JP2000505662A - 掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 第１掃除機（１）および補助クリーナ（２）から成る。第１掃除機は空気吸引用の送風機（１１）、および吸引空気を第１掃除機へ送るために前記送風機の上流に設置された空気チャンネル（６，７，９）を含む。補助クリーナ（２）は集塵室（２０）を含み、かつ第１掃除機（２）へ取付け自在であり、前記集塵室は使用時に前記集塵室内の塵埃が収集のために前記空気チャンネルへ吸引されるように前記空気チャンネルへ連結される。

Description

【発明の詳細な説明】 掃除機 本発明は吸引掃除機、特に第１掃除機とその第１掃除機に取外し自在の補助ク リーナから成る吸引掃除機に関する。 本発明は、また、集塵容器およびフイルタを有するハウジングから成るタイプ の吸引掃除機に関し、前記集塵容器は、モーター送風機ユニットが前記入口開口 部を介して前記集塵容器へ、かつ前記フイルタから大気へ空気流を発生するよう に、入口開口部およびモーター送風機ユニットヘ接続されている。空気流により 運ばれた塵は空気流から分離されて前記フイルタにより前記集塵容器内に保有さ れる。 従来吸引掃除機は英国特許明細書第２１２６４７１号（以下、’４７１号と言 う）に開示されている。この吸引掃除機は起立掃除機と吸引式ハンドクリーナの 組合体である。起立掃除機は剛性ハウジングを有し、この剛性ハウジングはハン ドクリーナを受けるポケットを有する。このハンドクリーナは起立掃除機の付属 品である。この装置は幾つかの欠点を有する。例えば、このハンドクリーナを使 用する場合、塵埃はハンドクリーナ内の集塵室へ収集される。また、起立掃除機 が使用されるとき、塵埃は起立掃除機内の集塵バッグ内に収集される。従って、 １つではなく２つの異なる集塵容器を真空にする必要がある。起立掃除機の集塵 バッグは通常使い捨てであり、そこに収集された塵埃が廃棄時に零れる。ハンド クリーナは使い捨て集塵バッグを含まず、その代わりに、集塵室およびその集塵 室と送風機間に設置されたフイルタを有する。集塵室を空にするために、フイル タを取外し、かつその集塵を振出す。これは結果的に塵埃を零す。 起立掃除機およびハンドクリーナを主電力で駆動する場合、２つの分離電力ケ ーブルを必要するか、またはいずれか一方へ選択的に繋ぐことのできる単一電力 ケーブルを必要とする。この後者の場合、起立掃除機を押して電力ケーブルをタ イトに引張ると、電力ケーブルは起立掃除機から外れて掃除機は停止してしまう 。 ’４７１号は再充電可能バッテリの使用によりバッテリ駆動するハンドクリー ナを示唆している。この場合、ハンドクリーナを起立掃除機から再充電するとき には、例え保存時であっても起立掃除機を主電源へ繋いでおく必要がある。 空気を入口開口部から集塵容器へ、そしてフイルタから大気へ流すモーター送 風機ユニットを有し、それによりその空気流により運ばれた塵を空気流から分離 しかつフイルタにより集塵容器内に保持するタイプの吸引掃除機は周知である。 かかる掃除機は幾つかの形態、例えば、従来から所謂キャニスタクリーナと呼ば れる形態の吸引掃除機がある。この吸引掃除機では、入口開口部はホースの端部 に設置され、その他端部はモーター送風機ユニットおよび集塵容器を含む分離ハ ウジングヘ連結されている。吸引掃除機の他の形態として起立掃除機があり、こ れは入口開口部、集塵容器、モーター送風機ユニット、およびハンドルを１ユニ ットに組合せている。相対的に小さいハンドクリーナもまた知られており、ある 場合には、入口開口部内に回転ブラシを含む。このハンドクリーナは、屡、再充 電可能バッテリにより駆動するが主電力ユニットは、同様に、全く共通である。 ハンドクリーナは、特に一時的に使用する場合または塵埃、屑、零れた液体等 を表面から収集するために簡単に清掃するときに取扱が容易であることから使用 される。これらのハンドクリーナは、集塵容器、時にはフイルタと共に、ハウジ ングから除去することにより空にされ、その後にフイルタを集塵容器から分離し 、廃棄入れへフイルタおよび集塵容器を空けて、その後にフイルタおよび集塵容 器を再度組立てる。集塵容器は小容積、通常、０．５から１０ｄｌの範囲である ので、その真空掃除機を普通に使用する場合には頻繁に空にする必要があり、こ れは煩瑣かつ汚い仕事である。 本発明の第１形態による吸引掃除機は、空気チャンネルならびに空気と塵埃を 前記空気チャンネルを介して第１掃除機へ吸引するための送風機を含む第１掃除 機、および床上を清掃するための無車輪補助ハンドクリーナから成り、前記ハン ドクリーナは集塵室を有し、かつ第１掃除機へそのハンドクリーナの集塵室を前 記空気チャンネルを介して第１掃除機と連絡するように取付可能であり、それに より使用時に前記集塵室内の塵埃が収集のために第１掃除機の前記空気チャンネ ルへ吸い込まれる。 これは使用者が第１掃除機から分離して空にする必要のない補助クリーナを有 する掃除機の製造を可能にする。 この意味で、起立型掃除機もしくは「シリンダ型掃除機」との比較でハンドク リーナは軽量かつ小型である。このハンドクリーナは室内装飾品、カーテン、車 の内装品、階段等の清掃に使用される。 前記補助クリーナは前記集塵室内に塵埃を保有するためのバルブを含み、かつ 前記第１掃除機はその補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたときに前記バル ブを開放するための手段を含む。前記バルブ開放手段は前記補助クリーナが第１ 掃除機へ取付けられたときにそのバルブ開放手段を押して開放するために前記空 気チャンネル内に設置された管端（栓）である。従って、塵埃は前記補助クリー ナが第１掃除機へ取付けられたときに前記集塵室から解放される。 組み込むことのできる特に有用な特徴は、前記掃除機が起立掃除機として使用 されるときに、前記集塵室が前記空気チャンネルの一部を形成しかつその起立掃 除機に収集された全塵埃が第１掃除機内に収集される前に前記集塵室を通過する ように、前記補助クリーナの集塵室へ開放する第２ポートを含むことである。 有利には、第１掃除機は前記空気チャンネルと前記送風機間に設置された集塵 容器を含む。これにより使用者は第１掃除機および補助クリーナにより収集され た塵埃を典型的には使い捨ての集塵バッグである単一集塵容器から空にすればよ い。 便宜的に、前記補助クリーナは、前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられ たときに第１掃除機のハンドルを構成するハンドルを含み、それにより同一ハン ドルを第１掃除機および補助クリーナの両方に使用でき、それにより材料費を節 減しかつ結果的に補助クリーナのコンパクト収納を可能にする。 本発明の好適形態によれば、第１掃除機は動力を受ける端子を含み、かつ前記 補助クリーナはその補助クリーナヘ動力を供給するための動力源、および前記補 助クリーナが第１掃除機へ取付けられたときに第１掃除機の前記動力受け端子へ 接続自在の動力供給端子を含む。 前記動力源は動力供給ケーブル、動力供給ケーブルを受けるソケット、または 再充電可能バッテリであってよい。これらの各事例において、補助クリーナは第 １掃除機による制約なしに使用できる。前記補助クリーナは、前記補助クリーナ が第１掃除機へ取付けられたときに、前記動力源から第１掃除機へ単独に動力を 送るための動力伝達ユニット装置を含む。これは、単一動力供給のみが第１掃除 機および補助クリーナの操作に必要であることを意味する。通常、この伝達装置 は、前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたときに、動力源から補助クリ ーナヘ単独に動力を送る作用をする。従って、第１掃除機および補助クリーナに 共通スイッチが使用できる。 本発明の第２形態による吸引掃除機は、本体、空気チャンネル、ならびに空気 と塵埃を前記空気チャンネルを介して第１掃除機へ吸引するための送風機を含む 第１掃除機、および集塵室を有する補助クリーナから成り、前記補助クリーナは その集塵室が前記空気チャンネルを介して第１掃除機と連絡するように第１掃除 機の前記本体上に装備自在であり、それにより使用時に前記集塵室内の塵埃が収 集のために第１掃除機の前記空気チャンネルヘ吸い込まれる。 かかる掃除機はコンパクトであり、かつ第１掃除機は起立掃除機であり、第１ 掃除機および補助クリーナの機能は相互に相補的である。消費者にとって第１掃 除機と補助クリーナを別々に購入するよりも上述のタイプの掃除機を購入する方 が経済的である。 本発明の第１形態に関する上述の有利な特徴は本発明の第２形態にも適用でき る。 本発明の第３形態によれば、吸引掃除機は集塵容器およびフイルタを有するハ ウジングから成り、前記集塵容器は、モーター送風機ユニットの作動が入口開口 部を介してその集塵容器へ、そして前記フイルタから大気へ流れる空気を発生す るように、前記入口開口部および前記モーター送風機ユニットヘ接続されていて 、それによりその空気流によって運ばれた塵がその空気流から分離されかつ前記 フイルタによって前記集塵容器内に保持され、前記吸引掃除機は真空源に取付け るための真空開口部を含み、前記吸引掃除機は真空時に塵を前記入口開口部およ び前記モーター送風機ユニットの少なくとも一方を介して前記集塵容器へ侵入す る空気流と共に前記真空開口部へ運ぶことのできる構成である。 各々が本発明により構成される吸引掃除機の幾つかの形態について、以下、添 付図面を参照して例示として説明する。 図１は起立掃除機およびハンドクリーナにより構成される吸引掃除機の第１形 態の図式断面図である。 図２は図１のハンドクリーナの部分断面図である。 図３は起立掃除機に取付けられた図１のハンドクリーナの部分断面図である。 図４は吸引掃除機の第１形態の改良型の断面図であり、ハンドクリーナは起立 掃除機に取付けられている。 図５は吸引掃除機の第２形態の図式図であり、第１クリーナはシリンダ型クリ ーナである。 図６は吸引掃除機の第３形態の図式図であり、第１クリーナはシリンダ型クリ ーナである。 図７は壁上に取付けられたキャリア上に担持されたハンドクリーナである第４ 形態の吸引掃除機の縦断面図である。 図８は特殊タイプのキャリアに支持されたハンドクリーナ型吸引掃除機である 第５形態の下部の縦断面図である。 図１を参照すると、吸引掃除機は起立吸引掃除機１、および起立掃除機１に取 付けられた無車輪補助吸引ハンドクリーナ２を含む。ハンドクリーナ２は起立掃 除機１のハンドルを形成するハンドル１３を含む。 図１に示されたようにハンドクリーナ２が起立掃除機１に取付けられたときに 、起立掃除機１は従来掃除機と事実上同様に使用できる。 ハンドル１３に隣接してハンドクリーナ２上に設置されたスイッチ１４は、ハ ンドクリーナ２が取付けられたときに起立掃除機１の操作を制御し、かつ取外さ れたときにハンドル１３の操作を制御する。動力ケーブル１９がハンドクリーナ ２から伸張する。この掃除機の利点は、単に、単一ハンドル、単一スイッチ、お よび単一動力ケーブルを必要とするのみであることであり、それにより製造コス トの削減、および掃除機の操作を簡単にする。 ハンドクリーナ２を起立掃除機１から取外したときに、ハンドクリーナ２は階 段、椅子、カーテン、床縁、車内装品等の清掃に使用できる。 起立掃除機１は接地車輪またはローラ１５、清掃する床と対面する吸引開口部 ４、塵埃等を取除くために吸引開口部４と対面する床領域を打叩くために吸引開 口部４内に設置された回転ビータ５、および吸引開口部４から塵埃を吸入する第 １空気ダクト６を有するベースユニット３を含む。 剛性、起立本体１６はベースユニット３上に軸回転可能に設置されている。起 立本体１６が図１に示されたように、実質的垂直位置に設置されるときに、起立 本体１６は保管のために施錠される。使用に際して、起立本体１６は、ベースユ ニット３が床に沿って押し付けられるように傾斜する。起立本体１６は第１空気 ダクト６に連結された第２空気ダクト７を含み、そして塵埃は第１空気ダクト６ から第２空気ダクト７へ吸引される。第２空気ダクト７は吸塵空気をダスト室９ 内に設置された空気透過性集塵バッグ８へ搬送する。起立本体１６は、同様に、 吸引送風機１１および吸引送風機１１を駆動するモータ（図示せず）を含む。吸 引送風機１１はダスト室９から第１フイルタ１０へ空気を吸引し、かつ第２フイ ルタ１２を介して大気へ空気を排出する。モータは、同様に、駆動べルト１７を 介して回転ビータ５を駆動する。第１空気ダクト６、第２空気ダクト７、および ダスト室９は全て吸引送風機１１の低圧側に設置されて、共に吸引送風機１１に より吸引された空気が通る空気チャンネルを構成する。 第２空気ダクト７は大気に開放したポート１８を含み、気密シール状態で補助 ハンドクリーナ２を受ける形態になっている。それにより、起立掃除機１の使用 時に空気がポート１８の表面とハンドクリーナ２間で大気から第２空気ダクト７ へ侵入することはできない。起立本体１６は、更に、補助ハンドクリーナ２を支 持する支持体３０を含む。支持体３０は、起立掃除機１上に担持された時に補助 ハンドクリーナ２と係合してハンドクリーナ２を起立掃除機１上に支持しかつ位 置決めする作用をするフィンガ２９を含む。 補助ハンドクリーナ２は塵埃を吸引する集塵口３１、その塵埃を収集する集塵 室２０、吸引を発生する送風機−モータユニット２２、および集塵室２０内に塵 埃を保持するために集塵室２０内と送風機−モータユニット２２間に設置された ダストフイルタ２１を含む。 ハンドクリーナ２は、集塵口３１を最下位にしてハンドクリーナ２を起立支持 するときに集塵室２０内に塵埃を保持するために集塵口３１内に設置されたバル ブ２３を含む。バルブ２３は支点２５（（図２参照）を中心に運動するように軸 支されたフラップであり、かつ集塵口３１を閉鎖する閉鎖位置へ付勢される。送 風機−モータユニット２２をスイッチオンすると、吸引の発生によりバルブ２３ が開放して塵埃を収集する。 ハンドクリーナ２の集塵口３１およびバルブ２３の配置は図２および３に更に 詳細に示されている。図２は起立掃除機１から分離したスイッチオンされていな いハンドクリーナ２の端部を示す。従って、バルブ２３はストッパ２４に対して 閉鎖位置にある。 図３は起立掃除機１のポート１８へ挿入されたハンドクリーナ２を示す。ポー ト１８はそのポート１８へ侵入する管端２６を含む。ハンドクリーナ２がポート １８へ挿入されると、管端２６は集塵口３１を通過して、開放位置への付勢に対 してバルブ２３を偏向させる。そこで、集塵室２０内に収集された塵埃は解放さ れて起立掃除機１の第２空気ダクト７へ落下する。 起立掃除機１を次に使用するときに、第２空気ダクト７へ落下した塵埃、およ び集塵室２０内に残留していた塵埃は起立掃除機１のダスト室９内の集塵バッグ ８へ吸引される。従って、起立掃除機１の集塵バッグ８とは別にハンドクリーナ ２を空にする必要はない。更に、ハンドクリーナ２は起立掃除機１と永久結合せ ず、それによりハンドクリーナ２は起立掃除機１と完全に独立に使用できる。 図１の形態において、動力ケーブル１９はハンドクリーナ２へ連結されている 。動力ケーブル１９は動力伝達ユニット２７へ達する前に動力をスイッチ１４へ 送る。動力伝達ユニット２７は、ハンドクリーナ２が起立掃除機１から取外され たときにハンドクリーナ２内の送風機−モータユニット２２、またはハンドクリ ーナ２を起立掃除機１へ取付けたときに起立掃除機１のいずれかへ主電力を接続 する。 動力伝達ユニット２７は起立掃除機１の支持体３０から延びたフィンガ２９に より閉鎖されるマイクロスイッチ２８を含む。マイクロスイッチ２８が閉鎖する ときに、動力伝達ユニット２７は、コードレスケトルに見られるような一対のコ ンタクト（図示せず）を経て起立掃除機１へ動力を誘導する。 図１の装置の利点は、嵩高、重量バッテリを必要とすることなくハンドクリー ナ２に強力な主電源駆動モータを使用できることである。 ハンドクリーナ２および起立掃除機１の各々は起立掃除機１上にハンドクリー ナ２を確実に保持するための係止機構の対応部（図示せず）を含む。その係止機 構を解放するために解除ボタンが起立掃除機１またはハンドクリーナ２上に含ま れてよい。 清掃用具（図示せず）が上記型吸引掃除機と共に販売されてよい。例えば、隙 間用具がハンドクリーナ２の集塵口３１へ取付けられてよい。かかる道具は起立 掃除機１の本体上に担持されてよい。 この掃除機の改良型として、ハンドクリーナ２は充電式バッテリにより印加す るものであってよく、この場合、起立掃除機１のみが主電源ケーブルを介して印 加される主電源である。この場合、起立掃除機１は、ハンドクリーナ２が起立掃 除機１に担持されるときに充電式バッテリを充電するためにそのバッテリへ接続 される充電器ベースユニットを含む。選択的に、この充電器ベースユニットは主 電源ソケット近傍で充電できるように起立掃除機１から分離できる構成である。 図４は図１から３の改良型の一部を示す。この掃除機は図１から３図示形態と 同様構成であるので、同様部には同様参照番号を使用し、かつ改良部のみを以下 に説明する。 第２空気ダクト７は集塵バッグ（図示せず）へ直接的に誘導されず、ハンドク リーナ２を挿入するポート１８を含む。起立掃除機１は集塵バッグヘ誘導される 第３空気ダクト７Ａを含む。 ハンドクリーナ２は図１から３の図示例と同様の集塵口３１を含み、支点２５ を中心に軸移動して集塵口３１を閉鎖するためにその集塵口３１を付勢するバル ブ２３を有する。後述のごとく、バルブ２３を開放するために管端を必要としな い。 集塵室２０は第２ポート３１Ａ、および第２ポートを閉鎖できる第２バルブ２ ３Ａを含む。第２バルブ２３Ａは閉鎖位置へ付勢され、かつリップ２３Ｂを含む 。ハンドクリーナ２が起立掃除機１のポート１８へ挿入されると、第２バルブ２ ３Ｂのリップ２３Ｂは起立掃除機１の本体１６と係合して開放する。起立掃除機 １の第３空気ダクト７Ａは、ハンドクリーナ２が起立掃除機１のポート１８へ完 全に挿入されたときにハンドクリーナ２の開放第２ポート３１Ａと整列する入口 ７Ｂを含む。このように、ハンドクリーナ２の集塵室２０は起立掃除機１の空気 チャンネルの一部を形成する。起立掃除機１がスイッチオンされると、送風機（ 図示せず）が空気と塵埃を起立掃除機１のベースユニット（図示せず）の起立開 口部から第１空気ダクト（図示せず）を経て第２空気ダクト７へ吸入する。空気 の流れはハンドクリーナ２のバルブ２３を偏向させて開放し、かつ吸塵空気はハ ンドクリーナ２の集塵室２０へ送られる。この空気はそのベースユニットの吸引 開口部からの塵埃およびハンドクリーナ２の集塵室２０内にすでに収集された塵 埃を第２ポート３１Ａを介して第３空気ダクト７Ａへ、そしてそこから起立掃除 機１のダスト室９内に設置された集塵バッグ８へ運ぶ。 ハンドクリーナ２が起立掃除機１から取外されたときに、第２バルブ２３Ａは 、その掃除機が図１から３の掃除機について説明したと同様に使用できるように 、第２ポート３１Ａを閉鎖する。 図５は吸引掃除機の第２形態を示し、第１掃除機はシリンダ型掃除機である。 この明細書において、「シリンダ型掃除機」は本体および前記本体から延びる集 塵ホースを含むタイプの吸引掃除機を意味し、前記本体から遠隔のこの集塵ホー スは清掃に使用される。図５に示されたシリンダ型掃除機４０は本体４１、本体 ４１内に設置された送風機ユニット４２、および集塵のために本体へ塵埃を誘導 するための集塵ホース４４を有する。ノズル４３がシリンダ型掃除機４０から遠 隔の集塵ホース４４の端部に設置されている。ハンドクリーナ４５は集塵ホース ４４のノズル４３に取付自在である。ハンドクリーナ４５は集塵室４６、送風機 ユニット４７、集塵口４８、および集塵室４６内に塵埃を保持するために集塵口 ４８内に設置されたバルブ４９を含む。ポート５０はノズル４３の集塵室４６へ の侵入を可能にするために集塵室４６へ開放する。ノズル４３がポート５０から 移動すると、フラップ５１はポート５０を閉鎖する。ハンドクリーナ４５は主導 線５２を含み、ノズル４３から分離されたときにこのハンドクリーナは階段等を 清掃するために独立に使用できる。送風機ユニット４７は吸塵空気を集塵口４８ から集塵室４６へ吸入し、塵埃はそこに収集される。 シリンダ型掃除機４０はハンドクリーナ４５と独立に使用でき、またハンドク リーナ４５はノズル４３へ取付けることができ、それによりハンドクリーナ４５ は清掃道具として作用する。そこで、吸塵空気はハンドクリーナ４５から吸引さ れ、かつハンドクリーナ４５に既に収集されている塵埃は中心へ収集するために シリンダ型掃除機４０へ吸引される。ハンドクリーナ４５がシリンダ型掃除機４ ０に取付けられたときに、シリンダ型掃除機４０内の送風機ユニット４７は集塵 のために単独で使用される。 図６は吸引掃除機の第３形態を示す。この掃除機は図５の掃除機と同様である ので、同様部には同一参照番号が使用されており、改変部分についてのみ以下に 詳細に説明する。従って、ハンドクリーナ４５はシリンダ型掃除機４０から遠隔 の端部に集塵ホース４４に直接取付自在である。更に、通路５０’はハンドクリ ーナ４５へ開放し、この通路は集塵室４６と連絡する。集塵ホース４４が通路５ ０’から取外されると、通路５０’はフラップ５１により閉鎖される。 ハンドクリーナ４５は送風機ユニット４７の作動用スイッチ５８を含む。補助 クリーナ４５は、同様に、第１掃除機４０の集塵ホース４５へ取付けられたとき にその第１掃除機へ主電源を接続する動力伝達ユニット５７を含む。スイッチ５ ８は、集塵ホース４６が補助クリーナ４５の通路５０’へ挿入されたときに閉鎖 する。第１掃除機４０は第１掃除機４０の送風機ユニット４２を補助クリーナ４ ５の動力伝達ユニット５７へ接続する集塵ホース４４に続く電カコード５６を含 む。このようにして、第１掃除機４０が使用されるときに、補助クリーナ４５は 集塵ホース４４へ取付ける必要があり、かつ第１掃除機は補助クリーナ４５上の スイッチ５８により制御される。スイッチ５８をオンすることにより、送風機ユ ニット４２は作動して補助クリーナ４５の集塵口４８、補助クリーナ４５、およ び集塵ホース４４から塵埃を吸引する。更に、この作動モード時に、集塵室４６ 内に収集されたいずれの屑も通路５０’および集塵ホース４４を介して第１掃除 機へ吸引される。この作動モードにおいて、補助クリーナ４５内の送風機ユニッ ト４７は作動しない。補助クリーナ４５は、従って、清掃道具として、かつ第１ 掃除機４０のハンドルとして働く。適宜に、スイッチ５８は第１掃除機４０を作 動させる。そこで、吸塵空気はハンドクリーナ４５へ吸引される。 種々の道具が図５および６のハンドクリーナ４５へ取付けることができる。従 って、図５に示されたように、剛性延長管５３は、そのフレア端部を集塵口４８ 上へ押すことによりハンドクリーナ４５の集塵口４８へ取付け可能である。床係 合道具５４は延長管５３の反対端部に取付けられる。床係合道具５４は床からの 吸引に適した吸引開口部５５を有する。回転ブラシ（図示せず）がその吸引開口 部に対面する床領域から塵埃を掻乱すために吸引開口部５５内に設置されてよい 。かかるブラシは床係合道具５４を通過する空気流により駆動するタービンによ り励起されてよい。 補助ハンドクリーナ４５は第１掃除機４０の本体４１へ取付自在である。ハン ドクリーナ４５のハンドルはこの本体のハンドルを形成する。 図７に示されたように、バッテリ駆動吸引掃除機１１０は前後部１１１ａおよ び１１１ｂで構成されるハウジング１１１から成る。後部１１１ｂは、導電体（ 図示せず）および種々の電子素子を介してハウジング１１１上に設置されたハン ドル１１４に隣接設置されたスイッチ１１３により制御されるモーター送風機ユ ニット１１２を封入する。モーター送風機ユニット１１２の一部であるこの送風 機の出口側はハウジング１１１内の開口部１１５を介して大気と連絡する。 ハウジング１１１の前部１１１ａは、汚染粒子を収集する容器１１１ｃを形成 する形態になっており、図示されていない領域（ｍａｎｏｒ）内の後部１１１ｂ から除去できる。前部１１１ａは入口開口部１１６を有するノズル、および入口 開口部１１６から容器１１１ｃの本体へ導入される管１１７を含む。管１１７の 内端部は好ましくはゴム製のフラップ１１８により閉鎖される。このフラップの １縁部は管１１７の内端部近くに固定されているのでフラップ１１８は逆止弁と して働く。前部１１１ａは、また、塵粒子を容器１１１ｃを流れる空気から分離 するフイルタ１１９を支持し、このフイルタは前後部１１１ａ，１１１ｂが相互 から分離されたときに前部１１１ａから除去できる。選択的に、フイルタ１１９ は後部１１１ｂへ固定されてよい。前部１１１ａは、また、その外側へ軸回転可 能に締結されたカバー１２１により通常は閉鎖される真空開口部１２０を有する 。開口部１２０は、管状ノズル１２２または分離吸引掃除機の他の付属品（図示 せず）が開口部１２０へ接続できるような形状である。好ましくは、開口部１２ ０は、異なる寸法のノズルを連結できるように切頭円錐形スリーブまたはフラン ジを有する形態である。 前後部１１１ａおよび１１１ｂは、空気を容器１１１ｃからモーター送風機ユ ニット１１２へ通過させる中心入口部１２４を有する隔壁１２３により分離され ている。 バッテリ駆動ハンドクリーナは、通常は、図示されたようにキャリア上に収納 されている。そのキャリア１２５はフック１２６を含み、かつ主電源ソケットへ 接続されかつ充電エネルギを電気的接触手段１２８を介してそのハンドクリーナ の後部１１１ｂ内に設置されたバッテリ１２９へ供給するるバッテリ充電器１２ ７を含む。 図１に示された装置は次のごとく作用する。 吸引掃除機１１０はキャリア１２５から取外され、カバー１２１は開口部１２ ０上で通常位置に閉鎖される。モーター送風機ユニット１１２は空気の流れを発 生させるためにスイッチ１１３により作動する。この空気は入口開口部１１６へ 吸引され、管１１７はそれによりフラップ１１８を上昇させる。容器１１１ｃへ 吸引された塵粒子はフイルタ１１９により分離されて容器１１１ｃの底、即ち、 特に掃除機１１０がキャリア１２５上に設置されたときに、通常は容器１１１ｃ の底にある管１１７の周りの領域へ落下する。清浄空気は入口部１２４から送風 機ユニット１１２へ流れ、その後、開口部１１５から大気へ送出される。清掃終 了時に、掃除機１１０はキャリア１２５上に再設置される。 床およびカーペットを大きい真空掃除機により清掃する家屋内の通常清掃作業 の適宜時に、カバー１２１は開放し、かつその大きい真空掃除機のノズル１２２ は開口部１２０へ連結される。容器１１１ｃ内の塵はノズル１２２から大きい真 空掃除機の集塵バッグへ吸引される。この大きい真空掃除機内の集塵バッグの容 積はバッテリ駆動のハンドクリーナ１１０内の容器１１１ｃの容積よりも数倍大 きく、運ばれる塵は集塵バッグ内に収集された塵の体積に大きな変化を与えない 。塵が容器１１１ｃから吸引されると同時に、空気は開口部１１６、送風機、入 口部１２４の後方へ向かい、そしてフイルタ１１９へ流れる。これはフイルタ１ １９へ付着した塵粒子が空気流により捕獲されることを意味する。このことは、 同時に、フイルタの清掃が行われることを意味する。更に、幾らかの空気は入口 開口部１１６を介して容器１１１ｃへ引き込まれる 図２を参照すると、この装置は上述の形態と若干相違し、入口開口部１１６か らの完全に分離した吸引は行われない。同様に、キャリア１３０はチャンネル１ ３１を含み、このチャンネルはキャリア１３０上に設置されたときに、前部１１ １ａの先端および吸引掃除機の入口開口部１１６が当接する当接面１３５を越え て外方へ延びたチャンネルパイプ１３４を含む。吸引掃除機がキャリア１３０上 に運ばれたときに、チャンネルパイプ１３４はその容器へ通じる管により囲繞さ れかつ管１１７の端部からフラップ１１８を上昇させるに足る長さを有する。チ ャンネルパイプ１３４の端部は１側へ湾曲しているのが好ましく、それによりチ ャンネル入口１３３は管１１７の長軸と平行の面に設置される。この容器はチャ ンネル入口１３３へ通じる通路１３６を含み、かつ容器１１１ｃの底へ向かって いる。通路１３６は壁部１３７により管１１７の外壁に対して形成される。 チャンネル１３１は、また、集塵器１１１ｃを空にするために真空源を接続で きる真空開口部を構成する出口開口部１３２を含む。 本装置は次の用に作用する。バッテリ駆動吸引掃除機１１０がキャリア１３０ 上に設置され、チャンネルパイプ１３４の端部がチャンネル入口１３３を容器１ １１ｃ内に形成された通路１３６の上端部へ連結されると同時にフラップ１１８ が上昇する。通常、家庭の清掃時に、大きい吸引掃除機のノズル１２２は上述の ごとく真空開口部１３２へ接続されるので、集塵容器１１１ｃ内の塵は通路１３ ６から吸引されて大きい吸引掃除機の集塵バッグへ通じるチャンネル１３１へ送 られる。 本発明は、空の小容器クリーナと起立吸引掃除機をその吸引掃除機の真空開口 部をセントラル吸引掃除機等の真空源へ接続することにより使用できる。このセ ントラル吸引掃除機は典型的には大きな集塵容器、および分離位置、通常は生活 領域の外側にある送風機ユニットを含み、ノズルを具備したホースはその送風機 ユニットへ家屋またはアパート内に設置されたパイプ系によって接続できる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ９６０３１１４−１ (32)優先日 平成８年８月28日(1996．8．28) (33)優先権主張国 スウェーデン（ＳＥ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ (72)発明者 オード，マイケル，ジョン イギリス国，レイトン ブザード エルユ ー７ ７ピーワイ，リンスレード，ヒムレ イ グリーン 36 (72)発明者 ジャンケビクス，トーマス スウェーデン国，エス―バリングビイ，フ リスパナンスゲイテン 65 エヌ．ビー. (72)発明者 スジョバーグ，ゴラン スウェーデン国，エス―196 30 カング サンゲン，コーサングスベイゲン 12

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．空気チャンネル、ならびに空気と塵埃を前記空気チャンネルを介して第１ 掃除機へ吸引するための送風機を含む第１掃除機、および 床上を清掃するための無車輪補助ハンドクリーナ、前記ハンドクリーナは集塵 室を有し、かつ第１掃除機へその集塵室を前記空気チャンネルを介して第１掃除 機と連絡するように取付自在であり、それにより使用時に前記集塵室内の塵埃が 収集のために第１掃除機の前記空気チャンネルヘ吸い込まれる、から成る吸引掃 除機。 ２．前記第１掃除機は本体を含み、かつ前記補助クリーナは第１掃除機の前記 本体上へ装備されて第１掃除機へ取付けられている、請求項１の吸引掃除機。 ３．本体、空気チャンネル、ならびに空気と塵埃を前記空気チャンネルを介し て第１掃除機へ吸引するための送風機を含む第１掃除機、および 集塵室を有する補助クリーナ、前記補助クリーナはその集塵室が前記空気チャ ンネルを介して第１掃除機と連絡するように第１掃除機の前記本体上に装備自在 であり、それにより使用時に前記集塵室内の塵埃が収集のために第１掃除機の前 記空気チャンネルヘ吸い込まれる、から成る吸引掃除機。 ４．前記補助クリーナは前記集塵室へのアクセスポート開口部、および前記集 塵室内に塵埃を保持するために前記入口開口部を閉鎖するバルブを含み、前記バ ルブは前記集塵室内の塵埃を第１掃除機内での収集のために前記アクセスポート 開口部へ移動させる作用をする、請求項１から３のいずれか１の吸引掃除機。 ５．前記アクセスポートは塵埃を前記集塵室へ収集する集塵入口を構成してい る、請求項４の吸引掃除機。 ６．前記補助クリーナは塵埃をその補助クリーナにより吸引する集塵入口を含 み、前記集塵入口は前記アクセスポートから分離している、請求項４の吸引掃除 機。 ７．前記補助クリーナは第１掃除機へ取付けられたときに、前記補助クリーナ の前記集塵室は空気チャンネルの一部を構成する、請求項６の吸引掃除機。 ８．第１掃除機は前記空気チャンネルの上流端部に集塵開口部を含み、かつ前 記補助クリーナの前記集塵室は前記集塵開口部の空気チャンネル下流の一部を構 成する、請求項７の吸引掃除機。 ９．前記補助クリーナは前記集塵入口を閉鎖するための開放自在の蓋を含む、 請求項６から８のいずれか１の吸引掃除機。 １０．第１掃除機は前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたときに前記 バルブを開放するための手段を含む、請求項４から９のいずれか１の吸引掃除機 。 １１．前記バルブ開放手段は前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたと きにそのバルブを押して開放するために前記空気チャンネル内に設置された管端 である、請求項１０の吸引掃除機。 １２．前記バルブ開放手段は前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたと きにそのバルブ開放手段を押すための前記空気チャンネルの端部である、請求項 １０の吸引掃除機。 １３．第１掃除機は前記空気チャンネルと前記吸引送風機間に設置された集塵 容器を含む、請求項１から１２のいずれか１の吸引掃除機。 １４．前記補助クリーナはハンドルを含み、前記ハンドルは前記補助クリーナ が第１掃除機へ取付けられたときに、第１掃除機のハンドルを構成する、請求項 １から１３のいずれか１の吸引掃除機。 １５．第１掃除機は動力受け端子を含み、かつ前記補助クリーナはその補助ク リーナヘ動力を供給するための動力源、および前記補助クリーナが第１掃除機へ 取付けられたときに第１掃除機の前記動力受け端子へ接続自在の動力供給端子を 含む、請求項１から１４のいずれか１の吸引掃除機。 １６．前記動力源は動力供給ケーブルである、請求項１５の吸引掃除機。 １７．前記動力源は動力供給ケーブルを受けるソケットである、請求項１５の 吸引掃除機。 １８．前記補助クリーナは、前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたと きに、前記動供給ケーブルから第１掃除機へ単独に動力を送るための動力伝達ユ ニット装置を含む、請求項１５から１７のいずれか１の吸引掃除機。 １９．前記動力伝達装置は、前記補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたと きに、前記動供給ケーブルから前記補助クリーナヘ単独に動力を送る作用をする 、請求項１８の吸引掃除機。 ２０．第１掃除機および前記補助クリーナへの動力を選択的に制御するスイッ チを含む、請求項１から１９のいずれか１の吸引掃除機。 ２１．前記補助クリーナは、その補助クリーナが第１掃除機へ取付けられたと きに第１掃除機への動力を制御すると共にその補助クリーナが第１掃除機へ取付 けられいないときにその補助クリーナへの動力を制御するスイッチを含む、請求 項１から１９のいずれか１の吸引掃除機。 ２２．前記補助クリーナは補助送風機ユニットを含む、請求項１から２１のい ずれか１の吸引掃除機。 ２３．前記動力源は充電式バッテリを含む、請求項１５から２２のいずれか１ の吸引掃除機。 ２４．前記補助クリーナを取付けることのできる充電器ベースユニットを含む 、請求項２３の吸引掃除機。 ２５．第１掃除機は起立吸引掃除機である、請求項１から２４のいずれか１の 吸引掃除機。 ２６．第１掃除機はシリンダ型掃除機である、請求項１から２４のいずれか１ の吸引掃除機。 ２７．前記空気チャンネルは集塵ホースを含む、請求項２５または２６の吸引 掃除機。 ２８．前記シリンダ型掃除機は前記補助クリーナからそのシリンダ型掃除機へ 動力を運ぶために前記集塵ホースに沿って設置された動力コードを更に含む、請 求項２６の場合の請求項２７の吸引掃除機。 ２９．添付図面の図１から３、４、５または６に図示されかつそれを参照して 明細書に説明された構成に実質的に同一の構成および配置の吸引掃除機。 ３０．集塵容器（１１１ｃ）およびフイルタ（１１１）を有するハウジング（ １１１）から成る吸引掃除機であって、前記集塵容器（１１１ｃ）は、モーター 送風機ユニット（１１２）の作動が入口開口部（１１６）を介してその集塵容器 （１１１ｃ）へ、そして前記フイルタ（１１９）から大気へ流れる空気を発生す るように、前記入口開口部（１１６）および前記モーター送風機ユニット（１１ ２）へ接続されて、それによりその空気流によって運ばれた塵がその空気流から 分離されかつ前記フイルタ（１１９）によって前記集塵容器（１１１ｃ）内に保 持される、前記吸引掃除機は真空源を接続できる真空開口部（１２０，１３２） を含み、かつ真空時に塵を前記入口開口部（１１６）および前記モーター送風機 ユニット（１１２）の少なくとも一方を介して前記集塵容器（１１１ｃ）へ侵入 する空気の流れと共に真空開口部（１２０，１３２）へ運ぶことのできる構成で ある。 ３１．前記真空開口部（１２０）は前記入口開口部（１１６）と前記フイルタ （１１９）間で前記集塵容器（１１１ｃ）内に配設されている、請求項３０の吸 引掃除機。 ３２．前記真空開口部（１２０）を閉鎖するカバー（１２１）を更に含む、請 求項３０または３１の吸引掃除機。 ３３．前記真空開口部（１２０）は切頭円錐形フランジに形成されている、請 求項３０から３２のいずれか１の吸引掃除機。 ３４．不使用時に本吸引掃除機を保持するためのキャリアを更に含み、前記キ ャリアはこの吸引掃除機の前記真空開口部に取付けるためのチャンネル入口、お よび前記真空源へ接続できるチャンネル出口を有するチャンネルを含む、請求項 １から３３のいずれか１の吸引掃除機。 ３５．不使用時に本吸引掃除機を保持するためのキャリア（１３０）を更に含 み、前記キャリア（１３０）は本吸引掃除機の前記集塵容器へ取付けるためのチ ャンネル入口（１３０）および前記真空源へ接続自在の前記真空開口部を構成す るチャンネル出口（１３２）を有するチャンネル（１３１）を含む、請求項３０ の吸引掃除機。 ３６．前記集塵容器（１１１ｃ）は本吸引掃除機が前記キャリア（１３０）上 へ担持されたときに、最下位になる前記集塵容器（１１１ｃ）の部へ延びる通路 （１３６）を含む、請求項３５の吸引掃除機。 ３７．前記入口開口部（１１６）を閉鎖するフラップ（１１８）等を更に含み 、かつ本吸引掃除機が前記キャリア（１３０）上に設置されたときに、前記チャ ンネル入口（１３３）は前記フラップ（１１８）等を上昇させるように形成され ている、請求項３５または３６の吸引掃除機。 ３８．前記チャンネル（１３１）は前記キャリア（１３０）から延びたパイプ （１３４）を含み、かつ前記チャンネル入口（１３３）は前記パイプ（１３４） の軸と概ね平行の面にある、請求項３７の吸引掃除機。 ３９．前記キャリア（１３０）はバッテリ充電器（１２７）を含み、かつ本吸 引掃除機は前記バッテリ充電器（１２７）により充電できるバッテリ（１２９） を含む、請求項３５から３８のいずれか１の吸引掃除機。 ４０．前記モーター送風機ユニット（１１２）は集塵時に前記集塵容器（１１ １ｃ）および前記フイルタ（１１９）の下流に設置される、請求項３０から３９ のいずれか１の吸引掃除機。 ４１．集塵容器（１１１ｃ）、 前記集塵容器（１１１ｃ）へ開放した入口（１１６）、 前記入口（１１６）を介して前記集塵容器（１１１ｃ）へ空気流を発生するた めのモーター送風機ユニット（１１２）、 前記空気流により運ばれた塵をその空気流から分離しかつ前記集塵容器（１１ １ｃ）内の塵を保持するための手段（１１９）、および 真空源への取付けのために吸引掃除機へ開放した真空ポート（１２０，１３２ ）から成る吸引掃除機において、この吸引掃除機は真空時に塵が前記真空源によ り発生する空気流により前記真空ポートヘ運ばれ、前記入口（１１６）および前 記モーター送風機ユニット（１１２）の少なくとも一方を介してその吸引掃除機 へ侵入するように装置されていることを特徴とする。