JPH1068285A - ガイドロータリの角度検出機構 - Google Patents

ガイドロータリの角度検出機構

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JPH1068285A
JPH1068285A JP22709596A JP22709596A JPH1068285A JP H1068285 A JPH1068285 A JP H1068285A JP 22709596 A JP22709596 A JP 22709596A JP 22709596 A JP22709596 A JP 22709596A JP H1068285 A JPH1068285 A JP H1068285A
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Kazuyuki Ota
和行 太田
Sou Tou
錚 董
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドロータリ25の角度検出機構の耐環境
性、耐久性を向上させる。 【解決手段】 ブーム先端部に設けたガイドロータリ2
5で、さく岩機を乗駕したガイドシェルを回転可能に支
持するさく孔装置において、ガイドロータリ25のロー
タリボデイ30の前端にロータリアクチュエータ31を
設置し、このロータリアクチュエータ31にロータリボ
デイ30内へ延出する回転検出軸32を設け、この回転
検出軸32に磁性を有する歯車33を取付け、歯車33
に臨んで磁気センサ34を設ける。ガイドロータリ25
が回転すると、回転検出軸32に取付けられている歯車
33が回転し、磁気センサ34が歯車33の回転に応じ
てパルス信号を出力する。パルスを計数することにより
ガイドロータリ25の回転角度を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削工事
に使用されるジャンボ等のさく孔装置において、ブーム
の先端部でガイドシェルを回転可能に支持するガイドロ
ータリの回転角度を検出するためのガイドロータリの角
度検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にトンネル掘削工事では、さく孔装
置を用いて切羽の岩石に発破用の孔をさく孔し、この孔
に爆薬を装填して発破を行い、岩石を破砕する。
【0003】さく孔装置は、さく岩機を乗駕したガイド
シェルをブームの先端で支持しており、このブームは、
ガイドシェルを目標位置まで移動させて位置決めするた
めに、伸縮、旋回、俯仰、チルト、スイング、回転等の
動きができるように多関節構造になっている。
【0004】そして、近年は、操作を容易にするため、
さく孔装置にコンピュータ等の制御手段を搭載し、ブー
ムの各関節部にその作動量を検出する検出器を設けて、
ガイドシェルや乗駕されたさく岩機のさく孔位置の計算
表示や、自動的なさく孔位置決めを行えるようにしたも
のも用いられるようになっている。このブームの関節部
の作動量の検出器としては、従来、角度検出器であるロ
ータリエンコーダが使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブームの先
端部でガイドシェルを回転可能に支持するガイドロータ
リは、ガイドシェルの直ぐ近くにあるので、さく孔時の
フラッシング水や、ルーフボルト施工時のモルタル等が
かかりやすく、また岩石に衝突する可能性も大きい。
【0006】ロータリエンコーダは、フラッシング水や
モルタル等に対する防水性防塵性等の耐環境性が劣って
おり、回転角度を検出するためガイドロータリにロータ
リエンコーダを取付ける場合、耐環境性を確保しようと
すると取付構造が複雑化しスペースをとるようになり、
また、外部に取付けなければならなくなるので岩石に衝
突して破損されることも多くなって、耐久性が得られな
いという問題があった。
【0007】本発明は、さく孔装置のガイドロータリの
回転角度の検出器の取付における上記問題を解決するも
のであって、防水性防塵性等の耐環境性が高く、構造が
簡単でコンパクトに取付けることができ、耐久性の大き
いガイドロータリの角度検出機構を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガイドロータリ
の角度検出機構では、ブーム先端部に設けたガイドロー
タリで、さく岩機を乗駕したガイドシェルを回転可能に
支持するさく孔装置において、ガイドロータリのロータ
リボデイの前端にロータリアクチュエータを設置し、こ
のロータリアクチュエータにロータリボデイ内へ延出す
る回転検出軸を設け、この回転検出軸に磁性を有する歯
車を取付け、歯車に臨んで磁気センサを設けている。
【0009】さく孔作業を行うときには、ブームを動か
してガイドシェルをさく孔位置に位置決めし、乗駕され
ているさく岩機を駆動してさく孔を行う。このときガイ
ドロータリが回転すると、回転検出軸に取付けられてい
る歯車が回転し、磁気センサが歯車の回転に応じてパル
ス信号を出力する。このパルスを計数することによりガ
イドロータリの回転角度が得られる。
【0010】磁気センサは、防水性防塵性に優れ耐環境
性が高いので、耐環境性を確保するための特別な取付構
造は不要であり、歯車と共にコンパクトにロータリボデ
イ内に設けることができる。従って、フラッシング水
や、モルタル等がかからず、岩石に衝突して破損される
こともなくなって、耐久性が大きく向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明のガイドロータリの
角度検出機構を設けたさく孔用のジャンボの全体側面
図、図2はブームの側面図、図3は本発明の実施の一形
態を示すガイドロータリの角度検出機構の構成を示す部
分縦断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は回転
角度検出作用の説明図である。
【0012】ここで、ジャンボ1では、台車11に固設
された基台12上に、ブーム台13を旋回軸14によっ
て枢着し、このブーム台13に伸縮ブーム15の基端を
俯仰軸16によって枢着している。伸縮ブーム15は、
基端ブーム4と先端ブーム5とからなり、先端ブーム5
が基端ブーム4に対してスライドするよう装着されてい
る。基台12とブーム台13との間には旋回用油圧シリ
ンダ17、伸縮ブーム15の基端ブーム4とブーム台1
3との間には俯仰用油圧シリンダ18が設けられてお
り、これらの伸縮によって伸縮ブーム15は、旋回、俯
仰可能になっている。
【0013】先端ブーム5の先端部には、チルトアーム
19がチルトアーム軸20によって枢着され、先端ブー
ム5との間にチルト用油圧シリンダ21を設けてチルト
可能になっている。チルトアーム19には、スイングア
ーム22がスイングアーム軸23によって枢着され、チ
ルトアーム19との間にスイング用油圧シリンダ24を
設けてスイング可能になっている。スイングアーム22
にはガイドロータリ25が設けられており、ロータリ軸
Xを中心として回転可能になっている。ガイドロータリ
25には、ガイドマウンチング26が支持され、このガ
イドマウンチング26でガイドシェル6を前後スライド
可能に支承している。
【0014】ガイドシェル6には、さく岩機9が乗駕さ
れている。さく岩機9は、先端にビット7を具えたロッ
ド8が挿着されている一般的な構造のドリフタであり、
前後方向への送りが与えられて切羽の岩石にさく孔する
ことができる。
【0015】スイングアーム22に固定されているガイ
ドロータリ25のロータリボデイ30は中空になってお
り、その前端には、ガイドマウンチング26をガイドシ
ェル6と平行なロータリ軸Xを中心として回転させるた
めのロータリアクチュエータ31が設置されている。こ
のロータリアクチュエータ31には、ロータリボデイ3
0内へ延出する回転検出軸が設けられており、この回転
検出軸32には磁性を有する歯車33が取付けられてい
る。
【0016】また、ロータリボデイ30内には、歯車3
3に臨んで磁気センサ34が設けられている。磁気セン
サ34は防水構造になっており、高い防水性、防塵性を
有している。回転検出軸32には歯車33に隣接してベ
アリング35が設けられ、ベアリング35にセンササポ
ータ36が固定されており、このセンササポータ36に
よって、磁気センサ34と歯車33の歯37との間隔が
所定距離に保持されている。
【0017】さく孔作業を行うときには、伸縮ブーム1
5を動かしてガイドシェル6をさく孔位置に位置決め
し、乗駕されているさく岩機10を駆動してさく孔を行
う。このときガイドロータリ25が回転すると、回転検
出軸32に取付けられている歯車33が回転する。する
と、磁気センサ34の検出点を歯車33の歯37と歯溝
38が交互に通過するので、磁気センサ34はその凹凸
を検出し電気パルス信号Pとして出力する。この電気パ
ルス信号Pのパルスを計数することによりガイドロータ
リ25の回転角度が得られる。
【0018】検出されたガイドロータリ25の回転角度
のデータは、コンピュータ等のジャンボ1の制御手段で
さく岩機10のさく孔位置の計算表示や、自動的なさく
孔位置決め等を行うために利用される。
【0019】磁気センサ34は、防水性防塵性に優れ耐
環境性が高いので、耐環境性を確保するための特別な取
付構造は不要であり、歯車33と共にコンパクトにロー
タリボデイ30内に設けることができる。従って、フラ
ッシング水や、モルタル等がかからず、岩石に衝突して
破損されることもなくなって、耐久性が大きく向上す
る。
【0020】また、構造が簡単でメンテナンスも容易で
あり、既存のガイドロータリ25に取付ける場合でも大
幅な改造を行う必要がなく容易に取付けることができ、
改造の手間も費用も少なくてよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガイドロ
ータリの角度検出機構は、防水性防塵性等の耐環境性が
高く、構造が簡単でコンパクトに取付けることができ、
破損のおそれがなく、耐久性が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のガイドロータリの角度検出機構
を設けたさく孔用のジャンボの全体側面図である。
【図2】ブームの側面図である。
【図3】本発明の実施の一形態を示すガイドロータリの
角度検出機構の構成を示す部分縦断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】回転角度検出作用の説明図である。
【符号の説明】
1 ジャンボ 4 基端ブーム 5 先端ブーム 6 ガイドシェル 7 ビット 8 ロッド 9 さく岩機 11 台車 12 基台 13 ブーム台 14 旋回軸 15 伸縮ブーム 16 俯仰軸 17 旋回用油圧シリンダ 18 俯仰用油圧シリンダ 19 チルトアーム 20 チルトアーム軸 21 チルト用油圧シリンダ 22 スイングアーム 23 スイングアーム軸 24 スイング用油圧シリンダ 25 ガイドロータリ 26 ガイドマウンチング 30 ロータリボデイ 31 ロータリアクチュエータ 32 回転検出軸 33 歯車 34 磁気センサ 35 ベアリング 36 センササポータ 37 歯 38 歯溝 P 電気パルス信号 X ロータリ軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム先端部に設けたガイドロータリ
    で、さく岩機を乗駕したガイドシェルを回転可能に支持
    するさく孔装置において、ガイドロータリのロータリボ
    デイの前端にロータリアクチュエータを設置し、該ロー
    タリアクチュエータにロータリボデイ内へ延出する回転
    検出軸を設け、該回転検出軸に磁性を有する歯車を取付
    け、歯車に臨んで磁気センサを設けたことを特徴とする
    ガイドロータリの角度検出機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1856584B1 (en) 2005-03-11 2016-07-27 Atlas Copco Rock Drills AB Sensor assembly in a gearbox for positioning
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