JP3774893B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラで受光してネジ等の被試験体を検査する検査装置に関する。
本発明者は光を利用してネジを検出する装置を開発した(特許文献1参照)。このネジの検査装置は、3組の光センサーでもって、ネジ山と、長さと、メッキとを検査する。この検査装置は、ネジの検査項目に専用の光センサーを設けて検査するので、検査項目が多くなると光センサーを多く使用する必要がある。このため、ユーザーによって検査項目が異なると、専用の機構とする必要があり、検査項目の変更に手間がかかる欠点がある。また、ネジ山の一部が欠損するネジを不良ネジとして選別できない欠点もある。それは、ネジ山の特定の部位に光を照射し、その反射光でネジの有無を検出するので、光を照射する部分以外に部分のネジ山に欠損や損傷があると、これを検出できないからである。
CCDカメラを使用する検査装置によって、この欠点を解消できる。この検査装置は、CCDカメラから出力される映像信号を演算処理して、ネジを検査する。この構造のネジの検査装置は開発されている(特許文献2参照)。この公報に記載される検査装置は、ホッパー等の給材装置によりパーツフィーダー内に定量ずつ自動的に投入されたネジを、片吊り整列した後、リニアフィーダーで検査部に送り、CCDカメラと画像処理装置によりネジの外形形状等の検査を行い良品と異種ネジ及び、不良ネジとを区別して排出する。また、片吊りできないものに関しては、V溝シュートを使用する。
実公昭62−40711号公報 特開平6−167323号公報
この検査装置は、ネジを片吊り整列してリニアフィーダーで検査部に送って、CCDカメラと画像処理装置でネジの検査をするので、種々の大きさや長さのネジを検査できる特徴がある。しかしながら、リニアフィーダーは、正確に一定のピッチでネジを移送できない。リニアフィーダーを移送されるネジは、重なって隙間なく移送されたり、ネジの間隔が非常に広くなることがある。このため、CCDカメラが常にネジを正確な位置で撮像できない欠点がある。このため、CCDカメラから出力される映像信号からネジの位置を演算して検出するので、演算処理に時間がかかる。このことは、ネジを一定のピッチに整列してリニアフィーダーに移送できないことと相乗して、単位時間に検査できるネジの個数を少なくする。すなわち、短時間に能率よく多量のネジを正確に検査するのが難しくなる。
本発明者が先に開発した光センサーを使用する検査装置は、円盤の外周に設けている切欠部でネジを一定のピッチで移送できる。しかしながら、この機構でネジを移送しながら、ネジをCCDカメラで撮像する構造とする検査装置にあっては、光源とCCDカメラを円盤の両側に配設するので、カメラと光源との距離、あるいは光源とネジとの距離、あるいはまたカメラとネジとの距離が長くなって、ネジを正確に検査するのが難しくなる欠点がある。光源とカメラの間にネジを配設し、カメラでもってネジの向こうにある光源の光のシルエットを撮像して検査する方式は、ネジと光源とカメラとの距離が最適でないと、ネジの輪郭をくっきりと撮像できなくなって、検査精度が低下する。
本発明の第1の目的は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、ネジを一定のピッチで正確に移送して、カメラがネジの移送に同期してネジを撮像することにより、多量のネジを正確に能率よく検査できるネジの検査装置を提供することにある。
さらにまた、円盤の外周に設けた切欠部でネジを移送し、ネジに光を照射しててネジのシルエットの映像信号を演算して検査する装置は、ネジの首部、すなわちネジ頭と軸部との境界部分を検査できない欠点がある。それは、円盤の陰になってこの部分がネジのシルエットとして検出できなくなるからである。ネジの首の部分にネジ山が設けられていないと、完全に締め付けできるなく状態、すなわち「首浮き」の状態となる欠点がある。この弊害を避けるには、ネジの首部にネジ山があるかどうかを検査をすること、すなわちネジの全体を検査する必要がある。しかしながら、ネジに光を照射してシルエットで検査する装置は、ネジを移送するために円盤等を使用する必要があるが、これが光を遮断してネジの首部をシルエットで検出できなくなる。円盤をガラス等の透明材とすることで、原理的にはこの弊害を解消できる。しかしながら、現実には円盤を透明材としても、全てのネジを正確に検査できない。それは、透明材の円盤に異物が付着して光の透過を阻害し、あるいは擦傷ができて光が乱反射して光を正確に透過できなくなるからである。
本発明の第2の目的は、以上の弊害を解消することを目的に開発されたもので、ネジの首部をも光のシルエットで撮像して正確に検査できるネジの検査装置を提供することにある。
本発明の検査装置は、ネ等の被試験体の軸部1Bを案内して頭部1Aを上面に引っかけて移送するスリット3を所定の間隔で設けている回転体2と、回転体2で移送される被試験体1を検査する検査機構6とを備える。検査機構6は、被試験体1に向かって光を照射する光源7と、光源7から照射された光を受光して被試験体1の映像信号を出力するカメラ8と、このカメラ8から出力される映像信号を画像処理して検査する演算検査器9とを備える。
さらに、本発明の請求項1の検査装置は、回転体2のスリット3を、光源7の光を透過できるように配設している。検査装置は、光源7の光を、被試験体1を保持するスリット3を透過させてカメラ8で受光し、カメラ8が被試験体撮像して映像信号を出力し、カメラ8から出力される映像信号を演算検査器9で演算処理して被試験体1を検査する。
本発明の検査装置は、回転体2は回転リングとし、また、被試験体をネジとすることができる。
本発明の検査装置は、供給機構4でスリット3に供給されたネジ等の被試験体1をスリット3の定位置に保持して移送するように、スリット3の上方又は下方に、被試験体1の移送方向に伸びる移送ガイド5を備えることができる。この検査装置は、移送ガイド5を被試験体1の検査位置で切欠して、回転体2のスリット3を通過する光を透過させることができる。
さらに、本発明の検査装置は、回転体2のスリット3の位置を検出する位置センサー18から出力されるタイミング信号に同期して、カメラ8が被試験体1の画像を受光することができる。
さらに、本発明検査装置は、光源7が、ネジ等の被試験体1の頭の部分に光を照射する上部光源7Aと、ネジ等の被試験体1の軸部1Bに光を照射する下部光源7Bとを備えて、上部光源7Aが下部光源7Bよりもネジ等の被試験体1から離れて光を照射することができる。
さらに、本発明の検査装置は、光源7が連続点灯して被試験体1に光を照射することも、被試験体1の移送に同期して光を照射することもできる。
さらに、本発明の検査装置は、回転体2を回転させる駆動ローラー11を回転体2に設けた貫通孔10に配設することができる。さらにまた、本発明の検査装置は、回転体2を脱着できるように駆動ローラー11の外側に配設することができる。
本発明の検査装置は、多量のネジを正確に能率よく検査できる特長がある。それは、本発明の検査装置が、回転体のスリットにネジ等の被試験体を入れて一定のピッチで正確に移送できるので、カメラがネジ等の被試験体の移送に同期して被試験体を撮像できるからである。また、回転体のスリットは、ネジ等の被試験体を一定の間隔に離して移送できるので、カメラが撮像するときにネジ等の被試験体が連続し、あるいは一部が重なることがなく、全ての被試験体を分離して、各々の被試験体をシルエットとして正確に検出できることも、正確に検査できることに効果がある。
さらにまた、本発明の請求項2の検査装置は、回転体を回転リングとして、光源を内側に配設することで、被試験体を一定のピッチで移送しながら、光源と被試験体とカメラの間隔を、カメラが被試験体のシルエットを綺麗に撮像できる理想的な距離にできる。この構造によると、カメラは正確に各々の被試験体のシルエットを鮮明に撮像して、被試験体を正確に検査できる。とくに、請求項に記載する検査装置のように、光源を上部光源と下部光源とに分離して、各々の光源をより理想的な位置に配設することで、より正確にネジ等の被試験体を検査できる。
さらにまた、本発明の検査装置は、ネジ等の被試験体の首部をも光のシルエットとして撮像して、首部のネジ山をも正確に検査できる。それは、本発明の検査装置が回転体のスリットに被試験体であるネジを入れて移送し、光源の光をスリットに透過させてカメラで撮像するからである。すなわち、カメラと光源との間には、光を遮断するパーツとして被試験体のネジのみを配設するので、カメラはネジ全体をシルエットとして撮像できる。このため、従来の装置で検出できなかった、被試験体であるネジの首部のネジ山をも正確に検査できる特長がある。さらに、スリットに被試験体を案内して、このスリットに光を透過して被試験体を検査するので、ガラスのように汚れて検査精度が低下することがなく、多量の被試験体を長時間にわたって正確に検査できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのネジの検査装置を例示するものであって、本発明は検査装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図11は被試験体をネジとするもので、これ等の図に示す検査装置は、円弧状の外周縁部に、被試験体であるネジ1の軸部1Bを入れてネジ頭1Aを上面に引っかける状態で移送するスリット3を一定の間隔で設けている回転体2と、この回転体2のスリット3にネジ1を供給する供給機構4と、この供給機構4でスリット3に供給されたネジ1をスリット3に保持して移送する移送ガイド5と、回転体2のスリット3で移送されるネジ1を検査する検査機構6とを備えている。
1と図11の平面図に示す回転体2は、内側に貫通孔10を設けて、全体を円形のリング状としてなる回転リングとしている。回転体である回転リング2は、図2ないし図7、及び図12ないし図14に示すように、ネジ1の軸部1Bを案内してネジ頭1Aを上面に引っかけて移送するスリット3を所定の間隔で設けている。スリット3は、図2、図3及び図12に示すように、光源7の光を、貫通孔10から外側に透過できるように、内側の貫通孔10から外側に貫通するように設けている。
図2ないし図7に示す回転リング2は、連結リング2Aの上に一定の間隔で凸条2Bを設けて、凸条2Bの間にスリット3を設けている。凸条2Bは、連結リング2Aにネジ止して固定され、あるいは金属やプラスチックでもって、連結リング2Aと一体構造に製作される。凸条2Bの間に設けているスリット3は、ここにネジ1を案内して、ネジ頭1Aを上面で引っかけて移送する。したがって、スリット3の間隔は、検査するネジ1のネジ頭1Aよりも小さく、軸部1Bの山径よりも大きくしている。
図12ないし図14に示す回転リング2は、連結リング2Aの上に一定の間隔で凸条2Bを設けると共に、これらの凸条2Bの上面に分割プレート2Cを固定して、これらの分割プレート2Cの間にスリット3を設けている。凸条2Bは、連結リング2Aにネジ止して固定され、あるいは金属やプラスチックでもって、連結リング2Aと一体構造に製作される。分割プレート2Cは、凸条2Bにネジ止して固定される。分割プレート2Cと凸条2Bは、互いの連結面に位置決めのための凹部と凸部を設けて正確な位置に連結できる。分割プレート2Cの間に設けているスリット3は、ここにネジ1を案内して、ネジ頭1Aを上面で引っかけて移送する。したがって、分割プレート2Cの間隔は、検査するネジ1のネジ頭1Aよりも小さく、軸部1Bの山径よりも大きくしている。
図1と図11の回転リング2は、スリット3の姿勢を半径方向としている。この回転リング2は、図2と図12に示すように、光源7の光を半径方向にスリット3に透過させて、スリット3に案内しているネジ1のシルエットをカメラ8で撮像する。スリットの姿勢は、必ずしも半径方向とする必要はなく、たとえば、半径方向に対して傾斜する姿勢で設けることもできる。ただし、傾斜するスリットは、このスリットと平行に光源から光を照射し、スリットを透過する光をカメラで撮像して、スリットのネジをシルエットで撮像する。
回転リングは、スリットの間隔が異なるものに交換して、太さが異なる種々のネジを検査できる。たとえば、図11ないし図14に示す回転リング2は、凸条2Bに固定される分割プレート2Cを交換して、スリット3の間隔を種々に変更できる。また、回転リング2は、図8に示すように、凸条2Bの上面にスリット3の間隔を調整する調整プレート28を固定して、スリット3の間隔を調整できる。図の調整プレート28は、凸条2Bの上面に、円周方向に固定位置を変化できるように、ネジ止めしている。この調整プレート28は、止ネジ29を貫通させる止孔30を円周方向に細長い形状としている。止ネジ29を緩めて、調整プレート28を円周方向に移動して、スリット3を所定の間隔とし、その後、止ネジ29を締め付けて、調整プレート28を凸条2Bの上面に固定して、スリット3の間隔を調整する。この回転リング2は、調整プレート28でスリット3間隔を調整できるので、交換することなく太さが異なるネジ1を検査できる。
回転リング2は、図5に示すように、連結リング2Aの内周部を内側に突出させると共に、その内側縁を円形とする円形リング状にして、内周を駆動ローラー11で駆動して回転させている。ただ、回転リングは、外周部を凸条から突出させて円形とし、外周を駆動ローラーで駆動して回転させることもできる。
図の検査装置は、供給機構4でスリット3に供給されたネジ1をスリット3の定位置に保持して移送するように、スリット3の上方または外側にネジ1の移送方向に伸びる移送ガイド5を設けている。スリット3の定位置に保持して移送されるネジ1、いいかえると、遠心力で外側に移動されないネジ1は、ネジ1と回転中心とを半径とする円軌跡を移動する。移送ガイド5は、この円軌跡にネジ1を移動させるように配設される。
図1ないし図3に示す検査装置は、スリット3の上方に移送ガイド5を設けている。スリット3の上方に配設される移送ガイド5は、その内面がネジ頭1Aの側面に当接して、回転リング2で移送されるネジ1がスリット3から落下するのを防止している。この移送ガイド5は、ネジ1の外側に、あるいは外側と内側に配設される。移送ガイド5をネジ1が移動する移動軌跡の内側と外側に配設する構造は、ネジ1を正確に円軌跡に沿って移動できる。ただし、移送ガイド5は、ネジ1の外側にのみ設けることもできる。
また、図11と図12に示す検査装置は、スリット3の外側であって、回転リング2の外周に沿って移送ガイド5を設けている。この移送ガイド5は、回転リング2の分割プレート2Cの外周縁に沿って配設されており、回転リング2のスリット3の開口縁を閉塞して、回転リング2で移送されるネジ1がスリット3から落下するのを防止している。
以上の移送ガイド5は、回転リング2の外周部の一部の領域であって、供給機構4で供給されたネジ1を検査機構6で検査した後、排出するまでの領域にのみ配置されている。さらに、移送ガイド5は、回転リング2に接触してもよいが、好ましくは、回転リング2をよりスムーズに回転させるために、接近するが接触しない非接触状態とするのがよい。
以上のように、ネジ1の移動軌跡に移送ガイド5を設ける検査装置は、回転リング2の回転速度を速くして、ネジ1が遠心力で外側に移動しないように保持して移送できる。ただ、移送ガイド5でネジ1をガイドする状態で、カメラ8がネジ1を撮像すると、カメラ8はネジ1の全体を撮像できなくなる。移送ガイド5がネジ1の一部を陰にするからである。この弊害を避けるために、移送ガイド5は、図2と図12に示すように、ネジ1を撮像して検査するネジ1の検査位置で切欠されている。ネジ1がスリット3で検査位置に移送されると、光源7の光は移送ガイド5の切欠部31を通過する。したがって、この検査装置は、図4と図14に示すように、ネジ1の全体をシルエットとしてカメラ8で撮像して検査できる。移送ガイド5の切欠部31で、ネジ1は遠心力で多少は外側に移動するが、外側に移動したネジ1は、その後、再び移送ガイド5にガイドされて、スリット3で移送される。したがって、検査位置を通過したネジ1をガイドする移送ガイド5は、スリット3に沿って多少は外側に移動されたネジ1を定位置にガイドできるようにしている。
移送ガイド5のある検査装置は、ネジ1が遠心力で外側に移動するのを阻止できるので、回転リング2の回転速度を速くしてネジ1を検査できる。ただし、本発明の検査装置は、必ずしも移送ガイドを設ける必要はない。それは、回転リングの回転速度を、ネジがスリットの定位置から移動しない速度に設定して移送できるからである。
スリット3で移送されるネジ1は、回転リング2の回転による遠心力を受ける。移送ガイド5のない検査装置は、遠心力がネジ1をスリット3の外側に移動させる。ただ、ネジ1とスリット3との間に摩擦抵抗があって、ネジ1の移動を阻止するので、遠心力が摩擦抵抗よりも大きくなるときにかぎって、ネジ1は外側に移動する。ネジ1を外側に移動させる遠心力は、回転リング2の回転速度が速くなると大きくなるので、移送ガイド5のない装置は、回転リング2の回転速度を、ネジ1がスリット3に沿って外側に移動しない速度とする。
ネジ1の遠心力(f)は、回転中心とネジ1との間隔である半径(r)と、ネジ1が移送される速度(v)と、ネジ1の質量(m)でもって、以下の式(1)で特定される。
f=m×v/r
以上の式で特定されるネジ1の遠心力が、ネジ1の摩擦抵抗よりも小さいように、回転リング2の回転速度が特定される。ネジ1の遠心力は、回転リング2の半径に反比例するので、回転リング2の半径を大きくすると、ネジ1を速く移送して、ネジ1が外側に移動するのを防止できる。
回転リング2のスリット3には、供給ガイド12からネジ1が供給される。図6と図7の供給ガイド12は、ネジ1を並べて移送できるように、2条の側壁13が、ネジ頭1Aより狭く、軸部1Bよりは広く離されて直線状に配置されており、振動でネジ1を並べて移送する。供給ガイド12は、その先端を、移送ガイド5の先端部と、回転リング2との間に連結している。直線状の供給ガイド12は、送り出すネジ1をスムーズにスリット3に送り込みできるように、回転リング2の接線方向に対して、たとえば45〜60度に傾けて配設している。さらに、図に示すように、空気ノズル14から吹き出される空気でもって、回転リング2のスリット3に移送される。
空気ノズル14は、ネジ1をスリット3に押し込むもので、ネジ1をスリット3に向けて移送する方向に空気を噴射する。空気ノズル14は、供給ガイド12の最先端に位置するネジ1に空気を吹き付けてこれを加速し、先端のネジ1を次に送られて来るネジ1から離して、最先端のネジ1を空気流でもって回転リング2の凸条2Bの外周縁に押圧する。回転リング2が回転して供給ガイド12の前方にスリット3が来ると、最先端のネジ1は、空気流で押圧されてスリット3に押し込まれる。
図6と図7の供給機構4は、空気ノズル14を2本配設している。下の空気ノズル14は空気を軸部1Bに吹き付け、上の空気ノズル14はネジ頭1Aに向けて空気を吹き付け、上下の空気ノズル14でもって、ネジ1の頭部と軸部とを押圧する。空気ノズル14は、空気の吹き出しを制御する開閉弁15を介して空気源16であるコンプレッサに連結している。空気ノズル14で供給されるネジ1をスリット3の定位置に停止させるために、スリット3の上方にストッパ32を配設している。移送ガイドをネジの内側にも設ける装置は、移送ガイドの先端をネジを定位置に停止させるストッパとする。空気ノズル14で供給されるネジ1は、ストッパ32に衝突して、ストッパ32の定位置に送り込まれる。ただ、このストッパは、必ずしも必要とはしない。それは、図13に示すようにスリット3の長さを十分に長くし、あるいは、空気ノズルの空気圧を調整して、供給機構からスリットに送り込まれるネジが、スリット内を移動して回転リングの貫通孔から落下しないようにできるからである。
検査機構6は、ネジ1に向かって光を照射する光源7と、光源7から照射された光を受光してネジ1の輪郭を示すシルエットの映像信号に変換するカメラ8と、このカメラ8から出力される映像信号を演算して、ネジ1を画像処理して検査する演算検査器9とを備えている。
図1ないし図3および図11と図12に示す光源7は面光源である。面光源は、表面から均一な光を正面に照射する。面光源である光源7は、複数本のネジ1に同時に光を照射する。さらに、図3の光源7は、ネジ1の頭の部分に光を照射する上部光源7Aと、ネジ1の軸部1Bに光を照射する下部光源7Bとを備える。上部光源7Aは、下部光源7Bよりもネジ1から離れてネジ1に光を照射する。このように、上部光源7Aと下部光源7Bとに分割して、上部光源7Aでネジ頭1Aに光を照射し、下部光源7Bでネジ1の軸部1Bに光を照射する光源7は、ネジ1の検査精度を高くできる。それは、外径が異なるネジ頭1Aと軸部1Bの両方を、シルエットの外周縁ににじみができないように、カメラ8が鮮明な輪郭の画像として撮像できるからである。図4に示すように、シルエットでネジ1の輪郭を撮像する場合、光源7からネジ1までの距離が近すぎると、シルエットの外周縁ににじみが発生する。この弊害を避けるために、光源7をネジ1から離すと、ネジ1のシルエットと光源7とのコントラストが低下する。上部光源7Aが、下部光源7Bよりもネジ1から離れてネジ1に光を照射する構造は、ネジ頭1Aと軸部1Bの両方のシルエットを鮮明な画像として撮像できる。外径の大きいネジ頭1Aは、光源7を接近させるとにじみができる。外径の小さい軸部1Bは、光源7を離すとコントラストが低下する。にじみとコントラストは、ネジ1と光源7との間の距離で変化する。外径の大きいネジ頭1Aは、光源7を接近させるとにじみが発生しやすくなる。ネジ頭1Aに最適なように光源7をネジ1から離すと、軸部1Bのコントラストが低下する。上部光源7Aと下部光源7Bとを分割している光源7は、上部光源7Aをにじみができないようにネジ頭1Aから離し、ネジ1の軸部1Bはコントラスト高くするために接近して、ネジ1の全体を鮮明なシルエットとしてカメラ8で撮像できる。ただ、光源は、必ずしも上部光源と下部光源とに分割する必要はなく、同一平面状の面光源として、ネジ頭と軸部の両方に光を照射することもできる。
面光源は、白色光をネジ1に照射し、あるいは赤、青、緑等の光をネジ1に照射する。光源7は、発光ダイオード、冷陰極管、電球が使用できるが、面光源は、これ等の表面に均一に分散してネジ1を照射する。面光源は、液晶のバックライト等に使用される構造とすることができる。面光源は、ネジ1の全体に均一に光を照射できるので、ネジ1の検査精度を高くできる。ただ、本発明の検査装置は、光源を必ずしも面光源とする必要はなく、点光源も使用できる。
回転リング2は、図1と図11に示すように、内側に貫通孔10を設けている。回転リング2に設けた貫通孔10の内部に光源7を配設している。光源7は、回転リング2の内側から外周に向かって光を照射し、スリット3のネジ1に向かって光を照射するように配置している。カメラ8は、回転リング2の外側に配設されて、光源7からネジ1に向かって照射される光を受光して、ネジ1をシルエットの映像として撮像して、映像信号を出力する。
回転リング2は、貫通孔10に配設している駆動ローラー11で回転される。駆動ローラー11は、図5の断面図に示すように、回転リング2を上下で弾性的に挟着して、回転リング2を回転させる。図1の装置は、貫通孔10に3組の駆動ローラー11を配設している。複数の駆動ローラー11は、いずれかひとつを駆動して回転リング2を回転させる。駆動される駆動ローラー11は、図5に示すように、モーター17に連結されて、モーター17で回転される。
回転リング2は、脱着できるように駆動ローラー11の外側に配設される。回転リング2を脱着するために、駆動ローラー11は、バネ等の弾性体(図示せず)で外側に弾性的に移動されるようにしている。この構造は、駆動ローラー11を内側に移動させて、回転リング2を交換する。
図に示す装置は、回転リング2の貫通孔10に光源7を、回転リング2の外側にカメラ8を配設しているが、本発明の検査装置は、回転リングの貫通孔の内部にカメラを配設して、回転リングの外側に光源を配設することもできる。この検査装置は、光源が回転リングの外側から内側に向けて光を照射して、スリットのネジに向かって光を照射するように配置する。光源からネジに向かって照射される光はカメラで受光され、カメラはネジをシルエットの映像として撮像して映像信号を出力する。カメラから出力される映像信号を演算検査器で演算処理してネジを検査する。
カメラ8は、図4と図14の一点鎖線で示すように、ネジ1の輪郭をシルエットの映像として受光して、ネジ1のシルエットの映像信号を演算検査器9に出力する。カメラ8は、図2と図12に示すように、移送ガイド5の切欠部31を通過するネジ1を撮像して、その映像信号を演算検査器9に出力する。演算検査器9は、入力される映像信号を演算してネジ1の検査をする。図に示す検査機構6は、1本のネジ1を撮像する構造としている。ただ、検査装置は、複数のネジを一緒に撮像して、演算検査器で演算処理する構造とすることもできる。この装置は、たとえば、スリットの形状を、回転リングの貫通孔側に向かってスリット幅が次第に広くなる形状として、回転リングの半径方向から多少傾斜する方向に光源の光をスリットに透過させて、複数のネジのシルエットをカメラで同時に撮像する。この装置は、移送ガイドの切欠部の幅を、複数のネジを同時に撮像できる幅とする。このように、複数のネジを一緒に撮像して、演算検査器で演算処理する装置は、1本のネジを検査する時間を短縮して、短時間に多量のネジを検査できる特長がある。複数のネジを同時に撮像する装置は、たとえば、2〜4本のネジを一緒に撮像して演算検査器に映像信号を出力することができる。
カメラ8は、回転リング2のスリット3の位置を検出する位置センサー18から出力されるタイミング信号に同期してネジ1を撮像する。この構造は、回転リング2の回転位置に同期して、カメラ8がネジ1を撮像するので、カメラ8は常に一定の位置でネジ1を撮像できる。位置センサー18は、スリット3の凹部と凸部を光で検出してタイミング信号を出力し、あるいはスリット3の間の凸部を光で検出してタイミング信号を出力し、あるいはまた、スリット3を光で検出してタイミング信号を出力する。また、位置センサーは、回転リングに設けている位置を示す磁気信号を検出して、タイミング信号を出力することもできる。
光源7は、位置センサー18から出力されるタイミング信号に同期して点滅させ、あるいは連続して点灯される。位置センサー18のタイミング信号に同期して点滅する光源7は、カメラ8がネジ1を撮像するタイミングに点灯し、カメラ8がネジ1を撮像しないときに消灯される。カメラ8がネジ1を撮像するタイミングに同期して、光源7を点灯する装置は、光源7の点灯時間を短くして、移動しているネジ1をくっきりと撮像できる。
演算検査器9は、カメラ8から入力される映像信号から、ネジ1の全長、首下の長さ、ネジ頭1Aの高さ、ネジ頭1Aの外径、軸部1Bの山径と谷径、ネジ1のリード角、軸部1Bの先端尖り形状等を演算する。演算された結果から、検査するネジ1が規格のネジであると正常ネジとし、規格外のネジであると規格外ネジと判別する。
規格外ネジは、除去手段19で正常ネジから分離される。除去手段19は、演算検査器9で検出された規格外ネジが除去位置にきたときにこれを除去するもので、除去センサー20と、除去ノズル21と、この除去ノズル21から噴射される空気流を制御する除去ノズル21の制御部材である開閉弁22とを備える。
ネジ1を並べて移送する場合、規格外ネジを検出位置で直ちに除去するよりは、一旦これを所定の距離だけ移送して除去するのが便利である。これを実現するには、ネジ1の良否を検出する位置と規格外ネジを除去する位置とに何個のネジ1が存在するかを検出し、除去位置を何個目に通過するネジ1を除去するかを決定すればよい。
除去センサー20は、規格外ネジが定位置にきたことを検出する。除去センサー20は、除去が必要な規格外ネジが除去ノズル21の前を通過すると、このことを演算検査器9に出力する。演算検査器9は、除去ノズル21と空気源16との間に接続された開閉弁22を御制している。演算検査器9は、規格外ネジに向かって空気を噴射するように開閉弁22を開いて、規格外ネジを空気流で除去する。
除去センサー20は、図9に示すように、光源23が発光した光ビームを受ける受光体24を備え、光源23の光がネジ頭1Aで遮光されることによってネジ1が定位置に来たことを検出する。したがって、光源23は、回転リング2の半径方向に向けて、しかもネジ頭1Aに向けて光ビームを照射し、受光体24は、光源23から出る光ビームの前方で光源23との間にネジ頭1Aを挟む位置に配設される。この構造の除去センサー20は、光源23と受光体24との間にネジ頭1Aがきて、受光休24の入射光が減少したことを受光体24で検出して、ネジ1が定位置に来たことを検出する。
受光休24の出力信号は演算検査器9に送られる。ネジ1が規格外ネジの場合、開閉弁22が開かれて除去ノズル21から空気が噴射され、良品のネジの場合、開閉弁22は開かず、即ち除去ノズル21が空気を吹き出さず、回転リング2のスリット3で次工程に送られる。
除去ノズル21から空気が噴射されると、図9と図10に示すように、規格外ネジは直ちに回転リング2のスリット3から吹き飛ばきれ、除去ガイド25に送り込まれる。除去ノズル21から空気が吹き出されない場合、正常ネジは、除去ノズル21の前方を通り過ぎた後、進行方向に向かって傾斜してネジ1の通路に配設された取出アーム26に当たり、これによって、良品ガイド27に送り込まれる。
ところで、図9に示すように、一般的には、除去センサー20と除去ノズル21とは多少離されて配設される。よって、除去ノズル21の空気噴射を制御する開閉弁22は、ネジ1が除去センサー20から除去ノズル21の前方まで移動する時間だけ遅れて開かれ、かつ、1個のネジ1を吹き飛ばす時間だけパルス状に空気を吹き出した後、閉弁される。
本発明の一実施例にかかるネジの検査装置の平面図である。 図1に示す検査装置の検査機構の拡大平面図である。 図2に示す検査機構の垂直断面図である。 図2に示す回転リングのスリット部分における端面図である。 図1に示す検査装置の駆動ローラーを示す拡大断面図である。 図1に示す検査装置の供給機構の拡大平面図である。 図6に示す供給機構の正面図である。 回転リングの他の一例を示す断面図である。 図1に示す検査装置の除去手段を示す拡大平面図である。 図9に示す除去ノズルが規格外のネジを吹き飛ばす状態を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるネジの検査装置の平面図である。 図11に示す検査装置の検査機構の拡大平面図である。 図12に示す回転リングのスリットの拡大平面図である。 図13に示す回転リングのスリットの正面図である。
符号の説明
1…ネジ 1A…ネジ頭 1B…軸部
2…回転リング 2A…連結リング 2B…凸条
2C…分割プレート
3…スリット
4…供給機構
5…移送ガイド
6…検査機構
7…光源 7A…上部光源 7B…下部光源
8…カメラ
9…演算検査器
10…貫通孔
11…駆動ローラー
12…供給ガイド
13…側壁
14…空気ノズル
15…開閉弁
16…空気源
17…モーター
18…位置センサー
19…除去手段
20…除去センサー
21…除去ノズル
22…開閉弁
23…光源
24…受光体
25…除去ガイド
26…取出アーム
27…良品ガイド
28…調整プレート
29…止ネジ
30…止孔
31…切欠部
32…ストッパ

Claims (8)

  1. 被試験体(1)の軸部(1B)を案内して頭部(1A)を上面に引っかけて移送するスリット(3)を所定の間隔で設けている回転体(2)と、この回転体(2)で移送される被試験体(1)を検査する検査機構(6)とを備えており、
    検査機構(6)は、被試験体(1)に向かって光を照射する光源(7)と、光源(7)から照射された光を受光して被試験体(1)の映像信号を出力するカメラ(8)と、このカメラ(8)から出力される映像信号を画像処理して検査する演算検査器(9)とを備えており、
    回転体(2)のスリット(3)は、光源(7)の光を透過できるように配設され、光源(7)の光が被試験体(1)を保持するスリット(3)を透過してカメラ(8)で受光され、カメラ(8)が被試験体(1)を撮像して映像信号を出力し、カメラ(8)から出力される映像信号を演算検査器(9)で演算処理して被試験体(1)を検査するようにしてなる検査装置。
  2. 回転体(2)が回転リングである請求項1に記載される検査装置。
  3. 被試験体がネジである請求項1に記載される検査装置。
  4. 回転体(2)のスリット(3)に被試験体(1)を供給する供給機構(4)を備え、供給機構(4)でスリット(3)に供給された被試験体(1)をスリット(3)の定位置に保持して移送するように、スリット(3)の上方又は下方に、被試験体(1)の移送方向に伸びる移送ガイド(5)を備えている請求項1に記載される検査装置。
  5. 回転体(2)のスリット(3)の位置を検出する位置センサー(18)から出力されるタイミング信号に同期して、カメラ(8)が被試験体(1)の画像を受光する請求項1に記載される検査装置。
  6. 光源(7)が、被試験体(1)の頭の部分に光を照射する上部光源(7A)と、被試験体(1)の軸部(1B)に光を照射する下部光源(7B)とを備え、上部光源(7A)が下部光源(7B)よりも被試験体(1)から離れて被試験体(1)に光を照射する請求項1に記載される検査装置。
  7. 回転体(2)が貫通孔(10)を有し、回転させる駆動ローラー(11)を回転体(2)の貫通孔(10)に配設している請求項1に記載される検査装置。
  8. 回転体(2)を脱着できるように駆動ローラー(11)の外側に配設している請求項に記載される検査装置。
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