JP3774099B2 - 電線供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線の加工等を行う際にノズルより電線を加工機等に供給する電線供給装置に関する。
【0002】
【先行技術】
例えば、ワイヤハーネス(自動車用組電線)用に使用する長尺状の電線(被覆電線)に対して、この電線の先端側の端末の被覆材の皮を剥ぐ皮剥ぎ工程と、この皮を剥いた端末に端子を圧着によって接続する端子圧着工程と、電線を所定長さに切断する切断工程と、この切断した電線の他方の端末の被覆材の皮を剥く皮剥ぎ工程と、この皮を剥いた他方の端末に端子を圧着によって接続する端子圧着工程とを行う電線加工装置がある。このような電線加工装置においては、上記した皮剥ぎ工程等を行う加工機械に対して長尺状の電線の先端側を所定長さだけ順次加工完了毎に供給する電線供給装置が搭載される。
【0003】
先行技術の電線供給装置として、本出願人は先に図7及び図8に示すものを提案した(特願平10−297291号出願書類参照)。図7及び図8において、旋回アーム1の先端に連結板2を介して駆動シリンダ3が固定され、この駆動シリンダ3上には固定ホルダ4が固定されている。この固定ホルダ4は、凹部5aを有するホルダ本体5と、このホルダ本体5の上方にボルト6を介して固定され、凹部5aの上方を塞ぐ蓋部7とから構成されている。凹部5aには電線搬送管8の先端部9とノズル10の基端部11とが配置され、電線搬送管8の先端部9とノズル10の基端部11とは蓋部7に押圧されることによって固定されている。
【0004】
そして、図8に示すように、電線搬送管8内の電線挿通路8aを通って電線Wがノズル10側に搬送され、この搬送されて来た電線はノズル10内の電線通路10aを通ってノズル10の先端開口部10bより外部に導き出される。電線搬送管8の先端部9には下方に開口する切欠部9aが設けられ、この切欠部9aに対応するホルダ本体5の箇所には開口部5bが設けられている。この開口部5b内には前記駆動シリンダ3のピストンロッド12に固定された電線押圧部13が配置されている。この電線押圧部13は駆動シリンダ3の駆動により切欠部9a内に進退動自在であり、電線挿通路8aの電線Wを押圧する押圧位置と電線挿通路8aの電線Wの搬送を許容する待機位置との間で移動できる。
【0005】
上記構成において、電線搬送管8の電線挿通路8aに挿入された電線Wを電線送り出し方向に移動すると、電線Wの先端が電線挿通路8aに案内されてノズル10側に搬送される。そして、電線Wの先端が電線搬送管8より出ると、ノズル10の電線通路10a内に入り込み、入り込んだ電線通路10aに案内されて先端開口部10bより外部に導き出される。先端開口部10bから所定の長さだけ導き出された時点で電線Wの送り出しがストップされることによってノズル10より所定の長さだけ導き出す状態とされる。そして、旋回アーム1が旋回される所定の各回転位置にあって、ノズル10の近接対向位置には各種の加工機が配置され、各種の加工機によってノズル10の先端より導き出された電線Wの先端加工がなされる。この先端加工に際しては、電線押圧部13が押圧位置に位置されて電線Wをクランプし、所定の加工が完了すると電線Wの先端側が所定長さに切断される。この切断された電線Wの先端部分が後の工程に送られる一方で、電線押圧部13が待機位置に位置されてクランプ解除され電線搬送管8の電線Wの先端側を所定長さだけ送り出し電線Wをノズル10より所定の長さだけ導き出す状態とされ、上記動作を繰り返す。つまり、電線供給装置は、電線Wの先端側の所定の加工完了毎に順次長尺状の電線Wの先端側をノズル10の先端より所定長さだけ供給する。
【0006】
そして、電線Wの色替えにより各種の電線に交換する場合や装着の電線Wがなくなり補充する場合等には新規の電線Wを電線搬送管8の基端側から送り出しノズル10まで通す必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術の電線供給装置では、電線搬送管8の先端側には切欠部9a及びこれに開口する開口部5bが設けられているので、電線Wの先端側に屈曲癖や垂れ下がり等があると、図8に示すように、電線Wの先端が固定ホルダ4の開口部5bの内面に突き当たり、ノズル10側に電線Wを確実に送ることができないおそれがあった。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、新規の電線を電線搬送管側からノズル側に確実に送ることができる電線供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、内部の電線挿通路に挿入された電線を電線送り出し方向に案内し、先端側に切欠部を有する電線搬送管と、この電線搬送管の先端側に配置され、該電線搬送管から送り出される電線を内部の電線通路を介して先端開口部より外部に案内するノズルと、前記電線搬送管の先端側を固定すると共に前記電線搬送管の前記切欠部に対応する箇所に開口する開口部を有する搬送管固定ホルダと、前記開口部より前記切欠部内に進退動自在な電線押圧部を有し、この電線押圧部を前記電線挿通路の前記電線を押圧する押圧位置と前記電線挿通路の前記電線の送り出しを許容する待機位置との間で移動する電線押圧手段とを備えた電線供給装置において、前記ノズルの前記電線搬送管側に、前記電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部の形状をほぼ補う突出形状部を設け、この突出形状部が前記電線搬送管の前記切欠部に密着して突き合わさり前記開口部を閉じる閉位置と、前記突出形状部が前記電線搬送管の前記切欠部より離間して前記開口部を開く開位置との間で前記ノズルを移動自在に設けたことを特徴とする。
【0010】
この電線供給装置では、電線の品種、サイズ、色替え等のように新規の電線をノズルまで通す場合には、ノズルを閉位置に位置させた状態とし、電線搬送管に挿入された電線を電線送り出し方向に搬送し、電線の先端が電線搬送管の切欠部に達すると、この切欠部がノズルの突出形状部に突き合わさって搬送管固定ホルダの開口部が閉じられていることから電線の先端側に屈曲癖や垂れ下がり等があってもノズルの電線通路に案内され、また、このように新規の電線の挿通作業が終了した後は、ノズルを開位置に位置させた状態とすることによって、電線押圧部の切欠部への進退動が可能となり、電線のクランプ及びクランプ解除を自由に行うことができる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の電線供給装置であって、前記ノズルは、閉位置と開位置との間をノズル駆動手段の駆動力によって移動することを特徴とする。
【0012】
この電線供給装置では、請求項1の発明の作用に加え、ノズル駆動手段の駆動力によりノズルを閉位置と開位置とに移動できる。ため、ノズルの移動が自動ででき、電線の自動送りを可能とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の電線供給装置であって、前記ノズルは、前記搬送管固定ホルダにガイドされながら移動される連結ロッドと、この連結ロッドに固定されたノズル支持ホルダに支持されたことを特徴とする。
【0014】
この電線供給装置では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、前記搬送管固定ホルダに前記連結ロッド及び前記ノズル支持ホルダを介して支持されると共に移動自在に設けられるため、電線搬送管に対するノズルの位置決め及びノズルの移動が安定したものとなる。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電線供給装置であって、前記突出形状部は、前記電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部の形状を完全に補い一致する形状を有することを特徴とする。
【0016】
この電線供給装置では、請求項1〜請求項3の発明の作用に加え、新規の電線の先端が電線搬送管とノズルとの連結部分をスムーズに通過する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1〜図6は本発明の一実施形態を示し、図1は電線供給装置の一部破断側面図、図2は電線供給装置の平面図、図3は電線供給装置の正面図、図4はノズルが閉位置にある状態の電線供給装置の一部破断側面図、図5はノズルが開位置にある状態の電線供給装置の一部破断側面図、図6(A)は新規の電線をノズル側まで通す動作を説明する要部の拡大断面図、図6(B)は新規の電線をノズル側まで通し終わった状態を示す要部の拡大断面図である。
【0019】
図1〜図5において、電線供給装置Aは、基端部を中心に回転自在に支持された旋回アーム20を有し、この旋回アーム20の先端に連結板21を介してエアシリンダ(駆動シリンダ)22が設けられている。このエアシリンダ22の上面には搬送管固定ホルダ23が固定され、この搬送管固定ホルダ23は、凹部24aを有するホルダ本体24と、このホルダ本体24の上方にボルト25を介して固定され、凹部24aの上方を塞ぐ蓋体26とから構成されている。
【0020】
ホルダ本体24の凹部24aには電線搬送管27の先端部28が配置され、該電線搬送管27の先端部28は蓋体26に押圧されることによって固定されている。電線搬送管27は、先端部28以外の箇所が可撓性チューブとして構成され、旋回アーム20の旋回に追従できるようになっている。電線搬送管27は、内部に電線挿通路27aを有し、基端側より電線挿通路27aに挿入された電線Wを電線送り出し方向(先端側)に案内する。
【0021】
電線搬送管27の先端部28には下方に開口する切欠部28aが設けられ、この切欠部28aに対応するホルダ本体24の箇所には開口部24bが設けられている。この開口部24b内には前記エアシリンダ22のピストンロッド30に固定された電線押圧部31が配置されている。この電線押圧部31はエアシリンダ22のエア駆動により切欠部28a内に進退動自在であり、電線挿通路27aの電線Wを押圧する押圧位置と電線挿通路27aの電線Wの送り出しを許容する待機位置との間で移動できる。つまり、エアシリンダ22及び電線押圧部31によって電線押圧手段29が構成されている。
【0022】
ノズル32は、電線搬送管27の先端側に配置され、ブロック基端部33とこれの先端側に固定された可撓管34とを有し、内部に電線通路32aが設けられている。この電線通路32aは可撓管34の先端が先端開口部32bとされ、この先端開口部32bより電線Wが外部に導き出される。また、ノズル32の電線搬送管27側には突出形状部35が設けられており、この突出形状部35は電線搬送管27の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部28aの形状を完全に補い一致する半円筒形状を有する。即ち、先端部28と突き合わされた突出形状部35とでパイプ状となる。
【0023】
突出形状部35及びブロック基端部33はノズル支持ホルダ36に着脱自在に固定され、このノズル支持ホルダ36には左右一対の連結ロッド37,37の一端側が固定されている。この一対の連結ロッド37,37は図2に示す搬送管固定ホルダ23の一対のガイド孔38,38に挿入されおり、ノズル32はノズル支持ホルダ36及び連結ロッド37を介して搬送管固定ホルダ23に支持されている。また、搬送管固定ホルダ23の各ガイド孔38にガイドされつつ一対の連結ロッド37,37が移動自在に設けられている。この連結ロッド37の移動によってノズル32は、突出形状部35が電線搬送管27の切欠部28aに密着して突き合わさり開口部24bを閉じる閉位置(図4の位置)と、突出形状部35が電線搬送管27の切欠部28aより離間して開口部24bを開く開位置(図5の位置)との間で移動自在である。
【0024】
一対の連結ロッド37,37の他端側は搬送管固定ホルダ23の反対側より突出し、この突出した各他端は単一の垂直ロッド39に固定されている。この垂直ロッド39が連結部40を介してノズル駆動手段であるノズル移動用エアシリンダ41のピストンロッド42に連結されている。つまり、ノズル移動用エアシリンダ41の駆動力によってノズル32が閉位置と開位置との間を移動する。
【0025】
次に、上記構成の作用を説明する。電線Wの品質、サイズ、色替え等のように新規の電線Wをノズル32まで通す場合には、図6(A)に示すように、ノズル32を閉位置に位置させた状態とし、電線搬送管27に挿入された電線Wを電線送り出し方向に搬送し、電線Wの先端が電線搬送管27の切欠部28aに達すると、この切欠部28aがノズル32の突出形状部35に突き合わさって搬送管固定ホルダ23の開口部24bが閉じられていることから電線Wの先端側に屈曲癖や垂れ下がり等があってもノズル32の電線通路32aに案内される。この搬送されて来た電線Wは、図6(A)にて仮想線にて示すように、ノズル32内の電線通路32aを通ってノズル32の先端開口部32bより外部に導き出される。従って、新規の電線Wを電線搬送管27側からノズル32側に確実に送ることができる。
【0026】
また、このように新規の電線Wの挿通作業が終了した後は、図6(B)に示すように、ノズル32を開位置に位置させた状態とすることによって、電線押圧部31の切欠部28aへの進退動が可能となり、電線Wのクランプ及びクランプ解除を自由に行うことができる。端末加工を具体的に説明すると、旋回アーム20が旋回される所定の各回転位置にあって、ノズル32の近接対向位置には各種の加工機が配置され、各種の加工機によってノズル32の先端より導き出された電線Wの先端加工がなされる。この先端加工に際しては、電線押圧部31が押圧位置に位置されて電線Wをクランプし、所定の加工が完了すると電線Wの先端側が所定長さに切断される。この切断された電線Wの先端部分が後の工程に送られる一方で、電線押圧部31が待機位置に位置されてクランプ解除され電線搬送管27の電線Wの先端側を所定長さだけ送り出し電線Wをノズル32より所定の長さだけ導き出す状態とされ、上記動作を繰り返す。つまり、電線供給装置Aは、電線Wの先端側の所定の加工完了毎に順次長尺状の電線Wの先端側をノズル32の先端より所定長さだけ供給する。
【0027】
この実施形態では、ノズル移動用エアシリンダ41の駆動力によりノズル32を閉位置と開位置とに移動できるため、ノズル32の移動が自動ででき、電線Wの自動送りを可能とする。
【0028】
この実施形態では、ノズル32は、搬送管固定ホルダ23にガイドされながら移動される連結ロッド37と、この連結ロッド37に固定されたノズル支持ホルダ36に支持されることによって搬送管固定ホルダ23に連結ロッド37及びノズル支持ホルダ36を介して支持されると共に移動自在に設けられているため、電線搬送管27に対するノズル32の位置決め及びノズル32の移動が安定したものとなる。
【0029】
この実施形態では、突出形状部35は、電線搬送管27の先端側に突き合わせた場合に切欠部28aの形状を完全に補い一致する形状を有するので、新規の電線Wの先端が電線搬送管27とノズル32との連結部分をスムーズに通過するため、より確実に新規の電線を電線搬送管側からノズル側に送ることができる。
【0030】
尚、前記実施形態によれば、突出形状部35は電線搬送管27の切欠部28aを完全に補い一致する形状としたが、閉位置にあって開口部24bを塞ぎ、且つ、電線搬送路27aと電線通路32aとの連結部分に電線Wの移動に支障ある凹形状が出ない形状、つまり、電線搬送管27の切欠部28aをほぼ補う形状であれば良い。また、ノズル32は、搬送管固定ホルダ23に連結ロッド37とノズル支持ホルダ36とを介して支持したが、搬送管固定ホルダ23に支持することなく移動自在に構成しても良い。さらに、ノズル駆動手段はノズル移動用エアシリンダ41にて構成したが、連結ロッド37を前後方向に移動する駆動力を発生するものであれば良い。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ノズルの電線搬送管側に、電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に切欠部の形状をほぼ補う突出形状部を設け、この突出形状部が電線搬送管の切欠部に密着して突き合わさり開口部を閉じる閉位置と、突出形状部が電線搬送管の切欠部より離間して開口部を開く開位置との間でノズルを移動自在に設けたので、電線の品質、サイズ、色替え等のように新規の電線をノズルまで通す場合には、ノズルを閉位置に位置させた状態とし、電線搬送管に挿入された電線を電線送り出し方向に搬送し、電線の先端が電線搬送管の切欠部に達すると、この切欠部がノズルの突出形状部に突き合わさって搬送管固定ホルダの開口部が閉じられていることから電線の先端側に屈曲癖や垂れ下がり等があってもノズルの電線通路に案内され、また、このように新規の電線の挿通作業が終了した後は、ノズルを開位置に位置させた状態とすることによって、電線押圧部の切欠部への進退動が可能となり、電線のクランプ及びクランプ解除を自由に行うことができるため、新規の電線を電線搬送管側からノズル側に確実に送ることができる。
【0032】
請求項2の発明によれば、請求項1記載の電線供給装置であって、前記ノズルは閉位置と開位置との間をノズル駆動手段の駆動力によって移動するので、請求項1の発明の効果に加え、ノズル駆動手段の駆動力によりノズルを閉位置と開位置とに移動できるため、ノズルの移動が自動ででき、電線の自動送りを可能とする。
【0033】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の電線供給装置であって、ノズルは、前記搬送管固定ホルダにガイドされながら移動される連結ロッドと、この連結ロッドに固定されたノズル支持ホルダに支持されたので、請求項1又は請求項2の発明の効果に加えることによって前記搬送管固定ホルダに前記連結ロッド及び前記ノズル支持ホルダを介して支持されると共に移動自在に設けられるため、電線搬送管に対するノズルの位置決め及びノズルの移動が安定したものとなる。
【0034】
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電線供給装置であって、前記突出形状部は、前記電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部の形状を完全に補い一致する形状を有するので、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、新規の電線の先端が電線搬送管とノズルとの連結部分をスムーズに通過するため、より確実に新規の電線を電線搬送管側からノズル側に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、電線供給装置の一部破断の要部側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、電線供給装置の要部の平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、電線供給装置の正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、ノズルが閉位置にある状態の電線供給装置の一部破断の要部側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、ノズルが開位置にある状態の電線供給装置の一部破断の要部側面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、(A)は新規の電線をノズル側まで通す動作を説明する要部拡大断面図、(B)は新規の電線をノズル側まで通し終わった状態を示す要部拡大断面図である。
【図7】先行技術の電線供給装置の要部の斜視図である。
【図8】先行技術の電線供給装置の要部の断面図である。
【符号の説明】
A 電線供給装置
W 電線
23 搬送管固定ホルダ
24b 開口部
27 電線搬送管
27a 電線挿通路
28a 切欠部
29 電線押圧手段
31 電線押圧部
32 ノズル
32a 電線通路
32b 先端開口部
35 突出形状部
36 ノズル支持ガイド
37 連結ロッド
41 ノズル移動用エアシリンダ(ノズル駆動手段)
Claims (4)
- 内部の電線挿通路に挿入された電線を電線送り出し方向に案内し、先端側に切欠部を有する電線搬送管と、この電線搬送管の先端側に配置され、該電線搬送管から送り出される電線を内部の電線通路を介して先端開口部より外部に案内するノズルと、前記電線搬送管の先端側を固定すると共に前記電線搬送管の前記切欠部に対応する箇所に開口する開口部を有する搬送管固定ホルダと、前記開口部より前記切欠部内に進退動自在な電線押圧部を有し、この電線押圧部を前記電線挿通路の前記電線を押圧する押圧位置と前記電線挿通路の前記電線の送り出しを許容する待機位置との間で移動する電線押圧手段とを備えた電線供給装置において、
前記ノズルの前記電線搬送管側に、前記電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部の形状をほぼ補う突出形状部を設け、この突出形状部が前記電線搬送管の前記切欠部に密着して突き合わさり前記開口部を閉じる閉位置と、前記突出形状部が前記電線搬送管の前記切欠部より離間して前記開口部を開く開位置との間で前記ノズルを移動自在に設けたことを特徴とする電線供給装置。 - 請求項1記載の電線供給装置であって、
前記ノズルは、閉位置と開位置との間をノズル駆動手段の駆動力によって移動することを特徴とする電線供給装置。 - 請求項1又は請求項2記載の電線供給装置であって、
前記ノズルは、前記搬送管固定ホルダにガイドされながら移動される連結ロッドと、この連結ロッドに固定されたノズル支持ホルダに支持されたことを特徴とする電線供給装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電線供給装置であって、
前記突出形状部は、前記電線搬送管の先端側に突き合わせた場合に前記切欠部の形状を完全に補い一致する形状を有することを特徴とする電線供給装置。
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