気側および本体吸込口62間に略気密に連通する
状態に挟持固定するため、簡単な構成で確実に集塵部9
を本体ケース4に固定して一体的に装着でき、集塵部9
のハンドル部98を持っても安定して掃除機本体1を持ち
上げることができる。
【0090】また、ケース体2に集塵部9の下部周縁を
挿入係合して覆う装着下凹部31を設けるとともに、蓋体
3に集塵部9の上部周縁を挿入係合して覆う装着上凹部
59を設けるため、集塵部9が本体ケース4により確実に
一体的に装着できる。
【0091】さらに、ケース体2に集塵部9のハンドル
部98の下端に挿入係合する係止凸部41を有した位置決め
凸部42を設けるとともに、蓋体3にハンドル部98の上部
が挿入係合する位置決め凹部70を設けてハンドル部98を
位置決め固定するため、特に吸気した吸気流を渦流にし
て遠心力にて塵埃を分離するサイクロン方式により塵埃
を捕捉するために円筒状に集塵カップ96を形成した集塵
部9でも回転することなく確実で容易に位置決めでき、
別途回り止めなどの位置決めするための構成を設けるこ
となくハンドル部98を利用して位置決めでき、簡単な構
成で容易に装置した集塵部9を固定できる。
【0092】そして、装着下凹部31および装着上凹部59
にて集塵部9の上下部が覆われ、ハンドル部98が前方に
突出する状態であることから、別途集塵部9の集塵カッ
プ96を覆って保護する構成を設ける必要がなく、容易に
小型化できる。
【0093】また、サイクロン方式で渦流から塵埃を効
率よく分離するために集塵カップ96が上下方向に軸方向
を有し上方に向けて開口する状態で本体ケース4に装着
するため、集塵カップ96の外周にハンドル部98を容易に
設けることができ、製造性を向上できる。
【0094】さらに、容易に剛性が得られる外殻となる
蓋体3に吸込部61を設けるため、例えば集塵部9に直接
吸込部61を設ける場合に比して、掃除の際にホース121
を引っ張って掃除機本体1を走行させるなどの掃除作業
をしても吸込部61が損傷することなく確実に大型化する
ことなくホース121の連結状態が得られ、取扱性および
掃除作業性を向上できる。
【0095】そして、集塵部9、電動送風機6および蓄
電池16の順で重量が重く、この最も重い蓄電池16を集塵
部9と電動送風機6の間に位置する本体ケース4の略中
央に配設したため、旋回輪36および走行輪27,27の軸支
位置の領域内に重心が位置して安定して床面上に載置で
き、旋回輪36および走行輪27,27による安定した床面上
での走行が得られ、掃除機本体1の取り回しが容易とな
って掃除作業性を向上できる。
【0096】また、この配置の順序は、掃除の際に引っ
張られるホース121が接続される吸込部61が走行方向の
前部に位置する状態で、走行方向の前側から集塵部9、
蓄電池16、電動送風機6の順序としたため、ホース121
を引っ張って掃除しても軽量な集塵部9が前側に位置す
るので、旋回などの方向転換が容易にできるとともに、
後面が床面に対向した立位状態で床面上に対置した際
に、比較的重い電動送風機6が下側に位置するので、立
位状態としても安定して床面上に載置できる。
【0097】一方、家具ブラシ151の連通管部163を隙間
ノズル131の先端部を嵌合する略楕円筒形状に形成し、
外周面に延長管128やホース121の把持部124の先端を嵌
合した際に連通管部163の外周側と延長管128やホース12
1の把持部124の先端の内周面との間を閉塞する鍔状のフ
ランジ部166を設けたため、例えば隙間ノズル131を装着
したままの状態で家具ブラシ151を取り付けることがで
き、隙間ノズル131に代えて家具ブラシ151を交換する必
要がなく掃除作業性を向上でき、隙間ノズル131を用い
ることなく直接ホース121の把持部124や延長管128に接
続してもリークを生じる隙間が形成されることを防止で
き、効率よく吸塵できる。
【0098】そして、充電器141に延長管128の取付手段
136の取付爪部135を係止する取付凹部149を設け、充電
器141の転倒を防止するための足部150,150に隙間ノズ
ル131および家具ブラシ151の双方を取り付けるための付
属品取付凹部152,152を設けるため、充電の際や掃除の
際に不要となった部品を充電器141に装着しておけばよ
く、掃除機本体1に掃除に利用されない部品を取り付け
るための構成が不要となって、掃除の際に取り回される
掃除機本体1を小型軽量化でき、掃除作業性および製造
性を向上できる。さらに、充電器141の転倒防止用の足
部150,150に付属品取付凹部152,152を設けるため、充
電器141の構成を小型化できる。
【0099】なお、上記実施の形態において、サイクロ
ン方式の集塵部9にハンドル部98を設けて説明したが、
吸い込んだ空気を渦流とすることなく塵埃の自重により
分離したり、集塵袋にて塵埃を捕捉する構成など、いず
れの構成でもできる。
【0100】そして、充電器141としては、掃除機本体
1を載置可能であれば載置部は凹状に限らず、また本体
支持部147も掃除機本体1を支持可能ないずれの形状に
形成できる。
【0101】また、延長管128に取付爪部135を有した取
付手段136を設け、掃除機本体1に取付爪部135を係止す
る係合凹部30を設けたが、逆の構成、すなわち取付手段
として係合凹部30のように凹状に形成し、係合手段とし
て取付爪部135のように凸状に突出形成した構成として
もよい。同様に、充電器141の保持手段として、係合凹
部30のように凹状に形成した取付手段136を係止可能
に、取付爪部135のように凸状に突出形成してもよい。
【0102】さらに、本体支持部147の上端部に取付凹
部149を設けたが、いずれの位置に設けてもよい。
【0103】また、吸込口本体129を接地する状態で延
長管128を取り付けて説明したが、接地させずに吊り下
げ支持するように延長管128を取り付ける状態としても
よい。なお、吸込口本体129の下面が床面に対向する状
態で取り付けることにより、より高さ寸法を低くでき
る。
【0104】そして、係合凹部30を開閉蓋部28に設けた
が、開閉蓋部28とは別に設けてもよく、掃除機本体1の
後部や側部などに設けたり、設けなくてもよい。
【0105】また、略角筒状に形成した係合凹部30を開
閉蓋部28に設けたが、取付空間部32に連続する案内溝部
35の下面の開口を開閉蓋部28に設けた例えば舌片状の閉
塞板部にて閉塞し、案内溝部35の一部および閉塞板部に
て取付空間部32に向けて開口する係合凹部30を構成して
もよい。この構成によれば、簡単な構造で係合凹部30を
形成でき、製造性を向上できる。なお、係合凹部30の強
度を向上するために閉塞板部の近傍に本体ケース4に固
定するリブなどを設けるとよい。
【0106】そして、取付爪部135を有する取付手段136
を延長管128に取り付けたが、例えば延長管135に直接取
付爪部135を突設した構成としてもよい。
【0107】また、旋回輪36は、上記実施の形態の構造
に限らず、係合凹部30の取付空間部32に連続する部分を
覆わないいずれの構成でもできる。
【0108】さらに、取手手段85に表示手段89を配設し
たが、設けなくてもよく、さらには取手手段85に電動送
風機6の駆動状態を設定するリード線90に接続される操
作スイッチなどを配設してもよい。
【0109】そして、第1の取手86から略Y字状に第2
の取手87,87を略Y字状に分岐して形成したが、例えば
略T字状に分岐したり、2つに限らず複数分岐させたも
のなど、いずれの形状とすることもできる。
【0110】さらに、集塵部9として、濾過部97を設け
たが、集塵部9を集塵カップ96のみとして濾過部97の構
成を蓋体3やケース体2に設けるなどしてもよい。
【0111】また、第1の濾過体は第1のフィルタ22に
限らずいずれのものでもよく設けなくてもよい。さら
に、第2の濾過体は第2のフィルタ108および第3のフ
ィルタ113のいずれか一方のみあるいはいずれのもの、
さらにはこれらを設けなくてもよい。
【0112】そして、集塵部9を蓋体3とケース体2に
て挟持したが、挟持することなく他の構成により集塵部
9を固定してもよい。
【0113】また、装着下凹部31および装着上凹部59の
いずれか一方のみでもよく、またこれらを設けずに他の
構成により集塵部9を固定してもよい。
【0114】さらに、係止凸部41を有する位置決め凸部
42および位置決め凹部70のいずれか一方のみ、あるいは
これらを設けずに他の構成により位置決めしてもよい。
【0115】そして、蓋体3は、集塵部9の上部および
ケース体2の上部のほぼ全体を開放可能に覆うものに限
らず、集塵部9の上部のみを開放可能に覆ってもよい。
【0116】さらに、蓋体3の取手手段85はいずれの構
成でもよい。
【0117】そして、付属品はいずれのものでもよく、
また付属品を設けなくてもよい。
【0118】さらに、付属品を取り付ける構成として
は、いずれの構成でもできる。
【0119】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、延
長管の取付手段を係止して取り付ける充電器の保持手段
を、充電器の載置部に載置した掃除機本体の係合手段の
位置より低い位置に設けるため、充電器の保持手段に延
長管の取付手段を係止して取り付けた場合の高さ寸法
が、充電器に載置した掃除機本体の係合手段に延長管の
取付手段を係止して取り付けた場合の高さ寸法より低く
なり、床面上に載置した掃除機本体の係合手段に延長管
の取付手段を係止して取り付けた状態で収納可能な空間
に収納できるとともに、充電する場所に制約が生じるこ
とを防止でき、容易に充電できる。
【0120】請求項2記載の電気掃除機によれば、延長
管の取付手段を係止して取り付ける充電器の保持手段
を、掃除機本体の係合手段の高さ寸法と略同高さ寸法の
位置に設けるため、充電器の保持手段に延長管の取付手
段を係止して取り付けた場合の高さ寸法が、床面上に載
置した掃除機本体の係合手段に延長管の取付手段を係止
して取り付けた場合の高さ寸法と略同寸法となり、床面
上に載置した掃除機本体の係合手段に延長管の取付手段
を係止して取り付けた状態で収納可能な空間に収納でき
るとともに、充電する場所に制約が生じることを防止で
き、容易に充電できる。
【0121】請求項3記載の電気掃除機によれば、請求
項1または2記載の電気掃除機の効果に加え、係合手段
および保持手段のうちの少なくともいずれか一方を、取
付手段を係止した状態で延長管に接続する吸込口体が接
地する位置に設けるため、延長管を安定して取り付けで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態を示す充電
器に掃除機本体を載置した状態の斜視図である。
【図2】同上掃除機本体に延長管を取り付けたスタンド
収納状態を示す斜視図である。
【図3】同上掃除機本体にホース、延長管および吸込口
体を接続した掃除状態を示す斜視図である。
【図4】同上掃除機本体の断面図である。
【図5】同上掃除機本体を示す斜視図である。
【図6】同上掃除機本体を示す平面図である。
【図7】同上掃除機本体を示す前方からの底面斜視図で
ある。
【図8】同上掃除機本体を示す略後方からの底面斜視図
である。
【図9】同上掃除機本体の蓋体を開口させた状態の斜視
図である。
【図10】同上ケース体を示す斜視図である。
【図11】同上集塵部を装着したケース体を示す斜視図
である。
【図12】同上蓋体を示す底面斜視図である。
【図13】同上掃除機本体の蓋体の一部を切り欠いた斜
視図である。
【図14】同上集塵部を示す分解斜視図である。
【図15】同上集塵部を示す断面図である。
【図16】同上充電器を示す斜視図である。
【図17】同上付属品を取り付けた充電器を示す斜視図
である。
【図18】同上充電器を示す斜視図である。
【図19】同上隙間ノズルを取り付けた充電器の足部を
示す断面図である。
【図20】同上家具ブラシを取り付けた充電器の足部を
示す断面図である。
【図21】同上家具ブラシを示す斜視図である。
【図22】同上家具ブラシを示す斜視図である。
【図23】同上家具ブラシを示す断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 6 電動送風機 16 蓄電池 30 係合手段としての係合凹部 121 ホース 128 延長管 129 吸込口体である吸込口本体 136 取付手段 141 充電器 142 載置部としての載置凹部 149 保持手段としての取付凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機およびこの電動送風機に電力
    を供給する蓄電池を備え前記蓄電池に接続される被充電
    端子を有した充電部を設けた掃除機本体と、 この掃除機本体に前記電動送風機の吸気側に連通して接
    続されるホースと、 このホースに接続される延長管と、 この延長管に設けられた取付手段と、 前記掃除機本体に設けられ前記取付手段を着脱可能に係
    止して取り付ける係合手段と、 前記掃除機本体の被充電端子に接続する充電端子を有
    し、前記掃除機本体が載置される載置部およびこの載置
    部に載置した状態の前記掃除機本体の係合手段の位置よ
    り低い位置に設けられ前記取付手段を着脱可能に係止し
    て取り付ける保持手段を備え、前記載置部に載置された
    掃除機本体の蓄電池を充電する充電器とを具備したこと
    を特徴とした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機およびこの電動送風機に電力
    を供給する蓄電池を備え前記蓄電池に接続される被充電
    端子を有した充電部を設けた掃除機本体と、 この掃除機本体に前記電動送風機の吸気側に連通して接
    続されるホースと、 このホースに接続される延長管と、 この延長管に設けられた取付手段と、 前記掃除機本体に設けられ前記取付手段を着脱可能に係
    止して取り付ける係合手段と、 前記掃除機本体の被充電端子に接続する充電端子を有
    し、前記掃除機本体を前記係合手段に前記取付手段が係
    止する状態の姿勢で載置する載置部および前記掃除機本
    体の前記係合手段の高さ寸法と略同高さ寸法の位置に設
    けられ前記取付手段を着脱可能に係止して取り付ける保
    持手段を備え、前記載置部に載置された掃除機本体の蓄
    電池を充電する充電器とを具備したことを特徴とした電
    気掃除機。
  3. 【請求項3】 延長管に接続される吸込口体を具備し、 係合手段および保持手段のうちの少なくともいずれか一
    方は、取付手段を係止した状態で前記吸込口体が接地す
    る位置に設けられたことを特徴とした請求項1または2
    記載の電気掃除機。
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