JP3775526B2 - ガイドロータリの角度検出機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル掘削工事に使用されるジャンボ等のさく孔装置において、ブームの先端部でガイドシェルを回転可能に支持するガイドロータリの回転角度を検出するためのガイドロータリの角度検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にトンネル掘削工事では、さく孔装置を用いて切羽の岩石に発破用の孔をさく孔し、この孔に爆薬を装填して発破を行い、岩石を破砕する。
【0003】
さく孔装置は、さく岩機を乗駕したガイドシェルをブームの先端で支持しており、このブームは、ガイドシェルを目標位置まで移動させて位置決めするために、伸縮、旋回、俯仰、チルト、スイング、回転等の動きができるように多関節構造になっている。
【0004】
そして、近年は、操作を容易にするため、さく孔装置にコンピュータ等の制御手段を搭載し、ブームの各関節部にその作動量を検出する検出器を設けて、ガイドシェルや乗駕されたさく岩機のさく孔位置の計算表示や、自動的なさく孔位置決めを行えるようにしたものも用いられるようになっている。このブームの関節部の作動量の検出器としては、従来、角度検出器であるロータリエンコーダが使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ブームの先端部でガイドシェルを回転可能に支持するガイドロータリは、ガイドシェルの直ぐ近くにあるので、さく孔時のフラッシング水や、ルーフボルト施工時のモルタル等がかかりやすく、また岩石に衝突する可能性も大きい。
【0006】
ロータリエンコーダは、フラッシング水やモルタル等に対する防水性防塵性等の耐環境性が劣っており、回転角度を検出するためガイドロータリにロータリエンコーダを取付ける場合、耐環境性を確保しようとすると取付構造が複雑化しスペースをとるようになり、また、外部に取付けなければならなくなるので岩石に衝突して破損されることも多くなって、耐久性が得られないという問題があった。
【0007】
本発明は、さく孔装置のガイドロータリの回転角度の検出器の取付における上記問題を解決するものであって、防水性防塵性等の耐環境性が高く、構造が簡単でコンパクトに取付けることができ、耐久性の大きいガイドロータリの角度検出機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のガイドロータリの角度検出機構では、ブーム先端部に設けたガイドロータリで、さく岩機を乗駕したガイドシェルを回転可能に支持するさく孔装置において、ガイドロータリのロータリボデイの前端にロータリアクチュエータを設置し、このロータリアクチュエータにロータリボデイ内へ延出する回転検出軸を設け、この回転検出軸に磁性を有する歯車を取付け、歯車に臨んで磁気センサを設けている。
【0009】
さく孔作業を行うときには、ブームを動かしてガイドシェルをさく孔位置に位置決めし、乗駕されているさく岩機を駆動してさく孔を行う。このときガイドロータリが回転すると、回転検出軸に取付けられている歯車が回転し、磁気センサが歯車の回転に応じてパルス信号を出力する。このパルスを計数することによりガイドロータリの回転角度が得られる。
【0010】
磁気センサは、防水性防塵性に優れ耐環境性が高いので、耐環境性を確保するための特別な取付構造は不要であり、歯車と共にコンパクトにロータリボデイ内に設けることができる。従って、フラッシング水や、モルタル等がかからず、岩石に衝突して破損されることもなくなって、耐久性が大きく向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のガイドロータリの角度検出機構を設けたさく孔用のジャンボの全体側面図、図2はブームの側面図、図3は本発明の実施の一形態を示すガイドロータリの角度検出機構の構成を示す部分縦断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は回転角度検出作用の説明図である。
【0012】
ここで、ジャンボ1では、台車11に固設された基台12上に、ブーム台13を旋回軸14によって枢着し、このブーム台13に伸縮ブーム15の基端を俯仰軸16によって枢着している。伸縮ブーム15は、基端ブーム4と先端ブーム5とからなり、先端ブーム5が基端ブーム4に対してスライドするよう装着されている。基台12とブーム台13との間には旋回用油圧シリンダ17、伸縮ブーム15の基端ブーム4とブーム台13との間には俯仰用油圧シリンダ18が設けられており、これらの伸縮によって伸縮ブーム15は、旋回、俯仰可能になっている。
【0013】
先端ブーム5の先端部には、チルトアーム19がチルトアーム軸20によって枢着され、先端ブーム5との間にチルト用油圧シリンダ21を設けてチルト可能になっている。チルトアーム19には、スイングアーム22がスイングアーム軸23によって枢着され、チルトアーム19との間にスイング用油圧シリンダ24を設けてスイング可能になっている。スイングアーム22にはガイドロータリ25が設けられており、ロータリ軸Xを中心として回転可能になっている。ガイドロータリ25には、ガイドマウンチング26が支持され、このガイドマウンチング26でガイドシェル6を前後スライド可能に支承している。
【0014】
ガイドシェル6には、さく岩機9が乗駕されている。さく岩機9は、先端にビット7を具えたロッド8が挿着されている一般的な構造のドリフタであり、前後方向への送りが与えられて切羽の岩石にさく孔することができる。
【0015】
スイングアーム22に固定されているガイドロータリ25のロータリボデイ30は中空になっており、その前端には、ガイドマウンチング26をガイドシェル6と平行なロータリ軸Xを中心として回転させるためのロータリアクチュエータ31が設置されている。このロータリアクチュエータ31には、ロータリボデイ30内へ延出する回転検出軸が設けられており、この回転検出軸32には磁性を有する歯車33が取付けられている。
【0016】
また、ロータリボデイ30内には、歯車33に臨んで磁気センサ34が設けられている。磁気センサ34は防水構造になっており、高い防水性、防塵性を有している。回転検出軸32には歯車33に隣接してベアリング35が設けられ、ベアリング35にセンササポータ36が固定されており、このセンササポータ36によって、磁気センサ34と歯車33の歯37との間隔が所定距離に保持されている。
【0017】
さく孔作業を行うときには、伸縮ブーム15を動かしてガイドシェル6をさく孔位置に位置決めし、乗駕されているさく岩機10を駆動してさく孔を行う。このときガイドロータリ25が回転すると、回転検出軸32に取付けられている歯車33が回転する。すると、磁気センサ34の検出点を歯車33の歯37と歯溝38が交互に通過するので、磁気センサ34はその凹凸を検出し電気パルス信号Pとして出力する。この電気パルス信号Pのパルスを計数することによりガイドロータリ25の回転角度が得られる。
【0018】
検出されたガイドロータリ25の回転角度のデータは、コンピュータ等のジャンボ1の制御手段でさく岩機10のさく孔位置の計算表示や、自動的なさく孔位置決め等を行うために利用される。
【0019】
磁気センサ34は、防水性防塵性に優れ耐環境性が高いので、耐環境性を確保するための特別な取付構造は不要であり、歯車33と共にコンパクトにロータリボデイ30内に設けることができる。従って、フラッシング水や、モルタル等がかからず、岩石に衝突して破損されることもなくなって、耐久性が大きく向上する。
【0020】
また、構造が簡単でメンテナンスも容易であり、既存のガイドロータリ25に取付ける場合でも大幅な改造を行う必要がなく容易に取付けることができ、改造の手間も費用も少なくてよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガイドロータリの角度検出機構は、防水性防塵性等の耐環境性が高く、構造が簡単でコンパクトに取付けることができ、破損のおそれがなく、耐久性が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のガイドロータリの角度検出機構を設けたさく孔用のジャンボの全体側面図である。
【図2】ブームの側面図である。
【図3】本発明の実施の一形態を示すガイドロータリの角度検出機構の構成を示す部分縦断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】回転角度検出作用の説明図である。
【符号の説明】
1 ジャンボ
4 基端ブーム
5 先端ブーム
6 ガイドシェル
7 ビット
8 ロッド
9 さく岩機
11 台車
12 基台
13 ブーム台
14 旋回軸
15 伸縮ブーム
16 俯仰軸
17 旋回用油圧シリンダ
18 俯仰用油圧シリンダ
19 チルトアーム
20 チルトアーム軸
21 チルト用油圧シリンダ
22 スイングアーム
23 スイングアーム軸
24 スイング用油圧シリンダ
25 ガイドロータリ
26 ガイドマウンチング
30 ロータリボデイ
31 ロータリアクチュエータ
32 回転検出軸
33 歯車
34 磁気センサ
35 ベアリング
36 センササポータ
37 歯
38 歯溝
P 電気パルス信号
X ロータリ軸

Claims (1)

  1. ブーム先端部に設けたガイドロータリで、さく岩機を乗駕したガイドシェルを回転可能に支持するさく孔装置において、ガイドロータリのロータリボデイの前端にロータリアクチュエータを設置し、該ロータリアクチュエータにロータリボデイ内へ延出する回転検出軸を設け、該回転検出軸に磁性を有する歯車を取付け、歯車に臨んで磁気センサを設けたことを特徴とするガイドロータリの角度検出機構。
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